JP2003026239A - 表示片つき包装用箱 - Google Patents

表示片つき包装用箱

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JP2003026239A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 流通時においては、商品容積がかさばること
や折れ曲がり、破損の問題がなく、しかも需要者に対す
る十分な訴求力を持った表示片を有する包装用箱を提供
すること。 【解決手段】 立体形状の箱枠を形成するための少なく
とも3以上の側板と、当該箱枠の開放部を閉じるための
少なくとも1の蓋板とを備える一枚の基板から組み立て
可能な包装用箱において、側板または蓋板に連接する1
の表示片と、表示片が連接する側板または蓋板に、表示
片を差込保持可能に係止部を設けたことを特徴とする表
示片つき包装用箱。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表示片つき包装用
箱に関し、更に詳細には、輸送時等には表示片を折り畳
むことのできる表示片つき包装用箱に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、化粧品や医薬部外品等につい
ては、包装用箱の後側に表示片を設け、この部分を目立
つようにして展示し、販売することが行われている。ま
た、医薬品等については、包装用箱に記載しきれない注
意書等を別に設けた表示片に記載することも行われてい
る。
【0003】しかしながら、このような表示片を設けた
包装用箱は、この部分が突出し、流通時においては容積
がかさばり、輸送効率が悪いという問題があった。ま
た、突出した表示片は、輸送時など流通途中で折れ曲が
ったり、破損しやすいという問題があった。
【0004】そこで、一般の表皮片つき包装用箱では、
表示片の長さを短くすることにより上記問題を回避しよ
うとしているが、表示片の長さを短くすることは、販売
店等における需要者への訴求力を低下させるものであ
り、また、医薬品等にあっては十分な記載スペースが得
られず、別に使用説明書等の印刷物を箱体内に収めなけ
ればならないという別の問題が生じる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従って、流通時におい
ては、商品容積がかさばることや折れ曲がり、破損の問
題がなく、しかも需要者に対する十分な訴求力を持った
表示片を有する包装用箱の提供が求められており、本発
明はこのような表示片つき包装用はこの提供をその課題
とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決すべく鋭意研究を行った結果、表示片が隣接する
箱体面に、表示片を差し込み可能とする切れ込みを設
け、これを係止部として商品の流通時に表示片を当該部
分に差し込んでおけば、前記流通時におけるかさばり
や、折れ曲がり、破損等の問題は全て解消することを見
出し、本発明を完成した。
【0007】すなわち本発明は、立体形状の箱枠を形成
するための少なくとも3以上の側板と、当該箱枠の開放
部を閉じるための少なくとも1の蓋板とを備える一枚の
基板から組み立て可能な包装用箱において、側板または
蓋板に連接する1の表示片と、表示片が連接する側板ま
たは蓋板に、表示片を差込保持可能に係止部を設けたこ
とを特徴とする表示片つき包装用箱を提供するものであ
る。
【0008】また本発明は、表示片の先端側において、
吊り下げ用の穴を有する上記の表示片つき包装用箱を提
供するものである。
【0009】更に本発明は、表示片の先に更に付加表示
部を設けた上記の表示片つき包装用箱を提供するもので
ある。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明のいくつかの実施態
様を示す図面と共に本発明を更に詳しく説明する。
【0011】図1は、最も基本的な本発明の表示片つき
包装用箱の展開図である。図中、1は表示片つき包装用
箱、2は側板、3は蓋板、4は挿入片、5は固着片、6
は表示片、7は係止部(切れ込み)をそれぞれ示す。
【0012】図1の展開図において、点線部分を外側
に、一点鎖線部分を内側に折り曲げ、固着片5を側板2
dの表示片6と接する部分で固着させ、表示片6を係止
部7に、挿入片4aおよび4bを箱枠に差し込むことに
より、本発明の表示片つき包装用箱1が得られる。な
お、上記固着手段としては、接着や、ホチキス止め等を
使用することができる。また、本発明の表示片つき包装
用箱の基板の材料としても、ある程度の強度と折り曲げ
られる柔軟性がある材料であれば特に制約はなく、紙、
プラスチック、プラスチックでコートされた紙等の材料
を使用することができる。
【0013】図2は、組み立て時の表示片つき包装用箱
1の外観を示す図面である。表示片6は係止部7に差し
込まれており、一般の包装用箱と同じ形状である。従っ
て、輸送時等流通段階において、商品がかさばったり、
表示片が折れ曲がったり、破損することはない。
【0014】一方、図3は、展示や、注意書き等を読む
ために表示片6を係止部7から外した時の外観を示す図
面である。例えば、化粧品や医薬部外品等であれば、展
示に当たりこの部分を係止部7から外し、例えば、表示
片が目立つように陳列したり、吊り下げ手段により吊り
下げ展示することができる。また、本態様の包装箱で
は、開口部が左右にあるため、吊り下げ展示によっても
箱自体が歪まず、ごみも入りにくいという利点もある。
【0015】図4は、別の態様の表示片つき包装用箱の
展開図を示す。この態様の表示片つき包装箱では、表示
片6が、先端中央部が突き出た形状のものであり、係止
部7は一カ所となる。また、表示片6の突き出た部分
(6a)には、吊り下げ穴8を設け、吊り下げ展示に適
した形状となっている。なお、本態様においては、表示
片に突き出た部分6aを設けその近傍に吊り下げ穴8を
設けているが、これに限られるわけではなく、突き出た
部分6aを設けることなく吊り下げ穴8を設けても良い
ことはいうまでもない。
【0016】図5は、更に別の態様の表示片つき包装用
箱の展開図を示す。この態様の表示片つき包装箱では、
表示片6の先に付加表示部9が設けられたものである。
本態様では、表示片6と付加表示部9の間は、突き出た
部分(6a)の形状のみが付加表示部9と切り離されて
おり、他の部分は折り曲げ可能に連接している。また、
付加表示部9は、単一の片であっても良いが、図5の9
aないし9eのように交互に折り曲げ可能とすることが
好ましく、医薬品等のように注意書等の部分が多い場合
も、これらの部分を用いて記載することができる。
【0017】なお、図5の態様においては、付加表示部
9は、一体成形を可能とするため、他の部分の材料と同
じもので調製されているが、異なる材料、例えば薄い紙
等を用い、これを表示片6に接着しても良い。
【0018】以上、本発明の表示片つき包装用箱につい
ていくつかの態様を挙げ説明してきたが、本発明はこれ
らの態様に限られないことはいうまでもない。たとえ
ば、図1から図5の態様では、係止部7は、切れ込みの
形状のもので説明したが、図6に示すように、別にポケ
ット状の係止部7を設けても良い。
【0019】また、上記態様では側板が4枚で、箱枠の
立体形状が長方形であるものを例に挙げたが、箱枠を三
角柱の形状や、五角柱以上の多角柱の形状とすることも
できるし、図7に示される展開図に従って角錐の形状と
しても良い。この態様では、固着片5で固着することに
より、側板2a、2bおよび2cで三角錐が形成され、
これに大きめの挿入片4a、4bを設けた蓋板3で蓋を
した後、表示片6の先端を係止部7に差し込むことによ
り、商品を封入することができる。更に、上記態様で
は、表示片6と大きい方の側板(2b、2d)がほぼ同
じ面積であったが、表示片の大きさをこれより小さくし
たり、あるいは若干はみ出る程度に大きくしても良いこ
とはいうまでもない。
【0020】更にまた、本発明の表示片つき包装用箱に
おいては、固着するための固着片は存在しなくても良
く、例えば図8に示すように、2枚の側板(2aおよび
2e)に咬合部10を設ければ、これをかみ合わせるこ
とにより箱を形成することもできる。
【0021】
【発明の効果】本発明によれば、輸送時等流通段階にお
いては、表示片が突き出ることなく、需要者にわたる段
階で係止部から外すことにより初めて表示片にその機能
を果たさせることができるものである。また、医薬品の
効能、注意書等記載事項が多くなるものであっても表示
片あるいは付加表示部で十分に記載できる。
【0022】また、本発明の表示片つき包装用箱は、上
記材料で一体成形することが可能であるため、別途注意
書等の印刷物を箱体に納めたり、セットする手間が省
け、入れ忘れ等のミスも防止できる等、製造面でもメリ
ットがある。
【0023】このように、本発明は流通段階における表
示片つき包装箱の欠点を解消したものであり、また、製
造上の省力化や、ミスを防止することができるものであ
るため、化粧品、医薬部外品あるいは医薬品の包装用箱
として有利に使用可能なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の表示片つき包装用箱の一態様の展開
図を示す図面である。
【図2】 図1の表示片つき包装用箱の組み立て時の外
観を示す図面である。
【図3】 図1の表示片つき包装用箱の表示片表示時の
外観を示す図面である。
【図4】 本発明の表示片つき包装用箱の別の態様の展
開図を示す図面である。
【図5】 本発明の表示片つき包装用箱の他の別の態様
の展開図を示す図面である。
【図6】 ポケット状の係止部を有する本発明の表示片
つき包装用箱を示す図面である
【図7】 三角錐の形状である本発明の表示片つき包装
箱の展開図を示す図面である。
【図8】 咬合により箱枠を形成する本発明の表示片つ
き包装箱の展開図を示す図面である。
【符号の説明】
1 … … 表示片つき包装用箱 6 … … 表示片 2 … … 側板 7 … … 係止部
(切れ込み) 3 … … 蓋板 8 … … 吊り下げ
穴 4 … … 挿入片 9 … … 付加表示
部 5 … … 固着片 10 … … 咬合部 以 上
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E060 AA03 AB05 BA04 CB02 CB19 CF19 DA04 EA06 3E067 AA11 AB81 AB83 AC01 BA06A BB01A BC06A EA01 EE01 EE09 EE31 FA01 FC01

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 立体形状の箱枠を形成するための少なく
    とも3以上の側板と、当該箱枠の開放部を閉じるための
    少なくとも1の蓋板とを備える一枚の基板から組み立て
    可能な包装用箱において、側板または蓋板に連接する1
    の表示片と、表示片が連接する側板または蓋板に、表示
    片を差込保持可能に係止部を設けたことを特徴とする表
    示片つき包装用箱。
  2. 【請求項2】 表示片が、先端中央部が突き出た形状の
    ものである請求項第1項記載の表示片つき包装用箱。
  3. 【請求項3】 表示片の先端側において、吊り下げ用の
    穴を有するものである請求項第1項または第2項記載の
    表示片つき包装用箱。
  4. 【請求項4】 表示片の先に、更に付加表示部を設けた
    ものである請求項第1項ないし第3項の何れかの項記載
    の表示片つき包装用箱。
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Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58121820A (ja) * 1982-01-14 1983-07-20 Toshiba Corp 発振回路
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