JP2003023522A - プリンタ機能付きファクシミリ装置と印字出力装置 - Google Patents

プリンタ機能付きファクシミリ装置と印字出力装置

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JP2003023522A
JP2003023522A JP2002121252A JP2002121252A JP2003023522A JP 2003023522 A JP2003023522 A JP 2003023522A JP 2002121252 A JP2002121252 A JP 2002121252A JP 2002121252 A JP2002121252 A JP 2002121252A JP 2003023522 A JP2003023522 A JP 2003023522A
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Hiroshi Yokoyama
宏 横山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 印字された情報がコンピュータ情報かファク
シミリ情報かを、ユーザが容易に判断可能とする。 【解決手段】 ファクシミリ通信制御部2に対する操作
情報およびプリンタコントローラ5に対する操作情報を
表示し、表示された操作情報に基づいて印字指示入力す
るための操作パネル6と、第1の色の用紙53を給紙す
る第1の給紙カセット52と、第2の色の用紙55を給
紙する第2の給紙カセット54と、印字指示入力により
プリンタコントローラを介して送出されたコンピュータ
からの印字出力を行なう場合には第1の給紙カセットか
ら給紙を行なう一方、印字指示入力により受信したファ
クシミリ情報の印字出力を行なう場合には第2の給紙カ
セットから給紙を行なう給紙制御部56とを備え、コン
ピュータ4からの印字出力と受信したファクシミリ情報
の印字出力とが互いに異なる色の用紙に印字する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータから
の情報の印字出力が可能なファクシミリに係わり、特
に、プリンタ出力時の操作性を向上するのに好適なプリ
ンタ機能付きファクシミリ装置と印字出力装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、複数のコンピュータで一つのプリ
ンタを共用して、省エネルギー化や省スペース化、およ
び、コストダウンを図る技術が開発されている。例え
ば、特開平2−165317号公報では、プリンタのイ
ンタフェースに対応して二つの通信手段を設けて、二つ
の装置からの情報を一台のプリンタで出力する技術が記
載されている。この技術によれば、プリンタコントロー
ラを設けることにより、ファクシミリをプリンタとして
利用することができる。
【0003】しかし、このようなプリンタコントローラ
を搭載するファクシミリにおいては、プリンタコントロ
ーラによる表示制御やキー入力制御などの操作制御が、
ファクシミリの操作制御と異なり、また、ファクシミリ
においても、それぞれの機種ごとに操作制御が異なって
いる。そのために、キー入力制御や表示制御を行なう操
作パネルは、ファクシミリとプリンタコントローラで共
用することができない。もし、操作パネルを共用する場
合には、例えば、インテリジェント複写機と呼ばれるよ
うな、閉じた環境での設計となり、安価で拡張性のある
システムに利用することはできない。また、ファクシミ
リ受信した情報とコンピュータからの情報とを、同じ用
紙に印字して出力するため、ユーザは、印字された情報
が、コンピュータ情報かファクシミリ情報かを、容易に
判断することができない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、従来の技術では、プリンタコントローラによる表
示制御やキー入力制御などの操作制御が、ファクシミリ
の操作制御と異なり、ファクシミリの操作パネルを、異
なる操作制御のプリンタコントローラで共用することが
できず、さらに、ファクシミリ受信した情報とコンピュ
ータからの情報とを、同じ用紙に印字して出力するた
め、ユーザは、印字された情報が、コンピュータ情報か
ファクシミリ情報かを、容易に判断することができない
点である。本発明の目的は、これら従来技術の課題を解
決し、ファクシミリの多目的な利用を、低コストで可能
とするプリンタ機能付きファクシミリ装置と印字出力装
置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のプリンタ機能付きファクシミリ装置は、
(1)ファクシミリ通信制御部を介して画像情報のファ
クシミリ送受信を行なうと共に、プリンタコントローラ
を介して接続されたコンピュータからの出力を印字する
プリンタ機能付きファクシミリ装置であって、ファクシ
ミリ通信制御部に対する操作情報およびプリンタコント
ローラに対する操作情報を表示する表示手段と、表示さ
れた操作情報に基づいて印字指示入力するための入力手
段と、第1および第2の給紙手段と、印字指示入力によ
りプリンタコントローラを介して送出されたコンピュー
タからの印字出力を行なう場合には第1の給紙手段から
給紙を行なう一方、印字指示入力により受信したファク
シミリ情報の印字出力を行なう場合には第2の給紙手段
から給紙を行なう給紙制御手段とを備えたことを特徴と
する。また、(2)ファクシミリ通信制御部を介して画
像情報のファクシミリ送受信を行なうと共に、プリンタ
コントローラを介して接続されたコンピュータからの出
力を印字するプリンタ機能付きファクシミリ装置であっ
て、ファクシミリ通信制御部に対する操作情報およびプ
リンタコントローラに対する操作情報を表示する表示手
段と、表示された操作情報に基づいて印字指示入力する
ための入力手段と、第1の色の用紙を給紙する第1の給
紙手段と、第2の色の用紙を給紙する第2の給紙手段
と、印字指示入力によりプリンタコントローラを介して
送出されたコンピュータからの印字出力を行なう場合に
は第1の給紙手段から給紙を行なう一方、印字指示入力
により受信したファクシミリ情報の印字出力を行なう場
合には第2の給紙手段から給紙を行なう給紙制御手段と
を備え、コンピュータからの印字出力と受信したファク
シミリ情報の印字出力とが互いに異なる色の用紙に印字
されるようにしたことを特徴とする。また、本発明の印
字出力装置は、(3)ファクシミリ通信制御部を介して
画像情報のファクシミリ送受信を行なうと共に、プリン
タコントローラを介して接続されたコンピュータからの
出力を印字する印字出力装置であって、ファクシミリ通
信制御部に対する操作情報およびプリンタコントローラ
に対する操作情報を表示する表示手段と、表示された操
作情報に基づいて印字指示入力するための入力手段と、
第1および第2の給紙手段と、印字指示入力によりプリ
ンタコントローラを介して送出されたコンピュータから
の印字出力を行なう場合には第1の給紙手段から給紙を
行なう一方、印字指示入力により受信したファクシミリ
情報の印字出力を行なう場合には第2の給紙手段から給
紙を行なう給紙制御手段とを備えたことを特徴とする。
また、(4)ファクシミリ通信制御部を介して画像情報
のファクシミリ送受信を行なうと共に、プリンタコント
ローラを介して接続されたコンピュータからの出力を印
字する印字出力装置であって、ファクシミリ通信制御部
に対する操作情報およびプリンタコントローラに対する
操作情報を表示する表示手段と、表示された操作情報に
基づいて印字指示入力するための入力手段と、第1の色
の用紙を給紙する第1の給紙手段と、第2の色の用紙を
給紙する第2の給紙手段と、印字指示入力によりプリン
タコントローラを介して送出されたコンピュータからの
印字出力を行なう場合には第1の給紙手段から給紙を行
なう一方、印字指示入力により受信したファクシミリ情
報の印字出力を行なう場合には第2の給紙手段から給紙
を行なう給紙制御手段とを備え、コンピュータからの印
字出力と受信したファクシミリ情報の印字出力とが互い
に異なる色の用紙に印字されるようにしたことを特徴と
する。
【0006】(作用)本発明においては、印字指示入力
によりプリンタコントローラを介して送出されたコンピ
ュータからの印字出力を行なう場合には第1の給紙手段
から給紙を行なう一方、印字指示入力により受信したフ
ァクシミリ情報の印字出力を行なう場合には第2の給紙
手段から給紙を行なうので、ユーザは、印字された情報
が、コンピュータ情報かファクシミリ情報かを、容易に
判断することができる。
【0007】特に、印字指示入力によりプリンタコント
ローラを介して送出されたコンピュータからの印字出力
を行なう場合には、第1の給紙手段から第1の色の用紙
を給紙し、また、印字指示入力により受信したファクシ
ミリ情報の印字出力を行なう場合には、第2の給紙手段
から第2の色の用紙を給紙することにより、コンピュー
タからの印字出力と受信したファクシミリ情報の印字出
力とが互いに異なる色の用紙に印字するので、ユーザ
は、印字された情報が、コンピュータ情報かファクシミ
リ情報かを、容易に判断することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を、図面に
より詳細に説明する。図1は、本発明に係わるプリンタ
機能付きファクシミリ装置の構成例を示すブロック図で
ある。本例のファクシミリ1は、ファクシミリ通信に係
わる制御を行なうファクシミリ通信制御部2と、ファク
シミリ通信制御部2を介して受信したファクシミリ情報
を印字出力するプロッタ3と、コンピュータ4からの情
報を、プロッタ3を介して印字出力させるプリンタコン
トローラ5と、操作者との情報の入出力を行なう操作パ
ネル6と、本発明に係わり、操作パネル6とプリンタコ
ントローラ5との接続制御を行なう中継処理部7とによ
り構成されている。
【0009】中継処理部7は、操作パネル6に対する、
ファクシミリ通信制御部2の操作情報とプリンタコント
ローラ5の操作情報との変換手順を予め対応付けて登録
する変換テーブル8と、この変換テーブル8の変換手順
に基づき、操作情報の変換を行なう操作情報変換部9と
を具備し、プリンタコントローラ5へのキー入力情報や
表示情報からなる操作情報を、操作パネル6の操作情報
に合わせて変換する。このことにより、ファクシミリ1
の操作パネル6を介して、プリンタコントローラ5の操
作の入出力制御を行なうことができる。また、ファクシ
ミリ1は、記憶部10を具備し、プリンタコントローラ
5からの情報の印字出力中に、ファクシミリ通信制御部
2を介してファクシミリ情報を受信する場合には、この
ファクシミリ情報を、記憶部10に記憶する。例えば、
コンピュータ4からの情報の印字中には、プロッタの使
用中を示すフラグをオンにして、ファクシミリ通信制御
部2が受信状態になったときには、そのフラグを判断す
ることにより、記憶部10を用いた受信を行なう。この
ようにすることにより、コンピュータ4からの情報の印
字中にも、ファクシミリ情報を受信することができる。
【0010】また、中継処理部7は、モード初期化部1
1を具備し、このモード初期化部11は、例えば、プリ
ンタコントローラ5からの同一の表示情報が、所定の時
間を超えて継続して出力される場合に、この表示情報を
無効とし、ファクシミリ1を、ファクシミリ通信制御部
2によるファクシミリ通信の待機状態に戻す。さらに、
中継処理部7は、変換許可部12を具備し、この変換許
可部12は、ファクシミリ1のファクシミリ通信制御部
2が待機状態中であることを監視し、ファクシミリ通信
の待機中にのみ、プリンタコントローラ5から操作パネ
ル6への操作情報を受け付ける。このことにより、操作
パネル6の表示は、通常、ファクシミリ通信制御部2に
対する操作表示が優先となる。そして、ファクシミリ1
が、ファクシミリ通信の待機中状態の表示を行なってい
るときに、例えば、プロッタ3のエラーが発生したとき
の表示や、コンピュータ4からの出力データがプリンタ
コントローラ5に残った状態のままのときの表示など、
「プリント可能」以外の表示情報が、中継処理部7に送
出されてきた場合に、これらの表示情報を操作パネル6
で表示し、ユーザに、オペレーションの操作を促す。
【0011】コンピュータ4からの情報を印字出力する
プリンタモードでは、操作パネルの画面は、プリンタコ
ントローラ5から送出される表示情報に基づき、例え
ば、「プリントカノウ」と表示する。この表示状態で、
かつ、コンピュータ4との接続がオンライン状態の時
に、プリント、すなわち、コンピュータ4からの情報の
印字出力が可能となる。従来の技術では、プリンタコン
トローラ5上に、オンライン状態を示すLEDなどが設
けられているので、ユーザは、そのLEDを見て、プリ
ントが可能かどうかを判定できる。しかし、本例では、
コストダウンをかねて、ファクシミリ1の操作パネルの
表示画面を利用しているので、オンラインの状態を示す
LEDが設けられていない。そのために、本例では、中
継処理部7にオンライン制御部13を設け、このオンラ
イン制御部13により、プリンタコントローラ5からの
プリント開始を指示する表示情報の出力時に、コンピュ
ータとの接続をオンライン状態に制御する。
【0012】以下、次の図2を用いて、本例のプリンタ
機能付きファクシミリ装置の本発明に係わる動作を説明
する。図2は、図1におけるプリンタ機能付きファクシ
ミリ装置の動作例を示すフローチャートである。初期状
態として、ファクシミリ通信待機中に(ステップ20
1)、プリンタ出力ではなく(ステップ202)、ファ
クシミリ送信が指示されれば(ステップ203、20
4)、対応する送信処理を行ない(ステップ205)、
ステップ201の初期状態に戻る。ファクシミリ受信が
指示されれば(ステップ203)、図1のプロッタ3が
使用中であるか否かを確認する(ステップ206)。使
用中であれば、ファクシミリ情報を図1の記憶部10に
蓄積して受信し(ステップ207)、使用中でなけれ
ば、ファクシミリ情報を、図1のプロッタ3で印字出力
して(ステップ208)、ステップ201の初期状態に
戻る。
【0013】また、ステップ202において、プリンタ
出力が指示されれば、すなわち、図1の中継処理部7か
らの操作情報が入力されれば、図1の操作パネルの表示
状態を、初期状態からプリンタモード用の画面に切り替
える(ステップ209)。コンピュータとのオフライン
状態でのプリンタ出力モードの設定が、所定の時間
(T)までに完了しなければ(ステップ210、21
1)、図1のオンライン制御部13により、コンピュー
タとの接続を、初期状態であるオンライン状態に戻す
(ステップ212)。ステップ210においてプリンタ
出力モードの設定が完了して、コンピュータとの接続が
オンライン状態に戻り、かつ、印字出力の指示が入力さ
れたならば(ステップ213)、印字出力する(ステッ
プ214)。印字出力が完了した(ステップ215)後
の時間、もしくは、ステップ213における印字出力の
指示がない状態の時間が、所定の時間(T)まで続けば
(ステップ216)、プリンタモード用の画面をファク
シミリ通信待機中の表示状態に切り替え(ステップ21
7)、ステップ201の初期状態に戻る。
【0014】このようにして、操作パネルを、ファクシ
ミリ通信の待機状態で通常の表示画面とし、かつ、不適
切に放置されたプリンタモードを、自動的にファクシミ
リ通信の待機状態に戻すことにより、プリンタ機能を付
与したことによるファクシミリ通信への不具合を回避す
ることができる。さらに、コンピュータとの接続におい
ても、図1のオンライン制御部13により、不適切に放
置されたプリンタの設定モードによるオフライン状態
を、設定モード表示の初期化と共に、自動的にオンライ
ン状態に戻す。以下、このような図1のオンライン制御
部13によるステップ210〜212における動作を、
図3、および、図4を用いて説明する。
【0015】図3は、図1におけるオンライン制御部の
処理動作例を示す説明図である。本例は、プリンタの設
定モードでの、図1の操作パネル6における画面の操作
手順を示すものである。プリンタモードでは、操作パネ
ルの画面31は、図1のプリンタコントローラ5から送
出される表示情報に基づき、「プリントカノウ」と表示
する。この表示状態で、かつ、オンライン時に、プリン
ト(図1のコンピュータ4からの情報の印字出力)が可
能となる。本例においては、画面31では、オフライン
状態のときに右カーソル30dを押すと、オフライン状
態のまま、画面32に移り、オンライン状態のときに右
カーソル30dを押すと、オフライン状態になる。その
ために、オンライン状態での画面31において右カーソ
ル30dを押すと、画面31のままで、オフライン状態
となる。このオフライン状態での画面31で、再度、右
カーソル30dを押すと、設定モードの画面32の状態
になる。この画面32の状態で、例えば、下カーソル3
0cを押すと画面33に、また、右カーソル30dを押
すと、画面34に移る。このようにして、各カーソルを
選択して押すことにより、操作画面の切り替えが行なわ
れる。
【0016】ここで、ユーザが、画面34において、プ
リンタの設定モード(プリント時の用紙サイズの設定)
を行なっているときには、その設定を優先するために、
タイムアウトになるまでは、その設定モードを保持して
おく。しかし、タイムアウト、例えば、4〜5分が経過
すると、その設定モードを抜ける。このままの状態で設
定モードを抜けてしまうと、図1のプリンタコントロー
ラ5は、画面34の状態のままなので、オフライン状態
である。従来技術のプリンタコントローラでは、このよ
うなオンラインの状態を示すLEDが設けられていた
が、本例では、コストダウンをかねて、図1のファクシ
ミリ1の操作パネルの表示画面を利用しているので、こ
のようなオン/オフラインの状態を示すLEDがないの
で、ユーザには、オフライン状態かオンライン状態なの
かが分からない。
【0017】そこで、このようなタイムアウトで抜けて
しまうときには、図1のオンライン制御部13で、左カ
ーソル30aのキーコードを、図1のプリンタコントロ
ーラ5に送出しつづけ、図1のプリンタコントローラ5
による図1の操作パネル6の表示が、画面31の状態に
なったかどうか、キャラクタの比較を行なう。そして、
画面31の状態になれば、オンライン状態にするため
に、右カーソル30dのキーコードを送出する。すなわ
ち、画面34の状態から、左カーソル30aのキーコー
ドを2回送出し、その後、右カーソル30dのキーコー
ドを、1回送出すると、オンライン状態の画面31の表
示になる。
【0018】図4は、図1におけるオンライン制御部の
処理動作例を示すフローチャートである。プリンタ設定
モードの終了キーが押され、設定モードが終了するか
(ステップ401)、もしくは、プリンタ設定モードの
状態が所定の時間だけ経過して、タイムアウトになれば
(ステップ402)、画面に表示されているキャラクタ
が、図3の画面31を表わすものであるか否かを判別す
る(ステップ403)。表示画面が、図3の画面31に
戻るまで、カーソルのキーの戻し操作を行ない(ステッ
プ404)、表示画面が、図3の画面31に戻った時点
で、オフライン状態をオンライン状態にするカーソルキ
ーのコードを送出する(ステップ405)。このよう
に、タイムアウト時、または、プリンタ設定終了キーが
押された時点で、画面を、プリントの開始モードに自動
的に戻すと共に、オンライン状態にする。このことによ
り、ユーザは、プリント時におけるオンライン状態の確
認と切り替え操作を行なう必要がなくなる。
【0019】図5は、本発明のプリンタ機能付きファク
シミリ装置の本発明に係わる構成例を示すブロック図で
ある。本例のファクシミリ51は、図1におけるファク
シミリ1のプロッタ3で用いる用紙を、2個の給紙カセ
ットから給紙する構成としたものであり、第1の給紙カ
セット52は、プリンタコントローラ5を介してコンピ
ュータ4から送られてきた情報の印字出力に用いる、例
えば、白地の第1の用紙53を収納し、第2の給紙カセ
ット54は、ファクシミリ通信制御部2で受信したファ
クシミリ情報の印字出力に用いる、例えば、黄色地の第
2の用紙55を収納する。そして、給紙制御部56は、
プロッタ3に入力される印字情報の送出元に対応して、
第1の給紙カセット52と第2の給紙カセット54のい
ずれか一方の給紙ローラ57、58を駆動して、用紙の
給紙を選択的に行なう。このように、ファクシミリモー
ドとプリンタモードで、それぞれ異なる色地の用紙に印
字出力することができ、ユーザは、印字出力された情報
が、ファクシミリモードで受信したものか、あるいは、
プリンタモードで出力したものかを、容易に区別するこ
とができる。
【0020】以上、図1〜図5を用いて説明したよう
に、本例のプリンタ機能付きファクシミリ装置では、中
継処理部により、プリンタコントローラが制御する操作
パネルの表示情報(キャラクタコードなど)を、ファク
シミリの操作パネルに対応して変換する。このことによ
り、同じプリンタコントローラを、他のファクシミリで
利用する場合にも、中継処理部のテーブルの内容を書き
換えることにより、容易に対処できる。また、プリンタ
モードでの出力中には、ファクシミリの受信を記憶部で
受けることができるので、プリンタ機能により、基本の
ファクシミリ機能が阻害されることがない。
【0021】また、プリンタを開始する画面では、常に
オンライン状態に設定されている。このことにより、ユ
ーザは、オンライン状態の確認なしでプリント操作を行
なうことができる。また、障害等により、コンピュータ
からの画データが印字されずに残っている場合には、そ
の旨の表示を行なうので、ユーザは、容易に障害の発生
を知り、措置を行なうことができる。また、ファクシミ
リ受信した情報とコンピュータからの情報とを、それぞ
れ異なる用紙に印字して出力することができ、ユーザ
は、印字された情報が、コンピュータ情報かファクシミ
リ情報かを、容易に判断することができる。尚、本発明
は、図1〜図5を用いて説明した例に限定されるもので
はなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可
能である。例えば、図2のステップ215において印字
出力が完了した後に、ユーザが指示入力することによ
り、ステップ216における時間(T)を待たずに、ス
テップ217の表示切り替えを行なうものでも良い。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、ファクシミリ受信した
情報とコンピュータからの情報とを、それぞれ異なる用
紙に印字して出力することができ、ユーザは、印字され
た情報が、コンピュータ情報かファクシミリ情報かを、
容易に判断することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わるプリンタ機能付きファクシミリ
装置の構成例を示すブロック図である。
【図2】図1におけるプリンタ機能付きファクシミリ装
置の動作例を示すフローチャートである。
【図3】図1におけるオンライン制御部の処理動作例を
示す説明図である。
【図4】図1におけるオンライン制御部の処理動作例を
示すフローチャートである。
【図5】本発明のプリンタ機能付きファクシミリ装置の
本発明に係わる構成例を示すブロック図である。
【符号の説明】
1:ファクシミリ、2:ファクシミリ通信制御部、3:
プロッタ、4:コンピュータ、5:プリンタコントロー
ラ、6:操作パネル、7:中継処理部、8:変換テーブ
ル、9:操作情報変換部、10:記憶部、11:モード
初期化部、12:変換許可部、13:オンライン制御
部、31〜34:画面、30a:左カーソル、30b:
上カーソル、30c:下カーソル、30d:右カーソ
ル、51:ファクシミリ、52:第1の給紙カセット、
53:第1の用紙、54:第2の給紙カセット、55:
第2の用紙、56:給紙制御部、57,58:給紙ロー
ラ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 3/12 G06F 3/12 M

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ファクシミリ通信制御部を介して画像情
    報のファクシミリ送受信を行なうと共に、プリンタコン
    トローラを介して接続されたコンピュータからの出力を
    印字するプリンタ機能付きファクシミリ装置であって、
    前記ファクシミリ通信制御部に対する操作情報および前
    記プリンタコントローラに対する操作情報を表示する表
    示手段と、前記表示された操作情報に基づいて印字指示
    入力するための入力手段と、第1および第2の給紙手段
    と、前記印字指示入力により前記プリンタコントローラ
    を介して送出されたコンピュータからの印字出力を行な
    う場合には前記第1の給紙手段から給紙を行なう一方、
    前記印字指示入力により受信したファクシミリ情報の印
    字出力を行なう場合には前記第2の給紙手段から給紙を
    行なう給紙制御手段とを備えたことを特徴とするプリン
    タ機能付きファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 ファクシミリ通信制御部を介して画像情
    報のファクシミリ送受信を行なうと共に、プリンタコン
    トローラを介して接続されたコンピュータからの出力を
    印字するプリンタ機能付きファクシミリ装置であって、
    前記ファクシミリ通信制御部に対する操作情報および前
    記プリンタコントローラに対する操作情報を表示する表
    示手段と、前記表示された操作情報に基づいて印字指示
    入力するための入力手段と、第1の色の用紙を給紙する
    第1の給紙手段と、第2の色の用紙を給紙する第2の給
    紙手段と、前記印字指示入力により前記プリンタコント
    ローラを介して送出されたコンピュータからの印字出力
    を行なう場合には前記第1の給紙手段から給紙を行なう
    一方、前記印字指示入力により受信したファクシミリ情
    報の印字出力を行なう場合には前記第2の給紙手段から
    給紙を行なう給紙制御手段とを備え、前記コンピュータ
    からの印字出力と前記受信したファクシミリ情報の印字
    出力とが互いに異なる色の用紙に印字されるようにした
    ことを特徴とするプリンタ機能付きファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 ファクシミリ通信制御部を介して画像情
    報のファクシミリ送受信を行なうと共に、プリンタコン
    トローラを介して接続されたコンピュータからの出力を
    印字する印字出力装置であって、前記ファクシミリ通信
    制御部に対する操作情報および前記プリンタコントロー
    ラに対する操作情報を表示する表示手段と、前記表示さ
    れた操作情報に基づいて印字指示入力するための入力手
    段と、第1および第2の給紙手段と、前記印字指示入力
    により前記プリンタコントローラを介して送出されたコ
    ンピュータからの印字出力を行なう場合には前記第1の
    給紙手段から給紙を行なう一方、前記印字指示入力によ
    り受信したファクシミリ情報の印字出力を行なう場合に
    は前記第2の給紙手段から給紙を行なう給紙制御手段と
    を備えたことを特徴とする印字出力装置。
  4. 【請求項4】 ファクシミリ通信制御部を介して画像情
    報のファクシミリ送受信を行なうと共に、プリンタコン
    トローラを介して接続されたコンピュータからの出力を
    印字する印字出力装置であって、前記ファクシミリ通信
    制御部に対する操作情報および前記プリンタコントロー
    ラに対する操作情報を表示する表示手段と、前記表示さ
    れた操作情報に基づいて印字指示入力するための入力手
    段と、第1の色の用紙を給紙する第1の給紙手段と、第
    2の色の用紙を給紙する第2の給紙手段と、前記印字指
    示入力により前記プリンタコントローラを介して送出さ
    れたコンピュータからの印字出力を行なう場合には前記
    第1の給紙手段から給紙を行なう一方、前記印字指示入
    力により受信したファクシミリ情報の印字出力を行なう
    場合には前記第2の給紙手段から給紙を行なう給紙制御
    手段とを備え、前記コンピュータからの印字出力と前記
    受信したファクシミリ情報の印字出力とが互いに異なる
    色の用紙に印字されるようにしたことを特徴とする印字
    出力装置。
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