JP2003031091A - 電力用開閉装置 - Google Patents

電力用開閉装置

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JP2003031091A
JP2003031091A JP2001212013A JP2001212013A JP2003031091A JP 2003031091 A JP2003031091 A JP 2003031091A JP 2001212013 A JP2001212013 A JP 2001212013A JP 2001212013 A JP2001212013 A JP 2001212013A JP 2003031091 A JP2003031091 A JP 2003031091A
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Kenichi Koyama
健一 小山
Mitsuru Tsukima
満 月間
Shinji Sato
伸治 佐藤
Toshie Takeuchi
敏惠 竹内
Takao Tsurimoto
崇夫 釣本
Takafumi Nakagawa
隆文 中川
Shunji Yamamoto
俊二 山本
Taketoshi Hasegawa
武敏 長谷川
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H33/00High-tension or heavy-current switches with arc-extinguishing or arc-preventing means
    • H01H33/60Switches wherein the means for extinguishing or preventing the arc do not include separate means for obtaining or increasing flow of arc-extinguishing fluid
    • H01H33/66Vacuum switches
    • H01H33/662Housings or protective screens
    • H01H33/66207Specific housing details, e.g. sealing, soldering or brazing
    • H01H2033/6623Details relating to the encasing or the outside layers of the vacuum switch housings

Abstract

(57)【要約】 【課題】 真空バルブの耐電圧性能が向上し、また絶縁
ロッドの軸線方向の長さを短くすることができる等の電
力用開閉装置を得る。 【解決手段】 この発明の電力用開閉装置は、固定接点
3および可動接点4を有し内部が真空の真空バルブ1
と、この真空バルブ1と連結されているとともに固定接
点3と可動接点4との接離を可能にする操作装置31と
を備え、真空バルブ1は、固定接点3が先端部に設けら
れた固定ロッド2と、可動接点4が一端部に設けられた
可動ロッド5とを有しており、操作装置31は、絶縁ロ
ッド12を介して可動ロッド5に接続された操作ロッド
15と、この操作ロッド15を往復動させる操作機構1
6とを有している電力用開閉装置であって、真空バルブ
1は絶縁性のモールド部18で覆われており、また絶縁
ロッド12は真空バルブ1の内部に設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、真空バルブ内の
固定接点と可動接点とを接離する電力用開閉装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】図7は従来の電力用開閉装置の断面図で
あり、この開閉装置は、絶縁性のカバー30と、このカ
バー30内に設けられ固定接点3および可動接点4を有
する真空バルブ1と、固定接点3と可動接点4との接離
を可能にする操作装置31とを備えている。真空バルブ
1は、このカバー30内に設けられた円筒状のセラミッ
ク筒9と、一端部に固定接点3が固定され他端部に外部
との接続用の端子22が設けられた固定ロッド2と、可
動接点4が先端部で固定された可動ロッド5と、セラミ
ック筒9の固定ロッド2側を覆った固定側フランジ8
と、セラミック筒9の操作装置31側を覆った可動側フ
ランジ10およびベローズ6と、セラミック筒9と固定
接点3および可動接点4との間に設けられたアークシー
ルド7とを備えている。操作装置31は、操作機構カバ
ー17と、絶縁ロッド12を介して可動ロッド5と接続
された操作ロッド15と、この操作ロッド15を電磁力
により往復動させる操作機構16とを備えている。
【0003】次に、上記構成の電力用開閉装置の動作に
ついて説明する。開閉装置が通電状態のときには、可動
接点4と固定接点3とは接触状態にある。このときに
は、電路は、端子22→固定ロッド2→固定接点3→可
動接点4→可動ロッド5→可撓導体11→外部導体14
→端子23で構成される。この通電状態から電流を遮断
する場合には、操作機構16に制御線24から開極指令
が入力され、操作機構16で発生する電磁力によって、
操作ロッド15は開極方向に移動する。この結果、可動
接点4は固定接点3から離れ、電流が遮断され、電路は
開放状態になる。次に、開極状態から閉極状態への移行
する場合には、操作機構16に制御線24から閉極指令
が入力され、操作機構16で発生する電磁力によって、
操作ロッド15は閉極方向に移動する。この結果、可動
接点4は固定接点3と接触し、電流が流れ、電路は投入
状態になる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記にように構成され
た電力用開閉装置では、絶縁性のカバー30と真空バル
ブ1との間には、空気が介在しており、真空バルブ1の
耐電圧性能がカバー30が無い場合と殆ど同じであると
いう問題点があった。また、絶縁ロッド12は真空バル
ブ1の外部にあり、空気中に配置されているので、絶縁
ロッド12の表面を経由した絶縁破壊、即ち沿面破壊が
生じ易く、それを防止するために絶縁ロッド12の軸線
方向の長さを長くしなければならないという問題点もあ
った。
【0005】この発明は、上記のような問題点を解決す
ることを課題とするものであって、真空バルブの耐電圧
性能が向上し、また絶縁ロッドの軸線方向の長さを短く
することができる等の電力用開閉装置を得ることを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る電力用開
閉装置は、固定接点および可動接点を有し内部が真空の
真空バルブと、この真空バルブと連結されているととも
に固定接点と可動接点との接離を可能にする操作装置と
を備え、前記真空バルブは、前記固定接点が先端部に設
けられた固定ロッドと、前記可動接点が一端部に設けら
れた可動ロッドとを有しており、前記操作装置は、絶縁
ロッドを介して前記可動ロッドに接続された操作ロッド
と、この操作ロッドを往復動させる操作機構とを有して
いる電力用開閉装置であって、前記真空バルブは絶縁性
のモールド部で覆われており、また前記絶縁ロッドは真
空バルブの内部に設けられている。
【0007】この発明に係る電力用開閉装置は、固定接
点および可動接点を有し内部が真空の真空バルブと、こ
の真空バルブと連結されているとともに固定接点と可動
接点との接離を可能にする操作装置とを備え、前記真空
バルブは、前記固定接点が先端部に設けられた固定ロッ
ドと、前記可動接点が一端部に設けられた可動ロッドと
を有しており、前記操作装置は、絶縁ロッドを介して前
記可動ロッドに接続された操作ロッドと、この操作ロッ
ドを往復動させる操作機構とを有している電力用開閉装
置であって、前記真空バルブは絶縁性のモールド部で覆
われており、また前記真空バルブと前記操作装置との間
には真空バルブと操作装置との間を電気的に絶縁する絶
縁性可撓性部材が設けられている。
【0008】この発明に係る電力用開閉装置は、固定接
点および可動接点を有し内部が真空の真空バルブと、こ
の真空バルブと連結されているとともに固定接点と可動
接点との接離を可能にする操作装置とを備え、前記真空
バルブは、前記固定接点が先端部に設けられた固定ロッ
ドと、前記可動接点が一端部に設けられた可動ロッドと
を有しており、前記操作装置は、絶縁ロッドを介して前
記可動ロッドに接続された操作ロッドと、この操作ロッ
ドを往復動させる操作機構とを有している電力用開閉装
置であって、前記真空バルブは絶縁性のモールド部で覆
われており、また前記真空バルブと前記操作装置との間
には真空バルブと操作装置との間を電気的に絶縁すると
ともに前記絶縁ロッドが貫通する孔が形成されたモール
ドフランジが設けられており、また前記孔には前記絶縁
ロッドを密接した状態で、摺動可能にする絶縁性のOリ
ングが設けられている。
【0009】この発明に係る電力用開閉装置では、絶縁
性のモールド部は、真空バルブを覆っているとともに、
操作機構をも覆っている。
【0010】この発明に係る電力用開閉装置では、操作
機構は、永久磁石と、電磁コイルから構成され、操作ロ
ッドを往復動させる電磁操作機構である。
【0011】この発明に係る電力用開閉装置では、可動
ロッドには軸線方向に伸縮可能なワイプ機構が設けられ
ている。
【0012】この発明に係る電力用開閉装置では、モー
ルド部の表面には接地層が形成されている。
【0013】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1はこの発明の
実施の形態1の電力用開閉装置の断面図であり、この開
閉装置は、固定接点3および可動接点4を有する真空バ
ルブ1と、この真空バルブ1を覆うとともに表面に接地
層19が形成された絶縁性のモールド部18と、固定接
点3と可動接点4との接離を可能にする操作装置31と
を備えている。真空バルブ1は、円筒状の第1のセラミ
ック筒9aおよび円筒状の第2のセラミック筒9bと、
一端部に固定接点3が固定され他端部に外部との接続用
の端子22が設けられた固定ロッド2と、可動接点4が
先端部で固定された可動ロッド5と、第1のセラミック
筒9aの固定ロッド2側を覆った固定側フランジ8と、
第2のセラミック筒9bの可動ロッド5側を覆った可動
側フランジ10およびベローズ6と、第1のセラミック
筒9aと固定接点3および可動接点4との間に設けられ
たアークシールド7とを備えている。操作装置31は、
操作機構カバー17と、絶縁ロッド12を介して可動ロ
ッド5と接続された操作ロッド15と、この操作ロッド
15を電磁力により往復動させる操作機構16とを備え
ている。絶縁ロッド12と、可動ロッド5および外部導
体14とを接続した可撓導体11は何れも真空バルブ1
内に配置されている。
【0014】図2はこの操作機構16の構成図であり、
この操作機構16は、矩形状の孔を有する鉄ヨーク51
と、この鉄ヨーク51を摺動可能に貫通しており操作ロ
ッド15と接続された可動子軸52と、この可動子軸5
2に固定された可動子53と、鉄ヨーク51の内側に設
けられ可動子軸52を囲った第1の駆動コイル54と、
鉄ヨーク51の内側に第1の駆動コイル54と離れて設
けられ可動子軸52を囲った第2の駆動コイル55と、
第1の駆動コイル54と第2の駆動コイル55との間で
可動子53と対向して鉄ヨーク51に固定された永久磁
石56とを備え、第1の駆動コイル54は、通電される
と、第1の駆動コイル54の周囲を通る永久磁石56の
磁界と同一の向きの磁界が発生して、可動子53が鉄ヨ
ーク51の吸着面51aに吸着して可動接点4が固定接
点3に接続し、また第2の駆動コイル55は、通電され
ると、第2の駆動コイル55の周囲を通る永久磁石56
の磁界と同一の向きの磁界が発生して、可動子53が鉄
ヨーク51の吸着面に吸着して可動接点4が固定接点3
から開離するようになっている
【0015】次に、上記構成の電力用開閉装置の動作に
ついて説明する。開閉装置が通電状態のときには、可動
接点4と固定接点3とは接触状態にある。このときに
は、電路は、端子22→固定ロッド2→固定接点3→可
動接点4→可動ロッド5→可撓導体11→外部導体14
→端子23で構成される。この通電状態から電流を遮断
する場合には、操作機構16に制御線24から開極指令
が入力され、操作機構16で発生する電磁力によって、
操作ロッド15は開極方向に移動する。この結果、可動
接点4は固定接点3から離れ、電流が遮断され、電路は
開放状態になる。次に、開極状態から閉極状態への移行
する場合には、操作機構16に制御線24から閉極指令
が入力され、操作機構16で発生する電磁力によって、
操作ロッド15は閉極方向に移動する。この結果、可動
接点4は固定接点3と接触し、電流が流れ、電路は投入
状態になる。
【0016】操作機構16においては、開閉装置の閉極
状態では、可動子53は永久磁石56が作る磁界によ
り、鉄ヨーク51の内側上面51aに吸着している。開
閉装置の閉極状態から開極状態への開極動作では、第2
の駆動コイル55に通電することにより、第2の駆動コ
イル55が作る磁界(点線矢印ロ)は可動子53を内側
上面51aに吸着する方向の永久磁石56の磁界(実線
矢印イ)を打ち消すとともに、可動子53を通過して鉄
ヨーク51の内側下面51bに向かった磁束を作る。こ
れにより、可動子53は内側下面51b側に移動し、内
側下面51bに吸着する。吸着後は、第2の駆動コイル
55の通電をゼロにすることで、可動子53は永久磁石
56が作る磁界で鉄ヨーク51の内側下面51bの吸着
面に吸着する。
【0017】次に、可動子53が鉄ヨーク51の内側下
面51bに当接している状態、即ち開極状態から閉極状
態への閉極動作について説明する。このときには、第1
の駆動コイル54に通電することにより、第1の駆動コ
イル54が作る磁界は可動子53を内側下面51bに吸
着する方向の永久磁石56の磁界を打ち消すとともに、
可動子53を通過して内側上面51aに向かった磁束を
作る。これにより、可動子53は内側上面51a側に移
動し、内側上面51aに吸着する。吸着後は、第1の駆
動コイル54の通電をゼロにすることで、可動子53は
永久磁石56が作る磁界で鉄ヨーク51の内側上面51
aに吸着する。
【0018】上記構成の電力用開閉装置では、真空バル
ブ1は絶縁性のモールド部18が覆われており、また外
部導体14の周りについても端子23を除いてモールド
部18で覆われており、例えば周囲のスイッチギヤを構
成する接地電位の構造物や、隣接した他の真空バルブと
の間の絶縁距離を短くするができる。また、モールド部
18の表面には金属蒸着等により接地層19が形成され
ているので、例えば接地電位の構造物と接触させても耐
電圧的には問題無く、省スペース化を図ることができ
る。
【0019】ところで、操作装置31は制御線24で印
加される操作機構16の一部を除いて接地電位であるの
で、操作装置31と上記電路との間では絶縁が必要であ
る。この絶縁のために、絶縁ロッド12を介して操作装
置31と真空バルブ1とが接続されている。絶縁ロッド
12の絶縁破壊は、絶縁ロッド12を貫通した絶縁破壊
よりも、絶縁ロッド12の表面を経由した絶縁破壊、即
ち沿面破壊の方が発生し易いが、この実施の形態では、
この絶縁ロッド12は真空バルブ1内に配置されている
ので、その沿面破壊の発生を抑制し、絶縁ロッド12の
距離を短くすることができ、それだけ操作装置31と電
路との間に必要な絶縁距離を短くでき、電力用開閉装置
がコンパクトになるとともに絶縁性能も向上する。
【0020】実施の形態2.図3はこの発明の実施の形
態2の電力用開閉装置の断面図であり、この実施の形態
では、絶縁ロッド12および可撓導体11は真空バルブ
1の外側に配置されており、また真空バルブ1と操作機
構16とが絶縁性可撓性部材であるゴムフランジ13で
画成されている。ゴムフランジ13の内周側は絶縁ロッ
ド12に固定され、その外周側はモールド部18とセラ
ミック筒9との間に挟持されている。この実施の形態で
は、真空バルブ1と操作機構16との間に絶縁性のゴム
フランジ13が介在しているので、操作機構16と電路
との間の絶縁性能が向上し、真空バルブ1と操作機構1
6との間の距離を縮小することができる。
【0021】実施の形態3.図4はこの発明の実施の形
態3の電力用開閉装置の断面図であり、この実施の形態
では、モールド部18と一体のモールドフランジ部25
が形成されている。このモールドフランジ部25は真空
バルブ1と操作機構16とを区画している。モールドフ
ランジ部25には絶縁ロッド12が貫通する孔が形成さ
れている。この孔には絶縁ロッド12を密接した状態
で、摺動可能にする絶縁性のOリング20が設けられて
いる。この実施の形態では、真空バルブ1と操作機構1
6との間に絶縁性のモールドフランジ部25が介在して
いるので、操作機構16と電路との間の絶縁性能が向上
し、真空バルブ1と操作機構16との間の距離を縮小す
ることができる。
【0022】実施の形態4.図5はこの発明の実施の形
態4の電力用開閉装置の断面図であり、この実施の形態
では、絶縁性のモールド部40が真空バルブ1を覆って
いるとともに、操作機構16をも覆っている。この実施
の形態では、実施の形態1〜3で必要としたモールド部
18と操作機構カバー17とを結合する結合部材および
結合作業が不要であり、部材点数が削減できるととも
に、組み立て作業性が向上する。
【0023】実施の形態5.図6はこの発明の実施の形
態5の電力用開閉装置の断面図であり、この実施の形態
では、実施の形態1の電力開閉装置の可動ロッド5にワ
イプ機構50が取り付けられている。このワイプ機構5
0を取り付けたことにより、可動ロッド5と固定ロッド
2との間の取り付け時における軸線方向の距離の誤差が
容易に吸収され、また可動ロッド5が固定ロッド2に衝
突する際の衝撃力を緩和することができる。また、固定
ロッド2に対する可動ロッド5の所定の接触圧力を確保
することができる。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、この発明に係る電
力用開閉装置によれば、固定接点および可動接点を有し
内部が真空の真空バルブと、この真空バルブと連結され
ているとともに固定接点と可動接点との接離を可能にす
る操作装置とを備え、前記真空バルブは、前記固定接点
が先端部に設けられた固定ロッドと、前記可動接点が一
端部に設けられた可動ロッドとを有しており、前記操作
装置は、絶縁ロッドを介して前記可動ロッドに接続され
た操作ロッドと、この操作ロッドを往復動させる操作機
構とを有している電力用開閉装置であって、前記真空バ
ルブは絶縁性のモールド部で覆われているので、真空バ
ルブの耐電圧性能が向上する。また、絶縁ロッドは真空
バルブの内部に設けられているので、絶縁ロッド上での
沿面破壊の発生を抑制することができ、それだけ操作装
置と充電部である電路との間の絶縁性能が向上する。
【0025】また、この発明に係る電力用開閉装置によ
れば、真空バルブは絶縁性のモールド部で覆われている
ので、真空バルブの耐電圧性能が向上する。また、真空
バルブと操作装置との間には真空バルブと操作装置との
間を電気的に絶縁する絶縁性可撓性部材が設けられてい
るので、真空バルブと操作装置との間の絶縁性能が向上
する。
【0026】また、この発明に係る電力用開閉装置によ
れば、真空バルブは絶縁性のモールド部で覆われている
ので、真空バルブの耐電圧性能が向上する。また、真空
バルブと操作装置との間には真空バルブと操作装置との
間を電気的に絶縁するとともに絶縁ロッドが貫通する孔
が形成されたモールドフランジが設けられているので、
真空バルブと操作装置との間の絶縁性能が向上する。ま
た、モールドフランジの孔には絶縁ロッドを密接した状
態で、摺動可能にする絶縁性のOリングが設けられてい
るので、可動ロッドは真空バルブと操作装置との間の絶
縁が確保された状態で円滑に往復動する。
【0027】また、この発明に係る電力用開閉装置によ
れば、絶縁性のモールド部は、真空バルブを覆っている
とともに、操作機構をも覆っているので、モールド部と
操作機構カバーとを結合する結合部材および結合作業が
不要であり、部材点数が削減できるとともに、組み立て
作業性が向上する。
【0028】また、この発明に係る電力用開閉装置によ
れば、操作機構は、永久磁石と、電磁コイルとから構成
され、操作ロッドを往復動させる電磁操作機構であるの
で、簡単な構成で、かつ短時間で開閉装置の開閉動作を
行うことができる。
【0029】また、この発明に係る電力用開閉装置によ
れば、可動ロッドには軸線方向に伸縮可能なワイプ機構
が設けられているので、可動ロッドと固定ロッドとの間
の取り付け時における軸線方向の距離の誤差が容易に吸
収され、また可動ロッドが固定ロットに衝突する際の衝
撃力を緩和することができる。また、固定ロッドに対す
る可動ロッドの所定の接触圧力を確保することができ
る。
【0030】また、この発明に係る電力用開閉装置によ
れば、モールド部の表面には接地層が形成されているの
で、接地電位の構造物と接触させても耐電圧的には問題
無く、省スペース化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1に係る電力用開閉装
置の断面図である。
【図2】 図1の操作機構の構成図である。
【図3】 この発明の実施の形態2に係る電力用開閉装
置の断面図である。
【図4】 この発明の実施の形態3に係る電力用開閉装
置の断面図である。
【図5】 この発明の実施の形態4に係る電力用開閉装
置の断面図である。
【図6】 この発明の実施の形態5に係る電力用開閉装
置の断面図である。
【図7】 従来の電力用開閉装置の断面図である。
【符号の説明】
1 真空バルブ、2 固定ロッド、3 固定接点、4
可動接点、5 可動ロッド、12 絶縁ロッド、15
操作ロッド、16 操作機構、18 モールド部、19
接地層、20 Oリング、25 モールドフランジ、
31 操作装置、40 モールド部、50 ワイプ機
構。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 伸治 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 竹内 敏惠 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 釣本 崇夫 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 中川 隆文 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 山本 俊二 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 長谷川 武敏 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 5G026 RA03 RB03

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定接点および可動接点を有し内部が真
    空の真空バルブと、この真空バルブと連結されていると
    ともに固定接点と可動接点との接離を可能にする操作装
    置とを備え、前記真空バルブは、前記固定接点が先端部
    に設けられた固定ロッドと、前記可動接点が一端部に設
    けられた可動ロッドとを有しており、前記操作装置は、
    絶縁ロッドを介して前記可動ロッドに接続された操作ロ
    ッドと、この操作ロッドを往復動させる操作機構とを有
    している電力用開閉装置であって、 前記真空バルブは絶縁性のモールド部で覆われており、
    また前記絶縁ロッドは前記真空バルブの内部に設けられ
    ている電力用開閉装置。
  2. 【請求項2】 固定接点および可動接点を有し内部が真
    空の真空バルブと、この真空バルブと連結されていると
    ともに固定接点と可動接点との接離を可能にする操作装
    置とを備え、前記真空バルブは、前記固定接点が先端部
    に設けられた固定ロッドと、前記可動接点が一端部に設
    けられた可動ロッドとを有しており、前記操作装置は、
    絶縁ロッドを介して前記可動ロッドに接続された操作ロ
    ッドと、この操作ロッドを往復動させる操作機構とを有
    している電力用開閉装置であって、 前記真空バルブは絶縁性のモールド部で覆われており、
    また前記真空バルブと前記操作装置との間には真空バル
    ブと操作装置との間を電気的に絶縁する絶縁性可撓性部
    材が設けられている電力用開閉装置。
  3. 【請求項3】 固定接点および可動接点を有し内部が真
    空の真空バルブと、この真空バルブと連結されていると
    ともに固定接点と可動接点との接離を可能にする操作装
    置とを備え、前記真空バルブは、前記固定接点が先端部
    に設けられた固定ロッドと、前記可動接点が一端部に設
    けられた可動ロッドとを有しており、前記操作装置は、
    絶縁ロッドを介して前記可動ロッドに接続された操作ロ
    ッドと、この操作ロッドを往復動させる操作機構とを有
    している電力用開閉装置であって、 前記真空バルブは絶縁性のモールド部で覆われており、
    また前記真空バルブと前記操作装置との間には真空バル
    ブと操作装置との間を電気的に絶縁するとともに絶縁ロ
    ッドが貫通する孔が形成されたモールドフランジが設け
    られており、また前記孔には絶縁ロッドを密接した状態
    で、摺動可能にする絶縁性のOリングが設けられている
    電力用開閉装置。
  4. 【請求項4】 絶縁性のモールド部は、真空バルブを覆
    っているとともに、操作機構をも覆っている請求項1な
    いし請求項3の何れかに記載の電力用開閉装置。
  5. 【請求項5】 操作機構は、永久磁石と電磁コイルから
    構成され、操作ロッドを往復動させる電磁操作機構であ
    る請求項1ないし請求項4の何れかに記載の電力用開閉
    装置。
  6. 【請求項6】 可動ロッドには軸線方向に伸縮可能なワ
    イプ機構が設けられている請求項1ないし請求項5の何
    れかに記載の電力用開閉装置。
  7. 【請求項7】 モールド部の表面には接地層が形成され
    ている請求項1ないし請求項6の何れかに記載の電力用
    開閉装置。
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