JP2003024204A - 衣料用ハンガー及び衣料用ハンガーの吊り下げ方法 - Google Patents

衣料用ハンガー及び衣料用ハンガーの吊り下げ方法

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JP2003024204A JP2001219019A JP2001219019A JP2003024204A JP 2003024204 A JP2003024204 A JP 2003024204A JP 2001219019 A JP2001219019 A JP 2001219019A JP 2001219019 A JP2001219019 A JP 2001219019A JP 2003024204 A JP2003024204 A JP 2003024204A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】体裁が良く、沢山吊下げることが出来る衣料用
ハンガーを提供することにある。 【解決手段】フック材2の支持棒20を挿通するフック
材支持棒装入穴10の上方に設け、ハンガー本体1の頂
部に開口する吊下部材回動穴11とを有し、吊下部材回
動穴11内に挿着し、回動可能な基部32を下部に有
し、上部に吊下体30を延設する吊下部材3とよりな
り、吊下部材3の吊下体30を上部に引上時は、フック
材2のフック部21等に当接し、引き上げを制限させる
と共に、吊下部材2をハンガー本体1の前面側に位置さ
せた時に、ハンガー本体1の頂部と当接しない位置に吊
下体30にフック部挿入穴31を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、上着等掛け吊り下
げ使用するもので、特に衣料品店舗、衣料品倉庫等で使
用する衣料用ハンガーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、衣料品ハンガーについては、決ま
った支持部が無く、衣料品の掛けはずしは、ハンガーの
フックを持って行うのか、フック下方を手で支えて行っ
ている。この為、不安定で扱いにくいものであった。ま
た、衣料用ハンガーをロッカー等に吊す際に、フックを
持っては、掛けにくい場合が多かった。このようなこと
から、ハンガーに取手を設ける構成のものが種々提案さ
れている。例えば、実開昭53−20626号公報、特
開昭53−42958号公報、特開平5−4975号公
報、特開平9−327366号公報等種々の提案がなさ
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来の衣料用ハ
ンガーに於いて、取手を設けたものは種々あるが、これ
らを衣料店で使用する場合には、取手を有する関係から
そのまま使用しては、体裁が必ずしも良くない。また、
高級衣料品で使用するハンガーは型くずれ防止より、店
舗或いは倉庫において、ハンガーの厚みが厚いものを使
用することが多く、この為、ハンガーに吊った衣料は、
ハンガーの厚み分のスペースが必ず必要となり、衣料品
を沢山吊り下げることが出来ない欠点があった。本発明
では、ハンガーの厚みによるハンガーの吊り下げ量を増
大することが出来、更に、体裁の良い衣料用ハンガーを
提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明のハンガーは、上
述した目的を達成するため、以下の特徴点を備えてい
る。すなわち、本発明は、ハンガー本体の頂部に位置す
る首部にフック材を備え、肩形状を呈して形成される上
着掛け部を有する衣料用ハンガーにおいて、基端部側の
支持棒と先端側のフック部とよりなるフック材と、フッ
ク材の支持棒を挿通するフック材支持棒装入穴と、フッ
ク材支持棒装入穴の上方に設け、ハンガー本体の頂部に
開口する吊下部材回動穴とを有するハンガー本体と、吊
下部材回動穴内に挿着し、回動可能な基部を下部に有
し、上部に吊下体を延設する吊下部材とよりなり、吊下
部材の吊下体を上部に引上時は、フック材のフック部或
いは支持棒とフック部との折曲部に当接し、引き上げを
制限させると共に、少なくとも吊下部材をハンガー本体
前面側に位置させた時に、ハンガー本体の頂部と当接し
ない位置に吊下体にフック部挿入穴を設けることを特徴
とする。
【0005】請求項2記載の発明において、ハンガー本
体前面側に吊下体を位置させた時、吊下体の位置決め機
構を、ハンガー本体に設けたことを特徴とする。また、
請求項3記載の発明において、請求項1又は2記載のフ
ック材支持棒装入穴及び吊下部材回動穴の構造を、ハン
ガー本体とは別にユニットとして製作し、このユニット
をハンガー本体に装着固定したことを特徴とする。
【0006】請求項4に記載の発明では、ハンガー本体
の頂部の吊下部材回動穴の開口脇に設けている凹部に、
吊下体を挿入可能としたことを特徴とする。更に、請求
項5に記載の発明では、吊下体に設けた嵌合孔内に、フ
ック材に設けている吊下部材嵌合突起を嵌合可能に設け
たことを特徴とする。
【0007】請求項6に記載の発明では、肩形状を呈し
て形成される上着掛け部を有するハンガー本体の頂部に
位置する首部に有するフック材の基部に設けている吊下
部材の吊下体のフック部挿入穴内に、他の衣料用ハンガ
ーのフック材を挿入し吊り下げることを特徴とする。
【0008】本発明は上述のように構成し、吊下部材の
引き上げ時に、フック材のフック部或いは支持棒とフッ
ク部との折曲部に当接するため、吊下部材の吊下体を持
つことにより、衣料品ハンガー全体を持ち上げることが
出来る。また、吊下部材をハンガー本体前背面側に位置
させた時に、ハンガー本体の頂部と当接しない位置に吊
下体にフック部挿入穴を設けていることより、他の衣料
用ハンガーのフック材をフック部挿入穴内に挿入するこ
とが出来、連続的に衣料用ハンガーを吊り下げることが
出来、その際衣料用ハンガーのハンガー本体の位置が順
次下方に移動することになり沢山の衣料を狭い幅に吊り
下げることが出来る。
【0009】また、ハンガー本体前面側に吊下体を位置
させた時、吊下体の位置決め機構を、ハンガー本体に設
けることにより、他の衣料用ハンガーのフック材をフッ
ク部挿入穴内に挿入し吊り下げた時に、フック材の吊り
下げ位置が安定した状態で、衣料を吊り下げ保持するこ
とが出来る。
【0010】さらに、前記のフック材支持棒装入穴、及
び吊下部材回動穴の構造を、ハンガー本体とは別にユニ
ットとして製作し、このユニットをハンガー本体に装着
固定する構成とすると、従来の衣料用ハンガーのハンガ
ー本体のフック材の装着部分にユニット化したものを装
着することで製作することが出来、各種の形状の衣料用
ハンガーに適用することが出来るほか、木製の衣料用ハ
ンガーに適用することも出来る。
【0011】また、ハンガー本体の頂部の吊下部材回動
穴の開口脇に設けている凹部に、吊下体を挿入可能とす
ることで、吊下体を不使用時に収納することが出来体裁
の良い製品を提供することが出来、このように吊下体を
吊下部材装着凹部内に収納したときには、吊下体に設け
た嵌合孔内に、フック材に設けている吊下部材嵌合突起
を嵌合可能に設けた構成とすることで、吊下部材装着凹
部内に装着している吊下体を、フック材の吊下部材嵌合
突起を吊下体の嵌合孔内に勘合させた後、支持棒を持ち
上げることで、吊下体を吊下部材装着凹部内から容易に
取り出すことが出来る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて、本発明に
係る衣料用ハンガーを説明する。図1は本発明に係る衣
料用ハンガーの斜視図、図2はハンガー本体の要部拡大
部分断面斜視図、図3はフック材の斜視図、図4は吊下
部材の斜視図である。本発明は、肩形状を呈して形成さ
れる上着掛け部を有するハンガー本体1と、ハンガー本
体1の頂部に位置する首部14に備え付けているフック
材2と、衣料用ハンガーを持上げる時及び吊り下げ時に
使用する吊下部材とよりなる。
【0013】(ハンガー本体1)ハンガー本体1は、従
来の衣料用ハンガーと同様の材質等で製作し、一般的に
は、合成樹脂等で製作するが、木製で製作する際は後述
する如く、フック材2及び吊下部材3を支持する部分を
ユニット化したものを用いる。ハンガー本体1は、肩形
状を呈して形成される上着掛け部を有し、その頂部に位
置する首部14から鉛直方向に通孔が形成され、該通孔
のハンガー本体の首部14の下面側にフック材支持棒装
入穴10を形成し、ハンガー本体の首部14の上面側
に、フック材支持棒装入穴10よりも大きい径の吊下部
材回動穴11を開口している。そして、吊下部材回動穴
11の底部に実施の形態では断面が楕円形の2つの深さ
の吊下部材収納固定穴12及び吊下部材位置固定穴13
を前記フック材支持棒装入穴10及び吊下部材回動穴1
1と同一芯の位置に設けている。また、ハンガー本体の
頂部の吊下部材回動穴11の開口脇に凹部に形成した吊
下部材装着凹部15を設けている。この吊下部材装着凹
部15の深さは、後述する吊下部材3の吊下体30の厚
さ以上としている。なお上述以外のハンガー本体の形状
は通常のものと同様であるので説明は省略する。
【0014】図5は、ハンガー本体に設ける構造を、ハ
ンガー本体1とは別にユニット化した実施例を示すもの
で、このユニット16をハンガー本体1に設けている装
着穴17に装着し接着剤等適宜固定手段で固定する構成
となっている。このユニット16は、ハンガー本体1に
設けている構造、即ち、前記フック材支持棒装入穴1
0、吊下部材回動穴11、吊下部材収納固定穴12及び
吊下部材位置固定穴13の構造を内部に有し、下部に鍔
部18を有することで、衣料用ハンガーを持ち上げたと
き、及び吊り下げ時にかかる荷重をハンガー本体1に確
実に伝達することが出来る。
【0015】(フック部材2)フック部材2は、通常の
衣料用ハンガーに使用されているものと同様の材質、例
えば鉄材を基端側を直線状の支持棒20、先端側を湾曲
させたフック部21より形成する。そして、支持棒20
の下端近傍に固定リング取り付け溝22が設けられてお
り、フック材2の支持棒20を前記吊下部材回動穴1
1,フック材支持棒装入穴10に挿入し、フック材支持
棒装入穴10の下端面より突出させた後、フック材2の
固定リング取り付け溝22に固定リング23を挿着固定
し、フック材2をハンガー本体に固定している。また、
フック部21の折り曲げ開始部に吊下部材嵌合突起24
が設けられている。なお上述実施例では、フック材2を
固定リング23を用いた例を示したが、フック材2をハ
ンガー本体1に装着した後に支持棒20の下端部を折り
曲げ或いは、プレス等でつぶす等し、ハンガー本体1か
らフック材の抜け出ることを防止する構成であっても良
い。
【0016】(吊下部材3)吊下部材3は、例えばアル
ミダイキャスト等、ある程度強度を有する金属、合金等
で製作する。そして、吊下部材3は、上方に前記吊下部
材装着凹部15に装入できる例えば舌形状の吊下体30
と、吊下体30の先端側の内方に設けたフック部挿入穴
31と、かつ吊下体30の基端部側に下方に固設し、中
心部に前記フック材2の支持棒20を挿入するフック材
支持棒挿入孔33を有する円筒形の基部32と、基部3
2の下端に設けている断面楕円形の柱形状の位置保持体
34とよりなっている。そして、吊下体30の上面には
前記フック部挿入穴31の基端側に嵌合孔35が設けら
れており、前記吊下部材嵌合突起24が嵌合可能となっ
ている。
【0017】また、吊下部材3の基部32を前記吊下部
材回動穴11に装着し、少なくとも吊下部材3をハンガ
ー本体前面側に移動させた時に、ハンガー本体1の首部
14と当接しない位置となるようにフック部挿入穴31
を配置出来る吊下体30、フック部挿入穴31の大きさ
及び配置としている。ただ、フック部挿入穴31は後述
する他のフック材2のフック部21を挿入し、吊り下げ
るものであることより、吊下体30を首部14から浮か
せた状態で保持するするように、吊下部材3の基部32
の長さ、及び吊下部材回動穴11深さを設定した場合に
は、フック部21の装着に支障のない範囲であれば、フ
ック部挿入穴31が首部14の上面部内側に入っても良
いことは言うまでもない。
【0018】更に、フック材支持棒挿入孔33は、吊下
体30を上部に引上る時に、フック材支持棒挿入孔33
に挿入しているフック材2の支持棒20の上端部とフッ
ク部21との折曲部に当接し、引き上げを制限させる働
きをする。従って、この上部に持ち上げを制限すること
が出来るのであれば、フック材支持棒挿入孔33の如く
穴形状とせずに、支持棒20の周りを基部32が回動出
来る構成とし吊下体30の上面等適宜面とフック部21
と当接する構成としても良い。
【0019】本発明は、ハンガー本体の吊下部材回動穴
11内に吊下部材3の基部32を装着する。次いで吊下
部材3のフック材支持棒挿入孔33内にフック材2の支
持棒20を上方から挿入し下端側の固定リング取り付け
溝22がフック材支持棒装入穴10の下端面より突出さ
せ、固定リング取り付け溝22に固定リング23を装着
し衣料用ハンガーの組み立てを終了する。
【0020】次に、本発明の衣料用ハンガーを使用し連
続的に吊り下げる場合について述べる。図6に示すよう
に、吊下部材3を回転しハンガー本体前面側に位置させ
る。この時、吊下部材3の位置保持体34は、吊下部材
回動穴11内底部の吊下部材位置固定穴13に装着し、
吊下部材3の上部の吊下体30は、図6に示す状態とな
る。ここで、他の衣料用ハンガーのフック材2を、吊下
部材3のフック部挿入穴31内に挿入し、図7に示すよ
うに吊り下げを終える。以下同様に繰り返し、所望の数
だけ衣料用ハンガーを吊り下げることが出来る。ここ
で、吊り下げた衣料用ハンガーの荷重は、吊下体30を
介し吊下部材回動穴11下面、及び吊下部材位置固定穴
13で支持することになる。また、衣料用ハンガーの首
部14の位置が、吊り下げ位置により順次下方に移動す
ることより、衣料用ハンガーの厚みの問題とすることな
く多数の衣料用ハンガーを吊り下げることが出来る。な
お、図8に示す如く、吊下部材位置固定穴13を複数設
けることにより吊下体30の角度を複数(図8の実施形
態では5方向)に変更し、吊り下げ位置を微妙に変える
ことが出来る。
【0021】吊下部材3の収納する場合について説明す
る。吊下部材3の吊下体30を持ち回転さる。この時吊
下部材3の基部32は、吊下部材回動穴11内を回動
し、基部32の下端に有する位置保持体34が吊下部材
収納固定穴12に収納されるになる。この為、吊下部材
3は下方に移動し、吊下体30は、吊下部材装着凹部1
5内に装入することが出来る。この吊下部材装着凹部1
5の深さは吊下体30の厚み以上となっていることよ
り、吊下部材3を使用しないとき吊下部材装着凹部15
内に装入することで体裁が良好となるほか、吊下体30
に衣服を引っかける等事態を防止することが出来る。
【0022】この状態から、吊下体30を吊下部材装着
凹部15から取り出す時は、衣料用ハンガーをひっくり
返すことで、容易に吊下部材装着凹部15から吊下体3
0を取り出すことが出来るが、フック材2の吊下部材嵌
合突起24を吊下部材3の嵌合孔35に嵌合させ、フッ
ク材2を上方に持ち上げると吊下体30は簡単に吊下部
材装着凹部15から取り出すことが出来る。また、図1
0は、吊下体30を吊下部材装着凹部15から取り出す
易くする為の構成で、吊下部材装着凹部15の下部を大
きく削取部19を設けた構成で、この削取部19で、吊
下部材3の先端を指等で引っかけ、吊下部材装着凹部1
5から取り出すものである。
【0023】最後に、このように構成した衣料用ハンガ
ーに衣類を掛け持ち運ぶときは、図9に示すよう、手4
で吊下部材3の吊下体30を下方から持ち上げると、フ
ック材支持棒挿入孔33に挿入しているフック材2の支
持棒20の上端部と、フック材2のフック部21との折
曲部が当接し、それ以上上方への引き上げが制限され
る。なお、図9では、フック材2の向きが、ハンガー本
体の後方向きとなっているため、吊下部材嵌合突起24
内に嵌合孔35に嵌合して、上方への引き上げを制限し
ているが、この角度以外については、フック材2のフッ
ク部21とフック材支持棒挿入孔33上端部により吊下
部材3の引き上げを制限している。
【0024】また、図9では、吊下部材嵌合突起24内
に嵌合孔35に嵌合させることが出来ることより、吊下
部材3を上方への引き上げた時、フック材2と吊下部材
3を一体化させることが出来ることが出来る。同様に、
吊下体30の代わりにを、例えば線材を曲げ形成した吊
下体36を用い、上述と同様に吊下部材3を上方への引
き上げた時、フック材2と吊下部材3を一体化させるこ
とが出来る構成を図11に示す。ここで、この吊下体3
6の基部37の幅をフック部21とほぼ同様の幅に形成
すると共に、フック部21の20側に例えば、プレス等
適宜手段で吊下部材嵌合突起25を設ける。そして、吊
下体36を持ち上げたときに前記吊下部材嵌合突起25
が、吊下体36の基部37を押し広げるように作用し、
吊下体36がフック部21の下端に固定させることが出
来る。このようにフック部21の下端に吊下体36を固
定することにより、例えばパイプ等で一度に大量の衣料
用ハンガーを吊り下げる時に、フックの向きが一定を向
いているため取り扱い易い作用を有する。
【0025】なお、基部32の形状は上述の実施の形態
では、円筒形の形状としているが、吊下部材回動穴11
内を回動可能であり、かつフック材2の支持棒20の装
着が出来る形状であれば良く、円筒形に限るものではな
く、半円筒や、図11に示す例の基部32を除いたよう
な線材を用いた吊下部材で形成した場合や柱材のみを、
吊下部材回動穴11内に配置するものであっても良い。
ただ、このようにする場合には、当然に吊下部材3の上
方への引き上げが制限させる構成を別に設ける必要があ
る。また、本実施例に示す如く、円筒形状とすること
で、衣類等の綿くず等が吊下部材回動穴11内に侵入
し、フック材2や吊下部材3の動きを悪くすることを防
止すると言う作用も有する。更に、位置保持体34は、
実施例では楕円形状の柱体であるが、図12に示す如く
の下方に突起嵌合孔35を設ける構成、或いは前述した
図11に示す線材、或いは棒状体の構成であっても良
い。この場合、吊下部材回動穴11の底部に設けている
吊下部材収納固定穴12,吊下部材位置固定穴13の形
状は、この嵌合孔35等の形状に適合して設けることは
言うまでもない。
【0026】
【発明の効果】本発明では、簡易な構成で、安価に大量
に生産できる等優れた効果を有する他下記の種々な効果
を有するものである。本発明の請求項1及び6記載の発
明によれば、衣料用ハンガーの吊り下げ位置が暫時下方
に移動するため、ハンガーの厚みに関わらず多数の衣料
用ハンガーを吊り下げることが出来る。また請求項1記
載の発明ではこれに加えて衣料用ハンガーを衣服自体を
さわることなく持ち上げることが出来る為、移動時及び
衣料用ハンガーをロッカー等のポールに吊す際に作業が
極めて簡易である。
【0027】請求項2記載の発明においては、ハンガー
本体前面側に吊下体を位置させた時、吊下体の位置決め
機構が設けられている為、吊下体に他のハンガーを吊り
下げたとき吊り下げた衣料用ハンガーがふらつかず安定
して吊り下げることが出来る。
【0028】さらに、請求項3記載の発明においては、
フック材支持棒装入穴及び吊下部材回動穴の構造を、ハ
ンガー本体とは別にユニットとして製作し、このユニッ
トをハンガー本体に装着固定することで製作することが
出来、各種の形状の衣料用ハンガーに適用することが出
来るほか、木製の衣料用ハンガーに適用することが出来
広範な衣料用ハンガーに適用することが出来る。
【0029】また、請求項4記載の発明においては、ハ
ンガー本体の頂部の吊下部材回動穴の開口脇に設けてい
る凹部に吊下体を挿入可能とすることで、吊下体を不使
用時に収納することが出来体裁の良い製品を提供するこ
とが出来、請求項5記載の発明で、簡単に装着部分から
の取り出しが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る衣料用ハンガーの斜視図である。
【図2】本発明の使用に係るハンガー本体の要部拡大部
分断面斜視図である。
【図3】本発明の使用に係るフック材2の斜視図であ
る。
【図4】本発明の使用に係る吊下部材3の斜視図であ
る。
【図5】本発明に係るハンガーのハンガー本体に設ける
構造を、ハンガー本体1とは別にユニット化した実施例
を示すの説明図である
【図6】本発明に係る衣料用ハンガーの使用状態を示す
説明図である
【図7】本発明に係る衣料用ハンガーの使用状態を示す
説明図である
【図8】本発明に使用する吊下部材回動穴の底部に有す
る吊下部材位置固定穴の他の実施形態を示す平面図であ
る。
【図9】本発明に係る衣料用ハンガーを手で持った状態
を示す説明図である
【図10】本発明に使用するハンガー本体の他の実施形
態を示す斜視図である
【図11】本発明に使用する基部の他の実施形態を示す
斜視図である。
【図12】本発明に使用する位置保持体の他の実施形態
を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 ハンガー本体 10 フック材支持棒装入穴 11 吊下部材回動穴 12 吊下部材収納固定穴 13 吊下部材位置固定穴 14 首部 15 吊下部材装着凹部 16 ユニット 17 装着穴 18 鍔部 19 削取部 2 フック材 20 支持棒 21 フック部 22 固定リング取り付け溝 23 固定リング 24 吊下部材嵌合突起 25 吊下部材嵌合突起 3 吊下部材 30 吊下体 31 フック部挿入穴 32 基部 33 フック材支持棒挿入孔 34 位置保持体 35 嵌合孔 36 吊下体

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ハンガー本体の頂部に位置する首部にフッ
    ク材を備え、肩形状を呈して形成される上着掛け部を有
    する衣料用ハンガーにおいて、 基端部側の支持棒と先端側のフック部とよりなるフック
    材と、 フック材の支持棒を挿通するフック材支持棒装入穴と、
    フック材支持棒装入穴の上方に設け、ハンガー本体の頂
    部に開口する吊下部材回動穴とを有するハンガー本体
    と、 吊下部材回動穴内に挿着し、回動可能な基部を下部に有
    し、上部に吊下体を延設する吊下部材とよりなり、 吊下部材の吊下体を上部に引上時は、フック材のフック
    部或いは支持棒とフック部との折曲部に当接し、引き上
    げを制限させると共に、少なくとも吊下部材をハンガー
    本体前面側に位置させた時に、ハンガー本体の頂部と当
    接しない位置に吊下体にフック部挿入穴を設けることを
    特徴とする衣料用ハンガー。
  2. 【請求項2】ハンガー本体前面側に吊下体を位置させた
    時、吊下体の位置決め機構を、ハンガー本体に設けたこ
    とを特徴とする請求項1記載の衣料用ハンガー。
  3. 【請求項3】請求項1又は2記載のフック材支持棒装入
    穴及び吊下部材回動穴の構造を、ハンガー本体とは別に
    ユニットとして製作し、このユニットをハンガー本体に
    装着固定したことを特徴とする衣料用ハンガー。
  4. 【請求項4】ハンガー本体の頂部の吊下部材回動穴の開
    口脇に設けている凹部に、吊下体を挿入可能としたこと
    を特徴とする請求項1又は2記載の衣料用ハンガー。
  5. 【請求項5】吊下体に設けた嵌合孔内に、フック材に設
    けている吊下部材嵌合突起を嵌合可能に設けたことを特
    徴とする衣料用ハンガー。
  6. 【請求項6】肩形状を呈して形成される上着掛け部を有
    するハンガー本体の頂部に位置する首部に有するフック
    材の基部に設けている吊下部材の吊下体のフック部挿入
    穴内に、他の衣料用ハンガーのフック材を挿入し吊り下
    げることを特徴とする衣料用ハンガー吊り下げ方法。
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CN103239109A (zh) * 2013-04-25 2013-08-14 吴江龙硕金属制品有限公司 一种双向挂钩衣服架

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