JP2003028613A - 部品認識装置 - Google Patents

部品認識装置

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JP2003028613A
JP2003028613A JP2001209159A JP2001209159A JP2003028613A JP 2003028613 A JP2003028613 A JP 2003028613A JP 2001209159 A JP2001209159 A JP 2001209159A JP 2001209159 A JP2001209159 A JP 2001209159A JP 2003028613 A JP2003028613 A JP 2003028613A
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JP
Japan
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spot
image
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component recognition
illuminators
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JP2001209159A
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English (en)
Inventor
Hideji Ueda
秀司 植田
Eiichi Hachitani
栄一 蜂谷
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 2次元画像を用い、照明装置を工夫して簡単
な構成で部品の姿勢の異常を認識する。 【解決手段】 4つのスポット照明装置9〜12で対象
物の部品1を4方向からスポット光をあて、スポット光
の径,間隔,変形をCPU6で演算処理し、部品の高
さ,傾きを測定し部品の姿勢の異常を認識する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は2次元画像を用い部
品に照射されるスポット径が小さくかつ2つ以上のスポ
ットが互いに重ならないようにした照明装置を用い、部
品の姿勢の異常を認識する部品認識装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、携帯電話機やモバイル端末などに
用いるプリント基板の製造において、電子部品の実装機
はより高速化と高機能化が求められている。そのため
に、実装機の中核技術である部品位置認識技術について
もより高度な処理が求められている。
【0003】最近は非常に小さくなっている電子部品を
高速に装着するためには、電子部品の位置や姿勢を正確
に認識する必要があった。特に、微小部品を実装すると
きには、部品が正しい姿勢で吸着されていないために、
実装時に部品が破損する場合が発生する。これを回避す
るためには、特に微小部品の吸着姿勢を的確に認識する
技術が不可欠であった。
【0004】従来の部品認識装置では、一般的な手法と
して2次元画像による部品位置および姿勢の認識を行っ
ていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
部品の位置認識については、画像処理とセンシング技術
の進歩により現状の認識レベルで問題ないが、部品の姿
勢認識については、2次元画像を用いた画像処理では限
界があり、現状レベルでは十分ではない。一方、3次元
センサを用いた3次元画像認識技術により、部品の姿勢
を認識する手段も開発されているが、センサのスピード
やコストの観点から、すべての部品認識に適応すること
ができないのが現状である。
【0006】本発明は、上記のような問題点を解決し、
従来の2次元画像を使いながら照明装置を改良した簡単
な構成で、部品の姿勢の異常を認識する部品認識装置を
提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は対象物を撮像す
る撮像装置と、前記撮像装置からの映像信号を画像演算
装置に取り込む撮像手段インターフェイス装置と、取り
込まれた画像を蓄える画像メモリと、前記画像メモリに
蓄えられた画像に対して画像処理を行う画像演算装置
と、少なくとも2つ以上のスポット照明で、対象物の上
面に対して、斜めから照明するように設置されているス
ポット照明装置とからなる。
【0008】また、前記スポット照明装置は、LED等
の点光源と集光レンズからなり、正しく吸着された部品
の上面に照射されたときに最もスポットが小さくなるよ
うに設定されており、2つ以上のスポット照明装置の照
射するスポットがお互いに重ならないように設定され、
かつ照射角度は部品の上面に立てた垂線に対して、45
°で互いに90°毎に設置されている。
【0009】また、画像演算装置で行う処理は、2つ以
上のスポット照明装置によって照射されたスポットの画
像から、それぞれのスポット照明のスポット中心位置の
間隔を計算し、正しく吸着された時のスポット中心位置
の間隔と比較することにより、部品上面の高さを計算す
る。
【0010】また、4つのスポット照明装置によって照
射されたスポットの画像から、それぞれのスポット照明
のスポット径を認識して、それぞれのスポット径の違い
から、部品上面の傾きを検出するように構成されてい
る。
【0011】本発明によれば、対象物である部品はCC
D等の撮像装置で映像信号に変えて、画像演算装置に送
る。画像演算装置では、インターフェイス装置としての
A/D変換回路でデジタル画像に変換して画像メモリに
蓄える。上記画像メモリに蓄えられた画像データに対し
て、マイコン(CPU)を中心に構成された画像演算装
置により、画像処理を実施し、部品の位置や姿勢を認識
するようにしたものである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
ないし図4を用いて説明する。
【0013】(実施の形態)図1は本発明の実施の形態
における部品認識装置の構成を示すブロック図である。
図1において、1は対象物である部品、2は部品を吸着
しているノズル、3はCCDカメラ、4はA/D変換回
路、5は画像メモリ、6はCPU、7はプログラムメモ
リ、8はワークメモリである。
【0014】部品1は吸着ノズル2で吸着して支持され
ている。CCDカメラ3は部品1の画像を撮像するよう
にセッティングされており、CCDカメラ3の出力信号
は、A/D変換回路4でデジタル画像データに変換され
た後、画像メモリ5に蓄えられる。CPU6はプログラ
ムメモリ7にあらかじめ記憶されているプログラムに従
って、ワークメモリ8と、画像メモリ5に蓄えられた画
像データを使って画像処理し、部品1の高さや傾きとい
った位置情報を認識する。
【0015】一方、部品1は4つのスポット照明装置
9,10,11,12により照明されている。図2は上
記4つのスポット照明装置の照明位置を説明する図であ
る。図2(1)は部品とスポット照明装置の立体位置関
係図、図2(2)はスポット照明装置から部品1上に照
射されるスポット径とそのスポット位置関係図、図2
(3)は部品上のスポット照明の画像図である。
【0016】このスポット照明装置9,10,11,1
2はLED等の点光源と集光レンズから構成される。図
2(1)に示すようにスポット照明装置は正四角錐の底辺
角部に位置し、頂点にある部品1に対しては図2(2)
に示すスポット光23,24,25,26を照射し、そ
の照射角度は部品の上面に立てた垂線に対して45°と
なるように設置されている。図2(3)に示す21は部品
1をCCDカメラ3で撮像した画像、22は部品1の画
像である。ここで、4つのスポット光23,24,2
5,26は部品1の上面に照射されたときにスポット径
が小さく、部品の基準位置において2つ以上のスポット
が互いに重ならないように配置されている。
【0017】図3は部品の高さを検出する説明図であ
り、説明を簡単にするため2つのスポット照明装置につ
いて述べる。まず、図3(1)はスポット照明装置1
0,11からのスポット光24,26と部品1に対する
基準位置30との関係図、図3(3),(4)は基準位
置30の図3(2)に対して部品がZ方向に対して+方
向,−方向に移動した場合のスポット間隔図を示してい
る。
【0018】次に、図3を用いて部品の高さ検出動作に
ついて説明する。これは部品1がZ方向に移動したとき
に、部品1上に照射されたスポット光の位置の大きさが
変わる様子を示している。まず、基準位置30にあると
きは図3(2)に示すようにスポット光が一番小さくな
り、あらかじめ決められた間隔に照射される。部品1が
Z方向の+方向に移動した場合、図3(3)に示すように
スポット光の大きさは大きくなり、間隔は狭くなる。逆
に、Z方向の−方向に移動すると図3(4)に示すように
スポット光の大きさは大きくなり、間隔は広くなる。
【0019】この原理を利用して、図1のCPU6は、
プログラムメモリ7にあらかじめ書き込まれたプログラ
ムにより、部品の画像21中から、スポット光の画像を
検索し、各スポット光の位置と大きさを計算し、さら
に、各スポット光の中心位置の間隔を計算する。この間
隔を、部品が基準位置にあるときのスポット光の中心位
置の間隔と比較することにより、Z方向のどの位置にあ
るかを計算する。
【0020】次に図4を用いて部品の傾きを計算する動
作について説明する。図4は部品1がθ方向に傾いたと
きに、部品1上に照射されたスポット光の位置と大きさ
が変わる様子を示している。図4(1)は部品1が基準姿
勢の場合、図4(2)は部品1が傾いた状態の場合を示
し、そのときの各画像21を図4(3),(4)に示し
てある。
【0021】図4(1)の部品1が基準位置にあるときに
スポット光24,26が一番小さくなり、左右のスポッ
トの大きさは等しい。部品1がθ方向に回転すると、左
右のスポット光24,26の大きさと形が異なってく
る。部品1が+θ方向に回転すると、スポット光24は
横長になり、スポット光26は縦長になる。−θ方向に
回転する場合は、その逆の現象となる。
【0022】この原理を利用して、CPU6は、プログ
ラムメモリ7にあらかじめ書き込まれたプログラムによ
り、部品の画像21中から、スポット光の画像を検索
し、各スポット光の縦横の大きさを計算し、縦横比を計
算する。この縦横比を左右のスポット光で比較すること
により、θ方向の回転を計算する。この例では、θ方向
の回転のみについて説明しているがθと直行するφ方向
についても同様である。
【0023】
【発明の効果】以上、説明したように本発明は画像演算
装置により4つのスポット照明装置によって照射された
スポットの画像から、それぞれのスポット照明のスポッ
ト中心位置を認識して、それぞれのスポット中心位置の
間隔を計算し、正しく吸着された時のスポット中心位置
の間隔と比較することにより、対象物下面の高さを計算
する。
【0024】また4つのスポット照明装置によって照射
されたスポットの画像から、それぞれのスポット照明の
スポット径を認識して、それぞれのスポット径の違いか
ら、部品下面の傾きを検出する。
【0025】このようにして部品の位置や姿勢を簡単に
認識できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における部品認識装置の構
成を示すブロック図
【図2】図1のスポット照明装置の照明位置の説明図
【図3】部品の高さを検出する説明図
【図4】部品の傾きを検出する説明図
【符号の説明】
1 対象物である部品 2 吸着ノズル 3 CCDカメラ 4 A/D変換回路 5 画像メモリ 6 CPU 7 プログラムメモリ 8 ワークメモリ 9,10,11,12 スポット照明装置 21 部品1をCCDカメラ3で撮像した画像 22 部品1の画像 23,24,25,26 スポット照明のスポット光
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06T 7/60 150 G06T 7/60 150P H05K 13/08 H05K 13/08 Q Fターム(参考) 2F065 AA24 AA35 BB05 CC25 DD06 FF01 FF04 FF09 FF23 GG07 GG12 HH04 HH12 HH14 HH16 JJ03 JJ09 JJ26 LL04 QQ03 QQ24 SS04 UU05 5B057 AA01 BA02 BA15 BA17 CA12 CA16 DA01 DA03 DA07 DB02 DC03 DC08 5L096 BA02 BA03 CA17 DA02 FA62 FA63 FA64 FA67 FA69

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対象物を撮像する撮像装置と、前記撮像
    装置からの映像信号を画像演算装置に取り込む撮像手段
    インターフェイス装置と、取り込まれた画像を蓄える画
    像メモリと、前記画像メモリに蓄えられた画像に対して
    画像処理を行う画像演算装置と、少なくとも2つ以上の
    スポット照明で、対象物の上面に対して、斜めから照明
    するように設置されているスポット照明装置とからなる
    ことを特徴とする部品認識装置。
  2. 【請求項2】 前記スポット照明装置は、LED等の点
    光源と集光レンズからなり、正しく吸着された部品の上
    面に照射されたときに最もスポット径が小さくなるよう
    に設定されており、2つ以上のスポット照明装置の照射
    するスポットがお互いに重ならないように設定され、か
    つ照射角度は部品の上面に立てた垂線に対して、45°
    となるように設置されることを特徴とする請求項1記載
    の部品認識装置。
  3. 【請求項3】 前記画像演算装置で行う処理は、前記2
    つ以上のスポット照明装置によって照射されたスポット
    の画像から、それぞれのスポット照明のスポット中心位
    置の間隔を計算し、正しく吸着された時のスポット中心
    位置の間隔と比較することにより、部品上面の高さを計
    算することを特徴とする請求項1記載の部品認識装置。
  4. 【請求項4】 前記スポット照明装置の数は4つであ
    り、互いに90°毎に設置され、前記画像演算装置で行
    う処理は、4つのスポット照明装置によって照射された
    スポットの画像から、それぞれのスポット照明のスポッ
    ト径を認識して、それぞれのスポット径の違いから、部
    品上面の傾きを検出することを特徴とする請求項1記載
    の部品認識装置。
JP2001209159A 2001-07-10 2001-07-10 部品認識装置 Pending JP2003028613A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007218734A (ja) * 2006-02-16 2007-08-30 Mitsutoyo Corp 変位センサ、形状測定装置
JP2012103099A (ja) * 2010-11-10 2012-05-31 Yazaki Corp 部品位置計測方法

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