JP2003033052A - 超音波モータ装置 - Google Patents

超音波モータ装置

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JP2003033052A
JP2003033052A JP2001209823A JP2001209823A JP2003033052A JP 2003033052 A JP2003033052 A JP 2003033052A JP 2001209823 A JP2001209823 A JP 2001209823A JP 2001209823 A JP2001209823 A JP 2001209823A JP 2003033052 A JP2003033052 A JP 2003033052A
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rotor
rotation
ultrasonic motor
detection signal
stator
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JP2001209823A
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Kiyoshi Hosono
喜代司 細野
Tadahisa Koga
忠尚 古賀
Hiroshi Miyazaki
浩 宮崎
Masakazu Hanashima
正和 花島
Kiyoshi Toma
清 當摩
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Nidec Copal Corp
Original Assignee
Nidec Copal Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回転トルクの損失がなく且つ高精度で回転数
検出を行ない、超音波モータの動作の安定化及び高精度
化を図る。 【解決手段】 超音波モータ装置は、円筒形状の圧電素
子からなり円筒端面に回転駆動力を発生するステータ及
び円筒端面に対して摺動的に圧接して該回転駆動力によ
り回転運動を行なうロータ2からなる超音波モータ10
0と、ステータに駆動信号を印加してロータ2の回転を
制御する制御回路170とを備えている。ロータ2の外
周面に沿ってパタン23が形成されている、ロータ2の
外周面に光学センサ25が対向配置されており、通過す
るパタン23を光学的に検出してロータ2の回転に応じ
た検出信号を逐次出力する。制御回路170は検出信号
に応じて駆動信号を出力しロータ2の回転を直接制御す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は超音波モータ装置に
関する。より詳しくは、超音波モータの回転制御技術に
関する。
【0002】
【従来の技術】超音波モータ(ピエゾモータ)は、その
振動子の重心固定の対称励振モードである定在波型モー
タと進行波型モータの2種類と、さらに振動子である円
板又は円筒を例えば4分割し左右の振幅が逆になる非対
称モードにより励振することで重心が中心の周りを回転
移動し、円の外周がフラフープのように偏心する電歪公
転子型モータとが知られている。こうした超音波モータ
(以下ピエゾモータとも言う)は、ステータとなる圧電
素子に高周波の交流電圧を印加して、約20kHz以上
の超音波振動を発生させることにより、ステータに圧接
されたロータを回転駆動させている。この種のピエゾモ
ータは、構造が簡単で小型軽量化に適するとともに、低
速回転時でも高いトルクが得られる上、駆動音も少なく
静かであるという利点を有している。特に後者の電歪公
転子型モータは、特開平10−272420号公報に示
されているように、円筒状公転子の径および周方向に加
えて軸方向のモードも結合させた3D公転トルク発生子
として利用できるという特長を有している。又、この様
な超音波モータに駆動信号を印加してその動作を制御す
る制御回路が、例えば特開平11−146258号公報
に開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】超音波モータを負荷の
機械的な駆動に用いる場合、回転数の精密な制御が要求
されることが多い。従来、ロータの回転数を検出して制
御回路側にフィードバックする方式が行なわれている。
回転数の検知方式は、ロータから複数の歯車で構成され
た輪列を介して回転運動を取り出し、これを機械的もし
くは光学的に検知する機構である。しかしながら、輪列
を介して回転運動を取り出すと、ロータに発生する回転
トルクの一部が回転数検知の為に使われ、その分損失が
発生する。又、複数の歯車を組み合わせることでガタな
どによりずれが生じ、回転数の検出精度が悪くなってし
まう。この様な従来の課題を解決する為、本発明は回転
トルクの損失がなく且つ高精度で回転検出が行なえる超
音波モータ装置を提供することを第一の目的とする。
【0004】従来、超音波モータを安定駆動する為に、
駆動電流をモニタしてこれを回路側にフィードバックす
ることで回転速度を一定に保っていた。一般的に、超音
波モータの回転速度(回転数)は駆動電流に比例してい
る。一方、駆動電流は超音波モータに印加する駆動信号
の周波数に依存して変化する。そこで、従来駆動電流を
モニタリングし、その変動を打ち消す様に駆動信号の周
波数をフィードバック制御することで、超音波モータの
動作の安定化を図っていた。しかしながら、駆動電流と
周波数の関係は、周囲温度などに大きく依存しており、
温度が変化すると周波数/電流特性も大きく変動するの
で、必ずしも超音波モータの動作の安定化を完全に行な
うことはできない。そこで本発明は、駆動電流をモニタ
リングするのではなく、直接ロータの回転速度をモニタ
リングして、超音波モータの動作の安定化及び高精度化
を図ることを第二の目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述した本発明の目的を
達成するために以下の手段を講じた。すなわち、本発明
は、円筒形状の圧電素子からなり円筒端面に回転駆動力
を発生するステータ及び該円筒端面に対して摺動的に圧
接して該回転駆動力により回転運動を行なうロータから
なる超音波モータと、該ステータに駆動信号を印加して
該ロータの回転を制御する制御回路とを備えた超音波モ
ータ装置であって、前記ロータの外周面に沿ってパタン
が形成されており、該ロータの外周面に光学センサが対
向配置されており、通過する該パタンを光学的に検出し
て該ロータの回転に応じた検出信号を逐次出力し、前記
制御回路は該検出信号に応じて該駆動信号を出力し該ロ
ータの回転を制御することを特徴とする。好ましくは、
前記パタンは、該ロータの外周面に一ヶ所形成されてお
り、前記光学センサはロータの一回転毎に検出信号を出
力する。或いは、前記パタンは、該ロータの外周面に沿
って等間隔でn個形成されており、前記光学センサは該
ロータが1/n回転する毎に検出信号を出力する。この
場合、前記n個のパタンは、該ロータの周方向に沿って
漸次幅寸法が変化しており、前記光学センサは各パタン
の幅寸法に対応した検出信号を出力する様にしても良
い。
【0006】又本発明は、円筒形状の圧電素子からなり
円筒端面に回転駆動力を発生するステータ及び該円筒端
面に対して摺動的に圧接して該回転駆動力により回転運
動を行なうロータからなる超音波モータと、該ステータ
に駆動信号を印加して該ロータの回転を制御する制御回
路とを備えた超音波モータ装置であって、該ロータの回
転を検出して逐次回転検出信号を出力する回転検出部を
備えており、前記制御回路は、該回転検出信号に応じて
該駆動信号の周波数を制御し、もって該ロータの回転を
安定化することを特徴とする。好ましくは、該ロータに
よって駆動される負荷の位置を検出して位置検出信号を
出力する位置検出部を備えており、前記制御回路は、該
回転検出信号及び位置検出信号に応じて該駆動信号を出
力し、もって該負荷の停止位置制御を行なう。
【0007】本発明の第一面によれば、ロータの外周面
に沿ってパタンを形成する一方、該ロータの外周面に対
向配置された光学センサが、通過する該パタンを光学的
に検出して、ロータの回転に応じた検出信号を出力す
る。制御回路はこの検出信号に応じて駆動信号を出力し
ロータの回転を制御する。従来の様に複数の歯車を組み
合わせた輪列ではなく、光学的に非接触で回転数を読み
取っている。非接触の為、ロータに発生する回転トルク
の損失はない。又、光学式である為輪列を利用した機械
式に比べると、検出精度が高い。
【0008】又本発明の第二面によれば、回転検出部が
ロータの回転を検出して逐次回転検出信号を出力する一
方、制御回路は、この回転検出信号に応じて駆動信号の
周波数を制御し、もってロータの回転を安定化してい
る。従来の様に、駆動電流をモニタリングしこれに基づ
いて駆動信号の周波数を制御するのではなく、回転検出
信号をモニタリングしこれに基づいて駆動信号の周波数
をフィードバック制御する為、従来よりも高精度で安定
したモータの回転制御を行なうことができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明の実施
の形態を詳細に説明する。図1は、本発明に係る超音波
モータ装置の実施形態を示す模式図である。(A)に示
す様に、本超音波モータ装置は、超音波モータ100と
これを制御する制御回路とで構成されている。超音波モ
ータ100はステータ及びロータとで構成されている。
ステータは円筒形状の圧電素子からなり円筒端面に回転
駆動力を発生する。ロータはステータの円筒端面に対し
て摺動的に圧接して該回転駆動力により回転運動を行な
う。一方制御回路は、超音波モータ100のステータに
駆動信号を印加してロータの回転を制御する。本実施形
態では、制御回路は、制御部170と駆動部110−1
40とで構成されている。駆動部110−140は所定
の周波数の駆動信号を出力して超音波モータ100を駆
動する。制御部170は、駆動部110−140を制御
して超音波モータ100に印加される駆動信号の周波数
を調整する。更に制御部170は、駆動部110−14
0を介して、超音波モータ100の起動及び停止と回転
方向の切り換えも制御する。
【0010】本発明の特徴事項として、超音波モータ装
置の制御回路は、駆動部110−140と制御部170
に加え、回転検出部150を備えている。回転検出部1
50の具体的な構成を(B)に示す。図示する様に、ロ
ータ2の外周面に沿ってパタン23が形成されている。
又、ロータ2の外周面にフォトリフレクタ25などから
なる光学センサが対向配置されており、ロータ2の回転
に伴って通過するパタン23を光学的に検出してロータ
2の回転に応じた検出信号を逐次出力する。このフォト
リフレクタ25などからなる光学センサが、(A)に示
した回転検出部150を構成している。この回転検出部
150に接続された制御部170は、検出信号に応じて
駆動部110−140を制御し、所定の駆動信号を出力
させ、もってロータの回転を制御している。この様に、
ロータ2の周囲に形成されたパタン23と、これに対向
配置されたフォトリフレクタ25との組み合わせによ
り、ロータ2の回転数を非接触で光学的に検出し、その
結果を制御部170側にフィードバックしている。非接
触で回転検出を行なうので、ロータ2の回転トルクの損
失がない。又、光学式であるので、回転数の検出に大き
な誤差が生じない。
【0011】再び図1の(A)に戻って、本発明に係る
超音波モータ装置の他の面を説明する。図示する様に、
超音波モータ装置の回転検出部150は、ロータの回転
を検出して逐次回転検出信号を出力している。制御部1
70は、回転検出信号に応じて駆動部110−140か
ら出力される駆動信号の周波数を制御しており、これに
より超音波モータ100のロータの回転を安定化してい
る。係る超音波モータ100は様々な負荷の駆動に用い
られる。図示の例では、カメラのレンズ鏡筒3の送り出
し駆動に用いられている。但し、本発明はこれに限られ
るものでないことは言うまでもない。本超音波モータ装
置は回転検出部150に加え位置検出部200を備えて
おり、超音波モータ100によって駆動されるレンズ鏡
筒3など負荷の位置を検出して、位置検出信号を出力す
る。CPUなどで構成される制御部170は、前述した
回転検出部150より出力される回転検出信号と位置検
出部200より出力される位置検出信号の両者に応じて
駆動部110−140を制御し、もって超音波モータ1
00に連結した負荷の停止位置制御を行なう。具体的に
は、レンズ鏡筒3の送り出し量の制御を行なう。
【0012】図2の(A)は、ロータ2の周囲に形成さ
れたパタン23の一例を示す模式図である。図示する様
に、ロータ2の円周面に沿って一定の間隔aでストライ
プ状のパタン23が形成されている。このパタン23と
対向する様に、フォトリフレクタ25が配されている。
この様に、ロータ2の外周にパタン23を設け、フォト
リフレクタ25などの光学センサでこのパタン23を直
接読み取ることにより、非接触式の回転数検知が可能で
ある。
【0013】(B)は、フォトリフレクタ25から出力
される検出信号の波形図である。横軸に時間tを取り、
縦軸に検出信号のレベルPを取ってある。図から明らか
な様に、フォトリフレクタ25の前面をパタン23のス
トライプが通過する毎に、検出信号にパルスが現れる。
制御部は、このパルスをカウントすることにより、ロー
タ2の回転数ひいては回転速度をモニタリングすること
が可能である。
【0014】(A)に示した例では、パタン23はロー
タ2の外周面に沿って等間隔aでn個形成されており、
フォトリフレクタ25などの光学センサはロータ2が1
/n回転する毎にパルス状の検出信号を出力している。
これを更に改良した(C)の例では、n個のパタン23
は、ロータ2の周方向に沿って漸次幅寸法が変化してお
り、光学センサは各パタン23の幅寸法に対応した検出
信号を出力している。これにより、回転数ばかりでなく
回転位置も検知可能である。尚、場合によりパタン23
は、ロータ2の外周面に一ヶ所のみ形成してもよい。こ
の時には、光学センサはロータ2の一回転毎に検出信号
のパルスを一回出力することになる。
【0015】図3は、図1に示した超音波モータ装置の
動作の一例を示す模式的な波形図であり、位置検出部及
び回転検出部の出力に応じ、負荷であるレンズ鏡筒の送
り出し制御を行なっている。図3の上段は、レンズ鏡筒
の送り出し量(移動量)の経時変化を表わしており、下
段は超音波モータに流れる駆動電流量の時間的な変化を
表わしている。超音波モータの起動に先立って、予め逆
回転させ、レンズ鏡筒を休止位置から後退方向極限の初
期位置に保持しておく。次に起動タイミングt1で超音
波モータに駆動信号を印加し、正方向に回転させる。こ
れに伴い、レンズ鏡筒は前進する。タイミングt2で所
定の検出位置に到達した時、図1に示した位置検出部2
00が位置検出信号を出力する。これに応じ、超音波モ
ータ装置の制御部は、回転検出信号に基づくフィードバ
ック制御を行なって、超音波モータを定速回転させる。
これが、第一速度領域で表わされている。レンズ鏡筒の
目標位置に対応する時間だけ、この定速回転を行なう。
所定の時間が経過したタイミングt3で、モータの回転
速度を下方に切り換え、制動をかける。これが第二速度
領域で表わされている。制動をかけた結果、最終タイミ
ングt4でレンズ鏡筒は目標位置に到達し停止する。こ
れにより、所望の送り出し量を設定できる。図3に示す
グラフにおいて、起動直後の立ち上がり領域は、何らフ
ィードバック制御を行なっていない。第一速度領域及び
第二速度領域では、何れも回転検出部から出力される回
転検出信号に基づき、フィードバック制御を行なって、
ロータを所定の速度で回転させる様にしている。
【0016】図4は、本発明に係る超音波モータ装置の
応用例を表わしており、カメラ用レンズ駆動装置の動力
源として用いている。図示する様に、カメラ用レンズ駆
動装置は、基本的に、ステータ1及びロータ2からなる
超音波モータと、レンズ鏡筒3とで構成されている。こ
れらの部品は、台座6を用いて組み立てられている。ス
テータ1は外部から駆動電圧の印加を受けて振動し、回
転駆動力を発生する。ロータ2はステータ1に発生した
回転駆動力を自己の回転運動に変換する。この為、ロー
タ2は板バネ8によりステータ1に圧接されている。板
バネ8は基台7とロータ2との間に装着されている。基
台7はネジで台座6の底部に固定されている。一方、レ
ンズ鏡筒3はカメラ用のレンズ33,34を搭載し、且
つレンズの光軸Z方向に直線変位可能な様に台座6に取
り付けられている。具体的には、レンズ鏡筒3にはスト
ッパ32が形成されており、台座6に植設されたガイド
シャフト4に係合している。レンズ鏡筒3はストッパ3
2により回転を規制されているとともに、ガイドシャフ
ト4に沿って光軸Z方向に直線変位する。尚、ガイドシ
ャフト4に係合したストッパ32には、レンズ鏡筒3の
ガタ寄せ用のバネ41が装着されている。ここで、ロー
タ2は環形状を有し、その内周面にはヘリコイドギア2
1が形成されている。又、レンズ鏡筒3の外周面にもヘ
リコイドギア31が形成されている。ロータ2側のヘリ
コイドギア21とレンズ鏡筒3側のヘリコイドギア31
は互いに係合している。ロータ2が回転すると、上述し
たヘリコイドギアの係合によりレンズ鏡筒3も回転しよ
うとするが、ストッパ32で回転変位を規制されている
為、ガイドシャフト4に沿って光軸Z方向に直線変位す
ることになる。この様なレンズ鏡筒3の光軸Z方向に沿
った直線変位は、カメラのズーミングや焦点合わせなど
に用いられる。
【0017】前述した様に、ロータ2の外周面には回転
検出用のパタンが形成されている。このパタンと対向す
る様に、フォトリフレクタ25が配されており、回転検
出部150を構成している。又、台座6の上面には他の
フォトリフレクタ201が搭載されている。一方、レン
ズ鏡筒3側のストッパ32には切片202が取り付けら
れている。このフォトリフレクタ201と切片202と
の組み合わせで位置検出部200を構成している。尚、
台座6の上面にはストッパ61が形成されている。図示
の状態で、超音波モータを逆回転駆動し、レンズ鏡筒3
を後退させると、ストッパ32の先端が台座6側のスト
ッパ61に度当りして、後退方向極限位置で停止する。
この状態で超音波モータに起動をかけることにより、レ
ンズ鏡筒3は前進方向に送り出される。その途中で位置
検出部200によりレンズ鏡筒3の位置が検出され、超
音波モータの制御回路側にフィードバックされる。同時
に、回転検出部150から出力された超音波モータの回
転検出信号も制御回路側にフィードバックされる。
【0018】図5は、図1に示した回転検出部の他の構
成を示す模式図であり、(A)は平面形状を表わし、
(B)は断面形状を表わしている。図示する様に、円筒
形状のステータ1の下部に環形状のロータ2が配されて
いる。ロータ2には複数の歯車からなる輪列27を介し
てエンコーダ板26が接続されている。エンコーダ板2
6はフォトインタラプタ25aにより読み取られる様に
なっている。この様にして、ロータ2の回転を検出する
ことが可能である。回転体であるロータ2から輪列27
を介してエンコーダ板26を回転させ、その回転をフォ
トインタラプタ25aにより検出し、制御回路側にフィ
ードバックをかける。これを受け取った制御回路は所定
のアルコリズムに従い回転数の制御を行なう。
【0019】図6は、図1に示した制御回路の具体的な
構成例を示す模式的なブロック図である。図示する様
に、本制御回路は、超音波モータ100に駆動信号を印
加してその動作を制御するものであり、ダイレクトデジ
タルシンセサイザーDDS110、発振器120、プリ
ドライバ130、パワードライバ140、回転検出部1
50及びCPU170とで構成されている。DDS11
0はクロック信号fcに応じて動作し、数値で与えられ
る制御データdfに従って変化する周波数の基本波形f
d0を出力する。尚、DDSの基本的な構成は、例えば
特開2000−151284号公報に開示されている。
発振器120は、上述したDDS110にクロック信号
fcを供給する。プリドライバ130は、DDS110
から出力された基本波形fd0を処理して、複相の駆動
信号fdを生成する。パワードライバ140はプリドラ
イバ130から出力された駆動信号fdに応じて駆動電
流idを超音波モータ100に流し、これを駆動する。
電流モニタ150は、超音波モータ100に流れた駆動
電流idを逐次検出し、その結果を検出電圧Vidとし
て出力する。A/Dコンバータ160は、検出された駆
動電流の量を表わすVidを、デジタルの電流値データ
diに変換する。CPU170は、回転検出部150か
ら出力された回転検出信号に基づいて制御データdfを
求め、逐次DDS110に入力する。
【0020】CPU170は図7に示すプログラムに基
づいてフィードバック制御を行ない、回転検出信号に応
じて周波数制御データdfをDDS110側に出力す
る。CPU170は係るフィードバック制御により、超
音波モータ100の回転速度が一定となる様に制御デー
タdfを調整することができる。係る制御により、超音
波モータ100の定常動作における安定化が可能にな
る。具体的には図7に示す様に、ステップS1で回転数
検出を行ない、ステップS2で回転数の判断を行なう。
回転数が予め設定された許容範囲内にある時、ステップ
S3に進み超音波モータに印加される駆動信号の周波数
をキープする。回転数が速過ぎる時にはステップS4に
分岐し、周波数を上げる。一方回転数が遅過ぎる時には
ステップS5に分岐し周波数を下げる。係る制御によ
り、超音波モータを常に一定の速度で回転することがで
きる。
【0021】図8は、超音波モータの動作特性を示すグ
ラフである。横軸は圧電振動子からなるステータに印加
する駆動信号の周波数fを表わし、縦軸はステータに流
れる駆動電流iを表わしている。図から明らかな様に、
駆動電流iはステータの共振周波数fpで極大(ima
x)となる。駆動信号の周波数fがfp付近にある時、
ステータに十分な駆動電流iが流れる。これに応じて、
ステータに公転トルクが発生する。一般的に、電流iが
大きい程公転トルクが大きくなる。駆動信号の周波数f
がfpから外れ、電流iが減少すると公転トルクはほと
んど発生しない。
【0022】従って、係る超音波モータを安定に回転さ
せる為には、例えば図8に示したグラフ上の動作点D
(fd,id)でステータを駆動することが好ましい。
fdを制御することによりidがi1とi2の間でほぼ
一定となる様に、超音波モータを駆動する。一方、ステ
ータのf/i特性は図示する様に温度など諸々の要因に
よりシフトする性質がある。例えばステータの温度は環
境によって変化するばかりでなく、ステータが励振され
ることによる自身の発熱によっても変化する。圧電共振
子は一般にQ値が大きいので、動作点として使用できる
周波数範囲は狭く、周波数fの変化に対する電流iの変
化は大きい。電流iを制御する為には、周波数fを精密
に調整する必要がある。又、温度によるf/i特性のシ
フト量は、動作点Dとして使用できる周波数範囲に比較
して大きい。グラフから明らかな様に、f/i特性シフ
トがあると、ステータの共振周波数はfpからfp’に
大きく変化する。これに応じ、最適な動作点はDから
D'にシフトする。このシフト量は、元の動作点Dに許
容される変動範囲(fdを中心としたf1からf2の狭
い幅範囲)に比べ、大きくシフトしている。
【0023】ところで、駆動電流が多く流れるとロータ
の回転数が上がり、駆動電流が減ると回転数も下がる傾
向にある。又、周囲の温度条件やモータを駆動すること
による自己発熱などにより動作周波数fdが変動する。
その時、電流量が変動するがこれにつられてモータの回
転速度も変化する。そこで、本発明ではロータの回転数
を検知するセンサを設置することにより、回転数を制御
側が受け取り、その情報を元に周波数制御を行なうこと
が可能になる。
【0024】図9は、図6に示した超音波モータ(ピエ
ゾモータ)100の具体的な構成例を示す模式的な斜視
図である。図示する様に、ピエゾモータ100は前述し
た特開平10-272420号公報に示されている3D
公転トルク共振子よりなる電歪公転子型モータであっ
て、円筒型のステータ1と、その後端に圧接された環状
のロータ2とで構成されている。円筒型ステータ1の外
周面には、電極11,12,13,14が形成されてい
る。図示しないが、円筒の内周面にも電極が形成されて
いる。円筒の外周面に形成された電極は四分割されてお
り、それぞれ位相の異なる交流駆動電流I(A),I
(B),I(AX),I(BX)が供給される。A相電
流とB相電流は位相が互いに90度異なっている。又、
A相電流とAX相電流は位相が180度異なっている。
換言すると、A相とAX相は互いに反対極性である。同
様に、B相とBX相も反対極性となっている。
【0025】図10は、図9に示したステータの模式的
な横断面図である。図示する様に、セラミックなどの圧
電素子からなる円筒型ステータ1の内周面には、全面的
に基準電位を与える電極10が形成されている。円筒の
外周面には四分割された駆動用の電極11〜14が形成
されている。これら四分割された電極11〜14には、
互いに位相が90度ずつシフトした四相の交流駆動電流
I(A),I(B),I(AX),I(BX)が供給さ
れる。
【0026】図11を参照して、図9及び図10に示し
たピエゾモータの動作を説明する。尚、本発明は図9〜
図11に示すピエゾモータ(超音波モータ)に限られる
ものではなく、他の様々な構成の超音波モータにも適用
可能であることは言うまでもない。ピエゾモータでは動
力源となる超音波振動が一定の共振周波数であるから、
電流はほぼ一定値となる。共振器はQが高く、振動振幅
の立ち上がりは1サイクル以内と考えられ、非慣性機構
と見なすことができる。負荷の慣性が影響する範囲でし
か電流は変化しない。係る特徴を有するピエゾモータは
様々な構成が開発されているが、特に電歪公転型が有力
である。電歪公転型は、従来の様に振動をトルクに変え
るのではなく、周面全面に亘って一様な公転トルクを直
接励振することができる共振子を使っている。従来の超
音波振動子は定在波型と進行波型の二種類あるが、共に
重心固定の対称モードでしか励振できない。これに反し
て、円筒を左右の伸縮が逆になるモードで励振すると、
重心が中心を離れて振動する。この非対称励振を行なう
と、従来の対称励振では観測できなかった円筒の共振モ
ードが得られる。そこで、ステータ円筒の電極を例えば
四分割し、90度ずつ位相の異なる回転電場で励振する
と、図11に示す様に、重心が中心の周りを回転するモ
ードの共振が見られる。この時円筒の外周は元の形を保
ったまま、フラフープの様に偏心するので、振動子が公
転回転を行なう。係る構成の電歪公転子型モータでは、
直接回転モードが励振され、円筒状公転子の径および周
方向に加えて軸方向のモードも結合させた3D公転トル
ク発生子として利用できる。この公転トルクは、直接ロ
ータの自転運動として取り出される。
【0027】図12は、図6に示したDDS110の具
体的な構成例を示す模式的なブロック図である。DDS
110は加算器とラッチとで構成されている。加算器は
CPUから数値として与えられた16ビット制御データ
dfを逐次加算し、その結果をラッチに送る。ラッチは
クロック信号fcに応じて動作し、ラッチした加算結果
を加算器側にフィードバックする。ラッチは加算器によ
る加算でオーバーフロー(桁上げ)が生じた時、最上位
ビットMSBをfd0として出力する。この様に、DD
S110はCPUから与えられた周波数設定データdf
及び発振器からのクロック周波数fcに応じて次の式で
表わされる周波数fd0の基本波形を生成する。 fd0=df×fc/2(N;データのビット数)
【0028】尚、通常のDDSは、ラッチされた出力デ
ータを検索テーブルLUTにより正弦波などの波形デー
タに変換した後、デジタル/アナログ変換して出力波形
とする。しかしながら、超音波モータは基本的に矩形波
の駆動信号で駆動することができる。その為本例のDD
Sでは矩形波出力でよいので、ラッチされたデータの最
上位ビットMSBをそのまま出力波形として用いること
ができる。従って、本DDSからはLUT及びデジタル
/アナログコンバータは省略されている。
【0029】図13は、図6に示したプリドライバ13
0から出力される複相の駆動信号fdを示す波形図であ
る。前述した様に、プリドライバは、DDSから出力さ
れた基本波形fd0を基に、ステータを駆動する為の複
相の駆動信号fd(A),fd(B),fd(AX),
fd(BX)を生成する。各駆動信号fdの周波数は基
本波形fd0に等しいか又はこれを分周した周波数とな
る。図示の例では、各駆動信号fdは基本波形fd0を
1/2に分周した波形となっている。図示する様に、A
相に対しB相は90度シフトし、AX相は180度シフ
トし、BX相は270度シフトしている。この様に90
度ずつ位相の異なる交流駆動信号をステータに印加する
ことで回転電場が形成され、これに応じてステータは直
接回転モードを励振する。以上の様に、プリドライバ
は、90度ずつ位相の異なる4種類の駆動波形を生成し
ている。駆動波形の周波数fdは基本周波数fd0の1
/2である。これらの波形は、カウンタ、インバータな
どのロジックICにより、基本波形fd0から容易に作
成することができる。
【0030】図14は、図6に示した超音波モータ制御
回路に含まれるパワードライバ140の具体的な構成例
を示した回路図である。図示する様に、超音波モータ1
00に接続されたパワードライバは一対のHブリッジ1
40A,Hブリッジ140Bからなる。ここで、一対の
駆動信号fd(A),fd(AX)はHブリッジ140
Aを介して超音波モータ100の互いに対向する一対の
電極に印加される。同様に、他の一対の駆動信号fd
(B),fd(BX)も他のHブリッジ140Bを介し
て互いに対向する他の一対のステータ電極に印加され
る。Hブリッジ140A,140Bは、それぞれ入力信
号に応答して、ステータ電極に十分な出力電流I
(A),I(B),I(AX),I(BX)を供給する
為のパワーアンプとなっている。以上の様に、パワード
ライバは一対のHブリッジにより構成されている。ブリ
ッジを構成する素子としては、高速にスイッチングする
必要からMOSFETを用いている。
【0031】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明によれば超音
波モータの回転数検出機構を光学式で且つ非接触式に変
えることで、精度の高い回転数検知が実現できるととも
に、ロータから発生する回転トルクの損失を少なくする
ことができる。又、回転数検出に基づいて超音波モータ
のフィードバック制御を行なうことにより、回転速度の
安定化を実現できる。更には、負荷の位置検出信号とロ
ータの回転検出信号の両者に基づいてモータの回転制御
を行なうことで、負荷を高い精度で駆動することが可能
になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る超音波モータ装置の実施の形態を
示す模式図である。
【図2】図1に示した超音波モータ装置に組み込まれる
回転検出部の具体的な構成並びに動作を示す模式図であ
る。
【図3】図1に示した超音波モータ装置の動作説明に供
する波形図である。
【図4】図1に示した超音波モータ装置を組み込んだカ
メラ用レンズ駆動装置の一例を示す部分縦断面図であ
る。
【図5】図1に示した超音波モータ装置に含まれる回転
検出部の他の例を示す模式的な平面図及び断面図であ
る。
【図6】図1に示した超音波モータ装置の制御回路の具
体的な構成例を示すブロック図である。
【図7】図6に示した制御回路の動作説明に供するフロ
ーチャートである。
【図8】図6に示した制御回路の動作説明に供する周波
数/電流特性図である。
【図9】図6に示した超音波モータの模式的な斜視図で
ある。
【図10】図6に示した超音波モータの横断面図であ
る。
【図11】図6に示した超音波モータの動作説明図であ
る。
【図12】図6に示した超音波モータ制御回路に含まれ
るDDSの具体的な構成例を示すブロック図である。
【図13】図6に示した超音波モータ制御回路に含まれ
るプリドライバの動作説明に供する波形図である。
【図14】図6に示した超音波モータ制御回路に含まれ
るパワードライバの具体的な構成例を示す回路図であ
る。
【符号の説明】
2・・・ロータ、3・・・レンズ鏡筒、23・・・パタ
ン、25・・・フォトリフレクタ、100・・・超音波
モータ、110−140・・・駆動部、150・・・回
転検出部、170・・・制御部、200・・・位置検出
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮崎 浩 東京都板橋区志村2丁目18番10号 日本電 産コパル株式会社内 (72)発明者 花島 正和 東京都板橋区志村2丁目18番10号 日本電 産コパル株式会社内 (72)発明者 當摩 清 東京都板橋区志村2丁目18番10号 日本電 産コパル株式会社内 Fターム(参考) 5H680 AA06 BB01 BB15 BB17 BC01 CC01 DD01 DD12 DD23 DD65 DD73 DD87 DD88 EE01 EE12 EE22 EE23 FF04 FF05 FF23 FF24 FF25 FF30 FF33 FF38 GG01

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒形状の圧電素子からなり円筒端面に
    回転駆動力を発生するステータ及び該円筒端面に対して
    摺動的に圧接して該回転駆動力により回転運動を行なう
    ロータからなる超音波モータと、 該ステータに駆動信号を印加して該ロータの回転を制御
    する制御回路とを備えた超音波モータ装置であって、 前記ロータの外周面に沿ってパタンが形成されており、 該ロータの外周面に光学センサが対向配置されており、
    通過する該パタンを光学的に検出して該ロータの回転に
    応じた検出信号を逐次出力し、 前記制御回路は該検出信号に応じて該駆動信号を出力し
    該ロータの回転を制御することを特徴とする超音波モー
    タ装置。
  2. 【請求項2】前記パタンは、該ロータの外周面に一ヶ所
    形成されており、前記光学センサはロータの一回転毎に
    検出信号を出力することを特徴とする請求項1記載の超
    音波モータ装置。
  3. 【請求項3】 前記パタンは、該ロータの外周面に沿っ
    て等間隔でn個形成されており、前記光学センサは該ロ
    ータが1/n回転する毎に検出信号を出力することを特
    徴とする請求項1記載の超音波モータ装置。
  4. 【請求項4】 前記n個のパタンは、該ロータの周方向
    に沿って漸次幅寸法が変化しており、前記光学センサは
    各パタンの幅寸法に対応した検出信号を出力することを
    特徴とする請求項3記載の超音波モータ装置。
  5. 【請求項5】 円筒形状の圧電素子からなり円筒端面に
    回転駆動力を発生するステータ及び該円筒端面に対して
    摺動的に圧接して該回転駆動力により回転運動を行なう
    ロータからなる超音波モータと、 該ステータに駆動信号を印加して該ロータの回転を制御
    する制御回路とを備えた超音波モータ装置であって、 該ロータの回転を検出して逐次回転検出信号を出力する
    回転検出部を備えており、 前記制御回路は、該回転検出信号に応じて該駆動信号の
    周波数を制御し、もって該ロータの回転を安定化するこ
    とを特徴とする超音波モータ装置。
  6. 【請求項6】 前記制御回路は、該ロータによって駆動
    される負荷の位置を検出して位置検出信号を出力する位
    置検出部を備えており、 該回転検出信号及び位置検出信号に応じて該駆動信号を
    出力し、もって該負荷の停止位置制御を行なうことを特
    徴とする請求項5記載の超音波モータ装置。
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