JP2003026610A5 - - Google Patents

Claims (9)

1. イヌリン、並びに無機又は／及び有機の緩衝作用を有する化合物を含有し、 pH が５．５〜７である医薬製剤。
2. 更に、塩化ナトリウムを含有する請求項１記載の医薬製剤。
3. イヌリンを含有する溶液又は懸濁液に、無機又は／及び有機の緩衝作用を有する化合物を存在させてpH５．５〜７に調整することにより得られる請求項１又は２記載の製剤。
4. イヌリンを含有する水性溶液又は懸濁液に、無機又は／及び有機の緩衝作用を有する化合物を存在させる請求項３記載の製剤。
5. イヌリンを含有する生理食塩水溶液又は懸濁液に、無機又は／及び有機の緩衝作用を有する化合物を存在させる請求項３記載の製剤。
6. イヌリンに室温下で無機又は／及び有機の緩衝作用を有する化合物を溶解した溶液を加え、必要に応じて等張化の薬剤を加えた後、pH５．５〜７に調整し、６０〜１１０℃まで１０分以上をかけて徐々に昇温して溶解することを特徴とするイヌリン含有製剤の製造方法。
7. 昇温してイヌリンを溶解後、該溶液を２０〜７０℃まで冷却する請求項６記載の製造方法。
8. イヌリンに、無機又は／及び有機の緩衝作用を有する化合物を溶解してpH５．５〜７に調整した６０〜１００℃の熱水を加え、必要に応じて等張化の薬剤を加えた後、溶解し、５〜−４０℃まで冷却することを特徴とするイヌリン含有製剤の製造方法。
9. 請求項６〜８のいずれか１項記載の方法により得られるイヌリン含有製剤。