JP2003025411A - 単軸スクリュ式押出機 - Google Patents
単軸スクリュ式押出機Info
- Publication number
- JP2003025411A JP2003025411A JP2001214957A JP2001214957A JP2003025411A JP 2003025411 A JP2003025411 A JP 2003025411A JP 2001214957 A JP2001214957 A JP 2001214957A JP 2001214957 A JP2001214957 A JP 2001214957A JP 2003025411 A JP2003025411 A JP 2003025411A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- screw
- raw material
- cylinder
- downstream
- discharge port
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C48/00—Extrusion moulding, i.e. expressing the moulding material through a die or nozzle which imparts the desired form; Apparatus therefor
- B29C48/25—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C48/36—Means for plasticising or homogenising the moulding material or forcing it through the nozzle or die
- B29C48/50—Details of extruders
- B29C48/68—Barrels or cylinders
- B29C48/685—Barrels or cylinders characterised by their inner surfaces, e.g. having grooves, projections or threads
- B29C48/686—Barrels or cylinders characterised by their inner surfaces, e.g. having grooves, projections or threads having grooves or cavities
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C48/00—Extrusion moulding, i.e. expressing the moulding material through a die or nozzle which imparts the desired form; Apparatus therefor
- B29C48/25—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C48/36—Means for plasticising or homogenising the moulding material or forcing it through the nozzle or die
- B29C48/50—Details of extruders
- B29C48/505—Screws
- B29C48/53—Screws having a varying channel depth, e.g. varying the diameter of the longitudinal screw trunk
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C48/00—Extrusion moulding, i.e. expressing the moulding material through a die or nozzle which imparts the desired form; Apparatus therefor
- B29C48/25—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C48/36—Means for plasticising or homogenising the moulding material or forcing it through the nozzle or die
- B29C48/50—Details of extruders
- B29C48/505—Screws
- B29C48/55—Screws having reverse-feeding elements
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、スクリュの両端を回転自在に支持
することによりカジリ現象を発生させずに、処理能力を
大きくするための大型化を可能にすることを目的とす
る。 【解決手段】 本発明による単軸スクリュ式押出機は、
スクリュ(3)のスクリュ下流端部３１をベアリング(32)
で回転自在に支持し、シリンダ(2)の下流の側部に設け
た原料排出口(30)から原料を排出し、カジリ現象をなく
してスクリュ径を大型化できる構成である。
することによりカジリ現象を発生させずに、処理能力を
大きくするための大型化を可能にすることを目的とす
る。 【解決手段】 本発明による単軸スクリュ式押出機は、
スクリュ(3)のスクリュ下流端部３１をベアリング(32)
で回転自在に支持し、シリンダ(2)の下流の側部に設け
た原料排出口(30)から原料を排出し、カジリ現象をなく
してスクリュ径を大型化できる構成である。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、単軸スクリュ式押
出機に関し、特に、スクリュの下流側をベアリングで支
持することにより両端軸支型とし、スクリュを大径化す
ることができるようにするための新規な改良に関する。
出機に関し、特に、スクリュの下流側をベアリングで支
持することにより両端軸支型とし、スクリュを大径化す
ることができるようにするための新規な改良に関する。
【０００２】
【従来の技術】一般に、合成樹脂原料をペレットに加工
するための単軸スクリュ式押出機としては図３の構成を
挙げることができる。すなわち、図３において、符号１
で示されるものは単軸スクリュ式押出機であり、この単
軸スクリュ式押出機１は、長尺筒形状のシリンダ２と、
このシリンダ２内に回転自在に挿入された１本のスクリ
ュ３と、により構成されている。前記単軸スクリュ式押
出機１は、上流側から下流側へ順次、少なくとも固体輸
送部１０、溶融部１１および融体輸送部１２により構成
されている。
するための単軸スクリュ式押出機としては図３の構成を
挙げることができる。すなわち、図３において、符号１
で示されるものは単軸スクリュ式押出機であり、この単
軸スクリュ式押出機１は、長尺筒形状のシリンダ２と、
このシリンダ２内に回転自在に挿入された１本のスクリ
ュ３と、により構成されている。前記単軸スクリュ式押
出機１は、上流側から下流側へ順次、少なくとも固体輸
送部１０、溶融部１１および融体輸送部１２により構成
されている。
【０００３】前記シリンダ２は、１本の前記スクリュ３
が回転自在に挿入される貫通内孔２ａを有しており、こ
のシリンダ２の上流側には上方からこの貫通内孔２ａへ
壁面を貫通する原料供給口４が形成され、貫通内孔２ａ
の下流側（図の右端）の開口が原料排出口５として形成
されている。前記シリンダ２はこの貫通内孔２ａ内を流
動する合成樹脂原料を所定の温度に加温維持することが
できるように構成されている。前記スクリュ３はそのス
クリュ上流端部６が前記シリンダ２から突出して図示し
ない駆動装置と連結され回転されるように構成されてい
る。また、このスクリュ３には、前記単軸スクリュ式押
出機１の各構成部に対応し、上流側から下流側へ順次、
固体輸送フライト部２０、溶融フライト部２１および融
体輸送フライト部２２が形成され、各々同一の外径に構
成されている。また、前記シリンダ２の原料排出口５す
なわち下流端には図示しない造粒装置が連結されてい
る。
が回転自在に挿入される貫通内孔２ａを有しており、こ
のシリンダ２の上流側には上方からこの貫通内孔２ａへ
壁面を貫通する原料供給口４が形成され、貫通内孔２ａ
の下流側（図の右端）の開口が原料排出口５として形成
されている。前記シリンダ２はこの貫通内孔２ａ内を流
動する合成樹脂原料を所定の温度に加温維持することが
できるように構成されている。前記スクリュ３はそのス
クリュ上流端部６が前記シリンダ２から突出して図示し
ない駆動装置と連結され回転されるように構成されてい
る。また、このスクリュ３には、前記単軸スクリュ式押
出機１の各構成部に対応し、上流側から下流側へ順次、
固体輸送フライト部２０、溶融フライト部２１および融
体輸送フライト部２２が形成され、各々同一の外径に構
成されている。また、前記シリンダ２の原料排出口５す
なわち下流端には図示しない造粒装置が連結されてい
る。
【０００４】次に、動作について述べる。まず、シリン
ダ２が所定の温度調節状態に設定され、スクリュ３が回
転駆動されている状態で、原料供給口４から貫通内孔２
ａ内へ粉粒体状等の合成樹脂原料が連続的に定量供給さ
れる。この合成樹脂原料は回転するスクリュ３すなわち
固体輸送フライト部２０の輸送作用により、固体輸送部
１０を流動して溶融部１１に到る。この溶融部１１にお
いて、合成樹脂原料はシリンダ２からの加温と回転する
溶融フライト部２１との機械的作用とにより可塑化溶融
される。
ダ２が所定の温度調節状態に設定され、スクリュ３が回
転駆動されている状態で、原料供給口４から貫通内孔２
ａ内へ粉粒体状等の合成樹脂原料が連続的に定量供給さ
れる。この合成樹脂原料は回転するスクリュ３すなわち
固体輸送フライト部２０の輸送作用により、固体輸送部
１０を流動して溶融部１１に到る。この溶融部１１にお
いて、合成樹脂原料はシリンダ２からの加温と回転する
溶融フライト部２１との機械的作用とにより可塑化溶融
される。
【０００５】この溶融部１１を通過した溶融状態の合成
樹脂原料は、融体輸送フライト部２２の輸送作用により
融体輸送部１２を流動し、原料排出口５から押出され
る。この原料排出口５から押出された合成樹脂原料は図
示しない造粒装置へ押出され、ペレット状に造粒加工さ
れる。
樹脂原料は、融体輸送フライト部２２の輸送作用により
融体輸送部１２を流動し、原料排出口５から押出され
る。この原料排出口５から押出された合成樹脂原料は図
示しない造粒装置へ押出され、ペレット状に造粒加工さ
れる。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】従来の単軸スクリュ式
押出機は、以上のように構成されていたため、次のよう
な課題が存在していた。すなわち、スクリュが上流側の
みで片持ち支持状態に構成されていたため、片持ち支持
の構造では、スクリュの直径を大きくすると自重が大き
くなり、下流の先端部における自重による撓み量が大き
くなり、下流側の融体輸送フライト部の外周がシリンダ
の貫通内孔と接触し、稼働不能となっていた。そのた
め、処理能力の増大化には限度があった。
押出機は、以上のように構成されていたため、次のよう
な課題が存在していた。すなわち、スクリュが上流側の
みで片持ち支持状態に構成されていたため、片持ち支持
の構造では、スクリュの直径を大きくすると自重が大き
くなり、下流の先端部における自重による撓み量が大き
くなり、下流側の融体輸送フライト部の外周がシリンダ
の貫通内孔と接触し、稼働不能となっていた。そのた
め、処理能力の増大化には限度があった。
【０００７】本発明は以上のような課題を解決するため
になされたものであり、特に、スクリュのスクリュ下流
端部をベアリングで支持してスクリュを従来の片持ち構
造から両持ち構造とすることにより、カジリ現象を発生
させずに処理能力を大きくすることができるようにした
単軸スクリュ式押出機を提供することを目的とする。
になされたものであり、特に、スクリュのスクリュ下流
端部をベアリングで支持してスクリュを従来の片持ち構
造から両持ち構造とすることにより、カジリ現象を発生
させずに処理能力を大きくすることができるようにした
単軸スクリュ式押出機を提供することを目的とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明による単軸スクリ
ュ式押出機は、長尺筒形状のシリンダと、スクリュ上流
端部が駆動装置に接続されて前記シリンダ内に回転自在
に挿入された１本のスクリュとにより構成され、上流側
から下流側へ順次、少なくとも固体輸送部、溶融部およ
び融体輸送部を構成した単軸スクリュ式押出機におい
て、前記スクリュのスクリュ下流端部が前記シリンダの
下流に設けられたベアリングにより回転自在に支持さ
れ、前記融体輸送部の下流に原料排出口が設けられてい
る構成であり、また、前記スクリュのスクリュ下流端部
に設けられたフランジを有し、前記ベアリングは、前記
フランジの下流側に位置し、前記原料排出口は前記フラ
ンジの上流側に位置している構成である。
ュ式押出機は、長尺筒形状のシリンダと、スクリュ上流
端部が駆動装置に接続されて前記シリンダ内に回転自在
に挿入された１本のスクリュとにより構成され、上流側
から下流側へ順次、少なくとも固体輸送部、溶融部およ
び融体輸送部を構成した単軸スクリュ式押出機におい
て、前記スクリュのスクリュ下流端部が前記シリンダの
下流に設けられたベアリングにより回転自在に支持さ
れ、前記融体輸送部の下流に原料排出口が設けられてい
る構成であり、また、前記スクリュのスクリュ下流端部
に設けられたフランジを有し、前記ベアリングは、前記
フランジの下流側に位置し、前記原料排出口は前記フラ
ンジの上流側に位置している構成である。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下、図面と共に本発明による単
軸スクリュ式押出機の好適な実施の形態について詳細に
説明する。図１は、本発明による単軸スクリュ式押出機
の正面断面図であり、図２は図１におけるI−I断面図で
ある。なお、従来例と同一あるいは同等部分は同一符号
で説明する。図１および図２において、符号１で示され
るものは単軸スクリュ式押出機であり、この単軸スクリ
ュ式押出機１は、長尺筒形状のシリンダ２と、このシリ
ンダ２内に回転自在に挿入される１本のスクリュ３とに
より構成されている。前記単軸スクリュ式押出機１は、
上流側から下流側へ順次、少なくとも固体輸送部１０、
溶融部１１および融体輸送部１２により構成されてい
る。
軸スクリュ式押出機の好適な実施の形態について詳細に
説明する。図１は、本発明による単軸スクリュ式押出機
の正面断面図であり、図２は図１におけるI−I断面図で
ある。なお、従来例と同一あるいは同等部分は同一符号
で説明する。図１および図２において、符号１で示され
るものは単軸スクリュ式押出機であり、この単軸スクリ
ュ式押出機１は、長尺筒形状のシリンダ２と、このシリ
ンダ２内に回転自在に挿入される１本のスクリュ３とに
より構成されている。前記単軸スクリュ式押出機１は、
上流側から下流側へ順次、少なくとも固体輸送部１０、
溶融部１１および融体輸送部１２により構成されてい
る。
【００１０】前記シリンダ２は、１本の前記スクリュ３
が回転自在に挿入される貫通内孔２ａが形成され、上流
側には上方からこの貫通内孔２ａへ壁面を貫通する原料
供給口４が、下流側には貫通内孔２ａから一方の側面へ
壁面を貫通して原料排出口３０が、それぞれ形成されて
いる。この原料排出口３０は、図２に示されているよう
に、シリンダ２の側部に開口して形成されている。この
シリンダ２の原料排出口３０には、図示しない造粒装置
が連結されている。なお、前記シリンダ２は貫通内孔２
ａ内を流動する合成樹脂原料を所定の温度に加温維持可
能に構成されている。
が回転自在に挿入される貫通内孔２ａが形成され、上流
側には上方からこの貫通内孔２ａへ壁面を貫通する原料
供給口４が、下流側には貫通内孔２ａから一方の側面へ
壁面を貫通して原料排出口３０が、それぞれ形成されて
いる。この原料排出口３０は、図２に示されているよう
に、シリンダ２の側部に開口して形成されている。この
シリンダ２の原料排出口３０には、図示しない造粒装置
が連結されている。なお、前記シリンダ２は貫通内孔２
ａ内を流動する合成樹脂原料を所定の温度に加温維持可
能に構成されている。
【００１１】前記シリンダ２の貫通内孔２ａ内には、１
本の前記スクリュ３が回転可能に挿入されている。この
スクリュ３のスクリュ上流端部６が前記シリンダ２から
突出して図示しない駆動装置と連結され、回転されるよ
うに構成されている。また、このスクリュ３のスクリュ
下流端部３１は前記シリンダ２の下流に設けられたベア
リング３２により回転支持されている。すなわち、前記
スクリュ３はその両端が回転支持されており、このスク
リュ３は、前記単軸スクリュ式押出機１の各構成部に対
応して、上流から下流へ順次、固体輸送フライト部２
０、溶融フライト２１および融体輸送フライト部２２が
構成され、同一の外径に構成されている。なお、スクリ
ュ３の下流側に設けられたフランジ３５は、シリンダ２
の段部３６で位置決めされ、原料排出口３０はフランジ
３５の上流側に位置し、ベアリング３２はフランジ３５
の下流側に位置している。
本の前記スクリュ３が回転可能に挿入されている。この
スクリュ３のスクリュ上流端部６が前記シリンダ２から
突出して図示しない駆動装置と連結され、回転されるよ
うに構成されている。また、このスクリュ３のスクリュ
下流端部３１は前記シリンダ２の下流に設けられたベア
リング３２により回転支持されている。すなわち、前記
スクリュ３はその両端が回転支持されており、このスク
リュ３は、前記単軸スクリュ式押出機１の各構成部に対
応して、上流から下流へ順次、固体輸送フライト部２
０、溶融フライト２１および融体輸送フライト部２２が
構成され、同一の外径に構成されている。なお、スクリ
ュ３の下流側に設けられたフランジ３５は、シリンダ２
の段部３６で位置決めされ、原料排出口３０はフランジ
３５の上流側に位置し、ベアリング３２はフランジ３５
の下流側に位置している。
【００１２】まず、シリンダ２が所定の温度調節状態に
設定され、スクリュ３が両端を支持されて回転駆動され
ている状態で、原料供給口４から貫通内孔２ａ内へ粉粒
体状等の合成樹脂原料がれ連続的に定量供給される。こ
の合成樹脂原料は回転するスクリュ３すなわち固体輸送
フライト部２０の輸送作用により、固体輸送部１１を流
動して溶融部１１に到る。この溶融部１１において、合
成樹脂原料はシリンダ２からの加温と回転する溶融フラ
イト部２１の機械的作用とにより可塑化溶融される。
設定され、スクリュ３が両端を支持されて回転駆動され
ている状態で、原料供給口４から貫通内孔２ａ内へ粉粒
体状等の合成樹脂原料がれ連続的に定量供給される。こ
の合成樹脂原料は回転するスクリュ３すなわち固体輸送
フライト部２０の輸送作用により、固体輸送部１１を流
動して溶融部１１に到る。この溶融部１１において、合
成樹脂原料はシリンダ２からの加温と回転する溶融フラ
イト部２１の機械的作用とにより可塑化溶融される。
【００１３】この溶融部１２を通過した溶融状態の合成
樹脂原料は、融体輸送部１２を流動し、原料排出口３０
から押出される。この原料排出口３０から押出された合
成樹脂原料は造粒装置へ押出され、ペレット状に加工さ
れる。なお、合成樹脂原料を可塑化溶融するスクリュ３
は、両端が支持された状態で回転することにより、スク
リュの自重による撓みおよび合成樹脂原料からの反作用
による撓みが小さくなり、従来よりも倍以上の大径スク
リュによる大型化された押出機を得ることができる。
樹脂原料は、融体輸送部１２を流動し、原料排出口３０
から押出される。この原料排出口３０から押出された合
成樹脂原料は造粒装置へ押出され、ペレット状に加工さ
れる。なお、合成樹脂原料を可塑化溶融するスクリュ３
は、両端が支持された状態で回転することにより、スク
リュの自重による撓みおよび合成樹脂原料からの反作用
による撓みが小さくなり、従来よりも倍以上の大径スク
リュによる大型化された押出機を得ることができる。
【００１４】
【発明の効果】本発明による単軸スクリュ式押出機は、
以上のように構成されているため、次のような効果を得
ることができる。スクリュ両端で回転支持することによ
り、スクリュの撓み量を小さくすることが出来た。その
結果、スクリュは、直径を大きくしてもシリンダの貫通
孔内面と接触することが無くなり、カジリ現象が発生し
なくなった。従って、単軸スクリュ式押出機を容易に大
型化し、１台当たりの処理能力を大きくすることが可能
になった。カジリ現象が発生しなくなったことにより、
常時良品質の製品を生産することが可能になった。
以上のように構成されているため、次のような効果を得
ることができる。スクリュ両端で回転支持することによ
り、スクリュの撓み量を小さくすることが出来た。その
結果、スクリュは、直径を大きくしてもシリンダの貫通
孔内面と接触することが無くなり、カジリ現象が発生し
なくなった。従って、単軸スクリュ式押出機を容易に大
型化し、１台当たりの処理能力を大きくすることが可能
になった。カジリ現象が発生しなくなったことにより、
常時良品質の製品を生産することが可能になった。
【図１】本発明による単軸スクリュ式押出機の正面断面
図である。
図である。
【図２】図１におけるI−I断面図である。
【図３】従来の単軸スクリュ式押出機の正面断面図であ
る。
る。
１ 単軸スクリュ式押出機
２ シリンダ
２ａ 貫通孔
３ スクリュ
４ 原料供給口
６ スクリュ上流端部
１０ 固体輸送部
１１ 溶融部
１２ 融体輸送部
３０ 原料排出口
３１ スクリュ下流端部
３２ ベアリング
３５ フランジ
Claims (2)
- 【請求項１】 長尺筒形状のシリンダ(2)と、スクリュ
上流端部(6)が駆動装置に接続されて前記シリンダ(2)内
に回転自在に挿入された１本のスクリュ(3)とにより構
成され、上流側から下流側へ順次、少なくとも固体輸送
部(10)、溶融部(11)および融体輸送部(12)を構成した単
軸スクリュ式押出機において、前記スクリュ(3)のスク
リュ下流端部(31)が前記シリンダ(2)の下流に設けられ
たベアリング(32)により回転自在に支持され、前記融体
輸送部(12)の下流に原料排出口(30)が設けられている構
成としたことを特徴とする単軸スクリュ式押出機。 - 【請求項２】 前記スクリュ(3)のスクリュ下流端部(3
1)に設けられたフランジ(35)を有し、前記ベアリング(3
2)は、前記フランジ(35)の下流側に位置し、前記原料排
出口(30)は前記フランジ(35)の上流側に位置しているこ
とを特徴とする請求項１又は２記載の単軸スクリュ式押
出機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001214957A JP2003025411A (ja) | 2001-07-16 | 2001-07-16 | 単軸スクリュ式押出機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001214957A JP2003025411A (ja) | 2001-07-16 | 2001-07-16 | 単軸スクリュ式押出機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003025411A true JP2003025411A (ja) | 2003-01-29 |
Family
ID=19049687
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001214957A Withdrawn JP2003025411A (ja) | 2001-07-16 | 2001-07-16 | 単軸スクリュ式押出機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003025411A (ja) |
-
2001
- 2001-07-16 JP JP2001214957A patent/JP2003025411A/ja not_active Withdrawn
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP5456430B2 (ja) | 成形機用スクリュー | |
| TW201946754A (zh) | 導電性複合材料的製造方法 | |
| JPH09300433A (ja) | 押出機用スクリュウ | |
| JPH04232721A (ja) | 脱ガス押出し機 | |
| JP2003025411A (ja) | 単軸スクリュ式押出機 | |
| JP3113879B2 (ja) | 連続混練押出装置 | |
| JPH04316823A (ja) | 原料押し込み装置 | |
| JP3650915B2 (ja) | 二軸押出機 | |
| JP3738422B2 (ja) | 造粒用混練押出機 | |
| JP2020059204A (ja) | 射出成形機 | |
| JPH10309745A (ja) | スクリュ式押出機 | |
| JP2010280128A (ja) | 混練装置および成形機 | |
| JP2000218677A (ja) | 成形機用スクリュ、押出成形機、及び、射出成形機 | |
| JP2001121532A (ja) | 連続混練機 | |
| JP3208738B2 (ja) | 異方向回転二軸混練押出機 | |
| Mittal et al. | A novel analytical model for screw extrusion of thermoplastic ABS with emphasis on additive manufacturing | |
| JPH09141726A (ja) | 塩化ビニール成形品の押出成形方法および押出成形装置 | |
| JPH0225763B2 (ja) | ||
| JP7089970B2 (ja) | スクリュ、押出機および混練補助エレメント | |
| KR100451844B1 (ko) | 압출성형플라스틱제조품의제조방법및장치와,이플라스틱제조품 | |
| JP2006240240A (ja) | スクリュ式混練押出機 | |
| JP2002144396A (ja) | スクリュ式混練押出機 | |
| JPS62204918A (ja) | プラスチツク・ゴム等の可塑化及びその類似装置 | |
| KR200317983Y1 (ko) | 위성볼을 이용한 합성수지 압출장치 | |
| JP2006103139A (ja) | シリンダホッパ |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20060926 |
|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20081007 |