JP2003024574A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

Info

Publication number
JP2003024574A
JP2003024574A JP2001218734A JP2001218734A JP2003024574A JP 2003024574 A JP2003024574 A JP 2003024574A JP 2001218734 A JP2001218734 A JP 2001218734A JP 2001218734 A JP2001218734 A JP 2001218734A JP 2003024574 A JP2003024574 A JP 2003024574A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
control means
symbol control
symbol
pattern
game
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001218734A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Ochi
和雄 越智
Masaki Takatsu
巨樹 高津
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Newgin Co Ltd
Original Assignee
Newgin Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Newgin Co Ltd filed Critical Newgin Co Ltd
Priority to JP2001218734A priority Critical patent/JP2003024574A/ja
Publication of JP2003024574A publication Critical patent/JP2003024574A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 遊技機の遊技性を変更する場合に、煩雑な作
業を要することなく遊技性の異なる遊技を楽しむことが
できると共に、低コストかつ省資源化を図り得る遊技機
を提供する。 【解決手段】 少なくとも所要の遊技の遊技状態を制御
する主制御手段31と図柄制御手段32とを備えた遊技
機であって、主制御手段31は、選択可能な複数の図柄
制御パターン選択コマンドを記憶し、図柄制御手段32
は、前記複数の図柄制御パターン選択コマンドの夫々と
対応する所要の図柄制御を行なう異なる遊技性を有する
複数の図柄制御パターンを記憶するようにした。そし
て、前記主制御手段31が任意に選択した図柄制御パタ
ーン選択コマンドを前記図柄制御手段32に送信するこ
とで、図柄制御手段32が実行する図柄制御パターンが
選択決定されるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、少なくとも主制御
手段と図柄制御手段とによって所要の遊技における遊技
状態を制御するよう構成された遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、パチンコ機やスロット機
その他の遊技機が多くの遊技者に親しまれている。例え
ば、パチンコ機では、遊技盤上の遊技領域に始動入賞
口、特別入賞口等が配設されると共に、複数種類の数字
や絵柄等で構成される識別可能な図柄を複数表示し、所
要に応じて変動表示し得る可変表示部が設けられたもの
がある。そして、前記始動入賞口にパチンコ球(遊技球
とも云う)が入賞して所要の遊技状態が発生すると、前
記可変表示部に表示された図柄は、パチンコ機に配設さ
れている主制御手段や図柄制御手段等の各種制御手段に
制御された所定のパターンで通常変動し、例えば図柄を
所定方向へスクロール変動させたり、拡大や縮小させて
順次変化させて変動させるようになっている。このと
き、前記可変表示部で変動されている前記図柄の一部が
停止した際に、該図柄表示部に停止表示されている図柄
が所定の条件を満たしている場合(例えば「1,1,変動
中」, 「7,変動中,7」等)に、所謂「リーチ」とな
り、前記各種制御手段で制御された各種のリーチ変動が
行なわれ、遊技者は変動している残りの図柄が既に停止
表示されている図柄と同一の図柄で停止表示されて、所
謂「大当り」となることを期待する。この「大当り」と
なると、前記可変表示部には前記各種制御手段で制御さ
れた大当り演出が表示されると共に、前記特別入賞口に
開閉可能に設けられた開閉扉が所定時間または所定回数
となるまで継続的または断続的に開放され、遊技者は多
数のパチンコ球を獲得し得るようになっている。
【0003】なお、通常は前記図柄制御手段には、前記
通常変動やリーチ変動または大当り演出等における図柄
の変動時間や変動動作等の制御パターン(図柄制御パタ
ーン)が記憶されており、この図柄制御パターンにより
遊技機の遊技性が大きく変化する。また、前記図柄制御
手段は、遊技機のモータ等の駆動手段や遊技球の入賞の
検出手段および照明手段等を総合的に制御する主制御手
段から送信される制御コマンドによって制御されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、前記可変
表示部に表示される図柄が前記図柄制御手段に記憶され
た図柄制御パターンで通常変動やリーチ変動または大当
り演出することで、遊技者は遊技を楽しむようになって
いる。しかし、遊技機が長期間に亘って同一の図柄制御
パターンで制御されると次第にその遊技機の遊技性に飽
きを生じ、遊技者からは遊技性の異なった遊技機の登場
が強く望まれるようになる。ところが、図6に示すよう
に、前記図柄制御手段1には1つの図柄制御パターンが
記憶され、この図柄制御手段1を制御する主制御手段2
には1つの制御コマンドが記憶されている。すなわち、
遊技機の遊技性を変更するためには、前記図柄制御手段
1および主制御手段2の夫々を、異なる図柄制御パター
ンを記憶させた図柄制御手段1およびこの図柄制御手段
1を制御する主制御手段2に取替える必要があるので、
その部品コストが嵩んだり煩雑な取替作業を要する問題
がある。更に、図柄制御手段1および主制御手段2等の
部品交換に伴う廃棄物の増加やその処理コストが増大す
る欠点があり、遊技性を変更する際に低コストかつ省資
源化を達成し得る遊技機が強く望まれている。
【0005】
【発明の目的】本発明は、前述した従来の技術に内在し
ている前記欠点に鑑み、これを好適に解決するべく提案
されたものであって、遊技機の遊技性を変更する場合
に、煩雑な作業を要することなく遊技性の異なる遊技を
楽しむことができると共に、低コストかつ省資源化を図
り得る遊技機を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を克服し、所期
の目的を達成するため、本発明に係る遊技機は、少なく
とも所要の遊技の遊技状態を制御する主制御手段と図柄
制御手段とを備えた遊技機であって、前記主制御手段
は、選択可能な複数の図柄制御パターン選択コマンドを
記憶し、前記図柄制御手段は、前記複数の図柄制御パタ
ーン選択コマンドの夫々と対応する所要の図柄制御を行
なう異なる遊技性を有する複数の図柄制御パターンを記
憶していることを特徴とする。
【0007】
【作用】本発明における遊技機では、主制御手段に選択
可能な複数の図柄制御パターン選択コマンドが記憶され
ると共に、図柄制御手段に前記図柄制御パターン選択コ
マンドの夫々と対応し、異なる遊技性を有する複数の図
柄制御パターンが記憶されている。そして、前記主制御
手段に記憶させた図柄制御パターン選択コマンドから1
つの図柄制御パターン選択コマンドを選択決定すること
で、前記図柄制御手段は選択決定された当該図柄制御パ
ターン選択コマンドと対応する図柄制御パターンを選択
決定する。すなわち、前記主制御手段が選択決定する図
柄制御パターン選択コマンドを変更すると、前記図柄制
御手段の選択決定する図柄制御パターンも変更されて、
遊技の遊技性が変化するので、異なる遊技を楽しむこと
ができるようになる。このとき、主制御手段や図柄制御
手段等を新規に取替える必要がないので、部品コストを
削減し得ると共に、廃棄物を低減させて省資源化を図り
得る。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係る遊技機につい
て好適な実施例を挙げて、添付図面を参照しながら以下
詳細に説明する。なお、本実施例の遊技機として、一般
的なパチンコ機に実施される場合について説明する。
【0009】そこで、先ず本実施例のパチンコ機につい
て、図3および図4を参照して説明する。本実施例のパ
チンコ機Pは、その基本的な概略構成として、外枠Aの
開口前面側に対して前枠Bが、連結支持手段および施錠
手段を利用して着脱および開閉可能に組付けられてい
る。そして前枠Bに、横開き式のガラス扉Dを組付けた
窓枠Cと、ガラス扉Dの下部において窓枠Cに対して着
脱および開閉可能に組付けられる開閉セット板の前側に
セットされて遊技球を貯留し得る上球皿Eおよび後側に
セットされた電動式の球送り装置(図示せず)と、これら
の下段に配設されて前記上球皿Eに収容しきれない遊技
球を貯留する下球皿Fおよび遊技球を遊技領域Iに打出
す打球発射装置Hと、後側に位置する機構セット盤G等
が夫々装備されている一方、前枠B後側の収容枠体の正
面内部に所要の遊技領域Iを構成した遊技盤Jが着脱交
換可能にセットされる。
【0010】前記遊技盤Jは、図5に示すように、略円
形状に湾曲形成したレール10により囲まれた遊技領域
Iの前側において、縦央やや下部に配設されて球をスイ
ッチで検出し得る始動入賞口11と、この始動入賞口1
1の直上方に配置され、後述する可変表示部Kが整合す
ると共に、内壁面をメッキ処理して開設された可視表示
窓21を形成した大型装飾部品Nと、風車とも称されて
遊技球の流下方向を変向する電飾案内車12および普通
案内車13と、始動入賞口11の直下方に設置された大
型電動式の入賞装置Lと、遊技状態に応じて照射パター
ンが変更制御される電飾装置14等を備えている。また
遊技盤Jの後側には、図4に示すように、遊技球を機構
セット盤G側に通出案内させる遊技球案内部材15が装
着されている。なお、図5中の符号16はアウト口を示
し、遊技球を排出するようになっている。
【0011】前記始動入賞口11内に配設された図示し
ないスイッチは、各遊技球の検出毎に可変表示部Kを1
回ずつ変動開始させるための始動入力手段として利用さ
れる。また前記入賞装置Lは、可変表示部Kの大当り成
立時に対する特別遊技状態として、開成作動条件が付与
される大型の入賞装置Lであって、図5に示されるよう
に、特別入賞口17に対設された扉状の開閉板18が、
後側の電磁ソレノイドに係る設定駆動条件に基づいて、
通常の閉塞状態から開放状態に変化されるようになって
いる。なお、前記入賞装置Lの左右両側に普通入賞口1
9,19が設けてある。
【0012】液晶表示ディスプレイ(LCD)からなる前
記可変表示部Kは、前記可視表示窓21の後側に配設さ
れ、該可変表示部Kの外周が可視表示窓21の外周と整
合するよう装備セットされる。前記可変表示部Kには、
左図柄表示部22、中図柄表示部24、右図柄表示部2
6の3つの図柄表示部が設けられており、この各図柄表
示部22,24,26には数字や文字、絵柄等の識別可能
な図柄を表示し得るようになっている。なお、これらの
図柄表示部22,24,26は、前記可変表示部Kにおい
て、横方向に並んだ状態で表示されている。そして、前
記始動入賞口11に遊技球が入賞すると、後述する主制
御手段31および図柄制御手段32の制御に基づいて、
前記可変表示部Kの図柄表示部22,24,26に表示さ
れている図柄が変動・停止表示されるようになってい
る。また、前記可変表示部Kが変動中、または「大当
り」の時に、遊技球が始動入賞口11に入賞した場合
は、最大4個の入賞までは該始動入賞口11に遊技球が
入賞した際に通常得られる情報が始動記憶され、記憶表
示部Mによって始動記憶数が点灯表示される。そして、
前記可変表示部Kが変動可能な状態となると、その始動
記憶数に基づいて図柄の変動が開始されると共に、前記
始動記憶が1つ消化され、かつ該記憶表示部Mが1つ消
灯されるよう構成される。
【0013】前記可変表示部Kに表示される図柄等の制
御を行なう図柄制御手段32およびパチンコ機Pの遊技
球の入賞の検出手段および照明手段等の各種制御を総合
的に制御する主制御手段31は、所要の回路パターンが
形成されてCPU、IC、トランスやレギュレータ等の
各種電子部品が実装され、該図柄制御手段32および主
制御手段31の夫々は、常には基板ケース34に収容さ
れている。また、前記図柄制御手段32および主制御手
段31は図示しないコネクタ等を介して接続され、該主
制御手段31から各種の信号(コマンド)を図柄制御手段
32に送信することで、該図柄制御手段32を制御する
ようになっている。
【0014】前記図柄制御手段32には、前記可変表示
部Kに変動表示される主体である図柄を示す情報(例え
ば、「犬」,「猫」,「ウサギ」等の図柄)である図柄パ
ターン、変動表示される図柄の変動時間(任意の図柄が
所定の動作を行なう時間の長さ)を決定する情報である
変動パターンまたは変動表示される図柄の変動動作(任
意の図柄が所定の時間に行なう動作、例えば「速く走
る」, 「ゆっくり走る」,「飛ぶ」,「光る」等)を決定
する情報である動作パターンやその他複数の情報で構成
されたパチンコ機Pの遊技性を決定し得る図柄制御パタ
ーンが記憶されている。ここで、図1に示すように、前
記図柄制御パターンを構成する前記各種情報のうち、少
なくとも1種類以上の情報が異なる第1図柄制御パター
ン、第2図柄制御パターン、第3図柄制御パターンの3
種類の異なる遊技性を有する選択可能な図柄制御パター
ンが当該図柄制御手段32に記憶されており、主制御手
段31に記憶させた後述する第1〜第3図柄制御パター
ン選択コマンドの夫々と対応するようになっている。こ
のように、第1〜第3図柄制御パターンを異なる情報で
構成することで、該パターンの内の1つを選択すれば、
夫々遊技性(通常変動、リーチ変動または大当り演出等)
の異なる遊技を展開し得るようになっている。このと
き、前記第1〜第3図柄制御パターンの夫々を類似した
情報で構成し、3種類の遊技性が類似しているシリーズ
物とすることができ、更に全く異なる情報で構成し、夫
々新規な遊技性を有するようにすることも可能である。
【0015】図1に示すように、前記主制御手段31に
は、前記図柄制御手段32に送信することで該図柄制御
手段32が実行する図柄制御パターンを決定し得る第1
〜第3図柄制御パターン選択コマンドの3種類の選択可
能なコマンドが記憶されている。この第1〜第3図柄制
御パターン選択コマンドは、前記図柄制御手段32に記
憶させた前記第1〜第3図柄制御パターンと夫々対応し
ている。なお、図柄制御手段32に送信する図柄制御パ
ターン選択コマンドの選択決定は、パチンコ機Pに電源
が投入されたときまたは停電や故障からの復旧等による
復電源が投入されたときに、前記主制御手段31に予め
設定されたプログラム等に基づいて自動的に行なわれる
ようになっている。
【0016】更に、図1に示すように、前記主制御手段
31には、前記第1〜第3図柄制御パターンの夫々に共
通し、この図柄制御パターンを具体的に実行させる各種
の共通コマンドが記憶されている。例えば、この共通コ
マンドは変動開始コマンド、左図柄指定コマンド、中図
柄指定コマンド、右図柄指定コマンド、全図柄指定コマ
ンド等から構成されている。そして、前記主制御手段3
1が第1〜第3図柄制御パターン選択コマンドの何れか
を選択決定して図柄制御手段32に送信した後は、この
共通コマンドを図柄制御手段32に送信して制御するよ
うになっている。
【0017】次に、前記主制御手段31および図柄制御
手段32によるパチンコ機Pの制御態様について説明す
る。図2に示すように、パチンコ機Pに電源または復電
源が投入されて前記主制御手段31および図柄制御手段
32に通電が行なわれると、この主制御手段31は記憶
している第1〜第3図柄制御パターン選択コマンドから
所定の条件で1つの図柄制御パターン選択コマンドを自
動的に選択決定すると共に、図柄制御手段32に送信す
る。なお、ここでは前記主制御手段31が第1図柄制御
パターン選択コマンドを選択した場合について説明す
る。そして、前記図柄制御手段32は受信した第1図柄
制御パターン選択コマンドと対応する第1図柄制御パタ
ーンを選択決定する。これにより、前記可変表示部Kに
は第1図柄制御パターンに基づいて図柄,背景等が表示
され、パチンコ機Pは遊技を開始し得る待機状態とな
る。
【0018】そして、遊技盤J上に打ち出された遊技球
が所定の条件(例えば、前記始動入賞口に入賞等)を満足
すると、各種の検出信号が前記主制御手段31に送信さ
れる。図1または図2に示すように、前記主制御手段3
1は、第1〜第3図柄制御パターンの全てに共通する共
通コマンドの中からこの検出信号に対応するコマンドを
選択決定し、図柄制御手段32に送信する。例えば、共
通コマンドを構成する前記変動開始コマンドが図柄制御
手段32に送信されると、図2に示すように、図柄制御
手段32は第1図柄制御パターンにおいて受信した変動
開始コマンドと対応する図柄、変動時間または変動動作
等の各種情報に基づき、前記可変表示部Kを変動開始さ
せる。同様に、前記図柄制御手段32がその他の共通コ
マンドを受信した場合も、前記第1図柄制御パターンに
おいて、受信した共通コマンドと対応する図柄、変動時
間または変動動作等の各種情報に基づき、前記可変表示
部Kが変動または停止表示される。すなわち、前記主制
御手段31から送信される共通コマンドに対応する第1
図柄制御パターンの情報に基づいて、各種の通常変動や
リーチ変動または大当り演出が行なわれるようになる。
【0019】なお、前記主制御手段31が電源または復
電源投入時に第2または第3図柄制御パターン選択コマ
ンドを選択決定した場合であっても、前記図柄制御手段
32に送信した後は共通コマンドを送信して図柄制御手
段32を制御するようになっている。
【0020】
【実施例の作用】次に、前述のように構成された実施例
に係るパチンコ機Pの作用について説明する。図2に示
すように、パチンコ機Pに電源または復電源を投入する
と、前記主制御手段31に記憶させた第1〜第3図柄制
御パターン選択コマンドの何れかを所定の条件で自動的
に選択決定し、前記図柄制御手段32に送信する。そし
て、前記図柄制御手段32が受信すると、選択された前
記図柄制御パターン選択コマンドに対応する図柄制御パ
ターンが選択決定され、遊技者は選択決定された図柄制
御パターンに基づいて遊技をし得るようになる。このよ
うに、前記主制御手段31が選択決定する図柄制御パタ
ーン選択コマンドにより、前記図柄制御手段32が実行
する図柄制御パターンが決定されるので、主制御手段3
1および図柄制御手段32を取替えることなく図柄制御
パターンを変更し得る。すなわち、図柄制御パターンが
変更されるので、遊技性の異なった遊技を楽しむことが
できるようになると共に、遊技性を変更する際に発生す
る廃棄物やその処理コストまたは交換する部品コスト等
を効果的に低減し得る。
【0021】更に、図2に示すように、前記主制御手段
31において選択決定された第1〜第3図柄制御パター
ン選択コマンドの何れかを前記図柄制御手段32が受信
し、第1〜第3図柄制御パターンから対応する図柄制御
パターンを選択決定した後は、この図柄制御手段32に
記憶させた第1〜第3図柄制御パターンを共通して制御
し得る共通コマンドを送信して遊技状態の制御を行な
う。このように、同一の共通コマンドにより前記図柄制
御手段32に記憶させた全ての図柄制御パターンを実行
し得るようにすることで、複数の図柄制御パターンを記
憶させた場合であっても、前記主制御手段31に図柄制
御パターンを実行させる制御コマンドを複数記憶させる
必要はなく、主制御手段31を効率よく動作させること
ができる。
【0022】また、前記主制御手段31は電源または復
電源を投入された際に、送信する図柄制御パターン選択
コマンドを予め設定された条件で自動的に選択決定す
る。すなわち、電源投入時や復電源投入時においては、
前記図柄制御手段32に実行させる図柄制御パターンを
変更して異なる遊技性とすることができ、遊技中におい
ては図柄制御パターンが変更されて遊技者が混乱するこ
とはなく、遊技者は通常の遊技を楽しむことができる。
更に、前記図柄制御パターン選択コマンドを図柄制御手
段32に送信した後は、前記主制御手段31は共通コマ
ンドを送信して制御を行なうので、遊技中における主制
御手段31の負担増はなく、効率的に図柄制御手段32
の制御を行ない得る。
【0023】なお、本実施例では前記主制御手段31お
よび図柄制御手段32の夫々に3種類の図柄制御パター
ン選択コマンドおよび図柄制御パターンを記憶させるよ
うにしたが、2つまたは4つ以上の図柄制御パターン選
択コマンドおよび図柄制御パターンを記憶させるように
しても良い。更に、前記図柄制御手段32に記憶させる
図柄制御パターンを構成する情報としては、図柄パター
ン、変動パターンまたは動作パターン等に限られるもの
ではなく、例えば背景を表示する情報である背景パター
ン等の情報も含まれ、前記可変表示部Kに表示して制御
し得る各種の情報で構成される。また、前記主制御手段
31が図柄制御手段32に送信する図柄制御パターン選
択コマンドの選択決定は、電源または復電源投入時に自
動的に行なわれるようにしたが、例えば主制御手段31
または図柄制御手段32等に図柄制御パターン決定スイ
ッチ等を配設して、該スイッチの操作によって行なうよ
うにしても良い。
【0024】また、実施例においてはパチンコ機に実施
した場合を示したが、これに限られるものではなく、少
なくとも主制御手段と図柄制御手段とで制御される遊技
機であれば何れのものにも実施し得る。更に、LCDか
らなる可変表示部に3つの図柄表示部を設けるようにし
たが、2つまたは4つ以上の図柄表示部を構成するよう
にしても良い。また、可変表示部としては複数の図柄か
ら任意に選択された図柄を表示し得るものであれば良
く、例えば合成樹脂等を円筒状に形成して回転させると
共に、その表面に複数の図柄を表した回転ドラム式や発
光ダイオード等を複数配設してその発光で各種図柄を表
わすようにしたドット表示式等、その他各種の方式を採
用し得る。
【0025】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明に係る遊技機
によれば、遊技の遊技状態を制御する主制御手段および
図柄制御手段の夫々に選択可能な複数の図柄制御パター
ン選択コマンドおよび異なる遊技性を有する選択可能な
複数の図柄制御パターンを記憶させたことで、該主制御
手段および図柄制御手段を取替えることなく図柄制御パ
ターンを変更し得るようになり、所要に応じて主制御手
段が図柄制御パターン選択コマンドを選択決定すること
で遊技性の異なった遊技を楽しむことができる。更に、
主制御手段および図柄制御手段を取替える必要のないこ
とから、部品コストを削減し得ると共に廃棄物およびそ
の処理コストを効果的に低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る主制御手段および図柄制
御手段の概略構成図である。
【図2】本実施例に係る主制御手段および図柄制御手段
の制御関係を示す概略図である。
【図3】本実施例に係るパチンコ機を示す正面図であ
る。
【図4】本実施例に係るパチンコ機を示す背面図であ
る。
【図5】本実施例に係るパチンコ機の遊技盤を示す拡大
図である。
【図6】従来の技術に係る主制御手段および図柄制御手
段の概略構成図である。
【符号の説明】
31 主制御手段 32 図柄制御手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも所要の遊技の遊技状態を制御
    する主制御手段(31)と図柄制御手段(32)とを備えた遊技
    機であって、 前記主制御手段(31)は、選択可能な複数の図柄制御パタ
    ーン選択コマンドを記憶し、 前記図柄制御手段(32)は、前記複数の図柄制御パターン
    選択コマンドの夫々と対応する所要の図柄制御を行なう
    異なる遊技性を有する複数の図柄制御パターンを記憶し
    ていることを特徴とする遊技機。
  2. 【請求項2】 前記主制御手段(31)は、前記複数の図柄
    制御パターン選択コマンドから1つのコマンドを任意に
    選択して前記図柄制御手段(32)に送信し、前記図柄制御
    手段(32)は、受信した図柄制御パターン選択コマンドと
    対応する図柄制御パターンの選択決定を行ない、該図柄
    制御パターンに基づいて図柄制御を行なう請求項1記載
    の遊技機。
  3. 【請求項3】 前記主制御手段(31)には各図柄制御パタ
    ーンに共通する制御コマンドが記憶されており、前記図
    柄制御手段(32)により図柄制御パターンが選択決定され
    た後は、主制御手段(31)から共通の制御コマンドが図柄
    制御手段(32)に送信されて、図柄制御が行なわれる請求
    項2記載の遊技機。
  4. 【請求項4】 前記主制御手段(31)による図柄制御パタ
    ーン選択コマンドの選択は、電源投入時または復電源投
    入時に決定される請求項1〜3の何れかに記載の遊技
    機。
JP2001218734A 2001-07-18 2001-07-18 遊技機 Pending JP2003024574A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001218734A JP2003024574A (ja) 2001-07-18 2001-07-18 遊技機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001218734A JP2003024574A (ja) 2001-07-18 2001-07-18 遊技機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003024574A true JP2003024574A (ja) 2003-01-28

Family

ID=19052870

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001218734A Pending JP2003024574A (ja) 2001-07-18 2001-07-18 遊技機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003024574A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009050627A (ja) * 2007-08-29 2009-03-12 Daiman:Kk 遊技機
JP2017164056A (ja) * 2016-03-14 2017-09-21 株式会社三共 遊技機

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0454982A (ja) * 1990-06-25 1992-02-21 Sanyo Bussan Kk パチンコ機
JP2000033149A (ja) * 1998-07-17 2000-02-02 Kyoraku Sangyo Kk パチンコ遊技機
JP2000300767A (ja) * 1999-04-26 2000-10-31 Samii Kk 弾球遊技機
JP2001087499A (ja) * 1999-09-21 2001-04-03 Sansei R & D:Kk パチンコ遊技機
JP2001314587A (ja) * 2000-05-02 2001-11-13 Takao:Kk 遊技機

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0454982A (ja) * 1990-06-25 1992-02-21 Sanyo Bussan Kk パチンコ機
JP2000033149A (ja) * 1998-07-17 2000-02-02 Kyoraku Sangyo Kk パチンコ遊技機
JP2000300767A (ja) * 1999-04-26 2000-10-31 Samii Kk 弾球遊技機
JP2001087499A (ja) * 1999-09-21 2001-04-03 Sansei R & D:Kk パチンコ遊技機
JP2001314587A (ja) * 2000-05-02 2001-11-13 Takao:Kk 遊技機

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009050627A (ja) * 2007-08-29 2009-03-12 Daiman:Kk 遊技機
JP2017164056A (ja) * 2016-03-14 2017-09-21 株式会社三共 遊技機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5899266B2 (ja) 遊技機
JP5865105B2 (ja) パチンコ機
JP5264638B2 (ja) 遊技機
JP2007151931A (ja) パチンコ遊技機
JP2006263095A (ja) 弾球遊技機
JP2011098006A (ja) 遊技機
JP2011050616A (ja) 遊技機
JP2003334332A (ja) パチンコ遊技機
JP2001029551A (ja) 遊技機
JP6663693B2 (ja) 遊技機
JP7427827B2 (ja) 遊技機
JP7427824B2 (ja) 遊技機
JP5753920B2 (ja) 遊技機
JP2003038769A (ja) 遊技機
JP2000317093A (ja) パチンコ遊技機
JP6155352B2 (ja) 遊技機
JP5957122B2 (ja) 遊技機
JP2003024574A (ja) 遊技機
JP2010158436A (ja) 遊技機の演出方法
JP6127358B2 (ja) 遊技機
JP2003038768A (ja) 遊技機
JP2003038770A (ja) 遊技機
JP2003038771A (ja) 遊技機
JP4505173B2 (ja) 遊技機
JP7427825B2 (ja) 遊技機

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070416

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070424

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070911