JP2003032611A - 画像ファイル生成装置、画像処理装置および画像ファイル編集装置 - Google Patents

画像ファイル生成装置、画像処理装置および画像ファイル編集装置

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JP2003032611A
JP2003032611A JP2001214266A JP2001214266A JP2003032611A JP 2003032611 A JP2003032611 A JP 2003032611A JP 2001214266 A JP2001214266 A JP 2001214266A JP 2001214266 A JP2001214266 A JP 2001214266A JP 2003032611 A JP2003032611 A JP 2003032611A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像ファイルに記録する画像処理情報を最小
限に抑えながら、ユーザが所望する最適な画像処理を行
う技術を提供する。 【解決手段】 画像データを生成する画像データ生成部
と、該画像データの画像処理時に使用されるべき画像処
理制御データを設定するための識別子データを入力する
識別子データ入力部と、前記生成した画像データと、前
記入力した識別子データとを一体的に備える画像ファイ
ルを生成する画像ファイル生成部とを備えた画像ファイ
ル生成装置を提供することにより、画像処理装置は識別
子データに応じた画像処理制御データを設定し、自動的
に画像データにユーザ所望の画像処理を施すことができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像データと該画
像データの付属情報とを含む画像ファイルを用いて画像
処理を行う技術に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ディジタルスチルカメラや、ディ
ジタルビデオカメラ、スキャナ等の撮像装置によって画
像データを生成し、これを、CRT、液晶ディスプレ
イ、プリンタ、プロジェクタ、テレビ受像器などの出力
装置で画像出力する方法が普及している。このような画
像出力方法では、撮像装置および出力装置の色再現特性
の相違などに起因して、被写体の明るさや色合いが忠実
に再現できない場合があった。従来、このような問題に
鑑み、出力装置側で、自動的に画像の補正を行う技術が
提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述の技術において
は、画像ファイル内に、生成した画像データに対して適
切な画像処理を行うための画像処理情報、すなわち、コ
ントラスト、明るさ、シャープネス等の様々な情報を記
録し、出力装置がこれらの情報を解析し補正を行ってい
た。しかしながら、このような技術には次のような課題
があった。出力装置側で適切な補正を行うためには、様
々な情報が必要であり、画質を高めようとするほど必要
となる情報量が多くなり、画像ファイルのサイズが増大
してしまうという課題である。また、画像ファイルサイ
ズの増大により、撮像装置に記録可能な画像データの数
が制限されてしまうという課題も生じていた。
【0004】本発明は、これらの課題に鑑みてなされた
ものであり、画像ファイルに記録する画像処理情報を最
小限に抑えながら、ユーザが所望する最適な画像処理を
行うことのできる技術を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】上
記課題の少なくとも一部を解決するため、本発明は以下
の構成を採用した。すなわち、本発明の画像ファイル生
成装置は、画像ファイルを生成する画像ファイル生成装
置であって、画像データを生成する画像データ生成部
と、該画像データの画像処理時に使用されるべき画像処
理制御データを特定するための識別子データを入力する
識別子データ入力部と、前記生成した画像データと、前
記入力した識別子データとを一体的に備える画像ファイ
ルを生成する画像ファイル生成部とを備えることを要旨
とする。
【0006】かかる画像ファイル生成装置によれば、画
像ファイルに、画像データの画像処理時に使用されるべ
き画像処理制御データを特定するための識別子データを
含めることができる。これにより、画像処理制御データ
の実体を画像ファイルに記録する必要がなくなり、画像
ファイルのサイズの増大を抑えることができる。
【0007】また、上述の画像ファイル生成装置におい
て、前記識別子データは、複数の画像処理制御データの
中から前記画像処理時に使用されるべき画像処理制御デ
ータを少なくとも一つ選択するために参照されるデータ
としてもよい。
【0008】かかる画像ファイル生成装置によれば、複
数の画像処理制御データを柔軟に使い分けることが可能
となる。
【0009】さらに、上述の画像ファイル生成装置にお
いて、前記識別子データは、画像処理制御データを保持
するサーバへの接続に要する接続情報を含むデータとし
てもよい。
【0010】かかる画像ファイル生成装置によれば、画
像処理装置が、前記識別子データを参照することによ
り、画像処理制御データを保持するサーバへの接続情報
を知ることができる。従って、画像処理装置は、ネット
ワーク上の任意のサーバから適宜新たな画像処理制御デ
ータが取得可能となる。
【0011】さらに、上述の画像ファイル生成装置は、
前記識別子データを複数保持する識別子データ記憶部を
備え、前記識別子データ入力部は、該識別子データ記憶
部から少なくとも一つの識別子データを選択する画像フ
ァイル生成装置としてもよい。
【0012】かかる画像ファイル生成装置によれば、識
別子データ、ひいては画像処理制御データを柔軟に使い
分けることができる。
【0013】さらに、上述の画像ファイル生成装置にお
いて、前記識別子データ記憶部は、識別子データと画像
処理制御データとを対応付けて保持する記憶媒体から識
別子データを取得可能としてもよい。
【0014】かかる画像ファイル生成装置によれば、識
別子データを記憶媒体から適宜取得することができるた
め、拡張性を向上することができる。
【0015】さらに、上述の画像ファイル生成装置にお
いて、前記識別子データ記憶部は、画像処理を行う画像
処理装置から識別子データを取得可能としてもよい。
【0016】かかる画像ファイル生成装置によれば、画
像処理装置と画像ファイル生成装置とが、同じ識別子デ
ータを保持することができる。従って、画像処理装置で
使用される画像処理制御データに対応した識別子データ
を的確に設定可能となる。
【0017】さらに、上述の画像ファイル生成装置にお
いて、前記識別子データ記憶部は、通信回線を介して接
続された所定のサーバから識別子データを取得可能とし
てもよい。
【0018】かかる画像ファイル生成装置によれば、通
信回線を介して接続された所定のサーバから識別子デー
タを適宜取得することができため、拡張性を向上するこ
とができる。
【0019】上述の種々の画像ファイル生成装置は、デ
ィジタルスチルカメラとして構成することができる。そ
の他に、ディジタルビデオカメラ、スキャナ等、画像を
撮像できる装置であれば、どのような装置においても適
応可能である。ディジタルビデオカメラとして構成する
場合、MPEG等の動画データにも適応可能である。動
画ファイルに識別子データを付加することで、動画の全
部または一部のフレームに対して該識別子データに応じ
た画像処理を施すことができる。
【0020】また、本発明は、上述の画像ファイルに基
づいて画像処理を行う画像処理装置として以下のように
構成することもできる。すなわち、本発明の画像処理装
置は、画像データに画像処理を施す画像処理装置であっ
て、所定の識別子データと画像データとを含む画像ファ
イルを入力する画像ファイル入力部と、前記入力した画
像ファイルに含まれる識別子データに基づいて画像処理
制御データを設定する画像処理制御データ設定部と、前
記画像データに対し、前記設定した画像処理制御データ
を用いて画像処理を施す画像処理部とを備えることを要
旨とする。
【0021】かかる画像処理装置によれば、入力した画
像ファイルから、画像データの画像処理時に使用される
べき画像処理制御データを設定するための識別子データ
を取得することができる。従って、該識別子データを用
いることにより、画像ファイル生成時にユーザが所望し
た画像処理を自動的に施すことができる。画像処理制御
データとは、コントラストや明るさ、シャープネス等の
画像処理の際に利用される各種パラメータのことをい
う。
【0022】また、上述の画像処理装置において、前記
識別子データは、複数の画像処理制御データから前記画
像処理時に用いる画像処理制御データを選択するための
データとしてもよい。
【0023】かかる画像処理装置によれば、該画像処理
装置が予め保持する複数の画像処理制御データから、識
別子データによって指定された画像処理制御データを選
択することができる。従って、画像処理制御データを設
定する処理の簡略化が可能である。
【0024】さらに、上述の画像処理装置において、前
記識別子データは、前記画像処理制御データを保持する
サーバに通信回線を介して接続するために必要となる接
続情報を含み、前記画像処理制御データ設定部は、該接
続情報に基づいて、前記サーバから前記画像処理制御デ
ータを取得可能としてもよい。
【0025】かかる画像処理装置によれば、ネットワー
ク上の任意のサーバから画像処理制御データを適宜取得
することができるため、拡張性を向上することができ
る。
【0026】さらに、上述の画像処理装置において、前
記画像処理制御データを保持する画像処理制御データ記
憶部を備える構成としてもよい。
【0027】かかる画像処理装置によれば、該画像処理
制御データ記憶部に保持した画像処理制御データを用い
て、画像データに画像処理を施すことができる。
【0028】さらに、上述の画像処理装置において、前
記画像処理制御データ記憶部は、識別子データと画像処
理制御データとを対応付けて保持する記憶媒体から画像
処理制御データを取得可能としてもよい。
【0029】かかる画像処理装置によれば、記憶媒体を
介して識別子データと画像処理制御データとを適宜取得
することができるため、拡張性を向上することができ
る。
【0030】さらに、上述の画像処理装置において、前
記画像処理制御データ記憶部は、通信回線によって接続
された所定のサーバから画像処理制御データを取得可能
としてもよい。
【0031】かかる画像処理装置によれば、通信回線に
よって接続されたサーバからデータを適宜取得すること
ができるため、拡張性を向上することができる。
【0032】さらに、上述の種々の画像処理装置におい
て、前記識別子データと、前記画像処理制御データとの
対応関係を保持する記憶部と、画像ファイルを生成する
画像ファイル生成装置に対し前記保持した識別子データ
の少なくとも一部を送信する識別子データ送信部とを備
える構成としてもよい。
【0033】かかる画像処理装置によれば、画像処理装
置が保持する識別子データを、画像ファイルを生成する
画像ファイル生成装置に送信することができる。これに
より、画像処理装置と画像ファイル生成装置とが、同じ
内容の識別子データを保持することができる。従って、
画像処理装置は、画像ファイル生成装置によって生成さ
れた画像ファイルを入力し、該画像ファイルに記録され
た識別子データを参照することにより、画像処理時に使
用する画像処理制御データを的確に設定することができ
る。
【0034】上述の種々の画像処理装置は、プリンタと
して構成することができる。その他、コンピュータ、C
RT、液晶ディスプレイ等、画像を扱うことの可能な各
種装置に適応することが可能である。
【0035】本発明は、画像ファイルの生成方法の発明
として構成することもできる。この場合、コンピュータ
プログラム、あるいはそのプログラムを記録した記録媒
体等の種々の態様で実現することが可能である。
【0036】本発明は、画像ファイル生成装置としての
態様のみならず、以下に示す画像ファイル編集装置とし
て構成してもよい。すなわち、本発明の画像編集装置
は、画像ファイルを編集する画像ファイル編集装置であ
って、画像処理の内容を特定する画像処理制御データお
よび該画像処理制御データを特定する識別子データの少
なくとも一方と、画像データとを含む画像ファイルを入
力する画像ファイル入力部と、前記画像データの画像処
理時に使用されるべき画像処理制御データを特定するた
めの新たな識別子データを入力する識別子データ入力部
と、前記新たに入力した識別子データと前記画像データ
とを一体的に備える新たな画像ファイルを生成する画像
ファイル生成部とを備える要旨とする。
【0037】かかる画像ファイル編集装置によれば、画
像ファイルに含まれる識別子データや画像処理制御デー
タを新たな識別子データに変更することが可能となる。
【0038】上述の画像ファイル編集装置は、パーソナ
ルコンピュータやプリンタ等の画像ファイルを扱うこと
のできる各種装置に適応することが可能である。また、
本発明は、画像ファイルの編集方法の発明として構成す
ることもできる。この場合、コンピュータプログラム、
あるいはそのプログラムを記録した記録媒体等の種々の
態様で実現することができる。
【0039】プログラムを記録した記憶媒体としては、
フレキシブルディスク(FD)やCD−ROM、光磁気
ディスク、ICカード、ROMカートリッジ、および外
部記憶装置等、コンピュータが読み取り可能な種々の媒
体を利用できる。
【0040】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の一例
として、画像ファイル生成装置をディジタルスチルカメ
ラ、画像処理装置をプリンタ、画像ファイル編集装置を
パーソナルコンピュータとして構成し、次の順序で説明
する。 A.画像処理システム: (A1)システム概要: (A2)その他の態様: B.第1実施例: (B1)ディジタルスチルカメラ装置概要: (B2)画像ファイル構成: (B3)プリンタ装置概要: (B4)画像ファイル生成処理: (B5)印刷処理: (B6)変形例: C.第2実施例: (C1)パーソナルコンピュータ装置概要: (C2)画像ファイル編集処理1: (C3)画像ファイル編集処理2:
【0041】A.画像処理システム: (A1)システム概要:図1は、本実施例にかかる画像
処理システムの一例を示す説明図である。ディジタルス
チルカメラ10は、人物や風景などを撮像し、画像デー
タを生成する。撮像時には、ユーザにより、撮影対象に
応じた撮影モードが指定される。撮影モードとは、例え
ば、風景を撮影する場合には、風景モード、人物を撮影
する場合にはポートレートモードといったように、画像
を最適に出力するために参照される識別子のことをい
う。ディジタルスチルカメラ10は、生成した画像デー
タと、ユーザが選択した撮影モードの名前とを一体的に
保持する画像ファイル11を生成する。画像ファイル1
1は、ディジタルスチルカメラ10内に格納されたメモ
リカード12に記録される。
【0042】ディジタルスチルカメラ10のユーザは、
撮影した画像を印刷するにあたり、ディジタルスチルカ
メラ10内に格納されたメモリカード12を取り出し、
プリンタ13の所定のスロットに装着する。プリンタ1
3は、装着されたメモリカード12から画像ファイル1
1を読み込む。プリンタ13は、画像ファイル11に記
録された撮影モード名に応じて、撮影モード名と画像処
理制御データとを対応付けて記録したデータベース15
を参照し、画像処理制御データを設定する。画像処理制
御データとは、コントラストや明るさ、シャープネス等
の画像処理の際に利用される各種パラメータのことをい
う。プリンタ13は、設定した画像処理制御データを用
いて、画像ファイル11に含まれる画像データに画像処
理を施し、印刷を行う。
【0043】前記撮影モード名は、ディジタルスチルカ
メラ10で画像ファイル11を生成した後でも適宜変更
可能である。ユーザは、メモリカード12を、パーソナ
ルコンピュータ14の所定のスロットに装着し、画像フ
ァイル11を読み込ませる。パーソナルコンピュータ1
4は、ユーザからの所定の操作により、撮影モード名を
再設定し、新たな画像ファイルを生成する。パーソナル
コンピュータ14は、新たな画像ファイルをメモリカー
ド12に記録する。
【0044】(A2)その他の態様:図2は、本実施例
にかかる画像処理システムのその他の例を示す説明図で
ある。画像処理システムは、図1で説明したディジタル
スチルカメラ10やプリンタ13、パーソナルコンピュ
ータ14の他に、ディスプレイ20やサーバ21を含む
ことができる。
【0045】ディスプレイ20は、画像処理機能を備え
ている。ディスプレイ20は、ディジタルスチルカメラ
10により生成された画像ファイルを読み込み、該画像
ファイルに含まれる撮影モード名に応じた画像処理を画
像データに施す。従って、ユーザが所望した最適な画像
を表示することができる。
【0046】また、サーバ21は、ネットワークNEを
介して入力した画像データに対して、画像処理を施す機
能を備えている。そのため、サーバ21は、プリンタ1
3やディスプレイ20に画像処理機能が内蔵されていな
い場合に、これらの装置に代わって画像処理を行うこと
ができる。
【0047】画像ファイルの受け渡しは、メモリカード
12を介した受け渡しに限られることはない。ケーブル
CVや、有線または無線によるネットワークNEを介
し、各装置間で直接受け渡しを行ってもよい。
【0048】B.第1実施例: (B1)ディジタルスチルカメラ装置概要:図3は、デ
ィジタルスチルカメラの概略構成を示す説明図である。
ディジタルスチルカメラ10は、ディジタルスチルカメ
ラ10の全ての機能を司る制御部30と、光の情報を画
像データに変換するCCD部31と、シャッター操作や
撮影モードの選択操作等を行う操作部32とを備えてお
り、その他に、撮影した画像や撮影モード名の表示を行
う液晶ディスプレイ33や、生成した画像ファイルを記
録するメモリカードを装着するためのメモリカードスロ
ット34等も備えている。
【0049】制御部30は、CPUやRAM、EEPR
OM等から構成されており、CPUは、EEPROM内
に記録されたプログラム(ファームウェア)に従い、各
種処理を行う。RAMは、CPUが各種処理を行うため
のワークエリアとして用いられる。EEPROMには、
上記プログラムのほか、複数の撮影モード名が記録され
ている。
【0050】また、メモリカードに代わり、画像ファイ
ルの出力を行うことが可能なUSBポート35や、外部
から撮影モード名を取得することのできる撮影モード名
入力インタフェイス36等も備えることができる。
【0051】(B2)画像ファイル構成:図4は、ディ
ジタルスチルカメラ10によって生成される画像ファイ
ルの構造を示す説明図である。画像ファイル11は、デ
ィジタルスチルカメラ用画像ファイルの規格であるEx
ifに従ったファイル構造により構成されている。Ex
ifの仕様は、電子情報技術産業協会(JEITA)に
よって定められている。
【0052】画像ファイル11は、画像データを格納す
る画像データ格納領域40と、格納されている画像デー
タに関する各種付属情報を格納する付属情報格納領域4
1とを備えている。画像データ格納領域40には、画像
データがJPEG形式で格納されている。付属情報格納
領域41には、付属情報がTIFF形式で格納される。
付属情報格納領域41には、その一部に、MakerN
oteデータ領域42という領域が割り当てられてい
る。MakerNoteデータ領域42は、ディジタル
スチルカメラのメーカに解放されている未定義領域であ
り、本実施例における撮影モード名は、このMaker
Noteデータ領域42に格納される。
【0053】なお、本実施例では、Exif規格に従っ
たファイル構成を示しているが、ファイルの構成はこれ
に限られることはない。画像データは、JPEG形式で
はなく、BMP形式やTIFF形式等とすることもでき
る。また、撮影モード名も、MakerNoteデータ
領域42に格納することに限られることはなく、画像デ
ータ格納領域以外の領域に格納されていればよい。
【0054】(B3)プリンタ装置概要:次に、ディジ
タルスチルカメラ10によって生成された画像ファイル
11を用いて画像を出力するプリンタ13について説明
する。図5は、プリンタ13の概略構成を示す説明図で
ある。プリンタ13は、プリンタ13の全ての機能を司
る制御部50と、画像ファイルを記録したメモリカード
を装着するためのメモリカードスロット51と、画像を
出力するための印刷部52等により構成される。
【0055】制御部50は、CPU、RAM、EEPR
OMを含み、CPUは、EEPROMに記録されたプロ
グラム(ファームウェア)に従い各種処理を行う。RA
Mは、CPUが各種処理を行うためのワークエリアとし
て用いられる。EEPROMには、上記プログラムのほ
か、撮影モード名と画像処理制御データとを対応付けて
記録したデータベース15も格納されている。
【0056】また、プリンタ13は、メモリカードに代
わり、画像ファイルを入力するためのUSBポート53
や、印刷操作を行うための操作部54、データベース1
5から撮影モード名をディジタルスチルカメラ10等に
出力することができる撮影モード名出力インタフェイス
55を備えることができる。
【0057】(B4)画像ファイル生成処理:次に、画
像ファイルの生成処理について図6と図3とを用い説明
する。図6は、ディジタルスチルカメラ10による画像
ファイル生成処理の流れを示すフローチャートである。
ディジタルスチルカメラ10のユーザは、画像の撮影に
あたり、まず、撮影しようとする画像に応じて適切な撮
影モードを選択する。図3によると、本実施例では、通
常使用される「ノーマルモード」の他、人物を撮影する
ための「ポートレートモード」、風景を撮影するための
「風景モード」、夜景を撮影するための「夜景モー
ド」、動きの激しい動作を撮影するための「スポーツモ
ード」のモード名がEEPROM内に格納されている。
制御部30は、これらのモード名の一覧を液晶ディスプ
レイ33に表示する(ステップS100)。ユーザは、
表示された一覧の中から所望の撮影モードを操作部32
によって選択する。制御部30は、選択された撮影モー
ドのモード名を一時的にRAMに入力する(ステップS
101)。続いて、ユーザから操作部32に含まれるシ
ャッターボタンによって撮影要求があると、制御部30
は、CCD部31を介して画像データを取得する。取得
した画像データは一時的にRAMに記録する(ステップ
S102)。制御部は、上記2つのステップによって得
られた撮影モード名と画像データとを、上述したファイ
ル構造に基づく画像ファイルとして一体的に生成し(ス
テップS103)、処理を終了する。生成された画像フ
ァイルは、メモリカードスロット34に装着されたメモ
リカードに記録する。
【0058】上述の説明では、便宜上画像データの生成
前に撮影モードの選択を行ったが、画像データを生成し
た後に撮影モードの選択を行っても構わない。撮影モー
ドが選択されなかった場合は、上記「ノーマルモード」
が自動的に選択される構成としてもよい。また、撮影モ
ード名と画像データとが、一時的にRAMに記録する構
成としたが、メモリカードに一時的に記録しても構わな
い。
【0059】(B5)印刷処理:続いて、印刷処理につ
いて図7と図5とを用いて説明する。図7は、プリンタ
13における印刷処理の流れを示すフローチャートであ
る。制御部50は、メモリカードスロット51にメモリ
カードが装着され、操作部54を介しユーザからの印刷
操作があると、該メモリカードから画像ファイルを入力
し、RAMに一時的に記録する(ステップS200)。
制御部50は、RAMに記録した画像ファイルを解析
し、撮影モード名を検索する(ステップS201)。撮
影モード名が記録されていない場合は、ハーフトーン処
理等の通常の画像処理を行い、印刷部52によって画像
の出力を行う(ステップS205)。撮影モード名が記
録されている場合は、該撮影モード名に対応した画像処
理制御データをEEPROM内に保持したデータベース
15から取得し設定する(ステップS203)。例え
ば、画像ファイルに「風景モード」という撮影モード名
が記録されていた場合、図5のデータベース15に基づ
き、画像処理制御データとして、コントラストを−2、
明るさを0、シャープネスを−1と設定する。制御部5
0は、画像処理制御データを設定した後、該画像処理制
御データを用いて、画像データに画像処理を施し(ステ
ップS204)、ハーフトーン処理等の通常の画像処理
を施した後、印刷部52によって出力を行う(ステップ
S205)。ステップS204におけるコントラストや
明るさ、シャープネスの調整等といった各種画像処理
は、周知の方法によって行うことができる。また、ステ
ップS205におけるハーフトーン処理とは、画像デー
タの階調値を、プリンタで形成されるドットの密度によ
って表現するための処理であり、例えば、誤差拡散法、
組織的ディザ法などの周知の方法によって可能である。
【0060】上述の説明では、便宜上、ステップS20
0において、画像ファイルをRAMに一時的に記録し、
ステップS201で撮影モード名を検索すると説明した
が、RAMに一時的に画像ファイルを記録することな
く、メモリカード内に記録された画像ファイルから直接
検索を行ってもよい。
【0061】以上、本実施例にかかるディジタルスチル
カメラによれば、画像データと、該画像データの画像処
理時に使用されるべき画像処理制御データを設定するた
めの撮影モード名とを含む画像ファイルを生成すること
ができる。従って、画像処理制御データの実体を画像フ
ァイルに記録する必要がないため、画像ファイルの増大
を抑えることが可能となる。
【0062】また、本実施例にかかるプリンタ13によ
れば、画像ファイルから撮影モード名を取得して、該撮
影モード名に基づいて画像処理制御データを設定するこ
とにより、ユーザが所望した画像処理を適切に行うこと
が可能となる。
【0063】(B6)変形例:上記画像ファイル生成処
理および印刷処理における画像ファイルの入出力は、メ
モリカードを用いることとしたが、ディジタルスチルカ
メラ10およびプリンタ13の両装置が備えるUSBポ
ートを互いにケーブルで接続することにより画像ファイ
ルの受け渡しを行ってもよい。また、両装置にネットワ
ーク回路を設けることにより、無線や有線によるネット
ワークを介した受け渡しを行ってもよい。
【0064】ディジタルスチルカメラ10やプリンタ1
3が保持する撮影モード名やデータベース15は、ユー
ザの所望により適宜書き換え可能とすることが望まし
い。このような態様であれば、ユーザの好みに応じた撮
影モード名や画像処理制御データを後から提供すること
ができる。また、後述するように、両装置が保持する撮
影モード名の整合を図ることも可能となる。
【0065】ディジタルスチルカメラ10において設定
した撮影モード名を用いて、プリンタ13が画像処理制
御データを特定するためには、予めプリンタが保持する
データベース15内の撮影モード名と、ディジタルスチ
ルカメラ10が保持する撮影モード名との整合をとる必
要がある。そのため、撮影モード名と画像処理制御デー
タとを対応付けて記憶した記憶媒体を利用し、該記憶媒
体を、ディジタルスチルカメラ10とプリンタ13との
両者に読み込ませることにより、共通した撮影モード名
を持たせることができる。
【0066】また、ディジタルスチルカメラ10に備え
た撮影モード名入力インタフェイス36と、プリンタ1
3に備えた撮影モード名出力インタフェイス55とを接
続し、プリンタ13からディジタルスチルカメラ10に
撮影モード名を送信することにより整合をとることもで
きる。これらのインタフェイスは、RS−232Cポー
トやUSBポート、あるいはLANポート等によって構
成することができる。
【0067】このように、撮影モード名の整合をとるた
めに、プリンタ13が、自身の保持するデータベース1
5を編集する機能を有していると好適である。ユーザ
は、操作部54等を介しデータベース15を編集し、制
御部50は、メモリカードやUSBポート53、撮影モ
ード名出力インタフェイス55等によってデータベース
15に記録した撮影モード名をディジタルスチルカメラ
10に受け渡す。
【0068】撮影モード名やデータベース15は、必ず
しも両装置のEEPROM内に保存されている必要はな
く、これらの情報を保持するサーバからネットワークを
介して直接取得する構成としてもよい。このような構成
によりEEPROMの容量を削減することも可能とな
る。
【0069】C.第2実施例:第1実施例では、ディジ
タルスチルカメラで画像ファイルを生成する場合を例示
した。第2実施例では、いったん生成された画像ファイ
ルを編集し、識別子データの追加、変更等を行う場合に
ついて例示する。
【0070】(C1)パーソナルコンピュータ装置概
要:図8は、画像ファイルの編集を行うためのパーソナ
ルコンピュータ14の概略構成を示す説明図である。パ
ーソナルコンピュータ14は、パーソナルコンピュータ
14の全ての機能を司る制御部80と、OSや各種アプ
リケーションが記録されたハードディスク81と、画像
ファイルを入力するためのメモリカードスロット82等
により構成される。ハードディスク81には、複数の撮
影モード名も記録されている。
【0071】制御部80は、CPUやROM、RAMを
含み、CPUはROMに記録されたBIOS(Basic In
put/Output System)や、ハードディスク81に記録さ
れたOSに従い各種処理を行う。RAMは、CPUの各
種処理におけるワークエリアとして用いられる。
【0072】また、パーソナルコンピュータ14には、
メモリカードに代わりファイルの入出力を行うためのU
SBポート83や、ハードディスク81内に格納した各
種データの送受信を行うためのLANポート86が備え
られている。その他に、パーソナルコンピュータ14に
は、キーボードやマウス等の入力装置84や、CRT8
5が接続されている。
【0073】(C2)画像ファイル編集処理1:次に、
画像ファイル編集処理について図9と図8とを用い説明
する。図9は、パーソナルコンピュータ14における画
像ファイルの編集処理の流れを示すフローチャートであ
る。パーソナルコンピュータ14の制御部80は、メモ
リカードスロット82に装着されたメモリカードより画
像ファイルの入力を行う(ステップS300)。続い
て、制御部80は、画像ファイルを解析し、撮影モード
名の有無を判断する(ステップS301)。撮影モード
名が含まれていた場合は、CRT85に該撮影モードを
表示することにより、ユーザにどのような撮影モードが
記録されていたか提示する(ステップS302)。次
に、制御部80は、ハードディスク81に記録されてい
る複数の撮影モード名をCRT85に表示し、ユーザの
選択を促す。ユーザは、表示された撮影モード名の中か
ら所望の撮影モード名を選択する。制御部80は、ユー
ザからの選択により新たな撮影モード名の入力を行う
(ステップS303)。続いて、制御部80は、ステッ
プS300により入力された画像ファイルに含まれる画
像データと、ステップS303により入力された新たな
撮影モード名とを一体的に含む新たな画像ファイルを、
上述したファイル構造に基づき作成する(ステップS3
04)。最後に、メモリカード12に新たな画像ファイ
ルを出力し(ステップS305)、処理を終了する。
【0074】(C3)画像ファイル編集処理2:図10
は、パーソナルコンピュータ14における画像ファイル
の編集処理の他の方法の流れを示すフローチャートであ
る。本編集処理では、画像処理制御データと画像データ
とを含む画像ファイルの編集を行う。パーソナルコンピ
ュータ14の制御部80は、メモリカードスロット82
に装着されたメモリカードより画像ファイルの入力を行
う(ステップS400)。続いて、ユーザから、画像フ
ァイルに含まれる画像処理制御データを特定するための
任意の撮影モード名の入力を受ける(ステップS40
1)。制御部80は、入力した画像ファイルから画像処
理制御データを取り除き、ステップS401において入
力された撮影モード名と、ステップS400において入
力した画像ファイルに含まれる画像データとを一体的に
備える新たな画像ファイルを生成する(ステップS40
2)。最後に、制御部80は新たな画像ファイルをメモ
リカードに出力し(ステップS403)、処理を終了す
る。
【0075】上記編集処理において、パーソナルコンピ
ュータ14は、ユーザが入力した任意の撮影モード名
と、ステップS400において入力した画像ファイルに
含まれる画像処理制御データとを対応付けて保存したデ
ータベースを作成し、ハードディスク81に格納しても
よい。このデータベースは、LANポート86を介し、
プリンタ13に送信することができる。また、本データ
ベースに記録した撮影モード名をディジタルスチルカメ
ラ10に送信することも可能である。このような構成に
より、パーソナルコンピュータ14はデータベース作成
機能を有する装置とすることができ、さらに、ディジタ
ルスチルカメラ10とプリンタ13とが保持する撮影モ
ード名の整合を図ることができる。
【0076】本実施例では、メモリカードによって画像
ファイルを入出力する例を示したが、これに限られるこ
とはない。USBポート83によって行ってもよいし、
LANポート86を用いてネットワークを介して行って
もよい。
【0077】以上、本実施例にかかるパーソナルコンピ
ュータ14によれば、画像ファイルに含まれる撮影モー
ド名の変更や、画像処理制御データを含む画像ファイル
に対して、画像処理制御データに代わり、新たに撮影モ
ード名を記録することが可能となる。また、ディジタル
スチルカメラ10やプリンタ13に送信するための撮影
モード名と画像処理制御データとを対応付けて記録した
データベースの生成も可能となる。
【0078】以上、本発明の種々の実施例について説明
したが、本発明はこれらの実施例に限定されず、その趣
旨を逸脱しない範囲で種々の構成を採ることができる。
例えば、画像処理をプリンタで行うこととしたが、ディ
スプレイやプロジェクタ等の装置で行ってもよい。ま
た、画像ファイルの編集をパーソナルコンピュータで行
うこととしたが、ディジタルスチルカメラやプリンタ等
で行うこととしてもよい。その他、上述した各種処理を
ソフトウェアで実現することができる他、ハードウェア
的に実現するものとしてもよい。
【0079】また、画像ファイルに記録する撮影モード
名とは、プリンタ等において、画像データに画像処理を
施す際に用いる画像処理制御データを特定可能な識別子
であればよく、撮影モード名に限られることはない。例
えば、画像処理制御データを保持するサーバのアドレス
を示すURLを記録してもよい。プリンタ等の画像処理
装置は、該アドレスのサーバにネットワークを介しアク
セスし、画像処理制御データを取得する構成としてもよ
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例にかかる画像処理システムの一例を示
す説明図である。
【図2】本実施例にかかる画像処理システムのその他の
例を示す説明図である。
【図3】ディジタルスチルカメラの概略構成を示す説明
図である。
【図4】ディジタルスチルカメラによって生成される画
像ファイルの構造を示す説明図である。
【図5】プリンタの概略構成を示す説明図である。
【図6】ディジタルスチルカメラによる画像ファイル生
成処理の流れを示すフローチャートである。
【図7】プリンタにおける印刷処理の流れを示すフロー
チャートである。
【図8】パーソナルコンピュータの概略構成を示す説明
図である。
【図9】パーソナルコンピュータにおける画像ファイル
の編集処理の流れを示すフローチャートである。
【図10】パーソナルコンピュータにおける画像ファイ
ルの編集処理の他の方法の流れを示すフローチャートで
ある。
【符号の説明】
10…ディジタルスチルカメラ 11…画像ファイル 12…メモリカード 13…プリンタ 14…パーソナルコンピュータ 15…データベース 20…ディスプレイ 21…サーバ 30…制御部 31…CCD部 32…操作部 33…液晶ディスプレイ 34…メモリカードスロット 35…USBポート 36…撮影モード名入力インタフェイス 40…画像データ格納領域 41…付属情報格納領域 42…MakerNoteデータ領域 50…制御部 51…メモリカードスロット 52…印刷部 53…USBポート 54…操作部 55…撮影モード名出力インタフェイス 80…制御部 81…ハードディスク 82…メモリカードスロット 83…USBポート 84…入力装置 85…CRT 86…LANポート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/387 H04N 5/76 E 5C054 5/232 5/907 B 5C076 5/76 7/18 U 5D110 5/907 101:00 7/18 5/91 H // H04N 101:00 J G11B 27/02 A Fターム(参考) 2C087 AB01 AB05 BA03 BA12 BA14 BC12 BC14 BC15 BD05 BD52 CB20 DA01 5B050 AA09 BA06 BA15 CA08 DA02 EA16 EA19 FA02 FA03 5C022 AA13 AC42 AC69 5C052 AA17 DD02 GA03 GA05 GB01 GE08 5C053 FA08 GB06 KA01 LA01 LA03 LA11 LA14 5C054 AA01 AA04 CC02 DA06 ED11 EJ00 GA04 GA05 5C076 AA14 BA03 5D110 AA08 AA29 DA04 DA11 DB02

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像ファイルを生成する画像ファイル生
    成装置であって、 画像データを生成する画像データ生成部と、 該画像データの画像処理時に使用されるべき画像処理制
    御データを特定するための識別子データを入力する識別
    子データ入力部と、 前記生成した画像データと、前記入力した識別子データ
    とを一体的に備える画像ファイルを生成する画像ファイ
    ル生成部とを備える画像ファイル生成装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の画像ファイル生成装置
    であって、 前記識別子データは、複数の画像処理制御データの中か
    ら前記画像処理時に使用されるべき画像処理制御データ
    を少なくとも一つ選択するために参照されるデータであ
    る画像ファイル生成装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の画像ファイル
    生成装置であって、 前記識別子データは、画像処理制御データを保持するサ
    ーバへの接続に要する接続情報を含むデータである画像
    ファイル生成装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3にいずれか記載の画像ファ
    イル生成装置であって、 前記識別子データを複数保持する識別子データ記憶部を
    備え、 前記識別子データ入力部は、該識別子データ記憶部から
    少なくとも一つの識別子データを選択する画像ファイル
    生成装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の画像ファイル生成装置
    であって、 前記識別子データ記憶部は、識別子データと画像処理制
    御データとを対応付けて保持する記憶媒体から識別子デ
    ータを取得可能である画像ファイル生成装置。
  6. 【請求項6】 請求項4に記載の画像ファイル生成装置
    であって、 前記識別子データ記憶部は、画像処理を行う画像処理装
    置から識別子データを取得可能である画像ファイル生成
    装置。
  7. 【請求項7】 請求項4に記載の画像ファイル生成装置
    であって、 前記識別子データ記憶部は、通信回線を介して接続され
    た所定のサーバから識別子データを取得可能である画像
    ファイル生成装置。
  8. 【請求項8】 ディジタルスチルカメラとして構成した
    請求項1〜7にいずれか記載の画像ファイル生成装置
  9. 【請求項9】 画像データに画像処理を施す画像処理装
    置であって、 所定の識別子データと画像データとを含む画像ファイル
    を入力する画像ファイル入力部と、 前記入力した画像ファイルに含まれる識別子データに基
    づいて画像処理制御データを設定する画像処理制御デー
    タ設定部と、 前記画像データに対し、前記設定した画像処理制御デー
    タを用いて画像処理を施す画像処理部とを備える画像処
    理装置。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載の画像処理装置であっ
    て、 前記識別子データは、複数の画像処理制御データから前
    記画像処理時に用いる画像処理制御データを選択するた
    めのデータである画像処理装置。
  11. 【請求項11】 請求項9または10に記載の画像処理
    装置であって、 前記識別子データは、前記画像処理制御データを保持す
    るサーバに通信回線を介して接続するために必要となる
    接続情報を含み、 前記画像処理制御データ設定部は、該接続情報に基づい
    て、前記サーバから前記画像処理制御データを取得する
    画像処理装置。
  12. 【請求項12】 請求項9〜11にいずれか記載の画像
    処理装置であって、 前記画像処理制御データを保持する画像処理制御データ
    記憶部を備える画像処理装置。
  13. 【請求項13】 請求項12に記載の画像処理装置であ
    って、 前記画像処理制御データ記憶部は、識別子データと画像
    処理制御データとを対応付けて保持する記憶媒体から画
    像処理制御データを取得可能である画像処理装置。
  14. 【請求項14】 請求項12に記載の画像処理装置であ
    って、 前記画像処理制御データ記憶部は、通信回線によって接
    続された所定のサーバから画像処理制御データを取得可
    能である画像処理装置。
  15. 【請求項15】 請求項9〜14にいずれか記載の画像
    処理装置であって、 前記識別子データと、前記画像処理制御データとの対応
    関係を保持する記憶部と、 画像ファイルを生成する画像ファイル生成装置に対し前
    記保持した識別子データの少なくとも一部を送信する識
    別子データ送信部と、 を備える画像処理装置。
  16. 【請求項16】 プリンタとして構成した請求項9〜1
    5にいずれか記載の画像処理装置。
  17. 【請求項17】 画像データに画像処理を施す画像処理
    方法であって、 所定の識別子データと画像データとを含む画像ファイル
    を入力する画像ファイル入力工程と、 前記入力した画像ファイルに含まれる識別子データに基
    づいて画像処理制御データを設定する画像処理制御デー
    タ設定工程と、 前記画像データに対し、前記設定した画像処理制御デー
    タを用いて画像処理を施す画像処理工程とを含む画像処
    理方法。
  18. 【請求項18】 画像データに画像処理を施すためのコ
    ンピュータプログラムであって、 所定の識別子データと画像データとを含む画像ファイル
    を入力する機能と、 前記入力した画像ファイルに含まれる識別子データに基
    づいて画像処理制御データを設定する機能と、 前記画像データに対し、前記設定した画像処理制御デー
    タを用いて画像処理を施す機能とをコンピュータに実現
    させるためのコンピュータプログラム。
  19. 【請求項19】 請求項18に記載のコンピュータプロ
    グラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒
    体。
  20. 【請求項20】 画像ファイルを編集する画像ファイル
    編集装置であって、 画像処理の内容を特定する画像処理制御データおよび該
    画像処理制御データを特定する識別子データの少なくと
    も一方と、画像データとを含む画像ファイルを入力する
    画像ファイル入力部と、 前記画像データの画像処理時に使用されるべき画像処理
    制御データを特定するための新たな識別子データを入力
    する識別子データ入力部と、 前記新たに入力した識別子データと前記画像データとを
    一体的に備える新たな画像ファイルを生成する画像ファ
    イル生成部とを備える画像ファイル編集装置。
  21. 【請求項21】 画像ファイルを編集する画像ファイル
    編集方法であって、 画像処理の内容を特定する画像処理制御データおよび該
    画像処理制御データを特定する識別子データの少なくと
    も一方と、画像データとを含む画像ファイルを入力する
    画像ファイル入力工程と、 前記画像データの画像処理時に使用されるべき画像処理
    制御データを特定するための新たな識別子データを入力
    する識別子データ入力工程と、 前記新たに入力した識別子データと前記画像データとを
    一体的に備える新たな画像ファイルを生成する画像ファ
    イル生成工程とを備える画像ファイル編集方法。
  22. 【請求項22】 画像ファイルを編集するためのコンピ
    ュータプログラムであって、 画像処理の内容を特定する画像処理制御データおよび該
    画像処理制御データを特定する識別子データの少なくと
    も一方と、画像データとを含む画像ファイルを入力する
    機能と、 前記画像データの画像処理時に使用されるべき画像処理
    制御データを特定するための新たな識別子データを入力
    する機能と、 前記新たに入力した識別子データと前記画像データとを
    一体的に備える新たな画像ファイルを生成する機能とを
    実現するためのコンピュータプログラム。
  23. 【請求項23】 請求項22に記載のコンピュータプロ
    グラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記憶媒
    体。
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