JP2003026570A - 性的機能向上作用を有する素材 - Google Patents

性的機能向上作用を有する素材

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JP2003026570A
JP2003026570A JP2001207555A JP2001207555A JP2003026570A JP 2003026570 A JP2003026570 A JP 2003026570A JP 2001207555 A JP2001207555 A JP 2001207555A JP 2001207555 A JP2001207555 A JP 2001207555A JP 2003026570 A JP2003026570 A JP 2003026570A
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isoflavone
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Minoru Takebe
実 武部
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Nichimo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 経口摂取や点滴などにより体内に吸収され
て、人の生殖器の機能を向上させたり、性行動に関与す
る神経系の機能を向上させることのできる性的機能向上
作用を有する素材を提供すること。 【解決手段】 イソフラボンアグリコンおよび/または
イソフラボングリコシドを有すること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、性的機能向上作用
を有する素材に係り、特に人を含む哺乳動物(以下、人
という)の体内に吸収されることにより生殖器の機能を
向上させたり、人の性行動に関与する神経系の機能を向
上させることのできる性的機能向上作用を有する素材に
関する。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】近年、人
の性行動のメカニズムを解明する研究が盛んに行われて
いる。
【0003】これは人の性に関する社会的関心が高くな
っていることや、高齢化社会において加齢によって性的
機能が衰えるとされている高齢者の性機能の維持改善を
図ることの重要性が指摘されていることや、性機能の果
たす役割が生殖だけではなく生活の質(Quality of Lif
e:QOL) との関連において重要であると認識されるよ
うになったことからである。
【0004】このような研究の成果として種々の人の性
的機能向上作用を有する素材が提案されているが、更に
副作用がなく人の性的機能向上作用の高い素材の開発が
要望されている。
【0005】本発明はこれらの点に鑑みてなされたもの
であり、経口摂取や点滴などにより体内に吸収されて、
人の生殖器の機能を向上させたり、性行動に関与する神
経系の機能を向上させることのできる性的機能向上作用
を有する素材を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者は鋭意研究し、
イソフラボンアグリコン(イソフラボン化合物)が体内に
吸収されることにより、人の生殖器の機能を向上させた
り、性行動に関与する神経系の機能を向上させることが
できることを発見して本発明を完成させた。
【0007】即ち、本発明者は体内において一酸化窒素
(NO)を産生させることによって性的機能の向上作用
を有する食品等の素材の開発を検討した。発明者は大豆
イソフラボン、とりわけ吸収型の大豆イソフラボンアグ
リコンにNOを産生する作用があることを動物試験で確
認した。この作用は大豆イソフラボンがエストロゲン様
作用を持つことによって可能になったと考えられる。す
なわち、Weinerら(Weiner, C. P.,et al:Induction of
calcium-dependent nitric oxide synthasesby sex ho
rmones., Proc. Natl. Acad. Sci. USA, 91:5212-5216,
1994)はエストロゲンがeNOS(内皮型NO合成酵
素)活性とともにeNOSmRNA(内皮型NO合成酵
素メッセンジャーRNA)を増加させることを報告し
た。発明者も大豆イソフラボンアグリコンを雄性SHR
SP(脳卒中易発症ラット)に投与すると血圧の上昇が
抑制され、その作用がNOの産生促進によることを確認
した。更に、eNOSmRNAが増加することも確認し
た。このように大豆イソフラボンはエストロゲンと同様
にNOの産生作用があり、その作用は用量依存的である
ことがわかった。
【0008】ところで、エストロゲンには女性に対して
は乳癌や子宮内膜癌を発生させる副作用があり、男性に
対しては体の女性化、例えば胸部や臀部に脂肪がつきや
すくなるという副作用があり、その取扱いによっては非
常に問題となるが、大豆イソフラボンにはこのような副
作用はないばかりでなく、動脈硬化の進行予防など循環
器系疾患の予防が期待できるので利用しやすい。
【0009】大豆イソフラボンアグリコンは配糖体に比
べて、吸収性に優れており、遊離型で吸収される比率が
高いといわれている。すなわち、大豆イソフラボンアグ
リコンとして吸収された場合、脳にも大豆イソフラボン
アグリコンがたやすく侵入し、中枢神経のエストロゲン
受容体(ER)に作用し、nNOS(神経型NO合成酵
素)活性を高めることにより、NOが産生することが示
唆できる。このNOは血管、消化器、気道、尿路、陰茎
海綿体、クリトリス海綿体などを支配する神経の伝達物
質として働くといわれている。従って、陰茎海綿体はN
Oを伝達物質とするNO作動性神経により循環調節を受
けており、同神経あるいは血管内皮のcNOS(構成型
NO合成酵素)から産生されるNOによって、海綿体や
陰茎動脈の弛緩が生じ、その結果海綿体洞に生じる血液
貯留が勃起を誘発する。
【0010】一方、神経伝達物質であるカテコールアミ
ンのノルアドレナリンの分泌で外的ストレスに反応しや
すくなり、そのことにより性欲を落す作用があるといわ
れている。すでに発明者は動物試験で大豆イソフラボン
アグリコンを投与することにより、ノルアドレナリンの
分泌を低下させることを確認している。
【0011】また、性的行動についてはエストロゲンが
女性ばかりでなく、男性においても作用することがいわ
れている。男性の場合は脳では男性ホルモンがアロマタ
ーゼという酵素でエストロゲンとなり、ERに作用する
ことで性的行動が高まることがいわれている。
【0012】このことから大豆イソフラボンアグリコン
の摂取により、性的行動を感じると男性の場合は着実に
NOが作用し、陰茎の勃起を誘発し、ノーマルな性行動
を遂行させることが可能となるので、肉体的精神的に満
足感が高くQOLの高い生活を愉しむことができる。更
に、女性の場合には、性的刺激によりNOが作用し、女
性性器の膣およびクリトリスヘの血流の増加により、そ
れぞれの肥厚化および勃起を誘発し、男性と同様にQO
Lの高い生活を愉しむことができる。
【0013】しかしながら、性的機能向上の観点からイ
ソフラボンアグリコンを投与することにより性的機能作
用の向上を図ることについては今まで検討されていなか
った。本発明者はイソフラボンアグリコンを雄性の脳卒
中易発症ラット(SHRSP)に投与し、性的機能作用
の向上を図るができることを発見し、本発明を完成させ
た。
【0014】請求項1に記載の本発明の性的機能向上作
用を有する素材は、イソフラボンアグリコンを有するこ
とを特徴とする。
【0015】本発明のようにイソフラボンアグリコンを
有する性的機能向上作用を有する素材を体内に吸収させ
ると、人の生殖器の機能を向上させたり、性行動に関与
する神経系の機能を向上させることができる。
【0016】このイソフラボンアグリコンは穀物由来の
素材とするとよい。また、穀物由来の素材としては特に
豆類がよく、イソフラボンアグリコンとしては豆類を麹
菌によって発酵させて、麹菌の酵素で豆類の成分を加水
分解させることにより生成するとよい。更に、こうして
得られたイソフラボンアグリコンは溶媒で抽出濃縮する
ことにより生成するとよい。この場合のイソフラボンア
グリコンは、少なくとも70重量%のダイゼインを含有
するようにするとよい。
【0017】また、本発明の性的機能向上作用を有する
素材を経口補助剤状に形成して、経口摂取を容易とする
とともに、消化器官によって確実に吸収されるようにす
るとよい。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。
【0019】本発明の性的機能向上作用を有する素材
は、イソフラボンアグリコンを有することを特徴とす
る。具体的には、イソフラボンアグリコン単体(純粋
物)や、これを含有している固体状(粉体、粒体等のあ
らゆる状態を含む)若しくは液体状の食料や薬やその他
の物質等である。
【0020】このイソフラボンアグリコンとしては、ど
のような原料から得られたものでもよいが、穀類を原料
として得た穀物由来の素材とするとよい。また、穀類由
来の素材としては、特に豆類を麹菌によって発酵させ、
その後に加水分解することにより麹菌の酵素で豆類の成
分を分解させて生成するとよい。更に、イソフラボンア
グリコンとしては前記のようにして加水分解することに
より生成された素材を、更に溶媒によって抽出濃縮する
ことにより生成するとよい。
【0021】このように形成されている本発明のイソフ
ラボンアグリコンを有する性的機能向上作用を有する素
材を所定期間に亘って経口投与や点滴によって継続的に
体内に吸収させると、人の生殖器の機能を向上させた
り、性行動に関与する神経系の機能を向上させることが
できる。
【0022】次に、イソフラボンアグリコンを有する本
発明の性的機能向上作用を有する素材を麹菌を用いて発
酵させて生成する場合について図1により説明する。
【0023】図1は本発明の性的機能向上作用を有する
素材を穀類の1種である豆類であってその中の1種であ
る大豆粕から生成する製造方法の1例を示している。
【0024】この図1に示す工程に沿って本発明の性的
機能向上作用を有する素材を製造する場合を説明する
と、まず、大豆粕を蒸煮する。この蒸煮を施すことによ
り、蒸煮を行なわない場合に比較して麹菌の増殖が容易
となる。また、この大豆粕の蒸煮は製造目的等に応じて
蒸煮とその後の製麹処理とを別個に行なうバッチ式や、
蒸煮とその後の製麹処理とを連続して行なうことのでき
る製麹装置によって連続式で行うようにするとよい。
【0025】そして、この蒸煮が終了した大豆粕を一旦
冷却して、大豆粕中の水分量を麹菌が増殖可能な量(例
えば、約36重量%)とさせる。
【0026】このようにして水分量を整えられた大豆粕
に対して、本発明に従って性的機能向上作用を有する素
材が以下のようにして製造される。
【0027】即ち、蒸煮が終了した大豆粕単体を冷却し
て麹菌が死滅しない温度以下の40℃以下になった時
に、麹菌からなる種麹を所定重量比だけ接種し、両者が
均一となるまで混合する。
【0028】その後、接種した種麹の増殖作用により混
合物の温度を上げるために混合物を製麹装置内で品温を
一旦低下させて約32℃程度にコントロールしながら放
置すると大豆粕が麹菌によって発酵させられて、即ち製
麹処理が進行して約38℃程度まで昇温するとともに、
増殖する麹菌の菌糸の成長に伴って生成物が締まって固
まって来る。その後、製麹が進行して製麹装置内におい
て固まって来る生成物を回転攪拌してほぐすとともに、
通気を行って内部に均一に空気を供給し、品温を約33
〜35℃程度まで下げるようにコントロールし、更に通
気を継続しながら製麹処理を進行させる。これにより麹
菌が死滅することを確実に防止して、麹菌の増殖を十分
に行わせることができる。その後、製麹装置内の生成物
の固まり具合に応じて必要回数の回転撹拌を施すととも
に、通気を継続する。
【0029】この製麹に用いる麹菌としては、古くから
の日本独特の発酵食品やテンペに用いられている麹菌で
あり、食品として安全なアスペルギルス・ウサミ、アス
ペルギルス・カワチ、アスペルギルス・アワモリ、アス
ペルギルス・サイトイ、アスペルギルス・オリゼー、ア
スペルギルス・ニガー等のアスペルギルス属およびリゾ
ープス属の麹菌を用いるとよい。
【0030】この発酵時間については、使用する麹菌の
種類に応じて、少なくとも24時間以上であり、麹菌が
十分に増殖して大豆粕中の蛋白質および/または糖質を
所定量分解させるに十分な発酵時間とするとよい。
【0031】本実施形態においては、製麹処理による生
成物に対して蛋白質およびまたは糖質の加水分解を更に
行なうものである。ここで糖質とは少糖類等の糖類や澱
粉等を含むものである。
【0032】この製麹処理後の加水分解も基質をフレー
ク状態に保持したまま行なわれる。すなわち、本実施形
態においては、製麹終了後の生成物に、例えば50重量
%の水分量となるように加水してから30〜45℃に加
温し、保温しながら所定時間保持して製麹処理による生
成物内の蛋白質およびまたは糖質の加水分解が施され
る。このようにして蛋白質およびまたは糖質の加水分解
が行われることにより、人の生殖器の機能を向上させた
り、性行動に関与する神経系の機能を向上させることの
できるイソフラボンアグリコンが多量に生成される。
【0033】次に、本発明の性的機能向上作用を有する
素材について具体例をもって説明する。
【0034】前記のようにして麹菌としてアスペルギル
ス・オリゼーを用いて本発明によって生成した性的機能
向上作用を有する素材となる発酵大豆粕はイソフラボン
化合物が良好に分解されたものとなる。即ち、未処理大
豆粕においては、グリコシドであるダイジンおよびゲニ
スチンがアグリコンであるダイゼインおよびゲニスティ
ンに比較して極めて多いのに、本発明によって生成され
た発酵大豆粕においては、グリコシドであるダイジンお
よびゲニスチンが分解されて極めて少なくなり、分解に
よって生成されたアグリコンであるダイゼインおよびゲ
ニスティン等が極めて多くなる。即ち、無処理の大豆粕
に対して品温が35℃になるように通風しながら、調節
し、48時間の製麹を施し、水分含量が約50%となる
ように加水し、45℃で24時間以上に亘って麹菌の酵
素で大豆の成分や麹菌の成分を加水分解を施してなる大
豆粕中のイソフラボン化合物の含有量は表1の通りとな
り、イソフラボン化合物のアグリコン体であるダイゼイ
ンやゲニスティンが多量に得られることが分かる。
【0035】
【表1】
【0036】また、大豆胚芽について説明すると、予め
大豆胚芽を蒸煮後に水分含量が約37%となるように加
水した後、蒸煮し、殺菌し、冷却した後、大豆胚芽と麹
菌との配合割合は、大豆胚芽を400kgに対して麹菌
胞子を8×107 個/gに調整した種麹(精白米にて
調整)を200gを混合した。更に、製麹のスタート時
には32℃に冷却した後、品温が40℃になるまで通風
しないで40℃になった時点で通風しながら、温度上昇
を抑えた。スタートから約17時間後の最初の撹拌(盛
工程)を行った。大豆胚芽の熱を冷まし、撹拌後品温が
35℃前後になるように通風しながら、温度をコントロ
ールをした。次いで約8時間後に2回目の撹拌(仲工
程)を行い、熱を冷ました。再び品温を通風で35℃前
後にコントロールし、さらに約16時間後に3回目の撹
拌(仕舞工程)を前回同様に行った。その後は品温が約
38℃になるように通風しながら、温度コントロール
し、スタートから48時間後に製麹を終了させた。製麹
終了後、水分含量が50%になるように撹拌しながら、
水分調整を行い、品温が約50℃になるように加温後、
48時間以上麹菌の酵素で大豆胚芽中のイソフラボン化
合物の大部分がアグリコン体になるまで加水分解した。
表2の通り本発明による処理により大豆胚芽のイソフラ
ボン化合物はアグリコン体のダイゼインが主体に多量得
られた。
【0037】
【表2】
【0038】また、本実施形態においては加水分解によ
って得られた生成物を溶媒を用いて更に抽出濃縮するこ
とにより表3のようなイソフラボンアグリコンが30重
量%以上の濃縮物を得るとよい。この場合のイソフラボ
ンアグリコンとしては、ダイゼインが約70重量%含有
されている。
【0039】
【表3】
【0040】次に、本発明の実施例を説明する。
【0041】実施例1 本実施例においては、雄に対して実験を行うために、雄
性の脳卒中易発症ラット(SHRSP)に対して実験を
施した。
【0042】a)試験方法 1)SHRSPラット(5週齢)を用意し、1週間の予
備飼育を行い、健康で各区で体重も揃った検体となるS
HRSPラット(6週齢)を育成した。予備飼育の翌日
より28日間に亘り、表4に示す組成の高脂肪飼料を自
由摂取として育生した。給水としては、井水(3ppm
塩素添加)を自由摂取させた。更に、飼育施設環境とし
て、設定温湿度を23±2℃、55±10%とし、空調
方式を換気(15回/1時間)とし、証明時間を8:0
0a.m.〜8:00p.m.とし、飼育設備をステル
ス製代謝ケージとした。
【0043】
【表4】
【0044】2)イソフラボンアグリコンの投与 比較区並びに試験区1および2とにそれぞれSHRSP
ラットを6匹づつ分け、各区の各SHRSPラットに対
して5重量%アラビアゴムの溶媒とイソフラボンアグリ
コンとを表5示す投与量となるようにして胃ゾンデを用
いて1日1回強制経口投与した。
【0045】
【表5】
【0046】3)体重の測定 全SHRSPラットの体重を、投与開始前日と、投与期
間中毎日1回測定した。
【0047】4)摂餌量(食料の摂取量) 全SHRSPラットの摂餌量を、投与開始前日と、投与
期間中毎日1回測定した。
【0048】5)血圧測定 高脂肪飼料およびイソフラボンアグリコンの投与期間
中、0、7、14、21、28日目に血圧測定を行っ
た。血圧測定はSHRSPラットをホルダーに固定し、
38±1℃に保温した状態でtail cuff 法により非観血
式血圧測定装置を用いて尾動脈収縮期血圧を測定する。
【0049】6)採尿、採血、各測定項日の測定 高脂肪飼料およびイソフラボンアグリコンの投与期間
中、0、14、28日目に24時間の蓄尿による採尿を
行った。そして、尿中のNO2/NO3および尿中カテコ
ールアミン(アドレナリン、ノルアドレナリンおよびド
ーパミン)を各々Griess法およびHPLCにより
測定を行った。28日日間の投与終了後、24時間の絶
食を行い、エーテル麻酔下で解剖を行い、腹部大動脈か
ら採血を行い、血清総コレステロール、HDL−コレス
テロール、LDL−コレステロール、コレステロールエ
ステル比、トリグリセライドおよび遊離脂肪酸を酵素法
にて測定した。更に、解剖したSHRSPラットより体
内脂肪を検出するために後腹壁脂肪、腸間膜脂肪、腎周
囲脂肪および副睾丸周囲脂肪を摘出して体重100g当
たりの重量を測定した。
【0050】7)データの統計学的処理 各区の測定結果は各測定項目毎に平均値±標準偏差で表
し、有意差検定はStudent’s−t法を用いた。
なお、検定は両側検定とし、有意水準は5および1%と
する。
【0051】b)試験結果 1)状態観察 試験期間中の一般状態観察については特に異常は観察さ
れなかった。
【0052】2)体重の測定結果は表6および図2に示
す通りである。
【0053】
【表6】
【0054】3)摂餌量の測定結果は表7および図3に
示す通りである。
【0055】
【表7】
【0056】4)収縮期血圧の測定結果は表8および図
4に示す通りである。
【0057】
【表8】
【0058】5)尿中のNO2/NO3の測定結果は表9
および図5に示す通りである。
【0059】
【表9】
【0060】6)尿中カテコールアミン(アドレナリ
ン、ノルアドレナリンおよびドーパミン)の測定結果は
表10、11、12および図6、7、8に示す通りであ
る。
【0061】
【表10】
【0062】
【表11】
【0063】
【表12】
【0064】7)血清総コレステロール、HDL−コレ
ステロール、LDL−コレステロールおよびコレステロ
ールエステル比の測定結果は表13および図9に示す通
りである。
【0065】
【表13】
【0066】8)血清トリグリセライドおよび遊離脂肪
酸の測定結果は表14および図10、11に示す通りで
ある。
【0067】
【表14】
【0068】9)体内脂肪に関する後腹壁脂肪、腸間膜
脂肪、腎周囲脂肪および副睾丸周囲脂肪の測定結果は表
15および図12に示す通りである。
【0069】
【表15】
【0070】c)評価 表6および図2の体重の変化に示すように、試験期間中
のSHRSPラットの体重推移については、比較区と試
験区1、2とを比較すると、雄性のSHRSPラットの
体重増加が抑制された。このことは本発明の性的機能向
上作用を有する素材を投与することによってSHRSP
ラットの体重の増加が抑制されたといえる。その傾向は
イソフラボンアグリコンの用量が多いほど高まった。こ
のことはイソフラボンアグリコンが体内への吸収性が優
れていることに他ならない。
【0071】比較区を正常体重ラットと評価すると、そ
れより低くなることは痩せる傾向と見ることができる。
この観点から評価すると試験区1、2は共に比較区に比
べて体重増加は抑えられていた。更に詳しく説明する
と、イソフラボンアグリコンの用量が20mg/kg の試験
区1においては、17、18、20〜24日日に有意に
低い値を示し、結果として5%の体重の増加が抑制さ
れ、イソフラボンアグリコンの用量が40mg/kg の試験
区2においては3〜24日日に有意に低い値を示し、結
果として7%の体重の増加が抑制された。
【0072】表7および図3の摂餌量の変化に示す通
り、試験期間中のSHRSPラットの摂餌量推移につい
ては、比較区と試験区1、2とを比較すると、有意差は
認められなかったがイソフラボンアグリコンを投与した
試験区1、2において摂餌量の抑制傾向が認められた。
【0073】表8および図4の収縮期血圧の変化に示す
通り、試験期間中のSHRSPラットの収縮期血圧推移
については、比較区と試験区1、2とを比較すると、
7、14日日には低下は認められなかったが、21、2
8日日には有意な低下が認められた。更に詳しく説明す
ると、イソフラボンアグリコンの用量が20mg/kg の試
験区1においては、28日日に有意に低い値を示し、イ
ソフラボンアグリコンの用量が40mg/kg の試験区2に
おいては21、28日日に有意に低い値を示した。
【0074】表9および図5の尿中のNO2/NO3の変
化に示す通り、試験期間中のSHRSPラットの尿中の
NO2/NO3の推移については、比較区と試験区1、2
とを比較すると、両試験区1、2において共に14、2
8日日に有意に高い値を示した。これにより、両試験区
1、2において投与したイソフラボンアグリコンがNO
を増加させるように作用していることが確認された。
【0075】表10、11、12および図6、7、8の
尿中カテコールアミン(アドレナリン、ノルアドレナリ
ンおよびドーパミン)の変化に示す通り、試験期間中の
SHRSPラットのアドレナリンおよびノルアドレナリ
ンの推移については、比較区と試験区1、2とを比較す
ると、両試験区1、2において共に28日日に有意に低
い値を示し、ドーパミンについては、両試験区1、2に
おいて共に14、28日日に有意に低い値を示した。こ
のような尿中カテコールアミン(アドレナリン、ノルア
ドレナリンおよびドーパミン)の有意な低下が認められ
ることにより、血圧低下が図られていることが示唆され
た。
【0076】表13および図9の血清総コレステロー
ル、HDL−コレステロール、LDL−コレステロール
およびコレステロールエステル比の変化に示す通り、試
験期間中のSHRSPラットのHDL−コレステロール
およびLDL−コレステロールの推移については、比較
区と試験区1、2とを比較すると、両試験区1、2にお
いて共に有意に低い値を示した。更に、血清中の総コレ
ステロール値は両試験区1、2において共に低下傾向に
あり、イソフラボンアグリコンが血圧調節ばかりでなく
脂質の代謝促進を図り、動脈硬化が図られることがわか
った。更に、有意差がない方が健康によいとされるコレ
ステロールエステル比については有意差がなく、イソフ
ラボンアグリコンは健康を良好に維持しながら血圧上昇
や動脈硬化を抑制することができることがわかった。
【0077】表14および図10、11の血清トリグリ
セライドおよび遊離脂肪酸の変化に示す通り、試験期間
中のSHRSPラットの血清トリグリセライドおよび遊
離脂肪酸の推移については、比較区と試験区1、2とを
比較すると、両試験区1、2において共に有意に低い値
を示した。このように血清中のトリグリセライドが有意
に低下することにより、イソフラボンアグリコンが血圧
調節ばかりでなく脂質の代謝促進を図り、動脈硬化が図
られるがわかった。更に、血清中の遊離脂肪酸は両試験
区1、2において共に有意に増加することにより、イソ
フラボンアグリコンが血圧調節ばかりでなく脂肪を分解
して脂質の代謝促進が有効に行われていることがわかっ
た。
【0078】表15および図12の体内脂肪に関する後
腹壁脂肪、腸間膜脂肪、腎周囲脂肪および副睾丸周囲脂
肪の変化に示す通り、試験期間中のSHRSPラットの
後腹壁脂肪、腸間膜脂肪、腎周囲脂肪および副睾丸周囲
脂肪の推移については、比較区と試験区1、2とを比較
すると、後腹壁脂肪が両試験区1、2において共に有意
に低い値を示し、腸間膜脂肪がイソフラボンアグリコン
の用量の多い試験区2において有意に低い値を示し、副
睾丸周囲脂肪がイソフラボンアグリコンの用量の少ない
試験区1において有意に低い値を示した。このように体
内脂肪がが有意に低下することにより、イソフラボンア
グリコンが血圧調節ばかりでなく脂質の代謝促進を図
り、動脈硬化が図られることがわかった。
【0079】以上の測定結果より、人の生殖器の機能を
向上させたり、人の性行動に関与する神経系の機能を向
上させるために必要とされる体重の低下、摂餌量の低
下、血圧の低下、NOの増加、動脈硬化の低減、ノルア
ドレナリンの低減が確実に図られることとなり、人の性
的機能向上が確実に実現されることがわかった。具体的
には体内にNOが増加することにより、神経系に対して
は性的刺激を与え、肉体的には陰茎およびクリトリスの
海面体に対する血液の流入・流出を司る血管平滑筋を弛
緩させて勃起を誘発させたり勃起力を向上させ、更に膣
の肥厚化を誘発させることとなる。同時に勃起不全をき
たすノルアドレナリンの分泌を低減させることにより勃
起の持続時間の長期化も図ることができる。更に、体重
および摂餌量の低下により、体型が理想的となり、男性
はより男性的な体型となり、女性はより女性的な体型と
なり、双方ともが外観的に異性を引きつける魅力溢れる
容姿となり、性行動に対する動機付けを向上させること
ができる。更に、体重および摂餌量の低下と合わせて血
圧の低下や動脈硬化の低減を図ることができるために、
人の基礎体力の向上を図ることができ、ひいては性的機
能の維持を図ることもでき、加齢による性的機能減退を
も防止することができることがわかる。
【0080】実施例2 本実施例においては、雄に対する生殖機能に対して実験
を行うために、雄性のラット(SD)に対して実験を施
した。
【0081】a)試験方法 1)SDラット(5週齢)を用意し、1週間の予備飼育
を行い、健康で各区で体重も揃った検体となるSDラッ
ト(6週齢)を育成した。予備飼育の翌日より28日間
に亘り、普通食を自由摂取として育生した。給水として
は、オリエンタル酵母MF(固形)・町営水道水(吸水
瓶)を自由摂取させた。更に、飼育施設環境として、設
定温湿度を22±3℃、55±15%とし、空調方式を
換気(15回/1時間)とし、証明時間を8:00a.
m.〜8:00p.m.とし、飼育設備をブラケットタ
イプケージとした。
【0082】2)イソフラボンアグリコンの投与 参考区、比較区並びに試験区とにそれぞれSDラットを
10匹づつ分け、各区の各SDラットに対して、カルボ
キシメチルセルロース(CMC)の懸濁液からなる溶媒
とイソフラボンアグリコンとを表16示す投与量となる
ようにして胃ゾンデを用いて1日1回強制経口投与し
た。
【0083】
【表16】
【0084】3)放射線照射 飼育期間の中間である2週間の飼育後に、比較区および
試験区のSDラットに対して、2Gyの照射量を1回の
み全身照射した。
【0085】4)体重の測定 全SDラットの体重を、投与開始前日と、投与期間中毎
週1回測定した。
【0086】5)摂餌量(食料の摂取量) 全SDラットの摂餌量を、投与開始前日と、投与期間中
毎週1回測定した。
【0087】6)精巣重量の測定 28日日間の投与終了後、エーテル麻酔下で解剖を行
い、精巣を摘出して体重100g当たりの重量を測定し
た。
【0088】7)精子数の測定 重量を測定した後の精巣より注射針1すくいして抽出し
た精子より10μlの精子懸濁液を取り出して90μl
リン酸緩衝液(PBS)に混入させ、この混濁液に対す
る血球板1区画0.1μl中の精子の数を測定した。
【0089】b)試験結果 1)状態観察 試験期間中の一般状態観察については特に異常は観察さ
れなかった。
【0090】2)体重の測定結果は10匹の平均値で表
17に示す通りである。
【0091】
【表17】
【0092】3)摂餌量の測定結果は10匹の平均値で
表18に示す通りである。
【0093】
【表18】
【0094】4)精巣重量の測定結果は5匹の平均値で
表19に示す通りである。
【0095】
【表19】
【0096】5)精子数の測定結果は5匹の平均値で表
20に示す通りである。
【0097】
【表20】
【0098】c)評価 表19および20の精巣重量および精子数に示すよう
に、放射線を照射した比較区と試験区とを比較すると、
精巣重量および精子数がともにイソフラボンアグリコン
の用量が100mg/kg の試験区の方がイソフラボンアグ
リコンを投与していない比較区より多く、しかも各区の
繁殖障害は認められなかった。このことより、イソフラ
ボンアグリコンの精巣に対する悪影響はなく、環境ホル
モン的な悪影響を誘発させることもなく、むしろ、精巣
重量および精子数を増加させる働きがあり、性的機能向
上作用を発揮させるものであることが確認された。
【0099】また、実施例1および2において、胃ゾン
デを用いて投与物を強制経口投与して良好な結果を得る
ことができているので、本発明の性的機能向上作用を有
する素材を経口補助剤状、例えば容易に経口できるカプ
セル状、錠剤状、顆粒状、粉末状等に形成して、経口摂
取を容易とするとともに、消化器官によって確実に吸収
させて、前述した優れた効果を発揮させることができ
る。
【0100】なお、本発明は前記実施の形態並びに実施
例に限定されるものではなく、必要に応じて変更するこ
とができる。本発明の性的機能向上作用を有する素材は
前記実施例のように経口投与の他に点滴によって体内に
吸収させるようにしてもよい。
【0101】
【発明の効果】本発明の性的機能向上作用を有する素材
はこのように構成され作用するものであるから、経口摂
取や点滴などにより体内に吸収されると、人の生殖器の
機能を向上させたり、性行動に関与する神経系の機能を
向上させることできる等の優れた効果を奏することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の性的機能向上作用を有する素材を生
成する工程図
【図2】 本発明の性的機能向上作用を有する素材を摂
取したSHRSPラットの体重の変化を示す線図
【図3】 本発明の性的機能向上作用を有する素材を摂
取したSHRSPラットの摂餌量の変化を示す線図
【図4】 本発明の性的機能向上作用を有する素材を摂
取したSHRSPラットの収縮期血圧の変化を示す線図
【図5】 本発明の性的機能向上作用を有する素材を摂
取したSHRSPラットの尿中のNO2/NO3の変化を
示す線図
【図6】 本発明の性的機能向上作用を有する素材を摂
取したSHRSPラットの尿中カテコールアミンのアド
レナリンの変化を示す線図
【図7】 本発明の性的機能向上作用を有する素材を摂
取したSHRSPラットの尿中カテコールアミンのノル
アドレナリンの変化を示す線図
【図8】 本発明の性的機能向上作用を有する素材を摂
取したSHRSPラットの尿中カテコールアミンのドー
パミンの変化を示す線図
【図9】 本発明の性的機能向上作用を有する素材を摂
取したSHRSPラットの血清総コレステロール、HD
L−コレステロール、LDL−コレステロールおよびコ
レステロールエステル比の変化を示す線図
【図10】 本発明の性的機能向上作用を有する素材を
摂取したSHRSPラットの血清トリグリセライドの変
化を示す線図
【図11】 本発明の性的機能向上作用を有する素材を
摂取したSHRSPラットの遊離脂肪酸の変化を示す線
【図12】 本発明の性的機能向上作用を有する素材を
摂取したSHRSPラットの内蔵脂肪の変化を示す線図

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 イソフラボンアグリコンを有することを
    特徴とする性的機能向上作用を有する素材。
  2. 【請求項2】 イソフラボンアグリコンは穀類由来の素
    材であることを特徴とする請求項1に記載の性的機能向
    上作用を有する素材。
  3. 【請求項3】 穀類由来の素材は、穀類を麹菌によって
    発酵させて蛋白質を分解し、その後に加水分解すること
    により生成されていることを特徴とする請求項2に記載
    の性的機能向上作用を有する素材。
  4. 【請求項4】 穀類は豆類であることを特徴とする請求
    項3に記載の性的機能向上作用を有する素材。
  5. 【請求項5】 イソフラボンアグリコンは加水分解する
    ことにより生成された素材を更に濃縮することにより生
    成されていることを特徴とする請求項3または請求項4
    に記載の性的機能向上作用を有する素材。
  6. 【請求項6】 イソフラボンアグリコンは、少なくとも
    70重量%のダイゼインを含有することを特徴とする請
    求項5に記載の性的機能向上作用を有する素材。
  7. 【請求項7】 性的機能向上作用を有する素材は経口補
    助剤状に形成されていることを特徴とする請求項1から
    請求項6のいずれか1項に記載の性的機能向上作用を有
    する素材。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020008821A1 (ja) * 2018-07-02 2020-01-09 一般社団法人夢源 男性不妊症の治療、予防又は改善用組成物

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