JP2003027533A - 雨水及び浴槽水再利用装置 - Google Patents
雨水及び浴槽水再利用装置Info
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A20/00—Water conservation; Efficient water supply; Efficient water use
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A20/00—Water conservation; Efficient water supply; Efficient water use
- Y02A20/108—Rainwater harvesting
Landscapes
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 他の用途に浴槽水を利用でき、かつ、貯水槽
内の再利用水が大量の雨水によって汚れるのを防止する
ことが可能となり、さらに浄化部や貯水槽のメンテナン
スを軽減ですることができる雨水及び浴槽水再利用装置
を提供する。 【解決手段】 送水手段によって供給された浴槽水を浄
化手段によって浄化して貯水すると共に、雨樋から雨水
分岐手段によって分流した雨水を浄化手段によって浄化
して貯水する貯水槽と、この貯水槽内の水を利用する装
置に供給するための供給手段とを備えた雨水及び浴槽水
再利用装置において、前記貯水槽の上方にはオーバーフ
ロー開口部が設けられると共に、このオーバーフロー開
口部より低い位置に設定された上限水位となると、雨水
及び浴槽水が前記浄化手段に供給されるのを禁止するこ
とを特徴とする。
内の再利用水が大量の雨水によって汚れるのを防止する
ことが可能となり、さらに浄化部や貯水槽のメンテナン
スを軽減ですることができる雨水及び浴槽水再利用装置
を提供する。 【解決手段】 送水手段によって供給された浴槽水を浄
化手段によって浄化して貯水すると共に、雨樋から雨水
分岐手段によって分流した雨水を浄化手段によって浄化
して貯水する貯水槽と、この貯水槽内の水を利用する装
置に供給するための供給手段とを備えた雨水及び浴槽水
再利用装置において、前記貯水槽の上方にはオーバーフ
ロー開口部が設けられると共に、このオーバーフロー開
口部より低い位置に設定された上限水位となると、雨水
及び浴槽水が前記浄化手段に供給されるのを禁止するこ
とを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、雨水や浴槽水を貯
水槽に貯水し、便器洗浄水、等の生活用水として有効に
利用し、節水することを目的とする雨水及び浴槽水再利
用装置に関するものである。
水槽に貯水し、便器洗浄水、等の生活用水として有効に
利用し、節水することを目的とする雨水及び浴槽水再利
用装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、浴槽水や雨水を貯水槽に貯水し、
ポンプや重力により便器等へ送水し生活用水として利用
することが行われている。例えば特開2001−140
289号には、浴槽水と雨水を貯水槽に導き、必要時に
ポンプで便器等へ送水する装置が開示されている。
ポンプや重力により便器等へ送水し生活用水として利用
することが行われている。例えば特開2001−140
289号には、浴槽水と雨水を貯水槽に導き、必要時に
ポンプで便器等へ送水する装置が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記特開20
01−140289号に記載されている内容では、浴槽
水や雨水を送水し、貯水槽が満水になった場合や最初か
ら貯水槽が満水であった場合でも、浴槽水や雨水が貯水
槽に送水し続けるため、結果的に貯水槽のオーバーフロ
ー開口部から浴槽水を無駄に捨てることになる。また、
屋根と雨樋を介して集水される雨水は、砂や落ち葉、等
を含んでいるため、必要以上に貯水槽へ供給すると貯水
槽内の再利用水が汚れてしまう。
01−140289号に記載されている内容では、浴槽
水や雨水を送水し、貯水槽が満水になった場合や最初か
ら貯水槽が満水であった場合でも、浴槽水や雨水が貯水
槽に送水し続けるため、結果的に貯水槽のオーバーフロ
ー開口部から浴槽水を無駄に捨てることになる。また、
屋根と雨樋を介して集水される雨水は、砂や落ち葉、等
を含んでいるため、必要以上に貯水槽へ供給すると貯水
槽内の再利用水が汚れてしまう。
【0004】さらに、浴槽水も人体由来の垢や有機物、
入浴剤、及び洗剤を含んでいるため、浴槽水及び雨水を
浄化する手段を設けた場合、この浄化部に必要以上に送
水されることのなると、そのメンテナンスの頻度が高く
なる。
入浴剤、及び洗剤を含んでいるため、浴槽水及び雨水を
浄化する手段を設けた場合、この浄化部に必要以上に送
水されることのなると、そのメンテナンスの頻度が高く
なる。
【0005】しかも、貯水槽のオーバーフロー管を下水
道に連接しているため、貯水槽が満水時、雨が降ると貯
水槽を経由して雨水が下水配管に流れることになる。下
水配管は一般的に生活排水を下水道施設に搬送するため
のものであり、雨水が多量に流入すると下水道施設の下
水処理能力が低下し、下水道施設から川、等へ放流され
る水質が悪化する。また、オーバーフロー管を雨水を流
すための雨水ますや側溝に連接した場合、貯水槽が満水
時、浴槽水を貯水槽に供給すると浴槽水が雨水ますや側
溝に流れることになるが、浴槽水を含む生活排水は下水
として下水道施設により処理したのち、放流しなければ
ならないため、貯水槽のオーバーフロー管は下水配管や
雨水ますには連接できなかった。
道に連接しているため、貯水槽が満水時、雨が降ると貯
水槽を経由して雨水が下水配管に流れることになる。下
水配管は一般的に生活排水を下水道施設に搬送するため
のものであり、雨水が多量に流入すると下水道施設の下
水処理能力が低下し、下水道施設から川、等へ放流され
る水質が悪化する。また、オーバーフロー管を雨水を流
すための雨水ますや側溝に連接した場合、貯水槽が満水
時、浴槽水を貯水槽に供給すると浴槽水が雨水ますや側
溝に流れることになるが、浴槽水を含む生活排水は下水
として下水道施設により処理したのち、放流しなければ
ならないため、貯水槽のオーバーフロー管は下水配管や
雨水ますには連接できなかった。
【0006】本発明は上記課題を解決するためになされ
たもので、他の用途に浴槽水を利用でき、かつ、貯水槽
内の再利用水が大量の雨水によって汚れるのを防止する
ことが可能となり、さらに浄化部や貯水槽のメンテナン
スを軽減ですることができる雨水及び浴槽水再利用装置
を提供するものである。
たもので、他の用途に浴槽水を利用でき、かつ、貯水槽
内の再利用水が大量の雨水によって汚れるのを防止する
ことが可能となり、さらに浄化部や貯水槽のメンテナン
スを軽減ですることができる雨水及び浴槽水再利用装置
を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段および作用・効果】上記課
題を解決するためになされた請求項1記載の発明は、送
水手段によって供給された浴槽水を浄化手段によって浄
化して貯水すると共に、雨樋から雨水分岐手段によって
分流した雨水を浄化手段によって浄化して貯水する貯水
槽と、この貯水槽内の水を利用する装置に供給するため
の供給手段とを備えた雨水及び浴槽水再利用装置におい
て、前記貯水槽の上方にはオーバーフロー開口部が設け
られると共に、このオーバーフロー開口部より低い位置
に設定された上限水位となると、雨水及び浴槽水が前記
浄化手段に供給されるのを禁止することを特徴とする。
題を解決するためになされた請求項1記載の発明は、送
水手段によって供給された浴槽水を浄化手段によって浄
化して貯水すると共に、雨樋から雨水分岐手段によって
分流した雨水を浄化手段によって浄化して貯水する貯水
槽と、この貯水槽内の水を利用する装置に供給するため
の供給手段とを備えた雨水及び浴槽水再利用装置におい
て、前記貯水槽の上方にはオーバーフロー開口部が設け
られると共に、このオーバーフロー開口部より低い位置
に設定された上限水位となると、雨水及び浴槽水が前記
浄化手段に供給されるのを禁止することを特徴とする。
【0008】本発明により、雨水や浴槽水で貯水槽が満
水になった場合や、既に満水であった場合、貯水槽が満
水であることを検知し、浴槽水を貯水槽に送水するのを
停止できるため、貯水槽が満水時には浴槽水を別な用途
に再利用でき、経済的にも環境的にも貢献できる。ま
た、満水時、貯水槽に雨水を供給するのを停止し、雨水
を貯水槽に供給しないため、雨水中の砂や落ち葉が貯水
槽に堆積、浮遊して、貯水槽内の再利用水が汚れるのを
防止できる。さらに、貯水槽の前段に配設した浄化部の
洗浄、メンテナンスを軽減できる。
水になった場合や、既に満水であった場合、貯水槽が満
水であることを検知し、浴槽水を貯水槽に送水するのを
停止できるため、貯水槽が満水時には浴槽水を別な用途
に再利用でき、経済的にも環境的にも貢献できる。ま
た、満水時、貯水槽に雨水を供給するのを停止し、雨水
を貯水槽に供給しないため、雨水中の砂や落ち葉が貯水
槽に堆積、浮遊して、貯水槽内の再利用水が汚れるのを
防止できる。さらに、貯水槽の前段に配設した浄化部の
洗浄、メンテナンスを軽減できる。
【0009】また、満水時、貯水槽に雨水や浴槽水を供
給、送水するのを停止できるため、オーバーフロー開口
部を下水配管や雨水ます、側溝に連接する必要がない。
さらに、満水位置より高い位置にオーバーフロー開口部
を配設しているため、貯水槽に雨水や浴槽水を供給、送
水するのを停止する手段が故障しても、貯水槽が不用意
な箇所から溢れることもない。
給、送水するのを停止できるため、オーバーフロー開口
部を下水配管や雨水ます、側溝に連接する必要がない。
さらに、満水位置より高い位置にオーバーフロー開口部
を配設しているため、貯水槽に雨水や浴槽水を供給、送
水するのを停止する手段が故障しても、貯水槽が不用意
な箇所から溢れることもない。
【0010】請求項2記載の発明は、前記上限水位とな
ると、前記雨水分岐手段から浄化手段へ向かう流路の先
端を直動式ボールタップによって閉止することにより、
雨水が浄化手段へ供給されることを禁止することを特徴
とする。
ると、前記雨水分岐手段から浄化手段へ向かう流路の先
端を直動式ボールタップによって閉止することにより、
雨水が浄化手段へ供給されることを禁止することを特徴
とする。
【0011】通常水の供給と停止を制御する手段である
フロートと開閉弁からなるボールタップは、一般的に上
水の補給、停止に使用されているため、水道水の水圧が
常時開閉弁にかかっている。つまり、弁が開状態から閉
状態になるのはフロートの動作に連動しているが、弁が
閉状態から開状態になる場合、水圧による力が働くた
め、フロートの動きと直接的には連動しないで、弁が開
状態になる。しかしながら、雨水を貯水槽へ供給し、貯
水槽の満水時の検知と満水時の供給停止動作をボールタ
ップで行う場合、ボールタップを上水で利用するのとは
異なり、雨水による水圧はほとんどかからない。また、
雨水中には砂、落ち葉、及び溶解性の無機物や有機物が
含まれているため、開閉弁に付着した場合、開閉弁の動
作を妨害する場合がある。
フロートと開閉弁からなるボールタップは、一般的に上
水の補給、停止に使用されているため、水道水の水圧が
常時開閉弁にかかっている。つまり、弁が開状態から閉
状態になるのはフロートの動作に連動しているが、弁が
閉状態から開状態になる場合、水圧による力が働くた
め、フロートの動きと直接的には連動しないで、弁が開
状態になる。しかしながら、雨水を貯水槽へ供給し、貯
水槽の満水時の検知と満水時の供給停止動作をボールタ
ップで行う場合、ボールタップを上水で利用するのとは
異なり、雨水による水圧はほとんどかからない。また、
雨水中には砂、落ち葉、及び溶解性の無機物や有機物が
含まれているため、開閉弁に付着した場合、開閉弁の動
作を妨害する場合がある。
【0012】本発明により、貯水槽が満水時、雨水が貯
水槽に流入するのを停止する手段が直動式ボールタップ
であるため、ボールタップの配設位置により、雨水の供
給圧がかからない状態やボールタップの開閉弁が雨水に
含まれる汚れ成分の付着により、開閉動作が阻害される
場合であっても、水位変化によるフロートの動きと弁の
開閉の動きが連動していることにより、貯水槽への雨水
の供給、停止を制御できる。
水槽に流入するのを停止する手段が直動式ボールタップ
であるため、ボールタップの配設位置により、雨水の供
給圧がかからない状態やボールタップの開閉弁が雨水に
含まれる汚れ成分の付着により、開閉動作が阻害される
場合であっても、水位変化によるフロートの動きと弁の
開閉の動きが連動していることにより、貯水槽への雨水
の供給、停止を制御できる。
【0013】請求項3記載の発明は、前記雨水分岐手段
にはろ過手段を備えたことを特徴とする。
にはろ過手段を備えたことを特徴とする。
【0014】屋根と雨樋を介して集水される雨水は、砂
や落ち葉、等を含んでいる。雨樋に配設した雨水分岐手
段より雨水を貯水槽に供給する場合、雨水に含まれる砂
や落ち葉、等が貯水槽に流入する。そのため、雨水中の
砂や落ち葉が貯水槽に堆積、浮遊して、貯水槽内の再利
用水が汚れる。
や落ち葉、等を含んでいる。雨樋に配設した雨水分岐手
段より雨水を貯水槽に供給する場合、雨水に含まれる砂
や落ち葉、等が貯水槽に流入する。そのため、雨水中の
砂や落ち葉が貯水槽に堆積、浮遊して、貯水槽内の再利
用水が汚れる。
【0015】本発明により、雨樋に配設された雨水分岐
手段がろ過手段を備えているため、雨水中の砂や落ち葉
が貯水槽に流入するのを防止できる。この結果、貯水槽
内の再利用水が汚れるのを防止できる。
手段がろ過手段を備えているため、雨水中の砂や落ち葉
が貯水槽に流入するのを防止できる。この結果、貯水槽
内の再利用水が汚れるのを防止できる。
【0016】請求項4記載の発明は、前記浄化手段が、
沈殿部と、ろ過部と、吸着部と、殺菌成分供給部から構
成されていることを特徴とする。
沈殿部と、ろ過部と、吸着部と、殺菌成分供給部から構
成されていることを特徴とする。
【0017】雨水や浴槽水には、沈降性の粒子成分、沈
降しにくい浮遊成分、溶解成分、及び細菌が含まれてい
る。
降しにくい浮遊成分、溶解成分、及び細菌が含まれてい
る。
【0018】本発明により、雨水や浴槽水中の沈降性粒
子成分は沈殿部で、浮遊成分はろ過部で、溶解成分は吸
着部で除去できる。さらに、殺菌成分供給部により細菌
の増殖を抑制できる。
子成分は沈殿部で、浮遊成分はろ過部で、溶解成分は吸
着部で除去できる。さらに、殺菌成分供給部により細菌
の増殖を抑制できる。
【0019】請求項5記載の発明は、前記浄化手段に
は、上流から沈殿部、ろ過部、吸着部、殺菌成分供給部
の順番に配置されていることを特徴とする。
は、上流から沈殿部、ろ過部、吸着部、殺菌成分供給部
の順番に配置されていることを特徴とする。
【0020】本発明により、第一に雨水や浴槽水中の沈
降性の粒子成分を沈殿部で除去できるため、ろ過部の目
詰まりや吸着部における粒子成分の堆積、付着を防止で
きる。第二に浮遊成分をろ過部で除去できるため、吸着
部における浮遊成分の付着を防止できる。第三に溶解成
分を吸着部で除去できるため、殺菌成分と溶解成分が反
応することで、殺菌成分が減少するのを防止できる。結
果、雨水や浴槽水中の汚れ成分を除去し、細菌の増殖を
防止した水を貯水槽に貯留することができる。
降性の粒子成分を沈殿部で除去できるため、ろ過部の目
詰まりや吸着部における粒子成分の堆積、付着を防止で
きる。第二に浮遊成分をろ過部で除去できるため、吸着
部における浮遊成分の付着を防止できる。第三に溶解成
分を吸着部で除去できるため、殺菌成分と溶解成分が反
応することで、殺菌成分が減少するのを防止できる。結
果、雨水や浴槽水中の汚れ成分を除去し、細菌の増殖を
防止した水を貯水槽に貯留することができる。
【0021】請求項6記載の発明は、前記殺菌成分供給
手段は殺菌性金属イオンを添加することを特徴とする。
手段は殺菌性金属イオンを添加することを特徴とする。
【0022】殺菌成分には、オゾン、次亜塩素酸、有機
系殺菌剤、等があるが、いずれも細菌に対して強力で即
効性がある反面、水の中の汚れ成分とも反応する。その
ため、残留性が低く、本システムのような貯水槽に再利
用水を貯水し、便器等の再利用先で再利用水を使用する
システムには適さない。残留性が低い殺菌成分を貯水槽
の再利用水に添加した場合、一時的な細菌の増殖は抑制
できるが、時間が経過すると、または再利用水の送水先
において細菌の増殖を抑制できない。殺菌性金属イオン
である銀、銅、および亜塩のイオンは、オゾンや次亜塩
素酸と比較すると残留性が高い殺菌成分である。
系殺菌剤、等があるが、いずれも細菌に対して強力で即
効性がある反面、水の中の汚れ成分とも反応する。その
ため、残留性が低く、本システムのような貯水槽に再利
用水を貯水し、便器等の再利用先で再利用水を使用する
システムには適さない。残留性が低い殺菌成分を貯水槽
の再利用水に添加した場合、一時的な細菌の増殖は抑制
できるが、時間が経過すると、または再利用水の送水先
において細菌の増殖を抑制できない。殺菌性金属イオン
である銀、銅、および亜塩のイオンは、オゾンや次亜塩
素酸と比較すると残留性が高い殺菌成分である。
【0023】本発明により、貯水槽内の再利用水に殺菌
性金属イオンを添加できることから、貯水槽内の再利用
水と貯水槽、再利用水を利用する便器、等の供給先装
置、及び前記間の配管、等の再利用水が接液する壁面で
の細菌増殖を防止できる。結果、再利用水の水質悪化や
臭気発生の抑制ができ、かつ、再利用水の接液面での細
菌増殖によるぬめり発生抑制ができる。
性金属イオンを添加できることから、貯水槽内の再利用
水と貯水槽、再利用水を利用する便器、等の供給先装
置、及び前記間の配管、等の再利用水が接液する壁面で
の細菌増殖を防止できる。結果、再利用水の水質悪化や
臭気発生の抑制ができ、かつ、再利用水の接液面での細
菌増殖によるぬめり発生抑制ができる。
【0024】請求項7記載の発明は、前記殺菌性金属イ
オンが銀イオンであることを特徴とする。
オンが銀イオンであることを特徴とする。
【0025】殺菌性金属イオンである銀、銅、及び亜塩
イオンのうち銀イオンは、銅や亜鉛イオンと比較して低
濃度で細菌の増殖防止効果がある。銅や亜鉛イオンの場
合、細菌の増殖抑制には数ppmの濃度が必要であるの
に対して、銀イオンは数ppbから100ppb程度で
抑制効果がある。
イオンのうち銀イオンは、銅や亜鉛イオンと比較して低
濃度で細菌の増殖防止効果がある。銅や亜鉛イオンの場
合、細菌の増殖抑制には数ppmの濃度が必要であるの
に対して、銀イオンは数ppbから100ppb程度で
抑制効果がある。
【0026】本発明により、殺菌性金属イオン供給手段
である殺菌性金属イオン溶出材量が少量で済むため、メ
ンテナンス頻度が低く、経済的、さらに小型化が可能と
なる。
である殺菌性金属イオン溶出材量が少量で済むため、メ
ンテナンス頻度が低く、経済的、さらに小型化が可能と
なる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を、図
面により説明する。図1は、本発明の第1の実施例の概
略図である。1は浴槽、3は浴槽水を貯水槽に送水する
送水手段、5は貯水槽内の水を利用する供給先装置に供
給するための供給手段、7は供給先装置の便器、9は雨
水を雨樋から貯水槽に供給するための雨水分岐管、11
は雨水と浴槽水を貯水する貯水槽である。次に水の流れ
を説明する。浴槽1の浴槽水は送水手段3により浄化手
段15を通過して貯水槽11に送水される。また、雨水
は雨樋に配設された雨水分岐管9より分岐され、浄化手
段15を通過して貯水槽11に供給される。貯水槽11
に貯水された再利用水は再利用水供給手段5により、供
給先装置の一つである便器7に送水される。
面により説明する。図1は、本発明の第1の実施例の概
略図である。1は浴槽、3は浴槽水を貯水槽に送水する
送水手段、5は貯水槽内の水を利用する供給先装置に供
給するための供給手段、7は供給先装置の便器、9は雨
水を雨樋から貯水槽に供給するための雨水分岐管、11
は雨水と浴槽水を貯水する貯水槽である。次に水の流れ
を説明する。浴槽1の浴槽水は送水手段3により浄化手
段15を通過して貯水槽11に送水される。また、雨水
は雨樋に配設された雨水分岐管9より分岐され、浄化手
段15を通過して貯水槽11に供給される。貯水槽11
に貯水された再利用水は再利用水供給手段5により、供
給先装置の一つである便器7に送水される。
【0028】図2は、本発明の第2の実施例の概略図で
ある。1は浴槽、13は浴槽水を貯水槽に送水する送水
手段と貯水槽内の水を利用する供給先装置に供給するた
めの供給手段を兼ねた送水・供給手段、7は供給先装置
の便器、9は雨水を雨樋から貯水槽に供給するための雨
水分岐管、11は雨水と浴槽水を貯水する貯水槽であ
る。次に水の流れを説明する。浴槽1の浴槽水は送水・
供給手段13により浄化手段15を通過して貯水槽11
に送水される。また、雨水は雨樋に配設された雨水分岐
管9より分岐され浄化手段15を通過して貯水槽11に
供給される。貯水槽11に貯水された再利用水は送水・
供給手段13により、便器7に送水される。
ある。1は浴槽、13は浴槽水を貯水槽に送水する送水
手段と貯水槽内の水を利用する供給先装置に供給するた
めの供給手段を兼ねた送水・供給手段、7は供給先装置
の便器、9は雨水を雨樋から貯水槽に供給するための雨
水分岐管、11は雨水と浴槽水を貯水する貯水槽であ
る。次に水の流れを説明する。浴槽1の浴槽水は送水・
供給手段13により浄化手段15を通過して貯水槽11
に送水される。また、雨水は雨樋に配設された雨水分岐
管9より分岐され浄化手段15を通過して貯水槽11に
供給される。貯水槽11に貯水された再利用水は送水・
供給手段13により、便器7に送水される。
【0029】浴槽1から浴槽水を取り出す方法として
は、浴槽の排水口や給湯機用バスアダプタと給湯機間の
配管から分岐する方法や、新規に浴槽壁や浴槽底面に取
り出し口を設ける方法がある。再利用水を利用する供給
先装置7としては、大便器、小便器、散水や洗車用の水
栓、洗濯機用水栓、及びディスポーザーがある。雨水分
岐管9は雨樋に配設し、自然落下で貯水槽11に雨水が
流入する位置に設置するのが望ましい。また、雨水は屋
根や雨樋を経由し、雨水分岐管9に流入するため、砂や
落ち葉を除去するろ過手段を雨水分岐管9が備えている
のが望ましい。ろ過手段としては、粒状のろ過材やメッ
シュフィルターがある。送水手段3と供給手段5は図2
に示した実施例のように一体化し、送水・供給手段13
とすることも可能である。
は、浴槽の排水口や給湯機用バスアダプタと給湯機間の
配管から分岐する方法や、新規に浴槽壁や浴槽底面に取
り出し口を設ける方法がある。再利用水を利用する供給
先装置7としては、大便器、小便器、散水や洗車用の水
栓、洗濯機用水栓、及びディスポーザーがある。雨水分
岐管9は雨樋に配設し、自然落下で貯水槽11に雨水が
流入する位置に設置するのが望ましい。また、雨水は屋
根や雨樋を経由し、雨水分岐管9に流入するため、砂や
落ち葉を除去するろ過手段を雨水分岐管9が備えている
のが望ましい。ろ過手段としては、粒状のろ過材やメッ
シュフィルターがある。送水手段3と供給手段5は図2
に示した実施例のように一体化し、送水・供給手段13
とすることも可能である。
【0030】図3は浄化手段15を貯水槽11の外部の
給水口側に配設した場合、図4は浄化手段を雨水用浄化
手段15aと浴槽水用浄化手段15bとに分けて貯水槽
11の内部に配設した場合の貯水槽11の実施例3、4
の概略図である。いずれも、雨水や浴槽水は浄化手段1
5により、浄化処理され貯水槽11に貯水される。ま
た、浴槽水側の浄化手段15aは、送水手段3または送
水・供給手段13と一体とすることも可能である。
給水口側に配設した場合、図4は浄化手段を雨水用浄化
手段15aと浴槽水用浄化手段15bとに分けて貯水槽
11の内部に配設した場合の貯水槽11の実施例3、4
の概略図である。いずれも、雨水や浴槽水は浄化手段1
5により、浄化処理され貯水槽11に貯水される。ま
た、浴槽水側の浄化手段15aは、送水手段3または送
水・供給手段13と一体とすることも可能である。
【0031】図5はろ過手段を備えた雨水分岐管9の第
1の実施例である。雨樋17に配設された雨水分岐管9
の雨水流入部19に雨水が流れ込み、ろ過手段であるメ
ッシュフィルタ21により、砂や落ち葉、等が除去され
た雨水が、雨水分岐管9の貯水槽接続部へ連接する雨水
吐出部23から吐出する。ろ過されなかった雨水は雨水
分岐管の排水部25から雨樋17を経由して側溝や雨水
ますへ排水される。雨水分岐管9のメッシュフィルタ2
1は長期間使用すると目詰まりするため、メッシュフィ
ルタ21、または雨水分岐管9は取り外し可能な構造と
するのが望ましい。
1の実施例である。雨樋17に配設された雨水分岐管9
の雨水流入部19に雨水が流れ込み、ろ過手段であるメ
ッシュフィルタ21により、砂や落ち葉、等が除去され
た雨水が、雨水分岐管9の貯水槽接続部へ連接する雨水
吐出部23から吐出する。ろ過されなかった雨水は雨水
分岐管の排水部25から雨樋17を経由して側溝や雨水
ますへ排水される。雨水分岐管9のメッシュフィルタ2
1は長期間使用すると目詰まりするため、メッシュフィ
ルタ21、または雨水分岐管9は取り外し可能な構造と
するのが望ましい。
【0032】図6はろ過手段を備えた雨水分岐管9の第
2の実施例である。雨樋17に配設された雨水分岐管9
の雨水流入部19に雨水が流れ込み、ろ過手段であるメ
ッシュフィルタ21により、砂や落ち葉、等が除去され
た雨水が、雨水分岐管9の貯水槽接続部へ連接する雨水
吐出部23から吐出する。ろ過されなかった雨水は雨水
分岐管の排水部25から雨樋17を経由して側溝や雨水
ますへ排水される。雨水分岐管9にはメッシュフィルタ
21をメンテナンスする点検口27を配設するか、雨水
分岐管9が雨樋から取り外し可能な構造とするのが望ま
しい。
2の実施例である。雨樋17に配設された雨水分岐管9
の雨水流入部19に雨水が流れ込み、ろ過手段であるメ
ッシュフィルタ21により、砂や落ち葉、等が除去され
た雨水が、雨水分岐管9の貯水槽接続部へ連接する雨水
吐出部23から吐出する。ろ過されなかった雨水は雨水
分岐管の排水部25から雨樋17を経由して側溝や雨水
ますへ排水される。雨水分岐管9にはメッシュフィルタ
21をメンテナンスする点検口27を配設するか、雨水
分岐管9が雨樋から取り外し可能な構造とするのが望ま
しい。
【0033】実施例では、雨水分岐管9は雨樋に配設し
たが、雨樋17を貯水槽11に引き込み、貯水槽内や貯
水槽に接して雨水分岐管9を配設することも可能であ
る。
たが、雨樋17を貯水槽11に引き込み、貯水槽内や貯
水槽に接して雨水分岐管9を配設することも可能であ
る。
【0034】図7は貯水槽11の実施例である。貯水槽
11には雨水分岐管9から雨水を取り込む雨水取り込み
口29と、浴槽水を送水・供給手段13により貯水槽1
1に取り込む浴槽水取り込み口31と、貯水槽11の再
利用水を送水手段13により便器7へ送水する再利用水
吐出口33と、貯水槽11の再利用水を排水するための
排水口35と、貯水槽11へ上水を補給するための上水
接続口37と、貯水槽内の水位が最低水位39になった
ことを検知し、上水を補給する上水補給手段であるボー
ルタップ41が配設されている。また、貯水槽11内に
は、雨水や浴槽水を浄化する浄化手段である沈殿部4
3、ろ過部45、吸着部47、及び殺菌成分供給部49
が配設され、浄化処理された水が貯水槽11に貯留され
る構造になっている。さらに、貯水槽内の再利用水の水
位が満水位置51であることを検知し、雨水を供給する
ことを停止するための手段である直動式ボールタップ5
3と、満水であることを検知し、送水手段3や送水・供
給手段13の制御部へ信号を送ることで、浴槽水の送水
を停止するための満水検知手段である水位センサ55が
配設されている。貯水槽11の側面には、満水位置51
より高い位置にオーバーフロー開口部57が配設されて
いる。
11には雨水分岐管9から雨水を取り込む雨水取り込み
口29と、浴槽水を送水・供給手段13により貯水槽1
1に取り込む浴槽水取り込み口31と、貯水槽11の再
利用水を送水手段13により便器7へ送水する再利用水
吐出口33と、貯水槽11の再利用水を排水するための
排水口35と、貯水槽11へ上水を補給するための上水
接続口37と、貯水槽内の水位が最低水位39になった
ことを検知し、上水を補給する上水補給手段であるボー
ルタップ41が配設されている。また、貯水槽11内に
は、雨水や浴槽水を浄化する浄化手段である沈殿部4
3、ろ過部45、吸着部47、及び殺菌成分供給部49
が配設され、浄化処理された水が貯水槽11に貯留され
る構造になっている。さらに、貯水槽内の再利用水の水
位が満水位置51であることを検知し、雨水を供給する
ことを停止するための手段である直動式ボールタップ5
3と、満水であることを検知し、送水手段3や送水・供
給手段13の制御部へ信号を送ることで、浴槽水の送水
を停止するための満水検知手段である水位センサ55が
配設されている。貯水槽11の側面には、満水位置51
より高い位置にオーバーフロー開口部57が配設されて
いる。
【0035】雨水分岐管9より分岐された雨水は、貯水
槽11の雨水取り込み口29より、貯水槽内の浄化手段
である沈殿部43で沈降成分が除去される。さらに沈降
成分が除去された雨水は、ろ過部45でろ過成分を除
去、吸着部47で吸着成分を除去した後、殺菌成分供給
部49で殺菌性金属イオンである銀イオンが添加され、
貯水槽11に貯水される。また、浴槽水は送水・供給手
段13により、貯水槽11の浴槽水取り込み口31から
貯水槽内の浄化手段に送水され、雨水と同様に浄化処理
された後、銀イオンを添加し、貯水槽11に貯水され
る。貯水槽内の再利用水は、再利用水吐出口33より吐
出し、送水・供給手段13により、再利用水供給先であ
る便器7、等へ供給される。また、貯水槽内の水位が満
水位置51に達している場合は、水位を検知し、かつ雨
水の供給、停止機能を備えた直動式ボールタップ53に
より、雨水の浄化手段15への供給を停止する。同様に
貯水槽内の水位が満水位置51に達している場合は、水
位センサ55により検知し、送水・供給手段13による
浴槽水の浄化手段15への送水を停止する。貯水槽の水
位が最低水位39に達した場合は、上水補給手段である
ボールタップ41により、上水が貯水槽11に補給され
る。貯水槽11の洗浄やメンテナンス時には、排水口3
5から貯水槽内の再利用水を排水することが可能であ
る。
槽11の雨水取り込み口29より、貯水槽内の浄化手段
である沈殿部43で沈降成分が除去される。さらに沈降
成分が除去された雨水は、ろ過部45でろ過成分を除
去、吸着部47で吸着成分を除去した後、殺菌成分供給
部49で殺菌性金属イオンである銀イオンが添加され、
貯水槽11に貯水される。また、浴槽水は送水・供給手
段13により、貯水槽11の浴槽水取り込み口31から
貯水槽内の浄化手段に送水され、雨水と同様に浄化処理
された後、銀イオンを添加し、貯水槽11に貯水され
る。貯水槽内の再利用水は、再利用水吐出口33より吐
出し、送水・供給手段13により、再利用水供給先であ
る便器7、等へ供給される。また、貯水槽内の水位が満
水位置51に達している場合は、水位を検知し、かつ雨
水の供給、停止機能を備えた直動式ボールタップ53に
より、雨水の浄化手段15への供給を停止する。同様に
貯水槽内の水位が満水位置51に達している場合は、水
位センサ55により検知し、送水・供給手段13による
浴槽水の浄化手段15への送水を停止する。貯水槽の水
位が最低水位39に達した場合は、上水補給手段である
ボールタップ41により、上水が貯水槽11に補給され
る。貯水槽11の洗浄やメンテナンス時には、排水口3
5から貯水槽内の再利用水を排水することが可能であ
る。
【0036】満水位置51より高い位置に配設されたオ
ーバーフロー開口部57は、満水位置51より高い位置
に配設されているため、通常は貯水槽内の再利用水はオ
ーバーフローしない。しかし、雨水や浴槽水を浄化手段
15へ供給するのを停止する、直動式ボールタップ53
や水位センサ55と送水・供給手段13が故障し、浄化
手段15への雨水や浴槽水の供給が停止しない場合、オ
ーバーフロー開口部57から再利用水がオーバーフロー
する。そのため、貯水槽11の水位がオーバーフロー開
口部57より高くなることはないため、上水補給手段で
あるボールタップ41の上水吐水口59が再利用水によ
り浸漬することはない
ーバーフロー開口部57は、満水位置51より高い位置
に配設されているため、通常は貯水槽内の再利用水はオ
ーバーフローしない。しかし、雨水や浴槽水を浄化手段
15へ供給するのを停止する、直動式ボールタップ53
や水位センサ55と送水・供給手段13が故障し、浄化
手段15への雨水や浴槽水の供給が停止しない場合、オ
ーバーフロー開口部57から再利用水がオーバーフロー
する。そのため、貯水槽11の水位がオーバーフロー開
口部57より高くなることはないため、上水補給手段で
あるボールタップ41の上水吐水口59が再利用水によ
り浸漬することはない
【0037】また、前記故障時には、オーバーフロー開
口部57からは貯水槽内の雨水と浴槽水が混ざった再利
用水がオーバーフローするため、下水配管や雨水ます、
側溝に連接しない。さらに、オーバーフロー開口部57
は、貯水槽11側面に配設されているため、虫や小動
物、等の貯水槽内への進入防止手段として、メッシュ、
等を配設する構造が望ましい。
口部57からは貯水槽内の雨水と浴槽水が混ざった再利
用水がオーバーフローするため、下水配管や雨水ます、
側溝に連接しない。さらに、オーバーフロー開口部57
は、貯水槽11側面に配設されているため、虫や小動
物、等の貯水槽内への進入防止手段として、メッシュ、
等を配設する構造が望ましい。
【0038】図8は貯水槽内に浄化手段15を配設した
場合の浄化手段15の実施例である。雨水分岐管9のろ
過手段であるメッシュフィルターにより、葉や砂、等の
大きな汚れ成分が除去された雨水は、貯水槽11の雨水
取り込み口29、直動式ボールタップ53を経由し、第
一に浄化手段15の沈殿部43で水より比重の重い沈降
成分が沈殿除去される。第二にメッシュや粒状ろ材を配
設したろ過部45で沈降しない固形分をろ過除去する。
第三に溶解している有機物、等を吸着除去する活性炭や
ゼオライト、等を配設した吸着部47で吸着除去する。
第四に殺菌成分供給部49で銀イオンを添加し、貯水槽
11で貯水する。殺菌成分供給部49は、殺菌性金属イ
オンを溶出する抗菌活性炭や抗菌ゼオライト、等の抗菌
材を配設する方法と殺菌性金属を電極とし、通電するこ
とにより殺菌性金属イオンを溶出する電解槽を配設する
方法がある。殺菌性金属イオンである銀イオンは、銅や
亜鉛イオンと比較すると低濃度で水中の細菌増殖防止効
果があり、かつ、再利用水が接する貯水槽内壁、送水手
段の接水部、供給先装置である便器7の接水部、及び前
記間の配管の内壁に吸着することにより、接水部での細
菌増殖防止効果がある。浄化手段15で浄化処理された
雨水は貯水槽11で貯留される。また、浴槽水は送水手
段13、貯水槽11の浴槽水取り込み口31を経由して
浄化手段15に供給され、雨水と同様に浄化処理され
る。
場合の浄化手段15の実施例である。雨水分岐管9のろ
過手段であるメッシュフィルターにより、葉や砂、等の
大きな汚れ成分が除去された雨水は、貯水槽11の雨水
取り込み口29、直動式ボールタップ53を経由し、第
一に浄化手段15の沈殿部43で水より比重の重い沈降
成分が沈殿除去される。第二にメッシュや粒状ろ材を配
設したろ過部45で沈降しない固形分をろ過除去する。
第三に溶解している有機物、等を吸着除去する活性炭や
ゼオライト、等を配設した吸着部47で吸着除去する。
第四に殺菌成分供給部49で銀イオンを添加し、貯水槽
11で貯水する。殺菌成分供給部49は、殺菌性金属イ
オンを溶出する抗菌活性炭や抗菌ゼオライト、等の抗菌
材を配設する方法と殺菌性金属を電極とし、通電するこ
とにより殺菌性金属イオンを溶出する電解槽を配設する
方法がある。殺菌性金属イオンである銀イオンは、銅や
亜鉛イオンと比較すると低濃度で水中の細菌増殖防止効
果があり、かつ、再利用水が接する貯水槽内壁、送水手
段の接水部、供給先装置である便器7の接水部、及び前
記間の配管の内壁に吸着することにより、接水部での細
菌増殖防止効果がある。浄化手段15で浄化処理された
雨水は貯水槽11で貯留される。また、浴槽水は送水手
段13、貯水槽11の浴槽水取り込み口31を経由して
浄化手段15に供給され、雨水と同様に浄化処理され
る。
【0039】浄化手段内の沈殿部43、ろ過部45、吸
着部47、及び殺菌成分供給部49の配置は、雨水や浴
槽水の供給部から、沈殿部43、ろ過部45、吸着部4
7、殺菌成分供給部49の配置が望ましい。第一に沈殿
部45を配設することにより、ろ過部45、吸着部4
7、及び殺菌成分供給部49に沈降成分が堆積、もしく
は付着するのを防止することが可能となり、ろ過部4
5、吸着部47、及び殺菌成分供給部49のメンテナン
スを軽減できる。第二にろ過部45を配設することによ
り、吸着部47と殺菌成分供給部49に沈降しない固形
分の付着防止が可能となり、吸着部47と殺菌成分供給
部49のメンテナンスを軽減できる。最後に、殺菌成分
供給部49を配設することにより、沈殿部43、ろ過部
45、及び吸着部47で浄化処理された雨水や浴槽水に
銀イオンを添加できる。銀イオンは雨水や浴槽水に含ま
れる細菌以外の汚れ成分である沈殿成分、ろ過成分、及
び溶解成分、等と反応し、細菌増殖防止効果が低減する
が、浄化手段15の最後に殺菌成分供給部49を配設す
ることにより、より高い細菌増殖防止効果が得られる。
着部47、及び殺菌成分供給部49の配置は、雨水や浴
槽水の供給部から、沈殿部43、ろ過部45、吸着部4
7、殺菌成分供給部49の配置が望ましい。第一に沈殿
部45を配設することにより、ろ過部45、吸着部4
7、及び殺菌成分供給部49に沈降成分が堆積、もしく
は付着するのを防止することが可能となり、ろ過部4
5、吸着部47、及び殺菌成分供給部49のメンテナン
スを軽減できる。第二にろ過部45を配設することによ
り、吸着部47と殺菌成分供給部49に沈降しない固形
分の付着防止が可能となり、吸着部47と殺菌成分供給
部49のメンテナンスを軽減できる。最後に、殺菌成分
供給部49を配設することにより、沈殿部43、ろ過部
45、及び吸着部47で浄化処理された雨水や浴槽水に
銀イオンを添加できる。銀イオンは雨水や浴槽水に含ま
れる細菌以外の汚れ成分である沈殿成分、ろ過成分、及
び溶解成分、等と反応し、細菌増殖防止効果が低減する
が、浄化手段15の最後に殺菌成分供給部49を配設す
ることにより、より高い細菌増殖防止効果が得られる。
【0040】図9に浄化処理の有無による銀イオン残留
量の経時変化を示した。雨水や浴槽水を浄化処理しない
で銀イオンを添加した場合、急激に銀イオンが減少する
のに対して、浄化処理した後、銀イオンを添加した場合
はゆるやかに銀イオンが減少する。つまり、浄化処理し
た雨水や浴槽水に銀イオンを添加する方が銀イオンの残
留量が多いため、より長時間にわたり、高い細菌増殖防
止効果がある。
量の経時変化を示した。雨水や浴槽水を浄化処理しない
で銀イオンを添加した場合、急激に銀イオンが減少する
のに対して、浄化処理した後、銀イオンを添加した場合
はゆるやかに銀イオンが減少する。つまり、浄化処理し
た雨水や浴槽水に銀イオンを添加する方が銀イオンの残
留量が多いため、より長時間にわたり、高い細菌増殖防
止効果がある。
【0041】図10に一般的に用いられる間接式ボール
タップ61の概略図を示した。また、図11に本発明に
用いて雨水を浄化手段15に供給し、貯水槽11が満水
時、雨水の供給を停止する直動式ボールタップ53の概
略図を示した。間接式ボールタップ61は貯水槽11の
水位に連動して上下するフロート63の動きにより、止
水弁65が左右に動くことで弁の開閉が行われ、止水と
吐水を制御する。止水弁65は直接フロート63の可動
部66とは連接されていないため、フロートが下方に動
き、吐水状態になった場合、止水弁65は水圧により図
面上は左方向へ動くことで吐水状態となる。しかし、こ
の方式の間接式ボールタップは水圧がかかることで、止
水弁65が開状態となるため、水圧が低い場合は、フロ
ート63が下方に動き、可動部66が左方向に動いて
も、連接されていない止水弁65は左方向に動かない。
つまり、止水弁65が開状態にはならない。また、上水
と比較して汚れ成分を多く含んだ雨水の場合、止水弁6
5とボールタップ内吐水部67に汚れ成分が付着し、止
水弁65とボールタップ内吐水部67が閉状態で固着す
る場合があり、フロート63が下に動き、止水弁65が
開状態になった場合でも、吐水状態にならない。
タップ61の概略図を示した。また、図11に本発明に
用いて雨水を浄化手段15に供給し、貯水槽11が満水
時、雨水の供給を停止する直動式ボールタップ53の概
略図を示した。間接式ボールタップ61は貯水槽11の
水位に連動して上下するフロート63の動きにより、止
水弁65が左右に動くことで弁の開閉が行われ、止水と
吐水を制御する。止水弁65は直接フロート63の可動
部66とは連接されていないため、フロートが下方に動
き、吐水状態になった場合、止水弁65は水圧により図
面上は左方向へ動くことで吐水状態となる。しかし、こ
の方式の間接式ボールタップは水圧がかかることで、止
水弁65が開状態となるため、水圧が低い場合は、フロ
ート63が下方に動き、可動部66が左方向に動いて
も、連接されていない止水弁65は左方向に動かない。
つまり、止水弁65が開状態にはならない。また、上水
と比較して汚れ成分を多く含んだ雨水の場合、止水弁6
5とボールタップ内吐水部67に汚れ成分が付着し、止
水弁65とボールタップ内吐水部67が閉状態で固着す
る場合があり、フロート63が下に動き、止水弁65が
開状態になった場合でも、吐水状態にならない。
【0042】図10に示した間接式ボールタップ61に
対して図11の直動式ボールタップ53は、貯水槽の水
位に連動して上下するフロート63と止水弁65が連接
されている。そのため、貯水槽の水位が低くなり、フロ
ート63が下がり、直動式ボールタップ53が吐水状態
になった場合、止水弁65はフロート63の動きに連動
して左方向へ動く。結果、吐水状態となり、雨水が浄化
手段15に供給される。雨水分岐管9から貯水槽11の
雨水取り込み口29を経由して直動式ボールタップ53
へ供給される雨水の水圧は、降雨量や雨樋の配置や雨樋
からの分岐位置に依存するため、水圧が低い場合が多
い。また、上水と比較して汚れ成分を多く含んだ雨水の
場合、止水弁65とボールタップ内吐水部67に汚れ成
分が付着し、止水弁65とボールタップ内吐水部67が
閉状態で固着する場合があり、フロート63が下に動
き、止水弁65が開状態になった場合でも、吐水状態に
ならない。しかし、直動式ボールタップ53を配設する
ことにより、貯水槽11の水位が低い場合は、フロート
63の動きに連動し、止水弁65が開状態になるため、
雨水の供給水圧が低い場合や止水弁65が固着した場合
でも、強制的に止水弁65は開方向に動く。結果、雨水
は浄化手段15に供給される。
対して図11の直動式ボールタップ53は、貯水槽の水
位に連動して上下するフロート63と止水弁65が連接
されている。そのため、貯水槽の水位が低くなり、フロ
ート63が下がり、直動式ボールタップ53が吐水状態
になった場合、止水弁65はフロート63の動きに連動
して左方向へ動く。結果、吐水状態となり、雨水が浄化
手段15に供給される。雨水分岐管9から貯水槽11の
雨水取り込み口29を経由して直動式ボールタップ53
へ供給される雨水の水圧は、降雨量や雨樋の配置や雨樋
からの分岐位置に依存するため、水圧が低い場合が多
い。また、上水と比較して汚れ成分を多く含んだ雨水の
場合、止水弁65とボールタップ内吐水部67に汚れ成
分が付着し、止水弁65とボールタップ内吐水部67が
閉状態で固着する場合があり、フロート63が下に動
き、止水弁65が開状態になった場合でも、吐水状態に
ならない。しかし、直動式ボールタップ53を配設する
ことにより、貯水槽11の水位が低い場合は、フロート
63の動きに連動し、止水弁65が開状態になるため、
雨水の供給水圧が低い場合や止水弁65が固着した場合
でも、強制的に止水弁65は開方向に動く。結果、雨水
は浄化手段15に供給される。
【0043】図12に浴槽から浴槽水を貯水槽11に送
水する送水手段3の実施例の概略を示した。送水手段内
には浴槽水を送水する送水ポンプ69と送水ポンプ69
のON/OFFを制御する送水制御部71が配設されて
いる。送水制御部71は貯水槽内の水位を検知する水位
センサ53と使用者が浴槽水の貯水槽11への送水を制
御する操作部73と電気的に接続されている。使用者が
浴槽水の貯水槽11への送水を開始するため、操作部7
3を制御すると、貯水槽内の水位センサ53が貯水槽1
1の水位を検知し、満水でない場合は送水ポンプ69を
駆動し、満水に達すると送水ポンプ69を停止する。ま
た、最初から貯水タンク内が満水時は送水ポンプ69を
駆動しない。送水制御部71と水位センサ53や操作部
73間は無線通信で情報を伝達することで、ポンプ駆動
を制御することも可能である。また、貯水タンク内の水
位を使用者に知らせるため、操作部73に貯水槽内の水
位を表示する機能を設けることも可能である。さらに、
浴槽水を貯水槽11へ送水することにより、満水に達し
た場合、使用者へ音や光によって、送水終了を知らせる
手段を操作部11に備えることも可能である。
水する送水手段3の実施例の概略を示した。送水手段内
には浴槽水を送水する送水ポンプ69と送水ポンプ69
のON/OFFを制御する送水制御部71が配設されて
いる。送水制御部71は貯水槽内の水位を検知する水位
センサ53と使用者が浴槽水の貯水槽11への送水を制
御する操作部73と電気的に接続されている。使用者が
浴槽水の貯水槽11への送水を開始するため、操作部7
3を制御すると、貯水槽内の水位センサ53が貯水槽1
1の水位を検知し、満水でない場合は送水ポンプ69を
駆動し、満水に達すると送水ポンプ69を停止する。ま
た、最初から貯水タンク内が満水時は送水ポンプ69を
駆動しない。送水制御部71と水位センサ53や操作部
73間は無線通信で情報を伝達することで、ポンプ駆動
を制御することも可能である。また、貯水タンク内の水
位を使用者に知らせるため、操作部73に貯水槽内の水
位を表示する機能を設けることも可能である。さらに、
浴槽水を貯水槽11へ送水することにより、満水に達し
た場合、使用者へ音や光によって、送水終了を知らせる
手段を操作部11に備えることも可能である。
【0044】図13に貯水槽11に貯留している再利用
水を便器7に給水する供給手段5の実施例の概略を示し
た。供給手段内には再利用水を供給する供給ポンプ75
と供給ポンプ75のON/OFFを制御する供給制御部
77と便器の使用状況を検知する供給検知部79が配設
されている。供給制御部77は供給ポンプ75と供給検
知部79と電気的に接続されている。便器洗浄の開始と
終了を供給検知部79が検知し、供給制御部77により
供給ポンプ75のON/OFFを制御する。便器洗浄の
開始と終了を検知する供給検知部79は、圧力センサと
逆止弁を配設する方法や、さらに追加して流量センサを
配設する方法がある。便器洗浄が開始されると、供給手
段5と便器間の再利用水供給配管内の圧力が低下するた
め、圧力センサにより便器洗浄の開始が検知できる。ま
た、便器洗浄の終了は、圧力センサや流量センサで配管
内の圧力上昇や流量低下により検知できる。また、流量
センサにより通水量を測定する方法や供給ポンプ75の
駆動回数や駆動時間を測定する方法により、便器洗浄に
再利用水を使用した量を測定することも可能である。さ
らに、供給ポンプ制御部77と操作部73を電気的に接
続したり、無線で操作部73へ情報を送信することによ
り、再利用水の使用量を操作部に表示することが可能と
なり、使用者が節水量を認識することが可能となる。
水を便器7に給水する供給手段5の実施例の概略を示し
た。供給手段内には再利用水を供給する供給ポンプ75
と供給ポンプ75のON/OFFを制御する供給制御部
77と便器の使用状況を検知する供給検知部79が配設
されている。供給制御部77は供給ポンプ75と供給検
知部79と電気的に接続されている。便器洗浄の開始と
終了を供給検知部79が検知し、供給制御部77により
供給ポンプ75のON/OFFを制御する。便器洗浄の
開始と終了を検知する供給検知部79は、圧力センサと
逆止弁を配設する方法や、さらに追加して流量センサを
配設する方法がある。便器洗浄が開始されると、供給手
段5と便器間の再利用水供給配管内の圧力が低下するた
め、圧力センサにより便器洗浄の開始が検知できる。ま
た、便器洗浄の終了は、圧力センサや流量センサで配管
内の圧力上昇や流量低下により検知できる。また、流量
センサにより通水量を測定する方法や供給ポンプ75の
駆動回数や駆動時間を測定する方法により、便器洗浄に
再利用水を使用した量を測定することも可能である。さ
らに、供給ポンプ制御部77と操作部73を電気的に接
続したり、無線で操作部73へ情報を送信することによ
り、再利用水の使用量を操作部に表示することが可能と
なり、使用者が節水量を認識することが可能となる。
【0045】図14は送水手段3と供給手段5を兼ねた
送水・供給手段13の第1の実施例を示した。送水・供
給手段内には2方弁を3ヶと、送水・供給ポンプ81
と、送水・供給ポンプ81のON/OFFを制御する送
水・供給制御部83と、送水・供給検知部85が配設さ
れている。送水・供給制御部83は貯水槽内の水位を検
知する水位センサ53と、使用者が浴槽水の貯水槽11
への送水を制御する操作部73と、送水・供給ポンプ8
1と、2方バルブ3ヶと、送水・供給検知部85と電気
的に接続されている。使用者が浴槽水の貯水槽11への
送水を開始するため、操作部73を制御すると、貯水槽
内の水位センサ53が貯水槽11の水位を検知し、満水
でない場合は2方バルブ87、89開状態とし、送水・
供給ポンプ83を駆動し、満水に達すると送水・給水ポ
ンプ83を停止し、2方バルブ87、89を閉状態とす
る。また、便器洗浄の開始と終了を送水・供給検知部8
5が検知し、送水・供給ポンプ制御部83により、送水
・供給ポンプ81のON/OFFと2方バルブ91の開
閉を制御する。便器洗浄の開始と終了を検知する送水・
供給検知部85は、圧力センサと逆止弁を配設する方法
や、さらに追加して流量センサを配設する方法がある。
便器洗浄が開始されると、送水・供給手段13と便器間
の再利用水供給配管内の圧力が低下するため、圧力セン
サにより便器洗浄の開始が検知できる。また、便器洗浄
の終了は、圧力センサや流量センサで配管内の圧力上昇
や流量低下により検知できる。また、流量センサにより
通水量を測定する方法や送水・供給ポンプ81の駆動回
数や駆動時間を測定する方法により、便器洗浄に再利用
水を使用した量を測定することも可能である。さらに、
送水・供給制御部83と操作部73を電気的に接続した
り、無線で操作部73へ情報を送信することにより、再
利用水の使用量を操作部73に表示することが可能とな
り、使用者が節水量を認識することが可能となる。さら
に、送水・給水制御部83と水位センサ53や操作部7
3間は無線通信で情報を伝達することでポンプ駆動を制
御することも可能である。また、貯水槽内の水位を使用
者に知らせるため、操作部73に貯水槽内の水位を表示
する機能を設けることも可能である。さらに、浴槽水を
貯水槽11へ送水することにより、満水に達した場合、
使用者へ音や光によって、送水終了を知らせる手段を操
作部11に備えることも可能である。
送水・供給手段13の第1の実施例を示した。送水・供
給手段内には2方弁を3ヶと、送水・供給ポンプ81
と、送水・供給ポンプ81のON/OFFを制御する送
水・供給制御部83と、送水・供給検知部85が配設さ
れている。送水・供給制御部83は貯水槽内の水位を検
知する水位センサ53と、使用者が浴槽水の貯水槽11
への送水を制御する操作部73と、送水・供給ポンプ8
1と、2方バルブ3ヶと、送水・供給検知部85と電気
的に接続されている。使用者が浴槽水の貯水槽11への
送水を開始するため、操作部73を制御すると、貯水槽
内の水位センサ53が貯水槽11の水位を検知し、満水
でない場合は2方バルブ87、89開状態とし、送水・
供給ポンプ83を駆動し、満水に達すると送水・給水ポ
ンプ83を停止し、2方バルブ87、89を閉状態とす
る。また、便器洗浄の開始と終了を送水・供給検知部8
5が検知し、送水・供給ポンプ制御部83により、送水
・供給ポンプ81のON/OFFと2方バルブ91の開
閉を制御する。便器洗浄の開始と終了を検知する送水・
供給検知部85は、圧力センサと逆止弁を配設する方法
や、さらに追加して流量センサを配設する方法がある。
便器洗浄が開始されると、送水・供給手段13と便器間
の再利用水供給配管内の圧力が低下するため、圧力セン
サにより便器洗浄の開始が検知できる。また、便器洗浄
の終了は、圧力センサや流量センサで配管内の圧力上昇
や流量低下により検知できる。また、流量センサにより
通水量を測定する方法や送水・供給ポンプ81の駆動回
数や駆動時間を測定する方法により、便器洗浄に再利用
水を使用した量を測定することも可能である。さらに、
送水・供給制御部83と操作部73を電気的に接続した
り、無線で操作部73へ情報を送信することにより、再
利用水の使用量を操作部73に表示することが可能とな
り、使用者が節水量を認識することが可能となる。さら
に、送水・給水制御部83と水位センサ53や操作部7
3間は無線通信で情報を伝達することでポンプ駆動を制
御することも可能である。また、貯水槽内の水位を使用
者に知らせるため、操作部73に貯水槽内の水位を表示
する機能を設けることも可能である。さらに、浴槽水を
貯水槽11へ送水することにより、満水に達した場合、
使用者へ音や光によって、送水終了を知らせる手段を操
作部11に備えることも可能である。
【0046】さらに、2方バルブ89、91を開状態に
することにより、貯水槽内の再利用水を循環することが
可能となる。つまり、一度浄化手段で浄化処理した再利
用水を再度、浄化手段15に通水することができるた
め、より清澄な再利用水が得られる。また、貯水槽内の
再利用水を循環することで、貯水槽内の再利用水や前記
循環経路内の水の凍結防止が可能となる。
することにより、貯水槽内の再利用水を循環することが
可能となる。つまり、一度浄化手段で浄化処理した再利
用水を再度、浄化手段15に通水することができるた
め、より清澄な再利用水が得られる。また、貯水槽内の
再利用水を循環することで、貯水槽内の再利用水や前記
循環経路内の水の凍結防止が可能となる。
【0047】また、図14の2方バルブ87、91を3
方バルブとすることも可能で、図15に3方バルブ93
を使用した場合の第2の実施例を示した。
方バルブとすることも可能で、図15に3方バルブ93
を使用した場合の第2の実施例を示した。
【0048】図16に2方バルブ2ヶとジェットポンプ
95を用いた送水手段3と供給手段5を兼ねた送水・供
給手段13の第3の実施例を示した。図17にはジェッ
トポンプ95の概略図を示した。送水・供給手段内には
2方弁を2ヶとジェットポンプ95と送水・供給ポンプ
81と送水・供給ポンプ81のON/OFFを制御する
送水・供給制御部83と送水・供給検知部85が配設さ
れている。送水・供給制御部83は貯水槽内の水位を検
知する水位センサ53と、使用者が浴槽水の貯水槽11
への送水を制御する操作部73と、送水・供給ポンプ8
1と、送水・供給検知部85と、2方バルブ2ヶと電気
的に接続されている。使用者が浴槽水の貯水槽11への
送水を開始するため、操作部73を制御すると、貯水槽
内の水位センサ53が貯水槽11の水位を検知し、満水
でない場合は2方バルブ97、99開状態とし、送水・
供給ポンプ83を駆動し、満水に達すると送水・供給ポ
ンプ83を停止し、2方バルブ97、99を閉状態とす
る。また、便器洗浄の開始と終了を送水・供給検知部8
5が検知し、送水・供給ポンプ制御部83により送水・
供給ポンプ81のON/OFFと2方バルブ91の開閉
を制御する。便器洗浄の開始と終了を検知する送水・供
給検知部85は、圧力センサと逆止弁を配設する方法
や、さらに追加して流量センサを配設する方法がある。
便器洗浄が開始されると、送水・供給手段13と便器間
の再利用水供給配管内の圧力が低下するため、圧力セン
サにより、便器洗浄の開始が検知できる。また、便器洗
浄の終了は圧力センサや流量センサにより、配管内の圧
力上昇や流量低下で検知できる。また、流量センサによ
り通水量を測定する方法や送水・供給ポンプ81の駆動
回数や駆動時間を測定する方法により、便器洗浄に再利
用水を使用した量を測定することも可能である。さら
に、送水・供給制御部83と操作部73を電気的に接続
したり、無線で操作部73へ情報を送信することによ
り、節水量を操作部73に表示することが可能となり、
使用者が節水量を認識することが可能となる。さらに、
送水・給水制御部83と水位センサ53や操作部73間
は無線通信で情報を伝達することでポンプ駆動を制御す
ることも可能である。また、貯水槽内の水位を使用者に
知らせるため、操作部73に貯水槽内の水位を表示する
機能を設けることも可能である。さらに、浴槽水を貯水
槽11へ送水することにより、満水に達した場合、使用
者へ音や光によって、送水終了を知らせる手段を操作部
11に備えることも可能である。
95を用いた送水手段3と供給手段5を兼ねた送水・供
給手段13の第3の実施例を示した。図17にはジェッ
トポンプ95の概略図を示した。送水・供給手段内には
2方弁を2ヶとジェットポンプ95と送水・供給ポンプ
81と送水・供給ポンプ81のON/OFFを制御する
送水・供給制御部83と送水・供給検知部85が配設さ
れている。送水・供給制御部83は貯水槽内の水位を検
知する水位センサ53と、使用者が浴槽水の貯水槽11
への送水を制御する操作部73と、送水・供給ポンプ8
1と、送水・供給検知部85と、2方バルブ2ヶと電気
的に接続されている。使用者が浴槽水の貯水槽11への
送水を開始するため、操作部73を制御すると、貯水槽
内の水位センサ53が貯水槽11の水位を検知し、満水
でない場合は2方バルブ97、99開状態とし、送水・
供給ポンプ83を駆動し、満水に達すると送水・供給ポ
ンプ83を停止し、2方バルブ97、99を閉状態とす
る。また、便器洗浄の開始と終了を送水・供給検知部8
5が検知し、送水・供給ポンプ制御部83により送水・
供給ポンプ81のON/OFFと2方バルブ91の開閉
を制御する。便器洗浄の開始と終了を検知する送水・供
給検知部85は、圧力センサと逆止弁を配設する方法
や、さらに追加して流量センサを配設する方法がある。
便器洗浄が開始されると、送水・供給手段13と便器間
の再利用水供給配管内の圧力が低下するため、圧力セン
サにより、便器洗浄の開始が検知できる。また、便器洗
浄の終了は圧力センサや流量センサにより、配管内の圧
力上昇や流量低下で検知できる。また、流量センサによ
り通水量を測定する方法や送水・供給ポンプ81の駆動
回数や駆動時間を測定する方法により、便器洗浄に再利
用水を使用した量を測定することも可能である。さら
に、送水・供給制御部83と操作部73を電気的に接続
したり、無線で操作部73へ情報を送信することによ
り、節水量を操作部73に表示することが可能となり、
使用者が節水量を認識することが可能となる。さらに、
送水・給水制御部83と水位センサ53や操作部73間
は無線通信で情報を伝達することでポンプ駆動を制御す
ることも可能である。また、貯水槽内の水位を使用者に
知らせるため、操作部73に貯水槽内の水位を表示する
機能を設けることも可能である。さらに、浴槽水を貯水
槽11へ送水することにより、満水に達した場合、使用
者へ音や光によって、送水終了を知らせる手段を操作部
11に備えることも可能である。
【0049】図17に示したジェットポンプ95の内部
は貯水槽11からの再利用水が再利用水流入部101か
ら流入する。流入した再利用水が流路断面積を絞ったジ
ェットノズル部103で流速がアップし、エゼクター効
果により、浴槽1からの浴槽水が流入する浴槽水流入部
105が負圧となる。その結果、浴槽1から浴槽水がジ
ェットポンプ内部に流入し、再利用水と混合され、流出
部107から流出する。ジェットポンプ95を利用する
ことにより、浴槽水が送水・供給ポンプ81を経由しな
いで、貯水槽11の浄化手段15へ流入し、浄化処理さ
れ、貯水槽11で貯水することが可能となる。そのた
め、送水・供給ポンプ81へ浄化処理されていない浴槽
水が直接接触することがなく、送水・給水ポンプ81が
汚れ付着、等で動作不良を起こすことがない。
は貯水槽11からの再利用水が再利用水流入部101か
ら流入する。流入した再利用水が流路断面積を絞ったジ
ェットノズル部103で流速がアップし、エゼクター効
果により、浴槽1からの浴槽水が流入する浴槽水流入部
105が負圧となる。その結果、浴槽1から浴槽水がジ
ェットポンプ内部に流入し、再利用水と混合され、流出
部107から流出する。ジェットポンプ95を利用する
ことにより、浴槽水が送水・供給ポンプ81を経由しな
いで、貯水槽11の浄化手段15へ流入し、浄化処理さ
れ、貯水槽11で貯水することが可能となる。そのた
め、送水・供給ポンプ81へ浄化処理されていない浴槽
水が直接接触することがなく、送水・給水ポンプ81が
汚れ付着、等で動作不良を起こすことがない。
【0050】また、2方バルブ97を開状態にすること
により、貯水槽内の再利用水を循環することが可能とな
る。つまり、一度浄化手段で浄化処理した再利用水を再
度、浄化手段に通水することができるため、より清澄な
再利用水が得られる。また、貯水槽内の再利用水を循環
することで、貯水槽内の再利用水や前記循環経路内の水
の凍結防止が可能となる。
により、貯水槽内の再利用水を循環することが可能とな
る。つまり、一度浄化手段で浄化処理した再利用水を再
度、浄化手段に通水することができるため、より清澄な
再利用水が得られる。また、貯水槽内の再利用水を循環
することで、貯水槽内の再利用水や前記循環経路内の水
の凍結防止が可能となる。
【図1】 本発明に係わる第1の実施例である。
【図2】 本発明に係わる第2の実施例である。
【図3】 本発明に係わる第3の実施例である。
【図4】 本発明に係わる第4の実施例である。
【図5】 本発明に係わる雨水分岐管の第1の実施例で
ある。
ある。
【図6】 本発明に係わる雨水分岐管の第2の実施例で
ある。
ある。
【図7】 本発明に係わる貯水槽の実施例である。
【図8】 本発明に係わる浄化槽の実施例である。
【図9】 浄化処理の有無による銀イオン残留量の経時
変化である。
変化である。
【図10】 間接式ボールタップ。
【図11】 本発明に係わる直動式ボールタップであ
る。
る。
【図12】 本発明に係わる送水手段の実施例である。
【図13】 本発明に係わる供給手段の実施例である。
【図14】 本発明に係わる送水・供給手段の第1の実
施例である。
施例である。
【図15】 本発明に係わる送水・供給手段の第2の実
施例である。
施例である。
【図16】 本発明に係わる送水・供給手段の第3の実
施例である。
施例である。
【図17】 本発明に係わるジェットポンプの概略図で
ある。
ある。
1:浴槽
3:送水手段
5:供給手段
7:便器
9:雨水分岐管
11:貯水槽
13:送水・供給手段
15:浄化手段
17:雨樋
19:雨水流入部
21:メッシュフィルタ
23:雨水吐出部
25:排水部
27:点検口
29:雨水取り込み口
31:浴槽水取り込み口
33:再利用水吐出口
35:排水口
37:上水接続口
39:最低水位
41:ボールタップ
43:沈殿部
45:ろ過部
47:吸着部
49:殺菌成分供給部
51:満水位置
53:直動式ボールタップ
55:水位センサ
57:オーバーフロー開口部
59:上水吐水口
61:間接式ボールタップ
63:フロート
65:止水弁
66:可動部
67:ボールタップ内吐水部
69:送水ポンプ
71:送水ポンプ制御部
73:操作部
75:供給ポンプ
77:供給ポンプ制御部
79:供給検知部
81:送水・供給ポンプ
83:送水・供給制御部
85:送水・供給検知部
87:2方バルブ
89:2方バルブ
91:2方バルブ
93:3方バルブ
95:ジェットポンプ
97:2方バルブ
99:2方バルブ
101:再利用水流入部
103:ジェットノズル部
105:浴槽水流入部
107:流出部
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考)
C02F 1/50 550 C02F 1/50 550H
560 560B
560Z
ZAB ZAB
9/00 502 9/00 502D
502H
502Z
503 503F
503G
E03B 3/02 E03B 3/02 A
3/03 3/03 B
(72)発明者 荒木 吉明
福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1
号 東陶機器株式会社内
(72)発明者 高木 健
福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1
号 東陶機器株式会社内
(72)発明者 遠藤 慎良
福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1
号 東陶機器株式会社内
(72)発明者 兼国 伸彦
福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1
号 東陶機器株式会社内
(72)発明者 広本 秀美
福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1
号 東陶機器株式会社内
Claims (7)
- 【請求項1】 送水手段によって供給された浴槽水を浄
化手段によって浄化して貯水すると共に、雨樋から雨水
分岐手段によって分流した雨水を浄化手段によって浄化
して貯水する貯水槽と、この貯水槽内の水を利用する装
置に供給するための供給手段とを備えた雨水及び浴槽水
再利用装置において、前記貯水槽の上方にはオーバーフ
ロー開口部が設けられると共に、このオーバーフロー開
口部より低い位置に設定された上限水位となると、雨水
及び浴槽水が前記浄化手段に供給されるのを禁止するこ
とを特徴とする雨水及び浴槽水再利用装置。 - 【請求項2】 前記上限水位となると、前記雨水分岐手
段から浄化手段へ向かう流路の先端を直動式ボールタッ
プによって閉止することにより、雨水が浄化手段へ供給
されることを禁止することを特徴とする請求項1に記載
の雨水及び浴槽水再利用装置。 - 【請求項3】 前記雨水分岐手段にはろ過手段を備えた
ことを特徴とする請求項1または請求項2何れか記載の
雨水及び浴槽水再利用装置。 - 【請求項4】 前記浄化手段が、沈殿部と、ろ過部と、
吸着部と、殺菌成分供給部から構成されていることを特
徴とする請求項1乃至3何れか記載の雨水及び浴槽水再
利用装置。 - 【請求項5】 前記浄化手段には、上流から沈殿部、ろ
過部、吸着部、殺菌成分供給部の順番に配置されている
ことを特徴とする請求項4記載の雨水及び浴槽水再利用
装置。 - 【請求項6】 前記殺菌成分供給手段は殺菌性金属イオ
ンを添加することを特徴とする請求項4又は請求項5何
れか記載の雨水及び浴槽水再利用装置。 - 【請求項7】 前記殺菌性金属イオンが銀イオンである
ことを特徴とする請求項6記載の雨水及び浴槽水再利用
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001214044A JP2003027533A (ja) | 2001-07-13 | 2001-07-13 | 雨水及び浴槽水再利用装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001214044A JP2003027533A (ja) | 2001-07-13 | 2001-07-13 | 雨水及び浴槽水再利用装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003027533A true JP2003027533A (ja) | 2003-01-29 |
Family
ID=19048932
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001214044A Pending JP2003027533A (ja) | 2001-07-13 | 2001-07-13 | 雨水及び浴槽水再利用装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003027533A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005345047A (ja) * | 2004-06-07 | 2005-12-15 | Wetmaster Kk | 気化式加湿器の殺菌方法及び殺菌式気化式加湿器並びにそのための銀イオン発生装置 |
JP2010248784A (ja) * | 2009-04-15 | 2010-11-04 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 雨水利用システム |
CN108755847A (zh) * | 2018-05-23 | 2018-11-06 | 郑州邦企信息科技有限公司 | 一种城市公厕节水装置 |
CN110593352A (zh) * | 2019-08-30 | 2019-12-20 | 南京雷仕光电科技有限公司 | 一种用于环保厕所的雨水收集控制系统 |
JP7484458B2 (ja) | 2020-06-10 | 2024-05-16 | 三菱電機ビルソリューションズ株式会社 | 貯水槽の排水監視システム |
WO2024171996A1 (ja) * | 2023-02-13 | 2024-08-22 | 静岡SDGs株式会社 | 濾過装置 |
-
2001
- 2001-07-13 JP JP2001214044A patent/JP2003027533A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005345047A (ja) * | 2004-06-07 | 2005-12-15 | Wetmaster Kk | 気化式加湿器の殺菌方法及び殺菌式気化式加湿器並びにそのための銀イオン発生装置 |
JP2010248784A (ja) * | 2009-04-15 | 2010-11-04 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 雨水利用システム |
CN108755847A (zh) * | 2018-05-23 | 2018-11-06 | 郑州邦企信息科技有限公司 | 一种城市公厕节水装置 |
CN110593352A (zh) * | 2019-08-30 | 2019-12-20 | 南京雷仕光电科技有限公司 | 一种用于环保厕所的雨水收集控制系统 |
JP7484458B2 (ja) | 2020-06-10 | 2024-05-16 | 三菱電機ビルソリューションズ株式会社 | 貯水槽の排水監視システム |
WO2024171996A1 (ja) * | 2023-02-13 | 2024-08-22 | 静岡SDGs株式会社 | 濾過装置 |
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