JP2003031488A - 現像装置および基板処理方法 - Google Patents

現像装置および基板処理方法

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JP2003031488A
JP2003031488A JP2001220356A JP2001220356A JP2003031488A JP 2003031488 A JP2003031488 A JP 2003031488A JP 2001220356 A JP2001220356 A JP 2001220356A JP 2001220356 A JP2001220356 A JP 2001220356A JP 2003031488 A JP2003031488 A JP 2003031488A
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substrate
developing
defect
processing
photosensitive film
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Osamu Tamada
修 玉田
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Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
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  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 感光性膜上の欠陥を短時間で容易かつ効果的
に除去することができる現像装置および基板処理方法を
提供することである。 【解決手段】 外側カップ5の両側にはそれぞれ待機ポ
ット6,7が配置され、外側カップ5の一方の側部側に
はガイドレール8が配設されている。現像液ノズルアー
ム9がアーム駆動部10によりガイドレール8に沿って
走査方向Aおよびその逆方向に移動可能に設けられてい
る。外側カップ5の他方の側部側には、リンス液を吐出
するリンス液吐出ノズル16が矢印Qの方向に回動可能
に設けられている。また、外側カップ5の他方の側部上
側には、基板表面の外観検査を行うCCD(Charge Cou
pled Device :電荷結合素子)カメラ20が配設されて
いる。CCDカメラ20はカメラ支持レール21により
支持されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基板上の感光性膜
に現像液を供給して現像処理を行う現像装置および基板
処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体ウエハ、液晶表示装置用ガラス基
板、フォトマスク用ガラス基板、光ディスク用基板等の
基板に種々の処理を行うために基板処理装置が用いられ
る。例えば、基板上にフォトレジスト膜等の感光性膜を
形成するために塗布装置が用いられ、基板上に形成され
た感光性膜に現像処理を行うために現像装置が用いられ
る。
【0003】図5は従来の基板処理の工程を示すフロー
チャートである。まず、図5に示すように、基板の表面
にフォトレジスト(感光性樹脂)を塗布する(ステップ
S71)。次に、フォトレジストが塗布された基板に対
してプリべーク処理を施す(ステップS72)。このプ
リべーク処理とは、基板に塗布されたフォトレジスト膜
中の残留溶媒を除去してフォトレジスト膜と基板の表面
との密着性を高める処理をいう。次に、基板の配線パタ
ーンが形成されたフォトマスク等を用いて基板の表面の
露光処理を行う(ステップS73)。次いで、露光処理
が行われたフォトレジスト膜に現像処理を行い(ステッ
プS74)、続いて、基板の表面の耐エッチング性や密
着性を向上させ、さらにフォトレジスト膜中のガスを抜
くために基板の表面を加熱するポストベーク処理を行う
(ステップS75)。最後に、基板を基板搬送容器(ポ
ット)等を用いて外観検査を実施する場所まで移動させ
て、基板表面の外観検査を行う(ステップS76)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来の
基板処理の工程においては、基板上の感光性膜に付着し
た異物等の欠陥をポストベーク処理後に外観検査により
検出している。
【0005】しかしながら、例えば、図5のステップS
74において、現像処理の際に基板上の感光性膜に水溶
性の異物が付着した場合、ステップS75のポストベー
ク処理により基板に熱が加えられ基板の表面の水分が完
全に除去される。それにより、基板上の感光性膜に異物
が固着してしまう。
【0006】このように、基板上の感光性膜に固着した
異物が外観検査により検出された場合、基板の表面を水
分で洗浄することにより基板上の感光性膜に固着した異
物を除去する処理(以下、除去処理と呼ぶ。)が行われ
る。
【0007】しかし、一度、基板の感光性膜に固着した
異物を除去処理により除去することは、多大な時間工数
を必要とし、さらに、除去処理を行ったとしても基板の
感光性膜に固着した異物を除去できない場合がある。こ
のように、多大な時間工数を費やすこと、または異物を
除去できない場合等は、基板処理のスループットを低下
させる要因となる。
【0008】本発明の目的は、感光性膜上の欠陥を短時
間で容易かつ効果的に除去することができる現像装置お
よび基板処理方法を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段および発明の効果】第1の
発明に係る現像装置は、基板上の感光性膜に現像処理を
行う現像処理部と、現像処理部内に設けられ、現像処理
された基板上の感光性膜の外観検査を行うことにより欠
陥を検出する外観検査装置とを備えたものである。
【0010】第1の発明に係る現像装置においては、現
像処理部により基板に現像処理が行われた後、現像処理
部内で基板上の感光性膜の外観検査が行われることによ
り、欠陥の有無が検出される。
【0011】このように、現像処理部内で外観検査が行
われるので、欠陥が検出された場合に、基板上の感光性
膜の熱処理前に感光性膜の欠陥を除去する処理を行うこ
とが可能となる。それにより、水溶性の異物が感光性膜
に付着するような欠陥を短時間で容易にかつ効果的に除
去することができる。
【0012】また、外観検査装置が現像処理部内に設け
られているので、省スペース化が可能となる。
【0013】第2の発明に係る現像装置は、第1の発明
に係る現像装置の構成において、現像処理部により現像
処理された基板上の感光性膜に対して外観検査装置によ
り検出された欠陥の除去処理を行う欠陥除去手段を現像
処理部内にさらに備えたものである。
【0014】この場合、現像処理部内での外観検査によ
り検出された欠陥を現像処理部内で除去することができ
る。それにより、欠陥を基板ごとに迅速に除去すること
が可能となる。したがって、基板処理のスループットが
向上する。
【0015】第3の発明に係る現像装置は、第2の発明
に係る現像装置の構成において、欠陥の内容に応じた欠
陥除去の処理条件を予め設定する設定手段をさらに備
え、欠陥除去手段は、外観検査装置により検出された欠
陥の内容に基づいて設定手段により設定された処理条件
を選択し、選択した処理条件にしたがって欠陥の除去処
理を行うものである。
【0016】この場合、外観検査装置により検出された
欠陥の内容に基づいて処理条件が選択され、選択された
処理条件にしたがって欠陥の除去処理が行われる。それ
により、欠陥を最適な処理条件で除去することができ
る。
【0017】第4の発明に係る現像装置は、第2または
第3の発明に係る現像装置の構成において、欠陥除去手
段は、現像処理部による現像処理後の基板上に洗浄液を
供給する洗浄液供給手段を含むものである。
【0018】この場合、現像処理後の基板を熱処理前に
洗浄液により洗浄することにより、欠陥を容易かつ短時
間に除去することができる。
【0019】第5の発明に係る現像装置は、第4の発明
に係る現像装置の構成において、現像処理部は、基板上
の感光性膜に現像液を供給した後、基板上の感光性膜に
現像停止のための処理液を供給し、洗浄液供給手段は、
洗浄液として現像液または処理液を基板上に供給するも
のである。
【0020】この場合、洗浄液として現像液または処理
液を用いることにより、欠陥除去のために特別な手段を
設ける必要がない。したがって、欠陥除去手段により現
像装置の小型化が妨げられることがない。
【0021】第6の発明に係る基板処理方法は、基板に
処理を行う基板処理方法であって、基板上の感光性膜に
現像処理を行う工程と、現像処理後の基板の外観検査を
行う工程と、外観検査が行われた基板に熱処理を行う工
程とを備えたものである。
【0022】本発明に係る基板処理方法においては、基
板上の感光性膜に現像処理が行われた後、熱処理の前に
基板の外観検査が行われる現像処理部内で基板上の感光
性膜の外観検査が行われることにより、欠陥の有無が検
出される。
【0023】このように、基板の熱処理前に外観検査が
行われるので、欠陥が検出された場合に、熱処理前に欠
陥を除去する処理を行うことが可能となる。それによ
り、水溶性の異物が感光性膜に付着するような現像欠陥
を短時間で容易かつ効果的に除去することができる。
【0024】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施の形態にお
ける現像装置の平面図、図2は図1の現像装置の主要部
のX−X線断面図、図3は図1の現像装置の主要部のY
−Y線断面図である。
【0025】図2および図3に示すように、現像装置
は、基板100を水平姿勢で吸引保持する基板保持部1
を備える。基板保持部1は、モータ2の回転軸3の先端
部に固定され、鉛直方向の軸の周りで回転可能に構成さ
れている。基板保持部1の周囲には、基板100を取り
囲むように円形の内側カップ4が上下動自在に設けられ
ている。また、内側カップ4の周囲には、正方形の外側
カップ5が設けられている。
【0026】図1に示すように、外側カップ5の両側に
はそれぞれ待機ポット6,7が配置され、外側カップ5
の一方の側部側にはガイドレール8が配設されている。
また、現像液ノズルアーム9がアーム駆動部10により
ガイドレール8に沿って走査方向Aおよびその逆方向に
移動可能に設けられている。外側カップ5の他方の側部
側には、リンス液を吐出するリンス液吐出ノズル16が
矢印Qの方向に回動可能に設けられている。現像液ノズ
ルアーム9には、下端部にスリット状吐出口15(図3
参照)を有する現像液吐出ノズル11がガイドレール8
と垂直に取り付けられている。これにより、現像液吐出
ノズル11は、待機ポット6の位置から基板100上を
通過して待機ポット7の位置まで走査方向Aに沿って直
線状に平行移動可能となっている。
【0027】図2に示すように、現像液吐出ノズル11
には、現像液供給系12により現像液が供給され、リン
ス液吐出ノズル16には、リンス液供給系17によりリ
ンス液が供給される。
【0028】また、外側カップ5の他方の側部上側に
は、基板表面の外観検査を行うCCD(Charge Coupled
Device :電荷結合素子)カメラ20が配設されてい
る。図3に示すように、CCDカメラ20は、カメラ支
持レール21により支持されている。CCDカメラ20
は、カメラ支持レール21内に設けられたカメラ駆動部
22によって走査方向Aおよびその逆方向と平行移動可
能に設けられている。さらに、図2に示すように、CC
Dカメラ20には、カメラ駆動部22との接続を行うリ
ンク部23が設けられており、CCDカメラ20とリン
ク部23との接続を行うためにCCDカメラ20側に
は、リンク駆動部24が設けられており、リンク駆動部
24は、基板100の表面の全面を撮像することが可能
なように回動可能に設けられている(図2の矢印R参
照)。
【0029】図1および図3に示すように、カメラ駆動
部22により駆動可能な距離Lは、撮像の対象となる基
板100の直径と同じかもしくはそれよりも大きく設定
され、図2に示すように、リンク駆動部24により回動
可能な角度は、撮像の対象となる基板100の全面積を
撮像することができる角度と同じかもしくはそれよりも
大きく設定される。
【0030】図2に示す制御部13は、基板保持部1の
基板100を保持する動作、モータ2の回転動作、アー
ム駆動部10による現像液吐出ノズル11の走査、現像
液供給系12から現像液吐出ノズル11を介して基板1
00の表面への現像液の供給、リンス液供給系17から
リンス液吐出ノズル16を介して基板100の表面への
リンス液の供給、CCDカメラ20の撮像、カメラ駆動
部22の水平駆動およびリンク駆動部24の回転駆動を
制御する。
【0031】また、制御部13には、メモリからなる記
録部25が設けられている。記録部25には、予め基板
100の表面に欠陥がない場合の基板100の表面の状
態を表す良品データおよび基板100の表面に欠陥があ
る場合の基板100の表面の状態を表す不良品データが
記録されている。この場合、複数の種類の欠陥に対応し
て、複数の不良品データが記録されている。また、欠陥
の種類に応じて除去処理による洗浄条件を示す複数の洗
浄データが、複数の不良品データに対応して記録されて
いる。以下、不良品データおよび良品データを合わせて
欠陥有無データと呼ぶ。さらに、記録部25には、CC
Dカメラ20により撮像される撮像データも記録され
る。
【0032】次に、図4を参照しながら図1の現像装置
の動作を説明する。図4は図1の現像装置の動作を説明
するフローチャートである。
【0033】まず、図4に示すように、現像装置内に基
板100を搬入し、基板100を基板保持部1により静
止状態で保持する(ステップS41)。ここで、搬入さ
れる基板100は、図7に示すステップS73の露光処
理が行われた後の基板100である。次に、基板保持部
1に保持された基板100上のフォトレジスト膜等の感
光性膜に対して現像液の供給を行う(ステップS4
2)。
【0034】現像液の供給時には、図3に示すように、
現像液吐出ノズル11が、基板100上を走査方向Aに
直線状に移動し、基板100上にスリット状吐出口15
から現像液を供給しつつ基板100上を移動する。これ
により、基板100上の全面に現像液が均一に供給され
る。供給された現像液は、表面張力により基板100上
に保持される。
【0035】そして、基板100上の感光性膜に現像液
が保持された状態を所定時間(例えば約60秒)維持
し、基板100上の感光性膜の現像を進行させる(ステ
ップS43)。このとき、通常は基板100を静止させ
ておくが、モータ2により基板保持部1を回転駆動する
ことにより、基板100上の現像液の流動による現像む
らが発生しない程度のごく低速(約5rpm以下)で基
板100を回転または間欠回転させてもよい。
【0036】次に、モータ2により回転数1000rp
m程度で基板100を回転させ、図1に示すように、リ
ンス液吐出ノズル16を図1の矢印Qの方向に回転さ
せ、純水等のリンス液を基板100の中心部分および周
辺部分に供給し、一定時間基板100の表面をリンス処
理する(ステップS44)。これにより、リンス液が基板
100に供給された時点で現像液の規定度はリンス液で
薄められて速やかに低下する。そのため、基板100上
の現像液にリンス液が供給されると濃度の変化に敏感な
フォトレジスト膜等の感光性膜の現像反応は直ちに停止
する。そして、一定時間リンス液により洗浄処理を行
い、基板100上に残留した現像液や現像液に溶解した
レジスト成分等を除去する。
【0037】次に、リンス液吐出ノズル16によるリン
ス液の供給を停止し、モータ2により基板100を約4
000rpm以上の高速で回転させ、基板100からリ
ンス液を振り切り、基板100を乾燥させる(ステップ
S45)。その後、基板100の回転を停止させ、現像
処理を終了する。
【0038】次いで、基板100の上方に配設されてい
るCCDカメラ20を用いて外観検査を行う(ステップ
S46)。CCDカメラ20は、カメラ駆動部22およ
びリンク駆動部24の働きにより、基板100の表面の
全ての撮像を行う。
【0039】ここで、CCDカメラ20により撮像され
た撮像データは、制御部13に与えられる。制御部13
は、CCDカメラ20により撮像された撮像データに基
づいて、基板100の表面に欠陥があるか否か判定を行
う(ステップS47)。この判定は、制御部13に設け
られた記録部25に予め記録された欠陥有無データとC
CDカメラ20により撮像される撮像データとの比較を
行うことにより実施される。ここで、基板100の表面
に欠陥がないと判定された場合、基板100は良品であ
るとして搬出され、次に、ポストベーク処理を施す(ス
テップS51)。
【0040】一方、基板100の表面に欠陥があると判
定された場合、制御部13は、制御部13に設けられた
記録部25に予め記録された欠陥有無データの複数の不
良品データから、基板100の表面の欠陥に相当する不
良品データを選択し、その不良品データに対応する洗浄
データを読み込む(ステップS48)。制御部13は、
その洗浄データに基づいて、洗浄条件を決定する(ステ
ップS49)。洗浄条件とは、基板100の洗浄時に用
いる水溶液の種類および洗浄処理を行う時間等を含む。
ここで、洗浄時に用いる水溶液は、純水、現像液および
希釈現像液である。
【0041】次に、決定された洗浄条件に基づいて除去
処理として基板100の洗浄を行う(ステップS5
0)。例えば、図4のステップS49において洗浄時に
用いる水溶液が純水であると決定された場合、ステップ
S50における基板100の洗浄は、図2に示すモータ
2の働きにより基板100を回転させつつ、リンス液供
給系17から純水をリンス液吐出ノズル16を介して定
められた時間基板100上に供給する。これにより、基
板100の表面を洗浄することにより、感光性膜上に付
着した水溶性の異物等の欠陥を除去することができる。
また、この場合、現像液吐出ノズル11から現像液を吐
出することにより、基板100上の感光性膜に付着した
水溶性の異物等の欠陥を除去してもよい。その後、再
度、ステップS45に戻り処理を繰り返す。
【0042】このように、現像処理後でかつポストベー
ク処理前に基板100の表面の外観検査を行うことによ
り、基板100の表面が加熱されて水溶性の異物等の欠
陥が感光性膜に固着する前に欠陥の有無を検出できる。
これにより、基板100上の感光性膜に水溶性の異物等
の欠陥が固着する前に、その欠陥を短時間で容易にかつ
効果的に除去することが可能となる。また、基板100
表面の欠陥の種類に応じて最適な洗浄条件で除去処理を
行うことが可能となり、基板100の表面の欠陥を効率
よく除去することができる。それにより、基板100の
表面の欠陥を除去するために費やす時間工数を削減で
き、基板処理のスループットが向上する。
【0043】さらに、基板100の表面の撮像データと
予め設定された基板100の欠陥有無データとを比較す
ることにより、基板100の欠陥の有無を短時間で判定
できる。それにより、基板処理のスループットがさらに
向上する。
【0044】また、除去処理の洗浄液として純水、現像
液または希釈現像液を用いることにより、基板100の
表面の欠陥を除去するために他の装置を設ける必要がな
い。これにより、現像装置の小型化が妨げられることが
ない。
【0045】なお、本実施の形態においては、基板10
0上の感光性膜に欠陥がある場合に用いる水溶液を純
水、現像液または希釈現像液としたが、これに限らず、
基板100上の感光性膜の欠陥に対して除去効果のある
ものであればよい。また、CCDカメラ20をカメラ駆
動部22およびリンク駆動部24により駆動させて基板
100の表面状態の撮像を行うとしたが、これに限定さ
れず、CCDカメラ20を固定させ基板100上の感光
性膜の欠陥を検出してもよい。さらに、基板100上の
感光性膜の欠陥を撮像するために1台のCCDカメラを
用いる場合について説明を行ったが、これに限定され
ず、複数台のCCDカメラまたは他の撮像機器を用いて
もよい。
【0046】また、本発明の実施の形態においては、C
CDカメラを用いて基板表面上の外観検査を行うことと
したが、これに限定されず、原子間力顕微鏡(AFM:Ato
micForce Microscope)または走査電子顕微鏡(SEM:Sca
nning Electron Microscope)などを用いて基板表面上
の外観検査を行ってもよい。
【0047】本実施の形態では、図1〜図3の現像装置
におけるCCDカメラ20、カメラ支持レール21、カ
メラ駆動部22、リンク部23およびリンク駆動部24
を除く部分が現像処理部に相当し、CCDカメラ20が
外観検査装置に相当し、記録部25が設定手段に相当
し、現像液吐出ノズル11またはリンス液吐出ノズル1
6が欠陥除去手段および洗浄液供給手段に相当する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態における現像装置の平面
図である。
【図2】図1の現像装置の主要部のX−X線断面図であ
る。
【図3】図1の現像装置の主要部のY−Y線断面図であ
る。
【図4】図1の現像装置の動作を説明するフローチャー
トである。
【図5】従来の基板処理の工程を示すフローチャートで
ある。
【符号の説明】
1 基板保持部 100 基板 2 モータ 3 回転軸 4 内側カップ 5 外側カップ 6,7 待機ポット 8 ガイドレール 9 現像液ノズルアーム 10 アーム駆動部 11 現像液吐出ノズル 12 現像液供給系 13 制御部 16 リンス液吐出ノズル 20 CCD(Charge Coupled Device:電荷結合素
子)カメラ 21 カメラ支持レール 22 カメラ駆動部 23 リンク部 24 リンク駆動部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上の感光性膜に現像処理を行う現像
    処理部と、 前記現像処理部内に設けられ、現像処理された基板上の
    感光性膜の外観検査を行うことにより欠陥を検出する外
    観検査装置とを備えたことを特徴とする現像装置。
  2. 【請求項2】 前記現像処理部により現像処理された基
    板上の感光性膜に対して前記外観検査装置により検出さ
    れた欠陥の除去処理を行う欠陥除去手段を前記現像処理
    部内にさらに備えたことを特徴とする請求項1記載の現
    像装置。
  3. 【請求項3】 欠陥の内容に応じた欠陥除去の処理条件
    を予め設定する設定手段をさらに備え、 前記欠陥除去手段は、前記外観検査装置により検出され
    た欠陥の内容に基づいて前記設定手段により設定された
    処理条件を選択し、選択した処理条件にしたがって欠陥
    の除去処理を行うことを特徴とする請求項2記載の現像
    装置。
  4. 【請求項4】 前記欠陥除去手段は、前記現像処理部に
    よる現像処理後の基板上に洗浄液を供給する洗浄液供給
    手段を含むことを特徴とする請求項2または3記載の現
    像装置。
  5. 【請求項5】 前記現像処理部は、基板上の感光性膜に
    現像液を供給した後、基板上の感光性膜に現像停止のた
    めの処理液を供給し、 前記洗浄液供給手段は、前記洗浄液として前記現像液ま
    たは前記処理液を前記基板上に供給することを特徴とす
    る請求項4記載の現像装置。
  6. 【請求項6】 基板に処理を行う基板処理方法であっ
    て、 基板上の感光性膜に現像処理を行う工程と、 現像処理後の基板の外観検査を行う工程と、 外観検査が行われた基板に熱処理を行う工程とを備えた
    ことを特徴とする基板処理方法。
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