JP2003030172A - 拘束条件付き最適化方法及びプログラム - Google Patents

拘束条件付き最適化方法及びプログラム

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JP2003030172A
JP2003030172A JP2001210796A JP2001210796A JP2003030172A JP 2003030172 A JP2003030172 A JP 2003030172A JP 2001210796 A JP2001210796 A JP 2001210796A JP 2001210796 A JP2001210796 A JP 2001210796A JP 2003030172 A JP2003030172 A JP 2003030172A
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point
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tangent
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JP2001210796A
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English (en)
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Akira Asai
朗 浅井
Shigeki Matsutani
茂樹 松谷
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Canon Inc
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Canon Inc
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q10/00Administration; Management
    • G06Q10/04Forecasting or optimisation specially adapted for administrative or management purposes, e.g. linear programming or "cutting stock problem"
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S706/00Data processing: artificial intelligence
    • Y10S706/902Application using ai with detail of the ai system
    • Y10S706/919Designing, planning, programming, CAD, CASE

Abstract

(57)【要約】 【課題】 拘束条件付き最適化問題の解を簡単な計算手
順で求める。 【解決手段】 等式で与えられる拘束条件の下での最適
化関数の最小値を求める拘束条件付き最適化方法におい
て、条件式で定義される集合を有限次元実ベクトル空間
内のリーマン多様体と見なし、実ベクトル空間内の初期
位置x0から、拘束条件を満たす当該リーマン多様体へ接
近し(S2)、前記リーマン多様体上の接ベクトルに対する
測地線方程式に関する指数関数写像を有限次数で打ち切
り、該打ち切りによって得られた近似測地線を実ベクト
ル空間内の1次元軌道として生成し、前記リーマン多様
体上の接ベクトルと生成される前記軌道に対して当該接
ベクトルの平行移動に関する指数関数写像の有限次数近
似によって近似平行移動を行う(S8)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、等式で与えられる
拘束条件の下での最適化関数の最小値を求める最適化方
法、その装置、及びそのプログラムに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】等式で指定された拘束条件 S(r)=0, i=1,・・・,m (1) の下で、実数値関数E(r)を極小化する問題を考える。こ
こでrはn次元実ベクトル即ち、
【外2】
【0003】であるとする。なお、実関数を極大化する
問題は、関数の符号を逆にすることにより、上述の問題
に帰着する。
【0004】拘束条件のない場合、このような問題を解
くためのアルゴリズムとしては、適当な初期ベクトルr
(0)から出発し、勾配ベクトルF = ―∇E(r)に関する情
報を用いて、関数E(r)が極小になる点rを探索するもの
が一般的である。
【0005】近年ではFletcher-Reeves法、Polak−Ribi
ere法等を含む共役勾配法も用いられる。これらのアル
ゴリズムの詳細は(「Computational Methods in Optimi
zation」 E.Polak著 1971年Academic Press発行)に書か
れている。これらの方法では前回探索した方向と垂直に
探索方向を選ぶために、探索の効率化を行え、関数E(r)
が2次近似できるところでは、Hestnes−Stiefelの共役
勾配法の代数的なよい性質を利用できる利点があり、近
年多く用いられている。
【0006】拘束条件の加わる場合は、このような単純
なアルゴリズムでは巧くいかないので、種々の工夫がな
されてきた。代表的なものとしては、ペナルティ法(罰
金法)と乗数法(ラグランジュの未定乗数法)が良く知
られている。これらの方法等に関しては、例えば「岩波
講座応用数学、最適化法、藤田宏、今野浩、田邉國士
著、1994年岩波書店発行」に詳しく書かれている。
【0007】ペナルティ法は、拘束条件を表現するため
に、拘束条件が成り立つときには0となり、成り立たな
ければ非常に大きな数になるようなペナルティ関数(罰
金関数)P(r)を導入し、新たな関数 Ω(r)=E(r)+P(r) (3) を極小化するものである。ペナルティ関数の具体的な形
としては、
【外3】
【0008】などが考えられる。ここにωkは正の数
で、極小値探索の過程で、適当な値に調整される。
【0009】乗数法は、未定乗数λkを導入し、rとλk
の新たな関数
【外4】
【0010】を停留化するものである。拘束条件は、λ
kに対するΩ(r,λi)の停留条件
【外5】
【0011】として実現される。
【0012】また、これらの方法とは別に、考えている
空間の中にベクトル場を考え、最適点をその漸近解とす
るような力学系を用いたアルゴリズムも研究されている
(上述の岩波講座「最適化法」に述べられている)。
【0013】更に、最近、Smithらは、許容集合すなわ
ち拘束条件をみたす点の集合をリ−マン多様体と捉え、
その上でのニュートン法および共役勾配法を考えるとい
うアルゴリズムを提案している。(S.T. Smith, AMS,
Fileds Institute Communications vol.3, 1994, p
p.113-136, 「Optimaization Techniques on Riemanni
an Manifolds」)また、許容集合が Grassmann 多様体
またはStiefel多様体となる場合についてはより詳しい
アルゴリズムを提案している。(A. Edelman, T.A. Ari
as, S.T.Smith, SIAM J. Matrix Anal. Appl. vol. 2
0, 1998, pp.303-353、「The Geometry of Algorithm
s with Orthogonality Constraints」)アルゴリズムは
拘束条件のない場合と基本的に同様になるので、他の方
法に現れるような追加変数や調整パラメータが不要であ
るという特長がある。この手法は、拘束条件付最適化問
題に対する新しい視点を提供するもので、固有値問題な
どへの幅広い適用が期待できる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】従来の方法で述べたよ
うに、等式拘束条件のもとでの最適化問題のアルゴリズ
ムとしては、乗数法と罰金法が広くもちいられている。
前者は鞍点探索問題となり、極値探索に比べて計算アル
ゴリズムが面倒になる。また、後者は罰金のパラメータ
選択を問題に応じて工夫しなければならないという問題
点がある。
【0015】また、上述した力学系を用いたアルゴリズ
ムでは、適当な力学系を設定するための工夫を必要とす
る。
【0016】また、上記Smithらのアルゴリズムにおい
ては、最適点への探索過程において、点を許容集合上の
測地線に沿って移動させる。Smithらは、Grassmann 多
様体とStiefel多様体の場合について、測地線方程式の
解を具体的に構成している。原理的には、この解に従っ
て点を移動させると、点は許容集合内に留まるはずだ
が、現実的には数値計算上の誤差のため、点が許容集合
から離れるという問題がある。また、許容集合がこれら
の多様体でない場合については、測地線方程式の具体的
な解の表式が与えられていない。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明によれば、等式で与えられる拘束条件の下で
の最適化関数の最小値を求める拘束条件付き最適化方法
に、条件式で定義される集合を有限次元実ベクトル空間
内のリーマン多様体と見なし、実ベクトル空間内の初期
位置から、拘束条件を満たす当該リーマン多様体へ接近
する接近工程と、前記リーマン多様体上の接ベクトルに
対する測地線方程式に関する指数関数写像を有限次数で
打ち切り、該打ち切りによって得られた近似測地線を実
ベクトル空間内の1次元軌道として生成する軌道生成工
程と、前記リーマン多様体上の接ベクトルと前記軌道生
成工程によって生成される軌道に対して当該接ベクトル
の平行移動に関する指数関数写像の有限次数近似によっ
て近似平行移動を行う近似平行移動工程とを備える。
【0018】
【発明の実施の形態】ここで、上述した等式で与えられ
る拘束条件の下での最適化関数の最小値を求めるという
問題を数学的に定式化する。
【0019】n次元実ベクトル空間Rnを考え、(ei|i=
1,・・・,n)をその基底とする。(ei|i=1,・・・,n)は必ず
しも直交していないとし、内積< , >に対して bij=<ei, ej> i,j=1,・・・,n (7) の値を取るとしている。実際、有限要素法で対象とする
最適化問題においては、基底は直行化されていない。更
に、m個の拘束条件(1≦m≦n)を表わすC級関数、 Sk:Rn→R (k=1,・・・,m) (8) および下に有界なC級関数(目的関数) E:Rn→R (9) が与えれらているとする。拘束条件は上記の関数を使っ
てSk(x)=0, k=1,・・・,mとして与えられているとす
る。、拘束条件を満たすものを許容集合と称し M={x∈Ω|Sk(x)=0, for k=1,・・・,m } (10) と記す。このとき、MのRn内の近傍において正則条件 rankJ(x)=m (11) を満たすものとする。ここにJ(x)はヤコビ行列で、その
ki成分は、
【外6】
【0020】で定義される。
【0021】ユークリッド空間の部分空間Rnはbを計量
とする平坦なリ−マン多様体とみなすことができる。拘
束条件の正則性から、MもRnの計量をM上に制限する
ことによって得られるb|Mを計量としてRnのm次元部分
リーマン多様体となる。従って、考えている拘束条件付
き最適化問題は、リ−マン多様体M上の最適化問題:
「E(x)を最小化するx∈Mを求めよ」として定式化され
る。
【0022】次にRnにおけるベクトル解析を利用し
て、多様体Mを記述することを示す。n-m次元リ−マン
多様体上の点を表現するための座標としては局所座標
i|i=1,・・・,n-m)を用いる事ができるが、ここで
は、MがRnの部分多様体であることを利用して、Rn
位置ベクトルを用いてMを表現する。この座標(xi|i=
1,・・・,n-m)をMにおける局所座標と区別するため、こ
こでは外的座標(extrinsic coordinate)と呼ぶことに
する。数値計算の立場からは、外的座標を用いると、線
形代数に関するアルゴリズムの蓄積を用いて効率的なア
ルゴリズムを構築できるという利点がある。リ−マン多
様体としてのM及びその近傍の性質を外的座標を用いて
記述する。
【0023】そこで、ここでは、そのための道具として
nにおけるGradient、方向微分、Hessianを定義してお
く。これらの、Rnにおけるベクトル解析の表現を用い
ると外的座標の選択によらない形でM上の量を記述する
ことが可能となり、見通しがよくなる。
【0024】なお、以下の記述において、外的座標に関
する添字に対しては、アインシュタインの規約を用い
る。つまり、同じ添え字が2回出て来た際には、その添
え字について1からnまでの和を取るものとする。また、
行列(bij|i,j=1,・・・,n)の逆行列のij成分をbijと書
くことにする。
【0025】以下にGradient、方向微分、Hessianを定
義する。
【0026】xをRn内の点、fをRn上のC級関数f:
n →Rとするとき、任意のベクトルZ=Zieiに対し
て、
【外7】
【0027】を満たすベクトルYが一意的に存在する。
このベクトルを、fのxにおけるgradient(勾配)と呼
び、Gradxfと書く。成分を用いて表示すると、
【外8】
【0028】となる。計算の便宜上のために以下の量を
導入する。
【0029】 Fk(x):= GradxSk, (k=1,・・・,m) (15) Qkl(x):= <Fk(x), Fl(x)>, (k,l=1,・・・,m) Qkl(x):=行列(Qkl(x)| k,l=1,・・・,m)の逆行列のk,l成分 但し、行列Qkl(x)の存在は、Qkl(x)の行列としての拘
束条件の正則性に依存するが、拘束条件の正則性は許容
集合M上では保証されておりRn内Mの近傍においても
保証されている。多くの物理的な例においては、関数Sk
(x)は充分穏やかな関数であり、M自身も充分穏やかな
形状を持つため、以下で考察する領域内においてはQkl
(x)は存在しているとして良い。 次に方向微分を導入する。Rn内の点xにおいて、関数f
∈C(Ω)の、ベクトルY=Yieiにそっての方向微分(Y・G
rad)xfを、
【外9】
【0030】と定義する。また、ベクトル場Z(x)=Z
i(x)eiの、ベクトルY=Yieiにそっての方向微分(Y・Gra
d)xZを、
【外10】
【0031】によって定義する。この方向微分の定義
は、外的座標の選び方によらないことは良く知られた事
実である。
【0032】次にHessianを定義する。xをRn内の点、f
をRn上のC級関数f:Ω→Rとするとき、ベクトルY=Y
iei, Z=Zieiを引数とする実数値関数Hessxfを
【外11】
【0033】によって定義する。この関数Hessxfをfのx
におけるHessianと呼ぶ。
【0034】次に上述のGradient、方向微分、Hessian
の定義を利用して、許容集合Mへの接近アルゴリズムを
述べる。xをRn内の点でMの近傍の点であるとする。近
傍系においては、関数の族{Sk}をMをゼロ点とする法線
方向のベクトル空間の成分と近似できる。つまり、M上
の点yをM上の点で、xに最も近い点とすると良い精度で
【外12】
【0035】と近似できる。但し、μkはそれぞれn次元
のベクトル量で成分表示するとμk =(μk 1,μk 2,・・
・,μk n)となる。yをM上の点としたので、Sk(y)=0であ
る。仮定より
【外13】
【0036】であるので、
【外14】
【0037】テイラー展開の一次で近似すると、
【外15】
【0038】となる。式(15)の量を援用すると
【外16】
【0039】となる。近傍系の一次独立性を考慮すると <Fk(x),μl>=δkl (21) となる。この式をμkについて解くと、式(15)より
【外17】
【0040】となる。従って、Rn内の点xでMの近傍の
点において、xのMへの射影を行った際にその変化分の
ベクトルを
【外18】
【0041】と定義する。
【0042】次に埋め込まれた多様体の性質として良く
知られた技法を用いて、許容集合Mのリ−マン幾何学的
性質を述べる。積分可能性の議論においてよく知られて
いるようにM上のベクトルYがMの接ベクトルとなるた
めの必要十分条件は、 (dSk)x(Y)=0 または<GradxSk,Y> (24) である。M上の点xにおいてRにおけるベクトルYが
与えられたとき、xにおける任意のMの接ベクトルU∈
xMに対して <U,V>=<U,Y> (25) をみたすV∈TxMが一意的に存在し、
【外19】
【0043】と書くことができる。ベクトルYの接空間
xMへの射影VをProjxYと書く。
【0044】Mにおける接ベクトル場U,V∈χ(M)が
与えられたとき、U方向へのVの共変微分∇UV∈χ
(M) は、
【外20】
【0045】によって与えられる。これを式(26)のProj
xの定義を用いて書き直すと、
【外21】
【0046】となる。
【0047】ここでVがMにおける接ベクトル場である
ことより得られる関係式<Fk,V>=0に U・Gradを施す
ことにより、 という関係式を得る。これを援用すると ∇UV=(U・Grad)xV―Γ(U,V) (30) 但し、
【外22】
【0048】である。
【0049】次に平行移動について述べる。M上のベク
トル場Vが滑らかな曲線
【外23】
【0050】に沿って平行であるための条件は、曲線上
の各点γ(t)において曲線の接線方向へのVの共変微分
が0、すなわち
【外24】
【0051】である。ここで、
【外25】
【0052】であることを用いると、良く知られたM上
の曲線
【外26】
【0053】上のベクトル場V(t)の平行移動方程式、
【外27】
【0054】となる。
【0055】初期条件V(0)=Gに対する平行移動方程式
の解は、次の式で与えられる: V(t)=G-tΓ(H,G)+o(t) (35) ここに、
【外28】
【0056】とした。M上の曲線
【外29】
【0057】が測地線であるとは、
【外30】
【0058】が平行移動方程式を満たすことである。従
って、測地線方程式は、
【外31】
【0059】となる。初期条件γ(0)=x0に対する測地線
方程式の解は、次の式で与えられる:
【外32】
【0060】ここに、
【外33】
【0061】である。
【0062】次にSmithのアルゴリズムについて概略を
述べる。そもそも一般的にリーマン多様体上において方
向という概念は巧く定義されたものではない。リーマン
多様体上のある点での接ベクトルを定義し、その点を通
るある閉曲線上で平行移動させた際、初期ベクトルと閉
曲線を回ってきたベクトルの方向は一般に異なる。その
変化分は採用した閉曲線内のスカラー曲率に依存する事
が良く知られている。
【0063】その為、多様体上で共役勾配法を構成する
という試み自体、2次形式に対する共役勾配法のもつ良
い性質の全てが満たされることは期待できない。しかし
ながら、 1)探索という操作をMへの曲線(1次元部分多様体)
の埋め込みと考えると接線ベクトル
【外34】
【0064】に対する垂直方向というものは巧く定義さ
れる。よって、新たな探索方向を
【外35】
【0065】に垂直になるように補正することは、無駄
の無い計算方法と考えられ、意味を持つ。 2)また、拘束条件の下で最小値に充分近づいた際でか
つ、許容多様体M上での最小値近傍ではMに沿ってのエ
ネルギー関数が充分2次形式であると見なすことができ
るという場合に限られるが、その際にはHestenes,Lanc
zos,Stiefelの共役勾配法が実効的に働き、収束を早め
ることが期待できる。
【0066】よって、エネルギー積分が2次形式の場
合、Hestenes, Lanczos, Stiefelと同様のアルゴリズ
ムになるように、多様体上の共役勾配法なるものを定義
することは自然な考えである。実際、物理現象をモデル
化した系の場合はエネルギー関数がそのような性質をも
つ場合が多いことが経験的に知られている。そこで、Sm
ithのアルゴリズムについて図7に従って述べる。
【0067】Smithのアルゴリズム:ステップS71で初期
位置設定をx=x0とする。
【0068】ステップS72で、許容多様体M上に点が無
ければ、許容多様体M上の点へ移動させる。
【0069】ステップS73で、エネルギーの収束を判断
する。一度目はこれがNoとなるようにしておく。
【0070】ステップS74で、 Gnew:=ProjxGradxE (38) を計算する。
【0071】ステップS75で反復回数を判定する。初回
であれば、ステップS76に移行し、G:=Gnew、H:=-G
newとする。
【0072】ステップS78で 1)H方向の測地線上で、E(t)が最小となるtを求める。 2)ベクトルGを測地線に沿ってtだけ平行移動させたも
のをτ0(G)とする。 3)ベクトルHを測地線に沿ってtだけ平行移動させたも
のをτ0(H)とする。 4)点xを測地線上をtだけ移動させる。
【0073】そして、ステップS73に戻って、収束判定
を行う。エネルギーの変化量が所望の値より小さい場合
は収束したと判断して、終了する。収束していない場合
は、ステップS74でGnewを計算した後、ステップS75の
判定を行った後にステップS77の手順を踏む。
【0074】
【外36】
【0075】
【外37】
【0076】
【外38】
【0077】その後再び、ステップS78へ移行する。上
記のステップを流れ図に従い、計算する。
【0078】しかしながら、Smithのアルゴリズムで数
値計算を行うと、数値誤差のため、平行移動の結果得ら
れるτ0(G)、τ0(H)は接ベクトルではなくなり、ま
た、xは、M上の点ではなくなってしまう。そのため、
ステップS71で行った許容多様体Mへの接近をステップS
78においても毎回行わなければならない。そもそも、上
述したように、このアルゴリズムは一般の拘束条件やエ
ネルギー関数に対しては、共役勾配法として数学的に正
当化されるものではなく、平行移動等を正確に計算する
事に重大な意味があるものではない。
【0079】他方、τ0(G)、τ0(H)等の操作は計算機
コストのかかる計算であり、計算時間の浪費を招いてい
る。そこで、本実施形態においては、この点を以下の2
次近似で置き換えることで代用する事を提案する。許容
多様体M上での最小値近傍ではMに沿ってのエネルギー
関数が充分2次形式であると見なすことができる場合に
は、この近似は厳密の計算結果と一致するので、Smit
hのアルゴリズムと同等の正当性を持ち、かつ計算時間
は格段に速くなる。
【0080】本実施形態のアルゴリズムによる問題の解
決方法について図1に従って述べる。本実施形態のアル
ゴリズムは以下のような計算手順を踏む。
【0081】ステップS1で初期位置設定をx=x0とす
る。
【0082】ステップS2で次の操作を行う。
【0083】x:=x+ApprM(x) (40) ステップS3で、エネルギーの収束を判断する。以下、ス
テップS2〜S8を収束するまで行う。
【0084】ステップS4で Gnew:=ProjxGradxE (41) を計算する。
【0085】ステップS5で反復回数を判定する。初回で
あれば、ステップS6に移行し、G:=Gnew、H:=−G
newとする。
【0086】次に、ステップS8で 1)曲線Cを
【外39】
【0087】とし、C上で、E(t)を最小とするtを求め
る。 2)ベクトルGを測地線に沿ってtだけ近似的に平行移動
させたものを τ(G):=Projx(G−tΓ(H,G)) (42) とする。 3)ベクトルHを測地線に沿ってtだけ近似的に平行移
動させたものを τ(H):=Projx(H−tΓ(H,H)) (43) とする。 4)点xを測地線上をtだけ移動させる。
【0088】
【外40】
【0089】ステップS2に戻って、許容多様体Mへの移
動をさせた後に、ステップS3で収束判定を行う。判定
は、例えば、エネルギー差が所望の値より大きいか小さ
いかで判定する。充分収束したと判断した場合はプログ
ラム(サブルーチン、関数)を終了させる。
【0090】ステップS5でGnewを計算した後、ステッ
プS6の判定を経て、ステップS8へ移行し、
【外41】
【0091】
【外42】
【0092】
【外43】
【0093】を計算代入してステップS8へ移行する。こ
の操作を収束するまで行う。
【0094】次に、図1のフローチャートにつき説明し
た最適化方法を実現するための計算機の構成を説明をす
る。本実施形態の計算方法は、図5、6に示すように計
算機本体111とディスプレイ112、キーボード11
3とマウス114とからによって構成される計算機シス
テム上とフロッピー(登録商標)ディスク110等の記
憶媒体によって実現されている。計算機本体内111に
は、CPU116、ハードディスク117、メモリ11
8、フロッピーディスクドライブ113等が設置されて
いる。
【0095】コンピュータは、メモリ118上にハード
ディスク117またはフロッピー・ディスク110等の
記憶媒体から本発明のアルゴリズムに従う最適化方法に
関する実行プログラムをロードし、必要な計算領域をメ
モリ118上に確保し、キーボード113から入力され
たり、フロッピーディスク110から読み込まれるなど
して適当な方法で入力されたエネルギー関数や拘束条件
を表わす関数と、初期位置に対して、図1のフローチャ
ートに対応する手順で計算を行う。得られた関数の最小
値や最小値を与える位置が数値あるいはグラフとしてデ
ィスプレイ112に表示される。
【0096】〔実施例1〕実施例1としては以下の幾何
学的な問題を考察する。
【0097】考える空間はn次元実ベクトル空間Rn(ei|
i=1,・・・,n)として、規格直交基底を(ei|i=1,・・・,n)
とし、つまりbij=<ei, ej>=δ(i,j=1,・・・,n)とす
る。許容集合Mを
【外44】
【0098】また、エネルギー汎関数を
【外45】
【0099】とする。この場合、拘束条件を表わす条件
方程式としては
【外46】
【0100】を取ればよい。
【0101】便宜上のため、ここでei:=bijejという双
対基底を導入すると
【外47】
【0102】
【外48】
【0103】となる。ヘシアンも次のように計算され
る。
【0104】 HessxS1(U,V)=2δijUiVj (50) HessxS2(U,V)=0 これらの量を利用して、図1のアルゴリズムに従って計
算を行うと、図2のように収束する。図2の縦軸は、図
1のステップS3で評価したエネルギー関数E(x)の値
と、ステップS3からS8までの処理を行った後に評価
したエネルギー関数E(x)との値の差であり、横軸はそ
の回数である。但し、一度目は初期位置でのエネルギー
関数E(x)の値自身を与えた。図2より判るように、エ
ネルギーE(x)は収束した。
【0105】〔実施例2〕実施例2として、平面上の液
滴形状の問題に上述した実施形態の最適化アルゴリズム
を適応してみる。図3は、平面上の液滴を示す図であ
る。拘束条件として、液滴の体積は一定であり、表面積
を最小とするものとする。液滴301は図3に示すよう
に平面板302にの上に形成されている。液滴301に
回転対称を仮定し、更に半球形状と同じトポロジーを持
つことを仮定して、図3のような半径をパラメータとし
て、計算を行う。
【0106】拘束条件としては、液滴の体積を一定にす
るもので、その条件を満たした許容多様体は次の式で与
えられる。
【0107】 M={(r1,r2,・・・,rn)∈Rn|S(r)=0} (51) ここで、
【外49】
【0108】但し、
【外50】
【0109】として、
【外51】
【0110】としている。
【0111】また、エネルギー汎関数としては、
【外52】
【0112】を考えている。
【0113】この時、上記アルゴリズムを使用するため
の幾何学量として、以下のような量が具体的に求まる。
但し、条件式が一つのため、S(r)をS1(r)と同一視して
いる。
【0114】
【外53】
【0115】
【外54】
【0116】
【外55】
【0117】
【外56】
【0118】
【外57】
【0119】
【外58】
【0120】
【外59】
【0121】例えば、S(r)のヘシアンは次のようにもと
まる。
【0122】 HessxS1(U,V)=2sijUiVj (55) 但し、
【外60】
【0123】また、個々の項は以下で与えられている。
【0124】
【外61】
【0125】
【外62】
【0126】
【外63】
【0127】としている。
【0128】同様に、エネルギー汎関数についても、エ
ネルギー汎関数を
【外64】
【0129】と書き換えることにより、その方向微分等
々は以下のように計算される。
【0130】
【外65】
【0131】
【外66】
【0132】
【外67】
【0133】
【外68】
【0134】
【外69】
【0135】同様にエネルギー汎関数のヘシアンHessxE
(U,V)=2eijUiVjについても以下のように計算される。
【0136】
【外70】
【0137】
【外71】
【0138】
【外72】
【0139】
【外73】
【0140】
【外74】
【0141】
【外75】
【0142】これらの量を利用して、図1のアルゴリズ
ムに従って計算を行うと図4のように収束する。図4
は、適当な形状から出発して、計算を行った後に収束し
た際の液滴の形状を示したもので、厳密な解と一致して
いることがわかる。
【0143】なお、上述したように、本実施形態のアル
ゴリズムをサブルーチンとして、図6のフロッピーディ
スク110またはハードディスク117等のメディアに
収めておくこともできる。このことにより容易にシミュ
レーションができることとなる。但し、サブルーチンの
引数として、エネルギー関数や条件関数を取るとしてい
る。
【0144】上記実施形態では、実数体上のn次元ユー
クリッド空間において、拘束条件が独立なm個の等式で
指定される場合について、2次の精度で測地線方程式の
解を具体的に構築し、許容集合から離れた場合の補正を
考慮したアルゴリズムを提案した。
【0145】上記実施形態の方法を用いると、測地線方
程式を厳密に解く場合に比べて、計算量が著しく少なく
なる。一方、測地線方程式の厳密解に従って計算した場
合、現実には、数値誤差のために2次近似の場合と同
様、許容集合への回帰処理が必要になる。従って、実際
上、2次近似による計算は、厳密解を用いた計算と比較
して遜色がなく、計算量が少ない分、有利であると考え
られる。
【0146】また、上記実施形態で述べたアルゴリズム
においては、測地線の計算及びベクトルの平行移動の計
算において2次関数近似を行ったが、この内、どちらか
あるいは両方を1次近似に置き換えても、同様のアルゴ
リズムを構成でき、同様の計算結果を得ることができ
る。
【0147】なお、本発明は、上記実施形態の機能が実
現できる範囲において、複数の機器(例えばコンピュー
タ本体、インターフェイス機器、ディスプレイなど)か
ら構成されるシステムに適用しても、単一の機器からな
る装置に適用してもよい。
【0148】また、前述した実施形態の機能を実現する
ように各種デバイスを動作させることを目的として、該
各種デバイスと接続された装置あるいはシステム内のコ
ンピュータに、前述した実施形態の機能を実現するソフ
トウェアのプログラムコードを供給し、供給されたプロ
グラムにしたがって、そのシステムあるいは装置のコン
ピュータ(またはCPUやMPU)により、前記各種デ
バイスを動作させることによって実施したものも、本願
発明の範囲に含まれる。またこの場合、記憶媒体から読
み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の
機能を実現することになり、そのプログラムコード自
体、そのプログラムコードをコンピュータに供給する手
段、例えばかかるプログラムコードを記憶した記憶媒体
は、本発明を構成することになる。
【0149】かかるプログラムコードを供給する為の記
憶媒体としては、例えば、フロッピーディスク、ハード
ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−RO
M、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、
ROM等を使用できる。
【0150】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、前述した実施形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペ
レーティングシステム)、あるいは他のアプリケーショ
ンソフトなどと協働して前述の実施形態の機能が実現さ
れる場合にも、かかるプログラムコードは本願発明の範
囲に含まれることは言うまでもない。
【0151】更に、記憶媒体から読み出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示
に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備
わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。
【0152】本願発明を上記記憶媒体に適用する場合、
その記憶媒体には、先に説明したフローチャートに対応
するプログラムコードを格納すればよい。
【0153】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の最適化方
法を用いると簡単な計算手順で拘束条件付き最適化問題
の解を求めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】拘束条件付き最適化問題の解を求める手順を示
すフローチャートである。
【図2】収束の様子を示す図である。
【図3】平面上の液滴を示す図である。
【図4】収束した際の液滴の形状を示した図である。
【図5】最適化方法を実行する計算機の外観構成を示す
図である。
【図6】最適化方法を実行する計算機のブロック構成を
示す図である。
【図7】従来の拘束条件付き最適化問題の解を求める手
順を示すフローチャートである。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 等式で与えられる拘束条件の下での最適
    化関数の最小値を求める拘束条件付き最適化方法におい
    て、 条件式で定義される集合を有限次元実ベクトル空間内の
    リーマン多様体と見なし、実ベクトル空間内の初期位置
    から、拘束条件を満たす当該リーマン多様体へ接近する
    接近工程と、 前記リーマン多様体上の接ベクトルに対する測地線方程
    式に関する指数関数写像を有限次数で打ち切り、該打ち
    切りによって得られた近似測地線を実ベクトル空間内の
    1次元軌道として生成する軌道生成工程と、 前記リーマン多様体上の接ベクトルと前記軌道生成工程
    によって生成される軌道に対して当該接ベクトルの平行
    移動に関する指数関数写像の有限次数近似によって近似
    平行移動を行う近似平行移動工程とを有することを特徴
    とした拘束条件付き最適化方法。
  2. 【請求項2】 前記接近工程によって前記リーマン多様
    体に接近した地点において、最適化関数の勾配を前記実
    ベクトル空間内の点として計算し、得られた勾配ベクト
    ルを当該リーマン多様体の接空間に射影して接ベクトル
    を更新生成する接ベクトル更新生成工程と、 該接ベクトル更新生成工程により得られた接ベクトルに
    基づいて、探索方向を表わす探索方向ベクトルを生成す
    る探索方向ベクトル生成工程と、 前記軌道生成工程によって生成された軌道に沿って、最
    適化関数を最小化する軌道最小点を探索する軌道上最小
    点探索工程とを備え、 前記軌道生成工程では、前記探索方向ベクトルに基づい
    て軌道が生成され、 前記近似平行移動工程は、前記接ベクトルと、前記探索
    方向ベクトルと、前記軌道最小点とに基づいて行なわ
    れ、 前記軌道最小点を前記接近工程において前記初期位置に
    代えて用いることで前記各工程を繰り返すことを特徴と
    する請求項1に記載の拘束条件付き最適化方法。
  3. 【請求項3】 前記各工程を有限回繰り返し実行後に前
    記接近工程によって前記リーマン多様体上に接近させた
    点を、求める最小値を与える点とすることを特徴とする
    請求項2に記載の拘束条件付き最適化方法。
  4. 【請求項4】 前記接近工程によって前記リーマン多様
    体上に接近させる毎に、当該接近させた点において前記
    最適化関数の収束を判定する収束判定工程を備え、該収
    束判定工程により収束したと判定された場合に、当該接
    近させた点を求める最小値を与える点とすることを特徴
    とする請求項3に記載の拘束条件付き最適化方法。
  5. 【請求項5】 前記探索方向ベクトル生成工程では、前
    記繰り返しの最初において、接ベクトル更新生成工程に
    より得られた接ベクトルGに対して、前記探索方向ベク
    トルHをH=-Gにより生成することを特徴とする請求項2
    に記載の拘束条件付き最適化方法。
  6. 【請求項6】 前記探索方向ベクトル生成工程では、前
    記繰り返しの2回目以降において、前回の接ベクトルを
    G、前回の探索方向ベクトルをH、前記近似平行移動工程
    により、接ベクトルGを近似平行移動したベクトルをτ
    (G)、探索方向ベクトルHを近似平行移動したベクトルを
    τ(H)、前記接ベクトル更新生成工程により更新された
    接ベクトルをG'とするとき、新たな探索方向ベクトルH'
    を 【外1】 により生成することを特徴とする請求項2に記載の拘束
    条件付き最適化方法。
  7. 【請求項7】 前記近似平行移動工程において、平行移
    動に関する指数関数写像の有限次数近似が1次近似であ
    ることを特徴とする請求項1に記載の拘束条件付き最適
    化方法。
  8. 【請求項8】 前記軌道生成工程において、測地線方程
    式に関する指数関数写像の有限次数近似が2次近似であ
    ることを特徴とする請求項1に記載の拘束条件付き最適
    化方法。
  9. 【請求項9】 コンピュータにより実行可能なプログラ
    ムであって、請求項1に記載の最適化方法をコンピュー
    タに実行させるためのプログラム。
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