JP2003027242A - プラズマcvd装置及びそれを用いた成膜方法 - Google Patents

プラズマcvd装置及びそれを用いた成膜方法

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JP2003027242A JP2001218351A JP2001218351A JP2003027242A JP 2003027242 A JP2003027242 A JP 2003027242A JP 2001218351 A JP2001218351 A JP 2001218351A JP 2001218351 A JP2001218351 A JP 2001218351A JP 2003027242 A JP2003027242 A JP 2003027242A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 成膜後の試料に反りやクラックが生じること
を防止できるプラズマCVD装置を提供する。 【解決手段】 反応室2内に配置された板状の試料12
に成膜するためのプラズマCVD装置において、上記反
応室2のほぼ中央で上記試料12をその表裏両面12
a,12bを露出させた状態で保持して試料12の表面
側反応室2aと裏面側反応室2bとを形成し、その表面
側反応室2aに上記試料12の表面12aと対向する表
面側高周波電極14aを設けると共に、裏面側反応室2
bに試料12の裏面12bと対向する表面側可動電極2
0bを設け、上記裏面側反応室2bに、上記試料12の
裏面12bと対向する裏面側高周波電極14bを設ける
と共に、表面側反応室2aに試料12の表面12aと対
向する裏面側可動電極20aを設けたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、反応ガスのプラズ
マ放電分解によって試料上に成膜するプラズマCVD装
置及びそれを用いた成膜方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】比較的低温でのCVD反応が成立するプ
ラズマCVD装置として、平行平板型プラズマCVD装
置が知られている。
【0003】このプラズマCVD装置は、反応室内に平
行電極板を対向させ、一方の平行電極板を試料搭載台と
してその上に成膜すべき試料を載置し、この試料搭載台
としての平行電極板と他方の平行電極板との間に高周波
電源を印加することで、低圧反応ガスのプラズマを発生
させて試料上に膜を成膜するものである。
【0004】図3を用いて、この平行平板型プラズマC
VD装置の概略を説明する。
【0005】反応室30は電気的に接地されており、そ
の下部に、図示しない真空ポンプに接続され、反応室3
0内を所定の真空度に維持するための真空排気口31が
形成されている。また、反応室30の上部には、図示し
ない反応ガスボンベ等に接続され、反応室30内に反応
ガスを導入するための反応ガス導入口32が形成されて
いる。
【0006】反応室30の下部には絶縁台33が設けら
れており、その絶縁台33上に試料搭載台としての電極
板35が設けられている。試料36は電極板35上に載
置される。また、絶縁台33内部にはヒーターユニット
37が設けられており、電極板35上に載置された試料
36を加熱できるようになっている。
【0007】反応室30の上部には、上述した反応ガス
導入口32を囲むように環状の絶縁台39が固定されて
おり、その絶縁台39の下部に、高周波電源40に接続
された電極板41が設けられている。この電極板41に
は、反応ガス導入口32から供給された反応ガスを反応
室30内に流すための孔42が多数形成されている。ま
た、絶縁台39の内部にはヒーターユニット43が設け
られている。
【0008】ここで、このようなプラズマCVD装置に
おける試料36のセット方法は、バッチ式と枚葉式とに
大別される。バッチ式とは、試料36のセット毎に反応
室30を大気開放する方法である。一方、枚葉式とは、
反応室30にロードロック機構を設けたものであり、反
応室30を高真空状態に維持したまま試料36を搬送す
る方法である。枚葉式では多数枚の試料36を連続して
処理できるため作業効率が良い。
【0009】さて、図3に示したプラズマCVD装置を
用いて、試料36上に一例としてSiO2 を成膜させる
場合について説明する。
【0010】まず、試料搭載台としての電極板35上に
試料36を載置し、ヒーターユニット37にて試料36
を所定の温度に加熱する。反応室30内に、反応ガス導
入口32および孔42を介してTEOSガス(Si(O
254)、酸素ガス(O2 )からなる混合ガス(反
応ガス)を流した状態で、真空排気口31から真空排気
して反応室30内を所定の真空度に維持する。その状態
で、電極板41に高周波電流を印加して電極板41と試
料搭載台としての電極板35との間でプラズマ放電をさ
せることでTEOSガスおよび酸素ガスを分解する。こ
の分解により、ほとんどのガスが真空排気口31を介し
て反応室30外へ出ていく一方で、試料36上にSiO
2が成膜される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなプラズマCVD装置によって試料の表面に比較的厚
膜(一般に数ミクロン以上)で成膜した場合、試料と膜
とでは密度および線膨張係数が異なるため、成膜した試
料を室温に下げると応力が発生して反りやクラックが発
生する問題があった。
【0012】そこで、本発明の目的は、上記課題を解決
し、成膜後の試料に反りやクラックが生じることを防止
できるプラズマCVD装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、反応室内に配置された板状の試料に成膜す
るためのプラズマCVD装置において、上記反応室の略
中央で上記試料をその表裏両面を露出させた状態で保持
して試料の表面側反応室と裏面側反応室とを形成し、そ
の表面側反応室に上記試料の表面と対向する表面側高周
波電極を設けると共に、裏面側反応室に試料の裏面と対
向する表面側可動電極を設け、上記裏面側反応室に、上
記試料の裏面と対向する裏面側高周波電極を設けると共
に、表面側反応室に試料の表面と対向する裏面側可動電
極を設けたものである。
【0014】この構成によれば、試料の表裏両面に同質
の膜を成膜できるため、成膜後に試料が室温になっても
試料に対しては応力が均等に保たれ、反りやクラックの
発生を防止できる。
【0015】また、上記試料は、上記表面側反応室と裏
面側反応室とを仕切る絶縁部材のほぼ中央部に保持手段
を介して保持され、上記表面側可動電極および裏面側可
動電極が、上記絶縁部材にスライド自在に設けられるよ
うにしても良い。
【0016】また、上記表面側反応室および裏面側反応
室に、成膜用の反応ガスを導入するための反応ガス導入
口と、上記表面側反応室および裏面側反応室を真空排気
して所定の真空度に維持するための真空排気口を形成す
るようにしても良い。
【0017】また、上記反応ガス導入口は、上記表面側
および裏面側高周波電極が位置する上記表面側及び裏面
側反応室に形成され、上記表面側および裏面側高周波電
極には、反応ガス導入口から供給された反応ガスを表面
側反応室および裏面側反応室に流すための多数の孔が形
成されるようにしても良い。
【0018】更に本発明は、反応室の略中央で試料をそ
の表裏両面を露出させた状態で保持して試料の表面側反
応室と裏面側反応室を形成し、その表面側反応室に、上
記試料の表面と対向するように表面側高周波電極を設け
ると共に、裏面側反応室に上記試料の裏面と対向できる
ように表面側可動電極を設け、上記裏面側反応室に上記
試料の裏面と対向するように裏面側高周波電極を設ける
と共に、表面側反応室に上記試料の表面と対向できるよ
うに裏面側可動電極を設けてプラズマCVD装置を構成
し、上記試料の表面を成膜する際、上記表面側可動電極
を試料の裏面側に位置させると共に上記裏面側可動電極
を試料の表面側から移動させて成膜し、上記試料の裏面
を成膜する際、上記裏面側可動電極を試料の表面側に位
置させると共に表面側可動電極を試料の裏面側から移動
させて成膜するようにしたものである。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な一実施形態
を添付図面に基づいて詳述する。
【0020】図1は本実施形態に係るプラズマCVD装
置の概略断面図である。
【0021】反応室2は電気的に接地されている。板状
の試料12は反応室2のほぼ中央でその表面12aおよ
び裏面12bを露出させた状態で横向きで保持される。
なお、本実施形態では、図1において試料の上側を表面
側、下側を裏面側とする。反応室2は試料12の上下方
向に表面側反応室2aと裏面側反応室2bとに大別され
る。試料12は、表面側反応室2aと裏面側反応室2b
とを仕切る絶縁部材8のほぼ中央部に保持手段15を介
して保持される。保持手段15は絶縁部材8から内側に
進退可能に設けられており、試料12の外辺部に押し付
けることによって試料12を保持できるようになってい
る。絶縁部材8の内部にはヒーターユニット10が設け
られており、保持手段15で保持された試料12を加熱
できるようになっている。
【0022】絶縁部材8の上面および下面には、裏面側
可動電極20aおよび表面側可動電極20bが設けられ
ている。これら裏面側および表面側可動電極20a,2
0bはそれぞれ、絶縁部材8に沿って試料12と平行な
方向(左右方向)にスライド自在に設けられており、図
中実線で示す、試料12の表面12aあるいは裏面12
bからずれた位置と、図中点線で示す、試料12の表面
12aあるいは裏面12bに対向する位置との間を移動
できるようになっている。また、裏面側可動電極20a
および表面側可動電極20bはそれぞれ、試料12の表
面12aあるいは裏面12bに対向する位置に移動した
ときに電気的に接地された状態となる。
【0023】表面側および裏面側反応室2a,2bの側
部にはそれぞれ、図示しない真空ポンプに接続され、反
応室2内を所定の真空度に維持するための真空排気口4
が形成されている。
【0024】また、表面側反応室2aの上部、および裏
面側反応室2bの下部にはそれぞれ、図示しない反応ガ
スボンベ等に接続され、表面側および裏面側反応室2
a,2b内に反応ガスを導入するための反応ガス導入口
6a,6bが形成されている。
【0025】また、表面側反応室2aおよび裏面側反応
室2bにはそれぞれ、反応ガス導入口6a,6bを囲む
ように、環状の絶縁台13,13がそれぞれ固定されて
おり、それら絶縁台13,13には高周波電源18に接
続された表面側高周波電極14aおよび裏面側高周波電
極14bがそれぞれ設けられている。表面側高周波電極
14aおよび裏面側高周波電極14bには、反応ガス導
入口6a,6bから供給された反応ガスを表面側反応室
2aあるいは裏面側反応室2b内に流すための多数の孔
16a,16bがそれぞれ形成されている。また、絶縁
台13の内部にはヒーターユニット21が設けられてい
る。
【0026】さて、このプラズマCVD装置による成膜
方法を説明する。
【0027】まず、試料12を保持手段15によりその
表裏面12a,12bが露出した状態で反応室2内に保
持する。
【0028】そして、試料12の表面12aに成膜を行
う場合、表面側可動電極20bを移動させて、図に点線
で示すように試料12の裏面12bと対向するように位
置させて電気的に接地した状態とする。また、裏面側可
動電極20aを、図に実線で示すように試料12からず
れた位置に移動させる。ヒーターユニット10、21に
て試料12を所定の温度に加熱する。
【0029】次に、TEOSガス(Si(OC
254)、酸素ガス(O2)からなる混合ガス等の反応
ガスを、表面側反応室2aに形成された反応ガス導入口
6aおよび表面側高周波電極14aに形成された孔16
aを介して表面側反応室2a内に流した状態で、真空排
気口4から真空排気して反応室2内を所定の真空度に維
持する。
【0030】その状態で、表面側高周波電極14aに高
周波電流を印加して表面側高周波電極14aと表面側可
動電極20bとの間でプラズマ放電をさせることで反応
ガスを分解して試料12の表面12a上に成膜する。
【0031】このとき、裏面側反応室2b内に反応ガス
を導入すると共に裏面側高周波電極14bにも高周波電
流を印加することによって、試料12の裏面12bのプ
リ成膜を行ったり、裏側反応炉2b内のクリーニングを
行うことができる。
【0032】次に、試料12の裏面12bに成膜する場
合、裏面側可動電極20aを移動させて、図に点線で示
すように試料12の表面12aと対向するように位置さ
せて電気的に接地した状態とすると共に、表面側可動電
極20bを、図に実線で示すように試料12からずれた
位置に移動させる。そして、上記と同様に、反応ガス
を、裏面側反応室2bに形成された反応ガス導入口6b
および裏面側高周波電極14bに形成された孔16bを
介して表面側反応室2b内に流した状態で、真空排気口
4から真空排気して反応室2内を所定の真空度に維持す
る。
【0033】その状態で、裏面側高周波電極14bに高
周波電流を印加して裏面側高周波電極14bと裏面側可
動電極20aとの間でプラズマ放電をさせることで反応
ガスを分解して試料12の裏面12bに成膜を行う。
【0034】また、この場合においても試料12の表面
12a側のプリ成膜を行ったり、表面側反応炉2a内の
クリーニングを行うことができる。
【0035】このように、本実施形態のプラズマCVD
装置によれば、試料の表裏両面に連続して成膜できる。
従って、試料の表裏面に、同質の膜、即ち、密度および
線膨張係数が同じ膜を成膜できる。従って、成膜後に試
料を室温に下げても試料に対しては応力が均等に保た
れ、反りやクラックの発生を防止できる。
【0036】また、膜質は原料ガスの流量、高周波電
力、真空度などによって決められるが、これらの条件が
同一であっても、反応室の側壁などの堆積物の影響によ
って反応効率が変わるため、常に同一の膜質を得ること
は困難である。しかしながら、本実施形態のプラズマC
VD装置では、試料の表面と裏面に連続して成膜できる
ため、試料の表面側の膜質と裏面側の膜質を容易に同一
にできる。従って、試料を室温に下げたときの反りやク
ラックを確実に防止できる。
【0037】また、試料の片面側への成膜と、反対側の
反応室のクリーニング等を同時に行うことができるため
装置の稼働率を向上できる。従って、生産効率が向上
し、コスト低減につながる。
【0038】図2は本発明の他の実施形態を示したもの
である。
【0039】この形態は、試料を反応室のほぼ中央部で
縦向きに保持し、反応室の左右方向に表面側反応室と裏
面側反応室を形成するようにしたものである。
【0040】なお、基本的な構造は図1に示した形態の
プラズマCVD装置と同一であるので、同一の要素には
同一の符号を伏す。
【0041】板状の試料12は、反応室2のほぼ中央で
縦向きで保持され、反応室2はその左右方向に表面側反
応室2aと裏面側反応室2bとに大別される。なお、図
2において試料12の左側を表面側、右側を裏面側とす
る。試料12は、表面側反応室2aと裏面側反応室2b
とを仕切る絶縁部材8のほぼ中央部に保持手段15を介
して保持される。
【0042】絶縁部材8の左面および右面には、裏面側
可動電極20aおよび表面側可動電極20bが設けられ
ている。これら裏面側および表面側可動電極20a,2
0bはそれぞれ、絶縁部材8に沿って試料12と平行な
方向(上下方向)にスライド自在に設けられており、図
中実線で示す、試料12の表面12aあるいは裏面12
bからずれた位置と、図中点線で示す、試料12の表面
12aあるいは裏面12bに対向する位置との間を移動
できるようになっている。また、裏面側可動電極20a
および表面側可動電極20bはそれぞれ、試料12の表
面12aあるいは裏面12bに対向する位置に移動した
ときに電気的に接地された状態となる。
【0043】真空排気口4a,4bおよび反応ガス導入
口6a,6bは、表面側反応室2aおよび裏面側反応室
2bの側部にそれぞれ設けられている。
【0044】また、表面側反応室2aおよび裏面側反応
室2bにはそれぞれ、反応ガス導入口6を囲むように、
環状の絶縁台13がそれぞれ固定されており、それら絶
縁台13には高周波電源18に接続された表面側高周波
電極14aおよび裏面側高周波電極14bがそれぞれ設
けられている。表面側高周波電極14aおよび裏面側高
周波電極14bには、反応ガス導入口6から供給された
反応ガスを表面側反応室2aあるいは裏面側反応室2b
内に流すための多数の孔16a,16bがそれぞれ形成
されている。
【0045】この形態においても上記と同様の方法にて
試料12の表裏両面に同質の膜を成膜することができ
る。
【0046】
【発明の効果】以上要するに本発明によれば、成膜後の
試料に反りやクラックが生じることを防止できるという
優れた効果を発揮するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るプラズマCVD装置
の概略断面図である。
【図2】本発明の他の実施形態に係るプラズマCVD装
置の概略断面図である。
【図3】従来のプラズマCVD装置の概略断面図であ
る。
【符号の説明】
2 反応室 2a 表面側反応室 2b 裏面側反応室 12 試料 14a 表面側高周波電極 14b 裏面側高周波電極 20a 裏面側可動電極 20b 表面側可動電極

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 反応室内に配置された板状の試料に成膜
    するためのプラズマCVD装置において、 上記反応室の略中央で上記試料をその表裏両面を露出さ
    せた状態で保持して試料の表面側反応室と裏面側反応室
    とを形成し、 その表面側反応室に上記試料の表面と対向する表面側高
    周波電極を設けると共に、裏面側反応室に試料の裏面と
    対向する表面側可動電極を設け、 上記裏面側反応室に、上記試料の裏面と対向する裏面側
    高周波電極を設けると共に、表面側反応室に試料の表面
    と対向する裏面側可動電極を設けたことを特徴とするプ
    ラズマCVD装置。
  2. 【請求項2】 上記試料は、上記表面側反応室と裏面側
    反応室とを仕切る絶縁部材のほぼ中央部に保持手段を介
    して保持され、上記表面側可動電極および裏面側可動電
    極が、上記絶縁部材にスライド自在に設けられる請求項
    1記載のプラズマCVD装置。
  3. 【請求項3】 上記表面側反応室および裏面側反応室
    に、成膜用の反応ガスを導入するための反応ガス導入口
    と、上記表面側反応室および裏面側反応室を真空排気し
    て所定の真空度に維持するための真空排気口が形成され
    た請求項1又は2記載のプラズマCVD装置。
  4. 【請求項4】 上記反応ガス導入口は、上記表面側およ
    び裏面側高周波電極が位置する上記表面側及び裏面側反
    応室に形成され、上記表面側および裏面側高周波電極に
    は、反応ガス導入口から供給された反応ガスを表面側反
    応室および裏面側反応室に流すための多数の孔が形成さ
    れる請求項3記載のプラズマCVD装置。
  5. 【請求項5】 反応室の略中央で試料をその表裏両面を
    露出させた状態で保持して試料の表面側反応室と裏面側
    反応室とを形成し、その表面側反応室に、上記試料の表
    面と対向するように表面側高周波電極を設けると共に、
    裏面側反応室に上記試料の裏面と対向できるように表面
    側可動電極を設け、上記裏面側反応室に上記試料の裏面
    と対向するように裏面側高周波電極を設けると共に、表
    面側反応室に上記試料の表面と対向できるように裏面側
    可動電極を設けてプラズマCVD装置を構成し、上記試
    料の表面を成膜する際、上記表面側可動電極を試料の裏
    面側に位置させると共に上記裏面側可動電極を試料の表
    面側から移動させて成膜し、上記試料の裏面を成膜する
    際、上記裏面側可動電極を試料の表面側に位置させると
    共に表面側可動電極を試料の裏面側から移動させて成膜
    することを特徴とする成膜方法。
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