JP2003033335A - 血糖値測定装置 - Google Patents
血糖値測定装置Info
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Abstract
一定時間毎に血糖値の測定が行える血糖値測定装置を提
供する。 【解決手段】 本体11と、この本体11を腕に装着さ
せるリストバンド12とを備えた血糖値測定装置10で
あって、本体11の裏面に2つの電極を設け、時計と、
この時計の時間に基づいて一定時間毎に電極13、14
間に電流を流して血糖値を測定する測定手段と、この測
定手段によって測定された測定データを記憶するメモリ
と、このメモリに記憶された測定データを表示する表示
器17とを本体11に設けた。
Description
の血糖値を測定する血糖値測定装置に関する。
を採取し、この採取した血液から血糖値を求めている。
糖値測定装置にあっては、生体から血液を採取しなけれ
ばならず、このため被検者に不快感を与えてしまう問題
があった。また、定期的に測定する場合には、被検者は
日にちや時間を意識しなければならず、非常に面倒であ
る。特に1日のうち何回も行う一定時間毎の測定の場合
には被検者に無理な負担が掛かり、実質的に不可能であ
った。
ので有り、その目的は、被検者が意識せずにしかも不快
感を与えずに一定時間毎に血糖値の測定が行える血糖値
測定装置を提供することにある。
と、この本体を人体に装着させるバンドとを備えた血糖
値測定装置であって、前記本体の裏面またはバンドの裏
面に複数の電極を設け、タイマと、このタイマの計時時
間に基づいて一定時間毎に前記電極間に電流を流して血
糖値を測定する測定手段と、この測定手段によって測定
された測定データを記憶するメモリと、このメモリに記
憶された測定データを出力する出力手段とを前記本体に
設けたことを特徴とする。
本体に設けられ前記メモリに記憶された測定データを表
示する表示手段であることを特徴とする。
リに記憶された測定データを送信する通信手段であるこ
とを特徴とする。
ることを特徴とする。
データとを比較してその差が所定以下のとき警告を行う
ことを特徴とする。
データとのピーク値を比較し、その差が所定値を越えた
とき警告を行うことを特徴とする。
から所定時間経過した際のその基準データの基準値と、
前記測定データのピーク値から所定時間経過した際の測
定値とを比較し、その測定値が基準値から所定値を越え
たとき警告を行うことを特徴とする。
装置の実施形態を図面に基づいて説明する。
の血糖値測定装置であり、この血糖値測定装置10は、
本体11と、この本体11を腕に装着させるリストバン
ド12とを備えている。本体11の裏面には互いに所定
距離離間した2つの電極13、14が設けられており、
本体11の表面(上面)11Aの一端には開閉可能な蓋
15が装着されている。
蔵された時計22(図3参照)の時間を表示する表示器
16と、測定した血糖値を表示する表示器(表示手段:
出力手段)17と、点滅して警告表示する警告表示器1
8と、操作部19とが設けられている。操作部19に
は、各種の操作を行う操作スイッチS1〜Snが設けら
れている。表示器16には、内蔵された時計22の時間
が表示されるので、通常腕時計として使用することがで
きる。
示手段:出力手段)20が設けられており、この表示器
20は後述するメモリに記憶された測定データ(血糖
値)を図4に示すように測定グラフG1にして表示する
とともに、基準データである境界型の基準グラフG2を
表示するようになっている。正常の人であれば血糖値の
変化はグラフG1に示すようになるが、糖尿病に近づく
と基準グラフG2のようになっていく。
成を示したブロック図である。図3において、21は電
極13、14間に電流を流してその電極13、14間に
流れる電流値から血糖値を測定する血糖値測定手段であ
り、この血糖値測定手段21は特開平11−34212
3号公報や特表平11−505452号公報に記載され
ているものと同一であるので、その説明は省略する。2
2は内蔵された時計(タイマ)、23は血糖値測定手段
21によって測定された測定データを記憶するメモリ、
24はメモリ23に記憶された測定データを転送する通
信手段(出力手段)である。
置であり、この制御装置30は、操作部19の操作スイ
ッチS1〜Snの操作などに基づいて血糖値測定手段2
1、表示器16〜18、通信手段24などを制御するよ
うになっている。そして、血糖値測定手段21、メモリ
22、通信手段24などは本体11内に設けられてい
る。
装置10の動作を説明する。
を腕に装着する。この装着により本体11の裏面に設け
られた電極13、14は腕の皮膚に接触することにな
る。
チSを操作して測定開始時間や何分ごとに測定を行うか
等を設定する。そしてスタートスイッチSを操作して蓋
15を閉じる。
糖値測定手段21を動作させる。血糖値測定手段21は
電極13、14間に電流を流して血糖値の測定を行う。
この測定によって得られた血糖値(測定値)はメモリ2
3に記憶されるとともに、その測定値は表示器17に表
示される。
置30は血糖値測定手段21を動作させて血糖値の測定
を行っていき、その測定した血糖値がメモリ23に記憶
されていく。このメモリ23に記憶された最新の血糖値
が表示器17に表示される。また、制御装置30はメモ
リ23に記憶された血糖値に基づいて、図4に示すよう
にグラフG1を作成して表示器20に表示していく。
に表示されている最新の血糖値と、表示器20に表示さ
れているグラフG1、G2等を見ることができ、基準グ
ラフG2に近づいているか否かが一目で分かる。また、
グラフG1から血糖値の計時変化が一目で分かることに
なる。
所定以下になると、制御装置30は表示器18を点滅さ
せて警告を発し、食事の取り過ぎや運動不足であること
を知らせることになる。
測定グラフG1として示す測定データと基準グラフG2
として示す基準データとのピーク値PP1とPR1(P
P2とPR2、PP3とPR3)を比較し、その差が所
定値を越えたとき、制御装置30が表示器18を点滅さ
せて警告を行うこととなる。被検者はこの異常通知によ
って血糖値の異常を知り、表示器20を見ることで、糖
尿病型への接近を知ることができる。
のデータのピーク時から所定時間T1経過した際のその
基準データの基準値PC1、PC2、PC3と、測定グ
ラフG1のデータのピーク値から所定時間T1経過した
際の測定値PM1、PM2、PM3を比較し、その測定
値PM1(PM2、PM3)が基準値PC1(PC2、
PC3)から所定値を越えたとき制御装置30が表示器
18を点滅させて警告を行うようにしてもよい。被検者
はこの警告を見て、異常を知り、表示器20を見ること
により、糖尿病の一症状である食後の血糖値の下降時間
が長くかかるというものを発見することができる。
帯電話に転送するには、図示しないコードで本体11と
携帯電話とを接続する。そして、操作スイッチSを操作
するとメモリ23に記憶されたデータが読み出され、こ
のデータが通信手段24によって携帯電話に転送され
る。携帯電話に転送されたデータはその携帯電話により
例えば病院等に送信することができることになる。この
送信により、通院しなくても医師が血糖値の計時変化を
把握することができ、医師から適切なアドバイスを受け
ることができる。
体11を腕に装着しているだけで、設定した時間毎に電
極13、14間に電流が流れて血糖値が自動的に測定さ
れていくので、生体から血液を採血する必要が無く、こ
のため被検者に不快感を与えてしまうことがない。しか
も、設定した時間毎に自動的に血糖値が測定されていく
ことにより、被検者は血糖値を測定する時間を意識する
必要が無く、自宅で測定することができ、被検者に無理
な負担を掛けてしまうことがない。さらに、1日のうち
何回も自動的に測定することができるので、被検者に負
担を掛けずに血糖値の経時変化を見ることができる。
の電極13、14を設けているが、リストバンド12の
裏面に設けても良い。また、表示器20を蓋15の裏面
に設けているが、本体11の表面11Aを設け、操作部
19を蓋15の裏面に設けてもよい。
定装置10について説明したが、他の人体の部分に装着
するようにしてもよい。
よれば、本体と、この本体を人体に装着させるバンドと
を備えた血糖値測定装置であって、前記本体の裏面また
はバンドの裏面に複数の電極を設け、タイマと、このタ
イマの計時時間に基づいて一定時間毎に前記電極間に電
流を流して血糖値を測定する測定手段と、この測定手段
によって測定された測定データを記憶するメモリと、こ
のメモリに記憶された測定データを出力する出力手段と
を前記本体に設けたものであるから、生体から血液を採
取する必要がなく、このため被検者に不快感を与えてし
まうことがない。しかも、設定した一定時間毎に自動的
に血糖値が測定されていくことにより、被検者は血糖値
を測定する時間を意識する必要がなく、自宅で測定する
ことができ、被検者に無理な負担を掛けてしまうことが
ない。
体に設けられたメモリに記憶された測定データを表示す
る表示手段であるから、被検者は血糖値の経時変化を見
ることができる。
モリに記憶された測定データを送信する通信手段である
から、他の装置へ測定データを転送することができる。
あるから、専用のタイマを設ける必要がない。
準データとを比較してその差が所定以下のとき警告を行
うものであるから、被検者に食事の取り過ぎや運動不足
であることを知らせることができる。
準データとのピーク値を比較し、その差が所定値を越え
たとき、警告を行うこととしたため、被検者はこの異常
通知によって血糖値の異常を知り、糖尿病型への接近を
知ることができる。
ーク時から所定時間経過した際のその基準データの基準
値と、測定データのピーク値から上記所定時間経過した
際の測定値とを比較し、その測定値が基準値から所定値
を越えたとき警告を行うことになる。被検者はこの警告
を見て、異常を知り、糖尿病の一症状である食後の血糖
値の下降時間が長くかかるというものを発見することが
できることとなる。
図である。
す説明図である。
ック図である。
説明図である。
Claims (7)
- 【請求項1】 本体と、この本体を人体に装着させるバ
ンドとを備えた血糖値測定装置であって、 前記本体の裏面またはバンドの裏面に複数の電極を設
け、 タイマと、このタイマの計時時間に基づいて一定時間毎
に前記電極間に電流を流して血糖値を測定する測定手段
と、この測定手段によって測定された測定データを記憶
するメモリと、このメモリに記憶された測定データを出
力する出力手段とを前記本体に設けたことを特徴とする
血糖値測定装置。 - 【請求項2】 前記出力手段は、前記本体に設けられ前
記メモリに記憶された測定データを表示する表示手段で
あることを特徴とする請求項1に記載の血糖値測定装
置。 - 【請求項3】 前記出力手段は、メモリに記憶された測
定データを送信する通信手段であることを特徴とする請
求項1に記載の血糖値測定装置。 - 【請求項4】 前記タイマは時計であることを特徴とす
る請求項1ないし請求項3のいずれか1つに記載の血糖
値測定装置。 - 【請求項5】 前記測定データと基準データとを比較し
てその差が所定以下のとき警告を行うことを特徴とする
請求項1ないし4のいずれか1つに記載の血糖値測定装
置。 - 【請求項6】 前記測定データと基準データとのピーク
値を比較し、その差が所定値を越えたとき警告を行うこ
とを特徴とする請求項5に記載の血糖値測定装置。 - 【請求項7】 基準データのピーク時から所定時間経過
した際のその基準データの基準値と、前記測定データの
ピーク値から所定時間経過した際の測定値とを比較し、
その測定値が基準値から所定値を越えたとき警告を行う
ことを特徴とする請求項5に記載の血糖値測定装置。
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- 2001-11-27 JP JP2001360428A patent/JP3768435B2/ja not_active Expired - Fee Related
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