JP2003031834A - 太陽電池モジュール配線ケーブル - Google Patents

太陽電池モジュール配線ケーブル

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JP2003031834A
JP2003031834A JP2001214202A JP2001214202A JP2003031834A JP 2003031834 A JP2003031834 A JP 2003031834A JP 2001214202 A JP2001214202 A JP 2001214202A JP 2001214202 A JP2001214202 A JP 2001214202A JP 2003031834 A JP2003031834 A JP 2003031834A
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Masajiro Tokita
政次郎 時田
Koji Ito
孝司 伊藤
Takashi Fujiwara
隆 藤原
Seiji Omoto
誠司 大本
Masaharu Teraoka
将晴 寺岡
Kensuke Ishida
謙介 石田
Shinji Miyata
慎司 宮田
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Kubota Corp
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/50Photovoltaic [PV] energy

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  • Photovoltaic Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 太陽電池モジュールの配線確認作業が困難と
なることを防止する。 【解決手段】 出力線としてプラス側リード線35とマ
イナス側リード線36とを有する太陽電池モジュールを
接続するための配線ケーブルであって、プラス側導線9
とマイナス側導線10とを有する基幹ケーブル3に、複
数の分岐部2を備え、前記分岐部2からは、前記プラス
側導線9から枝分かれした第1分岐ケーブル11と、前
記マイナス側導線10から枝分かれした第2分岐ケーブ
ル12とが延設され、第1分岐ケーブル11を太陽電池
モジュール21のプラス側リード線35に接続するとと
もに、第2分岐ケーブル12を太陽電池モジュール21
のマイナス側リード線36に接続することにより、各分
岐部2に接続された太陽電池モジュール同士が並列接続
されるように構成され、各分岐部2の第1分岐ケーブル
11と第2分岐ケーブル12とを太陽電池モジュール2
1に接続すると発光する発光部30が各分岐部2毎に設
けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、太陽電池モジュー
ル配線ケーブルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】屋根などの施工面に設置される太陽電池
モジュールとしては、特開2000−282647号公
報に記載のものがある。この太陽電池モジュールは、太
陽電池の端子ボックスから突設されたプラス側のリード
線とマイナス側のリード線とを有している。屋根に設置
される各太陽電池モジュールのリード線は、隣り合う太
陽電池モジュールのリード線に対して順次接続され、複
数の太陽電池が直列に接続される。
【0003】太陽電池モジュールの直列接続数は、モジ
ュールが接続されるインバータの入力電圧に適合するよ
うに決定され、例えばインバータの入力電圧が200V
程度であれば、直列接続される太陽電池モジュールの組
(ストリング)の出力電圧が200V程度になるように
接続される。そして、直列接続された太陽電池モジュー
ルの組を並列に接続して所望容量を得ていた。なお、太
陽電池モジュールの直列数はモジュールの性能に依存す
るが、従来は6〜12枚程度が多い。
【0004】このような配線構造のため、屋根などに設
置されるモジュールの総数は、直列数の倍数でなければ
ならず、端数となるモジュールは設置できないか、ある
いはデザイン上設置したとしても発電に寄与できなかっ
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】直列数の多い太陽電池
モジュールの配線構造は、上記のような問題がある。た
だし、薄膜太陽電池の特性を生かすなどして、1つの太
陽電池モジュールの電圧を上げて、直列数を例えば2個
にして直列数を少なくすることにより、上記問題を解決
することができる。ところが、直列接続した組(ストリ
ング)を構成するモジュールの数を少なくすると、誤配
線の確認が困難となるという問題が新たに発生する。
【0006】例えば、6個の太陽電池モジュールを直列
接続する場合、図8に示すように、直列接続された一組
の太陽電池モジュール100a〜100fにケーブル1
01,102を接続し、これらのケーブル101,10
2が屋内に引き込まれる。そして、誤配線の確認作業と
しては、両ケーブル101,102間の電圧を測定し
て、1枚の電圧の直列数倍の電圧が現れれば、正常に接
続されていることが確認でき、図8において「X」で示
すように、太陽電池100dと100eの間が断線して
いたり、直列数を間違えていると、規定電圧が現れない
ので、誤配線であることが確認できる。このように、上
記配線では、1回の測定で6個の太陽電池モジュールの
接続確認が行える。
【0007】しかし、2個の太陽電池モジュールを直列
接続する場合、図8と同様な接続方法であると、屋根に
設置される太陽電池モジュールの総数が同じ場合、出力
線となるケーブル101,102の本数が大幅に増え、
経済性が悪くなる。そこで、図9に示すように、2直列
の組(ストリング)を複数組作り、ケーブル103によ
って屋根の上で複数組を並列接続してからケーブル10
3を屋内に引き込むことが考えられる。ところが、図9
のような接続の仕方では、2直列の太陽電池モジュール
の組105a〜105bのうち、1つの組(例えば、1
05c)に配線ミスがあったとしても、各組は並列接続
されているため、ケーブル103には電圧が現れ、電圧
を測定することでは、配線ミスを発見できない。しか
も、ケーブル103を流れる電流は、太陽光の強さによ
って変化するため、電流を測定しても配線ミスを発見す
るのは容易ではない。
【0008】このように、ケーブル103の出力では、
一括した配線確認を行うことが困難であるので、屋根へ
のモジュールの設置・配線時に各組毎に断線等の誤配線
の有無の確認を電圧測定により個別に行う必要があり、
測定回数が非常に多くなってしまう。例えば、屋根に1
20枚の太陽電池モジュールを設置する場合、図8の接
続方法であれば、モジュールの組が20組できるため、
20回の電圧測定を行えば、120枚すべての確認がで
きるが、図9の接続方法の場合、モジュールの組が60
組できるため、60回もの電圧測定を行う必要があり、
図8の場合に比べて、作業性が著しく阻害される。
【0009】本発明は、このような問題に鑑みてなされ
たものであって、その課題は、配線確認作業が困難とな
ることを防止することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、次の技術的手段を採用した。すなわち、
本発明は、出力線としてプラス側リード線とマイナス側
リード線とを有する太陽電池モジュールを接続するため
の配線ケーブルであって、プラス側導線とマイナス側導
線とを有する基幹ケーブルに、複数の分岐部を備え、前
記分岐部からは、前記プラス側導線から枝分かれした第
1分岐ケーブルと、前記マイナス側導線から枝分かれし
た第2分岐ケーブルとが延設され、第1分岐ケーブルを
太陽電池モジュールのプラス側リード線に接続するとと
もに、第2分岐ケーブルを太陽電池モジュールのマイナ
ス側リード線に接続することにより、各分岐部に接続さ
れた太陽電池モジュール同士が並列接続されるように構
成され、各分岐部の第1分岐ケーブルと第2分岐ケーブ
ルとを太陽電池モジュールに接続すると発光する発光部
が各分岐部毎に設けられている。
【0011】第1分岐ケーブルと第2分岐ケーブルとが
太陽電池モジュールに正常に接続されると、発光部が発
光するので、各分岐部において発光部が発光すれば、誤
配線なく配線できていることを確認できる。一方、発光
しない発光部があれば、その分岐部において配線ミスが
生じていることがわかる。前記分岐部は、当該分岐部に
おける電気配線構造を防水するため防水構造体によって
覆われているのが好ましく、さらに、前記防水構造体
は、光透過性を有する材料により構成されており、前記
発光部は光透過性を有する防水構造体の内部に配置され
ているのが好ましい。
【0012】分岐部が防水構造体によって覆われている
ことにより分岐部の防水が図られる。また、発光部は、
作業者から見えるように分岐部から露出状に配置しても
よいが、発光部を露出させると防水性が低下したり、発
光部における防水を施す必要があるので、発光部を防水
構造体の内部に配置し、内部の発光部の光を防水構造体
外部から視認できるように防水構造体の少なくとも一部
を光透過性を有する材料により構成することで、防水性
を保ったまま、外部から発光部の発光を容易に確認する
ことができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。図1〜図4は、本発明の配線構造で
用いられる太陽電池モジュール配線ケーブル1を示して
いる。この配線ケーブル1は、長手方向の複数箇所に分
岐部2を有する基幹ケーブル3と、分岐部2から分岐し
た分岐ケーブル5とを備えており、屋根などの施工面に
おいて太陽電池モジュールの背面空間に通されて太陽電
池モジュール同士を接続するためのものである。
【0014】基幹ケーブル3の長手方向一端3aは屋内
への引き込み側端とされており、この引き込み側端3a
には基幹コネクタ7が設けられている。基幹ケーブル3
は、2本の被覆導線9,10を2本まとめて絶縁体によ
り被覆して1本化された2芯ケーブルである。2本の被
覆導線9,10のうち、一方の導線9がプラス側導線で
あり、他方の導線10がマイナス側導線として用いられ
る。プラス側導線9とマイナス側導線10とが一本化さ
れているので、太陽電池モジュールの接続に必要なケー
ブルの数を抑えることができる。なお、基幹ケーブル3
が2芯ケーブルであることに対応して、基幹コネクタ7
も、プラス側の接続端子とマイナス側の接続端子の双方
を備えている。
【0015】分岐部2は、基幹ケーブル3の長手方向中
途部と基幹ケーブル1の長手方向他端側(基幹コネクタ
7の反対側)に設けられている。なお、各分岐部2は等
間隔に設けられている。分岐部2の数は、任意の数とす
ることができるが、10個程度が好適である。ただし、
施工される太陽電池モジュールの端数に対応するため、
分岐部2の数が1〜9個のケーブル1も用意しておくの
が好ましい。分岐部2からは、分岐ケーブル5として、
第1分岐ケーブル11と第2分岐ケーブル12の2本の
ケーブルが枝分かれして延設されている。第1分岐ケー
ブル11と第2分岐ケーブル12は、それぞれ1本の導
線が絶縁体で被覆されてなる単芯ケーブルである。
【0016】第1分岐ケーブル11の先端には、コネク
タ14(以下、「第1コネクタ」ともいう)が設けられ
ており、第2分岐ケーブルの先端にも、コネクタ15
(以下、「第2コネクタ」ともいう)が設けられてい
る。分岐ケーブル5が単芯の第1分岐ケーブル11と第
2分岐ケーブル12とに分かれているので、2芯用に比
べて個々のコネクタ14,15を小さくでき、ごく限ら
れたスペースで行う必要のある太陽電池モジュールの配
線作業にとって有利である。これらのコネクタ15は、
それぞれ防水コネクタであり、後述の太陽電池モジュー
ルのリード線に設けられたコネクタと接続するためのも
のである。第1及び第2コネクタ14,15は、雄雌嵌
合によってリード線のコネクタと接続されるものであ
り、ここでは、第1コネクタ14が雌コネクタとされ、
第2コネクタ15が雄コネクタとされている。また、第
1コネクタ14と第2コネクタ15とを雄雌嵌合により
互いに接続することもできるように第1及び第2コネク
タ14,15は互いに対応した形状となっている。
【0017】前記分岐部2では、プラス側導線9、マイ
ナス側導線10、第1分岐ケーブル11、及び第2分岐
ケーブル12が接続されている。この分岐部2における
接続部を防水するため、分岐部2には防水構造体として
分岐ブッシング17が設けられている。つまり、プラス
側導線9、マイナス側導線10、第1分岐ケーブル1
1、及び第2分岐ケーブル12の接続部は分岐ブッシン
グ17によって覆われて密封状とされ防水されている。
防水構造体である分岐ブッシング17は、透明な樹脂な
どの光透過性のある材料により構成されている。この分
岐ブッシング内において、プラス側導線9、マイナス側
導線10、第1分岐ケーブル11、及び第2分岐ケーブ
ル12が接続されており、必要な回路素子も封入されて
いる。
【0018】分岐ブッシング17内部において、第1分
岐ケーブル11は、端子18を介してプラス側導線9と
接続されている。また、第2分岐ケーブル12は、端子
18を介してマイナス側導線10と接続されている。こ
の分岐ブッシング17は、回路の結線後、モールドに入
れて樹脂を流し込むことによって、接続部分を被覆する
ように形成される。図4にも示すように、第1分岐ケー
ブル11及び第2分岐ケーブル12は、基幹ケーブル3
と並行となるように前記分岐ブッシング17から延設さ
れている。また、第1分岐ケーブル11は、ケーブル1
の長手方向他端側に向かうように延設されているのに対
し、第2分岐ケーブル12は、第1分岐ケーブル11と
は反対に、ケーブル1の長手方向一端側(基幹コネクタ
7側)に向かうように延設されており、コンパクトな構
成となっている。なお、図2に示すように、基幹ケーブ
ル3の長手方向中途部にある分岐ブッシング17から
は、長手方向両方向に基幹ケーブル3が延びているが、
基幹ケーブル3の長手方向他端の分岐ブッシング17か
らは、図3に示すように、長手方向一方にのみ基幹ケー
ブル3が延びている。
【0019】第1分岐ケーブル11は、第2分岐ケーブ
ル12より長く形成されており、図示のものでは、第1
分岐ケーブル11は、第2分岐ケーブル12より約10
0mm長く形成されており、両ケーブル11,12を容
易に判別できる。防水用の分岐ブッシング17内には、
電流の逆流を防止するための逆流防止ダイオード19が
設けられている。この逆流防止ダイオード19は、第1
分岐ケーブル11による電気経路からプラス側導線9側
に電流が流れるのを許容し、その逆には電流が流れない
ようにするためのものである。逆流防止ダイオード19
は、第1分岐ケーブル11の基端部にある端子18と、
プラス側導線9の端子18との間に配置されている。換
言すると、第1分岐ケーブル11は逆流防止ダイオード
を介してプラス側導線9に接続されている。
【0020】なお、逆流防止ダイオード19は、第2分
岐ケーブル12とマイナス側導線10の間に介在させて
もよい。この場合、マイナス側導線10側から第2分岐
ケーブルによる電気経路へ電流が流れるのを許容し、そ
の逆には電流が流れないように逆流ダイオード19の向
きを設定する。さらに、防水用の分岐ブッシング17内
には、発光ダイオード30と、電流制限用抵抗31とが
設けられている。この発光ダイオード30は、第1及び
第2分岐ケーブル11,12に正しく太陽電池モジュー
ルが接続されていると発光する発光部である。電流制限
用抵抗31は、太陽電池モジュールから発光ダイオード
30に流れる電流を制限するためのものであり、その抵
抗値は200〜330kΩである。
【0021】発光ダイオード30と抵抗31とは直列に
接続されており、発光ダイオード30は第1及び第2分
岐ケーブル11,12に接続された太陽電池モジュール
(の組)と並列となるように、第1分岐ケーブル11の
基端部の端子18と第2分岐ケーブル12の基端部の端
子18との間に介在されている。図5は、屋根などの施
工面に設置される太陽電池モジュール21を示してい
る。太陽電池モジュール21は、背面に位置する発泡樹
脂製のベース部(バックアップ材)22の表面側に太陽
電池部23を取り付けて主構成されている。
【0022】太陽電池部23の背面側には、端子ボック
ス28が設けられている。この端子ボックス28から
は、太陽電池部23の出力線として、単芯のプラス側リ
ード線35と、単芯のマイナス側リード線36とがそれ
ぞれ延設されている。各リード線35,36の先端には
コネクタ37,38がそれぞれ設けられている。プラス
側リード線35のプラス側コネクタ37と、マイナス側
リード線36のマイナス側コネクタ38とは、雄雌嵌合
により接続可能なものである。つまり、プラス側コネク
タ37は、雄コネクタであり、他の太陽電池モジュール
のマイナス側コネクタ38(雌コネクタ)と接続可能で
あり、マイナス側コネクタ38は、雌コネクタであり、
他の太陽電池モジュールのプラス側コネクタ37(雄コ
ネクタ)と接続可能である。
【0023】また、雄コネクタであるプラス側コネクタ
37は、ケーブル1の第1分岐ケーブル11の第1コネ
クタ(雌コネクタ)14とも接続可能であり、同様に、
雌コネクタであるマイナス側コネクタ38は、第2分岐
ケーブル23の第2コネクタ(雄コネクタ)15とも接
続可能である。図6及び図7に示すように、太陽電池モ
ジュール21は、2枚が直列接続されて1組をなしてお
り、具体的には、ある太陽電池モジュール21のプラス
側リード線35と他の太陽電池モジュール21のマイナ
ス側リード線36とが接続されて、2直列1組のモジュ
ールストリングを構成している。直列接続されてなる太
陽電池モジュールストリングの直列一端側にはプラス側
リード線35が残り、他端側にはマイナス側リード線3
6が残る。これらの残ったリード線35,36は、直列
接続されたモジュールストリングの出力線であり、ケー
ブル1の分岐ケーブル11,12に接続される。
【0024】つまり、第1分岐ケーブル11は残ってい
るプラス側リード線35に接続され、第2分岐ケーブル
12は残っているマイナス側リード線36に接続され
る。このような接続は、各分岐部2毎に行われ、複数の
モジュールストリングがケーブル2に接続されると、各
モジュールストリングは互いに並列接続される。太陽電
池モジュールをケーブル1に接続した際に、発光部であ
る発光ダイオード30が点灯していれば、その発光部3
0がある分岐部2に太陽電池モジュールが正しく接続さ
れていることを分岐部毎に確認でき、この確認をしつつ
太陽電池モジュールの設置作業を進めることで誤配線な
く配線を行うことができる。
【0025】なお、2枚の太陽電池モジュール21を直
列接続して1つのモジュールストリングを構成して第1
及び第2分岐ケーブル11,12に接続すべきところ
を、1枚の太陽電池モジュール21だけで第1及び第2
分岐ケーブルに接続した場合、配線ミスがあることにな
るが、LED30は光るので誤配線が確認できないこと
がある。この場合には、配線が届かなくなる、あるいは
太陽電池モジュール21が余ってくるなど物理的な不都
合によってミスを発見することができる。また、発光ダ
イオード30は、防水性確保のため、分岐ブッシング1
7の内部に収納されているが、分岐ブッシング17が透
明な樹脂により形成されているので、発光ダイオード3
0が点灯するとブッシング17外部からでも容易に点灯
を確認できる。
【0026】なお、分岐ブッシング17は、全体を透明
な樹脂によって構成することもできるが、発光ダイオー
ド30が外部から見えるような孔を残して全体を不透明
樹脂によって構成し、その孔を透明樹脂によって封止す
るなどして透明樹脂を部分的に用いても良い。本発明
は、上記実施形態に限定されるものではない。
【0027】
【発明の効果】本発明によれば、第1分岐ケーブルと第
2分岐ケーブルとが太陽電池モジュールに正常に接続さ
れると、発光部が発光するので、各分岐部において発光
部が発光すれば、誤配線なく配線できていることを各分
岐部ごとに容易に確認できる。したがって、太陽電池モ
ジュールの直列数が少なくなっても作業性の低下を防止
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】太陽電池モジュール配線ケーブルの平面図であ
る。
【図2】ケーブル長手方向中途部の分岐部の内部構造図
である。
【図3】ケーブル末端部の分岐部の内部構造図である。
【図4】配線ケーブルの一部拡大斜視図である。
【図5】太陽電池モジュールの平面図である。
【図6】太陽電池モジュールが接続された状態のケーブ
ル電気回路図である。
【図7】太陽電池モジュールとケーブルにより構成され
る電気回路図である。
【図8】従来の誤配線確認方法を説明するための回路図
である。
【図9】並列接続した場合の誤配線確認方法を説明する
ための回路図である。
【符号の説明】
1 配線ケーブル 2 分岐部 3 基幹ケーブル 5 分岐ケーブル 9 プラス側導線 10 マイナス側導線 11 第1分岐ケーブル 12 第2分岐ケーブル 17 防水構造体(分岐ブッシング) 21 太陽電池モジュール 30 発光部(発光ダイオード) 35 プラス側リード線 36 マイナス側リード線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤原 隆 滋賀県甲賀郡甲西町高松2番地1 株式会 社クボタ滋賀工場内 (72)発明者 大本 誠司 滋賀県甲賀郡甲西町高松2番地1 株式会 社クボタ滋賀工場内 (72)発明者 寺岡 将晴 滋賀県甲賀郡甲西町高松2番地1 株式会 社クボタ滋賀工場内 (72)発明者 石田 謙介 滋賀県甲賀郡甲西町高松2番地1 株式会 社クボタ滋賀工場内 (72)発明者 宮田 慎司 滋賀県甲賀郡甲西町高松2番地1 株式会 社クボタ滋賀工場内 Fターム(参考) 5F051 BA03 EA03 JA06 JA07 JA08 JA20

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 出力線としてプラス側リード線(35)
    とマイナス側リード線(36)とを有する太陽電池モジ
    ュールを接続するための配線ケーブルであって、 プラス側導線(9)とマイナス側導線(10)とを有す
    る基幹ケーブル(3)に、複数の分岐部(2)を備え、 前記分岐部(2)からは、前記プラス側導線(9)から
    枝分かれした第1分岐ケーブル(11)と、前記マイナ
    ス側導線(10)から枝分かれした第2分岐ケーブル
    (12)とが延設され、 第1分岐ケーブル(11)を太陽電池モジュール(2
    1)のプラス側リード線(35)に接続するとともに、
    第2分岐ケーブル(12)を太陽電池モジュール(2
    1)のマイナス側リード線(36)に接続することによ
    り、各分岐部(2)に接続された太陽電池モジュール同
    士が並列接続されるように構成され、 各分岐部(2)の第1分岐ケーブル(11)と第2分岐
    ケーブル(12)とを太陽電池モジュール(21)に接
    続すると発光する発光部(30)が各分岐部(2)毎に
    設けられていることを特徴とする太陽電池モジュール配
    線ケーブル。
  2. 【請求項2】 前記分岐部(2)は、当該分岐部(2)
    における電気配線構造を防水するため防水構造体(1
    7)によって覆われていることを特徴とする請求項1記
    載の太陽電池モジュール配線ケーブル。
  3. 【請求項3】 前記発光部(30)は防水構造体の内部
    に配置され、当該防水構造体(17)は内部の発光部3
    0の光を外部から視認できるように少なくとも一部が光
    透過性を有する材料により構成されていることを特徴と
    する請求項1又は2記載の太陽電池モジュール配線ケー
    ブル。
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