JP2003028137A - ヒンジ装置 - Google Patents

ヒンジ装置

Info

Publication number
JP2003028137A
JP2003028137A JP2001213722A JP2001213722A JP2003028137A JP 2003028137 A JP2003028137 A JP 2003028137A JP 2001213722 A JP2001213722 A JP 2001213722A JP 2001213722 A JP2001213722 A JP 2001213722A JP 2003028137 A JP2003028137 A JP 2003028137A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hinge
conductor
hinge shaft
main body
electrically connected
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001213722A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3961242B2 (ja
Inventor
Shigeru Sugino
茂 杉野
Koji Saito
浩二 斎藤
Toshiya Inubushi
俊也 犬伏
Munehiro Sakamoto
宗博 坂本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hosiden Corp
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Hosiden Corp
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hosiden Corp, Mitsubishi Electric Corp filed Critical Hosiden Corp
Priority to JP2001213722A priority Critical patent/JP3961242B2/ja
Publication of JP2003028137A publication Critical patent/JP2003028137A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3961242B2 publication Critical patent/JP3961242B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pivots And Pivotal Connections (AREA)
  • Telephone Set Structure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 折り畳み式携帯電話等に使用される、小型で
構造が簡単な導通型ヒンジ装置を提供する。 【構成】 本体側に取り付けられるボディ30の先端部
にヒンジ軸60を設け、ヒンジ軸60をカバー側と連結
する。ヒンジ軸60の後方にスライダ80を設け、スラ
イダ80を弾性部材90により先端側に付勢する。ヒン
ジ軸60とスライダ80の間に形成されたカム機構によ
り、カバーを閉状態及び開状態に弾性的に保持する。ヒ
ンジ軸60に環状導電体70を取り付け、その先端部を
カバー側と電気的に接続する。ボディ30に取り付けら
れた導電性の接触体40を、環状導電体70の環状部7
1と、ボディ30に外装された導電性のチューブ50と
に接触させる。チューブ50を本体側と電気的に接続す
る。環状導電体70、接触子40及びチューブ50を介
して、カバー側と本体側が電気的に導通する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話を始めと
する各種の携帯式情報処理端末に好適に使用され、分割
された端末本体を開閉可能に軸支する導通型ヒンジ装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】携帯電話の一種として、電話機本体にフ
リップと呼ばれる折り畳み式のカバーを設けた機種があ
り、電話機本体側に大きな表示部を設けることができる
ことから、その需要が急増している。この機種では、電
話機本体とカバーの連結のためにヒンジ装置が必要であ
り、そのヒンジ装置の一つとして、特開平9−2841
65号公報により提示されたものがある。
【0003】特開平9−284165号公報により提示
されたヒンジ装置は、電話機本体及びカバーのうちの一
方の部材に回転不能に固定されるヒンジ本体と、このヒ
ンジ本体に回転自在に支持され、先端部が他方の部材と
の連結のために前記ヒンジ本体の先端側へ突出したヒン
ジ軸と、ヒンジ本体内に軸方向へスライド可能に設けら
れたスライダと、このスライダを軸方向へ付勢して前記
ヒンジ軸に当接させる弾性部材と、前記ヒンジ軸と前記
スライダの当接部に構成され、電話機本体に対してカバ
ーが開状態及び閉状態に弾性的に保持されるように、前
記スライダの直進力を前記ヒンジ軸の回転力に変換する
カム機構とを備えている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このヒンジ装置は、ヒ
ンジ軸の回転を利用した回転カム機構を用いることによ
り、小型で構造が簡単であり、またガタつきが少なく、
生産性及び組付け性にも優れる。しかしながら、このヒ
ンジ装置は、電話機本体内の電子回路とカバー内の電子
回路を電気的に接続する接続回路を内蔵していない。こ
のため、外付けの接続回路が必要となり、ヒンジ装置の
複雑化及び大型化が避けられない。
【0005】本発明はかかる事情に鑑みて創案されたも
のであり、回転カム機構による小型化及び構造簡単化の
利点を極力残しつつ、電気的な接続を可能にした導通型
ヒンジ装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る第1のヒンジ装置は、第1の部材に対
して第2の部材を開閉可能に軸支するヒンジ装置であっ
て、前記第1又は第2の部材の一方に回転不能に取付け
られる導電材料であるヒンジ本体と、該ヒンジ本体内か
ら突出した一端側が前記第1又は第2の部材の他方に回
転不能に取付けられ、前記ヒンジ本体内に収納された他
端側が前記ヒンジ本体に対して回転自在に軸支されたヒ
ンジ軸と、前記ヒンジ本体内に収納され、前記ヒンジ軸
を前記ヒンジ本体に対して所定回転角に位置設定するた
めのカム機構と、前記ヒンジ軸の他端側外周に設けら
れ、前記ヒンジ軸の一端側外周部と電気的に接続された
環状導電体と、前記ヒンジ本体に取付けられ、前記環状
導電体に摺動接触する接触子とを備えている。
【0007】本発明に係るヒンジ装置においては、ヒン
ジ本体に回転自在に支持され、先端部がヒンジ本体の先
端側へ突出するヒンジ軸に、接触子及び当該接触子が摺
動接触する環状導電体によって電気的導通路を構成する
ことにより、両部材間が簡単な構造で電気的に導通され
る。また、環状導電体の一端側の一部がヒンジ本体内に
臨むようにヒンジ軸の外に露出し、ヒンジ本体の外に突
出しないため、軸方向の装置長が抑制される。
【0008】前記ヒンジ本体は、前記環状導電体と電気
的に接続され、且つ第1又は第2の部材内の電子回路と
電気的に接続される導電性のチューブを有する構成が可
能である。この構成によると、該チューブを介すること
により、前記環状導電体と第1の部材内の電子回路との
接続が簡単になる。また、外周面を使用して電気的な接
触を行うことができるので、軸方向の装置長が抑制され
る。
【0009】前記環状導電体は、少なくとも一端側の一
部に、前記ヒンジ軸の外周面に環状に露出する環状部を
有するスリーブタイプとすることができる。これによる
と、ヒンジ軸と共に回転する導電体と第1又は第2の部
材内の電子回路とが、環状部を介して簡単かつ確実に接
続される。また、環状部の外周面を使用して電気的な接
触を行うことにより、軸方向の装置長が抑制される。
【0010】前記環状導電体は、前記環状部を除く部分
の少なくとも一部が、前記ヒンジ軸内にモールドにより
固定された構成とすることができる。この構成による
と、当該導電体がヒンジ軸に簡単かつ確実に固定され
る。
【0011】前記環状導電体は、前記ヒンジ軸に嵌着さ
れたキャップとすることができる。これによると、当該
導電体がヒンジ軸に簡単かつ確実に固定され、且つ、そ
の表面積が増大することにより、電気的な接続が簡単で
確実になる。
【0012】前記接触子は、前記環状部の外周面に両側
から弾性的に接触するU字状の接片部を有する構成が可
能である。この構成によると、当該導電体と第1の部材
内の電子回路とが簡単かつ確実に接続される。
【0013】前記接触子は、前記ヒンジ本体に設けら
れ、第1又は第2の部材内の電子回路と電気的に接続さ
れる前記ヒンジ本体に、他の一部が弾性的に接触する構
成とすることができる。この構成によると、前記ヒンジ
本体を介することにより、前記導電体と第1又は第2の
部材内の電子回路との接続が簡単になる。
【0014】また、本発明の第2のヒンジ装置は、第1
の部材に対して第2の部材を開閉可能に軸支するヒンジ
装置であって、前記第1又は第2の部材の一方に回転不
能に取付けられる導電材料であるヒンジ本体と、該ヒン
ジ本体内から突出した一端側が前記第1又は第2の部材
の他方に回転不能に取付けられ、前記ヒンジ本体内に収
納された他端側が前記ヒンジ本体に対して回転自在に軸
支されたヒンジ軸と、前記ヒンジ本体内に収納され、前
記ヒンジ軸を前記ヒンジ本体に対して所定回転角に位置
設定するためのカム機構と、前記ヒンジ軸の内部を軸方
向に貫通し、一端部が前記ヒンジ軸の一端側外面から突
出し、他端が前記ヒンジ本体に電気接続された端子板に
当接接続された棒状導電体とを備えている。
【0015】本発明の第2のヒンジ装置においては、ヒ
ンジ本体に回転自在に支持され、先端部がヒンジ本体の
先端側へ突出するヒンジ軸に、端子板及び当該端子板に
電気的に接続される棒状導電体によって電気的導通路を
構成することにより、両部材間が簡単な構造で電気的に
導通される。また、棒状導電体の一端側の一部がヒンジ
本体内に臨むようにヒンジ軸の外に露出し、ヒンジ本体
の外に突出しないため、軸方向の装置長が抑制される。
【0016】前記棒状導電体は、当該導電体の後端側の
端部にスライド自在に設けられたプランジャを用いて、
第1又は第2の部材内の電子回路と電気的に接続するこ
とができる。これによると、当該導電体と第1又は第2
の部材内の電子回路とが簡単かつ確実に接続される。ま
た、軸方向の装置長が抑制される。
【0017】前記プランジャは、前記ヒンジ本体を介し
て、第1又は第2の部材内の電子回路と電気的に接続す
ることができる。これによると、前記ヒンジ本体を介す
ることにより、前記導電体と第1又は第2の部材内の電
子回路との接続が簡単になる。
【0018】棒状導電体は、当該導電体の先端側の端部
にスライド自在に設けられたプランジャを用いて、第1
又は第2の部材内の電子回路と電気的に接続することが
できる。これによると、より確実な接続が可能になる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。図1は本発明の第1実施形態に係る
ヒンジ装置の縦断側面図、図2は同ヒンジ装置の横断平
面図、図3は図2のA−A線矢示図、図4は図3のB−
B線矢示図、図5は同ヒンジ装置とカバーの連結部の横
断平面図(図6のC−C線矢示図)、図6は同連結部の
縦断側面図(図5のD−D線矢示図)、図7は同連結部
の分解斜視図である。
【0020】第1実施形態に係るヒンジ装置は、折り畳
み式携帯電話の電話機本体10と、フリップと呼ばれる
カバー20とのヒンジ結合及び電気的接続に使用されて
いる。
【0021】このヒンジ装置は、図1〜図4に示すよう
に、電話機本体10に回転不能に取り付けられるヒンジ
本体としてのボディ30と、ボディ30の底面に取り付
けられた導電性の接触子40と、ボディ30の外側に嵌
合された導電性のチューブ50と、ボディ30の先端部
内に回転自在に支持されたヒンジ軸60と、ヒンジ軸6
0に一体的に設けられた環状導電体70と、ヒンジ軸6
0の後方に位置してボディ30内に収容されたスライダ
80と、スライダ80の更に後方に位置してボディ30
内に収容された弾性部材90とを備えている。
【0022】ボディ30は、先端面が開口し後端面が閉
塞された角筒状の樹脂成形体である。ボディ30の基板
側面には、接触子40の一部を挿入するために、軸方向
に延びる両側一対のスリット状の開口部31が設けられ
ている。また、ボディ30の先端部両側面には、接触子
40の一部を挿入するために、縦方向に延びる両側一対
のスリット状の開口部32が設けられている。
【0023】ボディ30に外装されたチューブ50は、
ボディ30の外面形状に対応する角筒形状である。ボデ
ィ30は、チューブ50内に後端側から環状のスペーサ
100を介して挿入され、チューブ50の後端部を内側
へ折り曲げられることにより、チューブ50内に固定さ
れている。チューブ50の先端面には、ヒンジ軸60の
先端部を前方へ突出させるために、円形の開口部51が
設けられている。
【0024】ヒンジ軸60は、ボディ30の先端部内に
回転自在に支持される円柱形状の本体部61と、前記本
体部61の先端面中心部から先端側へ突出した角柱形状
の軸部62とを有している。前記軸部62は、ボディ3
0の先端側に突出し、カバー20と回転不能に連結され
る。前記本体部61の後端面には、後述するスライダ8
0の先端部が当接するカム面63が形成されている。
【0025】環状導電体70は前記ヒンジ軸60に一体
的に設けられ、前記ヒンジ軸60の前記本体部61の外
周面に全周にわたって露出する円環状の第1環状部71
と、前記ヒンジ軸60の前記軸部62の外周面に全周に
わたって露出する角筒状の第2環状部72とを有するス
リーブタイプである。前記第1環状部71と前記第2環
状部72は、一体的に形成されたU字状の連結部73に
より連結されている。前記第2環状部72の先端側に
は、L字状の接点部74が一体的に設けられている。
【0026】この環状導電体70は、モールドによって
前記ヒンジ軸60と一体化されており、前記連結部73
及び前記接点部74は、前記ヒンジ軸60の中心部まで
埋設されている。前記接点部74の先端面は、前記カバ
ー20内の電子回路との接続のために、前記軸部62の
先端面に露出している。前記第1環状部71及び前記第
2環状部72の各外周面は、前記ヒンジ軸60の前記本
体部61及び軸部62の各外周面と面一になっている。
【0027】ボディ30の底面に取り付けられた導電性
の前記接触子40は、平板状のベース部41と、前記ベ
ース部41の両側縁部から上方へ延出した両側一対の固
定部42と、同じく前記ベース部41の両側縁部から上
方へ延出した両側一対の第1接触部43と、前記ベース
部41の後縁部から後方へ延出した両側一対の第2接触
部44とを有している。
【0028】両側一対の固定部42は、前記ボディ30
の底面に設けられた両側一対のスリットに嵌合すること
により、前記ベース部41を前記ボディ30の底面に固
定している。両側一対の第1接触部43は、ベース部4
1と共にU字状の接片を形成しており、ボディ30の両
側面に設けられた両側一対の前記開口部32を通して、
前記環状導電体70の前記第1環状部71に両側から弾
性的に接触している。両側一対の前記第2接触部44
は、前記ボディ30の基板側面に設けられた両側一対の
前記開口部31内に収容されており、この状態でチュー
ブ50の下面部に内側から弾性的に接触している。
【0029】従って、チューブ50と環状導電体70
は、接触子40を介して電気的に接続されている。
【0030】ヒンジ軸60の後方に位置してボディ30
内に収容されたスライダ80は、ボディ30の内面形状
に対応する角形の本体部81と、前記本体部81の先端
面に一体的に設けられた一対のピン状の凸部82とを有
している。角形の本体部81が前記ボディ30内に嵌合
することにより、前記スライダ80は周方向で固定され
ている。
【0031】弾性部材90は、ここでは圧縮状態でボデ
ィ30内に収容されたコイルスプリングである。スライ
ダ80は、その後端側に配置された弾性部材90により
先端側へ付勢されている。前記弾性部材90による付勢
により、前記スライダ80の一対の凸部82が、その先
端側に配置されたヒンジ軸60のカム面63に弾性的に
当接する。
【0032】ここで、ヒンジ軸60のカム面63は、中
心軸の回りに形成された一対の山形凸部64を有する。
前記ヒンジ軸60の周方向に外力が付加されない状態で
は、スライダ80の一対の凸部82が一対の前記山形凸
部64の間に形成された一対の谷部に嵌合する。この状
態から前記ヒンジ軸60が特定の方向へ回転すると、前
記スライダ80は弾性部材90による付勢力に抗して後
端側へ移動する。この反力により、前記ヒンジ軸60は
原位置への復元力を受ける。前記ヒンジ軸60が更に回
転することにより、一対の前記山形凸部64の頂点が前
記スライダ80の一対の前記凸部82に近づく。一対の
前記山形凸部64の頂点が前記スライダ80の一対の前
記凸部82を越えると、前記ヒンジ軸60は逆方向の復
元力、即ち回転方向の推進力を受ける。
【0033】これにより、ヒンジ軸60は回転方向の2
位置に弾性的に保持される。そして、ヒンジ本体30が
取り付けられる電話機本体10に対して、ヒンジ軸60
に連結されるカバー20が、閉状態と開状態に所定の復
元力で弾性的に保持されるように、前記ヒンジ軸60の
前記カム面63の形状が設計されている。
【0034】第1実施形態に係るヒンジ装置では、前述
したとおり、ヒンジ本体50が電話機本体10に回転不
能に取り付けられる。この状態で、ボディ30に外装さ
れたヒンジ本体50の下面が電話機本体10の基板11
の表面に対向し、前記基板11の表面に実装された接片
型のコネクタ12と接触する。
【0035】接片型のコネクタ12は、基板11の表面
から離れる方向に付勢された接触部12aを有してお
り、ボディ30が電話機本体10に取り付けられ状態
で、この接触部12aがヒンジ本体50の下面に接触す
る。これにより、前記ヒンジ本体50が前記電話機本体
10の電子回路と電気的に接続される。
【0036】一方、ヒンジ軸60に連結されるカバー2
0は、図5〜図7に示すように、フリップケース21
と、フリップケース21の開口部を覆うフリップカバー
22と、リード部材23とを備えている。前記リード部
材23は、前記カバー20内の電子回路と導通型ヒンジ
装置との接続に使用される。前記リード部材23の一端
部は、前記カバー20内の基板24と接続される接続部
23aであり、他端部は、ヒンジ装置の前記ヒンジ軸6
0に設けられた前記環状導電体70と接触する接点部2
3bである。
【0037】フリップケース21は、四角形の皿状の本
体部21aと、電話機本体10との連結のために本体部
21aの隅部から突出した円形のヘッド部21bとを有
している。ヘッド部21bには、リード部材23の接点
部23bが嵌合する凹部21cが設けられている。フリ
ップカバー22は、フリップケース21の本体部21a
に嵌合する薄板状の本体部22aと、前記ヘッド部21
bに嵌合する円形のヘッド部22bとを有している。前
記ヘッド部22bの中心部には、ヒンジ装置のヒンジ軸
60の軸部62が嵌合する四角形の貫通孔22cが設け
られている。
【0038】フリップケース21にフリップカバー22
を装着することにより、前記フリップケース21の前記
ヘッド部21b内にリード部材33の接点部33bが固
定される。この状態で、前記フリップカバー22のヘッ
ド部22bの中心部に設けられた貫通孔22cにヒンジ
装置のヒンジ軸60が嵌合することにより、ヒンジ軸6
0の先端面に露出する環状導電体70の接点部74が、
リード部材33の接点部33bに弾性的に接触する。こ
れより、前記環状導電体70が前記カバー20内の電子
回路と電気的に接続される。
【0039】その結果、電話機本体10内の電子回路と
カバー20内の電子回路とが、ヒンジ装置を介して電気
的に接続される。
【0040】また、電話機本体10とカバー20がヒン
ジ装置を介して機械的にヒンジ結合される。そして、ヒ
ンジ装置内のヒンジ軸60とスライダ80との間にカム
面63及び凸部82によって構成されたカム機構によ
り、前記電話機本体10に対して前記カバー20が閉状
態と開状態に所定の復元力で弾性的に保持されるのは、
前述したとおりである。
【0041】次に、第1実施形態に係るヒンジ装置の機
能、特に導通機能について説明する。
【0042】ヒンジ軸60に固定された環状導電体70
の接点部74がヒンジ軸60の軸部62の先端面に露出
し、これがケース20内のリード部材23と接触するこ
とにより、環状導電体70がケース20内の電子回路と
電気的に接続される。
【0043】また、ボディ30の下面に固定された接触
子40の両側一対の第1接触部43が、環状導電体70
の第1環状部71に両側から弾性的に接触し、第2接触
部44がヒンジ本体50の下面部に内側から弾性的に接
触することにより、前記環状導電体70がヒンジ本体5
0と電気的に接続される。
【0044】そして、ヒンジ本体50を電話機本体10
に取り付けた状態で、基板11上のコネクタ12が前記
ヒンジ本体50の下面部に外側から弾性的に接触するこ
とにより、前記ヒンジ本体50が前記電話機本体10内
の電子回路と電気的に接続される。
【0045】環状導電体70はモールドによりヒンジ軸
60と強固に一体化されている。環状導電体70に第1
環状部71を設け、その外周面に接触子40の両側一対
の第1接触部43を両側から接触させるので、広い接触
面積が確保され、且つ、ボディ30の軸方向長さが抑制
される。
【0046】環状導電体70の第1環状部71は、ヒン
ジ軸60の本体部61の外周面と面一になっているの
で、ボディ30内にヒンジ軸60を挿入し、接触子40
を取り付けた後も、前記接触子40の第1接触部43を
変形させることなく、前記ボディ30内から前記ヒンジ
軸60を引き抜く操作が可能になる。
【0047】ボディ30に外装されるヒンジ本体50は
広い接触面積を有し、接触子40の第2接触部44との
接触及びカバー20側のコネクタ12との接触を確実に
する。ヒンジ本体50の4つの側面のいずれも、コネク
タ12との接触が可能である。
【0048】なお、本実施形態では、環状導電体70の
第2環状部72をケース20内の電子回路との接続に使
用することができる。
【0049】図8は本発明の第2実施形態に係るヒンジ
装置の縦断側面図である。
【0050】第2実施形態に係るヒンジ装置は、第1実
施形態に係るヒンジ装置と比べ、環状導電体70のみが
相違する。他の構成は、第1実施形態に係るヒンジ装置
と同一であるので、同一部分については同一番号を付し
て説明を省略する。
【0051】環状導電体70は、ここでは、ヒンジ軸6
0の軸部62から本体部61の前部にかけて部分に被着
されたキャップになっている。接触子40の両側一対の
第1接触部43は、前記環状導電体70の後端部外周面
に両側から弾性的に接触する。前記環状導電体70の先
端面76Aは、ケース20内のリード部材23と接触す
る。
【0052】キャップタイプの環状導電体70は、大き
な表面積を確保でき、電気的な接続を確実にする。特
に、ケース20内のリード部材23との接触面積が大き
くなることにより、この間の電気的接続が確実になる。
【0053】図9は本発明の第3実施形態に係るヒンジ
装置の縦断面図である。第3実施形態に係るヒンジ装置
は、第1及び2実施形態に係るヒンジ装置と比べ、導電
体の構造、及びヒンジ本体50と導電体間の導通構造が
相違する。
【0054】第3実施形態に係るヒンジ装置では、ヒン
ジ軸60の中心部には棒状導電体70′が圧入されてい
る。前記棒状導電体70′の後部はスライダ80の中心
部に設けられた貫通孔87を通ってスライダ80の後方
へ突出している。前記棒状導電体70′の後部には、プ
ランジャ75が取り付けられている。前記プランジャ7
5は、前記棒状導電体70′と電気的に接続された状態
でその後部内にスライド自在に支持されており、前記棒
状導電体70′に内蔵されたスプリング77により、後
端側へ付勢されている。
【0055】プランジャ75の先端部は、ヒンジ本体5
0の後端部内に挿入された端子板110の中心部に弾性
的に接触している。前記端子板110は、ヒンジ本体5
0内の弾性部材90により前記ヒンジ本体50の後端部
内面に押し付けられている。これにより、棒状導電体7
0は、前記プランジャ75及び前記端子板110を介し
て前記ヒンジ本体50と導通している。
【0056】他の構成は、第1及び第2実施形態に係る
ヒンジ装置と同一であるので、同一部分については同一
番号を付して説明を省略する。
【0057】第3実施形態に係るヒンジ装置では、棒状
導電体70′とチューブ50の間の導通させるために、
プランジャ75が使用されている。前記プランジャ75
は端子板110に弾性的に接触し、前記端子板110は
ヒンジ本体50の後端部内面に押し付けられているの
で、棒状導電体70′とヒンジ本体50の間が確実に導
通される。また、前記プランジャ75はスライダ80の
後端側に配置される弾性部材90の内側に配置される。
このため、前記棒状導電体70′の外周面を電気的接触
に使用しない構成であるにもかかわらず、軸方向の装置
長が抑制される。
【0058】ヒンジ本体50は、ボディ30を兼ね、そ
の後端部は閉塞されている。ボディ30を省略したこと
により、ヒンジ軸60の本体部61はヒンジ本体50の
先端部内で回転自在に支持される。また、スライダ80
はヒンジ本体50の内面に案内されて軸方向に移動す
る。
【0059】プランジャ75は、ヒンジ軸60の中心部
に固定された棒状導電体70′に対して確実な導通を保
証するだけでなく、ボディ30を不要にし、部品点数の
低減及び装置の小型化を図る。特に、ヒンジ軸60の外
側から接触子40を排除することにより、装置のスリム
化を図る。
【0060】図10は本発明の第4実施形態に係るヒン
ジ装置の縦断面図である。
【0061】第4実施形態に係るヒンジ装置は、棒状導
電体70′の先端部にプランジャ76を設けた点が、第
3実施形態に係るヒンジ装置と相違する。他の構成は、
第3実施形態に係るヒンジ装置と同一であるので、同一
部分については同一番号を付して説明を省略する。
【0062】先端側のプランジャ76は、棒状導電体7
0′と電気的に接続された状態でその先端内にスライド
自在に支持されており、前記棒状導電体70′に内蔵さ
れたスプリング77により先端側へ付勢されている。前
記棒状導電体70′の先端部にプランジャ76を設ける
ことにより、カバー側の電子回路との電気的接続もより
確実となる。前記プランジャ76は、第3実施形態に係
るヒンジ装置に使用された棒状導電体70′に設けるこ
とも可能である。
【0063】上述の実施形態では、ヒンジ装置のヒンジ
本体50を電話機本体10に取り付け、ヒンジ軸60の
軸部62をカバー20に連結したが、ヒンジ本体0をカ
バー20に取り付け、ヒンジ軸60の軸部62を電話機
本体10に連結することも可能である。
【0064】また、本発明に係るヒンジ装置は、フリッ
プ付き携帯電話に限らず、他の折り畳み式電子機器に適
用可能であり、電子回路を実装した2つの部材のヒンジ
結合及び電気的な接続に広範囲に適用可能である。
【0065】また、ヒンジ軸60とスライダ80の間に
構成されるカム機構については、スライダ80の先端面
にカム面を形成することも可能である。
【0066】
【発明の効果】以上、本発明に係るヒンジ装置による場
合には、回転カム式装置のヒンジ軸に導電体が設けら
れ、且つ、その導電体の一端側の一部がヒンジ本体内に
臨むようにヒンジ軸の外へ露出し、他端側の一部がヒン
ジ本体の外に臨むようにヒンジ軸の外へ露出することに
より、回転カム機構による小型化及び構造簡単化の利点
を残しつつ、電気的な接続が可能になる。
【0067】また、ヒンジ本体に、導電体と電気的に接
続され、且つ第1の部材内の電子回路と電気的に接続さ
れる導電性をもたせた場合には、より確実な接続とより
一層の小型化が可能になる。
【0068】また、導電体を、少なくとも一端側の一部
に、ヒンジ軸の外周面に環状に露出する環状部を有する
環状導電体とした場合は、より確実な接続とより一層の
小型化が可能になる。
【0069】また、環状導電体の環状部を除く部分の少
なくとも一部を、前記ヒンジ軸内にモールドにより固定
した場合は、導電体の固定強度が上がる。
【0070】また、環状導電体を、ヒンジ軸に嵌着され
たキャップとした場合は、より確実な接続が可能にな
る。
【0071】また、環状導電体を、ヒンジ本体に取り付
けられ、一部が前記環状部の外周面に弾性的に接触する
導電性の接触子を用いて、第1の部材内の電子回路と電
気的に接続した場合は、より確実な接続とより一層の小
型化が可能になる。
【0072】また、接触子に、環状部の外周面に両側か
ら弾性的に接触するU字状の接片部を設けた場合は、よ
り確実な接続が可能になる。
【0073】また、接触子を、ヒンジ本体に設けられ、
第1の部材内の電子回路と電気的に接続される導電性の
チューブに、他の一部が弾性的に接触する構成とした場
合は、より確実な接続が可能になる。
【0074】また、導電体を、ヒンジ軸の中心部を軸方
向に貫通する棒状導電体とした場合は、より確実な接続
とより一層の小型化が可能になり、組立性が向上する。
【0075】また、棒状導電体を、当該導電体の後端側
の端部にスライド自在に設けられたプランジャを用い
て、第1の部材内の電子回路と電気的に接続した場合
は、より確実な接続とより一層の小型化が可能になる。
【0076】また、プランジャを、導電性のヒンジ本体
を介して、第1の部材内の電子回路と電気的に接続した
場合は、より確実な接続とより一層の小型化が可能にな
る。
【0077】また、棒状導電体を、当該導電体の先端側
の端部にスライド自在に設けられたプランジャを用い
て、第1又は第2の部材内の電子回路と電気的に接続し
た場合は、より確実な接続が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る導通型ヒンジ装置
の縦断側面図である。
【図2】同導通型ヒンジ装置の横断平面図である。
【図3】図2のA−A線矢示図である。
【図4】図3のB−B線矢示図である。
【図5】同導通型ヒンジ装置とカバーの連結部の横断平
面図(図6のC−C線矢示図)である。
【図6】同連結部の縦断側面図(図5のD−D線矢示
図)である。
【図7】同連結部の分解斜視図である。
【図8】本発明の第2実施形態に係る導通型ヒンジ装置
の縦断側面図である。
【図9】本発明の第3実施形態に係る導通型ヒンジ装置
の縦断面図である。
【図10】本発明の第4実施形態に係る導通型ヒンジ装
置の縦断面図である。
【符号の説明】
10 電話機本体 20 カバー 30 ボディ 40 接触子 43 第1接触部 44 第2接触部 46 接片 46a 第1接触部 46b 第2接触部 50 ヒンジ本体 60 ヒンジ軸 61 本体部 62 軸部 63 カム面 70 環状導電体 70′ 棒状導電体 71 第1環状部 72 第2環状部 75,76 プランジャ 76A 先端面 77 スプリング 80 スライダ 90 弾性部材 100 スペーサ 110 端子板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 斎藤 浩二 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 犬伏 俊也 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 坂本 宗博 大阪府八尾市北久宝寺1丁目4番33号 ホ シデン株式会社内 Fターム(参考) 3J105 AA02 AA03 AB11 AB24 AC10 DA04 DA15 DA23 5K023 AA07 DD08 QQ02 RR08

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の部材に対して第2の部材を開閉可
    能に軸支するヒンジ装置であって、 前記第1又は第2の部材の一方に回転不能に取付けられ
    る導電材料であるヒンジ本体と、 該ヒンジ本体内から突出した一端側が前記第1又は第2
    の部材の他方に回転不能に取付けられ、前記ヒンジ本体
    内に収納された他端側が前記ヒンジ本体に対して回転自
    在に軸支されたヒンジ軸と、 前記ヒンジ本体内に収納され、前記ヒンジ軸を前記ヒン
    ジ本体に対して所定回転角に位置設定するためのカム機
    構と、 前記ヒンジ軸の他端側外周に設けられ、前記ヒンジ軸の
    一端側外周部と電気的に接続された環状導電体と、 前記ヒンジ本体に取付けられ、前記環状導電体に摺動接
    触する接触子とを備えたことを特徴とするヒンジ装置。
  2. 【請求項2】 前記ヒンジ本体は、前記環状導電体と電
    気的に接続され、且つ前記第1又は第2の部材内の電子
    回路と電気的に接続される導電性のヒンジ本体を有する
    請求項1に記載のヒンジ装置。
  3. 【請求項3】 前記環状導電体は、少なくとも一端側の
    一部に、前記ヒンジ軸の外周面に環状に露出する環状部
    を有する請求項1に記載のヒンジ装置。
  4. 【請求項4】 前記環状導電体は、前記環状部を除く部
    分の少なくとも一部が、前記ヒンジ軸内のモールドによ
    り固定されている請求項3に記載のヒンジ装置。
  5. 【請求項5】 前記環状導電体は、前記ヒンジ軸に嵌着
    されたキャップである請求項3に記載のヒンジ装置。
  6. 【請求項6】 前記接触子は、前記環状部の外周面に両
    側から弾性的に接触するU字状の接片部を有する請求項
    3に記載のヒンジ装置。
  7. 【請求項7】 前記接触子は、前記ヒンジ本体内部に設
    けられ、前記第1又は第2の部材内の電子回路と電気的
    に接続される導電性のヒンジ本体に、他の一部が弾性的
    に接触する請求項6に記載のヒンジ装置。
  8. 【請求項8】 第1の部材に対して第2の部材を開閉可
    能に軸支するヒンジ装置であって、 前記第1又は第2の部材の一方に回転不能に取付けられ
    る導電材料であるヒンジ本体と、 該ヒンジ本体内から突出した一端側が前記第1又は第2
    の部材の他方に回転不能に取付けられ、前記ヒンジ本体
    内に収納された他端側が前記ヒンジ本体に対して回転自
    在に軸支されたヒンジ軸と、 前記ヒンジ本体内に収納され、前記ヒンジ軸を前記ヒン
    ジ本体に対して所定回転角に位置設定するためのカム機
    構と、 前記ヒンジ軸の内部を軸方向に貫通し、一端部が前記ヒ
    ンジ軸の一端側外面から突出し、他端が前記ヒンジ本体
    に電気接続された端子板に当接接続された棒状導電体と
    を備えたことを特徴とするヒンジ装置。
  9. 【請求項9】 前記棒状導電体は、前記ヒンジ軸の中心
    部を軸方向に貫通する請求項8に記載のヒンジ装置。
  10. 【請求項10】 前記棒状導電体は、当該導電体の後端
    側の端部にスライド自在に設けられたプランジャを用い
    て、前記第1又は第2の部材内の電子回路と電気的に接
    続される請求項8に記載のヒンジ装置。
  11. 【請求項11】 前記プランジャは、前記ヒンジ本体を
    介して、前記第1又は第2の部材内の電子回路と電気的
    に接続される請求項10に記載のヒンジ装置。
  12. 【請求項12】 前記棒状導電体は、当該導電体の先端
    側の端部にスライド自在に設けられたプランジャを用い
    て、第1又は第2の部材内の電子回路と電気的に接続さ
    れる請求項8に記載のヒンジ装置。
JP2001213722A 2001-07-13 2001-07-13 ヒンジ装置 Expired - Fee Related JP3961242B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001213722A JP3961242B2 (ja) 2001-07-13 2001-07-13 ヒンジ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001213722A JP3961242B2 (ja) 2001-07-13 2001-07-13 ヒンジ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003028137A true JP2003028137A (ja) 2003-01-29
JP3961242B2 JP3961242B2 (ja) 2007-08-22

Family

ID=19048656

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001213722A Expired - Fee Related JP3961242B2 (ja) 2001-07-13 2001-07-13 ヒンジ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3961242B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019058279A1 (en) * 2017-09-20 2019-03-28 Nexus Technologies, Inc. HINGE
US11653460B2 (en) 2017-09-20 2023-05-16 East West Manufacturing, Llc Hinge

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1168901A (ja) * 1997-08-26 1999-03-09 Saitama Nippon Denki Kk 携帯電話機のヒンジ部構造
JPH11163988A (ja) * 1997-11-28 1999-06-18 Nec Saitama Ltd ヒンジ部導通構造
JP2001503237A (ja) * 1997-04-26 2001-03-06 サムソン エレクトロニクス カンパニー リミテッド フリップ型携帯電話のマイクロフォン接続装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001503237A (ja) * 1997-04-26 2001-03-06 サムソン エレクトロニクス カンパニー リミテッド フリップ型携帯電話のマイクロフォン接続装置
JPH1168901A (ja) * 1997-08-26 1999-03-09 Saitama Nippon Denki Kk 携帯電話機のヒンジ部構造
JPH11163988A (ja) * 1997-11-28 1999-06-18 Nec Saitama Ltd ヒンジ部導通構造

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019058279A1 (en) * 2017-09-20 2019-03-28 Nexus Technologies, Inc. HINGE
US10669762B2 (en) 2017-09-20 2020-06-02 Nexus Technologies, Inc. Hinge
US11653460B2 (en) 2017-09-20 2023-05-16 East West Manufacturing, Llc Hinge

Also Published As

Publication number Publication date
JP3961242B2 (ja) 2007-08-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100449451B1 (ko) 휴대폰의 카메라 렌즈 장착 장치
US7522946B2 (en) Hinge apparatus for mobile communication terminals
US12041399B2 (en) Electronic device for storing external electronic device
JP3789415B2 (ja) 着脱式アンテナ装置
JP2002281133A (ja) 開閉検出装置
KR100356005B1 (ko) 전기 회로를 포함하는 장치들 사이의 전기적 접속에 관련된 장치
US7832055B2 (en) Hinge
US20040196403A1 (en) Camera lens unit in a portable wireless terminal
JPH09274830A (ja) 複合操作型電気部品
JP2003028137A (ja) ヒンジ装置
JP2008146981A (ja) 導通ヒンジ
JP2008071590A (ja) 回転式電子部品
JP2003262538A (ja) 回転型センサ
WO2021088928A1 (zh) 一种电子设备
KR100475755B1 (ko) 개폐검출장치
EP1843589B1 (en) Camera lens assembly for portable wireless terminals
KR200192881Y1 (ko) 플립형 휴대폰의 마이크로폰 연결 메카니즘
JP3857621B2 (ja) 複合操作型電気部品
KR100630173B1 (ko) 휴대용 무선 단말기의 카메라 렌즈 유닛
JP4274647B2 (ja) 回転検出スイッチ
JP3678671B2 (ja) 携帯電話無線機のカバー収納構造
KR100605966B1 (ko) 휴대 단말기의 스윙 힌지 모듈의 체결 장치
JP2001156897A (ja) 携帯型通信装置
KR200306380Y1 (ko) 휴대용 무선단말기의 로터리 힌지 모듈
KR100222431B1 (ko) 플립형 휴대용 단말기의 접점식 마이크로폰장치

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20051215

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060530

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060718

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070515

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070516

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100525

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100525

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100525

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110525

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120525

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130525

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees