JP2003032417A - プリンタ機能付きファクシミリ装置と印字出力装置 - Google Patents

プリンタ機能付きファクシミリ装置と印字出力装置

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JP2003032417A
JP2003032417A JP2002121251A JP2002121251A JP2003032417A JP 2003032417 A JP2003032417 A JP 2003032417A JP 2002121251 A JP2002121251 A JP 2002121251A JP 2002121251 A JP2002121251 A JP 2002121251A JP 2003032417 A JP2003032417 A JP 2003032417A
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Hiroshi Yokoyama
宏 横山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プリンタコントローラ用とファクシミリ用に
操作パネルを共用する。 【解決手段】 ファクシミリ通信制御部を介して画像情
報のファクシミリ送受信を行なうと共に、プリンタコン
トローラを介して接続されたコンピュータからの出力を
印字するプリンタ機能付きファクシミリ装置であって、
ファクシミリ通信制御部に対する操作情報およびプリン
タコントローラに対する操作情報を表示する表示手段
と、ファクシミリ通信制御部に対する操作情報を表示手
段に優先的に表示させる一方、コンピュータからの出力
を印字するプリンタモードでは、表示手段に表示された
ファクシミリ通信制御部に対する操作情報をプリンタコ
ントローラに対する操作情報に置き換えて表示させる制
御手段とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータから
の情報の印字出力が可能なファクシミリに係わり、特
に、プリンタ出力時の操作性を向上するのに好適なプリ
ンタ機能付きファクシミリ装置と印字出力装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、複数のコンピュータで一つのプリ
ンタを共用して、省エネルギー化や省スペース化、およ
び、コストダウンを図る技術が開発されている。例え
ば、特開平2−165317号公報では、プリンタのイ
ンタフェースに対応して二つの通信手段を設けて、二つ
の装置からの情報を一台のプリンタで出力する技術が記
載されている。この技術によれば、プリンタコントロー
ラを設けることにより、ファクシミリをプリンタとして
利用することができる。
【0003】しかし、このようなプリンタコントローラ
を搭載するファクシミリにおいては、プリンタコントロ
ーラによる表示制御やキー入力制御などの操作制御が、
ファクシミリの操作制御と異なり、また、ファクシミリ
においても、それぞれの機種ごとに操作制御が異なって
いる。そのために、キー入力制御や表示制御を行なう操
作パネルは、ファクシミリとプリンタコントローラで共
用することができない。もし、操作パネルを共用する場
合には、例えば、インテリジェント複写機と呼ばれるよ
うな、閉じた環境での設計となり、安価で拡張性のある
システムに利用することはできない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、従来の技術では、プリンタコントローラによる表
示制御やキー入力制御などの操作制御が、ファクシミリ
の操作制御と異なり、ファクシミリの操作パネルを、異
なる操作制御のプリンタコントローラで共用することが
できない点である。本発明の目的は、これら従来技術の
課題を解決し、ファクシミリの多目的な利用を、低コス
トで可能とするプリンタ機能付きファクシミリ装置と印
字出力装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のプリンタ機能付きファクシミリ装置は、
(1)ファクシミリ通信制御部を介して画像情報のファ
クシミリ送受信を行なうと共に、プリンタコントローラ
を介して接続されたコンピュータからの出力を印字する
プリンタ機能付きファクシミリ装置であって、ファクシ
ミリ通信制御部に対する操作情報およびプリンタコント
ローラに対する操作情報を表示する表示手段と、ファク
シミリ通信制御部に対する操作情報を表示手段に優先的
に表示させる一方、コンピュータからの出力を印字する
プリンタモードでは、表示手段に表示されたファクシミ
リ通信制御部に対する操作情報をプリンタコントローラ
に対する操作情報に置き換えて表示させる制御手段とを
備えたことを特徴とする。また、(2)上記(1)に記
載のプリンタ機能付きファクシミリ装置において、ファ
クシミリ装置は、プリンタ機能の動作中に受信したファ
クシミリ情報を記憶する記憶手段を備えたことを特徴と
する。また、(3)上記(1)、(2)に記載のプリン
タ機能付きファクシミリ装置において、プリンタコント
ローラに対する操作情報に対応した表示手段の表示内容
が所定の時間を超えて同一であれば、表示手段の表示内
容をファクシミリ通信制御部に対する操作情報に対応し
た表示内容に切り替えることを特徴とする。また、
(4)上記(1)から(3)に記載のプリンタ機能付き
ファクシミリ装置において、さらに、ファクシミリ通信
の待機状態中にプリンタコントローラから送出されたプ
リンタコントローラに対する操作情報を受け付ける変換
許可手段を備えたことを特徴とする。また、本発明の印
字出力装置は、(5)ファクシミリ通信制御部を介して
画像情報のファクシミリ送受信を行なうと共に、プリン
タコントローラを介して接続されたコンピュータからの
出力を印字する印字出力装置であって、ファクシミリ通
信制御部に対する操作情報およびプリンタコントローラ
に対する操作情報を表示する表示手段と、ファクシミリ
通信制御部に対する操作情報を表示手段に優先的に表示
させる一方、コンピュータからの出力を印字するプリン
タモードでは、表示手段に表示されたファクシミリ通信
制御部に対する操作情報をプリンタコントローラに対す
る操作情報に置き換えて表示させる制御手段とを備えた
ことを特徴とする。
【0006】(作用)本発明においては、プリンタコン
トローラの操作情報、例えば、LCD(Liquid
Crystal Display、液晶ディスプレイ)
上のキャラクタのコードやLED(Light Emi
tting Diode、発光ダイオード)の制御情報
と、ファクシミリの操作パネルで取り扱う操作情報との
変換が行なわれるので、ファクシミリの操作パネルを、
プリンタコントローラの操作パネルと共用しても、プリ
ンタコントローラとファクシミリ側は、相手を意識せず
に、従来と同様の制御を行うことができる。このよう
に、操作パネルを共用することにより、コストダウンを
図ることができる。また、プリンタモードでの動作中に
ファクシミリが着信した場合には、ファクシミリ情報を
記憶部で受けることができ、プリンタモードによるファ
クシミリ機能への弊害を回避できる。また、異常に長く
プリンタモードでの操作画面が表示されている場合に
は、プリンタコントローラからのLCD等の表示情報の
内容を解析して、プリンタモードをファクシミリモード
に自動的に戻す。このことにより、不用意に設定された
プリンタモードによるファクシミリ機能への弊害を回避
できる。
【0007】また、LCD等の表示は、通常、ファクシ
ミリ優先であるが、ファクシミリがレディー状態(待機
中)のときに、プリンタコントローラからのLCD表示
ができ、プリンタのエラーや、ホストから出力データが
送信されて、画データが存在するときに、その主旨のL
CD表示をすることができる。また、プリンタを開始す
るモードでは、常にオンライン状態となっているので、
ユーザは、ファクシミリのプリンタモードがオンライン
状態であるか否かを確認する必要がない。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を、図面に
より詳細に説明する。図1は、本発明に係わるプリンタ
機能付きファクシミリ装置の構成の第1の実施例を示す
ブロック図である。本実施例のファクシミリ1は、ファ
クシミリ通信に係わる制御を行なうファクシミリ通信制
御部2と、ファクシミリ通信制御部2を介して受信した
ファクシミリ情報を印字出力するプロッタ3と、コンピ
ュータ4からの情報を、プロッタ3を介して印字出力さ
せるプリンタコントローラ5と、操作者との情報の入出
力を行なう操作パネル6と、本発明に係わり、操作パネ
ル6とプリンタコントローラ5との接続制御を行なう中
継処理部7とにより構成されている。
【0009】中継処理部7は、操作パネル6に対する、
ファクシミリ通信制御部2の操作情報とプリンタコント
ローラ5の操作情報との変換手順を予め対応付けて登録
する変換テーブル8と、この変換テーブル8の変換手順
に基づき、操作情報の変換を行なう操作情報変換部9と
を具備し、プリンタコントローラ5へのキー入力情報や
表示情報からなる操作情報を、操作パネル6の操作情報
に合わせて変換する。このことにより、ファクシミリ1
の操作パネル6を介して、プリンタコントローラ5の操
作の入出力制御を行なうことができる。また、ファクシ
ミリ1は、記憶部10を具備し、プリンタコントローラ
5からの情報の印字出力中に、ファクシミリ通信制御部
2を介してファクシミリ情報を受信する場合には、この
ファクシミリ情報を、記憶部10に記憶する。例えば、
コンピュータ4からの情報の印字中には、プロッタの使
用中を示すフラグをオンにして、ファクシミリ通信制御
部2が受信状態になったときには、そのフラグを判断す
ることにより、記憶部10を用いた受信を行なう。この
ようにすることにより、コンピュータ4からの情報の印
字中にも、ファクシミリ情報を受信することができる。
【0010】また、中継処理部7は、モード初期化部1
1を具備し、このモード初期化部11は、例えば、プリ
ンタコントローラ5からの同一の表示情報が、所定の時
間を超えて継続して出力される場合に、この表示情報を
無効とし、ファクシミリ1を、ファクシミリ通信制御部
2によるファクシミリ通信の待機状態に戻す。さらに、
中継処理部7は、変換許可部12を具備し、この変換許
可部12は、ファクシミリ1のファクシミリ通信制御部
2が待機状態中であることを監視し、ファクシミリ通信
の待機中にのみ、プリンタコントローラ5から操作パネ
ル6への操作情報を受け付ける。このことにより、操作
パネル6の表示は、通常、ファクシミリ通信制御部2に
対する操作表示が優先となる。そして、ファクシミリ1
が、ファクシミリ通信の待機中状態の表示を行なってい
るときに、例えば、プロッタ3のエラーが発生したとき
の表示や、コンピュータ4からの出力データがプリンタ
コントローラ5に残った状態のままのときの表示など、
「プリント可能」以外の表示情報が、中継処理部7に送
出されてきた場合に、これらの表示情報を操作パネル6
で表示し、ユーザに、オペレーションの操作を促す。
【0011】コンピュータ4からの情報を印字出力する
プリンタモードでは、操作パネルの画面は、プリンタコ
ントローラ5から送出される表示情報に基づき、例え
ば、「プリントカノウ」と表示する。この表示状態で、
かつ、コンピュータ4との接続がオンライン状態の時
に、プリント、すなわち、コンピュータ4からの情報の
印字出力が可能となる。従来の技術では、プリンタコン
トローラ5上に、オンライン状態を示すLEDなどが設
けられているので、ユーザは、そのLEDを見て、プリ
ントが可能かどうかを判定できる。しかし、本例では、
コストダウンをかねて、ファクシミリ1の操作パネルの
表示画面を利用しているので、オンラインの状態を示す
LEDが設けられていない。そのために、本例では、中
継処理部7にオンライン制御部13を設け、このオンラ
イン制御部13により、プリンタコントローラ5からの
プリント開始を指示する表示情報の出力時に、コンピュ
ータとの接続をオンライン状態に制御する。
【0012】以下、次の図2を用いて、本第1の実施例
のプリンタ機能付きファクシミリ装置の本発明に係わる
動作を説明する。図2は、図1におけるプリンタ機能付
きファクシミリ装置の本発明に係わる動作の一具体例を
示すフローチャートである。初期状態として、ファクシ
ミリ通信待機中に(ステップ201)、プリンタ出力で
はなく(ステップ202)、ファクシミリ送信が指示さ
れれば(ステップ203、204)、対応する送信処理
を行ない(ステップ205)、ステップ201の初期状
態に戻る。ファクシミリ受信が指示されれば(ステップ
203)、図1のプロッタ3が使用中であるか否かを確
認する(ステップ206)。使用中であれば、ファクシ
ミリ情報を図1の記憶部10に蓄積して受信し(ステッ
プ207)、使用中でなければ、ファクシミリ情報を、
図1のプロッタ3で印字出力して(ステップ208)、
ステップ201の初期状態に戻る。
【0013】また、ステップ202において、プリンタ
出力が指示されれば、すなわち、図1の中継処理部7か
らの操作情報が入力されれば、図1の操作パネルの表示
状態を、初期状態からプリンタモード用の画面に切り替
える(ステップ209)。コンピュータとのオフライン
状態でのプリンタ出力モードの設定が、所定の時間
(T)までに完了しなければ(ステップ210、21
1)、図1のオンライン制御部13により、コンピュー
タとの接続を、初期状態であるオンライン状態に戻す
(ステップ212)。ステップ210においてプリンタ
出力モードの設定が完了して、コンピュータとの接続が
オンライン状態に戻り、かつ、印字出力の指示が入力さ
れたならば(ステップ213)、印字出力する(ステッ
プ214)。印字出力が完了した(ステップ215)後
の時間、もしくは、ステップ213における印字出力の
指示がない状態の時間が、所定の時間(T)まで続けば
(ステップ216)、プリンタモード用の画面をファク
シミリ通信待機中の表示状態に切り替え(ステップ21
7)、ステップ201の初期状態に戻る。
【0014】このようにして、操作パネルを、ファクシ
ミリ通信の待機状態で通常の表示画面とし、かつ、不適
切に放置されたプリンタモードを、自動的にファクシミ
リ通信の待機状態に戻すことにより、プリンタ機能を付
与したことによるファクシミリ通信への不具合を回避す
ることができる。さらに、コンピュータとの接続におい
ても、図1のオンライン制御部13により、不適切に放
置されたプリンタの設定モードによるオフライン状態
を、設定モード表示の初期化と共に、自動的にオンライ
ン状態に戻す。以下、このような図1のオンライン制御
部13によるステップ210〜212における本発明に
係わる動作を、図3、および、図4を用いて説明する。
【0015】図3は、図1におけるオンライン制御部の
本発明に係わる処理動作の一具体例を示す説明図であ
る。本例は、プリンタの設定モードでの、図1の操作パ
ネル6における画面の操作手順を示すものである。プリ
ンタモードでは、操作パネルの画面31は、図1のプリ
ンタコントローラ5から送出される表示情報に基づき、
「プリントカノウ」と表示する。この表示状態で、か
つ、オンライン時に、プリント(図1のコンピュータ4
からの情報の印字出力)が可能となる。本例において
は、画面31では、オフライン状態のときに右カーソル
30dを押すと、オフライン状態のまま、画面32に移
り、オンライン状態のときに右カーソル30dを押す
と、オフライン状態になる。そのために、オンライン状
態での画面31において右カーソル30dを押すと、画
面31のままで、オフライン状態となる。このオフライ
ン状態での画面31で、再度、右カーソル30dを押す
と、設定モードの画面32の状態になる。この画面32
の状態で、例えば、下カーソル30cを押すと画面33
に、また、右カーソル30dを押すと、画面34に移
る。このようにして、各カーソルを選択して押すことに
より、操作画面の切り替えが行なわれる。
【0016】ここで、ユーザが、画面34において、プ
リンタの設定モード(プリント時の用紙サイズの設定)
を行なっているときには、その設定を優先するために、
タイムアウトになるまでは、その設定モードを保持して
おく。しかし、タイムアウト、例えば、4〜5分が経過
すると、その設定モードを抜ける。このままの状態で設
定モードを抜けてしまうと、図1のプリンタコントロー
ラ5は、画面34の状態のままなので、オフライン状態
である。従来技術のプリンタコントローラでは、このよ
うなオンラインの状態を示すLEDが設けられていた
が、本例では、コストダウンをかねて、図1のファクシ
ミリ1の操作パネルの表示画面を利用しているので、こ
のようなオン/オフラインの状態を示すLEDがないの
で、ユーザには、オフライン状態かオンライン状態なの
かが分からない。
【0017】そこで、このようなタイムアウトで抜けて
しまうときには、図1のオンライン制御部13で、左カ
ーソル30aのキーコードを、図1のプリンタコントロ
ーラ5に送出しつづけ、図1のプリンタコントローラ5
による図1の操作パネル6の表示が、画面31の状態に
なったかどうか、キャラクタの比較を行なう。そして、
画面31の状態になれば、オンライン状態にするため
に、右カーソル30dのキーコードを送出する。すなわ
ち、画面34の状態から、左カーソル30aのキーコー
ドを2回送出し、その後、右カーソル30dのキーコー
ドを、1回送出すると、オンライン状態の画面31の表
示になる。
【0018】図4は、図1におけるオンライン制御部の
本発明に係わる処理動作の一具体例を示すフローチャー
トである。プリンタ設定モードの終了キーが押され、設
定モードが終了するか(ステップ401)、もしくは、
プリンタ設定モードの状態が所定の時間だけ経過して、
タイムアウトになれば(ステップ402)、画面に表示
されているキャラクタが、図3の画面31を表わすもの
であるか否かを判別する(ステップ403)。表示画面
が、図3の画面31に戻るまで、カーソルのキーの戻し
操作を行ない(ステップ404)、表示画面が、図3の
画面31に戻った時点で、オフライン状態をオンライン
状態にするカーソルキーのコードを送出する(ステップ
405)。このように、タイムアウト時、または、プリ
ンタ設定終了キーが押された時点で、画面を、プリント
の開始モードに自動的に戻すと共に、オンライン状態に
する。このことにより、ユーザは、プリント時における
オンライン状態の確認と切り替え操作を行なう必要がな
くなる。
【0019】図5は、本発明に係わるプリンタ機能付き
ファクシミリ装置の構成の第2の実施例を示すブロック
図である。本実施例のファクシミリ51は、図1におけ
る第1の実施例のファクシミリ1のプロッタ3で用いる
用紙を、2個の給紙カセットから給紙する構成としたも
のであり、第1の給紙カセット52は、プリンタコント
ローラ5を介してコンピュータ4から送られてきた情報
の印字出力に用いる、例えば、白地の第1の用紙53を
収納し、第2の給紙カセット54は、ファクシミリ通信
制御部2で受信したファクシミリ情報の印字出力に用い
る、例えば、黄色地の第2の用紙55を収納する。そし
て、給紙制御部56は、プロッタ3に入力される印字情
報の送出元に対応して、第1の給紙カセット52と第2
の給紙カセット54のいずれか一方の給紙ローラ57、
58を駆動して、用紙の給紙を選択的に行なう。このよ
うに、ファクシミリモードとプリンタモードで、それぞ
れ異なる色地の用紙に印字出力することができ、ユーザ
は、印字出力された情報が、ファクシミリモードで受信
したものか、あるいは、プリンタモードで出力したもの
かを、容易に区別することができる。
【0020】以上、図1〜図5を用いて説明したよう
に、本第1、第2の実施例のプリンタ機能付きファクシ
ミリ装置では、中継処理部により、プリンタコントロー
ラが制御する操作パネルの表示情報(キャラクタコード
など)を、ファクシミリの操作パネルに対応して変換す
る。このことにより、同じプリンタコントローラを、他
のファクシミリで利用する場合にも、中継処理部のテー
ブルの内容を書き換えることにより、容易に対処でき
る。また、プリンタモードでの出力中には、ファクシミ
リの受信を記憶部で受けることができるので、プリンタ
機能により、基本のファクシミリ機能が阻害されること
がない。
【0021】また、プリンタを開始する画面では、常に
オンライン状態に設定されている。このことにより、ユ
ーザは、オンライン状態の確認なしでプリント操作を行
なうことができる。また、障害等により、コンピュータ
からの画データが印字されずに残っている場合には、そ
の旨の表示を行なうので、ユーザは、容易に障害の発生
を知り、措置を行なうことができる。また、ファクシミ
リ受信した情報とコンピュータからの情報とを、それぞ
れ異なる用紙に印字して出力することができ、ユーザ
は、印字された情報が、コンピュータ情報かファクシミ
リ情報かを、容易に判断することができる。尚、本発明
は、図1〜図5を用いて説明した実施例に限定されるも
のではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変
更可能である。例えば、図2のステップ215において
印字出力が完了した後に、ユーザが指示入力することに
より、ステップ216における時間(T)を待たずに、
ステップ217の表示切り替えを行なうものでも良い。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、ファクシミリの操作パ
ネルを、異なる操作制御のプリンタコントローラで共用
することができ、ファクシミリの多目的な利用を、低コ
ストで行なうことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わるプリンタ機能付きファクシミリ
装置の構成の第1の実施例を示すブロック図である。
【図2】図1におけるプリンタ機能付きファクシミリ装
置の本発明に係わる動作の一具体例を示すフローチャー
トである。
【図3】図1におけるオンライン制御部の本発明に係わ
る処理動作の一具体例を示す説明図である。
【図4】図1におけるオンライン制御部の本発明に係わ
る処理動作の一具体例を示すフローチャートである。
【図5】本発明に係わるプリンタ機能付きファクシミリ
装置の構成の第2の実施例を示すブロック図である。
【符号の説明】
1:ファクシミリ、2:ファクシミリ通信制御部、3:
プロッタ、4:コンピュータ、5:プリンタコントロー
ラ、6:操作パネル、7:中継処理部、8:変換テーブ
ル、9:操作情報変換部、10:記憶部、11:モード
初期化部、12:変換許可部、13:オンライン制御
部、31〜34:画面、30a:左カーソル、30b:
上カーソル、30c:下カーソル、30d:右カーソ
ル、51:ファクシミリ、52:第1の給紙カセット、
53:第1の用紙、54:第2の給紙カセット、55:
第2の用紙、56:給紙制御部、57,58:給紙ロー
ラ。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ファクシミリ通信制御部を介して画像情
    報のファクシミリ送受信を行なうと共に、プリンタコン
    トローラを介して接続されたコンピュータからの出力を
    印字するプリンタ機能付きファクシミリ装置であって、
    前記ファクシミリ通信制御部に対する操作情報および前
    記プリンタコントローラに対する操作情報を表示する表
    示手段と、前記ファクシミリ通信制御部に対する操作情
    報を前記表示手段に優先的に表示させる一方、コンピュ
    ータからの出力を印字するプリンタモードでは、前記表
    示手段に表示された前記ファクシミリ通信制御部に対す
    る操作情報を前記プリンタコントローラに対する操作情
    報に置き換えて表示させる制御手段とを備えたことを特
    徴とするプリンタ機能付きファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のプリンタ機能付きファ
    クシミリ装置において、前記ファクシミリ装置は、前記
    プリンタ機能の動作中に受信したファクシミリ情報を記
    憶する記憶手段を備えたことを特徴とするプリンタ機能
    付きファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 請求項1、もしくは、請求項2のいずれ
    かに記載のプリンタ機能付きファクシミリ装置におい
    て、前記プリンタコントローラに対する操作情報に対応
    した前記表示手段の表示内容が所定の時間を超えて同一
    であれば、前記表示手段の表示内容を前記ファクシミリ
    通信制御部に対する操作情報に対応した表示内容に切り
    替えることを特徴とするプリンタ機能付きファクシミリ
    装置。
  4. 【請求項4】 請求項1から請求項3のいずれかに記載
    のプリンタ機能付きファクシミリ装置において、さら
    に、ファクシミリ通信の待機状態中にプリンタコントロ
    ーラから送出された前記プリンタコントローラに対する
    操作情報を受け付ける変換許可手段を備えたことを特徴
    とするプリンタ機能付きファクシミリ装置。
  5. 【請求項5】 ファクシミリ通信制御部を介して画像情
    報のファクシミリ送受信を行なうと共に、プリンタコン
    トローラを介して接続されたコンピュータからの出力を
    印字する印字出力装置であって、前記ファクシミリ通信
    制御部に対する操作情報および前記プリンタコントロー
    ラに対する操作情報を表示する表示手段と、前記ファク
    シミリ通信制御部に対する操作情報を前記表示手段に優
    先的に表示させる一方、コンピュータからの出力を印字
    するプリンタモードでは、前記表示手段に表示された前
    記ファクシミリ通信制御部に対する操作情報を前記プリ
    ンタコントローラに対する操作情報に置き換えて表示さ
    せる制御手段とを備えたことを特徴とする印字出力装
    置。
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