JP2003032054A - 低ひずみ電力増幅方法及びそのシステム - Google Patents

低ひずみ電力増幅方法及びそのシステム

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JP2003032054A
JP2003032054A JP2001202172A JP2001202172A JP2003032054A JP 2003032054 A JP2003032054 A JP 2003032054A JP 2001202172 A JP2001202172 A JP 2001202172A JP 2001202172 A JP2001202172 A JP 2001202172A JP 2003032054 A JP2003032054 A JP 2003032054A
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pulse width
width modulation
modulation signal
input
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Meifuku Tei
銘福 鄭
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KYOKUKO TSUJIN KOFUN YUGENKOSH
KYOKUKO TSUJIN KOFUN YUGENKOSHI
Original Assignee
KYOKUKO TSUJIN KOFUN YUGENKOSH
KYOKUKO TSUJIN KOFUN YUGENKOSHI
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 位相ノイズ及び内部システムのノイズを有効
的に最小限に抑えることにより低ひずみ増幅信号出力を
得る。 【解決手段】 電力スイッチングステージ10の出力端
から出力された増幅出力信号から得られたフィードバッ
ク信号を、パルス幅変調信号発生器17からの入力パル
ス幅変調信号又は電力スイッチングステージ10の入力
端での補正パルス幅変調信号と比較して、誤差信号を生
じさせ、入力パルス幅変調信号の個々のパルスを、それ
らの中心が補正パルス幅変調信号の対応するパルスの中
心に対して所定の時間差を形成するように調整するとと
もに、誤差信号に応じてそれぞれのパルス幅を調節する
ことにより補正し、補正したパルス幅変調信号が電力ス
イッチングステージ10の入力端へ送信されるように構
成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、低ひずみ電力増幅
方法及びそのシステムに関し、特に、非対称移相による
位相ノイズ及び内部システムにおけるノイズの影響を最
小限にすることができる電力増幅方法及びシステムに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来のデジタル電力増幅器は、電力スイ
ッチ回路により入力信号が増幅される。この電力スイッ
チ回路としては、ハーフブリッジスイッチ回路とH−ブ
リッジスイッチ回路とが一般的に用いられる。この際、
通常、トランジスタが論理演算を行うスイッチ素子とし
て使われる。
【0003】このトランジスタが理想のスイッチ素子で
あれば、デジタル電力増幅器のパルス幅変調(PWM)
入力信号は、電力スイッチ回路のスイッチ素子により切
り換えられ、実際に増幅される。そして、ローパスフィ
ルタを用いて高周波成分が取り除かれ、デジタル電力増
幅器の出力端で完全な低周波増幅信号が得られる。
【0004】しかし、現実には、デジタル電力増幅器の
電源において、しばしばリプルのような違うタイプのノ
イズが生じることにより、前記回路では完全な低周波増
幅信号は実現されない。しかも、スイッチ素子は、信号
増幅中にONとOFFの状態を交互に変換させる必要が
あるが、トランジスタがスイッチ素子として理想的な素
子ではないため、前記ONとOFFの変換サイクルが完
全にマッチしないことが頻繁にある。さらに、デジタル
電力増幅器は、負荷特性によってもノイズが生じるな
ど、増幅出力信号に著しいひずみが生じるのを防止でき
ない。
【0005】このような原因により生じたノイズを取り
除く手段としては、パルスエッジ遅延手段がある。例え
ば、PCT国際公報第WO98/44626号に開示さ
れている補正装置、電力スイッチ装置及び誤差プロセッ
サを備えたデジタル電力増幅器がある。
【0006】補正装置は、前記電力スイッチ装置と前記
誤差プロセッサに接続されており、パルス変調入力信号
を受信すると、前記誤差プロセッサからの誤差信号に合
わせて、パルス変調入力信号のパルスのエッジを遅延さ
せるものである。この補正装置では、パルス幅の一致調
整後、前記補正装置から補正したパルス変調信号を前記
電力スイッチ装置へ送り、該電力スイッチ装置にて補正
パルス変調信号が増幅され、出力信号が生じる。そし
て、前記出力信号は、前記誤差プロセッサにフィードバ
ックされ、前記パルス変調入力信号と比較されて新たな
誤差信号が発生する。その後、その新しい誤差信号が補
正装置へ送信され、パルス変調入力信号における続くパ
ルスの幅を調整するように構成される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記構
成のパルスエッジ遅延手段では、パルス変調入力信号の
パルス幅は、誤差信号に応じて調整されるため、デジタ
ル電力増幅器における内部システムのノイズを取り除く
ことはできるが、位相ノイズを発生させることがある。
この位相ノイズはハーモニックノイズであり、このノイ
ズによって、パルス変調入力信号のパルスの中心と補正
パルス変調信号の対応するパルスの中心との間に、不規
則な時間差が発生するという問題がある。
【0008】そこで、本発明では、位相ノイズ及び内部
システムのノイズを有効的に最小限に抑えることにより
低ひずみ増幅信号出力が得られる低ひずみ電力増幅方法
及びシステムを提供することを課題とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明の低ひずみ電力増幅方法は、電力スイッチン
グステージの出力端から出力された増幅出力信号から得
られたフィードバック信号を、パルス幅変調信号発生器
からの入力パルス幅変調信号又は電力スイッチングステ
ージの入力端での補正パルス幅変調信号と比較して、誤
差信号を生じさせ、パルス幅変調信号発生器からの入力
パルス幅変調信号の各パルスの位相を調整し、前記入力
パルス幅変調信号のパルスの中心と所定の時間差を形成
させるとともに、前記誤差信号に合わせてそれぞれのパ
ルスの幅を調整するように補正し、補正したパルス幅変
調信号が電力スイッチングステージの入力端へ送信され
るように構成される。
【0010】前記低ひずみ電力増幅方法では、前記時間
差は、予め設定された前記入力パルス幅変調信号の最大
幅の半分より大きいように調整されることが好ましい。
【0011】また、前記方法を適用した本発明の低ひず
み電力増幅システムは、入力パルス幅変調信号を発生す
るためのパルス幅変調信号発生器と、補正パルス幅変調
信号を受信する入力端と、増幅出力信号を送信する出力
端とを有する電力スイッチングステージと、前記電力ス
イッチングステージの出力端と接続され該電力スイッチ
ングステージの出力端からの増幅出力信号よりフィード
バック信号を生じさせるフィードバック信号発生器と、
該フィードバック信号発生器及びパルス幅変調信号発生
器又は電力スイッチングステージの入力端と接続され前
記フィードバック信号を入力パルス幅変調信号又は補正
パルス幅変調信号と比較して差分信号を生じさせるコン
パレータと、該コンパレータと接続され高周波成分を取
り除くよう差分信号を処理し誤差信号を得るプロセッサ
とを有する誤差信号発生器と、前記パルス幅変調信号発
生器、前記プロセッサ及び電力スイッチングステージの
入力端と接続され、前記入力パルス幅変調信号の個々の
パルスを、それらの中心が前記補正パルス幅変調信号の
対応するパルスの中心に対して所定の時間差を形成する
ように調整するとともに、前記誤差信号に応じてそれぞ
れのパルス幅を調節することにより補正し、補正したパ
ルス変調信号を前記電力スイッチングステージの入力端
へ送信する補正装置とからなる。
【0012】低ひずみ電力増幅システムでは、前記時間
差は、予め設定された前記入力パルス幅変調信号の最大
幅の半分より大きいように調整されることが好ましい。
【0013】また、前記フィードバック信号発生器は縮
尺ユニットからなり、増幅出力信号のスケールを縮小し
てフィードバック信号を発生させることが好ましい。
【0014】さらに、前記プロセッサは、前記フィード
バック信号発生器に接続されたローパスフィルタと、前
記ローパスフィルタ及び前記補正装置に接続されたサン
プルホールド回路とを備えてなることが好ましい。
【0015】又は、前記プロセッサは、前記フィードバ
ック信号発生器に接続されたローパスフィルタと、前記
ローパスフィルタに接続されたオーバサンプリング回路
と、前記オーバサンプリング回路及び前記補正装置に接
続されたデシメータとを備えてなることが好ましい。
【0016】前記構成によれば、パルス幅変調信号発生
器からの入力パルス幅変調信号におけるパルスの位相及
び幅を調整することにより、従来のパルスエッジ遅延手
段では発生していた位相ノイズを取り除くことができ
る。特に、入力パルス幅変調信号のパルスの位相を調整
することにより、前記入力パルス幅変調信号のパルスの
中心と所定の時間差を形成する。また、電力スイッチン
グステージからの増幅出力信号を、入力パルス幅変調信
号又は補正パルス変調信号と比較して誤差信号を形成
し、その誤差信号に合わせて前記入力パルス幅変調信号
のパルスの幅を調整する。従って、本発明の電力増幅シ
ステムでは、電力スイッチングステージによって増幅し
た低ひずみ増幅出力信号が得られる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は、本発明の第1実施形態に
係る低ひずみ電力増幅システムを示す。この電力増幅シ
ステムは、入力パルス幅変調信号における低周波成分
(x)を受け取る入力端と、増幅器利得Kpを有する電
力スイッチングステージ10を介して増幅出力信号
(y)が得られる出力端とを有する。
【0018】なお、この種のシステムでは、前記電力ス
イッチングステージ10にはノイズ信号Nが入りこむ。
ここで、このノイズ信号Nは、通常2つのノイズ成分が
含まれている。その1つは、前記電力スイッチングステ
ージ10の非線形及び非理想動作、負荷特性、電源によ
るリプルの発生などに帰せられる。もう1つのノイズ成
分は、他の因子、例えば非整合、入力パルス幅変調信号
のジッタ、電力増幅システムの他の成分の内部素子の非
理想動作が電力スイッチングステージ10によって増幅
されることなどに帰せられる。
【0019】そこで、本実施形態の電力増幅システム
は、前記入力端と出力端との間に、縮尺ユニット12か
ら構成されたフィードバック信号発生器、コンパレータ
13及びプロセッサ14を組合わせて構成する誤差信号
発生器を備えている。また、移相装置11、制御信号発
生器15、及び幅調整ユニット16からなる補正装置を
備えている。
【0020】前記誤差信号発生器を構成する縮尺ユニッ
ト12は、電力スイッチングステージ10の出力端に接
続され、所定の縮尺係数Kによって増幅出力信号yのス
ケールを縮小してフィードバック信号を発生させるもの
である。
【0021】前記コンパレータ13は、低周波成分x及
び縮尺ユニット12からフィードバック信号を受け取
り、これら低周波成分xとフィードバック信号とから差
分信号を発生させるものである。
【0022】ここで、前記フィードバック信号は、電力
スイッチングステージ10により増幅されているため、
複雑なノイズ成分が含まれている。また、前記差分信号
は、低周波成分xとフィードバック信号との差によるた
め、広帯域のアナログノイズ信号が含まれている。
【0023】前記プロセッサ14は、全伝達関数H
(W)を備え、前記差分信号を処理して高周波成分を取
り除くものである。具体的には、このプロセッサ14
は、図2に示すように、ローパスフィルタ141とサン
プルホールド(S/H)回路142とを備えている。そ
して、前記コンパレータ13から前記差分信号がローパ
スフィルタ141へ送信され、ローパスフィルタ141
によりろ波された信号がサンプルホールド回路142へ
送信される。これにより、前記プロセッサ14から低周
波誤差信号が得られる。
【0024】なお、前記低周波誤差信号を電力増幅シス
テムが低周波信号の増幅に使えるようにするには、ロー
パスフィルタ141の遮断周波数をある程度低減しなけ
ればならない。オーディオ信号の場合、遮断周波数は約
22kHzである。これにより、高周波信号が取り除か
れると共に、低周波信号のみを残すことができる。一
方、ローパスフィルタ141のバンド幅を大きく広げる
と、エイリアシングの発生を避けるため、サンプルホー
ルド回路142のサンプリング周波数も相対的に高くし
なければならない。しかしながら、そのような低域遮断
周波数をもったローパスフィルタ141は、構造が複雑
で、高価である。
【0025】そのため、前記プロセッサ14は、図3に
示すように、高域遮断周波数をもっているローパスフィ
ルタ143、オーバサンプリング回路144、及びデシ
メータ(decimator)145からなる一連の等価回路によ
って構成してもよい。前記ローパスフィルタ143は、
差分信号から高周波成分を取り除くものである。前記オ
ーバサンプリング回路144は、不連続信号処理機能を
備え、正の整数であるオーバサンプリング率Mによって
ローパスフィルタ143がろ波した出力をサンプリング
するものである。前記デシメータ145は、オーバサン
プリング回路144の出力において、M個毎に1つだけ
サンプリング信号を誤差信号として取り出して標本化す
るものである。これにより、前記プロセッサ14から低
周波誤差信号が得られる。
【0026】前記補正装置を構成する移相装置11は、
低周波成分xを受信すると、所定の時間差Δmaxが生
じるように移相させ、移相したパルス幅変調信号(移相
パルス幅変調信号)を出力するものである。
【0027】前記制御信号発生器15は、プロセッサ1
4からの誤差信号を対応する制御信号とするものであ
る。この制御信号発生器15は、所定の比例係数Kcで
誤差信号を縮尺できる。
【0028】前記幅調整ユニット16は、移相装置11
からの移相パルス幅変調信号のパルスの幅を調整して補
正したパルス幅変調信号(補正パルス幅変調信号)を電
力スイッチングステージ10の入力端へ送信するもので
ある。
【0029】前記構成の補正装置は、図4の入力パルス
幅変調信号のパルスにおける位相及び幅を調整する際の
タイミングチャートに示すように動作する。ここで、図
4中、(A)は入力パルス幅変調信号のパルス、(B)
は移相パルス幅変調信号のパルス、(C)は補正パルス
幅変調信号のパルスを示す。一連の入力パルス幅変調信
号(A)には、第1、第2及び第3のパルスが示されて
いる。移相パルス幅変調信号(B)は入力パルス幅変調
信号(A)のパルスに対して移相され、入力パルス幅変
調信号(A)の中心と移相パルス幅変調信号(B)の対
応するパルスの中心とには、所定の時間差Δmaxが形
成されている。移相により形成される前記時間差Δma
xは、予め設定された入力パルス幅変調信号(A)の最
大幅の半分より大きいように調整される。補正パルス幅
変調信号(C)は、前記移相パルス幅変調信号(B)の
幅をプロセッサ14からの誤差信号に合わせてパルス前
縁及び後縁を調整することによって得られ、電力スイッ
チングステージ10の入力端へ出力される。前記入力パ
ルス幅変調信号(A)の個々のパルスは、それらの中心
が補正パルス幅変調信号(C)の対応するパルスの中心
に対して所定の時間差Δmaxを形成するように調整さ
れている。
【0030】特に、補正パルス幅変調信号(C)におけ
る2番目のパルスのように、誤差信号が負値である場
合、対応する分だけパルスの幅を広くする。一方、補正
パルス幅変調信号(C)における1番目と3番目のパル
スのように、誤差信号が正値である場合、対応する分だ
けパルスの幅を狭くする。このように、入力パルス幅変
調信号(A)のパルスの位相と幅を調整することによ
り、パルスエッジ遅延手段による位相ノイズを取り除く
ことができると共に、本発明の電力増幅システムにおけ
る内部システムの影響を最小限に減らすことができる。
【0031】なお、前記制御信号発生器15におけるフ
ーリエ変換関数の比例係数Kcは、誤差信号により補正
パルス幅変調信号と入力パルス幅変調信号との差分を割
り算して得られる。ここで、第1実施形態のハーフブリ
ッジ及びH−ブリッジの電力増幅システムにおいて、フ
ーリエ変換関数の比例係数Kcを求める方法を図5
(A),(B),(C),(D)に示す。なお、図5
(A)は、プロセッサ14によって1つの誤差信号が1
秒毎にサンプリングされる例を示し、図5(B)は、低
周波成分のみが取り上げられる例を示す。図5(A)の
信号のフーリエ変換は、図5(B)に示す信号と同じで
ある。これらの関係を以下の式(1)に示す。
【0032】
【式1】
【0033】また、図5(C)は、第1実施形態のハー
フブリッジ型電力増幅システムにおける補正パルス幅変
調信号と入力パルス幅変調信号との間の差分を示す。こ
のフーリエ変換は以下の式(2)のように表せる。
【0034】
【式2】
【0035】そして、これらの式(1)及び式(2)に
より、第1実施形態のハーフブリッジ型の電力増幅シス
テムの比例係数Kcは以下の式(3)のように表せる。
【0036】
【式3】
【0037】さらに、図5(D)は、第1実施形態のH
−ブリッジ型の電力増幅システムにおける補正パルス幅
変調信号と入力パルス幅変調信号との間の差分を示す。
このフーリエ変換は以下の式(4)のように表せる。
【0038】
【式4】
【0039】そして、式(1)及び式(4)によって、
第1実施形態のH−ブリッジ型の電力増幅システムの比
例係数Kcは以下の式(5)のように表せる。
【0040】
【式5】
【0041】前記式(3)及び式(5)により明らかな
ように、周波数fが比較的低い場合には、比例係数Kc
は一定になる。
【0042】前記比例係数Kcと縮尺係数Kの値は、信
号変換関数STF及び電力増幅システムのノイズ変換関
数NTFに合わせて選ばれる。そして、STF値が高け
れば、増幅出力信号yが相対的に大きくなる。また、N
TF値が低ければ、電力増幅システムのノイズ抑制能力
が相対的に向上する。
【0043】第1実施形態の電力増幅システムにおい
て、増幅出力信号yは以下の式(6)のように表せる。
【0044】
【式6】
【0045】また、第1実施形態の電力増幅システムの
STFは、以下の式(7)のように表せる。
【0046】
【式7】
【0047】さらに、第1実施形態の電力増幅システム
のNTFは、以下の式(8)のように表せる。
【0048】
【式8】
【0049】前記式(7)より明らかなように、縮尺係
数Kが大きいときには、STF値が相対的に高くなる
が、式(8)のように、縮尺係数Kの増加はNTF値を
も相対的に大きくなる方へ導く。そのため、比例係数K
cは、縮尺係数Kが増加されるときに望ましくないNT
F値の増加を制御することに用いられる。
【0050】次に、第1実施形態の低ひずみ電力増幅シ
ステムにおけるハーフブリッジ型の回路について具体的
に説明する。このハーフブリッジ型の電力増幅システム
は、図6に示すように、PWM(パルス幅変調)信号発
生器17、電力スイッチングステージ10、誤差信号発
生器18、及び補正装置19を備えている。
【0051】前記PWM信号発生器17は、アナログ又
はデジタル信号の入力信号を入力パルス幅変調信号に変
換するものである。
【0052】前記誤差信号発生器18は、前記電力スイ
ッチングステージ10の出力端と接続されるもので、増
幅出力信号を受ける縮尺ユニット12からなるフィード
バック信号発生器と、縮尺ユニット12からのフィード
バック信号を入力パルス幅変調信号と比較する減算器で
あるコンパレータ13と、図2に示すプロセッサ14と
からなる。ここで、プロセッサ14におけるサンプルホ
ールド回路142は、PWM信号発生器17からクロッ
ク入力CLKを受信するようになっている。
【0053】前記補正装置19は、前記PWM信号発生
器17から入力パルス幅変調信号、及び誤差信号発生器
18から誤差信号を受信する。具体的には、図7に示す
ように、この補正装置19は、移相装置11と、制御信
号発生器15と、幅調整ユニット16とを有する。前記
移相装置11は、入力パルス幅変調信号により移相させ
たパルス幅変調信号を発生させるものである。前記制御
信号発生器15は、誤差信号発生器18からの誤差信号
を演算し、対応する制御信号を発生させるものである。
前記幅調整ユニット16は、誤差信号を演算して発生さ
せた制御信号発生器15からの制御信号に合わせて移相
装置11からの移相パルス幅変調信号を調整するもので
ある。
【0054】なお、ハーフブリッジ型電力増幅システム
の電力スイッチングステージ10は、チャンネル入力信
号R−u、R−dを要するため、補正装置19は、2つ
のチャンネル入力信号R−u、R−dを生成しなければ
ならない。そのため、本実施形態では、図示のように、
幅調整ユニット16と電力スイッチングステージ10と
の間に、チャンネル信号発生器161が配置されてい
る。なお、幅調整ユニット16の出力は、チャンネル入
力信号R−uとする。そして、チャンネル信号発生器1
61により、1つの信号から幅調整ユニット16の出力
を差し引いたチャンネル入力信号R−dが発生される。
【0055】次に、第1実施形態の低ひずみ電力増幅シ
ステムにおけるH−ブリッジ型の回路について具体的に
説明する。このH−ブリッジ型の電力増幅システムは、
図8に示すように、PWM信号発生器17’と、電力ス
イッチングステージ10’と、誤差信号発生器18’
と、補正装置19’とから構成される。
【0056】前記PWM信号発生器17’は、アナログ
又はデジタル信号である入力信号をチャンネル信号CH
−R、CH−Lを含む入力パルス幅変調信号に変換する
ものである。前記入力信号としては、例えばパルス符号
変調(PCM)信号は、+PCMチャンネル信号と−P
CMチャンネル信号に、例えば−1の係数で+PCMチ
ャンネル信号に乗じて−PCMチャンネル信号を得る処
理を行う。これら+PCM及び−PCMチャンネル信号
は、のこぎり状の波形を用いて比較及び変調処理をそれ
ぞれ行われ、チャンネル信号CH−R、CH−Lそれぞ
れが得られる。
【0057】前記誤差信号発生器18’は、図6に示す
ハーフブリッジ型と異なり、PWM信号発生器17’か
らチャンネル信号CH−R及びCH−Lを受けて、第1
の差分を生ずる第1の減算器131と、該第1の差分と
縮尺ユニット12からフィードバック信号を受取り第2
の差分を生ずる第2の減算器132とを備えている。そ
して、第2の差分は、プロセッサ14によって演算さ
れ、所望の誤差信号を発生させ、前記プロセッサ14を
介して補正装置19’へ送信される。
【0058】前記補正装置19’は、図7に示す回路と
同一のものを一対備えたものである。これらの回路は、
PWM信号発生器17’からのチャンネル信号CH−R
及びCH−Lを、それぞれ誤差信号発生器18’からの
前記信号とは逆極性の誤差信号によって処理し、所望の
チャンネル入力信号R−u、R−d、L−u及びL−d
を生成し、電力スイッチングステージ10’へ送信す
る。
【0059】なお、図6に示すハーフブリッジ型及び図
8に示すH−ブリッジ型の電力増幅システムにおける補
正装置は、パルス幅の調整が位相を調整してから行われ
るようにしたが、位相を調整する前にパルス幅を調整し
たり、位相を調整すると同時にパルス幅の調整を行うよ
うにしても同様の効果が得られる。
【0060】また、この実施形態において、前記補正装
置は実行型のランプ発生器を適用してもよい。このラン
プ発生器は、入力パルス幅変調信号のパルスの前縁及び
後縁を検出し、ランプ出力を発生させる。このランプ出
力は、誤差信号がゼロのときに選択された移相Δmax
に対応する中間点を有する。そして、入力パルス幅変調
信号のパルスの前縁を調整するとき、誤差信号が負であ
れば、ランプ出力の下部が選ばれるが、誤差信号が正で
あれば、ランプ出力の上部が選ばれる。逆に、入力パル
ス幅変調信号のパルスの前縁を調整するとき、誤差信号
が正であれば、ランプ出力の上部が選ばれるが、誤差信
号が負であれば、ランプ出力の下部が選ばれる。
【0061】このように、入力パルス幅変調信号のパル
スの前後縁が調整されることにより、所望の移相を導入
する方法を除き、補正信号の大きさ及び極性に合わせて
前記入力パルス幅変調信号のパルスを広くしたり狭くし
たりすることができる。
【0062】なお、ランプ出力の安定性は周囲の温度条
件により変動しやすいため、該ランプ発生器の動作不安
定がひずみをもらたす。したがって、本発明の電力増幅
システムにおける補正装置は、その欠点を解消するた
め、温度補償回路を取入れることが好ましい。
【0063】前記温度補償回路は、ランプ出力の勾配で
の温度依存影響を監視することができる。そして、制御
信号発生器を可変利得増幅器に使用すれば、前記検出さ
れた温度依存影響に従って比例係数Kcを調整すること
ができ、該ランプ発生器の動作不安定によるひずみの作
用を最小限に抑制することができる。
【0064】図9は本発明の第2実施形態に係る低ひず
み電力増幅システムを示す。この第2実施形態では、コ
ンパレータ13で増幅出力信号yを補正パルス幅変調信
号と比較して電力スイッチングステージ10の入力端へ
送信する点で第1実施形態と相違している。
【0065】この電力増幅システムの増幅出力信号y
は、以下の式(9)のように表せる。
【0066】
【式9】
【0067】また、この電力増幅システムにおけるST
Fは、以下の式(10)のように表せる。
【0068】
【式10】
【0069】さらに、NTFは、電力スイッチングス
テージ10の内部ノイズにおけるノイズ変換関数で、以
下の式(11)のように表せる。
【0070】
【式11】
【0071】さらにまた、NTFは、電力スイッチン
グステージ10の外部ノイズにおけるノイズ変換関数
で、以下の式(12)のように表せる。
【0072】
【式12】
【0073】なお、K、Kc及びKpの定義は、第1実
施形態と同様である。
【0074】図10は、第2実施形態におけるハーフブ
リッジ型電力増幅システムを示す回路図である。この第
2実施形態では、誤差信号発生器18のコンパレータ1
3’は、チャンネル入力信号R−uを、縮尺ユニット1
2からのフィードバック信号と比較するようにした点
で、図6に示す第1実施形態と相違する。なお、コンパ
レータ13’は、チャンネル入力信号R−dを、縮尺ユ
ニット12からのフィードバック信号と比較してもよ
い。
【0075】図11は、第2実施形態におけるH−ブリ
ッジ型電力増幅システムを示す回路図である。この第2
実施形態のH−ブリッジ型電力増幅システムでは、第1
の減算器131’は、チャンネル入力信号R−uとL−
uとの間の差分を得ている点で、図8に示す第1実施形
態と相違している。なお、チャンネル入力信号R−dと
L−dとの間の差分を得るようにしてもよい。
【0076】ここで、図12に示すように、誤差信号が
PWM信号発生器からのPWMクロックに同期化され、
誤差信号の一番目のパルスaを入力パルス幅変調信号の
1番目のパルスp1の制御に用いる場合、対応する補正
パルス幅変調信号のパルス幅は誤差信号の2番目のパル
スbまでに跨がることになる。そのため、1番目のパル
スp1の後縁部分は、誤差信号の2番目のパルスbにし
たがって正確な調節が受けられなくなる。
【0077】前記問題を解決するため、本実施形態で
は、図13に示すように、適切な遅れδをPWMクロッ
クに導入させることで誤差信号に相対的な遅れを生じさ
せている。この遅れδは、入力パルス幅変調信号の変調
指数の半分より大きくないものが選ばれる。例えば、1
番目のパルスp1の変調指数が0.5であれば、前記遅
れδは0.25より大きくならないようにしなければな
らない。この遅れδをPWMクロックに導入することに
より、前記補正パルス幅変調信号パルスが誤差信号パル
スによって正確に制御される。
【0078】なお、本発明の低ひずみ電力増幅方法及び
そのシステムは前記実施形態の構成に限定されず、種々
の変形が可能である。
【0079】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の低ひずみ電力増幅方法及びそのシステムでは、パルス
幅変調信号発生器からの入力パルス幅変調信号における
パルスの位相及び幅を調整することにより、従来のパル
スエッジ遅延手段では発生していた位相ノイズを取り除
くことができる。
【0080】特に、入力パルス幅変調信号のパルスの位
相を調整することにより、前記入力パルス幅変調信号の
パルスの中心と所定の時間差を形成する。また、電力ス
イッチングステージからの増幅出力信号を、入力パルス
幅変調信号又は補正パルス変調信号と比較して誤差信号
を形成し、その誤差信号に合わせて前記入力パルス幅変
調信号のパルスの幅を調整する。従って、本発明の電力
増幅システムでは、電力スイッチングステージによって
増幅した低ひずみ増幅出力信号が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態に係る低ひずみ電力増
幅システムの低周波モデルを概略構成図である。
【図2】 図1のプロセッサを示すブロック図である。
【図3】 図2の変形例を示すブロック図である。
【図4】 図1の補正装置の動作のタイミングチャート
である。
【図5】 (A),(B),(C),(D)はハーフブ
リッジ型及びHブリッジ型の電力増幅システムにおいて
フーリエ変換関数の比例係数Kcを求める方法を説明す
るためのグラフである。
【図6】 第1実施形態のハーフブリッジ型の電力増幅
システムを示す回路図である。
【図7】 図6の電力増幅システムの補正装置を示す回
路図である。
【図8】 第1実施形態のH−ブリッジ型の電力増幅シ
ステムを示す回路図である。
【図9】 本発明の第2実施形態に係る低ひずみ電力増
幅システムの低周波モデルを示す概略構成図である。
【図10】 第2実施形態のハーフブリッジ型の電力増
幅システムを示す回路図である。
【図11】 第2実施形態のH−ブリッジ型の電力増幅
システムを示す回路図である。
【図12】 誤差信号がパルス幅変調信号発生器からの
クロックに同期化されて電力増幅システムが正確に作動
しないときのタイミングチャートである。
【図13】 適切な遅れを信号発生器に導入させること
で電力増幅信号を正確に動作させるタイミングチャート
である。
【符号の説明】
10…電力スイッチングステージ 11…移相装置 12…縮尺ユニット 13…コンパレータ 14…プロセッサ 141…ローパスフィルタ 142…サンプルホールド回路 143…ローパスフィルタ 144…オーバサンプリング回路 145…デシメータ 15…制御信号発生器 16…幅調整ユニット 161…チャンネル信号発生器 17…PWM信号発生器 18…誤差信号発生器 19…補正装置

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電力スイッチングステージの出力端から
    出力された増幅出力信号から得られたフィードバック信
    号を、パルス幅変調信号発生器からの入力パルス幅変調
    信号又は電力スイッチングステージの入力端での補正パ
    ルス幅変調信号と比較して、誤差信号を生じさせ、 前記入力パルス幅変調信号の個々のパルスを、それらの
    中心が前記補正パルス幅変調信号の対応するパルスの中
    心に対して所定の時間差を形成するように調整するとと
    もに、前記誤差信号に応じてそれぞれのパルス幅を調節
    することにより補正し、補正したパルス幅変調信号が電
    力スイッチングステージの入力端へ送信されるように構
    成されることを特徴とする低ひずみ電力増幅方法。
  2. 【請求項2】 前記時間差は、予め設定された前記入力
    パルス幅変調信号の最大幅の半分より大きいように調整
    されることを特徴とする請求項1に記載の低ひずみ電力
    増幅方法。
  3. 【請求項3】 入力パルス幅変調信号を発生するための
    パルス幅変調信号発生器と、 補正パルス幅変調信号を受信する入力端と、増幅出力信
    号を送信する出力端とを有する電力スイッチングステー
    ジと、 前記電力スイッチングステージの出力端と接続され該電
    力スイッチングステージの出力端からの増幅出力信号よ
    りフィードバック信号を生じさせるフィードバック信号
    発生器と、該フィードバック信号発生器及びパルス幅変
    調信号発生器又は電力スイッチングステージの入力端と
    接続され前記フィードバック信号を入力パルス幅変調信
    号又は補正パルス幅変調信号と比較して差分信号を生じ
    させるコンパレータと、該コンパレータと接続され高周
    波成分を取り除くよう差分信号を処理し誤差信号を得る
    プロセッサとを有する誤差信号発生器と、 前記パルス幅変調信号発生器、前記プロセッサ及び電力
    スイッチングステージの入力端と接続され、前記入力パ
    ルス幅変調信号の個々のパルスを、それらの中心が前記
    補正パルス幅変調信号の対応するパルスの中心に対して
    所定の時間差を形成するように調整するとともに、前記
    誤差信号に応じてそれぞれのパルス幅を調節することに
    より補正し、補正したパルス変調信号を前記電力スイッ
    チングステージの入力端へ送信する補正装置とからなる
    ことを特徴とする低ひずみ電力増幅システム。
  4. 【請求項4】 前記時間差は、予め設定された前記入力
    パルス幅変調信号の最大幅の半分より大きいように調整
    されることを特徴とする請求項3に記載の低ひずみ電力
    増幅システム。
  5. 【請求項5】 前記フィードバック信号発生器は縮尺ユ
    ニットからなり、増幅出力信号のスケールを縮小してフ
    ィードバック信号を発生させることを特徴とする請求項
    3又は請求項4に記載の低ひずみ電力増幅システム。
  6. 【請求項6】 前記プロセッサは、 前記フィードバック信号発生器に接続されたローパスフ
    ィルタと、 前記ローパスフィルタ及び前記補正装置に接続されたサ
    ンプルホールド回路とを備えてなることを特徴とする請
    求項3乃至請求項5のいずれか1項に記載の低ひずみ電
    力増幅システム。
  7. 【請求項7】 前記プロセッサは、 前記フィードバック信号発生器に接続されたローパスフ
    ィルタと、 前記ローパスフィルタに接続されたオーバサンプリング
    回路と、 前記オーバサンプリング回路及び前記補正装置に接続さ
    れたデシメータとを備えてなることを特徴とする請求項
    3乃至請求項5のいずれか1項に記載の低ひずみ電力増
    幅システム。
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