JP2003038768A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2003038768A
JP2003038768A JP2001228293A JP2001228293A JP2003038768A JP 2003038768 A JP2003038768 A JP 2003038768A JP 2001228293 A JP2001228293 A JP 2001228293A JP 2001228293 A JP2001228293 A JP 2001228293A JP 2003038768 A JP2003038768 A JP 2003038768A
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和雄 越智
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巨樹 高津
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遊技機の遊技性を変更する場合に、煩雑な作
業を要することなく遊技性の異なる遊技を楽しむことが
できると共に、低コストかつ省資源化を図り得る遊技機
を提供する。 【解決手段】 遊技状態を制御する主制御手段31と図
柄制御手段32とを備えた遊技機であって、該主制御手
段31は、選択可能な複数の変動パターン選択コマンド
を記憶している。また、前記図柄制御手段32は、前記
複数の変動パターン選択コマンドの夫々と対応し、変動
表示される図柄の変動時間の制御を行なう複数の異なる
遊技性を有する変動パターンを記憶している。そして、
前記主制御手段31が、複数の変動パターン選択コマン
ドから1つのコマンドを選択して図柄制御手段32に送
信することで、変動パターンが選択決定されるようにす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技機に関し、更
に詳細には、所要の遊技における遊技状態を、少なくと
も主制御手段と図柄制御手段とによって制御するよう構
成された遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、パチンコ機やスロット機
等の遊技機が多くの遊技者に親しまれている。例えば、
パチンコ機では、遊技盤上の遊技領域に始動入賞口、特
別入賞口等が配設されると共に、複数種類の数字や絵柄
等で構成される識別可能な図柄を複数表示し、所要に応
じて変動表示し得る可変表示部が設けられたものがあ
る。そして、前記始動入賞口にパチンコ球(遊技球とも
云う)が入賞して所要の遊技状態が発生すると、前記可
変表示部に表示された図柄は、パチンコ機に配設されて
いる主制御手段や図柄制御手段等の各種制御手段に制御
された所定のパターンで通常変動し、例えば図柄を所定
方向へスクロール変動させたり、拡大や縮小させて順次
変化させて変動させるようになっている。このとき、前
記可変表示部で変動されている前記図柄の一部が停止し
た際に、該図柄表示部に停止表示されている図柄が所定
の条件を満たしている場合(例えば「1,1,変動中」,
「7,変動中,7」等)に、所謂「リーチ」となり、前記
各種制御手段で制御された各種のリーチ変動が行なわ
れ、遊技者は変動している残りの図柄が既に停止表示さ
れている図柄と同一の図柄で停止表示されて、所謂「大
当り」となることを期待する。この「大当り」となる
と、前記可変表示部には前記各種制御手段で制御された
大当り演出が表示されると共に、前記特別入賞口に開閉
可能に設けられた開閉扉が所定時間または所定回数とな
るまで継続的または断続的に開放され、遊技者は多数の
パチンコ球を獲得し得るようになっている。
【0003】なお、通常は前記図柄制御手段には、前記
通常変動やリーチ変動または大当り演出等における図柄
の変動時間や変動動作等の制御パターン(図柄制御パタ
ーン)が記憶されており、この制御パターンにより遊技
機の遊技性が大きく変化する。また、前記図柄制御手段
は、遊技機のモータ等の駆動手段や遊技球の入賞の検出
手段および照明手段等を総合的に制御する主制御手段か
ら送信される制御コマンドによって制御されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、前記可変
表示部に表示される図柄が前記図柄制御手段に記憶され
た図柄制御パターンで通常変動やリーチ変動または大当
り演出することで、遊技者は遊技を楽しむようになって
いる。しかし、遊技機が長期間に亘って同一の図柄制御
パターンで制御されると次第にその遊技機の遊技性に飽
きを生じ、遊技者からは遊技性の異なった遊技機の登場
が強く望まれるようになる。ところが、図6に示すよう
に、前記図柄制御手段1には1つの図柄制御パターンが
記憶され、この図柄制御手段1を制御する主制御手段2
には1つの制御コマンドが記憶されている。すなわち、
遊技機の遊技性を変更するためには、前記図柄制御手段
1および主制御手段2の夫々を、異なる図柄制御パター
ンを記憶させた図柄制御手段1およびこの図柄制御手段
1を制御する主制御手段2に取替える必要があるので、
その部品コストが嵩んだり煩雑な取替作業を要する問題
がある。更に、図柄制御手段1および主制御手段2等の
部品交換に伴う廃棄物の増加やその処理コストが増大す
る欠点があり、遊技性を変更する際に低コストかつ省資
源化を達成し得る遊技機が強く望まれている。
【0005】
【発明の目的】本発明は、前述した従来の技術に内在し
ている前記欠点に鑑み、これを好適に解決するべく提案
されたものであって、遊技機の遊技性を変更する場合
に、煩雑な作業を要することなく遊技性の異なる遊技を
楽しむことができると共に、低コストかつ省資源化を図
り得る遊技機を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を克服し、所期
の目的を達成するため、本発明に係る遊技機は、遊技状
態を制御する主制御手段と図柄制御手段とを備えたパチ
ンコ遊技機であって、前記主制御手段は、選択可能な複
数の変動パターン選択コマンドを記憶し、前記図柄制御
手段は、前記複数の変動パターン選択コマンドの夫々と
対応し、変動表示される図柄の変動時間の制御を行なう
ことで異なる遊技性を有する複数の変動パターンを記憶
していることを特徴とする。
【0007】
【作用】本発明における遊技機では、主制御手段に選択
可能な複数の変動パターン選択コマンドが記憶されると
共に、図柄制御手段に前記変動パターン選択コマンドの
夫々と対応し、異なる遊技性を有する複数の変動パター
ンが記憶されている。そして、前記主制御手段に記憶さ
せた変動パターン選択コマンドから1つの変動パターン
選択コマンドを選択決定することで、前記図柄制御手段
は選択決定された当該変動パターン選択コマンドと対応
する変動パターンを選択決定する。すなわち、前記主制
御手段が選択決定する変動パターン選択コマンドを変更
すると、前記図柄制御手段の選択決定する変動パターン
も変更されて、遊技の遊技性が変化するので、異なる遊
技を楽しむことができるようになる。このとき、主制御
手段や図柄制御手段等を新規に取替える必要がないの
で、部品コストを削減し得ると共に、廃棄物を低減させ
て省資源化を図り得る。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係る遊技機につい
て好適な実施例を挙げて、添付図面を参照しながら以下
詳細に説明する。なお、本実施例の遊技機として、一般
的なパチンコ機に実施される場合について説明する。
【0009】そこで、先ず本実施例のパチンコ機につい
て、図3および図4を参照して説明する。本実施例のパ
チンコ機Pは、その基本的な概略構成として、外枠Aの
開口前面側に対して前枠Bが、連結支持手段および施錠
手段を利用して着脱および開閉可能に組付けられてい
る。そして前枠Bに、横開き式のガラス扉Dを組付けた
窓枠Cと、ガラス扉Dの下部において窓枠Cに対して着
脱および開閉可能に組付けられる開閉セット板の前側に
セットされて遊技球を貯留し得る上球皿Eおよび後側に
セットされた電動式の球送り装置(図示せず)と、これら
の下段に配設されて前記上球皿Eに収容しきれない遊技
球を貯留する下球皿Fおよび遊技球を遊技領域Iに打出
す打球発射装置Hと、後側に位置する機構セット盤G等
が夫々装備されている一方、前枠B後側の収容枠体の正
面内部に所要の遊技領域Iを構成した遊技盤Jが着脱交
換可能にセットされる。
【0010】前記遊技盤Jは、図5に示すように、略円
形状に湾曲形成したレール10により囲まれた遊技領域
Iの前側において、縦央やや下部に配設されて球をスイ
ッチで検出し得る始動入賞口11と、この始動入賞口1
1の直上方に配置され、後述する可変表示部Kが整合す
ると共に、内壁面をメッキ処理して開設された可視表示
窓21を形成した大型装飾部品Nと、風車とも称されて
遊技球の流下方向を変向する電飾案内車12および普通
案内車13と、始動入賞口11の直下方に設置された大
型電動式の入賞装置Lと、遊技状態に応じて照射パター
ンが変更制御される電飾装置14等を備えている。また
遊技盤Jの後側には、図4に示すように、遊技球を機構
セット盤G側に通出案内させる遊技球案内部材15が装
着されている。なお、図5中の符号16はアウト口を示
し、遊技球を排出するようになっている。
【0011】前記始動入賞口11内に配設された図示し
ないスイッチは、各遊技球の検出毎に可変表示部Kを1
回ずつ変動開始させるための始動入力手段として利用さ
れる。また前記入賞装置Lは、可変表示部Kの大当り成
立時に対する特別遊技状態として、開成作動条件が付与
される大型の入賞装置Lであって、図5に示されるよう
に、特別入賞口17に対設された扉状の開閉板18が、
後側の電磁ソレノイドに係る設定駆動条件に基づいて、
通常の閉塞状態から開放状態に変化されるようになって
いる。なお、前記入賞装置Lの左右両側に普通入賞口1
9,19が設けてある。
【0012】液晶表示ディスプレイ(LCD)からなる前
記可変表示部Kは、前記可視表示窓21の後側に配設さ
れ、該可変表示部Kの外周が可視表示窓21の外周と整
合するよう装備セットされる。前記可変表示部Kには、
左図柄表示位置22、中図柄表示位置24、右図柄表示
位置26の3つの図柄表示位置が設けられており、この
各図柄表示位置22,24,26には数字や文字、絵柄等
の識別可能な図柄を表示し得るようになっている。な
お、これらの図柄表示位置22,24,26は、前記可変
表示部Kにおいて、横方向に並んだ状態で表示されてい
る。そして、前記始動入賞口11に遊技球が入賞する
と、後述する主制御手段31および図柄制御手段32の
制御に基づいて、前記可変表示部Kの図柄表示位置2
2,24,26に表示されている図柄が変動・停止表示さ
れるようになっている。また、前記可変表示部Kが変動
中、または「大当り」の時に、遊技球が始動入賞口11
に入賞した場合は、最大4個の入賞までは該始動入賞口
11に遊技球が入賞した際に通常得られる情報が始動記
憶され、記憶表示部Mによって始動記憶数が点灯表示さ
れる。そして、前記可変表示部Kが変動可能な状態とな
ると、その始動記憶数に基づいて図柄の変動が開始され
ると共に、前記始動記憶が1つ消化され、かつ該記憶表
示部Mが1つ消灯されるよう構成される。
【0013】前記可変表示部Kに表示される図柄等の制
御を行なう図柄制御手段32およびパチンコ機Pにおけ
る遊技球の入賞の検出手段および照明手段等の各種制御
を総合的に制御する主制御手段31は、所要の回路パタ
ーンが形成されてCPU、IC、トランスやレギュレー
タ等の各種電子部品が実装され、該図柄制御手段32お
よび主制御手段31の夫々は、常には基板ケース34に
収容されている。また、前記図柄制御手段32および主
制御手段31は図示しないコネクタ等を介して接続さ
れ、該主制御手段31から各種の信号(コマンド)を図柄
制御手段32に送信することで、該図柄制御手段32を
制御するようになっている。
【0014】前記図柄制御手段32には、前記可変表示
部Kに変動表示される主体である図柄を示す情報(例え
ば、「犬」,「猫」,「ウサギ」等の図柄)である図柄パ
ターン、変動表示される図柄の変動時間(任意の図柄が
所定の動作を行なう時間の長さ)を制御する情報である
変動パターンまたは変動表示される図柄の変動動作(任
意の図柄が所定の時間に行なう動作、例えば「速く走
る」, 「ゆっくり走る」,「飛ぶ」,「光る」等)を制御
する情報である動作パターンやその他複数の情報で構成
されたパチンコ機Pの遊技性を決定し得る図柄制御パタ
ーンが記憶されている。ここで、図1に示すように、前
記図柄制御パターンを構成する前記変動パターンに関し
ては、少なくとも1種類以上の情報が異なる第1変動パ
ターン、第2変動パターン、第3変動パターンの3種類
の異なる遊技性を有する選択可能な変動パターンが当該
図柄制御手段32に記憶されており、主制御手段31に
記憶させた後述する第1〜第3変動パターン選択コマン
ドの夫々と対応するようになっている。なお、前記図柄
制御手段32は、第1〜第3変動パターンの何れを選択
した場合においても同一の図柄パターンや動作パターン
等による制御を行なう。すなわち、第1〜第3変動パタ
ーンを異なる情報で構成することで、該パターンの内の
1つを選択すれば、選択される変動パターンにより変動
表示される図柄の変動時間が変化して遊技性(通常変
動、リーチ変動または大当り演出等の変動表示)の異な
る遊技を展開し得るようになっている。
【0015】図1に示すように、前記主制御手段31に
は、前記図柄制御手段32に送信することで該図柄制御
手段32が実行する変動パターンを決定し得る選択可能
な第1〜第3変動パターン選択コマンドの3種類のコマ
ンドが記憶されている。この第1〜第3変動パターン選
択コマンドは、前記図柄制御手段32に記憶させた前記
第1〜第3変動パターンと夫々対応している。なお、図
柄制御手段32に送信する変動パターン選択コマンドの
選択決定は、パチンコ機Pに電源または停電や故障から
の復旧等による復電源が投入されたときに、前記主制御
手段31に予め設定されたプログラム等に基づいて自動
的に行なわれるようになっている。
【0016】更に、図1に示すように、前記主制御手段
31には、前記第1〜第3変動パターンの夫々に共通
し、前記図柄制御手段32に記憶させた図柄制御パター
ンを具体的に実行させる各種の共通コマンドが記憶され
ている。例えば、この共通コマンドは変動開始コマン
ド、左図柄指定コマンド、中図柄指定コマンド、右図柄
指定コマンド、全図柄指定コマンド等から構成されてい
る。そして、前記主制御手段31が第1〜第3変動パタ
ーン選択コマンドの何れかを選択決定して図柄制御手段
32に送信した後は、この共通コマンドを図柄制御手段
32に送信して制御するようになっている。
【0017】次に、前記主制御手段31および図柄制御
手段32によるパチンコ機Pの制御態様について説明す
る。図2に示すように、パチンコ機Pに電源または復電
源が投入されて前記主制御手段31および図柄制御手段
32に通電が行なわれると、この主制御手段31は記憶
している第1〜第3変動パターン選択コマンドから所定
の条件で1つの変動パターン選択コマンドを自動的に選
択決定すると共に、図柄制御手段32に送信する。な
お、ここでは前記主制御手段31が第1変動パターン選
択コマンドを選択した場合について説明する。そして、
前記図柄制御手段32は受信した第1変動パターン選択
コマンドと対応する第1変動パターンを選択決定する。
これにより、この第1変動パターンに基づいて動作され
る時間が決定されると共に、前記可変表示部Kには図
柄,背景等が表示され、パチンコ機Pは遊技を開始し得
る待機状態となる。
【0018】そして、遊技盤J上に打ち出された遊技球
が所定の条件(例えば、前記始動入賞口に入賞等)を満足
すると、各種の検出信号が前記主制御手段31に送信さ
れる。図2に示すように、前記主制御手段31は、第1
〜第3変動パターンの全てに共通する共通コマンドの中
からこの検出信号に対応するコマンドを選択決定し、図
柄制御手段32に送信する。例えば、共通コマンドを構
成する前記変動開始コマンドが図柄制御手段32に送信
されると、図柄制御手段32に記憶された図柄制御パタ
ーンにおいて受信した変動開始コマンドと対応する図柄
または変動動作(図柄パタ−ンおよび動作パターン)の情
報および第1変動パターンにおいて対応する変動時間等
の各種情報に基づき、前記可変表示部Kを変動開始させ
る。同様に、前記図柄制御手段32がその他の共通コマ
ンドを受信した場合も、図柄制御パターンにおいて受信
した変動開始コマンドと対応する図柄または変動動作の
情報(図柄パタ−ンおよび動作パターン)および第1変動
パターンにおいて対応する変動時間等の各種情報に基づ
き、前記可変表示部Kを変動開始させる。すなわち、前
記主制御手段31から送信される共通コマンドと対応す
る図柄パタ−ン、動作パターンおよび第1変動パターン
その他の情報に基づいて、各種の通常変動やリーチ変動
または大当り演出が行なわれるようになる。
【0019】なお、前記主制御手段31が電源または復
電源投入時に第2または第3変動パターン選択コマンド
を選択決定した場合であっても、前記図柄制御手段32
に該選択コマンドを送信した後は共通コマンドを送信し
て図柄制御手段32を制御するようになっている。
【0020】
【実施例の作用】次に、前述のように構成された実施例
に係るパチンコ機Pの作用について説明する。図1また
は図2に示すように、パチンコ機Pに電源または復電源
を投入すると、前記主制御手段31に記憶させた第1〜
第3変動パターン選択コマンドの何れかを所定の条件で
自動的に選択決定し、前記図柄制御手段32に送信す
る。そして、前記図柄制御手段32が受信すると、選択
された前記変動パターン選択コマンドに対応する変動パ
ターンが選択決定され、遊技者は選択決定された変動パ
ターンに基づいて任意の図柄が所定の動作を行なう変動
時間を制御された遊技をし得るようになる。このよう
に、前記主制御手段31が選択決定する変動パターン選
択コマンドにより、前記図柄制御手段32が実行する変
動パターンが決定されるので、主制御手段31および図
柄制御手段32を取替えることなく変動パターンを変更
し得る。すなわち、任意の図柄が所定の動作を行なう変
動時間が変更されて遊技性の異なった遊技を楽しむこと
ができるようになると共に、遊技性を変更する際に発生
する廃棄物やその処理コストまたは交換する部品コスト
等を効果的に低減し得る。
【0021】更に、図2に示すように、前記主制御手段
31において選択決定された第1〜第3変動パターン選
択コマンドの何れかを前記図柄制御手段32が受信し、
第1〜第3変動パターンから対応する変動パターンを選
択決定した後は、この図柄制御手段32に記憶させた第
1〜第3変動パターンを共通して制御し得る共通コマン
ドを送信して遊技状態の制御を行なう。このように、同
一の共通コマンドにより前記図柄制御手段32に記憶さ
せた全ての変動パターンを実行し得るようにすること
で、複数の変動パターンを記憶させた場合であっても、
前記主制御手段31に変動パターンを実行させる制御コ
マンドを複数記憶させる必要はなく、主制御手段31の
負担増を軽減し、効率よく動作させることができる。
【0022】また、前記主制御手段31は電源または復
電源を投入された際に、送信する変動パターン選択コマ
ンドを予め設定された条件で自動的に選択決定する。す
なわち、電源投入時や復電源投入時においては、前記図
柄制御手段32に実行させる変動パターンを変更して異
なる遊技性とすることができ、遊技中においては変動パ
ターンが変更されて遊技者が混乱することはなく、遊技
者は通常の遊技を楽しむことができる。更に、前記変動
パターン選択コマンドを図柄制御手段32に送信した後
は、前記主制御手段31は共通コマンドを送信して制御
を行なうので、遊技中における主制御手段31の負担は
なく、効率的に図柄制御手段32の制御を行ない得る
【0023】なお、本実施例では前記主制御手段31お
よび図柄制御手段32の夫々に、3種類の変動パターン
選択コマンドおよび変動パターンを記憶させるようにし
たが、2つまたは4つ以上の変動パターン選択コマンド
および対応する変動パターンを夫々記憶させるようにし
ても良い。更に、前記図柄制御手段32に記憶させる図
柄制御パターンを構成する情報としては、図柄パター
ン、変動パターンまたは動作パターン等に限られるもの
ではなく、例えば背景を表示する情報である背景パター
ン等の情報も含まれ、前記可変表示部Kに表示して制御
し得る各種の情報で構成される。また、前記主制御手段
31が図柄制御手段32に送信する変動パターン選択コ
マンドの選択決定は、電源または復電源投入時に自動的
に行なわれるようにしたが、例えば主制御手段31また
は図柄制御手段32等に変動パターン決定スイッチ等を
配設して、該決定スイッチの操作によって選択決定する
ようにしても良い。
【0024】また、実施例においてはパチンコ機に実施
した場合を示したが、これに限られるものではなく、少
なくとも主制御手段と図柄制御手段とで制御される遊技
機であれば何れのものにも実施し得る。更に、LCDか
らなる可変表示部に3つの図柄表示部を設けるようにし
たが、2つまたは4つ以上の図柄表示部を構成するよう
にしても良い。また、可変表示部としては複数の図柄か
ら任意に選択された図柄を表示し得るものであれば良
く、例えば合成樹脂等を円筒状に形成して回転させると
共に、その表面に複数の図柄を表わした回転ドラム式や
発光ダイオード等を複数配設してその発光で各種図柄を
表わすようにしたドット表示式等、その他各種の方式を
採用し得る。
【0025】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明に係る遊技機
によれば、遊技の遊技状態を制御する主制御手段および
図柄制御手段の夫々に選択可能な複数の変動パターン選
択コマンドおよび異なる遊技性を有する選択可能な複数
の変動パターンを記憶させたことで、該主制御手段およ
び図柄制御手段を取替えることなく変動パターンを変更
し得るようになり、遊技性の異なった遊技を楽しむこと
ができる。更に、主制御手段および図柄制御手段を取替
える必要のないことから、部品コストを削減し得ると共
に廃棄物およびその処理コストを効果的に低減すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る主制御手段および図柄制
御手段の概略構成図である。
【図2】本実施例に係る主制御手段および図柄制御手段
の制御関係を示す概略図である。
【図3】本実施例に係るパチンコ機を示す正面図であ
る。
【図4】本実施例に係るパチンコ機を示す背面図であ
る。
【図5】本実施例に係るパチンコ機の遊技盤を示す拡大
図である。
【図6】従来の技術に係る主制御手段および図柄制御手
段の概略構成図である。
【符号の説明】
31 主制御手段 32 図柄制御手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技状態を制御する主制御手段(31)と図
    柄制御手段(32)とを備えた遊技機であって、 前記主制御手段(31)は、選択可能な複数の変動パターン
    選択コマンドを記憶し、 前記図柄制御手段(32)は、前記複数の変動パターン選択
    コマンドの夫々と対応し、変動表示される図柄の変動時
    間の制御を行なう複数の異なる遊技性を有する変動パタ
    ーンを記憶していることを特徴とする遊技機。
  2. 【請求項2】 前記主制御手段(31)は、前記複数の変動
    パターン選択コマンドから1つのコマンドを任意に選択
    して前記図柄制御手段(32)に送信し、前記図柄制御手段
    は、受信した変動パターン選択コマンドと対応する変動
    パターンの選択決定を行ない、該変動パターンに基づい
    て図柄制御を行なう請求項1記載の遊技機。
  3. 【請求項3】 前記主制御手段(31)には各変動パターン
    に共通する制御コマンドが記憶されており、前記図柄制
    御手段(32)により変動パターンが選択決定された後は、
    主制御手段(31)から共通の制御コマンドが図柄制御手段
    (32)に送信されて、図柄制御が行なわれる請求項2記載
    の遊技機。
  4. 【請求項4】 前記主制御手段(31)による変動パターン
    選択コマンドの選択は、電源投入時または復電源投入時
    に決定される請求項1〜3の何れかに記載の遊技機。
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