JP2003026401A - 水素精製装置 - Google Patents

水素精製装置

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JP2003026401A
JP2003026401A JP2001210427A JP2001210427A JP2003026401A JP 2003026401 A JP2003026401 A JP 2003026401A JP 2001210427 A JP2001210427 A JP 2001210427A JP 2001210427 A JP2001210427 A JP 2001210427A JP 2003026401 A JP2003026401 A JP 2003026401A
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Japan
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temperature
purification
carbon monoxide
hydrogen
purifying
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JP2001210427A
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English (en)
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Seiji Fujiwara
誠二 藤原
Kiyoshi Taguchi
清 田口
Kunihiro Ukai
邦弘 鵜飼
Hidenobu Wakita
英延 脇田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の水素精製装置における浄化触媒は、一
酸化炭素を低減できる温度範囲が狭かったため、一酸化
炭素を10ppm以下に低減するための温度制御が難し
く、また浄化触媒の温度を上昇させる時間も長くかか
り、また負荷変動時に一酸化炭素を低減することも難し
いものであった。 【解決手段】 少なくとも一酸化炭素を含有する水素ガ
スを供給するガス供給部と、酸化ガスを送り込む酸化ガ
ス供給部と、前記水素ガス中の一酸化炭素を酸化ガス中
の酸素と酸化反応をさせる浄化触媒体を有する浄化部と
を具備する水素精製装置において、前記浄化触媒体は少
なくともAl、Siのいずれかを含む酸化物と、1種類
以上の遷移金属および/または遷移金属酸化物と、P
t、Ru、Pd、Rhのうち少なくとも1種類の貴金属
および/または貴金属酸化物とで構成したことを特徴と
する水素精製装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水素を燃料とする
固体高分子型燃料電池用などの水素供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】エネルギーを有効に利用する分散型発電
装置として、発電効率および総合効率の高い燃料電池コ
ージェネレーションシステムが注目されている。
【0003】燃料電池の多く、例えば実用化されている
リン酸型燃料電池や、開発が進められている固体高分子
型燃料電池は、水素を燃料として発電する。しかし、水
素はインフラとして整備されていないため、システムの
設置場所で生成させる必要がある。
【0004】水素生成方法の一つとして、水蒸気改質法
がある。天然ガス、LPG、ナフサ、ガソリン、灯油等
の炭化水素系、メタノール等のアルコール系の原料を水
と混合して、改質触媒を設けた改質部で水蒸気改質反応
させ、水素を発生させる方法である。
【0005】この水蒸気改質反応では一酸化炭素が副成
分として生成するが、一酸化炭素は燃料電池電極触媒を
劣化させるため、特に固体高分子型燃料電池に対して
は、一酸化炭素を100ppm以下、好ましくは10p
pm以下に除去する必要がある。
【0006】通常、水素精製装置は、水素ガス中の一酸
化炭素を除去するため改質部の後に、一酸化炭素変成触
媒体を有する変成部を設け、水素ガス中の一酸化炭素と
水蒸気とをシフト反応させ、二酸化炭素と水素とに転換
し、一酸化炭素濃度を数千ppmから1%程度まで低減
させる。
【0007】ついで水素ガスを浄化触媒体を有する浄化
部へ通し、一酸化炭素濃度の0.5〜3倍程度の酸素量
を含む空気を送り込むことによって、浄化触媒体上で一
酸化炭素と酸素との選択酸化反応をさせる。その結果、
水素ガス中の一酸化炭素濃度を10ppm以下にまで低
減させる。
【0008】このように、一酸化炭素を10ppm以下
にまで安定して低減できるためには、浄化部に性能の高
い浄化触媒を設けておくことが必要となる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、通常変
成部から出てくる水素ガスは数千ppmから1%程度の
一酸化炭素を含んでいるため、浄化触媒体によって一酸
化炭素を10ppm以下にまで低減するためには、温度
をある一定の範囲にする必要があった。従来用いられて
いるPt系の触媒体を用いても、約100℃から200
℃程度の温度範囲に制御する必要があり、その温度範囲
を外れると、浄化部出口の一酸化炭素濃度を10ppm
以下に低減できないことがあった。安定して一酸化炭素
濃度を10ppm以下にまで低減するためには、広い温
度範囲で一酸化炭素を低減できる浄化触媒体が必要であ
った。
【0010】200℃を超える高温域においては、一酸
化炭素が酸素と反応して低減される量よりも、水素ガス
中の二酸化炭素と水が反応する逆シフト反応によって生
成する一酸化炭素量が多くなっていたため、高温域にお
いて逆シフト反応を抑制できる浄化触媒体が必要であっ
た。
【0011】また、装置を起動させた直後は浄化部の温
度が低いため、水素ガス中の一酸化炭素を浄化触媒体に
よって低減することができなかった。よって、浄化触媒
体が一酸化炭素濃度を低減できる温度まで上昇させるた
めの時間がかかり、改質触媒へ原料ガスを供給し始めて
から、浄化部出口において一酸化炭素を10ppm以下
に低減できるまでの時間、すなわち起動時間が長くかか
っていた。
【0012】また、起動完了後にも負荷変動などの際に
原料ガス流量を少なくした場合に、改質部からの熱が途
中機体放熱によって失われ、浄化触媒体の温度が低下す
ることがあり、そのときに浄化部出口の一酸化炭素濃度
が10ppm以下に低減できないことがあった。
【0013】このように、従来の技術においては、浄化
触媒体の温度が低下すると浄化部出口の一酸化炭素濃度
が上昇してしまうという問題があった。また、浄化触媒
体を高温にすることによっても一酸化炭素を低減できな
いことがあったため、一酸化炭素を確実に低減できるよ
うに浄化触媒体の温度を制御することが難しかった。
【0014】また、浄化部へ空気を多く導入して一酸化
炭素を低減させることも考えられるが、水素も酸化して
消費してしまい、改質効率の低下の原因となっていた。
【0015】本発明は、上記従来のこのような課題を考
慮し、広い温度範囲で一酸化炭素を低減できる浄化触媒
体を具備した水素精製装置を提供することを目的とす
る。また、改質触媒へ原料を供給し始めてから一酸化炭
素濃度を10ppm以下に低減できるまでの時間を短縮
でき、また、負荷変動などにより浄化触媒体の温度が低
下したときでも確実に一酸化炭素濃度を低減できる水素
精製装置を提供することを目的とする。
【0016】また本発明は、水素が酸化されることによ
る水素消費を抑制し、改質効率を向上させた水素精製装
置を提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明は前記課題を解決
するために、少なくとも一酸化炭素を含有する水素ガス
を供給するガス供給部と、酸化ガスを送り込む酸化ガス
供給部と、前記水素ガス中の一酸化炭素を酸化ガス中の
酸素と酸化反応をさせる浄化触媒体を有する浄化部とを
具備する水素精製装置において、前記浄化触媒体は少な
くともAl、Siのいずれかを含む酸化物と、1種類以
上の遷移金属および/または遷移金属酸化物と、Pt、
Ru、Pd、Rhのうち少なくとも1種類の貴金属およ
び/または貴金属酸化物とで構成したことを特徴とする
ものである。
【0018】また本発明は、前記遷移金属は第一遷移金
属のSc、Ti、V、Cr、Mn、Fe、Co、Ni、
Cu、Znであることを特徴とするものである。
【0019】また本発明は、前記酸化物はゼオライトで
あることを特徴とするものである。
【0020】また本発明は、前記酸化物は陽イオン交換
体であることを特徴とするものである。
【0021】また本発明は、前記浄化触媒体は前記酸化
物に前記遷移金属をイオン交換することによって担持し
た後、Pt、Ru、Pd、Rhのうち少なくとも1種類
の貴金属を担持したことを特徴とするものである。
【0022】また本発明は、前記ゼオライトはSi/A
l比が1から100までであることを特徴とするもので
ある。
【0023】また本発明は、前記浄化触媒体はY型ゼオ
ライトにCuをイオン交換によって担持した後、Ptを
担持したことを特徴とするものである。
【0024】また本発明は、前記浄化部の上流側に金属
酸化物と貴金属とで調製した第一浄化触媒体を設け、下
流側に請求項1から7記載の浄化触媒体を第二浄化触媒
体として設けたことを特徴とするものである。
【0025】また本発明は、前記浄化部を二段に分け、
上流の第一浄化部に前記第一浄化触媒体と前記第一浄化
触媒体へ酸化ガスを送り込む第一酸化ガス供給部とを設
け、下流の第二浄化部に前記第二浄化触媒体と前記第二
浄化触媒体へ酸化ガスを送り込む第二酸化ガス供給部と
を設けたことを特徴とするものである。
【0026】また本発明は、前記第一浄化部内および/
または前記第二浄化部内に、前記第一浄化触媒体および
/または第二浄化触媒体の温度、および/または前記水
素ガスの温度を検出する温度検出部を設け、前記温度検
出部が検出する温度に基準温度を設定し、前記基準温度
を下回っているときは前記第一酸化ガス供給部を停止し
前記第二酸化ガス供給部を運転させ、前記基準温度以上
のときには第二酸化ガス供給部を停止し前記第一酸化ガ
ス供給部を運転させることを特徴とするものである。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を用いて説明する。
【0028】(実施の形態1)図1は本発明の実施の形
態1における水素精製装置の構成図であり、同図におい
て、改質部1、改質部1内に収められた改質触媒2、改
質触媒2へ原料を供給する原料供給部3、改質触媒2へ
水を供給する水供給部4、改質触媒2を加熱する改質加
熱部5、変成部6、変成部内に収められた変成触媒体7
で水素ガス供給部を構成する。水素ガス供給部に関して
の構成上の詳細な説明は省略する。
【0029】8は浄化部であり、浄化触媒体9が収めら
れている。10は浄化部へ供給する水素ガスを冷却する
ための冷却ファン、11は浄化部内に酸化ガスとしての
空気を送り込む空気ポンプである。12は浄化部8内の
下流に設けてある温度検出部であり、そこで検出される
温度をもとに制御部13によって冷却ファン10および
空気ポンプ11の動作を制御し、浄化触媒体9が一酸化
炭素を充分低減できるよう一定温度範囲に保つ。浄化部
8を中心とする詳細な説明は以下随時説明する。
【0030】上記の構成における装置動作を、メタンガ
スを原料とした一実施例をもとに説明する。装置起動時
において改質加熱部5により、改質部1の加熱を開始
し、改質触媒2へ熱を伝えた。続いて原料供給部3か
ら、原料である炭化水素成分としてのメタンガスを改質
触媒2に、水供給部4から、メタンガス1モルに対して
4モルの水を改質触媒2に供給した。
【0031】なお、ここでは改質触媒2へ供給するメタ
ンガス量を6L/分とし、改質触媒2の温度が約750
℃となるように改質加熱部5で加熱量を制御し、水蒸気
改質反応を進行させた。改質部1内で反応後の水素ガス
は変成部6に供給した。変成部6に供給する水素ガス中
には、水蒸気と二酸化炭素と約10%程度の一酸化炭素
が含まれるため、変成触媒体7で一酸化炭素と水蒸気に
よるシフト反応によって、一酸化炭素濃度を数千ppm
から1%程度まで低減した。さらに一酸化炭素濃度を低
減するために変成部6から出た水素ガスを浄化部8へ供
給した。
【0032】浄化部8内に収められた浄化触媒体9上で
は、水素ガス中の一酸化炭素と、空気ポンプ11によっ
て供給された空気中の酸素との酸化反応が進行する。
【0033】ここで、浄化触媒体9は、ゼオライトをC
u塩溶液でイオン交換することによってCuを担持した
後、Pt塩溶液を含浸することによって、さらにPtを
担持した。このものを空気中500℃で焼成し、コージ
ェライトハニカムにコーティングして用いた(以下、P
t−Cu/ゼオライトと示す)。
【0034】ゼオライトにCuおよびPtをイオン交換
によって担持することで、CuおよびPtが高分散に担
持され、一酸化炭素および酸素が反応するための活性点
が増大するため、一酸化炭素と酸素の酸化反応によって
一酸化炭素を確実に低減することができる。これによっ
て、露点(およそ70℃)近くの低温においても一酸化
炭素を10ppm以下にまで低減することができる。
【0035】また、活性点にCuとPtを共存させるこ
とによって、CuがPt上の電子を引き寄せて、一酸化
炭素の吸着を抑制する効果があるため、高温において従
来Pt系の浄化触媒で起こっていた副反応としての逆シ
フト反応を抑制することができる。これによって、20
0℃以上の高温においても一酸化炭素を10ppm以下
にまで低減することができる。
【0036】なお、Cuなどの第一遷移金属は、ゼオラ
イトにイオン交換によって担持すると、第一遷移金属特
有である3d軌道の電子の性質により酸化状態が変わり
やすく、共存しているPtなどの貴金属の電子状態に影
響を与えやすい特異的な物質である。そのため、Cu以
外の第一遷移金属である、Sc、Ti、V、Cr、M
n、Fe、Co、Ni、Znでも同様の効果が得られ
る。
【0037】なお、Ptの代わりに他の貴金属、Pd、
Ru、Rhでも同様の効果が得られるが、Ptの特性が
最も良い。
【0038】なお、ゼオライトに第一遷移金属および貴
金属をイオン交換によって担持すると、アニオンの状態
でいるAl原子に第一遷移金属および貴金属が担持され
た形になる。そのため、ゼオライトのSi/Al比が大
きすぎると、第一遷移金属と貴金属との相互作用の力が
薄れるため、Si/Al比が100以下のゼオライトを
用いることが好ましい。また、第一遷移金属および貴金
属の粒子径を考慮すると、Si/Al比が2から10程
度のゼオライトが好ましい。特にY型ゼオライト、また
はモルデナイトが好ましい。
【0039】なお、ゼオライトに第一遷移金属をイオン
交換した後、貴金属を担持することによって、第一遷移
金属と貴金属の双方がうまく共存してゼオライトに担持
されるため、第一遷移金属を貴金属の後で担持するより
も効果がある。
【0040】浄化触媒体9上で空気中の酸素との酸化反
応が進行した結果、70℃程度の低温域から250℃程
度の高温域までの広い温度範囲において、浄化部出口の
一酸化炭素濃度を安定して10ppm以下にまで低減す
ることができる。
【0041】(実施の形態2)本発明における浄化触媒
体を、従来用いられている金属酸化物と貴金属とで調製
した触媒と組み合わせることによって、さらに確実に浄
化部出口の一酸化炭素濃度を低減することができる。
【0042】図2は本発明の実施の形態2における水素
精製装置の構成図であり、実施の形態1における図1と
異なる点を中心に説明する。
【0043】21は浄化部であり、水素ガスが流れる方
向の上流側に第一浄化触媒体22を設置し、下流側に実
施の形態1において説明した浄化触媒体を第二浄化触媒
体23として設置した。浄化部内の温度は実施の形態1
と同様に、温度検出部12で検出される温度をもとに制
御部13によって冷却ファン10および空気ポンプ11
によって制御する。
【0044】第一浄化触媒体22は、粉末のアルミナに
Ptを担持し、コージェライトハニカムにコーティング
したものを用いた(以下、Pt/アルミナと示す)。
【0045】上記のように調製した第一浄化触媒体22
は、変成部出口の一酸化濃度が1%を超えるような高い
ときでも、およそ100℃から200℃程度の温度範囲
であれば、浄化部出口の一酸化炭素濃度を低減すること
ができる。これは酸化反応に加えてメタン化反応によっ
て一酸化炭素を低減するためである。メタン化反応は一
酸化炭素と水素による反応であるため、浄化部出口にお
ける水素生成量が減少して改質効率の低下につながり望
ましいことではない。しかし、変成部出口の一酸化炭素
濃度が1%を超えたときにでも、浄化部出口において一
酸化炭素を10ppm以下に低減することができる。
【0046】第一浄化触媒体22は単独で用いると、改
質触媒2へメタンガスを供給し始めるとき、すなわち装
置起動時においては浄化触媒体の温度を100℃以上ま
で昇温させない限り、一酸化炭素濃度を低減することは
できなかったため、浄化部出口の一酸化炭素濃度を10
ppm以下にまで低減し始める時間まで長時間かかって
しまう原因となっていた。また、浄化触媒体の温度が2
00℃を超えたときには、二酸化炭素と水蒸気による逆
シフト反応が進行してしまい、一酸化炭素を低減できな
いことがあった。
【0047】本実施の形態においては、浄化部21内の
上流側にPt/アルミナ触媒、下流側にPt−Cu/ゼ
オライト触媒を設けることによって、浄化部21内の温
度が低いときには、下流側のPt−Cu/ゼオライト触
媒によって一酸化炭素濃度を低減することができ、浄化
部内の温度が100℃から200℃程度のときは、上流
側のPt/アルミナ触媒によって一酸化炭素濃度を低減
することができる。また、上流側のPt/アルミナ触媒
によって空気中の酸素をすべて消費したときでも、下流
側のPt−Cu/ゼオライト触媒では逆シフト反応が進
行しないため、浄化部出口において一酸化炭素濃度を1
0ppm以下に低減することができる。
【0048】本実施の形態では、第一浄化触媒体22と
してPt/アルミナ触媒を用いたが、Si、Zr、T
i、Ceなどのような他の金属酸化物および混合酸化物
に、他の貴金属であるRu、Pd、Rhなどを単独また
は組み合わせて、また、Pt−Ruのような合金化した
貴金属を担持することによっても同様の効果が得られ
る。
【0049】(実施の形態3)浄化部を二段に分け、各
々に浄化触媒体を設け、各々の温度を制御することによ
っても、浄化部出口の一酸化炭素濃度を確実に10pp
m以下に低減することができる。
【0050】図3は本実施の形態における水素精製装置
の構成図であり、実施の形態1における図1と異なる点
を中心に説明する。
【0051】31は第一浄化部であり、第一浄化触媒体
32および第一空気ポンプ33および第一温度検出部3
4が設けてある。第一浄化触媒体32はPt/アルミナ
触媒を用いた。第一浄化部31内の温度は第一温度検出
部34が検出する温度をもとに、制御部41によって第
一空気ポンプ33および第一冷却ファン35によって制
御する。
【0052】また、36は第二浄化部であり、第二浄化
触媒体37および第二空気ポンプおよび第二温度検出部
39が設けてある。第二浄化触媒体37はPt−Cu/
ゼオライト触媒を用いた。第二浄化部36内の温度は第
二温度検出部39が検出する温度をもとに、制御部41
によって第二空気ポンプ38および第二冷却ファン40
によって制御する。
【0053】上記のように浄化部を二段に分けた場合、
各々の触媒種の最も一酸化炭素を低減することができる
温度範囲で、触媒温度を制御することができる。すなわ
ち触媒種に対応した個別の制御ができるため、さらに確
実に浄化部出口の一酸化炭素濃度を10ppm以下に低
減することができる。
【0054】なお、ここでは第一、第二温度検出部は水
素ガスの温度を検出しているが、第一、第二温度検出部
をそれぞれ第一、第二浄化触媒体の温度を直接検出する
ことによっても同様の効果が得られる。
【0055】なお、浄化部を三段以上に分け、各々の浄
化部に浄化触媒体および空気ポンプおよび冷却ファンを
設けて制御することによっても、浄化部出口の一酸化炭
素濃度を安定に低減することができることは言うまでも
ない。
【0056】(実施の形態4)また、酸化ガスとしての
空気の供給を触媒種に応じて制御することによって、浄
化部出口の一酸化炭素濃度を10ppn以下に低減する
ことができ、水素を酸化することによる水素消費を抑制
し、改質効率の向上が実現できる。
【0057】本実施の形態における水素精製装置の構成
図は図3であり、実施の形態3と同一の構成であるた
め、詳細な説明は省略する。
【0058】実施の形態3と異なる点は、第一温度検出
部34に基準温度を設定したことである。本実施の形態
においては基準温度を100℃とし、基準温度より下回
っているときは、第一空気ポンプ33は運転せずに第二
空気ポンプ38だけ運転することによって、第二浄化触
媒体37だけに空気を供給する。基準温度以上になった
ときは第二酸空気ポンプ38を停止し、第一空気ポンプ
33のみを運転させ、第一浄化触媒体32のみに空気を
供給する。
【0059】装置起動時は第一温度検出部34で検出さ
れる温度は100℃以下であるため、第一空気ポンプ3
3は運転せずに、第二空気ポンプ38のみ運転させる。
第二浄化触媒体37は、70℃程度の低温域でも一酸化
炭素を低減することができるため、浄化触媒体の昇温に
時間がかからず、一酸化炭素を10ppm以下に低減で
きるまでの時間が短縮する。
【0060】第一空気ポンプ33を運転しない理由とし
て、第一温度検出部が100℃より下回っているときは
空気を供給しても、第一浄化触媒体32では一酸化炭素
を低減しないが、水素と空気中の酸素は反応するため、
水素を消費し、改質効率の低下を招いてしまう。そのた
め、第一浄化触媒体32が一酸化炭素を低減できる温度
になるまでは、空気を供給しないこととする。
【0061】また、第一温度検出部34が検出する温度
が100℃以上になったときは第一浄化触媒体32が一
酸化炭素を低減できるようになるため、第一空気ポンプ
33を運転し、空気を供給する。しかし、第一浄化部3
1で10ppm以下にまで一酸化炭素濃度を低減した
後、第二浄化部36において空気中の酸素と水素が反応
してしまい、改質効率の低下を招くため、第二空気ポン
プ38を停止して、水素が酸素に消費されることを防止
する。
【0062】以上のように、基準温度を設定して、酸化
ガス供給部を運転停止することによって、水素の消費を
防止することができ、改質効率の向上が実現できる。
【0063】なお、ここでは第一、第二温度検出部は水
素ガスの温度を検出しているが、第一、第二温度検出部
をそれぞれ第一、第二浄化触媒体の温度を直接検出する
ことによっても同様の効果が得られる。
【0064】なお、第一、第二空気ポンプ33、38
は、完全に停止するだけではなく、供給空気量を増減す
ることによっても同様に一酸化炭素濃度を安定して10
ppm以下に低減でき、また酸化による水素消費量を抑
制できる。
【0065】なお、第二温度検出部39を使用し、基準
温度を設定して同様な操作を行うことによっても効果が
ある。
【0066】なお、基準温度は、装置構成および触媒種
によってそれぞれ設定することができる。
【0067】
【実施例】(実施例1)Si/Al比が5であるゼオラ
イトを第一遷移金属塩(元素名は(表1)中に記載)溶
液でイオン交換することによって、第一遷移金属を担持
した後、貴金属塩溶液(元素名は(表1)中に記載)を
含浸することによって、さらに貴金属を担持した。この
ものを空気中500℃で焼成し、貴金属−第一遷移金属
/ゼオライト触媒を調製した。調製した触媒をコージェ
ライトハニカムにコーティングしたものを図1における
水素精製装置内の浄化触媒体9として設置した。
【0068】改質触媒2へ原料供給部3からメタンガス
を6L/分、水供給部4から水を24/分で供給し、改
質触媒2の温度が750℃となるように改質加熱部5で
加熱量を制御し、水蒸気改質反応を進行させた。その結
果、メタンの転換率が100%となり、変成部6に供給
されるガスの組成は、一酸化炭素8%、二酸化炭素8
%、水蒸気20%、残りが水素となった。その組成のガ
スを変成部6に供給し、変成触媒体7でシフト反応が進
行した結果、浄化部8に供給されるガスの組成は、一酸
化炭素0.5%、二酸化炭素15%、水蒸気12%、残
りが水素となった。その組成のガスが浄化触媒体9上
で、空気ポンプ11によって3L/分で流した空気中の
酸素と反応させ、浄化部出口14に排出されるガス組成
をガスクロマトグラフィで測定した。
【0069】浄化触媒体9の温度を変化させて測定し、
一酸化炭素濃度が10ppm以下になったときの温度範
囲を(表1)に示す。
【0070】
【表1】
【0071】(表1)に示された実験結果より、前述し
た次のような事実が裏付けられる。貴金属をゼオライト
に担持することによって、低温でも一酸化炭素を低減す
ることができる。特に貴金属としてPtを用いると70
℃という低い温度でも一酸化炭素を10ppm以下に低
減することができた。また、第一遷移金属を貴金属に共
存させたため、高温においても一酸化炭素を低減するこ
とができた。特に第一遷移金属としてCuを用いると、
220℃でも一酸化炭素を10ppm以下に低減するこ
とができた。
【0072】また比較として、ゼオライトに第一遷移金
属を担持しないでPtだけを上記の方法で担持した触媒
についても上記の方法で測定を行った((表1)中、試
料No.14)。その結果、一酸化炭素濃度が10pp
m以下になったときの温度範囲が70℃から150℃ま
でしかなく、高温域において一酸化炭素を低減すること
ができなかった。
【0073】(実施例2)Si/Al比の異なるゼオラ
イト(Si/Al比は(表2)中に記載)を硝酸Cu溶
液でイオン交換することによって、Cuを担持した後、
Pt塩溶液を含浸することによって、さらにPtを担持
した。このものを空気中500℃で焼成し、Pt−Cu
/ゼオライト触媒を調製した。調製した触媒をコージェ
ライトハニカムにコーティングしたものを図1における
水素精製装置内の浄化触媒体9として設置した。装置動
作は実施例1と同様に操作し、実施例1と同じく、浄化
部出口14に排出されるガス組成をガスクロマトグラフ
ィで測定した。
【0074】浄化触媒体9の温度を変化させて測定し、
一酸化炭素濃度が10ppm以下になったときの温度範
囲を(表2)に示す。
【0075】
【表2】
【0076】(表2)に示した結果より前述した次のよ
うな事実が裏付けられる。Si/Al比が100を超え
るものは、高温域において一酸化炭素を10ppm以下
に低減することができなかった。また、Si/Al比が
小さいものは、低温域において一酸化炭素を10ppm
以下に低減することができなかった。Si/Al比が5
のゼオライトが一酸化炭素を10ppm以下に低減する
温度範囲が70℃から220℃までと、最も広かった。
【0077】(実施例3)アルミナ粉末にPt塩溶液を
含浸することによって、Pt/アルミナ触媒を調製し
た。このものをコージェライトハニカムにコーティング
し、図2における水素精製装置内の浄化部21の上流側
に第一浄化触媒体22として設置した。また、Si/A
l比が5であるゼオライトを用いて、実施例2に示した
ように調製した、Pt−Cu/ゼオライトを、浄化部2
1の下流側に第二浄化触媒体23として設置した。装置
動作は実施例1と同様に操作し、実施例1と同じく、浄
化部出口14に排出されるガス組成をガスクロマトグラ
フィで測定したところ、温度検出部12で検出される温
度が70℃から230℃までにおいて安定して一酸化炭
素濃度を10ppm以下に低減することができた。ま
た、改質触媒2へメタンガスを流し始めてから浄化部出
口14での一酸化炭素が10ppm以下に低減し始める
時間、すなわち起動時間も従来の約30分から15分へ
と短縮することができた。
【0078】また、第二浄化触媒体として、Si/Al
比が1のゼオライトを使用したときには、一酸化炭素濃
度を10ppm以下に低減することができた温度範囲
は、90℃から220℃であった。また、Cuの替わり
にFeを使用したときに、一酸化炭素濃度を10ppm
以下に低減することができた温度範囲は70℃から21
0℃であった。
【0079】(実施例4)実施例3と同様に、Pt/ア
ルミナおよびPt−Cu/ゼオライトを調製し、図3に
おける水素精製装置内の浄化部31に第一浄化触媒体3
2としてPt/アルミナを、浄化部36に第二浄化触媒
体34としてPt−Cu/ゼオライトを設置した。装置
動作は実施例1と同様に操作し、実施例1と同じく、浄
化部出口42に排出されるガス組成をガスクロマトグラ
フィで測定したところ、温度検出部34で検出される温
度が70℃から250℃までにおいて安定して一酸化炭
素濃度を10ppm以下に低減することができた。ま
た、起動時間も15分へと短縮できた。
【0080】なお、第二浄化触媒体として、Si/Al
比が5のゼオライトに替わって、1のゼオライトで調製
した触媒を使用したときには、一酸化炭素濃度を10p
pm以下に低減することができた温度範囲は、90℃か
ら230℃であった。また、Cuの替わりにFeで調製
した触媒を使用したときには、一酸化炭素濃度を10p
pm以下に低減することができた温度範囲は70℃から
220℃であった。
【0081】(実施例5)図3における水素精製装置
に、実施例4と同様に、第一浄化触媒体32としてPt
/アルミナ、および第二浄化触媒体34としてPt−C
u/ゼオライトを設置した。
【0082】装置動作は実施例1と同様な操作を行う
が、装置起動時には温度検出部34が100℃より下回
っているため、第一空気ポンプ33は運転せずに、第二
空気ポンプ38だけを運転して、3L/分の空気を浄化
部36内に供給した。このとき第二浄化触媒体37だけ
が低温域で酸化反応が進行した結果、改質触媒2にメタ
ンガスを供給し始めてから15分で浄化部出口42の一
酸化炭素濃度を10ppm以下にまで低減することがで
きた。
【0083】その後、改質部の熱が浄化部31内に伝わ
って、温度検出部34によって検出される温度が100
℃以上になると、第一空気ポンプ33が運転を始め、3
L/分の空気を浄化部31内に供給し、第二空気ポンプ
38は運転を停止させた。よって、このときの酸化によ
る水素消費量が、第二空気ポンプ38が運転を続けると
きに比べて水素消費量を1L/分少なくすることができ
た。
【0084】また、負荷変動の動作として浄化部出口4
2から取り出す水素量を半分に減らすために、改質触媒
2へ供給するメタンガス量および水量をそれぞれ半分に
減らしたときに、第一、第二浄化部31、33内の温度
が低下し、温度検出部34で検出される温度も徐々に低
下し、温度検出部34で検出される温度が100℃を下
回ったときに第一空気ポンプ33を停止し、第二空気ポ
ンプ38を起動時と同様に運転させた。これによって負
荷変動前後においても、浄化部出口42での一酸化炭素
濃度を安定して10ppm以下に低減することができ
た。
【0085】
【発明の効果】以上のように、本発明は、ゼオライトに
遷移金属をイオン交換によって担持した後、貴金属を担
持した浄化触媒体を用いることによって、低温において
も一酸化炭素を低減することができ、高温においても逆
シフト反応を抑制して、一酸化炭素を10ppm以下に
低減できる温度範囲を広くすることができる。
【0086】また、浄化部の上流側にPt/アルミナ
を、下流側にPt−Cu/ゼオライトを用いることによ
って、確実に一酸化炭素を10ppm以下に低減するこ
とができ、また、一酸化炭素を10ppm以下に低減し
始める時間を短縮することができる。
【0087】また、浄化部内に温度検出部と、温度検出
部が検出する温度に基準温度を設定し、上流側のPt/
アルミナと下流側のPt−Cu/ゼオライトにそれぞれ
供給する酸化ガスを制御することによっても、一酸化炭
素を10ppm以下に低減し始める時間を短縮すること
ができ、負荷変動時にも安定して一酸化炭素を10pp
m以下に低減できる。また、酸化による水素の消費を抑
制することができるため、改質効率が向上した水素精製
装置が提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における水素精製装置の
構成図
【図2】本発明の実施の形態2における水素精製装置の
構成図
【図3】本発明の実施の形態3および4における水素精
製装置の構成図
【符号の説明】
1 改質部 2 改質部触媒 3 原料供給部 4 水供給部 5 改質加熱部 6 変成部 7 変成触媒体 8 浄化部 9 浄化触媒体 10 冷却ファン 11 空気ポンプ 12 温度検出部 13 制御部 14 浄化部出口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鵜飼 邦弘 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 脇田 英延 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 4G040 EA02 EA03 EA06 EB31 5H026 AA06 5H027 AA06 BA01 BA16

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも一酸化炭素を含有する水素ガ
    スを供給するガス供給部と、酸化ガスを送り込む酸化ガ
    ス供給部と、前記水素ガス中の一酸化炭素を酸化ガス中
    の酸素と酸化反応をさせる浄化触媒体を有する浄化部と
    を具備する水素精製装置において、前記浄化触媒体は少
    なくともAl、Siのいずれかを含む酸化物と、1種類
    以上の遷移金属および/または遷移金属酸化物と、P
    t、Ru、Pd、Rhのうち少なくとも1種類の貴金属
    および/または貴金属酸化物とで構成したことを特徴と
    する水素精製装置。
  2. 【請求項2】 前記遷移金属は第一遷移金属のSc、T
    i、V、Cr、Mn、Fe、Co、Ni、Cu、Znで
    あることを特徴とする請求項1記載の水素精製装置。
  3. 【請求項3】 前記酸化物はゼオライトであることを特
    徴とする請求項1または2記載の水素精製装置。
  4. 【請求項4】 前記酸化物は陽イオン交換体であること
    を特徴とする請求項1、2または3記載の水素精製装
    置。
  5. 【請求項5】 前記浄化触媒体は前記酸化物に前記遷移
    金属をイオン交換することによって担持した後、Pt、
    Ru、Pd、Rhのうち少なくとも1種類の貴金属を担
    持したことを特徴とする請求項1から4のいずれかに記
    載の水素精製装置。
  6. 【請求項6】 前記ゼオライトはSi/Al比が1から
    100までであることを特徴とする請求項1から5のい
    ずれかに記載の水素精製装置。
  7. 【請求項7】 前記浄化触媒体はY型ゼオライトにCu
    をイオン交換によって担持した後、Ptを担持したこと
    を特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の水素精
    製装置。
  8. 【請求項8】 前記浄化部の上流側に金属酸化物と貴金
    属とで調製した第一浄化触媒体を設け、下流側に請求項
    1から7のいずれかに記載の浄化触媒体を第二浄化触媒
    体として設けたことを特徴とする請求項1から7のいず
    れかに記載の水素精製装置。
  9. 【請求項9】 前記浄化部を二段に分け、上流の第一浄
    化部に前記第一浄化触媒体と前記第一浄化触媒体へ酸化
    ガスを送り込む第一酸化ガス供給部とを設け、下流の第
    二浄化部に前記第二浄化触媒体と前記第二浄化触媒体へ
    酸化ガスを送り込む第二酸化ガス供給部とを設けたこと
    を特徴とする請求項8記載の水素精製装置。
  10. 【請求項10】 前記第一浄化部内および/または前記
    第二浄化部内に、前記第一浄化触媒体および/または第
    二浄化触媒体の温度、および/または前記水素ガスの温
    度を検出する温度検出部を設け、前記温度検出部が検出
    する温度に基準温度を設定し、前記基準温度を下回って
    いるときは前記第一酸化ガス供給部を停止し前記第二酸
    化ガス供給部を運転させ、前記基準温度以上のときには
    第二酸化ガス供給部を停止し前記第一酸化ガス供給部を
    運転させることを特徴とする請求項9記載の水素精製装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005231965A (ja) * 2004-02-20 2005-09-02 Matsushita Electric Ind Co Ltd 一酸化炭素除去装置、および燃料電池発電装置

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