JP2003028955A - 合成開口レーダ装置 - Google Patents

合成開口レーダ装置

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JP2003028955A
JP2003028955A JP2001211240A JP2001211240A JP2003028955A JP 2003028955 A JP2003028955 A JP 2003028955A JP 2001211240 A JP2001211240 A JP 2001211240A JP 2001211240 A JP2001211240 A JP 2001211240A JP 2003028955 A JP2003028955 A JP 2003028955A
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Masashi Yamaguchi
真史 山口
Katsuhiko Yamada
克彦 山田
Kenichi Nishiguchi
憲一 西口
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 合成開口レーダ装置において、位相差のとり
方をスペックル雑音の影響のない形式にすることにより
誤警報確率を低くする。 【解決手段】 移動プラットフォームに搭載した送受信
局と、上記送受信局から得られる受信信号列をレンジ圧
縮するレンジ圧縮手段と、上記レンジ圧縮手段によって
圧縮された受信信号列から複数のルックを生成するルッ
ク生成手段と、上記ルック生成手段によって生成された
ルックから複数の小領域を切り出す小領域切り出し手段
と、上記小領域切り出し手段により切り出された小領域
に対応する領域に対して上記ルック生成手段によって生
成された複数のルックのルック間位相差を算出する位相
差算出手段と、上記位相差算出手段の出力によって観測
領域の移動目標を検出する位相差利用移動目標検出手段
とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、航空機や衛星な
どの移動体に搭載する合成開口レーダ装置に係わり、車
両や船舶などの移動目標を検出してその位置を測定する
合成開口レーダ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のアンテナの開口を一つしかもたな
い干渉型合成開口レーダ装置としては、例えば特開平1
0−232282号公報に記載される図10に示すよう
なものがあった。図10はこの干渉型合成開口レーダ装
置の構成を示したもので、1は観測領域に対して電波を
送信し、その反射波を受信する送受信アンテナ、2は送
受信アンテナ1に対して高周波信号を供給し、送受信ア
ンテナ1で受信した信号を増幅・復調する送受信機、3
は送受信機2の出力信号のレンジ分解能を改善するパル
ス圧縮装置、4はパルス圧縮装置3によって得られた受
信信号列を複数の開口に対応させて分割する開口分割装
置、5aおよび5bは開口分割装置4によって得られた
受信信号をアジマス圧縮して合成開口レーダ画像を生成
するアジマス圧縮装置である。6はアジマス圧縮装置5
aおよび5bによって得られた二つの合成開口レーダ画
像の位置合わせを行うレジストレーション装置、7は二
つの合成開口レーダ画像の位相差をとる加算器であり、
8は合成開口レーダ画像の虚数部分と実数部分とから振
幅を得る検波回路である。10はレジストレーション装
置6と加算器7と検波回路8とから構成された干渉回路
である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のアンテナの開口
を一つしかもたない干渉型合成開口レーダ装置では、そ
れぞれの画素ごとの位相差から移動目標を検出する手法
をもちいていた。しかし、雑音のために特開平10−2
32282号公報に記載される次の式(1)が成立しな
いことが多く、誤警報確率が高くなりこの手法は有効で
はない。この雑音はスペックル雑音とよばれ、これによ
って出力のパワーは1分解能セルごとにゆらぎ、パワー
の確率分布は指数分布となる。つまり、式(1)の、は
指数分布でゆらぐ。
【0004】
【数1】
【0005】ここで、 s:検波回路8の出力信号、 A1 ,A2:2つの画像における目標のエコーの強度で
ほぼ等しいと仮定している。 r0:合成開口中心点から目標までの距離、 φ1:開口1で観測して得られた画像の目標の位相、 φ2:開口2で観測して得られた画像の目標の位相、 u:プラットフォームの速度、 v:目標の速度、 θ:目標速度vがLOS(Line of Sight)となす角、 B:ベースライン長、 λ:送信波長、 A:開口長、 である。
【0006】また特開平10−232282号公報では
画像上において、一つの散乱点が他の散乱点に与える影
響を考慮していないため、これも誤警報確率を高くする
原因となっている。
【0007】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、位相差のとり方をスペックル雑
音の影響のない形式にすることにより誤警報確率を低く
することを第一の目的とする。また、画素ごとの位相差
でなく小領域ごとの位相差に着目することにより誤警報
確率を低くすることを第二の目的とする。さらに、小領
域におけるルック間の相対相関値を用いることにより誤
警報確率を低くすることを第三の目的とする。ここで、
合成開口長をN区間に分け、各区間ごとに相関処理を施
してN個の画像を生成し、それらをインコヒーレントに
加えあわせてスペックルを低減させる処理をマルチルッ
ク処理と呼び、このN個の画像の内のそれぞれをルック
と呼ぶ。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係る合成開口
レーダ装置は、移動プラットフォームに搭載され、移動
目標の存在する観測領域に対して電波を送信し、移動目
標によって反射された電波を受信する送受信局と、上記
送受信局から得られる受信信号列をレンジ圧縮するレン
ジ圧縮手段と、上記レンジ圧縮手段によって圧縮された
受信信号列から複数のルックを生成するルック生成手段
と、上記ルック生成手段によって生成されたルックから
複数の小領域を切り出す小領域切り出し手段と、上記小
領域切り出し手段により切り出された小領域に対応する
領域に対して上記ルック生成手段によって生成された複
数のルックのルック間位相差を算出する位相差算出手段
と、上記位相差算出手段の出力によって観測領域の移動
目標を検出する位相差利用移動目標検出手段とを有する
ものである。また、上記位相差利用移動目標検出手段
は、上記位相差算出手段の出力から平面近似誤差を算出
する平面近似誤差算出手段を有するものである。
【0009】さらにまた、移動プラットフォームに搭載
され、移動目標の存在する観測領域に対して電波を送信
し、移動目標によって反射された電波を受信する送受信
局と、上記送受信局から得られる受信信号列をレンジ圧
縮するレンジ圧縮手段と、上記レンジ圧縮手段によって
圧縮された受信信号列から複数のルックを生成するルッ
ク生成手段と、上記ルック生成手段によって生成された
ルックから複数の小領域を切り出す小領域切り出し手段
と、上記小領域切り出し手段により切り出された小領域
に対応する領域の上記ルック生成手段によって生成され
た複数のルックの相対相関値を算出する相対相関値算出
手段と、上記相対相関値算出手段の出力によって観測領
域の移動目標を検出する相対相関値利用移動目標検出手
段とを有するものである。
【0010】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1はこの発明の
実施の形態1における合成開口レーダ装置の構成図であ
る。図1において、1は観測領域に対して電波を送信
し、その反射波を受信する送受信アンテナ、2は送受信
アンテナ1に対して高周波信号を供給し、送受信アンテ
ナ1で受信した信号を増幅・復調する送受信機である。
送受信アンテナ1と送受信機2とで、送受信局14を構
成し、送受信局14は移動プラットホームに搭載されて
いる。3は送受信機2の出力信号のレンジ分解能を改善
するパルス圧縮装置で、送受信機2の受信信号列をレン
ジ圧縮するレンジ圧縮手段である。5はアジマス圧縮手
段、16はフーリエ変換手段、17は信号分割手段、1
8a、18bは逆フーリエ変換手段である。アジマス圧
縮手段5と、フーリエ変換手段16と、信号分割手段1
7と、逆フーリエ変換手段18a、18bとで、ルック
生成手段15を構成している。
【0011】11は逆フーリエ変換手段18a、18b
によって得られた複数の合成開口レーダ画像の平均画像
から一定値以上の輝度をもつ小領域を切り出す小領域切
り出し手段、12は小領域切り出し手段11によって切
り出された小領域に対応する領域に対して、ルック生成
手段15によって生成された複数のルックのルック間位
相差を算出する位相差算出手段、13は位相差算出手段
12によって算出された小領域の位相差からその小領域
に移動目標が含まれるかどうかを判定する位相差利用移
動目標検出手段である。この発明においてルック生成手
段15はこのような構成に限定されるものではなく、要
は複数のルックを生成できる機能があればよい。同様に
送受信局14はこのような構成に限定されるものではな
く、要はビームを送受信できる機能があればよい。
【0012】次に実施の形態1における合成開口レーダ
装置の動作を説明する。図1の装置において、送受信機
2で発生した高周波パルスは、送受信アンテナ1を通し
て移動目標の存在する観測領域へ照射され、その反射波
であるエコーが送受信アンテナ1により受信される。送
受信機2は、受信したエコーを増幅・復調し、パルス圧
縮手段3であるレンジ圧縮手段は、レンジ圧縮してレン
ジ分解能を改善する。ここで、パルス圧縮とは、ある変
調を施された広パルス幅信号を相関処理によって狭パル
ス幅信号に変換する処理をいい、この処理によってレン
ジ方向の分解能が高まる。
【0013】ルック生成手段15は、アジマス圧縮装置
5によって受信信号列をアジマス圧縮し、アジマス圧縮
装置5によってアジマス圧縮された受信信号列を、フー
リエ変換手段16によって周波数領域に変換し、フーリ
エ変換手段16によって周波数領域に変換された受信信
号列を信号分割装置17によって複数の周波数帯域に分
割し、信号分割装置17によって分割された受信信号列
を逆フーリエ変換手段18によって、それぞれ独立に時
間領域に変換することにより、一つの景色に対して複数
の複素画像(ルック)を生成する。ここで、アジマス圧
縮とはプラットホームの移動に伴い発生するドップラ周
波数の時間変化を利用して、これと共役なリファレンス
信号とのマッチドフィルタによりアジマス分解能を改善
する処理を言う。これらの動作は従来の装置と同様であ
るので詳細な説明は省略する。
【0014】小領域切り出し手段11はルック生成手段
15によって生成された複数の複素画像の平均画像から
周辺より輝度の高い部分を多くもつ領域を切り出す。そ
の手順は図3のように表され、輝度閾値決定においてCA
CFAR(Cell Averaging Constant False Alarm R
ate)とよばれる手法を応用したものをもちいている。
図3で、 NA:切り出す小領域のアジマス方向のセル数(画素
数) NR:切り出す小領域のレンジ方向のセル数(画素数) の意味である。
【0015】つまり、図4に示されるようなマスクを用
いてリファレンスセル21の平均値によって注目セル2
2に対する輝度閾値を決定し、小領域内に輝度閾値を超
えるセルを多く持つ領域を切り出す。この小領域の大き
さとガードセル23の大きさは目標移動による画像上で
の目標のぼけの大きさ以上になるように十分大きくとっ
た方がよい。ぼけの大きさの最大値は対象とする目標の
速度から推定することができる。通常のCA CFARは図4
と異なり1次元である。また、対象とする目標が数セル
の大きさであるのでガードセルの大きさも数セルとな
る。なお、図4で nrA:アジマス方向のリファレンスセル数(画素数) nrR:レンジ方向のリファレンスセル数(画素数) ngA:アジマス方向のガードセル数(画素数) ngR:レンジ方向のガードセル数(画素数) の意味である。
【0016】位相差算出手段12は小領域切り出し手段
11によって切り出された小領域におけるルック間の位
相差を求める。位相差は次の式(2)を用いて求める。
式(1)と異なり、式(2)の位相差は振幅の揺らぎに
依存しない。
【0017】
【数2】
【0018】ここで、 s:ルック間の位相差、 A'1 ,A'2:2つの画像(ルック)における目標のエ
コーの強度、 φ'1:逆フーリェ変換手段18aによって得られた画像
の目標の位相、 φ'2:逆フーリェ変換手段18bによって得られた画像
の目標の位相、 A':A'1に対するA'2のエコーの強度比 である。
【0019】位相差利用移動目標検出手段13は位相差
算出手段11によって得られた小領域の位相差情報から
移動目標がこの領域内に含まれるかどうかを判定する。
以上のように合成開口レーダ装置を構成したので、位相
差のとり方をスペックル雑音の影響のない形式にするこ
とができ、誤警報確率を低くすることができる。また、
画素ごとの位相差でなくAijごとの位相差に着目するこ
とにより、誤警報確率を低くすることができる。
【0020】実施の形態2.実施の形態2では、位相差
算出手段12によって得られた小領域の位相差情報から
移動目標がこの領域内に含まれるかどうかを判定する他
の手法を示すものである。その手順は図5のように表さ
れる。ここで、 nA:Aijのアジマス方向のセル数(画素数) nR:Aijのレンジ方向のセル数(画素数) である。このように、位相差利用移動目標検出手段は、
位相差算出手段12の出力から平面近似誤差を算出する
ものである。
【0021】一つの散乱点を考えた場合、その点が移動
していないときの位相差(phase)とゲイン(magnitud
e)はそれぞれ図6、図8のようになる。また、移動し
ているときの位相差(phase)とゲイン(magnitude)は
それぞれ図7、図9のようになる。ゲインは移動してい
ないときと比べて移動しているときには拡がりをもって
いることが分かる。位相差は移動していないときと比べ
て移動しているときにはなだらかな変化をもつ部分が生
じることがわかる。したがってこれらの特徴から移動し
ている散乱点周辺の位相差は空間的になだらかな平面と
なることが分かるので、ある小領域内において位相差が
空間的に平面で近似できる部分を多くもつ場合、この領
域に移動目標が含まれるものとして検出してやることが
できる。このように画素ごとの位相差ではなく領域の位
相差に着目してやることで誤警報確率を低下させること
ができる。
【0022】なお、図6〜図9で、横軸と縦軸は次の意
味である。 azimuth time: t#A:アジマス時間{(プラットホーム
の位置)=u×t#A} magnitude :ゲイン:数式(2)における|A'1| phase:位相差:数式(2)における φ'1−φ'2 の意味である。
【0023】実施の形態3.図2はこの発明の実施の形
態3による合成開口レーダ装置を示す構成図である。図
において、19は相対相関値算出手段である。20は相
対相関値利用移動目標検出手段である。その他の構成要
素は図1のものと同様または同等のものであるから、説
明を省略する。次に、図2を参照にして、実施の形態3
における合成開口レーダ装置の動作を説明する。図2に
おいて、送受信アンテナ1から小領域切り出し手段11
までの動作は図2に示す実施の形態1の動作と同様であ
るから、説明を省略する。
【0024】相対相関値算出手段19は小領域切り出し
手段11で切り出された小領域におけるルック同士をア
ジマス方向にx'、レンジ方向y'にずらし、その相関値を
算出する。これを、のすべての場合について繰り返す。 ここで、X:アジマス方向にすらす範囲、 Y:レンジ方向にずらす範囲、 の意味である。相対相関値利用移動目標検出手段20は
相対相関値算出手段19によって算出された相関値が最
大となるx'、y'を求め、、が閾値以上であれば、その小
領域は移動目標を含むものとして検出する。目標が移動
していない場合、理想的にはx'、y'は0である。しかし
目標が移動している場合、ルック間の時間差によって
x'、y'は0でなくなる。このように合成開口レーダ装置
によれば、小領域におけるルック間の相対相関値を用い
ることにより誤警報確率を低くすることができる。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の合成開
口レーダ装置によれば、移動プラットフォームに搭載さ
れ、移動目標の存在する観測領域に対して電波を送信
し、移動目標によって反射された電波を受信する送受信
局と、上記送受信局から得られる受信信号列をレンジ圧
縮するレンジ圧縮手段と、上記レンジ圧縮手段によって
圧縮された受信信号列から複数のルックを生成するルッ
ク生成手段と、上記ルック生成手段によって生成された
ルックから複数の小領域を切り出す小領域切り出し手段
と、上記小領域切り出し手段により切り出された小領域
に対応する領域に対して上記ルック生成手段によって生
成された複数のルックのルック間位相差を算出する位相
差算出手段と、上記位相差算出手段の出力によって観測
領域の移動目標を検出する位相差利用移動目標検出手段
とを有するので、位相差のとり方をスペックル雑音の影
響のない形式にすることができ、誤警報確率を低くする
ことができる
【0026】また、移動プラットフォームに搭載され、
移動目標の存在する観測領域に対して電波を送信し、移
動目標によって反射された電波を受信する送受信局と、
上記送受信局から得られる受信信号列をレンジ圧縮する
レンジ圧縮手段と、上記レンジ圧縮手段によって圧縮さ
れた受信信号列から複数のルックを生成するルック生成
手段と、上記ルック生成手段によって生成されたルック
から複数の小領域を切り出す小領域切り出し手段と、上
記小領域切り出し手段により切り出された小領域に対応
する領域の上記ルック生成手段によって生成された複数
のルックの相対相関値を算出する相対相関値算出手段
と、上記相対相関値算出手段の出力によって観測領域の
移動目標を検出する相対相関値利用移動目標検出手段と
を有するので、小領域におけるルック間の相対相関値を
用いることにより誤警報確率を低くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1における合成開口レ
ーダ装置を示す構成図である。
【図2】 この発明の実施の形態3による合成開口レー
ダ装置を示す構成図である。
【図3】 小領域切り出し手法を説明するフローチャー
トである。
【図4】 小領域切り出しを説明する図である。
【図5】 この発明の実施の形態2における移動目標が
領域内に含まれるか否かを判定する手法を示す図であ
る。
【図6】 目標が移動していないときの位相差を説明す
る図である。
【図7】 目標が移動しているときの位相差を説明する
図である。
【図8】 目標が移動していないときのゲインを説明す
る図である。
【図9】 目標が移動しているときのゲインを説明する
図である。
【図10】 従来の干渉型合成開口レーダ装置を示す構
成図である。
【符号の説明】
1 送受信アンテナ 2 送受信機 3 パルス圧縮装置 4 開口分割装
置 5,5a,5b アジマス圧縮装置 6 レジストレ
ーション装置 7 加算器 8 検波回路 10 干渉回路 11 小領域切
り出し手段 12 位相差算出手段 13 位相差利
用移動目標検出手段 14 送受信局 15 ルック生
成手段 16 フーリエ変換手段 17 信号分割
手段 18a,18b 逆フーリエ変換手段 19 相対相
関値算出手段 20 相対相関値利用移動目標算出手段 21 リファ
レンスセル 22 注目セル 23 ガード
セル。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西口 憲一 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 5J070 AB01 AC01 AC17 AE01 AE02 AF06 AF08 AH04 AH12 AH35 AH50 AK13 AK22

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動プラットフォームに搭載され、移動
    目標の存在する観測領域に対して電波を送信し、移動目
    標によって反射された電波を受信する送受信局と、上記
    送受信局から得られる受信信号列をレンジ圧縮するレン
    ジ圧縮手段と、上記レンジ圧縮手段によって圧縮された
    受信信号列から複数のルックを生成するルック生成手段
    と、上記ルック生成手段によって生成されたルックから
    複数の小領域を切り出す小領域切り出し手段と、上記小
    領域切り出し手段により切り出された小領域に対応する
    領域に対して上記ルック生成手段によって生成された複
    数のルックのルック間位相差を算出する位相差算出手段
    と、上記位相差算出手段の出力によって観測領域の移動
    目標を検出する位相差利用移動目標検出手段とを有する
    合成開口レーダ装置。
  2. 【請求項2】 上記位相差利用移動目標検出手段は、上
    記位相差算出手段の出力から平面近似誤差を算出する平
    面近似誤差算出手段を有する請求項1記載の合成開口レ
    ーダ装置。
  3. 【請求項3】 移動プラットフォームに搭載され、移動
    目標の存在する観測領域に対して電波を送信し、移動目
    標によって反射された電波を受信する送受信局と、上記
    送受信局から得られる受信信号列をレンジ圧縮するレン
    ジ圧縮手段と、上記レンジ圧縮手段によって圧縮された
    受信信号列から複数のルックを生成するルック生成手段
    と、上記ルック生成手段によって生成されたルックから
    複数の小領域を切り出す小領域切り出し手段と、上記小
    領域切り出し手段により切り出された小領域に対応する
    領域の上記ルック生成手段によって生成された複数のル
    ックの相対相関値を算出する相対相関値算出手段と、上
    記相対相関値算出手段の出力によって観測領域の移動目
    標を検出する相対相関値利用移動目標検出手段とを有す
    る合成開口レーダ装置。
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