JP2003026118A - 回転ロータリ式バックインボックス充填包装機における袋取出し箱詰め装置及び方法 - Google Patents

回転ロータリ式バックインボックス充填包装機における袋取出し箱詰め装置及び方法

Info

Publication number
JP2003026118A
JP2003026118A JP2001221485A JP2001221485A JP2003026118A JP 2003026118 A JP2003026118 A JP 2003026118A JP 2001221485 A JP2001221485 A JP 2001221485A JP 2001221485 A JP2001221485 A JP 2001221485A JP 2003026118 A JP2003026118 A JP 2003026118A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bag
take
box
boxing
packing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2001221485A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirokazu Matsuoka
宏和 松岡
Sumio Fukuda
澄男 福田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyo Jidoki Co Ltd
Original Assignee
Toyo Jidoki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyo Jidoki Co Ltd filed Critical Toyo Jidoki Co Ltd
Priority to JP2001221485A priority Critical patent/JP2003026118A/ja
Publication of JP2003026118A publication Critical patent/JP2003026118A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 回転ロータリ式バックインボックス包装機に
使用する、充填済みの袋の外箱への箱詰めを安定的に且
つ確実に行なうことのできる袋取出し箱詰め装置及び方
法を提供する。 【解決手段】袋Bをロータリ内に設定された取出し位置
において取出しアーム103、104で取出し、ロータ
リの外側の受渡し位置へ移送する。そこで袋を箱詰めア
ーム161、163に引渡す。箱詰めアームは最初水平
面内で回動し、ロータリの外側の所定の位置に設定され
た箱詰め準備位置へ袋を移動し、その後その下方に設定
された箱詰め位置へ降下し、下に位置決めして配置され
た外箱Kに箱詰めする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は所謂バックインボ
ックス充填包装機における袋取出し箱詰め装置に関す
る。さらに詳細に言えば、回転ロータリ式バックインボ
ックス充填包装機の充填包装装置において内容物を充填
された袋を、所定の取出し位置においてこの充填包装装
置から取出し、該充填包装装置に隣接した所定の位置に
配置された外箱に箱詰めする装置及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】スパウトを備え、樹脂等で形成した内袋
(以下単に袋という)に例えば飲料などを充填した後、
これを例えば段ボール製の外箱に格納包装する、所謂バ
ックインボックス包装が行なわれている。この包装は、
大容量、例えば5リットル、10リットル、さらには2
0リットルといった飲料を包装するもので、スパウト付
きの樹脂製袋に所定の量の飲料を充填し、それを例えば
ダンボールで形成した外箱に箱詰めする。そして、内部
の飲料を取出すには、袋を外箱に詰めたまま、スパウト
を外箱から突出させた状態で使用され、通常業務用に使
用されることが多い。
【0003】外箱は通常立方体の形をしたものが使用さ
れる。従って、袋としては、使用前には薄く折り畳まれ
てスペースを要さず、内容物が充填されたときに拡開し
て、外箱と同じような略立方体の形となるものを使用す
るのが収納スペース等の関係で望ましい。
【0004】ところで、充填包装装置で内容物を充填し
た袋を外箱に箱詰めする方法として、 米国特許第42
83901号では、スパウトに係合するジョープレート
150により袋のスパウト部を保持させ、充填後にその
スパウト部を突き出してジョープレートから外し、傾斜
したドロップテーブル115からコンベア350上に滑
落させ、そのコンベアの終端にケースを待機させ、コン
ベア上からそのケース内へ落下させるようにしている。
【0005】しかしこの構成では、スパウトを突き出す
際にスパウト部に傷を付けたり変形が生じる可能性が有
る。また、ここで使用している袋は所謂平袋であるが、
コンべアからケースへ落下する際、その形が平面状に広
がった状態であるとは限らず、変形した状態で落下する
ことがあり、その場合、そのままケース内へ完全には収
まらない可能性が有る。また、平面状に広がった状態で
落下したとしても、ケースの形状に対して袋の向き或は
姿勢が一定になるとは限らず、いずれにしても最後は手
作業でケース内へ袋を収める作業が必要となる。
【0006】特に上記したように内容物を充填したとき
にその形状が略立方体になる袋を使用する場合、ドロッ
プテーブルからコンベア上に滑落したときにどのような
姿勢でコンべア上に載るか予測がつかない。また、コン
ベア−で移動中についても転倒或いは落下することも考
えられ、これらを防止して所定の姿勢でケース内へ落下
させるには各種のガイド装置等が必要となり、構造が複
雑化し、製造コストも増大する等の問題がある。また、
コンベア上での転倒を考慮した場合、搬送速度の高速化
が図れない。
【0007】また、特開2000−190402号で
は、内袋のスパウト部をガイドレールで案内しながらロ
ーラコンベア上を搬送し、ローラコンベアの終端で内袋
を宙吊り状態に保持した後、ケース内へ箱詰めするよう
にしている。しかしガイドレールで案内しながらローラ
コンベア上を搬送するため、スムーズに搬送できない。
スパウト部がガイドレールに引っ掛かって搬送不良を生
じたり、搬送速度が安定せず、生産性が低下する等の問
題がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の問題点に鑑
み、本願発明は、充填後にその形状が略立方体となる袋
を使用する回転ロータリ式バックインボックス充填包装
機に用いて好適な、充填済みの袋を、袋或いはスパウト
部に傷或いは変形を生じることなく、袋の形状を所望の
形状に維持した状態で移送し、箱詰めを確実且つ安定的
に行うことのできる、袋取出し箱詰め装置及び方法を提
供することをその課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本願発明におけるロータリテーブルを備えた回転ロ
ータリ式バックインボックス充填包装機における袋取出
し箱詰め装置は、袋取出し手段と袋箱詰め手段で構成し
た。その袋取出し手段は、袋を保持する状態と解放する
状態との間で動作可能な第1の袋保持装置と、この第1
の袋保持装置を、回転テーブル側の袋保持部材の移動軌
跡に沿った所定の位置に設定された袋取出し位置と、そ
の移動軌跡の外側に設定された袋受渡し位置との間で往
復動させる第1の駆動装置とを備えている。また、袋箱
詰め手段は、袋を保持する状態と解放する状態との間で
動作可能な第2の袋保持装置と、この第2の袋保持装置
を袋受渡し位置と、袋保持部材の移動軌跡の外側に設定
された箱詰め位置との間で往復動させる第2の駆動装置
とを備えている。
【0010】他の具体的実施の形態では、回転テーブル
側の袋保持部材は、袋に設けられたスパウト部を、該ス
パウト部が回転テーブルの径方向外方へ移動したときに
該袋保持部材から離脱可能に保持している。そして、第
1の駆動手段は、その第1の袋保持装置を取出し位置か
ら受渡し位置へ移動させる際の少なくとも初期段階にお
いて、テーブルの径方向外方へ向かって移動させる。こ
れにより、スパウト部が袋保持部材から外れる。
【0011】他の実施の形態では、第1の袋保持装置
は、垂直面内で回動可能に支持されたアームと、該アー
ムに取付けられ、袋を保持する保持部材とを備えてい
る。
【0012】他の実施の形態では、第2の袋保持装置
は、受渡し位置において、第1の袋保持装置から直接袋
を受取るようになっている。その袋の受渡しは、第2の
袋保持装置が袋を保持し得る状態で待機し、第1の袋保
持装置が袋を解放し、これを第2の袋保持装置が受止め
ることにより行なわれる。
【0013】さらに他の実施の形態では、第1と第2の
袋保持装置はそれぞれ、袋の所定の位置に係合する一対
の保持部材を備え、この一対の保持部材は互いに向かっ
て接離自在になっている。
【0014】上記課題を解決するために本発明に係る袋
取出し箱詰め方法は、以下のように行なわれる。すなわ
ち、ロータリテーブルの回転に伴う袋の移動軌跡上の所
定の位置に取出し位置を設定する。そして、該取出し位
置において袋取出し手段により前記袋を保持して取出
し、受渡し位置へ移送する。この受渡し位置は、この受
渡し位置において袋を袋取出し手段から袋箱詰め手段へ
引渡し、この袋箱詰め手段が袋を箱詰め位置へ移送し、
この箱詰め位置に配置された外箱内に箱詰めする。この
箱詰め位置もロータリテーブルの回転に伴う袋の移動軌
跡の外側に設定される。
【0015】他に実施の形態では、箱詰め手段は、受渡
し位置で受け取った袋を、先ず水平面内で受渡し位置か
ら離れた、箱詰め位置の上方に設定された袋詰め準備位
置へ移送し、その後下降して箱詰め位置へ移送する。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の具体的な実施の形
態を説明するが、以下の説明は例示としてのものであ
り、本発明の範囲がそれに限定されるものではない。
【0017】先ず図1乃至3を参照して、本発明の袋取
出し箱詰め装置を使用している回転ロータリ式バックイ
ンボックス充填包装機1全体の概略構成を説明する。図
1乃至3はそれぞれ、包装機1の正面図、平面図、一部
断面側面図である。
【0018】この包装機1は、大別すると、内袋供給装
置3と、この内袋供給装置3から袋Bを受取り、袋Bに
内容物を充填し、これをさらに外箱K格納する充填包装
装置5とからなる。袋Bに付いては後述するが、それぞ
れ公知の形状のものでよいスパウト即ち口栓Sが取付け
られたものが使用される。また袋Bは、複数が連続した
ウェブ状に形成された連接体Wの状態で内袋供給装置3
に供給され、装置3はこれを1枚づつに分離して、順次
充填包装装置5に供給する。なお、隣合う2つの袋Bの
境目にはミシン目が施され、分離しやすくなっている。
スパウトSは公知の如く袋Bに一体的に取付けられ、そ
の袋Bの外側に位置する筒部に上下に隔てて3つのフラ
ンジが形成され、したがって間に2つの溝が形成され、
充填包装装置5においてこのフランジ或は溝を利用して
袋Bの移送が行なわれることは公知である。また袋B
は、スパウトにこれも公知のもので差し支えないキャッ
プCが取付けられた状態で供給され、このキャップCは
充填包装装置5において内容物の充填前に一旦外され、
充填後に再度スパウトSに取付けられる。符号51は内
袋供給装置3のスタンド、54はサイドフレーム右、5
6はサブサイドフレーム右である。装置3に隣り合わせ
てローラコンベア7が配置され、中に袋Bの連接体Wを
収納した箱9を順次装置3に向けて所定の位置へ運んで
くるようになっている。図1において右側に示された連
接体Wは現在使用中のものであり、左のそれは、次の使
用に備えて装置3にセットされたものである。袋供給装
置3は本願発明に直接の関連を有しないので、これ以上
の詳細な説明は省略する。
【0019】充填包装装置5は回転ロータリ式であり、
機台11と、この機台11に取付けられたフレーム13
とを備えている。機台11にはスタンド15が立設さ
れ、その中を中空軸17が通っており、その上端には回
転テーブル19が一体回転するように取付けられてい
る。この回転テーブル19には、その外周近傍に、等角
度間隔で公知の袋保持部材20が、本実施の形態では8
個取付けられている。中空軸17内をノズル用回転軸2
1が伸びており、その上端から、所定の角度間隔で二本
のノズル支持アーム23が径方向に伸び、その先端にノ
ズル25をそれぞれ保持している。符号27は図示しな
いタンクから充填する内容物をノズルに送るホースであ
る。各袋保持部材20に対応して袋底支持台29がテー
ブル19と一緒に回転するように取付けられている。
【0020】この実施の形態での充填包装装置5では、
テーブル19は図2において時計方向に間欠回転し、袋
底支持台29上に数字で示した8つのステーションを通
過する。すなわちステーションS1において内袋供給装
置3から一枚づつに分離された袋Bを受取り、袋保持部
材20で公知の如く保持し、テーブル19の回転に伴い
袋Bを移送する。ステーションS2において停止してい
る間に前述したスパウトSに取付けられているキャップ
Cを取り外す。この取外し装置に付いては本願発明に直
接の関連を有しないので、その説明は省略する。
【0021】ステーションS3乃至S5は内容物を充填
するためのステーションである。この充填包装装置5で
は、二つの袋Bへの内容物の充填が同時に行なわれる。
即ち、一番目の袋BがステーションS3に移ってきたと
きには充填操作は行なわない。そして、二つ目の袋Bが
ステーションS3へ、そして一番目の袋Bがステーショ
ンS4に移動すると、それぞれに対応する充填ノズル2
5、25が下がってきてスパウトSに押付けられ、内容
物の充填を開始する。充填はそれぞれの袋B、Bが次の
ステーションS5、S4へ移動する間も続けられ、その
間ノズル用回転軸21がテーブル19と一緒に回転し、
ノズル25、25をそれぞれ対応する袋Bの移動に追従
させる。一番目と二番目の袋B、Bがそれぞれステーシ
ョンS5、S4に達した後に充填は完了し、ノズル2
5、25は元の位置へ復帰する。この構成も本願発明に
直接の関連を有しないのでこれ以上の説明は省略する。
【0022】ステーションS6は予備であり、ここでは
何の処理も行われない。ステーションS7において先に
外したキャップのスパウトへの取り付けが行なわれる。
そしてステーションS8において、外箱Kへの格納が行
なわれる。すなわち、外箱Kが順次箱供給用コンベア3
1から箱搬送用コンベア33に引渡され、ステーション
S8に対応した位置に箱位置決め装置35により位置決
めされる。そして、ステーションS8、即ち取出し位置
に設けられた本願発明に係る袋取出し箱詰め装置37に
より、袋Bを充填包装装置5から取出し、外箱Kに格納
する。そして、搬送コンベア33でさらに移送して搬出
用コンベア41に引渡すようになっている。
【0023】本願発明の袋取出し箱詰め装置37の説明
をする前に、本実施の形態で使用する袋Bについて図4
及び5を参照して説明する。図4には袋Bが折り畳んだ
状態で示されている。袋Bは縦長な表裏のシート部6
1、62と、その左右両側縁部61a、61b、62
a、62bから図中点線で示される位置P、Pまで、内
側へ折り返された折返し部63、64、65、66を備
えている。折返し部63と64及び65と66はそれぞ
れ位置P、Pで折り返した状態で繋がっている。そして
図中平行な二本の直線で挟まれた狭い幅の部分におい
て、折返し部63、64、65、66が存在する部分に
おいては、表シート部分61と折返し部63、65、裏
シート部62と折返し部64、66が溶着され、折返し
部63、64、65、66が存在しない部分即ち位置
P、Pの間の部分Qでは表裏シート部61、62が溶着
されている。また、上下両端部にそれぞれ左右対称位置
に破線で示された半円部分70では、前述の折返し部6
3、64、65、66がカットされており、この部分に
おいても表裏シート部61、62が直接互いに溶着され
ている.符号67は公知のスパウトである。
【0024】内容物が充填されると、折返し部63、6
4、65、66が外側へ張出し、全体が略立方体の形と
なる。そのとき、表裏シート部61、62と折返し部6
3、64、65、66の図中二点鎖線68より上側の部
分が袋の天井壁となり、二点鎖線69より下側の部分が
袋底となる。二点鎖線68と69の間の部分は、立方体
の略垂直な4つの側壁を構成することとなる。図5はこ
の袋Bに内容物を充填した状態を簡略化して示してお
り、(イ)はスパウト側から見た正面図であり、(ロ)
はその右側面図である。(イ)において塗りつぶして示
してある前述の符号70の部分と、符号Qの部分におい
て表裏シート部61、62が溶着されているので、袋の
上部左右に符号B1で示される三角錐状の空所が形成さ
れる。本実施の形態では、この空所B1及び符号70で
示される溶着部分を利用して袋Bを保持し、その取出し
箱詰めを行なう。
【0025】次に本願発明の袋取出し箱詰め装置37に
ついて詳細に説明する。装置37は袋取出し手段81と
袋箱詰め手段131とで構成されている。先ず、充填包
装装置5から、さらに具体的には、袋保持部材20によ
りそのスパウト部Sを保持され、袋底支持台29により
その底部を支持された、内容物充填済みの袋Bをステー
ションS8に設定された取出し位置において取出し、後
述の受渡し位置へ移送する、袋取出し手段81について
説明する。なお、以下の説明に使用する図では、図示が
煩雑となり不明瞭となるのを避けるため、その図を用い
て説明するのに必要な部材のみを示し、他の部材の図示
を省略している。
【0026】図6は、袋取出し手段81の一部断面の正
面図、図7は背面断面図、図8及び9は一部断面とした
左右側面図、図10は一部断面とした平面図、図11は
袋取出し手段81の取付け部の平面図である。なお、図
10における矢印Aの方向を正面とした。この袋取出し
手段81は、後述する左右の取出しアーム103、10
5を揺動させる揺動機構83と、それらを互いに接近或
は遠ざける接離機構85とを備えており、先ず揺動機構
83について説明する。
【0027】符号87と89はそれぞれ取出しアーム支
持ボックスとレバー支点軸支持ボックスであり、図示の
ように共に箱型をしており、一体化された状態でフレー
ム13の天井部分の下側に取付けられている(図6、
8、9、11)。
【0028】レバー支点軸支持ボックス89内には、図
8、9で左右方向に伸びるレバー支点軸91がその両端
を支持ボックス89に固定されて取付けられている。こ
のレバー支点軸91に、取出しアーム揺動用レバーA9
3が軸受けを介して回動可能に取付けられている(図
7、8)。レバーAの両端は支持ボックス89に形成さ
れた切欠き89aを通って外側に伸びており、その一端
側に、図示しない駆動手段に連結されて上下動する駆動
連結ロッドA95が連結部96において連結されている
(図7、10)。従って駆動連結ロッドA95が上下す
ることにより、取出しアーム揺動用レバーA93が支点
軸91周りに揺動する。
【0029】取出しアーム揺動用レバーA93の他端側
は、連結ロッドA97を介して取出しアーム揺動用レバ
ーB99の一端に連結されている。このレバーB99
は、取出しアーム支持ボックス87内で、図6、7で左
右方向に伸び、その両端において回転可能に支持された
取出しアーム支点軸101に一体回転するように取付け
られている(図7、10)。従って、前述の駆動連結ロ
ッドA95の上下動により、取出しアーム支点軸101
がその軸心周りに回動する。
【0030】この取出しアーム支点軸101には、左右
の取出しアーム103、105が、一体回転可能で、軸
方向移動可能に取付けられている(図7、10)。従っ
て、前述の駆動連結ロッドA95が上下動することによ
り、左右の取出しアーム103、105は取出しアーム
支点軸101の軸心周りに取出し位置と受渡し位置との
間で揺動する。
【0031】図8、9には実線で受渡し位置に有る左右
の取出しアーム103、105を、想像線で取出し位置
にあるアーム103、105を示した。すなわち、取出
し位置にある場合、アーム103、105は前述したス
テーションS8に位置する袋保持部材20、袋支持部材
29の両側に互いに向い合った状態で位置し、前述した
充填済みの袋Bの上部両側に画成された三角錐状の空所
B1にそれぞれ向い合った状態で位置する。そして後述
するよう互いに向かって接近してその空所B1に進入し
て袋Bを保持し、図示のように袋を取出して受渡し位置
へ移送する。
【0032】受渡し位置は図示の通り、回転テーブル1
9による袋Bの移動軌跡より外側に位置している。さら
に具体的に言えば、受渡し位置は、取出し位置から回転
テーブル19の径方向外方に設定されており、アーム1
03、105が取出し位置から受渡し位置へ移動する
際、アーム103、105の下側端部は少なくともその
回動運動の初期段階においては回転テーブル19の径方
向外方へ移動する。ところで、回転テーブル19に設け
られた袋保持部材20は二股状になって、回転テーブル
19の径方向外側が開いた状態となっている。従って、
後述するように袋係合部123、125で袋Bを保持
し、アーム103、105が前述のように回動して袋B
を回転−テーブル19の径方向外方へ移動させると、ス
パウトSは袋保持部材20から外れ、わざわざ袋保持部
材20からスパウトSを外すための動作は必要ない。
【0033】次に取出しアームの接離機構85について
主として図7を参照して説明する。前述した取出しアー
ム支点軸101に、それぞれ左右の取出しアーム10
3、105の外側において、左右のエアシリンダ支持レ
バー107、109が一体回転可能で軸方向移動不能に
取付けられている。支持レバー107、109には左右
のエアシリンダ111、113がその後端部において取
付けられ、そのロッド115、117が取出しアーム支
点軸101と平行に伸び、それぞれ連結金具119、1
21を介して反対側の取出しアーム103、105の連
結部104、106に連結されている。
【0034】左右の取出しアーム103、105の自由
側端部には、互いに向かって伸びている棒状の袋係合部
123、125が設けられている。前述したエアシリン
ダ111、113が伸縮することにより、この袋係合部
123、125が互いに近づき、或は遠ざかる。図6、
7に実線で示されたように、エアシリンダ111、11
3が伸びているときには、袋係合部123、125の内
側端部は袋Bの両側から離れた位置にあって、前述した
三角錐状の空所B1に向い合っている。エアシリンダ1
11、113のロッド115、117が縮むと、袋係合
部123、125が両側からその空所B1内所定の位置
まで進入する。図8、9に示されるように、取出しアー
ム103、105は取出し位置から受渡し位置へ移動す
る際に、少し斜め上方へ移動する。従って、空所B1内
に進入した袋係合部123、125は、前述した袋Bの
符号70で示した溶着部分を下側から支持する状態で袋
Bを吊るして保持し、これを移送する。
【0035】次に袋箱詰め手段131について説明す
る。袋箱詰め手段131は、前述した受渡し位置で取出
しアーム103、105から充填済みの袋Bを受取り、
所定の箱詰め位置に位置決めされた外箱Kに箱詰めする
手段である。そして後述する箱詰めアーム161、16
3を受渡し位置と、前述の箱詰め位置に位置決めされた
外箱Kの上方の箱詰め準備待機位置との間で往復動させ
る揺動機構133と、アーム161、163をその準備
位置から下方の箱詰め位置へ下げて袋を外箱K内へ格納
し、そして準備位置へ戻す昇降機構135と、そのアー
ム161、163を互いに向かって接近させ、或は遠ざ
ける接離機構137とを有する。箱詰め手段131につ
いては、図1乃至11を適宜参照し、さらに以下の図を
参照しながら説明する。
【0036】図12は箱詰め手段131の平面図、図1
3はその背面図(取出しアーム支持ボックス87、レバ
ー支点軸支持ボックス89の図示を省略してある)であ
る。図14は昇降軸部の側面断面図、図15は箱詰めア
ーム支持ボックスの取付け部詳細平面断面図、図16は
箱詰めアーム移動用レバー部の詳細平面断面図、図17
は支持ホルダの詳細平面断面図である。また図18は、
箱詰めアーム支持ボックス部の詳細背面断面図、図19
は箱詰めアーム部の詳細平面断面図、図20は、箱詰め
アーム部の詳細側面断面図、図21は他の位置での箱詰
めアーム部の詳細側面断面図である。
【0037】先ず、揺動機構133について説明する
と、前述の取出しアーム支持ボックス87を挟んで駆動
連結ロッドA95と反対側に、駆動連結ロッドC139
が同じように上下動可能に配置され(図6、10、1
3)、これも図示しない駆動手段によって駆動されるよ
うになっている。この駆動連結ロッドC139は、前述
のレバー支点軸支持ボックス89内において両端を固定
して配置されたレバー支点軸91に軸受けを介して回動
可能に取付けられた箱詰めアーム移動用レバーA141
の一端に連結されている(図10、11、13)。従っ
て駆動連結ロッドC139が昇降すると、レバーA14
1が揺動する。レバーA141の両端は、ボックス89
に適宜形成された切欠き89aを通って外に伸びてい
る。
【0038】箱詰めアーム移動用レバーA141の他端
は、連結ロッドB143を介して、箱詰めアーム移動用
レバーB145の一端に連結されている。連結ロッドB
143の両端は回動自在の状態でそれぞれレバーA14
1、レバーB145に連結している。レバーB145
は、フレーム13に取付けて固定された支持ホルダ14
9に両端を固定して支持されたレバーB支点軸147に
軸受けを介して回動可能に支持されている。そしてレバ
ーB145の他端は、連結リンクB151を介して、支
持ホルダ149に軸受けを介して回動自在に支持された
箱詰めアーム移動用レバーC153に連結されている。
(図12、14、16)。従って、前述の駆動連結ロッ
ドC139が昇降することにより、移動用レバーC15
3が揺動することとなる。
【0039】図14に詳細に示されるように、箱詰めア
ーム移動用レバーC153の軸受けに嵌って支持された
軸部分は中空になっており、この中空部分に昇降軸15
5が、移動用レバーC153と一体回転可能で軸方向移
動可能に挿通されている。この昇降軸155には、取付
けブラケット159を介して箱詰めアーム支持ボックス
157が固定されている(図12、13、14、1
5)。
【0040】この箱詰めアーム支持ボックス157に
は、後述するように左右の箱詰めアームが161、16
3が取付けられており(図12、13)、前述の駆動連
結ロッドC139が昇降することにより、支持ボックス
157は昇降軸155を中心として揺動し、前述の袋取
出し手段81から充填済みの袋Bを受取る受渡し位置
と、箱詰め位置に位置決め配置された外箱Kの上方の箱
詰め準備位置との間を水平面内で往復動することとな
る。図12において想像線で二つの袋の平面図を示して
いるが、(イ)が受渡し位置、(ロ)が準備位置での袋
Bを示している。
【0041】次に昇降手段135について説明する。昇
降手段135は、これもやはり図示しない駆動装置によ
り駆動される駆動連結ロッドB171を備えている(図
10、11、13)。そしてその先端は、前述のレバー
支点軸91により揺動自在に支持された箱詰めアーム昇
降用レバー173の一端に連結されている。
【0042】昇降用レバー173の他端は、連結リンク
A175を介してジョイント部材177に連結されてい
る(図13、14)。図示の通りジョイント部材177
は昇降軸155を一体に上下動するように吊り下げてお
り、箱詰めアーム昇降用レバー173の揺動に伴い、昇
降軸155が上下に昇降運動をする。なお、昇降軸15
5はジョイント部材177と一体に上下動するが、ジョ
イント部材177に対して回転は可能である。従って前
述の箱詰めアーム支持ボックス157の揺動運動がジョ
イント部材177により妨げられることはない。又、前
述の通り箱詰めアーム移動用レバーC153は昇降軸1
55と一体に回転はするが、軸方向には移動可能となっ
ているので、昇降軸155と一緒に上下動することはな
い。
【0043】昇降軸155には、これも前述した通り、
左右の箱詰めアーム161、163を支持している箱詰
めアーム支持ボックス157が、ブラケット159を介
して取付けられており、従って、駆動連結ロッドB17
1が昇降することにより、左右の箱詰めアーム161、
163は、前述の箱詰め準備位置と、そこから下方へ移
動して、その下方に位置決めして配置された外箱Kへ袋
Bを箱詰めする箱詰め位置との間を上下動することとな
る(箱詰め位置に付いては図3参照)。
【0044】次に接離機構137について説明する。こ
の接離機構137では、その左右の箱詰めアーム16
1、163はそれぞれ箱詰めアーム支持ボックス157
の背面側に取付けられている(図12、13、19)。
アーム161,163はそれぞれ並行リンクとなる二本
のリンクで構成され(図13)、それぞれその基端はボ
ックス157の支点軸取付け部181に軸受けにより回
動可能に支持された開閉支点軸183a、b、c、dに
一体回転するように取付けられている(図19)。アー
ム161、163のそれぞれ二本のリンクは下向きに伸
び、それぞれその先端は連結ピン184を用いて係合部
材185、187により連結されている。
【0045】係合部材185、187は、連結ピン18
3でそれぞれアーム161、163の二本のリンクの下
端部に取付けられる水平部185a、187aと、その
それぞれの外側端部から後方へ伸びる真直部185b、
187bと、その後端部から互いに向かって近づく方向
に水平に伸びる係合部185c、187cとを備えてい
る。この係合部185c、187cで前述の袋取出し手
段の係合部123、125と同じように袋Bを保持する
こととなる。
【0046】箱詰めアーム支持ボックス157の上側板
の内面側に箱詰めアーム開閉用エアシリンダ191がエ
アシリンダ支持ブラケット193を介して支取付けられ
ている(図18)。一方、左右の開閉レバー195、1
97がそれぞれ前述の開閉支点軸183aと183dと
に一体に回動するように取付けられている。そしてエア
シリンダ191のロッド192の端部が連結金具192
aと連結ピン192bとを介して左開閉レバー195の
一端に取付けられ、左開閉レバー195の他端部と、右
開閉レバー197の端部とを図示の通り連結ロッドC1
99で連結している。従って、エアシリンダ191のロ
ッド192が伸縮することにより、開閉支点軸183a
と183dとは反対側に回動し、それに伴って左右の箱
詰めアーム161、163もそれぞれ反対側に回動し、
従って左右の係合部材185、187の係合部185
c、187cが互いに向かって近づく方向、或は遠ざか
る方向に移動する。
【0047】上記の如く構成された袋取出し箱詰め装置
37は、以下の如く作動する。先ず充填包装装置5によ
り内容物を充填さた袋BがステーションS8に移送され
て停止すると(図2、3、8、9)、それまで受渡し位
置にいた袋取出し手段81の取出しアーム103、10
5が取出し位置へ移動する。このとき取出しアーム10
3、105の袋係合部123、125は互いに遠ざかっ
ている状態である。取出し位置に移動すると取出しアー
ム103、105はエアシリンダ111、113の作用
により互いに所定の距離まで接近する。このとき前述し
た通り、係合部材123、125が袋Bの上部左右に画
成されている三角錐状の空所B1に進入する。
【0048】次いで駆動連結ロッドA95が作動するこ
とにより取出しアーム103、105が取出しアーム支
点軸101を支点として回動し、前述の通り袋Bの溶着
部70、70の部分を下側から支持するようにして袋を
吊り下げ、袋Bを取出し位置から受渡し位置へ移動させ
る(図8、9)。このとき袋箱詰め手段131の箱詰め
アーム161、163は前述した準備位置に待機してい
る。また前述した通り、この取出し操作を行なう際に、
袋Bが回転テーブル19の径方向外方へ移動し、スパウ
トSは回転テーブル19側の袋保持部材20から外れ
る。
【0049】袋Bが取出しアーム103、105により
受渡し位置へ移動され、停止すると、箱詰めアーム16
1、163が,連結駆動ロッドC139が作動すること
により前述の如く水平面内で回動して受渡し位置へ移動
する(図10、12)。このときその箱詰めアーム16
1、163は互いに遠ざかった状態にあり、係合部材1
85、187は袋Bに接触しない。なお、取出しアーム
103、105は上から下に下がり、その先端に係合部
材123,125が水平に取付けられ、一方箱詰めアー
ム161、163も上から下へ伸びているが、係合部材
185、187が後方へ水平に伸びる真直部185b、
187bを備え、その後端部から水平に係合部185
c、187cが伸びており、しかもこの箱詰めアーム1
61、163側の係合部185c、187cが取出しア
ーム103、105側の係合部材123、125より垂
直方向で下に位置しているので、両者が干渉することは
ない。なお、箱詰めアーム161、163は受渡し位置
で待機していてもよい。
【0050】次いで箱詰めアーム開閉用エアシリンダ1
91が動作することにより、係合部材185、187が
互いに接近し、前述の袋Bの空所B1内で取出しアーム
103、105側の係合部材123、125の下側に進
入する(図13)。箱詰めアーム161、163が停止
すると、次に取出しアーム103、105がエアシリン
ダ111、113が作動することにより互いに遠ざか
る。この時袋Bはその重量故にそのまま略その位置に留
まっており、係合部材123、125が空所B1から抜
けると、僅かに下に落下して、今度は箱詰めアーム16
1、163側の係合部材185、187の係合部185
c、187cにより支持されて吊り下げられる。図13
において袋Bは、想像線で取出しアーム103、105
により保持されている状態、実線で箱詰めアーム16
1、163により保持されている状態が示されている。
このようにこの受渡し位置において袋Bは、袋取出し手
段81から袋箱詰め手段131へ他の手段の介在なしに
直接受け渡される。そしてその受渡しは、袋箱詰め手段
131が袋Bを保持し得る状態で待機し、袋取出し手段
81が解放した袋Bを受止めることにより行われる。
【0051】次に駆動連結ロッドC139が先と逆方向
に作動し、箱詰めアーム161、163を水平面内で回
動し、箱詰め準備位置へ移動させる。そして次に駆動連
結ロッドB171が作動して、箱詰めアーム161、1
63を前述の箱詰め位置へ下降させる。そして袋Bを下
方に位置決めして配置された外箱K内に格納する。その
際袋Bの下側の相当の部分が外箱K内に納まり、袋Bの
底の部分が相当の面積で外箱Kの底に接触し、しかも係
合部材185、187が外箱Kの僅かに上に位置したと
ころで箱詰めアーム161、163の下降は停止し、そ
こでエアシリンダ191の作動により箱詰めアーム16
1、163が揺動し、係合部材185、187の係合部
185c、187cが互いに遠ざかって袋Bの空所B1
の外に抜ける。そして、箱詰めアーム161、163は
前述の箱詰め準備位置へ、そして受渡し位置へと移動す
る。
【0052】
【発明の効果】上記説明から明らかなとおり、本発明の
回転ロータリ式バックインボックス包装機の袋取出し箱
詰め装置では、そのロータリ内に設定された取出し位置
において袋取出し手段が、充填済みの袋を取り出して保
持し、ロータリの外側に設定された受渡し位置へ移送
し、そこで袋を箱詰め手段が受取り、これを保持して箱
詰め位置へ移送して箱詰めするので、袋の移送が迅速且
つスムーズに行なえ、しかも袋の形を所望の形状に保っ
たまま移送できるので、外箱への箱詰めが安定的に且つ
確実に行なえる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の袋取出し箱詰め装置を使用したバック
インボックス包装機の全体正面図である。
【図2】バックインボックス包装機の平面図である。
【図3】バックインボックス包装機の側面図である。
【図4】バックインボックス包装に使用する袋の折り畳
んだ状態での平面図である。
【図5】内容物が充填された袋の状態を示し、(イ)は
正面図、(ロ)は側面図である。
【図6】袋取出し手段の一部断面とした正面図である。
【図7】袋取出し手段の一部断面とした背面図である。
【図8】袋取出し手段の一部断面とした左側面図であ
る。
【図9】袋取出し手段の一部断面とした右側面図であ
る。
【図10】袋取出し手段の一部を断面とした平面図であ
る。
【図11】袋取出し手段の取付け部の平面図である。
【図12】袋箱詰め手段の一部断面とした平面図であ
る。
【図13】袋箱詰め手段の一部断面とした背面図であ
る。
【図14】昇降軸部の詳細な側面断面図である。
【図15】箱詰めアーム支持ボックスの取付け部の平面
断面図である。
【図16】箱詰めアーム移動用レバーB、C部分の平面
断面図である。
【図17】支持ホルダの平面断面図である。
【図18】箱詰めアーム支持ボックスの背面断面図であ
る。
【図19】箱詰めアーム部の平面断面図である。
【図20】箱詰めアーム部の側面断面図である。
【図21】他の位置での箱詰めアーム部の側面断面図で
ある。
【符号の説明】
1 バックインボックス包装機 3 内袋供給装置 5 充填包装装置 20 袋保持部材 29 袋底支持台 37 袋取出し箱詰め装置 81 袋取出し手段 83 揺動機構 85 接離機構 91 レバー支点軸 93 取出しアーム揺動用レバーA 95 駆動連結ロッドA 99 取出しアーム揺動用レバーB 101 取出しアーム支点軸 103 取出しアーム左 105 取出しアーム右 111、113 エアシリンダ 123、125 袋係合部 131 袋箱詰め手段 133 揺動機構 135 昇降機構 137 接離機構 139 駆動連結ロッドC 141 箱詰めアーム移動用レバーA 145 箱詰めアーム移動用レバーB 149 支持ホルダ 153 箱詰めアーム移動用レバーC 155 昇降軸 157 箱詰めアーム支持ボックス 161 箱詰めアーム左 163 箱詰めアーム右 171 駆動連結ロッドB 173 箱詰めアーム昇降用レバー 185、187 係合部材 191 箱詰めアーム開閉用エアシリンダ 195、197 開閉レバー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E054 AA13 CA09 DC03 DC12 EA01 FA02 GA01 GA07 GB01 HA04 HA07 JA02

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロータリテーブル及び該ロータリテーブ
    ルに設けられ、袋を保持する袋保持部材とを備えた回転
    ロータリ式バックインボックス充填包装機における袋取
    出し箱詰め装置において、前記袋を保持する状態と解放
    する状態との間で動作可能な第1の袋保持装置と、該第
    1の袋保持装置を、前記袋保持部材の移動軌跡に沿った
    所定の位置に設定された袋取出し位置と、前記移動軌跡
    の外側に設定された袋受渡し位置との間で往復動させる
    第1の駆動装置とを備えた袋取出し手段と、前記袋を保
    持する状態と解放する状態との間で動作可能な第2の袋
    保持装置と、前記第2の袋保持装置を前記袋受渡し位置
    と、前記袋保持部材の移動軌跡の外側に設定された箱詰
    め位置との間で往復動させる第2の駆動装置とを備えた
    箱詰め手段とを備えることを特徴とする、袋取出し箱詰
    め装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の袋取出し箱詰め装置にお
    いて、前記袋保持部材は、前記袋に設けられたスパウト
    部を、該スパウト部が前記テーブルの径方向外方へ移動
    したときに該袋保持部材から離脱可能に保持し、前記第
    1の駆動手段は、前記第1の袋保持装置を前記取出し位
    置から前記受渡し位置へ移動させる際の少なくとも初期
    段階において、前記テーブルの径方向外方へ向かって移
    動させることを特徴とする、袋取出し箱詰め装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の袋取出し箱詰め装置にお
    いて、前記第1の袋保持装置は、垂直面内で回動可能に
    支持されたアームと、該アームに取付けられ、前記袋を
    保持する保持部材とを備えていることを特徴とする、袋
    取出し箱詰め装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれか1に記載の袋
    取出し箱詰め装置において、前記第2の袋保持装置は、
    前記受渡し位置において、前記第1の袋保持装置から直
    接袋を受取ることを特徴とする、袋取出し箱詰め装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の袋取出し箱詰め装置にお
    いて、前記受渡し位置における袋の受渡しは、前記第2
    の袋保持装置が前記袋を保持する状態で待機し、前記第
    1の袋保持装置が前記袋を解放し、これを前記第2の袋
    保持装置が受止めることにより行なわれることを特徴と
    する、袋取出し箱詰め装置。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5のいずれか1に記載の袋
    取出し箱詰め装置において、前記第1と第2の袋保持装
    置はそれぞれ、前記袋の所定の位置に係合する一対の保
    持部材を備え、該一対の保持部材は互いに向かって接離
    自在になっていることを特徴とする、袋取出し箱詰め装
    置。
  7. 【請求項7】 ロータリテーブルを備えた回転ロータリ
    式バックインボックス充填包装機における、充填済みの
    袋を前記ロータリテーブルから取出して外箱に箱詰めす
    る方法において、前記ロータリテーブルの回転に伴う袋
    の移動軌跡上の所定の位置に取出し位置を設定し、該取
    出し位置において袋取出し手段により前記袋を保持して
    取出し、前記袋の移動軌跡の外側に設定された受渡し位
    置へ移送し、該受渡し位置において前記袋を前記袋取出
    し手段から袋箱詰め手段へ引渡し、該袋箱詰め手段が前
    記袋を前記移動軌跡の外側の所定の位置に設定された箱
    詰め位置へ移送し、該箱詰め位置に配置された外箱内に
    箱詰めすることを特徴とする、袋取出し箱詰め方法。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の袋取出し箱詰め方法にお
    いて、前記箱詰め手段は、前記受渡し位置で受け取った
    袋を、水平面内で前記受渡し位置から離れた、前記箱詰
    め位置の上方に設定された袋詰め準備位置へ移送し、そ
    の後下降して前記箱詰め位置へ移送することを特徴とす
    る、袋取出し箱詰め方法。
JP2001221485A 2001-07-23 2001-07-23 回転ロータリ式バックインボックス充填包装機における袋取出し箱詰め装置及び方法 Withdrawn JP2003026118A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001221485A JP2003026118A (ja) 2001-07-23 2001-07-23 回転ロータリ式バックインボックス充填包装機における袋取出し箱詰め装置及び方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001221485A JP2003026118A (ja) 2001-07-23 2001-07-23 回転ロータリ式バックインボックス充填包装機における袋取出し箱詰め装置及び方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003026118A true JP2003026118A (ja) 2003-01-29

Family

ID=19055145

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001221485A Withdrawn JP2003026118A (ja) 2001-07-23 2001-07-23 回転ロータリ式バックインボックス充填包装機における袋取出し箱詰め装置及び方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003026118A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE202010000056U1 (de) 2010-01-18 2011-08-25 Autefa Automation Gmbh Verpackungseinrichtung
JP2012116568A (ja) * 2010-11-08 2012-06-21 Toppan Printing Co Ltd バッグインボックス製造装置及び製造方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE202010000056U1 (de) 2010-01-18 2011-08-25 Autefa Automation Gmbh Verpackungseinrichtung
JP2012116568A (ja) * 2010-11-08 2012-06-21 Toppan Printing Co Ltd バッグインボックス製造装置及び製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5581223B2 (ja) 袋を段ボール箱に入れる方法と装置
EP2345581B1 (en) Large container loading system and method for a packaging machine
JP5695857B2 (ja) ウェットティッシュロールの包装方法並びに装置
JPH0640411A (ja) ブリスタパックを製品包装ラインから受け取り、該ブリスタパックをカートンを予め製造するラインから来るカートン内に挿入する装置
JPH0353874A (ja) 容器移送装置
EP1958876A1 (en) Machine for packaging articles into boxes with variable arrangement with respect to the production line
JPH0648409A (ja) ブリスタパックを切断ステーションからブリスタパック供給コンベアに搬送する装置
JP2012025419A (ja) 包装工程におけるガセット袋の袋受出方法並びにその装置
JP2007290768A (ja) 包装機の給袋装置
JP4308428B2 (ja) カートンを充填する方法とデバイス
JP3219390B2 (ja) 瓶の箱詰め装置
JP2003026118A (ja) 回転ロータリ式バックインボックス充填包装機における袋取出し箱詰め装置及び方法
JP4566628B2 (ja) スパウト装着方法及びスパウト装着装置
JP4146131B2 (ja) カートン形成装置
JP2019043652A (ja) 三角サンドイッチ用包装機
JP2018203279A (ja) 充填包装機及び充填包装方法
JP7072216B2 (ja) 供給装置、物品収容装置および供給方法
JP2019043653A (ja) 給袋装置を備えた三角サンドイッチ用包装機
JP4777532B2 (ja) ラベル装着装置
JP2019043656A (ja) 三角サンドイッチ用包装体給袋装置
US6616780B1 (en) Method and device for supplying labels to labeling device
EP0846073B1 (en) Inserter apparatus
JP2018203268A (ja) 充填包装機及び充填包装方法
JP2021187497A (ja) 物品袋詰装置
JP5612944B2 (ja) ガセット袋の封緘方法並びにその装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20081007