JP2003028330A - ばね付勢ディスク型凍結防止弁 - Google Patents

ばね付勢ディスク型凍結防止弁

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JP2003028330A
JP2003028330A JP2001213896A JP2001213896A JP2003028330A JP 2003028330 A JP2003028330 A JP 2003028330A JP 2001213896 A JP2001213896 A JP 2001213896A JP 2001213896 A JP2001213896 A JP 2001213896A JP 2003028330 A JP2003028330 A JP 2003028330A
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JP
Japan
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disk
valve
spring
valve seat
annular
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JP2001213896A
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Masahisa Hiroya
広谷  昌久
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TLV Co Ltd
Original Assignee
TLV Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ばねに無理な力が掛からないと共に、ディス
ク状弁体の外周に異物を噛み込んだ状態でディスク状弁
体が環状弁座に接しないようにする。 【解決手段】 入口側部材1と出口側部材2からなる弁
ケーシングで入口4と出口5と環状弁座6を同軸上に形
成する。環状弁座6の入口4側にディスク状弁体7を配
置する。隔壁9とディスク状弁体7の間にディスク状弁
体7を開弁方向に付勢するばね10を配置する。入口側
部材1の内周壁にディスク状弁体7の外周を摺接させて
ディスク状弁体7を環状弁座6の軸方向に案内するリブ
13を4個設ける。リブ13の内端は総て同心円上に位
置し環状弁座6の軸心から等距離に形成する。リブ13
の内面に、ディスク状弁体7の厚みよりも幅が小さく環
状弁座6の軸方向に対して斜めに開けた溝15を5個形
成する。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は凍結防止弁、詳細に
は、例えば蒸気使用装置が運転停止したときに自動的に
開弁して、蒸気使用装置やそれに付属する配管、トラッ
プ、弁類等の内部にある水を外部に排除することによっ
て、凍結割れを防止する凍結防止弁に関し、特に、ディ
スク状弁体をばねで開弁方向に付勢したばね付勢ディス
ク型凍結防止弁に関する。 【0002】 【従来の技術】ばね付勢ディスク型凍結防止弁の一例が
実公昭61−14800号公報に示されている。これ
は、弁ケーシングに入口と出口を設け、入口と出口の間
に環状弁座を設け、環状弁座の入口側にディスク状弁体
を配置し、ディスク状弁体を開弁方向に付勢するばねを
設けたものである。 【0003】この凍結防止弁は、適用系に連通した入口
側の流体圧力がディスク状弁体に閉弁方向の力を及ぼ
し、ばねの弾性力がディスク状弁体に開弁方向の力を及
ぼす。ディスク状弁体は、入口側の流体圧力が所定値を
越えれば入口側の流体圧力によって環状弁座に着座せし
められ、所定以下になればばねの弾性力によって環状弁
座から離座せしめられる。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】上記従来技術のばね付
勢ディスク型凍結防止弁は、ディスク状弁体がその自重
によって下方に変位しないようにばねで支えなければな
らないので、ばねに無理な力が掛かり、ばねが折損し易
いという問題点があった。また、ディスク状弁体が下方
に変位して、その外周下端が弁ケーシング内周壁の下端
に当接したときに、流体中に混在しているゴミやスケー
ル等の異物が弁ケーシングの内周壁に付着していると、
弁ケーシング内周壁とディスク状弁体の外周との間に異
物を噛み込んだ状態でディスク状弁体が環状弁座に接す
るために、環状弁座に密着できない問題点があった。 【0005】本発明は、従来技術の上記した問題点に注
目し、ばねに無理な力が掛かるのを防止できると共に、
ディスク状弁体の外周に異物を噛み込んだ状態でディス
ク状弁体が環状弁座に接することのないばね付勢ディス
ク型凍結防止弁を提供することを技術的課題とする。 【0006】 【課題を解決するための手段】上記の技術的課題を解決
するために講じた本発明の技術的手段は、弁ケーシング
に入口と出口を設け、入口と出口の間に環状弁座を設
け、環状弁座の入口側にディスク状弁体を配置し、ディ
スク状弁体を開弁方向に付勢するばねを設けたものにお
いて、弁ケーシングの内周壁にディスク状弁体の外周を
摺接させてディスク状弁体を環状弁座の軸方向に案内す
るリブを設け、ディスク状弁体の厚みよりも幅が小さく
環状弁座の軸方向に対して斜めに開けた溝をリブの内面
に設けたことを特徴とするばね付勢ディスクにある。 【0007】 【発明の実施の形態】本発明のばね付勢ディスク型凍結
防止弁は、従来技術と同様に、適用系に連通した入口側
の流体圧力がディスク状弁体に閉弁方向の力を及ぼし、
ばねの弾性力がディスク状弁体に開弁方向の力を及ぼ
す。ディスク状弁体は、入口側の流体圧力が所定値を越
えれば入口側の流体圧力によって環状弁座に着座せしめ
られ、所定以下になればばねの弾性力によって環状弁座
から離座せしめられる。 【0008】そして、本発明のばね付勢ディスク型凍結
防止弁は、弁ケーシングの内周壁にディスク状弁体の外
周を摺接させてディスク状弁体を環状弁座の軸方向に案
内するリブを設け、ディスク状弁体の厚みよりも幅が小
さく環状弁座の軸方向に対して斜めに開けた溝をリブの
内面に設けたものである。そのため、ディスク状弁体の
外周がリブの内面で摺接案内され、ばねに無理な力が掛
かるのを防止できる。また、リブの内面とディスク状弁
体の外周との間に異物を噛み込んでも、異物はディスク
状弁体が環状弁座に接する位置まで変位する過程で溝の
角に当たって溝に落ちるので、ディスク状弁体の外周に
異物を噛み込んだ状態でディスク状弁体が環状弁座に接
することがない。 【0009】 【実施例】上記の技術的手段の具体例を示す実施例を説
明する(図1参照)。弁ケーシングは入口側部材1と出
口側部材2をねじ結合して構成し、内部にほぼ円柱状の
弁室3を形成する。入口側部材1に入口4を形成し、出
口側部材2に出口5を形成する。入口4と出口5は同一
軸上に形成する。 【0010】出口側部材2の弁室3側開口端に環状弁座
6を形成する。環状弁座6は入口4及び出口5と同一軸
上に形成する。環状弁座6の入口4側にディスク状弁体
7を配置する。出口側部材2に複数個の連通孔8を開口
させた隔壁9を形成する。隔壁9とディスク状弁体7の
間にディスク状弁体7を開弁方向に付勢するコイル状の
ばね10を配置する。ばね10はその軸心が出入り口の
軸心に位置する。 【0011】入口側部材1の内周壁にリブ12,13を
それぞれ4個設ける。リブ12,13の内端はそれぞれ
総て同心円上に位置し出入口の軸心から等距離に形成す
る。リブ12内面の直径はディスク状弁体7の直径より
も小さく形成し、リブ13内面の直径はディスク状弁体
7の直径よりも僅かに大きく形成する。リブ13の内面
がディスク状弁体7の摺接案内面を成し、リブ13の間
の空き間が流体を通過させる作用を成し、リブ12とリ
ブ13の間の段部がディスク状弁体7を全開位置で保持
する作用を成す。リブ13の内面に、ディスク状弁体7
の厚みよりも幅が小さく環状弁座6の軸方向に対して斜
めに開けた溝15を5個形成する。 【0012】上記実施例のばね付勢ディスク型凍結防止
弁は、適用系に連通した入口4側の流体圧力がディスク
状弁体7に閉弁方向の力を及ぼし、ばね10の弾性力が
ディスク状弁体7に開弁方向の力を及ぼす。入口4側の
流体圧力が所定以下になると、ディスク状弁体7がばね
10の弾性力によって開弁方向に変位せしめられて環状
弁座6から離座する。これにより、入口4の流体が出口
5に流れる。このとき、ディスク状弁体7の外周がリブ
13の内面で摺接案内されるので、ばね10に無理な力
が掛かるのを防止できる。また、リブ13の内面とディ
スク状弁体7の外周との間に異物を噛み込んでも、異物
はディスク状弁体7が環状弁座6に接する位置まで変位
する過程で溝14の角に当たって溝14に落ちる。入口
4側の流体圧力が所定値を越えると、ディスク状弁体7
が入口4側の流体圧力によってばね10を圧縮しながら
閉弁方向に変位せしめられて環状弁座6に着座する。こ
れにより、入口4と出口5を遮断する。このとき、ディ
スク状弁体7の外周がリブ13の内面で摺接案内される
ので、ばね10に無理な力が掛かるのを防止できる。ま
た、リブ13の内面とディスク状弁体7の外周との間に
異物を噛み込んでも、異物はディスク状弁体7が環状弁
座6に接する位置まで変位する過程で溝14の角に当た
って溝14に落ちるので、ディスク状弁体7の外周に異
物を噛み込んだ状態でディスク状弁体7が環状弁座6に
接することがない。 【0013】 【発明の効果】上記のように本発明によるばね付勢ディ
スク型凍結防止弁は、弁ケーシングの内周壁にディスク
状弁体の外周を摺接させてディスク状弁体を環状弁座の
軸方向に案内するリブを設け、ディスク状弁体の厚みよ
りも幅が小さく環状弁座の軸方向に対して斜めに開けた
溝をリブの内面に設けることにより、ディスク状弁体の
外周がリブの内面で摺接案内され、ばねに無理な力が掛
かるのを防止できると共に、リブの内面とディスク状弁
体の外周との間に異物を噛み込んでも、異物はディスク
状弁体が環状弁座に接する位置まで変位する過程で溝の
角に当たって溝に落ちるので、ディスク状弁体の外周に
異物を噛み込んだ状態でディスク状弁体が環状弁座に接
することがないという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明のばね付勢ディスク型凍結防止弁の実施
例の断面図である。 【符号の説明】 1 入口側部材 2 出口側部材 3 弁室 4 入口 5 出口 6 環状弁座 7 ディスク状弁体 8 連通孔 9 隔壁 10 ばね 11 補助ばね 12 リブ 13 リブ 14 溝

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 弁ケーシングに入口と出口を設け、入口
    と出口の間に環状弁座を設け、環状弁座の入口側にディ
    スク状弁体を配置し、ディスク状弁体を開弁方向に付勢
    するばねを設けたものにおいて、弁ケーシングの内周壁
    にディスク状弁体の外周を摺接させてディスク状弁体を
    環状弁座の軸方向に案内するリブを設け、ディスク状弁
    体の厚みよりも幅が小さく環状弁座の軸方向に対して斜
    めに開けた溝をリブの内面に設けたことを特徴とするば
    ね付勢ディスク型凍結防止弁。
JP2001213896A 2001-07-13 2001-07-13 ばね付勢ディスク型凍結防止弁 Pending JP2003028330A (ja)

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