JP2003026462A - 土木用材料及びその施工方法 - Google Patents

土木用材料及びその施工方法

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JP2003026462A
JP2003026462A JP2001216461A JP2001216461A JP2003026462A JP 2003026462 A JP2003026462 A JP 2003026462A JP 2001216461 A JP2001216461 A JP 2001216461A JP 2001216461 A JP2001216461 A JP 2001216461A JP 2003026462 A JP2003026462 A JP 2003026462A
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Shigeru Tsukahara
茂 塚原
Takashi Taku
剛史 多久
Shigeharu Takekoshi
重治 竹越
Hideki Kotaki
秀樹 小瀧
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Nippon Chemical Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来用いられるセメント−水ガラス系のグラ
ウト材に比べ、セメント量を増加させることなく、優れ
た圧縮強度を有し耐久性に優れた土木用材料を提供す
る。 【解決手段】 少なくともセメント類、珪酸塩及び水と
を注入前に混合し、一次ゲルを生成させた後、該一次ゲ
ルを崩したものをA液とし、水ガラス水溶液をB液とし
て、該A液とB液とを混合し硬化させて用いる土木用材
料であって、材令28日後のホモゲルの圧縮強度が3N
/mm2以上であることを特徴とする土木用材料。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トンネル堀削工事
等における湧水や漏水する場所の止水、軟弱地盤の土壌
安定化剤、即時裏込め材、トンネルと地盤との間にでき
た空洞の補修用充填材、施工面に凹凸がある場合の補修
材、コンクリート系構造部材や鉱物系構造部材、化粧
板、石膏ボードなどの接合に用いる無機系接着剤等とし
て有用な土木用材料およびその施工方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、セメント−水ガラス系のグラウト
材はLW工法と称して、軟弱地盤の安定化に用いられ、
あるいはこれを主材とする裏込め材もまた周知である。
また、微粉スラグに消石灰を配合したもの(特開昭53
−612号公報)、ポルトランドセメントに石膏及びス
ラグ粉末を配合したもの(特開昭55−108487号
公報、特開昭55−102677号公報、特開昭51−
141459号公報)あるいはスラグ粉末と石灰及びベ
ントナイトのスラリーと水ガラス溶液より硬化させるグ
ラウト材や裏込め材、セメントとアルミナ化合物との混
合物の裏込め材(特開昭62−111100号公報)等
も提案されている。従来これらのセメント−水ガラス系
のグラウト材は、セメントを主成分とする液をA液とし
て、水ガラス水溶液をB液とし、A液とB液とを注入直
前で混合して可塑状ゲルを形成させ、この可塑状ゲルを
崩さないようにして地盤に注入し硬化させて用いられて
きた。
【0003】しかしながら、材令が経過するに従い思っ
たよりも硬化体の圧縮強度が得られないという問題があ
る。例えば、従来用いられるセメント−水ガラス系のグ
ラウト材は、材令28日後のホモゲルの圧縮強度が3N
/mm2未満のものとなる。これは、前記A液とB液と
を混合した場合に瞬時にゲルを形成し、A液とB液とが
充分に均一混合されていないにもかかわらず、このゲル
をそのまま崩さないように地盤等に注入し硬化させ用い
るため、硬化体自体の組成の不均一化が生じることが一
つ原因と考えられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明が解決
しようとする課題は、従来用いられるセメント−水ガラ
ス系のグラウト材に比べ、材令を経たものであっても、
これまでにない優れた圧縮強度を有し耐久性に優れた土
木用材料およびその施工方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる実情において、本
発明者らは、優れた圧縮強度を有し耐久性に優れた土木
用材料について鋭意研究を重ねた結果、珪酸塩−セメン
ト系土木用材料において、セメント類を主成分とする液
に珪酸塩を加えて、一旦、一次ゲルを生成させた後、該
一次ゲルを崩したものをA液とし、水ガラス水溶液をB
液として、このA液とB液とを混合して反応硬化せしめ
たものが材令を経たものであっても優れた圧縮強度を有
し耐久性に優れた土木用材料になることを知見し、本発
明を完成するに至った。
【0006】即ち、本発明の第1の発明は、少なくとも
セメント類、珪酸塩及び水とを注入前に混合し、一次ゲ
ルを生成させた後、該一次ゲルを崩したものをA液と
し、水ガラス水溶液をB液として、該A液とB液とを混
合し硬化させて用いる土木用材料であって、材令28日
後のホモゲルの圧縮強度が3N/mm2以上であること
を特徴とする土木用材料を提供するものである。
【0007】また、前記A液は、少なくともセメント類
250〜375重量部、珪酸塩10〜150重量部及び
水300〜700重量部を含有するものであることが好
ましい。また、前記A液は、粘度が30〜3000cp
(センチポイズ)および比重が1.2〜1.6となった
流動性を示すゲル状のものであることが好ましい。ま
た、前記珪酸塩は、水ガラス又はゼオライトから選ばれ
るものが好ましい。また、前記B液は、SiO2/Na2
Oのモル比3.0以上の水ガラスを用い且つSiO2
度が30重量%以下の水溶液であることが好ましい。ま
た、前記A液とB液は、B液/A液の容量比で0.08
〜0.20の範囲で混合し硬化させて用いることが好ま
しい。
【0008】また、本発明の第2の発明は、少なくとも
セメント類及び水ガラス水溶液とを注入前に混合し、一
次ゲルを生成させた後、該一次ゲルを崩したものをA液
とし、水ガラス水溶液をB液とし、該A液とB液とを混
合して注入個所に圧入もしくは注入した後、反応硬化せ
しめることを特徴とする施工方法を提供するものであ
る。また、本発明の第3の発明は、少なくともセメント
類を主成分とする液をA’液とし、水ガラス水溶液を
B’液として、注入管内で該A’液とB’液を混合し、
一次ゲルを生成させた後、該一次ゲルを崩したものに、
前記B’液を再び添加混合する手段を備えた注入管を用
いて注入個所に圧入もしくは注入した後、反応硬化せし
めることを特徴とする施工方法を提供するものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
本発明の土木用材料は、少なくともセメント類、珪酸塩
及び水とを注入前に混合し、一次ゲルを生成させた後、
該一次ゲルを崩したものをA液として用いることにその
大きな特徴がある。本発明においてこの一次ゲルとは、
セメント懸濁液に水ガラス水溶液を添加すると瞬結に近
いゲルタイムで極めて弱いゲル状態となり、攪拌等の力
の印加により、このゲルが破壊し、流動性を示すものを
意味する。またこの一次ゲルを崩すとは、この一次ゲル
を崩した後の液の粘度が20〜2000cp(センチポ
イズ)、好ましくは190〜720cp(センチポイ
ズ)で、比重が1.2〜1.6、好ましくは1.25〜
1.30となった流動性を示す液状のものを意味する。
【0010】本発明で用いるA液は、少なくともセメン
ト類250〜375重量部、好ましくは290〜310
重量部、珪酸塩10〜150重量部、好ましくは20〜
70重量部及び水300〜700重量部、好ましくは5
50〜610重量部を含有するものである。
【0011】本発明において、A液中のセメント類の配
合量を上記範囲とする理由は、この量が250重量部未
満では、強度発現の成分であるセメント類の量が不足
し、実用的な圧縮強度を発現しなくなる傾向があり、一
方、375重量部を越えると薬液自体の粘性が高くなり
作業性が悪くなる傾向があるとともに、土木用材料自体
も高価なものとなることから実用的でない。
【0012】また、A液中の珪酸塩の配合量を上記範囲
とする理由は、この量が10重量部未満では、セメント
粒子の表面を珪酸モノマーが均一に存在しなくなること
から実用的な圧縮強度が得られなくなる傾向があり、一
方、150重量部を越えるとセメント水和物による硬化
機構が阻害されるため好ましくない。また、A液中の水
の配合量を上記範囲とする理由は、この量が300重量
部未満では、粘性が高くなり作業性が悪くなる傾向があ
り、一方、700重量部を越えると水分量が多くなって
実用的な圧縮強度が得られにくい傾向があることから好
ましくない。
【0013】前記A液に使用するセメント類は、普通・
早強・中庸熱ポルトランドセメント等の各種ポルトラン
ドセメント、高炉セメント・フライアッシュセメント等
の各種混合セメントや、都市ゴミ焼却灰・下水汚泥焼却
灰等の廃棄物を原料として利用したセメント(エコセメ
ント)、さらには前記ポルトランドセメントやエコセメ
ントの一部を石灰石粉末、シリカヒューム、メタカオリ
ン等の混和材で置換したセメントが挙げられ、これらは
1種又は2種以上で用いられ、この中、3CaO・Si
2含有量の多い早強セメントが初期強度に優れる点で
特に好ましい。
【0014】前記A液に使用する珪酸塩の種類として
は、例えば、水ガラス、ゼオライト、シリカゾル等を例
示することができ、これらは1種又は2種以上で用いら
れる。この中、水ガラス又はゼオライトが好ましく、ま
た、ゼオライトは特に優れた圧縮強度を得る上で好まし
い。
【0015】前記A液に使用する水ガラスは、SiO2
/Na2Oのモル比が2.5以上、好ましくは3.0〜
3.3である。水ガラスのA液中の量は、SiO2濃度
として40重量%以下、好ましくは19.0〜24.5
重量%とすることが好ましい。水ガラスのSiO2/N
2Oのモル比を上記範囲とする理由は、このモル比が
2.5未満ではアルカリ量が多くなって、環境上好まし
くない。また、A液中の水ガラスの量をSiO2濃度と
して上記範囲とする理由は、この量が40重量%を越え
るとセメント水和物による硬化機構を阻害することとな
る傾向があることから好ましくない。
【0016】前記A液に使用するゼオライトは、天然又
は合成ゼオライトの何れであってもよく、天然のゼオラ
イトとしては、例えば、アナルサイム(Analcim
e;SiO2/Al23=3.6〜5.6)、チャバサ
イト(Chabazite;SiO2/Al23=3.
2〜6.0)、クリノプチライト(Crinoptil
olite;SiO2/Al23=8.5〜10.
5)、エリオナイト(Erionite;SiO2/A
23=5.8〜7.4)、フォジャサイト(Fauj
asite;SiO2/Al23=4.2〜4.6)、
モルデナイト(Mordenaite;SiO2/Al2
3=0.34〜10.0)、フィリップサイト(Ph
illipsite;SiO2/Al23=2.6〜
4.4)等を例示することができる。
【0017】合成ゼオライトは、A型ゼオライト(Si
2/Al23=1.4〜2.4)、X型ゼオライト
(SiO2/Al23=2〜3)、Y型ゼオライト(S
iO2/Al23=3〜6)、モルデナイト(SiO2
Al23=9〜10)などが挙げられる。これらのゼオ
ライトはNa、K、Li、Ca、Mg、Cu、Ag、B
a、Sr、Mn、Co、Ni、Zn、Ge、Pb等の1
種又は2種以上の金属イオンで置換されたゼオライトが
特に好ましい。これらのゼオライトは1種又は2種以上
で用いられ、物性等は特に制限はないが、微細なものが
薬液に対する分散性の点で好ましく、平均粒子径が0.
1〜20μm、好ましくは0.1〜10μmのものが特
に好ましい。
【0018】また、前記A液中には、他の硬化剤を1種
又は2種以上含有させて併用して用いることができる。
他の硬化剤としては、例えば、酸性塩、炭酸塩、重炭酸
塩、炭酸ガス、炭酸水、塩化物、アルミン酸塩、グリオ
キザール、エチレンカーボネート等の炭酸エステル、多
価酢酸エステル、石灰、スラグ等が挙げられる。また、
A液中には、本発明の目的を損なわない範囲の添加量で
混和剤を含有させて用いることができる。用いることが
できる混和剤としては、例えば増粘剤、安定剤、軽量骨
材、金属イオン封鎖剤、付着改良剤等が挙げられ、これ
らは1種又は2種以上組み合わせて用いることができ
る。
【0019】増粘剤は、本発明の土木用材料においてブ
リージングを低減するための成分であり、例えば、粘土
鉱物のベントナイト、モンモリロナイト、フライアッシ
ュ、ゼオライト、シリカヒューム、ファインシリカ等が
挙げられ、この中、ベントナイトが好ましく、ベントナ
イトは、膨張度が5ml/g以上のものを用いることが
特に好ましい。ここで膨張度とは、ベントナイト1gが
水を吸収してゼリー状に膨張したときの容積である。
【0020】安定剤は、本発明の土木用材料においてセ
メントの水和反応による硬化機能を低下させなくするた
めの成分であり、例えば、ポゾラン物質、クエン酸、酒
石酸、グルコン酸等オキシカルボン酸やそのアルカリ金
属塩が挙げられる。
【0021】軽量骨材は、本発明の土木用材料において
硬化体全量の軽量化を計るための成分であり、軽量骨材
は平均粒径10μm〜10mm、嵩比重が0.8g/c
3以下である無機質材料からなる発泡材が好ましい。
具体的には、建築用、耐火用、断熱、保温、造園用とし
て市販されているフヨーライト(芙蓉パーライト(株)
社製)、サキライト(三機加工建設(株)社製)等があ
げられる。
【0022】金属イオン封鎖剤は、本発明の土木用材料
にコンクリート構造物、セメント構造物、金属構造物等
の腐蝕抑制効果を付与することができる成分であり、例
えば、エチレンジアミン四酢酸、ニトリロトリ酢酸、グ
ルコン酸、酒石酸、クエン酸、マロン酸、蓚酸、リンゴ
酸、およびこれらの塩類、第一燐酸カリウム、第一燐酸
ナトリウム、第二燐酸ナトリウム等のオルソ燐酸塩、ヘ
キサメタ燐酸、ピロ燐酸、トリポリ燐酸等の可溶性塩類
の1種又は2種以上で用いられる。
【0023】付着性改良剤は、本発明の土木用材料に強
固な接着性を付与するための成分であり、例えば、ポリ
(メタ)アクリル酸のアルカリ金属塩、ポリ(メタ)ア
クリルアミド、(メタ)アクリル酸のアルカリ金属塩と
アクリルアミドの共重合体、メチルセルロース、ヒドロ
キシプロピルメチルセルロース、ヒドロキシエチルセル
ロース、カルボキシメチルセルロース等のセルロース誘
導体等の1種又は2種以上で用いられる。
【0024】セメント類及び珪酸塩のA液における添加
方法および一次ゲルを崩す方法としては、少なくともセ
メント類250〜375重量部、好ましくは290〜3
10重量部及び水300〜700重量部、好ましくは5
50〜610重量部を含有する液(以下「A1液」と呼
ぶ)、及びSiO2/Na2Oのモル比が2.5以上、好
ましくは3.0〜3.3の水ガラスを用い、水ガラスの
量がSiO2濃度として53重量%以下、好ましくは
1.9〜53重量%とした水ガラス水溶液、又はゼオラ
イトを1〜120重量%、好ましくは30〜80重量%
含有する水性スラリー(以下、「A2液」と呼ぶ)をそ
れぞれ調製し、該「A1液」に「A2液」を容量比
(「A2液」/「A1液」)で0.01〜0.20、好
ましくは0.02〜0.17となるように攪拌下に混合
し、一次ゲルを生成させると同時にゲルを崩し、これを
前記A液として用いる方法等が特に好ましく用いられ
る。なお、一次ゲルの崩しは、混練等の手段を用いても
よく、上記した一次ゲルの崩し後の状態となるような範
囲であれば、一次ゲルを生成させると同時でなくてもよ
い。また、時間の経過とともに再びゲル化が進行するこ
とから、ゲルの崩しは、何度おこなってもよい。
【0025】本発明の土木用材料における前記B液は、
水ガラス水溶液であり、用いる水ガラスとしては、Si
2/Na2Oのモル比が3.0以上、好ましくは3.0
〜3.3であり、また、水ガラスのB液中の量はSiO
2濃度として30重量%以下、好ましくは20〜25重
量%とすることが好ましい。このB液における水ガラス
のSiO2/Na2Oのモル比を上記範囲とする理由は、
このモル比が3.0未満ではアルカリ量が多くなり環境
への配慮の点で好ましくない。また、B液中の水ガラス
の量をSiO2濃度として上記範囲とする理由は、この
量が30重量%を越えるとゲルタイムが長くなり実用的
なゲルタイムが得られなくなる傾向があることから好ま
しくない。
【0026】また、このB液には、前記した軽量骨材を
配合して用いることもできる。本発明において前記A液
と前記B液との混合割合は、B液/A液の容量比で0.
08〜0.20、好ましくは0.09〜0.16の範囲
である。この混合割合をB液/A液の容量比で前記範囲
とする理由は、この範囲以外では硬化剤としての機能を
持つB液がA液に瞬時に均一に混合することが困難なも
のとなる傾向があることから好ましくない。本発明の前
記A液と前記B液を混合し硬化させて用いる土木用材料
は、材令28日後のホモゲルの圧縮強度が3N/mm2
以上である。
【0027】次いで、本発明の施工方法について説明す
る。本発明の土木用材料の施工方法は、少なくともセメ
ント類、珪酸塩及び水とを注入前に混合し、一次ゲルを
生成させた後、該一次ゲルを崩したものをA液とし、水
ガラス水溶液をB液として、それぞれ別々に前記A液と
B液を調製し、注入する直前または注入後にA液とB液
を合流させて該A液とB液とを注入個所に圧入もしくは
注入した後、反応硬化せしめることにより実施すること
ができる。この場合、注入する直前に前記A液とB液と
を容量比(B液/A液)で0.08〜0.20、好まし
くは0.09〜0.16となるように1.5ショット又
は2ショットで瞬時に混合できる薬液注入機に導入して
圧力注入することにより行われる。注入圧力としては
0.5〜10kg/cm2の範囲である。
【0028】この施工方法で使用されるA液は、注入現
場で調製してもよく、また、注入現場以外で調製しても
よい。注入現場又は注入現場以外で前記A液を調製する
場合には、セメント懸濁液に所定量の珪酸塩及び水を加
え、注入直前まで攪拌又は混練して前記したような流動
状態を保たせた状態に調製すればよい。また、本発明に
おいて、前記A液の珪酸塩として水ガラスを用いる場合
には、少なくともセメント類を主成分とする液をA’液
とし、水ガラス水溶液をB’液として注入管内でA’液
とB’液とを混合し、一次ゲルを生成させた後、該一次
ゲルを崩したものに、前記B’液を再び添加混合する手
段を備えた注入管を用いて注入個所に圧入もしくは注入
し、反応硬化せしめることにより実施することもでき
る。この施工方法は、少なくともセメント懸濁液を含有
する液と水ガラス水溶液をそれぞれ別個に二液を調製
し、この二液を用いて、注入管から薬液が排出されるま
での間に、前記A液と前記B液の組成となるように調製
し、且つこのA液とB液とを容量比で0.025〜0.
170、好ましくは0.080〜0.186となるよう
に一つの注入管内で混合したものを排出できるように設
計された注入管を用いる方法である。
【0029】注入管で用いるA’液は、水ガラスを含有
しない少なくともセメント類を主成分とする懸濁液であ
り、A’液は、少なくともセメント類250〜375重
量部、好ましくは290〜310重量部、水300〜7
00重量部、好ましくは550〜610重量部として含
有させることが好ましい。また、B’液は、水ガラス水
溶液であり、用いる水ガラスとしては、SiO2/Na2
Oのモル比が2.5以上、好ましくは3.0〜3.3の
ものを用いることが好ましく、また、水ガラスのB’液
中の量はSiO2濃度として30重量%以下、好ましく
は22.5〜24.5重量%とすることが好ましい。
【0030】前記注入管を用いた施工方法をより具体的
とするため図面を参照にしながら本発明の土木用材料で
用いる注入管について説明する。図1は、本発明で用い
る注入管の一例を示す概略縦断側面図である。注入管
(1)には、前記A’液を導入する外管(3)と前記
B’液を導入する内管(2)、外管(3)の液を排出す
る噴出口(4)が備えられている二重管である。内管
(2)には、前記B‘液を導入するための導入口(2
a)、ゴムスリーブ(2b)、ゴムスリーブ(2d)が
備えられ、めくら板(2e)により、内管を流れる前記
B’液は、B’液噴出孔から排出される構造となってい
る。ゴムスリーブ(2b)とゴムスリーブ(2d)の位
置には、B’液を外管に噴出させるB’液噴出孔
((5)、(6))がそれぞれ設けられている。ゴムス
リーブ(2b)は、B’液噴出孔(6)を覆うように設
置されている。ゴムスリーブ(2d)にも同様に、B’
液噴出孔(5)を覆うように設置されている。この噴出
孔(5)と(6)の孔径と孔数は、B’液噴出孔(5)
とB’液噴出孔(6)における液量の比率が1:6とな
るように設計されている。
【0031】外管(3)には、導入口(3a)、攪拌羽
根(3b)が備えられている。前記B‘液の水ガラス水
溶液は内管(2)の導入口(2a)から導入され、ゴム
スリーブ(2b)でB’液噴出孔(6)を通してB’液
の一部がセメント懸濁液A’液と前記B’液との容量比
(B’液/A’液)で0.64〜0.87、好ましくは
0.64〜0.75となるように外管(3)中に所定量
導入されることにより、B’液とA’液とが混合され、
外管(3)中で一次ゲルを形成する。この一次ゲルは外
管(3)に備えられた攪拌羽根(3b)でゲルが崩さ
れ、前記した性状の液状のものとなり(以下、この液を
「C液」略記する)、これは前記したA液に相当する。
【0032】一方、ゴムスリーブ(2b)を通過した
B’液は、ゴムスリーブ(2d)でB’噴出孔(6)を
通してB’液の一部が再びC液とB’液の容量比(C液
/B’液)で0.025〜0.170、好ましくは0.
080〜0.186となるように外管(3)中に所定量
導入されて、前記C液とB‘液とが混合したものが噴出
口(4)から排出される。
【0033】この施工方法は、前記注入管に前記A’液
とB’液とを圧力注入することにより実施され、注入圧
力は1〜5kgf/cm2以下、好ましくは1〜3kg
f/cm2、注入流量は、1〜10L/h、好ましくは
1〜5L/hで行うことが好ましい。また、瞬結性の材
料とするために、内管のB’液噴出孔(6)から、外管
の噴出口(4)までの距離を適宜長くすることで、噴出
口(4)から噴出される状態においてゲル化したものと
することができる。
【0034】本発明の土木用材料は、材令28日後経過
後でも優れたホモゲルの圧縮強度を有するものであるの
で、例えば、トンネル堀削工事等における湧水や漏水す
る場所の止水、軟弱地盤の土壌安定化剤、即時裏込め
材、トンネルと地盤との間にできた空洞の補修用充填
材、施工面に凹凸がある場合の補修材、コンクリート系
構造部材や鉱物系構造部材、化粧板、石膏ボードなどの
接合に用いる無機系接着剤等に利用することができる。
【0035】
【実施例】以下、本発明を実施例により詳細に説明する
が本発明はこれらに限定されるものではない。 (実施例1〜3)セメント懸濁液(A1)に水ガラス水
溶液(A2)を表1の配合割合になるように添加し、3
00rpmで攪拌した。最初一次ゲルが生成して増粘す
るが、やがて一次ゲルが崩れ、さらさらした薬液となっ
た。この薬液をB型粘度計により粘度を測定した結果、
20℃で150〜800cpの粘度を有し、比重は1.
25〜1.28であった。この薬液をA液として使用し
た。また、表1に示す組成の水ガラス水溶液をB液とし
て使用した。表1に示す割合でA液にB液を混合して、
硬化させた際のゲルタイム、圧縮強度、曲げ強度を測定
した。その結果を表2に示した。
【0036】なお、ゲルタイム、圧縮強度及び曲げ強度
の測定条件は下記のとおりである。 (1)ゲルタイム A液とB液との混合物が流動性を失うまでの時間をい
い、A液とB液を混合して、この土木用材料を入れたビ
ーカーを90度に傾けても流下しなくなるまでの時間を
測定した。 (2)圧縮強度 土木用材料(A液とB液との混合物)を50mmφ×1
00mmLの円筒型枠に入れて、所定条件で養成を行っ
た後、取り出してアムスラー型強度試験機を用いて測定
した一軸圧縮強度を測定した。 (3)曲げ強度 土木用材料((2)で用いたものと同じ材料)により作
成した供試体(断面40mm平方、長さ160mmの角
柱)を所定条件下で養生を行ったものを用い、3等分点
荷重による曲げ強度を測定した。
【0037】(比較例1)表1に示した組成のA液とB
液とを混合し、硬化させた際のゲルタイム、圧縮強度、
曲げ強度を実施例1〜3と同様な方法で測定した。その
結果を表2に示した。
【0038】(比較例2〜3)セメント懸濁液(A1)
に水ガラス水溶液(A2)を表1の配合割合になるよう
に添加し、600rpmで攪拌した。最初一次ゲルが生
成して増粘するが、やがて一次ゲルが崩れ、さらさらし
た薬液となった。この薬液をB型により粘度を測定した
結果、20℃で1500〜1700cpの粘度を有して
いた。この薬液をA液として使用した。また、表1に示
す組成の水ガラス水溶液をB液として使用した。表1に
示す割合でA液にB液を混合して、硬化させた際のゲル
タイム、圧縮強度、曲げ強度を実施例1〜3と同様な方
法で測定した。結果を表2に示す。
【0039】
【表1】
【0040】
【表2】
【0041】(実施例4)下記組成のA’液とB’液を
用いて図1に示した注入管を用いて下記の条件にて施工
を実施した。 使用した材料 A’液 セメント:早強セメント(太平洋セメント(株))15,000g 水: 29000ml B’液 水ガラス:品名N特殊珪酸ソーダ、日本化学工業株式会社製、 SiO2/Na2Oモル比=3.80〜4.10 SiO2濃度=22.5〜24.5重量%、比重31.6 7000ml
【0042】前記A’液を外管(3)の導入口(3a)
から、また前記B’液を内管(2)の導入口(2a)か
ら圧力2.5kg/cm2、流量1000ml/min
で導入した。B’液は、ゴムスリーブ(2b)でB’液
噴出孔(7)を通してB’液の一部がセメント懸濁液
A’液と前記B’液との容量比(B’液/A’液)で
0.64〜0.87となるように外管(3)中に導入さ
れ、一次ゲルを形成した。この一次ゲルは外管に備えら
れた攪拌羽根(3b)でゲルが崩された(以下、C液と
略記する)。一方ゴムスリーブ(2b)を通過したB’
液は、ゴムスリーブ(2d)でB’液噴出孔(8)を通
してB’液の一部が再び前記C液とB’液との容量比
(B’液/C液)で0.025〜0.170となるよう
に外管(3)中に所定量導入され、噴出口(4)から排
出された。この噴出口(4)から排出された液を硬化さ
せた際のゲルタイム、圧縮強度、曲げ強度を実施例1〜
3と同様な方法で測定したところ、ゲルタイムが1〜3
秒、圧縮強度3〜3.5N/mm2、曲げ強度は5〜9
N/mm2であった。
【0043】(実施例5)セメント懸濁液(A1)にゼ
オライト懸濁液(A2)を表3の配合割合になるように
添加し、300rpmで攪拌した。最初一次ゲルが生成
して増粘するが、やがて一次ゲルが崩れ、さらさらした
薬液となった。この薬液をB型粘度計により粘度を測定
した結果、20℃で54〜170cpの粘度を有し、比
重は1.30〜1.33であった。この薬液をA液とし
て使用した。また、表4に示す組成の水ガラス水溶液を
B液として使用した。表4に示す割合でA液にB液を混
合して、硬化させた際のゲルタイム、圧縮強度、曲げ強
度を実施例1〜3と同様な方法で測定した。結果を表4
に示す。
【0044】
【表3】
【0045】
【表4】
【0046】
【発明の効果】上記したとおり、本発明の土木用材料
は、従来用いられるセメント−水ガラス系のグラウト材
に比べ、セメント量を増加させることなく、従来のセメ
ント配合量で、1.3倍強の圧縮強度を発現させるとと
もに、材令を経たものであってもこれまでにない優れた
圧縮強度を有し耐久性に優れた土木用材料である。この
土木用材料の用途としては、例えば、トンネル堀削工事
等における湧水や漏水する場所の止水、軟弱地盤の土壌
安定化剤、即時裏込め材、トンネルと地盤との間にでき
た空洞の補修用充填材、施工面に凹凸がある場合の補修
材、コンクリート系構造部材や鉱物系構造部材、化粧
板、石膏ボードなどの接合に用いる無機系接着剤等に利
用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明で用いる注入管の一例を示す概略縦断側
面図。
【符号の説明】
(1)注入管、(2)内管、(3)外管、(4)噴出
口、(5)B’液噴出孔、(6)B’液噴出孔、(2
a)B’液導入口、(2b)ゴムスリーブ、(2d)ゴ
ムスリーブ、(2e)めくら板、(3a)A’液導入
口、(3b)攪拌羽根
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) E21D 11/38 E21D 11/38 Z //(C04B 28/00 C04B 14:04 Z 14:04 C 22:08 A 22:08 14:10 Z 14:10 14:18 14:18 24:06 A 24:06 24:26 D 24:26 24:38 A 24:38) 111:70 111:70 (72)発明者 竹越 重治 東京都江東区亀戸9丁目11番1号 日本化 学工業株式会社研究開発本部内 (72)発明者 小瀧 秀樹 東京都江東区亀戸9丁目11番1号 日本化 学工業株式会社研究開発本部内 Fターム(参考) 2D055 JA02 KB01 LA02 LA16 4G012 PA03 PA06 PA07 PB06 PB17 PB31 PB40 4H026 CA01 CA03 CC04

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくともセメント類、珪酸塩及び水と
    を注入前に混合し、一次ゲルを生成させた後、該一次ゲ
    ルを崩したものをA液とし、水ガラス水溶液をB液とし
    て、該A液とB液とを混合し硬化させて用いる土木用材
    料であって、材令28日後のホモゲルの圧縮強度が3N
    /mm2以上であることを特徴とする土木用材料。
  2. 【請求項2】 前記A液は、少なくともセメント類25
    0〜375重量部、珪酸塩10〜150重量部及び水3
    00〜700重量部を含有するものである請求項1記載
    の土木用材料。
  3. 【請求項3】 前記A液は、粘度が30〜3000cp
    (センチポイズ)および比重が1.2〜1.6となった
    流動性を示すゲル状のものである請求項1又は2記載の
    土木用材料。
  4. 【請求項4】 前記珪酸塩は、水ガラスである請求項1
    乃至3のいずれか1項記載の土木用材料。
  5. 【請求項5】 前記珪酸塩は、ゼオライトである請求項
    1乃至3のいずれか1項記載の土木用材料。
  6. 【請求項6】 前記B液は、SiO2/Na2Oのモル比
    3.0以上の水ガラスを用い且つSiO2濃度が30重
    量%以下の水溶液である請求項1乃至5のいずれか1項
    記載の土木用材料。
  7. 【請求項7】 前記A液とB液は、B液/A液の容量比
    で0.08〜0.20の範囲で混合し硬化させて用いる
    請求項1乃至6のいずれか1項記載の土木用材料。
  8. 【請求項8】 少なくともセメント類、珪酸塩及び水
    とを注入前に混合し、一次ゲルを生成させた後、該一次
    ゲルを崩したものをA液とし、水ガラス水溶液をB液と
    し、該A液とB液とを混合して注入個所に圧入もしくは
    注入した後、反応硬化せしめることを特徴とする施工方
    法。
  9. 【請求項9】 少なくともセメント類を主成分とする液
    をA’液とし、水ガラスを含有する液をB’液として、
    注入管内で該A’液とB’液を混合し、一次ゲルを生成
    させた後、該一次ゲルを崩したものに、前記B’液を再
    び添加混合する手段を備えた注入管を用いて注入個所に
    圧入もしくは注入した後、反応硬化せしめることを特徴
    とする施工方法。
  10. 【請求項10】 前記A’液は、少なくともセメント類
    250〜375重量部及び水300〜700重量部を含
    有するものである請求項9記載の施工方法。
  11. 【請求項11】 前記B’液は、SiO2/Na2Oのモ
    ル比が2.5以上の水ガラスを用い且つSiO2濃度が
    40重量%以下の水溶液である請求項9又は10記載の
    施工方法。
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