JP2003029104A - ドロップ光ファイバケーブル - Google Patents

ドロップ光ファイバケーブル

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JP2003029104A
JP2003029104A JP2001215888A JP2001215888A JP2003029104A JP 2003029104 A JP2003029104 A JP 2003029104A JP 2001215888 A JP2001215888 A JP 2001215888A JP 2001215888 A JP2001215888 A JP 2001215888A JP 2003029104 A JP2003029104 A JP 2003029104A
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Kazunaga Kobayashi
和永 小林
Masahiro Kusakari
雅広 草刈
Hiroto Watanabe
裕人 渡邉
Osamu Koyasu
修 子安
Takeshi Honjo
武史 本庄
Yukiaki Tanaka
志明 田中
Suehiro Miyamoto
末広 宮本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 架設状態における風圧荷重を低減し、収納時
にドラムに巻き付けられた状態における光ファイバの破
断強度を向上したドロップ光ファイバケーブルを提供す
る。 【解決手段】 光ファイバテープ心線11が、シース3
の断面の中心軸a―aに対して斜めに配置されているド
ロップ光ファイバケーブル。ドロップ光ファイバケーブ
ルの厚さをt、ドロップ光ファイバケーブルを巻き取る
ドラムの胴径をLとすると、中心軸a―aから光ファイ
バテープ心線11を構成する光ファイバの最外部までの
長さdが(0.3L+0.3t)/200以下とする。
ドラムに、前記ドロップ光ファイバケーブルを巻き取っ
た際に該ドロップ光ファイバケーブルに生じる歪みδが
[(L+t+2d)−(L+t)]/(L+t)×10
0で定義され、この歪みδを0.3%以下とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、架空光ファイバケ
ーブルから、一般住宅などの加入者宅へ光ファイバ心線
を引き落とす際に使用されるドロップ光ファイバケーブ
ルに関し、特に、光ファイバテープ心線を用いたドロッ
プ光ファイバケーブルの架設状態における風圧荷重の低
減と、ドロップ光ファイバケーブルがドラムに巻き付け
られた状態における光ファイバの破断強度を向上したド
ロップ光ファイバケーブルに関する。
【0002】
【従来の技術】図3は、従来のドロップ光ファイバケー
ブルを示す断面図である。図3において、符号1は光エ
レメント部を示し、符号2はこの光エレメント部1を支
持するための支持線部を示す。光エレメント部1は、低
密度ポリエチレン、ポリ塩化ビニルなどの熱可塑性樹脂
からなる断面形状が小判形のシース3と、このシース3
の中心に配置され、複数の光ファイバ4を備えた1本の
光ファイバテープ心線5と、この光ファイバテープ心線
5を挟んで対称的に配置された一対の鋼線、繊維強化プ
ラスチックなどからなるテンションメンバ6、6とから
構成されている。また、シース3の光ファイバテープ心
線5が位置する部分の両側部には、引き裂き用のくさび
状の切り欠き部7、7が形成されている。
【0003】支持線部2は、鋼線または鋼撚線からなる
支持線8を、低密度ポリエチレン、ポリ塩化ビニルなど
の熱可塑性樹脂からなる被覆層9を被覆してなるもので
ある。また、この支持線部2が、その被覆層9と光エレ
メント部1のシース3とが細幅のブリッジ10によって
結合され、光エレメント部1と一体化されている。ブリ
ッジ10は、低密度ポリエチレン、ポリ塩化ビニルなど
の熱可塑性樹脂からなるものであって、シース3、被覆
層9と共に一体に押出被覆されてなるものである。
【0004】近年、家庭やオフィスにおいて、高速デー
タや映像などの高速広帯域情報を送受信可能な光ファイ
バケーブルに対する需要が高まっている。これに伴っ
て、上記のようなドロップ光ファイバケーブルにあって
は、4心以上の多心の光ファイバテープ心線が用いられ
るようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図3に示し
たように、通常、ドロップ光ファイバケーブルでは、光
ファイバテープ心線5の断面の長辺が、シース3および
被覆層9の断面の中心軸a―aと平行に配置されてい
る。したがって、光ファイバテープ心線5が4心以上の
多心のテープ心線となるに伴って、その幅が大きくなる
から、シース3の長径も大きくなる。シース3の長径が
大きくなると、ドロップ光ファイバケーブルは架設時
に、風圧による影響を受け易くなる。ドロップ光ファイ
バケーブルに対して、風圧による荷重が加えられると、
光ファイバテープ心線5を構成する光ファイバ4が破断
したり、光エレメント部1と支持線部2が、ブリッジ1
0で破断することがあった。
【0006】また、このようなドロップ光ファイバケー
ブルが、その収納用のドラムに巻き付けられると、光エ
レメント部1の中心よりも支持線部2側に存在する光フ
ァイバ4に歪みが生じ、その結果として、光ファイバ4
が破断することがあった。また、シース3の長径を短く
するために、光ファイバテープ心線5の断面の長辺を中
心軸a―aに対して垂直に配置すると、ドロップ光ファ
イバケーブルをドラムに巻き付けた際に、光ファイバ4
に歪みが生じ、光ファイバ4の破断強度が低下すること
があった。
【0007】本発明は前記事情に鑑みてなされたもの
で、架設状態における風圧荷重を低減し、収納時にドラ
ムに巻き付けられた状態における光ファイバの破断強度
を向上したドロップ光ファイバケーブルを提供すること
を課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題は、1本の光フ
ァイバテープ心線と、該光ファイバテープ心線を中心に
挟んで配された2本のテンションメンバを有する光エレ
メント部と、該光エレメント部を支持する支持線を有す
る支持線部とが、シースで一体化されたドロップ光ファ
イバケーブルであって、前記光ファイバテープ心線が、
前記シースの断面の中心軸に対して斜めに配置されたド
ロップ光ファイバケーブルによって解決できる。前記ド
ロップ光ファイバケーブルの厚さをt、該ドロップ光フ
ァイバケーブルを巻き取る円形のドラムの胴径をLとす
ると、前記シースの断面の中心軸から、前記光ファイバ
テープ心線を構成する光ファイバの最外部までの長さd
が、(0.3L+0.3t)/200以下であることが
好ましい。前記円形のドラムに、前記ドロップ光ファイ
バケーブルを巻き取った際に、該ドロップ光ファイバケ
ーブルに生じる歪みδが[(L+t+2d)−(L+
t)]/(L+t)×100で定義され、該歪みδが
0.3%以下であることが好ましい。前記光ファイバテ
ープ心線は、4心以上の多心光ファイバテープ心線であ
ることが好ましい。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図1および図2を用いて本
発明を詳しく説明する。図1は、本発明のドロップ光フ
ァイバケーブルの一例を示す断面図である。また、図2
は、本発明のドロップ光ファイバケーブルに用いられる
光ファイバテープ心線の一例を示す断面図である。な
お、先に説明した従来のドロップ光ファイバケーブルと
同一構成部分については、同一符号を付して説明を省略
する。この例のドロップ光ファイバケーブルでは、シー
ス3の断面の中心軸a―aと、光ファイバテープ心線1
1の断面の中心を通り、その断面の長辺と平行な直線b
―bとが角度αをなして交わるように、光ファイバテー
プ心線11が、シース3内において斜めに配置されてい
る。中心軸a―aと直線b―bがなす角度αは、20〜
80度が好ましく、より好ましくは30〜70度であ
る。角度αが20度未満では、光ファイバテープ心線1
1の断面の長辺が、中心軸a―aと平行な状態に近付
き、シース3の長径が大きくなる。したがって、このド
ロップ光ファイバケーブルは、架設時に風圧による影響
を受け難くなる。一方、角度αが80度を超えると、光
ファイバテープ心線11の断面の長辺が、中心軸a―a
に対して垂直な状態に近付き、ドロップ光ファイバケー
ブルが収納時にドラムに巻き付けられると、光ファイバ
12に歪みが発生する。また、光ファイバテープ心線1
1が、その断面の中心がほぼ中心軸a―a上になるよう
に、かつシース3のほぼ中央になるように配置されてい
る。このように光ファイバテープ心線11を配置すれ
ば、中心軸a―aを境に光エレメント部1の短径方向左
右の重量配分が、ほぼ均等になるから、ドロップ光ファ
イバケーブルは架設時に歪みを生じ難くなる。ところ
で、光ファイバテープ心線11は、光ファイバ素線12
が4本平行に並べられ、紫外線硬化型樹脂からなる一括
被覆層13によって一括に被覆されて構成されているも
のである。
【0010】このように、中心軸a―aと直線b―bが
角度αをなして交わるように、光ファイバテープ心線1
1をシース3内に配置すれば、シース3の長径を短くす
ることができるから、ドロップ光ファイバケーブルは架
設時に、風圧による影響を受け難くなる。したがって、
ドロップ光ファイバケーブルに風圧による荷重が加えら
れて、光ファイバテープ心線11を構成する光ファイバ
12が破断し難くなり、また、光エレメント部1と支持
線部2が、ブリッジ10で破断し難くなる。
【0011】また、この例のドロップ光ファイバケーブ
ルの厚さをt、このドロップ光ファイバケーブルを巻き
取る円形のドラム(図示略)の胴径をLとすると、シー
ス断面の中心軸a―aから、光ファイバテープ心線11
を構成する光ファイバ12の最外部に接し、中心軸a―
aと平行な直線c―cまでの長さdが、(0.3L+
0.3t)/200以下であることが好ましい。長さd
が、上記範囲内であれば、上述のように中心軸a―aと
直線b―bが角度αをなして交わるから、シース3の長
径を短くすることができる上に、ドロップ光ファイバケ
ーブルが収納時にドラムに巻き付けられても、光ファイ
バ12に歪みが発生し難くなる。なお、長さdが、上記
範囲内であれば、光ファイバテープ心線11の断面の長
辺が、中心軸a―aに対して垂直に配置されることもな
いから、ドロップ光ファイバケーブルが収納時にドラム
に巻き付けられても、光ファイバ12に歪みが発生し難
くなる。長さdが、(0.3L+0.3t)/200を
超えると、光ファイバテープ心線11の断面の長辺が、
中心軸a―aに対して垂直な状態に近付き、ドロップ光
ファイバケーブルが収納時にドラムに巻き付けられる
と、光ファイバ12に歪みが発生する。
【0012】ところで、この例のドロップ光ファイバケ
ーブルを収納する際に用いられる円形のドラムの胴径
は、通常、200〜300mmである。このような円形
のドラムに、この例のドロップ光ファイバケーブルを巻
き取った際に、ドロップ光ファイバケーブルに生じる歪
みδが、[(L+t+2d)−(L+t)]/(L+
t)×100で定義される。この例のドロップ光ファイ
バケーブルにあっては、この歪みδが0.3%以下であ
ることが好ましく、より好ましくは0.2%以下であ
る。歪みδが0.3%を超えると、ドロップ光ファイバ
ケーブルをドラムに巻き取った際に、ドロップ光ファイ
バケーブル内に収納された光ファイバ12にも歪みが生
じ、光ファイバ12の破断強度が低下する。
【0013】また、この例のドロップ光ファイバケーブ
ルにあっては、4心以上の多心光ファイバテープ心線が
用いられることが好ましい。4心以上の多心光ファイバ
テープ心線を用いれば、ドロップ光ファイバケーブルを
高密度化することができるから、1度の配線で、高速広
帯域情報の通信を可能とすることができる。また、上述
のように、この例のドロップ光ファイバケーブルでは、
シース3の断面の中心軸a―aと、光ファイバテープ心
線11の断面の中心を通り、その断面の長辺と平行な直
線b―bとが角度αをなして交わるから、光ファイバテ
ープ心線11として4心以上の多心光ファイバテープ心
線が用いられても、シース3の長径が大きくなることは
ない。したがって、ドロップ光ファイバケーブルは架設
時に、風圧による影響を受け難くなる。
【0014】ところで、テンションメンバ6としては、
鋼線、繊維強化プラスチックなどが用いられるが、これ
ら以外に、高い抗張力を有する非導電性の抗張力繊維、
例えば、アラミド繊維、ポリパラフェニレンベンゾオキ
サゾール(以下、「PBO」と略す。)を紡糸したPB
O繊維などの高分子繊維、ガラス繊維、PBO繊維ある
いはガラス繊維と合成樹脂をマトリックスとした複合材
料などによる繊維が集合されたものを用いてもよい。
【0015】特に、テンションメンバ6としては、ガラ
ス繊維強化プラスチックを用いることが好ましい。ガラ
ス繊維強化プラスチックは、比重が2.4〜2.7であ
り、高弾性率、高強度を有する絶縁材料である。また、
ガラス繊維強化プラスチックは、横弾性率が大きく、そ
の値が5000kgf/mm2程度となっている。ドロ
ップ光ファイバケーブルが敷設される際、または架線さ
れている状態では、光エレメント部1には捩り方向の力
が加わえられるため、テンションメンバ6としては、横
弾性率の大きいガラス繊維強化プラスチックを用いるこ
とが好ましい。横弾性率の大きい材料を用いることによ
り、捩れなどによるドロップ光ファイバケーブルの破
断、またはドロップ光ファイバケーブル内に収容されて
いる光ファイバが破断することを防止することができ
る。また、ガラス繊維強化プラスチックは、金属と比較
して比重が小さいため、ドロップ光ファイバケーブルの
軽量化を図ることができる。さらに、ガラス繊維強化プ
ラスチックは絶縁体(無誘導な材料)であるから、電力
ケーブルやメタル通信ケーブルとドロップ光ファイバケ
ーブルを併設しても、テンションメンバ6に誘導電流が
生じることがない。したがって、ドロップ光ファイバケ
ーブルが接続される機器などに悪影響を及ぼすこがな
い。
【0016】また、シース3の光ファイバテープ心線1
1が位置する部分の両側に形成されている切り欠き部
7、7を切り欠く角度は、60°程度が好ましい。この
ようにすることにより、光ファイバテープ心線11を口
出しする際に、シース3を容易に引き裂くことが可能と
なる。
【0017】なお、この例のドロップ光ファイバケーブ
ルでは、光エレメント部1と支持線部2を一体とした
が、光エレメント部1と支持線部2とを各別に製造して
おき、他の接合手段、例えば、プラスチックバインド
線、プラスチックバインド金具などを用いて、両者を間
欠的に固定してもよい。
【0018】次に、この例のドロップ光ファイバケーブ
ルを敷設する方法について説明する。電話局から延線さ
れた電柱上の架空光ファイバケーブルの端部に装着され
たケーブル分岐接続箱と加入者宅との間に、この例のド
ロップ光ファイバケーブルが配線され、架空光ファイバ
ケーブルから家庭に光ファイバが引き落とされる。この
際、ドロップ光ファイバケーブルは、支持線部2を用い
て電柱間に架設されて使用される。光エレメント部1を
加入者宅に配線する場合には、先ず、ドロップ光ファイ
バケーブルの両端部において、ブリッジ10を切断して
光エレメント部1を支持線部2から切り離す。切り離さ
れた支持線部2の一方の端部を電柱の屋外線引き止め具
に固定し、他方の端部を家屋の一部に引き止め具を介し
て固定される。さらに、支持線部2から切り離された光
エレメント部1の一方の端部は電柱上のケーブル分岐箱
に接続され、他方の端部は屋内のOE変換器または成端
キャビネットに接続される。この際、光エレメント部1
の先端部において、光エレメント部1のシース3を、そ
の切り欠き部7、7を利用して2つに引き裂き、光ファ
イバテープ心線11を取り出す。次いで、引き裂いたシ
ース3を先端から約15mm程度引き抜き、2本のテン
ションメンバ6、6を露出させて、これらを成端キャビ
ネットの引留部に固定することにより、加入者宅への光
配線が終了する。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のドロップ
光ファイバケーブルは、1本の光ファイバテープ心線
と、該光ファイバテープ心線を中心に挟んで配された2
本のテンションメンバを有する光エレメント部と、該光
エレメント部を支持する支持線を有する支持線部とが、
シースで一体化されたドロップ光ファイバケーブルであ
って、前記光ファイバテープ心線が、前記シースの断面
の中心軸に対して斜めに配置されたものであるから、シ
ースの長径を短くすることができるから、ドロップ光フ
ァイバケーブルは架設時に、風圧による影響を受け難く
なる。したがって、ドロップ光ファイバケーブルに風圧
による荷重が加えられて、光ファイバテープ心線を構成
する光ファイバが破断したり、光エレメント部と支持線
部が、ブリッジで破断し難くなる。
【0020】前記ドロップ光ファイバケーブルの厚さを
t、該ドロップ光ファイバケーブルを巻き取る円形のド
ラムの胴径をLとすると、前記シース断面の中心軸か
ら、前記光ファイバテープ心線を構成する光ファイバの
最外部までの長さdが、(0.3L+0.3t)/20
0未満であるならば、光ファイバテープ心線の断面の長
辺が、シース3の断面の中心軸に対して斜めに配置され
るから、シースの長径を短くすることができる上に、ド
ロップ光ファイバケーブルが収納時にドラムに巻き付け
られても、光ファイバに歪みが発生し難くなる。前記円
形のドラムに、前記ドロップ光ファイバケーブルを巻き
取った際に、該ドロップ光ファイバケーブルに生じる歪
みδが[(L+t+2d)−(L+t)]/(L+t)
×100で定義され、該歪みδが0.3%以下であれ
ば、ドロップ光ファイバケーブルをドラムに巻き取った
際に、光ファイバ12に歪みが生じて、破断強度が低下
することはない。前記光ファイバテープ心線は、4心以
上の多心光ファイバテープ心線であれば、ドロップ光フ
ァイバケーブルを高密度化することができるから、1度
の配線で、高速広帯域情報の通信を可能とすることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のドロップ光ファイバケーブルの一例
を示す断面図である。
【図2】 本発明のドロップ光ファイバケーブルに用い
られる光ファイバテープ心線の一例を示す断面図であ
る。
【図3】 従来のドロップ光ファイバケーブルを示す断
面図である。
【符号の説明】
1・・・光エレメント部、2・・・支持線部、3・・・シース、
6・・・テンションメンバ、7・・・切り欠き部、8・・・支持
線、9・・・被覆層、10・・・ブリッジ、11・・・光ファイ
バテープ心線、12・・・光ファイバ、13・・・一括被覆層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渡邉 裕人 千葉県佐倉市六崎1440番地 株式会社フジ クラ佐倉事業所内 (72)発明者 子安 修 千葉県佐倉市六崎1440番地 株式会社フジ クラ佐倉事業所内 (72)発明者 本庄 武史 千葉県佐倉市六崎1440番地 株式会社フジ クラ佐倉事業所内 (72)発明者 田中 志明 千葉県佐倉市六崎1440番地 株式会社フジ クラ佐倉事業所内 (72)発明者 宮本 末広 千葉県佐倉市六崎1440番地 株式会社フジ クラ佐倉事業所内 Fターム(参考) 2H001 BB14 BB19 BB27 DD06 DD09 DD10 DD11 HH02 PP01 5G313 AA06 AC07 AD03 AE02

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1本の光ファイバテープ心線と、該光フ
    ァイバテープ心線を中心に挟んで配された2本のテンシ
    ョンメンバを有する光エレメント部と、該光エレメント
    部を支持する支持線を有する支持線部とが、シースで一
    体化されたドロップ光ファイバケーブルであって、 前記光ファイバテープ心線が、前記シースの断面の中心
    軸に対して斜めに配置されたことを特徴とするドロップ
    光ファイバケーブル。
  2. 【請求項2】 前記ドロップ光ファイバケーブルの厚さ
    をt、該ドロップ光ファイバケーブルを巻き取る円形の
    ドラムの胴径をLとすると、 前記シースの断面の中心軸から、前記光ファイバテープ
    心線を構成する光ファイバの最外部までの長さdが、
    (0.3L+0.3t)/200以下であることを特徴
    とする請求項1記載のドロップ光ファイバケーブル。
  3. 【請求項3】 前記円形のドラムに、前記ドロップ光フ
    ァイバケーブルを巻き取った際に、該ドロップ光ファイ
    バケーブルに生じる歪みδが[(L+t+2d)−(L
    +t)]/(L+t)×100で定義され、 該歪みδが0.3%以下であることを特徴とする請求項
    1または2記載のドロップ光ファイバケーブル。
  4. 【請求項4】 前記光ファイバテープ心線は、4心以上
    の多心光ファイバテープ心線であることを特徴とする請
    求項1ないし3のいずれかに記載のドロップ光ファイバ
    ケーブル。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010164887A (ja) * 2009-01-19 2010-07-29 Furukawa Electric Co Ltd:The 平型光ファイバコード
CN111650704A (zh) * 2020-04-29 2020-09-11 成都亨通光通信有限公司 一种室内外四芯带蝶形光缆及其工艺流程
CN114690353A (zh) * 2020-12-19 2022-07-01 常熟迅联光电科技有限公司 一种蝶形引入光缆及光电混合缆

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