JP2003033588A - 表皮材の引き込み構造 - Google Patents

表皮材の引き込み構造

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JP2003033588A
JP2003033588A JP2001221781A JP2001221781A JP2003033588A JP 2003033588 A JP2003033588 A JP 2003033588A JP 2001221781 A JP2001221781 A JP 2001221781A JP 2001221781 A JP2001221781 A JP 2001221781A JP 2003033588 A JP2003033588 A JP 2003033588A
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Keiko Takada
田 敬 子 高
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 表皮材の引き込み部を、きわめて簡単な構造
で、しかも単純な作業により、弯曲形状の形成が容易で
高品質の引き込み状態を体裁よく得る。縫製作業を削減
する。部品点数を減少させる。表皮材の皺等の発生を防
止する。 【解決手段】 引き部材21を表皮材15の引き込み個
所に縫着される縫着部23aと、縫着部23aの上部に
形成された玉縁部23bとを有する玉縁23から形成す
る。玉縁23に透孔24aを有する係止部24を形成す
る。透孔24aを有する係止部24を表皮材15の引き
込み箇所の上部に配置し、係止部24の透孔24aにピ
ン26を挿通係止する。ピン26の先端を表皮材15の
表面側からパッド材13の内側に引き込む。引き部材2
1の玉縁23の長手方向に透孔24aを有する係止部2
4を複数形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用シート等の
シートクッションやシートバックにおける表皮材の引き
込み構造に関し、更に詳細に説明すると、表皮材の引き
込み箇所に引き部材を設け、この引き部材の先端側をパ
ッド材に形成された引き部用凹溝に挿入し、前記表皮材
の引き込み箇所をパッド材内側に引き込むようになされ
た表皮材の引き込み構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図8乃至図10に示す如く、例えば自動
車等に搭載される車両用シートのシートバック1は、一
般に、シートフレーム、図9に示すパッド材3及びその
周囲に被覆される図10に示す表皮材5によって構成さ
れている。またシートバック1の表皮材5はシートバッ
ク1の背面も被覆する被せタイプのものが存在する。
【0003】ところで、上述したシートバック1におい
て、図8から明らかなように、車両用シートの着座面の
適宜の位置には、該着座面にデザイン上からのアクセン
トを付けて、車両用シートのシートバック1の外観を体
裁のよいものとしたりする等の理由から、表皮材5を引
き込むことによって形成したスリット状部分からなる引
き部7が適宜の位置に形成されている。尚、ピンにより
表皮材5を引き込む場合には点引きとなり、線状の引き
部を得ることはできない。
【0004】このような表皮材5の引き込みによる線状
の引き部7は、図9及び図10から明らかなように、表
皮材5の裏面側の一部に、引き袋6の一端を縫製等によ
り固着し、且つ引き袋6の先端に設けた引き用ワイヤ6
aを、パッド材3に形成された引き部用透孔に3aに挿
入し、シートバック1のパッド材3内部に配設されてい
るインサートワイヤー等からなるばね材3bまたはシー
トフレーム側のS字状ばね等にホックリング等で連結
し、シート内側に引き込むことによって形成されてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】然し乍ら、上述した従
来の表皮材の引き込み構造にあっては、表皮材5の被せ
タイプのシートでは横引き処理しかできず、表皮材5の
引きの設定に制約があり、自由度が少ない欠点を有して
いた。また引き袋6の縫製作業が必要で作業性を向上さ
せることができず、引き袋6や引き用ワイヤ6a及びイ
ンサートワイヤー等からなるばね材3b、更にホックリ
ング等を始めとして組付部品点数が多く、しかもホック
リング等を止めるためにはホックリンガーと呼ばれる専
用の工具を必要とし、ホックリンガーが重く、縫製作業
や組付作業が煩雑となるばかりでなく、シートを分解
し、再生利用する際にもこの専用の工具が必要で、煩雑
さが避けられないものであった。
【0006】更に、引き袋6や引き用ワイヤ6aを用い
る場合には、設計後にデザインの変更ができず、引き部
による弯曲形状の形成には引き袋6や引き用ワイヤ6a
を弯曲形成しなければならず作業が煩雑となる欠点を有
し、複数の異なるデザインを簡易迅速に得ることができ
ず、デザイン性を向上させることができないものであっ
た。またシート内部に配設されているインサートワイヤ
ー等からなるばね材3bとオームクリップやシートフレ
ームとの間での干渉音が生じることを避けられないもの
で、異音の防止対策を講じることが望まれている。
【0007】また上述したホックリンガーを必要とする
ことから、パッド材に該ホックリンガーが入り込むスペ
ースを要し、このためシートアッセンブリが穴抜き形状
となり、またオームクリップが適宜の間隔で固着される
ので、オームクリップの中間位置の表皮材5に変形が発
生し、表皮材5に皺等を発生させる虞れを有し、見栄え
外観を悪化させる問題があった。
【0008】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、シートクッションやシートバックの表皮材
の引き込み部を、きわめて簡単な構造で、しかも単純な
作業により、弯曲形状の形成が容易で高品質の引き込み
状態を体裁よく得ることが可能となり、縫製作業を削減
することができ、部品点数を減少させることができ、表
皮材に皺等を発生させる虞れがなく、干渉音が生じる虞
れがなく、作業性及び経済性に優れた表皮材の引き込み
構造を得ることを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】このような要請に応える
ために本発明の請求項1に係る表皮材の引き込み構造
は、表皮材の引き込み箇所に引き部材を設け、この引き
部材の先端側をパッド材に形成された引き部用凹溝に挿
入し、前記表皮材の引き込み箇所をパッド材の内側に引
き込むようになされた表皮材の引き込み構造において、
前記引き部材は玉縁を有し、該玉縁は表皮材の引き込み
箇所に縫着される縫着部と、該縫着部の上部に形成され
た玉縁部とを有すると共に、透孔を有する係止部が形成
され、該透孔を有する係止部が表皮材の引き込み箇所の
上部に位置し、該係止部の透孔にピンが挿通係止され、
該ピンの先端が表皮材の表面側からパッド材の内側に引
き込まれることを特徴とする。
【0010】本発明の請求項2に係る表皮材の引き込み
構造は、前記引き部材の玉縁の長手方向に透孔を有する
係止部が複数形成されていることを特徴とする。
【0011】本発明の請求項3に係る表皮材の引き込み
構造は、表皮材の引き込み箇所に引き部材を設け、この
引き部材の先端側をパッド材に形成された引き部用凹溝
に挿入し、前記表皮材の引き込み箇所をパッド材の内側
に引き込むようになされた表皮材の引き込み構造におい
て、前記引き部材は玉縁を有し、該玉縁は表皮材の引き
込み箇所に縫着される縫着部と、該縫着部の上部に形成
された玉縁部とを有すると共に、表皮材の引き込み箇所
の両端部から外方に延設された延設部が形成され、該延
設部の先端に一対の係止部が夫々形成され、前記延設部
の先端の一対の係止部が夫々表皮材の表面側からパッド
材の内側に引き込まれ、パッド材の裏面側で前記一対の
係止部が相互に係止されることを特徴とする。
【0012】本発明の請求項4に係る表皮材の引き込み
構造は、請求項3において、前記延設部の先端に夫々形
成された一対の係止部の一方に係止穴が、他方に一方の
係止穴に挿入係止される係止片が形成され、前記延設部
の先端の一対の係止部が夫々表皮材の表面側からパッド
材の内側に引き込まれ、パッド材の裏面側で前記係止部
の一方の係止穴に他方の係止片が挿入係止されることを
特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】図1乃至図3は本発明に係る表皮
材の引き込み構造の実施の形態を夫々示し、図1はシー
トバックの斜視図、図2は表皮材の引き込み構造を示す
斜視図、図3は表皮材の引き込み構造を示す断面図であ
る。また本実施の形態ではシートバックに本発明を適用
した場合として説明するがシートクッションにも同様に
適用することができるものである。
【0014】図1乃至図3に示す如く、シートバック1
1は図示を省略したシートフレームに取付けられるパッ
ド材13及びその周囲に被覆される表皮材15によって
構成されている。前記パッド材13には複数の引き部用
透孔17が設けられ、またこれらの引き部用透孔17と
対向する表皮材15には複数の透孔19が夫々穿設され
ている。
【0015】図2及び図3に示す如く、引き部20を形
成する引き部材21は表皮材15の表面側の引き込み箇
所の透孔19よりパッド材13の引き部用透孔17の裏
面側に挿入される。引き部材21はP.P,ABS樹脂
等の合成樹脂成形品より形成されている。
【0016】前記引き部材21は玉縁23を有し、この
玉縁23は表皮材15の引き込み箇所の長手方向に沿っ
て縫着される下端に波形の形成された縫着部23aと、
この縫着部23aの上部に形成された長手方向に延びる
断面略円形状の玉縁部23bとを有すると共に、両端部
に透孔24aを有する係止部24が夫々形成されてい
る。尚、係止部24は玉縁23の端部に限定されるもの
ではなく、玉縁23の長手方向の途中に形成することも
できる。
【0017】前記透孔24aを有する係止部24が表皮
材15の引き込み箇所の上部に位置し、この係止部24
の透孔24aにピン26が挿通係止される。このピン2
6は合成樹脂材から成形された頭部26aと先端の楔状
突起26bとを有し、ピン26の楔状突起26bの先端
が表皮材15の透孔19よりパッド材13の引き部用透
孔17に差し込まれる。頭部26aが表皮材15の表面
側に位置する。
【0018】前記ピン26の頭部26aを表皮材で被覆
し、またはシボ処理等を施すことができる。また前記楔
状突起26bの先端は軟質合成樹脂材から形成され、軟
質部26cが一体に形成されている。楔状突起26bの
軟質部26cの先端がフレームやワイヤー等に当接して
も干渉音を防止することができる。
【0019】前記引き部材21は複数設けられており、
図1に示す如く、シートバック11の中央の横方向に延
びる引き部材21の玉縁23は本実施の形態ではR形状
に弯曲して形成され、表皮材15に弯曲形状の引き込み
形状が形成されている。尚、玉縁23の形状は図示のも
のに限定さるものではなく、また玉縁23の数及び配設
位置も図示のものに限定されるものではなく、縦及び横
方向に直線状に配設することもできる。
【0020】図4乃至図7には、本発明の異なる実施の
形態が夫々示されており、前述せる実施の形態で示した
構成と対応する部分には同一符号を付してこれ以上の詳
細説明はこれを省略するも、図7に示す如く、引き部材
21の玉縁23の表皮材15の引き込み箇所の両端部か
ら外方に延設された延設部31,32が形成され、この
延設部31,32の先端に一対の係止部35,36が夫
々形成されている。
【0021】前記延設部31,32の先端の一対の係止
部35,36が夫々表皮材15の透孔19よりパッド材
13の引き部用透孔17に引き込まれ、パッド材13の
裏面側で前記一対の係止部35,36が相互に係止され
るものである。
【0022】前記延設部31,32の先端に夫々形成さ
れた一対の係止部35,36の一方の係止部35に係止
穴35aが、他方の係止部36に一方の係止穴35aに
挿入係止される係止片36aが夫々形成され、前記延設
部31,32の先端の一対の係止部35,36がパッド
材13の裏面側で前記一方の係止部35の係止穴35a
に他方の係止部36の係止片36aが挿入係止される。
【0023】斯る構成によれば、パッド材13の引き部
用透孔17に対応する表皮材15の縫製部に玉縁23の
縫着部23aを一体に縫着し、係止部24の透孔24a
にピン26を挿通係止するか、または延設部31,32
の先端の一対の係止部35,36がパッド材13の裏面
側で前記一方の係止部35の係止穴35aに他方の係止
部36の係止片36aを挿入係止することにより、引き
部材21による引き部20を形成することができる。
【0024】尚、本発明は上述した実施の形態に限定さ
れず、玉縁23及びピン26の頭部26a,楔状突起2
6b及び係止部35,36の形状は図示のものに限定さ
れず、必要に応じて適宜変形、変更することは自由で、
種々の変形例が考えられよう。また、上述した実施の形
態では、車両用シートのシートバック11を例示した
が、これに限定されるものでもなく、種々のシートにお
いて、着座面の表皮材15に引き部20を形成する場合
に適用して効果を発揮し得るものである。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
に記載の表皮材の引き込み構造によれば、引き部材は玉
縁を有し、該玉縁は表皮材の引き込み箇所に縫着される
縫着部と、該縫着部の上部に形成された玉縁部とを有す
ると共に、透孔を有する係止部が形成され、該透孔を有
する係止部が表皮材の引き込み箇所の上部に位置し、該
係止部の透孔にピンが挿通係止され、該ピンの先端が表
皮材の表面側からパッド材の内側に引き込まれるので、
シートクッションやシートバックの表皮材の引き込み部
を、きわめて簡単な構造で、しかも単純な作業により、
弯曲形状の形成が容易で高品質の引き込み状態を体裁よ
く得ることが可能となり、縫製作業を削減することがで
き、部品点数を減少させることができ、表皮材に皺等を
発生させる虞れがなく、干渉音が生じる虞れがなく、作
業性及び経済性に優れた表皮材の引き込み構造を得るこ
とができる。
【0026】また本発明の請求項2に記載の表皮材の引
き込み構造によれば、前記引き部材の玉縁の長手方向に
透孔を有する係止部が複数形成されているので、表皮材
の引き込み部を、きわめて簡単な構造で、しかも単純な
作業により、高品質の引き込み状態を体裁よく得ること
が可能となり、縫製作業を削減することができ、部品点
数を減少させることができ、表皮材に皺等を発生させる
虞れがなく、干渉音が生じる虞れのない表皮材の引き込
み構造を得ることができる。
【0027】また本発明の請求項3に記載の表皮材の引
き込み構造によれば、引き部材は玉縁を有し、該玉縁は
表皮材の引き込み箇所に縫着される縫着部と、該縫着部
の上部に形成された玉縁部とを有すると共に、表皮材の
引き込み箇所の両端部から外方に延設された延設部が形
成され、該延設部の先端に一対の係止部が夫々形成さ
れ、前記延設部の先端の一対の係止部が夫々表皮材の表
面側からパッド材の内側に引き込まれ、パッド材の裏面
側で前記一対の係止部が相互に係止されるので、シート
クッションやシートバックの表皮材の引き込み部を、き
わめて簡単な構造で、しかも単純な作業により、弯曲形
状の形成が容易で高品質の引き込み状態を体裁よく得る
ことが可能となり、縫製作業を削減することができ、部
品点数を減少させることができ、表皮材に皺等を発生さ
せる虞れがなく、干渉音が生じる虞れがなく、作業性及
び経済性に優れた表皮材の引き込み構造を得ることがで
きる。
【0028】また本発明の請求項4に記載の表皮材の引
き込み構造によれば、前記延設部の先端に夫々形成され
た一対の係止部の一方に係止穴が、他方に一方の係止穴
に挿入係止される係止片が形成され、前記延設部の先端
の一対の係止部が夫々表皮材の表面側からパッド材の内
側に引き込まれ、パッド材の裏面側で前記係止部の一方
の係止穴に他方の係止片が挿入係止されるので、シート
クッションやシートバックの表皮材の引き込み部を、き
わめて簡単な構造で、しかも単純な作業により、弯曲形
状の形成が容易で高品質の引き込み状態を体裁よく得る
ことが可能となり、縫製作業を削減することができ、部
品点数を減少させることができ、表皮材に皺等を発生さ
せる虞れがなく、干渉音が生じる虞れがなく、作業性及
び経済性に優れた表皮材の引き込み構造を得ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る表皮材の引き込み構造を車両用シ
ートのシートバックに適用した外観を示す斜視図。
【図2】本発明に係る表皮材の引き込み構造の斜視図。
【図3】本発明に係る表皮材の引き込み構造の断面図。
【図4】本発明に係る表皮材の引き込み構造の異なる実
施の形態のシートバックの正面図。
【図5】本発明に係る表皮材の引き込み構造の異なる実
施の形態の斜視図。
【図6】本発明に係る表皮材の引き込み構造の異なる実
施の形態を示すもので、(a)は図4のA−A線の断面
図、(b)は図4のB−B線の断面図。
【図7】本発明に係る表皮材の引き込み構造の引き部材
の正面図。
【図8】従来の表皮材の引き込み構造のシートバックの
斜視図。
【図9】従来の表皮材の引き込み構造のシートバックの
パッド材の正面図。
【図10】従来の表皮材の引き込み構造のシートバック
の表皮材の裏面側の斜視図。
【符号の説明】
11 シートバック 13 パッド材 15 表皮材 17 引き部用透孔 19 透孔 20 引き部 21 引き部材 23 玉縁 23a 縫着部 23b 玉縁部 24 係止部 24a 透孔 26 ピン 26a 頭部 26b 楔状突起 26c 軟質部 31 延設部 32 延設部 35 係止部 35a 係止穴 36 係止部 36a 係止片

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表皮材の引き込み箇所に引き部材を設
    け、この引き部材の先端側をパッド材に形成された引き
    部用凹溝に挿入し、前記表皮材の引き込み箇所をパッド
    材の内側に引き込むようになされた表皮材の引き込み構
    造において、 前記引き部材は玉縁を有し、該玉縁は表皮材の引き込み
    箇所に縫着される縫着部と、該縫着部の上部に形成され
    た玉縁部とを有すると共に、透孔を有する係止部が形成
    され、該透孔を有する係止部が表皮材の引き込み箇所の
    上部に位置し、該係止部の透孔にピンが挿通係止され、
    該ピンの先端が表皮材の表面側からパッド材の内側に引
    き込まれることを特徴とする表皮材の引き込み構造。
  2. 【請求項2】 前記引き部材の玉縁の長手方向に透孔を
    有する係止部が複数形成されていることを特徴とする請
    求項1に記載の表皮材の引き込み構造。
  3. 【請求項3】 表皮材の引き込み箇所に引き部材を設
    け、この引き部材の先端側をパッド材に形成された引き
    部用凹溝に挿入し、前記表皮材の引き込み箇所をパッド
    材の内側に引き込むようになされた表皮材の引き込み構
    造において、 前記引き部材は玉縁を有し、該玉縁は表皮材の引き込み
    箇所に縫着される縫着部と、該縫着部の上部に形成され
    た玉縁部とを有すると共に、表皮材の引き込み箇所の両
    端部から外方に延設された延設部が形成され、該延設部
    の先端に一対の係止部が夫々形成され、前記延設部の先
    端の一対の係止部が夫々表皮材の表面側からパッド材の
    内側に引き込まれ、パッド材の裏面側で前記一対の係止
    部が相互に係止されることを特徴とする表皮材の引き込
    み構造。
  4. 【請求項4】 前記延設部の先端に夫々形成された一対
    の係止部の一方に係止穴が、他方に一方の係止穴に挿入
    係止される係止片が形成され、前記延設部の先端の一対
    の係止部が夫々表皮材の表面側からパッド材の内側に引
    き込まれ、パッド材の裏面側で前記係止部の一方の係止
    穴に他方の係止片が挿入係止されることを特徴とする請
    求項3に記載の表皮材の引き込み構造。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008228794A (ja) * 2007-03-16 2008-10-02 Bridgestone Corp 車両用シートパッド
DE102009006986A1 (de) * 2009-01-31 2010-08-05 Volkswagen Ag Bezugsabheftung

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