JP2003027922A - 排気ガス浄化装置 - Google Patents

排気ガス浄化装置

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JP2003027922A
JP2003027922A JP2001213794A JP2001213794A JP2003027922A JP 2003027922 A JP2003027922 A JP 2003027922A JP 2001213794 A JP2001213794 A JP 2001213794A JP 2001213794 A JP2001213794 A JP 2001213794A JP 2003027922 A JP2003027922 A JP 2003027922A
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catalyst carrier
temperature
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JP2001213794A
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Masaaki Kojima
正明 小島
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Ibiden Co Ltd
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Ibiden Co Ltd
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A50/00TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE in human health protection, e.g. against extreme weather
    • Y02A50/20Air quality improvement or preservation, e.g. vehicle emission control or emission reduction by using catalytic converters

Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両の低速走行時であっても確実に排気ガス
の再生を行うことができる排気ガス浄化装置を提供する
こと。 【解決手段】 この排気ガス浄化装置11は、ケーシン
グ18、フィルタ23、触媒担体22及びフィルタ加熱
手段31を備える。ケーシング18は、内燃機関12の
排気流路上に設けられる。フィルタ23は、ケーシング
18内に収容され、内燃機関12から排出される排気ガ
ス中の粒子状物質を捕集する。触媒担体22は、ケーシ
ング18内においてフィルタ23よりも上流側の位置に
離間して配設された多孔状熱反射材22aに、酸化触媒
を担持してなる。フィルタ加熱手段31は、フィルタ2
3と触媒担体22との間に配設される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関の排気ガ
ス中に含まれる粒子状物質(PM)等を除去するための
排気ガス浄化装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車の台数は飛躍的に増加しており、
それに比例して自動車の内燃機関から出される排気ガス
の量も急激な増加の一途を辿っている。特にディーゼル
エンジンの出す排気ガス中に含まれる種々の物質(即ち
PM,NOx,CO,HC等)は、汚染を引き起こす原
因となる。そして現在、これらの物質は世界環境にとっ
て深刻な影響を与えつつある。
【0003】PM,NOx,CO,HC等を除去しうる
従来の排気ガス浄化装置としては、例えばエンジンの排
気流路上に設けられたケーシング内の下流側にハニカム
フィルタを設け、上流側に酸化触媒が担持された触媒担
体を設けたものがある。
【0004】この装置によれば、排気ガスが触媒担体を
通過する際、酸化触媒の作用によってNOx,CO,H
Cが低減される。また、排気ガスがハニカムフィルタを
通過する際、セル壁によってPMが捕集されるととも
に、捕集されたPMが酸化反応によって燃焼除去され
る。その結果、排気ガスが浄化されるようになってい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この種の排
気ガス浄化装置において確実な浄化を達成するために
は、排気ガスの温度が、酸化触媒の活性化温度やPMの
酸化温度よりもある程度高いことが必須となる。
【0006】しかしながら、自動車が市街地を走行する
ときには、信号待ちや渋滞等による影響を受けて低速走
行にならざるを得なく、結果として排気ガスの温度が酸
化触媒の活性化温度やPMの酸化温度よりも低くなる。
このため、PMの低減がよりシビアに要求される市街地
において、再生に必要な条件を満たさなくなり、装置が
十分に機能しなくなるという問題がある。
【0007】本発明は上記の課題に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、車両の低速走行時であっても確実
に排気ガスの再生を行うことができる排気ガス浄化装置
を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1に記載の発明では、内燃機関の排気流路
上に設けられたケーシングと、そのケーシング内に収容
され、内燃機関から排出される排気ガス中の粒子状物質
を捕集するフィルタと、前記ケーシング内において前記
フィルタよりも上流側の位置に離間して配設された多孔
状熱反射材に、酸化触媒を担持させてなる触媒担体と、
前記フィルタと前記触媒担体との間に配設されたフィル
タ加熱手段とを備えることを特徴とする排気ガス浄化装
置をその要旨とする。
【0009】請求項2に記載の発明は、請求項1におい
て、前記触媒担体は前記フィルタよりもガス透過性に優
れているとした。請求項3に記載の発明は、請求項1ま
たは2において、前記多孔状熱反射材は、珪素系多孔質
セラミックからなるハニカム構造体であるとした。
【0010】請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3
のいずれか1項において、前記フィルタ加熱手段の近傍
には、前記ケーシング内の雰囲気温度を検出するための
温度検出手段が当該フィルタ加熱手段と非接触状態で配
設されているとした。
【0011】請求項5に記載の発明は、請求項4におい
て、前記ケーシング内の雰囲気温度を検出した結果に基
づき、前記フィルタ加熱手段の温度制御を行う温度制御
手段を備えるとした。
【0012】請求項6に記載の発明では、ディーゼルエ
ンジンの排気流路上に設けられたケーシングと、そのケ
ーシング内に収容され、ディーゼルエンジンから排出さ
れる排気ガス中の粒子状物質を捕集する多孔質炭化珪素
製のハニカムフィルタと、前記ケーシング内において前
記ハニカムフィルタよりも上流側の位置に離間して配設
されるとともに多孔質コーディエライト製のハニカム構
造体に、酸化触媒を担持させてなる触媒担体と、前記ハ
ニカムフィルタと前記触媒担体との間に配設された電気
ヒータと、前記電気ヒータの近傍において当該電気ヒー
タと非接触状態で配設され、前記ケーシング内の雰囲気
温度を検出する温度検出手段と、前記ケーシング内の雰
囲気温度を検出した結果に基づき、前記電気ヒータの温
度制御を行う温度制御手段とを備えることを特徴とする
排気ガス浄化装置をその要旨とする。
【0013】以下、本発明の「作用」について説明す
る。請求項1に記載の発明によると、フィルタと触媒担
体との間に配設されたフィルタ加熱手段の熱により、フ
ィルタと触媒担体とが加熱される。また、多孔状熱反射
材からなる触媒担体はいわばヒータの熱を反射するリフ
レクタとしての役割も果たすため、この作用によっても
フィルタが加熱される。従って、車両の低速走行時であ
っても熱を効率よく利用することができ、酸化触媒の活
性化温度及びPMの酸化温度を維持することができる。
ゆえに、確実に排気ガスの再生を行うことができる。
【0014】請求項2に記載の発明によると、触媒担体
はフィルタよりもガス透過性に優れているため、フィル
タの上流側に配設された場合であっても排気ガスの流通
を妨げにくい。このため、圧力損失の小さい装置を実現
することができる。
【0015】請求項3に記載の発明によると、多孔状熱
反射材は珪素系多孔質セラミックからなるハニカム構造
体であるため、熱反射性やガス透過性に優れるばかりで
なく、機械的強度や耐熱性にも優れている。
【0016】請求項4に記載の発明によると、フィルタ
加熱手段と非接触状態で配設された温度検出手段によっ
て、その周辺の雰囲気温度が検出される。即ち、フィル
タ加熱手段の温度が間接的に検出される。また、フィル
タ加熱手段と温度検出手段とは非接触状態であるため、
両者の接触不良に起因する検出精度の低下といった問題
も起こらない。
【0017】請求項5に記載の発明によると、温度制御
手段がケーシング内の雰囲気温度を検出した結果に基づ
きフィルタ加熱手段の温度制御を行うため、フィルタ加
熱手段の部分毎の温度バラツキに影響を受けにくい。つ
まり、正確な温度検出結果に基づいて温度制御が行われ
ることになり、温度制御の信頼性が向上する。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
形態の排気ガス浄化装置を図1〜図4に基づき詳細に説
明する。
【0019】図1に示すように、本実施形態の排気ガス
浄化装置11は、内燃機関としてのディーゼルエンジン
12から排出される排気ガスを浄化するための装置であ
る。ディーゼルエンジン12は、図示しない複数の気筒
を備えている。各気筒には、金属材料からなる排気マニ
ホールド13の分岐部14がそれぞれ連結されている。
各分岐部14は1本のマニホールド本体15にそれぞれ
接続されている。従って、各気筒から排出された排気ガ
スは、一箇所に集中する。
【0020】排気マニホールド13の下流側には、金属
材料からなる第1排気管16及び第2排気管17が配設
されている。第1排気管16の上流側端は、マニホール
ド本体15に連結されている。そして、排気ガス浄化装
置11は、第1排気管16と第2排気管17との間に配
設されている。
【0021】この排気ガス浄化装置11は、両端が窄ま
った円筒状のケーシング12を備えている。ケーシング
18は例えばステンレス等のような耐熱性の金属材料か
らなる。ケーシング18の上流側端(図1における左
端)は、第1排気管16の下流側端に連結されている。
ケーシング18の下流側端(図1における右端)は、第
2排気管17の上流側端に連結されている。即ち、排気
流路を構成する排気管16,17の途中にケーシング1
8が配設されていると把握することができる。そして、
この結果、第1排気管16、ケーシング18及び第2排
気管17の内部領域が互いに連通し、その中を排気ガス
が流れるようになっている。
【0022】図1及び図2に示すように、本実施形態の
排気ガス浄化装置1は、ハニカムフィルタ23と触媒担
体22とを備えている。まず、触媒担体13について詳
しく説明する。
【0023】図2,図3に示されるように、触媒担体2
1は、排気ガス中に含まれる有害成分、即ちNOx,C
O,HC等を酸化させる役割を果たす。本実施形態の触
媒担体21は、多孔状熱反射材21aに酸化触媒を担持
させることによって構成されている。多孔状熱反射材2
1aとしては多孔質セラミック焼結体を用いることが好
適であり、ここでは珪素を含む珪素系多孔質セラミック
焼結体の一種である多孔質コーディエライト焼結体を用
いている。コーディエライト以外の多孔質焼結体とし
て、例えば炭化珪素(SiC)、窒化珪素(Si
34)、ムライト等の多孔質焼結体を選択することもで
きる。
【0024】本実施形態の触媒担体21は、円柱状をし
たハニカム構造体である。触媒担体21には、断面略正
方形状をなす複数の貫通孔25がその軸線方向に沿って
規則的に形成されている。各貫通孔25は内壁26によ
って互いに隔てられている。各貫通孔25は両端面21
a,21b側において開口されている。その結果、触媒
担体21は、多数のセルが形成されている。全てのセル
は触媒担体21の上流側端面21a及び下流側端面21
bの両方において開口している。セルの内壁には、白金
(Pt)が酸化触媒として担持されている。白金以外に
も、例えばロジウム(Rh)、鉄(Fe)、バナジウム
(V)、金(Au)、銀(Ag)、銅(Cu)、セリウ
ム(Ce)、またはこれらの酸化物等を、酸化触媒とし
て用いることが可能である。
【0025】このような触媒担体22は、ケーシング1
8の大径部分における上流端側に収容されている。この
場合、触媒担体22の外周面とケーシング18の内周面
との間には、マット状の断熱材24が介在される。前記
断熱材24としては、例えばアルミナ繊維等のセラミッ
ク繊維を含んで形成されたものが使用される。
【0026】そして、ケーシング18内に収容された触
媒担体22には、上流側端面22aの側から排気ガスが
供給される。第1排気管16を経て供給されてくる排気
ガスは、まず、上流側端面22a側からセル内に流入す
る。次いで、この排気ガスは貫通孔25を通過して下流
側端面22bから流出する。これにより、排気ガス中に
含まれる有害物質が酸化され、無害のまたは比較的害の
少ない物質に転換される。その結果、排気ガス中におけ
る上記有害物質の含有量が低減されるようになってい
る。
【0027】続いて、ハニカムフィルタ23について詳
しく説明する。図2,図4に示されるように、このフィ
ルタ23は前記触媒担体21と同様に円柱状のハニカム
構造体となっている。即ち、ハニカムフィルタ23に
は、断面略正方形状をなす複数の貫通孔25がその軸線
方向に沿って規則的に形成されている。各貫通孔25は
内壁26によって互いに隔てられている。ただし、触媒
担体22とは異なり、ハニカムフィルタ23における各
貫通孔25は、いずれか一方の端面23a,23b側に
おいてのみ開口されている。言い換えると、いずれか一
方の端面23a,23b側において、前記各貫通孔25
は封止体27(ここでは多孔質炭化珪素焼結体からなる
小片)により封止されている。ハニカムフィルタ23に
おける多数のセルのうち、約半数のものは上流側端面2
3aにおいて開口し、残りのものは下流側端面23bに
おいて開口している。セルの内壁には、白金(Pt)が
触媒として担持されている。白金以外にも、例えばロジ
ウム(Rh)、鉄(Fe)、バナジウム(V)、金(A
u)、銀(Ag)、銅(Cu)、セリウム(Ce)、ま
たはこれらの酸化物等を、触媒として用いることが可能
である。
【0028】ハニカムフィルタ23としては、多孔質セ
ラミック焼結体を用いることが好適であり、ここでは珪
素を含む珪素系多孔質セラミック焼結体の一種である多
孔質炭化珪素焼結体を用いている。炭化珪素以外の多孔
質焼結体として、例えばコーディエライト、窒化珪素、
ムライト等の多孔質焼結体を選択することもできる。
【0029】また、ハニカムフィルタ23の軸線方向長
さは、触媒担体22の軸線方向長さよりもいくぶん長め
に設定されている。具体的にいうと、触媒担体22の軸
線方向長さは、50mm〜200mm程度、特には10
0mm〜150mm程度に設定されることがよい。一
方、ハニカムフィルタ23の軸線方向長さは100mm
〜400mm程度、特には200mm〜300mm程度
に設定されることがよい。触媒担体22よりもフィルタ
23のほうを長くしたのは、排気ガス中に含まれるPM
を捕集するために大きな面積を確保せんとしたことによ
る。なお、本実施形態のハニカムフィルタ23は、ディ
ーゼルエンジン12が出すPMを除去するものゆえ、デ
ィーゼルパティキュレートフィルタ(DPF)とも呼ば
れる。
【0030】このようなハニカムフィルタ23は、ケー
シング18の大径部分における下流端側に収容されてい
る。ハニカムフィルタ23の外周面とケーシング18の
内周面との間には、上述したマット状の断熱材24が介
在されている。
【0031】ケーシング18内に収容されたフィルタ2
3には、上流側端面23aの側から排気ガスが供給され
る。触媒担体22を経て供給されてくる排気ガスは、ま
ず、上流側端面23aにおいて開口するセル内に流入す
る。次いで、この排気ガスは内壁26を通過し、それに
隣接しているセル、即ち下流側端面23bにおいて開口
するセルの内部に到る。そして、排気ガスは、同セルの
開口を介してハニカムフィルタ23の下流側端面23b
から流出する。しかし、排気ガス中に含まれるPMは内
壁26を通過することができず、そこにトラップされて
しまう。その結果、浄化された排気ガスがハニカムフィ
ルタ23の下流側端面23bから排出される。浄化され
た排気ガスは、更に第2排気管17を通過した後、最終
的には大気へと放出される。
【0032】ここで、触媒担体22はハニカムフィルタ
23よりも排気ガス透過性に優れていることが望まし
い。その理由は、ハニカムフィルタ23よりも排気ガス
透過性に劣る触媒担体23をハニカムフィルタ23の上
流側に配設した場合、排気ガスの流通が妨げられ、圧力
損失の増大につながってしまうからである。なお、本実
施形態では、触媒担体22における各貫通孔25が非封
止状態であるのに対し、ハニカムフィルタ23における
各貫通孔25は封止状態になっている。この点におい
て、触媒担体22のほうがハニカムフィルタ23に比べ
て排気ガス透過性に優れたものとなっている。
【0033】図1,図2に示されるように、触媒担体2
2及びハニカムフィルタ23は、各々の軸線方向に沿っ
て互いに離間した状態で、ケーシング18内に収容され
ている。即ち、触媒担体22の下流側端面22bと、ハ
ニカムフィルタ23の上流側端面23aとの間には、あ
る程度のスペースが設けられている。ここで、触媒担体
22及びハニカムフィルタ23の離間距離は、30mm
〜200mm程度、特には50mm〜100mm程度で
あることが好ましい。前記離間距離をこのような好適範
囲内にて設定することにより、ハニカムフィルタ23の
燃焼効率・捕集効率の向上を図ることができるからであ
る。
【0034】つまり、触媒担体22とハニカムフィルタ
23との間の距離が短すぎると、その間の箇所に触媒担
体22を通過したPMが堆積しやすくなる。そのため、
排気ガスがハニカムフィルタ23を通過する際に抵抗を
受け、圧力損失が大きくなるからである。しかも、触媒
担体22とハニカムフィルタ23との間のスペースにフ
ィルタ加熱手段を収容することが困難になる。
【0035】逆に、触媒担体22とハニカムフィルタ2
3との間の距離が長すぎると、ハニカムフィルタ23内
に温度差ができやすく、着火温度にまで達しない部分が
できやすい。それに加え、触媒担体22及びフィルタ2
3を配置するためにケーシング18を大きくする必要性
が生じ、装置全体の大型化につながるおそれもあるから
である。
【0036】図1及び図2に示すように、本実施形態の
排気ガス浄化装置11は、フィルタ加熱手段としての電
熱ヒータ31(より具体的にはACヒータ)を備えてい
る。この電熱ヒータ31は、ハニカムフィルタ23と触
媒担体22との間にできるスペースに配設されている。
本実施形態の電熱ヒータ31は被覆電線を渦巻き状に巻
くことによって形成されている。従って、排気ガスは電
熱ヒータ31の上流側端面から下流側端面へと無理なく
通過することができる。被覆電線は、導電体からなるニ
クロム線のコアを、絶縁性に優れたマグネシア等からな
る鞘部で被覆した構造を有している。電熱ヒータ31の
上流側端面は触媒担体22の下流側端面22bと所定間
隔を隔てた状態で対向配置されており、電熱ヒータ31
の下流側端面はハニカムフィルタ23の上流側端面23
aと所定間隔を隔てた状態で対向配置されている。即
ち、本実施形態において電熱ヒータ31は、ハニカムフ
ィルタ23及び触媒担体22の双方から離間している。
【0037】電熱ヒータ31の両端部はケーシング18
の外周部を貫通してその外部に引き出されるとともに、
図示しないガラスチューブを介して図示しないコネクタ
に電気的に接続されている。このコネクタは、ハニカム
フィルタ23の再生動作を制御するコントロールユニッ
トU1のドライバ回路に電気的に接続されている。その
結果、コントロールユニットU1を介して、必要時には
外部電源B1から電力が供給される。そして、このよう
な通電により、電熱ヒータ31全体が発熱してその温度
が800〜900℃程度に上昇する。
【0038】図2に示されるように、本実施形態の排気
ガス浄化装置11は、さらに温度検出手段としての温度
センサ32を備えている。温度センサ32は、全体とし
て棒状であって、その先端に温度検出部32aを有して
いる。具体的にいうと、本実施形態の温度センサ32
は、シーズ熱電対にステンレス等からなる保護管を被覆
し、その先端から温度検出部32aを露出させた構造を
有する。温度検出器32の基端側は、ケーシング18の
外周部を貫通した状態でその外部に引き出されている。
この温度センサ32は、ケーシング18内かつ電気ヒー
タ31の近傍において、電気ヒータ31と接触しないよ
うな状態で配設されている。そして、この温度センサ3
2は、ケーシング18内の雰囲気温度(詳しくは電熱ヒ
ータ31付近を流れる排気ガスの温度)を検出する役割
を果たしている。換言すると、温度センサ32は電気ヒ
ータ31の温度を間接的に検出する。そして、電熱ヒー
タ31への通電量は、上記雰囲気温度の検出結果に基づ
いてフィードバック制御されるようになっている。
【0039】なお、温度検出部32aは、電熱ヒータ3
1の外周部ではなく極力中心部に近い位置に配置される
ことがよい。中心部に近いほど温度安定度が高いため、
検出結果におけるばらつきが小さくなるからである。
【0040】次に、上記のように構成された排気ガス浄
化装置11の作用について説明する。エンジン12をか
けて排気ガス浄化装置11に排気ガスを通じた場合、ハ
ニカムフィルタ23及び触媒担体22は、排気ガスその
ものの熱により加熱されるばかりでなく、電熱ヒータ3
1の熱によっても加熱される。しかも、ハニカムフィル
タ23の上流側には、多孔状熱反射材22aからなる触
媒担体22が配置されている。このような触媒担体22
はいわば電熱ヒータ31の熱を反射するリフレクタとし
て機能する。ゆえに、ハニカムフィルタ23は触媒担体
22の下流側端面22bにより反射される熱によっても
加熱される。また、排気ガスが触媒担体22を通過する
際、有害物質が酸化するとき発熱反応により排気ガス自
体の温度が上昇する。そして、このことによってもハニ
カムフィルタ23が加熱される。
【0041】従って、本実施形態によれば以下のような
効果を得ることができる。 (1)本実施形態の排気ガス浄化装置11では、ハニカ
ムフィルタ23と触媒担体22との間に電熱ヒータ31
を配設したことを特徴とする。従って、たとえエンジン
12の回転数が低い車両低速走行時であっても、排気ガ
ス及び電熱ヒータ12の熱を効率よく利用することがで
きる。このため、酸化触媒の活性化温度及びPMの酸化
温度を維持することができる。ゆえに、確実に排気ガス
の再生を行うことができる。
【0042】(2)本実施形態の排気ガス浄化装置11
では、触媒担体22はハニカムフィルタ23よりもガス
透過性に優れている。このため、触媒担体22をハニカ
ムフィルタ23の上流側に配設したとしても、排気ガス
の流通を殆ど妨げることがない。このため、圧力損失の
小さい排気ガス浄化装置11を実現することができる。
【0043】(3)本実施形態の排気ガス浄化装置11
では、多孔状熱反射材22aは珪素系多孔質セラミック
からなるハニカム構造体である。このため、熱反射性や
ガス透過性に優れるばかりでなく、機械的強度や耐熱性
にも優れている。
【0044】(4)フィルタ加熱手段と非接触状態で配
設された温度検出手段によって、その周辺の雰囲気温度
が検出される。即ち、フィルタ加熱手段の温度が間接的
に検出される。また、フィルタ加熱手段と温度検出手段
とは非接触状態であるため、両者の接触不良に起因する
検出精度の低下といった問題も起こらない。
【0045】(5)温度制御手段がケーシング内の雰囲
気温度を検出した結果に基づきフィルタ加熱手段の温度
制御を行うため、フィルタ加熱手段の部分毎の温度バラ
ツキに影響を受けにくい。つまり、正確な温度検出結果
に基づいて温度制御が行われることになり、温度制御の
信頼性が向上する。
【0046】なお、本発明の実施形態は以下のように変
更してもよい。 ・ 図5に示すように、あらかじめ作製しておいた複数
個の触媒担体小片C1,C2をセラミック質接着剤によ
り接着することにより、1つの大きな触媒担体41を構
成してもよい。より具体的に説明すると、触媒担体41
の中心部に、四角柱状をした触媒担体小片C1を複数個
配置する。各触媒担体小片C1の周囲に、四角柱状でな
い異型の触媒担体小片C2を複数個配置する。全体とし
てみると円柱状の触媒担体41を構成する。この構成に
すれば、加熱による温度勾配に起因する応力によってク
ラックが発生することが防止され、熱衝撃にも強くな
る。従って、触媒担体41を大型化した場合に特に有効
的である。
【0047】・ 図6に示すように、あらかじめ作製し
ておいた複数個のハニカムフィルタ小片F1,F2をセ
ラミック質接着剤により接着することにより、1つの大
きなハニカムフィルタ42を構成してもよい。より具体
的に説明すると、ハニカムフィルタ42の中心部に、四
角柱状をしたハニカムフィルタ小片F1を複数個配置す
る。各ハニカムフィルタ小片F1の周囲に、四角柱状で
ない異型のハニカムフィルタ小片F2を複数個配置す
る。全体としてみると円柱状のハニカムフィルタ41を
構成する。この構成にすれば、加熱による温度勾配に起
因する応力によってクラックが発生することが防止さ
れ、熱衝撃にも強くなる。従って、ハニカムフィルタ4
1を大型化した場合に特に有効的である。
【0048】・ 断熱材24は実施形態のようにセラミ
ック繊維を主材料とするものに限定されず、例えば金属
線材などを主材料とするものであってもよい。 ・ ハニカムフィルタ22に対して充分に高温の排気ガ
スが供給されるような場合には、断熱材10を省略する
ことも許容される。
【0049】・ 触媒担体22やフィルタ23は、ハニ
カム構造体であることのみに限定されず、ハニカム構造
を持たないもの(例えば単なる網目状を持つもの等)で
あってもよい。
【0050】・ 触媒担体22及びフィルタ23の形成
材料としてセラミック焼結体以外のもの、例えば金属や
合金を選択することもできる。 ・ 温度センサ32として、例えば、熱電対、サーミス
タ、抵抗温度計、半導体式温度センサ等を使用してもよ
い。
【0051】・ フィルタ加熱手段として、実施形態に
て示したACヒータに代え、DCヒータを用いてもよ
い。このほか、電気力を利用した加熱手段のみならず、
バーナー等のような電気力以外の力を利用した加熱手段
を用いてもよい。
【0052】次に、特許請求の範囲に記載された技術的
思想のほかに、前述した実施形態によって把握される技
術的思想をその効果とともに以下に列挙する。 (1) 請求項1〜6のいずれかにおいて、前記フィル
タ及び前記触媒担体の外周面には、セラミック繊維を主
原料とする断熱材が設けられていること。従って、この
技術的思想1に記載の発明によれば、フィルタや触媒担
体の外周部からケーシング側へ熱が逃げ出しにくくな
り、熱のロスが少なくなる。
【0053】(2) 請求項1〜5のいずれかにおい
て、前記フィルタは、多孔質セラミック焼結体からなる
複数のフィルタ小片の外周面同士をセラミック質接着剤
を用いて接着し、前記各フィルタ小片を一体化すること
により構成されていること。従って、この技術的思想2
に記載の発明によれば、全体の大型化を図ることができ
るとともに、その場合であっても、加熱温度勾配に起因
する応力によるクラックの発生が防止でき、熱衝撃にも
強くすることができる。
【0054】(3) 請求項1〜5のいずれかにおい
て、前記触媒担体は、多孔質セラミック焼結体からなる
複数の担体小片の外周面同士をセラミック質接着剤を用
いて接着し、前記各担体小片を一体化することにより構
成されていること。従って、この技術的思想3に記載の
発明によれば、全体の大型化を図ることができるととも
に、その場合であっても、加熱温度勾配に起因する応力
によるクラックの発生が防止でき、熱衝撃にも強くする
ことができる。
【0055】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1〜6に記
載の発明によれば、車両の低速走行時であっても確実に
排気ガスの再生を行うことができる排気ガス浄化装置を
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を具体化した排気ガス浄化装置を示す概
略図。
【図2】実施形態においてケーシング内に触媒担体、ハ
ニカムフィルタ及び電熱ヒータを収容した状態を示す断
面図。
【図3】実施形態の触媒担体の側面図。
【図4】実施形態のハニカムフィルタの側面図。
【図5】別例の触媒担体の側面図。
【図6】別例のハニカムフィルタの側面図。
【符号の説明】
11…排気ガス浄化装置、12…内燃機関としてのディ
ーゼルエンジン、16…排気流路を構成する第1排気
管、17…排気流路を構成する第2排気管、18…ケー
シング、22…触媒担体、22a…多孔状熱反射材とし
てのハニカム構造体、23…フィルタとしてのハニカム
フィルタ、31…フィルタ加熱手段としての電気ヒー
タ、32…温度検出手段としての温度センサ、33…温
度制御手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B01D 53/94 F01N 3/24 E F01N 3/24 F02D 45/00 314R F02D 45/00 314 360C 360 B01D 53/36 103C Fターム(参考) 3G084 AA01 BA24 DA10 EB12 FA27 3G090 AA03 BA04 CA01 CB12 DA13 DB07 EA02 3G091 AA02 AA18 AB02 AB13 AB14 BA04 BA07 BA17 BA22 CA04 FB01 GA06 GB17X 4D048 AA14 AB01 BA06X BA10X BA19Y BA23Y BA30X BA33Y BA34Y BA35Y BA36Y BA41Y BA45X BA46X BB02 BB14 CA01 CC52 CC63 CD05 CD08 DA01 DA02 DA03 DA06 DA20 4D058 JA32 JB06 JB22 MA42 PA14 SA08 TA06 UA01

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内燃機関の排気流路上に設けられたケーシ
    ングと、 そのケーシング内に収容され、内燃機関から排出される
    排気ガス中の粒子状物質を捕集するフィルタと、 前記ケーシング内において前記フィルタよりも上流側の
    位置に離間して配設された多孔状熱反射材に、酸化触媒
    を担持させてなる触媒担体と、 前記フィルタと前記触媒担体との間に配設されたフィル
    タ加熱手段とを備えることを特徴とする排気ガス浄化装
    置。
  2. 【請求項2】前記触媒担体は前記フィルタよりもガス透
    過性に優れていることを特徴とする請求項1に記載の排
    気ガス浄化装置。
  3. 【請求項3】前記多孔状熱反射材は、珪素系多孔質セラ
    ミックからなるハニカム構造体であることを特徴とする
    請求項1または2に記載の排気ガス浄化装置。
  4. 【請求項4】前記フィルタ加熱手段の近傍には、前記ケ
    ーシング内の雰囲気温度を検出するための温度検出手段
    が当該フィルタ加熱手段と非接触状態で配設されている
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載
    の排気ガス浄化装置。
  5. 【請求項5】前記ケーシング内の雰囲気温度を検出した
    結果に基づき、前記フィルタ加熱手段の温度制御を行う
    温度制御手段を備えたことを特徴とする請求項4項に記
    載の排気ガス浄化装置。
  6. 【請求項6】ディーゼルエンジンの排気流路上に設けら
    れたケーシングと、 そのケーシング内に収容され、ディーゼルエンジンから
    排出される排気ガス中の粒子状物質を捕集する多孔質炭
    化珪素製のハニカムフィルタと、 前記ケーシング内において前記ハニカムフィルタよりも
    上流側の位置に離間して配設されるとともに多孔質コー
    ディエライト製のハニカム構造体に、酸化触媒を担持さ
    せてなる触媒担体と、 前記ハニカムフィルタと前記触媒担体との間に配設され
    た電気ヒータと、 前記電気ヒータの近傍において当該電気ヒータと非接触
    状態で配設され、前記ケーシング内の雰囲気温度を検出
    する温度検出手段と、 前記ケーシング内の雰囲気温度を検出した結果に基づ
    き、前記電気ヒータの温度制御を行う温度制御手段とを
    備えることを特徴とする排気ガス浄化装置。
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