JP2003023674A - 電話システム - Google Patents

電話システム

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JP2003023674A
JP2003023674A JP2001209771A JP2001209771A JP2003023674A JP 2003023674 A JP2003023674 A JP 2003023674A JP 2001209771 A JP2001209771 A JP 2001209771A JP 2001209771 A JP2001209771 A JP 2001209771A JP 2003023674 A JP2003023674 A JP 2003023674A
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Shuzo Ishii
秀三 石井
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Victor Company of Japan Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 LAN自営PHS網の基地局設置性を向上す
ることで、LAN自営PHS網を利用した交換網の構築
について、自由でより広範囲な通話エリア拡大し、しか
もケーブル敷設により発生していた分の基地局設置コス
トの低減を実現する。また、n対mのグループ間通話を
実現する。 【解決手段】 1つの基地局3と複数の端末7,8から
構成される第1の局地無線通話網9の基幹網として、広
域IP網10に接続された第1の屋外無線LAN6を接
続する。また、PHS網の基地局は、自PHS網内で呼
が成立している複数の端末が基地局を経由して呼が成立
しているそれぞれの接続相手の端末へ向け送信する音声
をミキシングして自PHS網外への送信音声とするとと
もに、自PHS網内の複数の端末と呼が成立しているそ
れぞれの接続相手の端末から受信する音声をミキシング
して自PHS網内への受話音声とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電話システムに関
し、特にLANや無線LAN、PHS(パーソナル・ハ
ンディフォン・システム)網の技術に関する。
【0002】
【従来の技術】PHS網は、時分割チャネル方式のフレ
ーム構造の無線網を有した第2世代コードレス電話シス
テムの規格により構築され広く普及している。PHS網
は、PHS網の基地局が有線網であるISDN回線又は
アナログ回線と接続することで、基地局の配下に通常3
台の端末に係わる呼を管理している。
【0003】このPHS網を自営網として独立した構内
交換網を構築したシステムがあり、基地局の基幹網に1
0BASE−Tから1000BASE−TによるLAN
を接続、LAN上のパーソナルコンピュータが交換機と
してLANに接続する複数の基地局を制御することで、
それぞれの基地局が構築しているPHS網の配下にある
端末間の呼を制御するLAN自営PHS網が開発されて
いる。
【0004】前記のLAN自営PHS網は、オフィスネ
ットワークなどで既設されている10BASE−Tなど
のLANを利用すれば、新たに構内交換網の電話配線を
行うことなく自由に基地局を設置でき、PHS網を容易
に構築することができる。
【0005】また、旧来、ユーザ増加への対処は新しい
電話機の増設のための新しい電話回線の敷設が必要であ
ったが、前記のLAN自営PHS網であれば既に無線網
によるネットワークが敷設されているため、交換機へ登
録する端末を増やすだけで対応できるという利点があ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
LAN自営PHS網は10BASE−TなどのLANケ
ーブルを接続するため、基地局を固定設置しなければな
らず、さらには基地局の設置場所はLANケーブルが届
く範囲に限られるため、PHS網の通話範囲を屋外など
に拡張するには制限があるという第1の問題があった。
【0007】上述した第1の問題は、さらに、インター
ネットを利用した安い課金のPHSサービスを構築する
場合に、基幹網にLANを利用し、インターネットとの
親和性が高い前記LAN自営PHS網であればネットワ
ークプロトコル上の問題はないが、ケーブル敷設コスト
が公衆PHS網並みに発生するため、通話への課金額を
下げられないという問題にもなっている。
【0008】また、近年のインターネット普及により、
WEB上での情報公開やメールによるファイル転送な
ど、インターネット普及以前と較べ、ユーザが情報を得
るスピードが格段に向上しており、それに応じて様々な
分野における業務の処理スピードが早くなってきてい
る。
【0009】このため、業務の各分野で意識合わせと議
論の場であった会議に対する取り組み方が変化してお
り、これまでのように会議室で顔をつき合わせながら議
論するよりも、簡単な内容確認事項程度であれば、電話
によるn対mのグループ間通話で簡単に済ませたい、あ
るいは、少なくとも事業所内での会議招集までは認めて
も、移動時間を浪費する事業所間での出張を伴う移動は
避けたいという要求が高まっている。
【0010】この点につき、旧来の公衆網や有線の構内
交換網、前記のLAN自営PHS網では、呼が1対1で
成立するため、1対1の通話しかできないという第2の
問題があった。
【0011】そこで、本発明は、第1の問題を解決する
ために前記のLAN自営PHS網の基地局設置性を向上
させることで、LAN自営PHS網を利用した交換網の
構築について、自由でより広範囲な通話エリア拡大し、
しかもケーブル敷設により発生していた分の基地局設置
コストの低減を実現することを課題とするものである。
また、第2の問題を解決するために、複数のLAN自営
PHS網間でn対mの端末がグループ間通話を実現する
ことを課題とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明に係る電話システ
ムは、前記の第1の問題について、1つの基地局と少な
くとも1つの端末とから構成されるPHS(パーソナル
・ハンディフォン・システム)網を用いて、前記PHS
網内外との間で通信を行う電話システムであって、前記
基地局は無線LANを介して前記PHS網外との間の通
信の中継を行うよう構成されているので、無線LANの
電波到達範囲内にあれば場所を選ばずPHS網を必要な
時間帯だけ構築できるなど、設置性を著しく向上させる
こととした。
【0013】また、第2の問題であるグループ間通話に
ついて、前記PHS網の基地局は、自PHS網内で呼が
成立している複数の端末が前記基地局を経由して、呼が
成立しているそれぞれの接続相手の端末へ向け送信する
音声をミキシングして自PHS網外への送信音声として
n対m通話を実現することとした。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態で説明する局
地無線通話網の基地局は、PHS網構築のための1.9
GHz帯域を使用する第1の無線インタフェース部と、
電波産業会で制定したRCR STD−28をサポート
し、さらに、無線LAN接続のための2.4GHz帯域
を使用する第2の無線インタフェース部と、IEEE8
02.11による無線ネットワークプロトコルとTCP
/IPをサポートしている。
【0015】こうして、局地無線通話網の基地局により
PHS網と無線LANとを接続することで、従来のLA
N自営PHS網において、10BASE−TなどのLA
Nケーブルの接続で固定設置されていた基地局が、PH
S網構築に際し場所を選ばない空間的な自由を得ること
ができる。なお、本発明において「PHS網」とは、1
つの基地局と少なくとも1つの端末から構成されている
ものを指すものとする。
【0016】さらに、本実施の形態では、局地無線通話
網が基幹網として接続する無線LANとして、地域に無
線インターネット環境などを周辺地域へ提供するために
構築されているFWA(加入者無線アクセス)である屋
外無線LANに接続する。すなわち、局地無線通話網の
基地局はFWAを仲介として接続するインターネットに
接続することが可能である。
【0017】また、局地無線通話網の基地局は、街中で
も手軽にグループ間通話ができるツールとなるよう小型
でハンディな設計とし、PHS網側の電波出力を絞り、
できるだけ隣接するPHS網との干渉が発生しないよう
にしてあり、また、基地局機能の他にPHS網の端末と
しての通話機能を有している。
【0018】上記の局地無線通話網基地局を利用して構
築される局地無線通話網は、上記のとおり基地局がPH
S網側の電波出力を絞っているため、見通し範囲にいる
端末ユーザ2〜3名を配下に、FWAを通じて接続する
インターネットなどの広域IP網に接続している交換機
の制御下で構築される。
【0019】同様に、広域IP網に接続する他のFWA
下で構築された無線LANコードレス電話システムが複
数あり、これらを統括し、無線LANコードレス電話シ
ステムは以下の端末の呼制御を行う交換機が広域IP網
上に置かれている。
【0020】このような通話システムは、IP網を基幹
としているためIP網におけるマルチメディア伝送プロ
トコルであるITU−T標準のH.323プロトコルと
容易にリンクできる。
【0021】図2は、本発明の電話システムのグローバ
ル展開の形態を示す構成図である。図2に示すH.32
3端末213とIP電話214は、インターネットであ
る広域IP網10に接続した前記H.323プロトコル
に準拠した端末であり、このことは局地無線通話網間の
みならずインターネットにより世界中のH.323に準
拠した端末と通話が可能になることを表している。しか
も、インターネットである広域IP網10への接続料金
を別にすれば、公衆回線を経由しないために通話料金は
無料である。
【0022】以下、本発明の具体的な実施の形態につい
て詳細に説明する。最初に、図1と図2を用いて全体の
構成を説明する。図1は、本発明のネットワーク構成例
を示す。第1の屋外無線LAN6に接続された第1の局
地無線通話網基地局3は、端末7と端末8を従えて第1
の局地無線通話網9を構築している。同様に、第2の屋
外無線LAN21に接続された第2の局地無線通話網基
地局20は、端末22と端末23を従えて第2の局地無
線通話網24を構築している。
【0023】第1の屋外無線LAN6は、無線部・アン
テナ2と組み合わせた第1の屋外無線LAN基地局1を
基地局とし、前記の第1の局地無線通話網基地局3、移
動端末4及び家庭内に設置されたパーソナルコンピュー
タ5を端末として構築されている。
【0024】さらに、第1の屋外無線LAN6は、第1
の屋外無線LAN基地局1を通してIPネットワークで
ある広域IP網10と接続することで、広域IP網10
に接続した別の第2の屋外無線LAN基地局12を中心
として構築された第2の屋外無線LAN21とのIPネ
ットワークによる接続を可能にしている。
【0025】有線の広域IP網10に接続されたIP網
交換機11は、第1の屋外無線LAN6、広域IP網1
0、第2の屋外無線LAN21の3つのIPネットワー
クを隔てて接続した第1の局地無線通話網基地局3と第
2の局地無線通話網基地局20を制御することで、第1
の局地無線通話網基地局3を中心に展開している第1の
局地無線通話網9内の端末7、端末8と、第2の局地無
線通話網基地局20を中心に展開している第2の局地無
線通話網24内の端末22、端末23との呼を交換す
る。
【0026】図2は、本発明によるシステムを広域ネッ
トワークヘ拡大した模式図であり、企業の社内大規模ネ
ットワークやインターネットなどである広域IP網10
を中心に、屋外無線LAN230、231、232、2
33が各地域に拡大している様子を表している。
【0027】さらに、屋外無線LAN230には局地無
線通話網240、241が展開し、屋外無線LAN23
1には局地無線通話網242が展開し、屋外無線LAN
232には局地無線通話網243、244が展開し、屋
外無線LAN233には局地無線通話網245、246
が展開している。また、広域IP網10は、IP電話2
14、事業者PHS網250、H.323端末213が
接続している。
【0028】以下に本発明の応用例を説明する。図1に
示す第1の局地無線通話網9及び第2の局地無線通話網
24は、隣接する局地無線通話網と干渉を発生させない
ように電波出力を絞った無線区間に、電波産業会で制定
されたRCR STD−28によるTDMA−TDD方
式で多重化した最大4つの通話チャネルを有する第2コ
ードレス電話システムに則ったPHS網としている。ま
た、伝送レートは32kbpsであり、音声はADPC
M(ITU−T G.726)により符号化されてい
る。
【0029】また、第1の局地無線通話網9の基地局で
ある第1の局地無線通話網基地局3は、第1の屋外無線
LAN6ヘブリッジするポータルを有しており、同様
に、第2の局地無線通話網24の基地局である第2の局
地無線通話網基地局20は、第2の屋外無線LAN21
ヘブリッジするポータルを有している。
【0030】また、第1の屋外無線LAN6と第2の屋
外無線LAN21は、それぞれビルの屋上にアンテナを
設置した第1の屋外無線LAN基地局1と第2の屋外無
線LAN基地局12を中心に、見通しの良い場所では最
大数百メートルの電波到達範囲を有した2.4GHz帯
を利用したIPネットワークであって、地域へのインタ
ーネットなどである広域IP網10との接続サービスを
提供している。
【0031】図3は、第1の局地無線通話網基地局3が
管理する第1の局地無線通話網9の配下に属する端末を
把握している端末アソシエーションリスト150を示す
ものでであり、属する端末の端末番号151と端末ID
152とが個別に登録されている。
【0032】端末アソシエーションリスト150は、局
地無線通話網の構築により新規作成され、移動体である
端末が局地無線通話網基地局の電波圏内に入り、網登録
手段により局地無線通話網の配下に置かれる場合、もし
くは局地無線通話網基地局の電波圏から出るときに網登
録抹消手段により局地無線通話網の配下から外れる毎に
随時更新される。
【0033】このとき、端末番号151は、特にユーザ
が発着呼に際し端末を特定するために用いられ、主に1
0進数の電話番号に相当し、呼制御手順で用いられる。
もう一方の端末ID152は、局地無線通話網内の無線
区間における手順、及び局地無線通話網外のIPネット
ワーク上の呼制御プロトコルで端末を特定するために用
いられる28ビットから成るIDである。
【0034】図4は、交換機がコードレス電話システム
に登録されている端末の所在を管理する端末位置登録リ
ストを示すものであり、端末位置登録リスト160は、
局地無線通話網基地局が局地無線通話網を新規構築した
場合、及び局地無線通話網基地局の電波圏内に新たな端
末が登録された場合に、局地無線通話網に登録されてい
る配下の端末を、図3の端末アソシエーションリスト1
50の内容に従いIP網交換機11へ随時通知すること
で、端末がどの局地無線通話網基地局の配下にあるか、
IP網交換機11が常に把握することを可能にしたリス
トである。1つの端末番号161に対して28ビットの
端末ID162と42ビットの基地局ID163が得ら
れる。なお、端末ID162と基地局ID163は、連
結したビット列のIDとして扱うことで、端末の現所在
地を明確に表すことができる。
【0035】図5は、交換機がコードレス電話システム
に登録されている基地局のIPアドレスを参照する基地
局リストを示すものであり、基地局リスト170は、I
P網交換機11に登録された全ての局地無線通話網基地
局の基地局ID171とIPアドレス172が登録して
ある。端末の所在の確認は、図4の端末位置登録リスト
160から得られた、端末が所属している基地局ID1
71を元に、IPパケットのデスティネーション・アド
レスで指定するIPアドレス172を検索することが可
能である。
【0036】次に、本発明を応用した実施の形態の詳細
を図1から図7を用いて以下に説明する。以下の説明
は、制御手順の流れを簡潔に説明するために、無線区間
の制御手順を省略し、呼制御手順を簡略化して説明して
いる。
【0037】第1例では、本実施の形態の基本動作を、
図1、図3、図6に基づいて説明する。図6は、図1の
第1の局地無線通話網9に属する第1の局地無線通話網
基地局3と端末7及び端末8のシーケンス図であり、同
じ第1の局地無線通話網9内の端末7から端末8へ発呼
する場合の呼制御手順のシーケンス例を示している。
【0038】図1の第1の局地無線通話網基地局3は、
第1の局地無線通話網9の基地局であると同時に、第1
の局地無線通話網9内で閉じる呼制御は、第1の屋外無
線LAN6及び広域IP網10のトラフィック量を増加
させないためにIP網交換機11の交換制御を受けず、
自ら呼制御を行う交換機能を有している。
【0039】図6において、端末7のユーザがテンキー
から端末8の端末番号を入力するなどして発呼を行う
と、《発呼》パケット110が第1の局地無線通話網基
地局3へ送信される。図示していないが、《発呼》パケ
ット110内には、着呼先を指定する端末8の端末番号
が含まれ、さらに発呼元である端末7の端末番号と端末
IDが含まれている。
【0040】《発呼》パケット110を受信した第1の
局地無線通話網基地局3は、図3に示す端末アソシエー
ションリスト150を検索し、《発呼》パケット110
内で着呼先として指定された端末8の端末番号が端末ア
ソシエーションリスト150上の端末番号151の列に
あるか否かを検索する。
【0041】図6に示すシーケンス例では、着呼側の端
末8が発呼側の端末7と同じ第1の局地無線通話網9内
に存在しているとしているため、図3に示す端末アソシ
エーションリスト150上の端末番号151の列に端末
8の端末番号が存在し、同じ第1の局地無線通話網9に
属していることが判明したとする。
【0042】端末8が同じ第1の局地無線通話網9内に
存在していることを確認した第1の局地無線通話網基地
局3は、端末7から発せられた呼接続に関する要求をI
P網交換機11へ廻さずに第1の局地無線通話網9内で
閉じた処理を行うため、《発呼》パケット111を端末
8へ直接送信し、端末7からの着呼があることを通知す
る。
【0043】端末8は《発呼》パケット111を受信
し、端末が着呼可能な状態であるならば《呼出中》パケ
ット112を第1の局地無線通話網基地局3へ送信し、
次に『呼出』114によりリンガを鳴動させるなどの手
段により端末8のユーザヘ着呼の通知を行う。
【0044】《呼出中》パケット112を受信した第1
の局地無線通話網基地局3は、端末8が着呼可能であ
り、呼出し中であることを《呼出中》パケット113を
送信することにより端末7へ通知する。
【0045】端末8の『呼出』114の動作によりユー
ザが端末のオフフックボタンを押下するなどして応答す
れば、端末8は、《応答》パケット115を第1の局地
無線通話網基地局3へ送信し、これを受信した第1の局
地無線通話網基地局3が端末7へ《応答》パケット11
6を送信することで呼の接続シーケンスが完了し、通話
中117となり、音声通話パケットの送受信が開始され
る。なお、通話中117の音声通話パケットは、第1の
局地無線通話網基地局3を仲介せず、端末7と端末8と
の間で直接送受信される。
【0046】次に、第2例では、図1、図3、図4、図
5、図7を基に説明する。図7では、第1の局地無線通
話網9内の端末7から、外部のネットワークに接続した
第2の局地無線通話網24に属する端末23へ発呼し、
通話が開始するまでの呼制御シーケンス例を示してい
る。
【0047】図7では、第1例で説明した呼制御シーケ
ンスと同じく、端末7のユーザがテンキーから端末23
の端末番号を入力するなどして発呼を行い、最初に端末
7が《発呼》パケット130を第1の局地無線通話網基
地局3へ送信する動作から開始する。
【0048】《発呼》パケット130を受信した第1の
局地無線通話網基地局3は、第1例と同様に、図3に示
す端末アソシエーションリスト150を検索し、《発
呼》パケット130に含まれる着呼先である端末23の
端末番号を検索する。
【0049】第2例では、図1のとおり端末7が属する
第1の局地無線通話網9に着呼側の端末23は属してお
らず、図3に示す端末アソシエーションリスト150上
に登録されていない。
【0050】このように、着呼先の端末23が第1の局
地無線通話網基地局3の管理外であって、第1の局地無
線通話網9の外部のIPネットワークヘ探索する必要が
ある場合の呼制御はIP網交換機11に委ねられる。
【0051】第1の局地無線通話網基地局3は、《発
呼》パケット130をIPパケットヘ変換し、IPパケ
ットのデスティネーション・アドレスにIP網交換機1
1のIPアドレスを指定してIPパケット《発呼》13
1として送信する。
【0052】IPパケット《発呼》131を受信したI
P網交換機11は、全ての端末が登録されている図4に
示す端末位置登録リスト160から端末番号161の列
を検索し、端末23の該当行から端末ID162と基地
局ID163の各列を検索し、端末23を特定するため
の端末IDと、図1により端末23が登録されている第
2の局地無線通話網24の基地局である第2の局地無線
通話網基地局20の基地局IDを得る。
【0053】次に、IP網交換機11は、端末23が登
録されている基地局のIDを図5に示す基地局リスト1
70の基地局ID171の列から該当行を検索し、該当
行のIPアドレス172の列から第2の局地無線通話網
基地局20のIPアドレスを得る。
【0054】IPパケット《発呼》131を転送すべき
第2の局地無線通話網基地局20のIPアドレスを得た
IP網交換機11は、IPパケットのデスティネーショ
ン・アドレスに第2の局地無線通話網基地局20のIP
パケットを指定する。
【0055】さらに、着呼先の端末23を示す端末番号
の他に、標準プロトコルにより第2の局地無線通話網2
4の無線区間制御に用いるための第2の局地無線通話網
基地局20の基地局IDと端末23の端末IDが付加さ
れ、IPパケット《発呼》132としてIP網交換機1
1から第2の屋外無線LAN21(図示せず)を経由し
て第2の局地無線通話網基地局20へ送付される。
【0056】IPパケット《発呼》132を受信した第
2の局地無線通話網基地局20は、IPパケットを外
し、コードレス電話システム用の《発呼》パケット13
3として端末23へ送信する。端末23は《発呼》パケ
ット133を受信し、着呼が可能な状態であれば《呼出
中》パケット134を第2の局地無線通話網基地局20
へ送信する。
【0057】この《呼出中》パケット134は、広域I
P網10上のIP網交換機11へIPパケット《呼出
中》135として送出される。IPパケット《呼出中》
135を受信したIP網交換機11は、IPパケット
《呼出中》135を第1の局地無線通話網基地局3へI
Pパケット《呼出中》136として中継し、IPパケッ
ト《呼出中》136を受信した第1の局地無線通話網基
地局3は、IPパケットを外し、《呼出中》パケット1
37として端末7へ送信する。
【0058】端末23は、《呼出中》パケット134を
送信した後に、端末23のユーザヘ呼出(138)によ
りリンガを鳴動させるなどして着呼があることを通知す
る。ここで、ユーザがフックオフボタンを押下するなど
して呼出しに応答すれば、端末23は《応答》パケット
139を第2の局地無線通話網基地局20へ送信する。
【0059】端末23からの《応答》パケット139を
受信した第2の局地無線通話網基地局20は、このパケ
ットをIPパケット化し、IPパケット《応答》140
としてIP網交換機11へ送信する。
【0060】第2の局地無線通話網基地局20からのI
Pパケット《応答》140を受信したIP網交換機11
は、第1の局地無線通話網基地局3へIPパケット《応
答》141として中継し、IPパケット《応答》141
を受信した第1の局地無線通話網基地局3は、IPパケ
ットを外し、《応答》パケット142として端末7へ送
信する。
【0061】以上の手順により、IP網交換機11が広
域IP網10、第1の屋外無線LAN6、第2の屋外無
線LAN21を通じて接続している、第1の局地無線通
話網基地局3と第2の局地無線通話網基地局20との交
換制御を行うことで、端末7と端末23との呼が成立
し、端末7と端末23との間で送受信される音声通話パ
ケット144、145は、第1の局地無線通話網基地局
3と第2の局地無線通話網基地局20との間で音声通話
IPパケット143として中継される。なお、音声通話
IPパケット143は、呼制御手順と異なりIP網交換
機11を中継せず、局地無線通話網基地局間で直接送受
信される。
【0062】次に、図8を用いて本実施の形態を実現す
る局地無線通話網基地局の機能ブロックを説明する。デ
ータの流れは、図7に示すシーケンス図における第1の
局地無線通話網基地局3がIPパケット《応答》141
を受信して、《応答》パケット142として端末7へ送
信後、音声通話IPパケット143による通話中状態と
なり、第1の局地無線通話網基地局3が音声通話IPパ
ケット143を受信している手順を例とする。
【0063】また、以下には記述を省略しているが、各
種プロトコル処理、データ処理の制御主体となるのは、
CPU52、ワークメモリ53、不揮発性メモリ54か
ら成るCPUシステム40である。
【0064】局地無線通話網基地局は2つの無線インタ
フェースを有している。第1は、アンテナ41と第1の
RF部42により構成される2.4GHz帯域を利用し
た屋外無線LANのインタフェースであり、第2は、ア
ンテナ49と第2のRF部48により構成される1.9
GHz帯域を利用したPHS網のインタフェースであ
る。
【0065】図7のIPパケット《応答》141、又は
音声通話IPパケット143は、アンテナ41を通じ、
第1のRF部42へ入力される。ここで、フィルタリン
グや復調処理が行われ、データリンク処理部43はデジ
タル信号化したIPパケットを得る。
【0066】データリンク処理部43では、第1のRF
部42の制御、及び送信側と受信側の端末間におけるリ
ンク制御を行い、信頼性のあるデータ通信環境を上位層
へ提供している。本実施の形態では、屋外無線LANと
しているため、IEEE802.11に準拠したプロト
コルが採用されている。データリンク処理部43から取
り出されたIPパケットは、プロトコル処理部44へ渡
され処理される。
【0067】プロトコル処理部44では、パケット種別
により分けられる2つのプロトコルを処理する。第1
は、前記のIPパケット《応答》141など、図7の呼
制御で用いられるパケットに適用される信頼性の高いT
CP/IPプロトコルであり、第2は、図7において音
声通話IPパケット143に適用される、信頼性を犠牲
にしてデータ伝送効率を高めたUDP/IPプロトコル
が用いられる。
【0068】IPパケット《応答》141のような信頼
性を要求されるパケットは、プロトコル処理部44にお
いてTCP/IP処理によりパケットを解かれ、呼制御
部45へ渡され、音声通話IPパケット143のような
データパケットは、プロトコル処理部44でUDP/I
P処理が用いられ、呼制御パケットと区別され音声処理
部46へ渡される。
【0069】このプロトコル処理部44までが屋外無線
LANプロトコルであり、次の呼制御部45及び音声処
理部46から局地無線通話網のプロトコルである。
【0070】また、図1の広域IP網10とその両側に
接続する第1の屋外無線LAN6と第2の屋外無線LA
N21において、例えばH.323のようなマルチメデ
ィア伝送プロトコルの標準規格が採用されている場合
は、このプロトコル処理部44で処理される。
【0071】プロトコル処理部44からのIPパケット
《応答》141を処理する場合、呼制御部45ではプロ
トコル処理部44から受け取った《応答》パケットを局
地無線通話網の呼制御手順に則したパケットに組み直
し、次にべースバンド処理部47を経て第2のRF部4
8とアンテナ49から成る局地無線通話網の無線インタ
フェースを経て端末7へ送信する。
【0072】プロトコル処理部44からの音声通話IP
パケット143は、後述する音声処理部46における処
理を経て、音声通話IPパケット143に指定されてい
る、局地無線通話網における宛先により決定する2種類
の処理経路から処理が選択される。
【0073】第1に、宛先が第1の局地無線通話網9に
登録されている端末であれば、音声処理部46からベー
スバンド処理部47を経て第2のRF部48とアンテナ
49により局地無線通話網9へ図7の音声通話パケット
144として端末7へ送信される。
【0074】第2に、宛先が第1の局地無線通話網基地
局3の場合もある。この場合は第1の局地無線通話網基
地局3が端末としても機能していることを示しており、
音声処理部46が出力した音声データは音声コーデック
50へ渡され、デジタル符号からアナログ音声信号へ復
号された後にマイク・スピーカ51のスピーカから、第
1の局地無線通話網基地局3のユーザに対して音声を出
力する。
【0075】次に音声処理部46の処理について説明す
る。音声処理部46では、符号化則変換処理とミキシン
グ処理が行われる。図1の広域IP網10とその両側に
接続する第1の屋外無線LAN6と第2の屋外無線LA
N21において、例えばH.323のようなマルチメデ
ィア伝送プロトコルの標準規格が採用されている場合、
符号化則変換処理は、H.323で採用されているG7
11、G729、G723.1などの音声符号化則か
ら、PHS網における音声符号化則であるG726へ変
換する処理である。また、この処理は、H.323など
のプロトコルにのっとっていなくてもIP網におけるト
ラフィック低減を目的に、より伝送レートの小さい符号
化則を選択してもよい。
【0076】次にミキシング処理について説明する。図
1の第1の局地無線通話網9における通話可能な端末
は、端末7、端末8及び第1の局地無線通話網基地局3
の3つがある。同様に、第2の局地無線通話網24にお
いては端末22、端末23及び第2の局地無線通話網基
地局20の3つである。
【0077】ここで、第1の局地無線通話網9の端末
7、端末8、第1の局地無線通話網基地局3の3端末に
よる第1のグループと、第2の局地無線通話網24の端
末22、端末23、第2の局地無線通話網基地局20の
3端末による第2のグループとの間でグルーブ間通話を
行う場合を例にミキシング処理を説明する。
【0078】第1のグループから第2のグルーブヘ送話
する場合を例にすれば、第1の局地無線通話網基地局3
のユーザが発した音声は、マイク・スピーカ部51のマ
イクを通して音声コーデック50へ入力され、G.72
6の音声符号化則へ変換され、音声処理部46へ入力さ
れる。
【0079】端末7と端末8が第1の局地無線通話網9
を通して第1の局地無線通話網基地局3へ送信する符号
化音声は、第1の局地無線通話網基地局3で図8のアン
テナ49、第2のRF部48とベースバンド処理部47
により音声処理部46へと入力される。
【0080】第1の局地無線通話網基地局3、端末7、
端末8の3チャネルの音声は、音声処理部46へ達し、
ここでミキシング手段によりミキシング処理される。音
声処理部46において1チャネル化したミキシング音声
は、プロトコル処理部44においてIPパケット化さ
れ、データリンク処理部43、第1のRF部42、アン
テナ41を経て第1の屋外無線LAN6へ送信される。
【0081】さらに、ミキシング音声は、広域IP網1
0、第2の屋外無線LAN21を経て第2の局地無線通
話網基地局20へ到達する。第2の局地無線通話網基地
局20では到着したミキシング音声をそのまま分離する
ことなく、端末22と端末23へ配信し、自局ではアナ
ログ音声へ復号してスピーカから出力する。その結果、
グループ間通話を行うユーザが互いの声が聞こえる範囲
で使用することを前提とすれば、先方へ送信するために
ミキシングした送話音声を受話音声に追ミキシングする
ハードウェアを省略でき、コスト低下を実現することが
できる。
【0082】このようにして、いくつかの端末の音声を
ミキシングすることで、グループ間の通話が可能とな
り、しかも、音声通話IPパケットを一本化することが
可能となるためIP網上のトラフィック低減にも寄与す
ることができる。
【0083】本実施の形態によれば、例えば遠方に存在
する2つの局地無線通話網上に登録された端末間の通話
を考えた場合、インターネットを利用しているため、屋
外無線LANの接続料金のみが発生し、距離による課金
体系を無くしたサービスの提供が可能となる。
【0084】また、グループ間通話を行った場合は、屋
外無線LANに直接接続する局地無線通話網基地局のみ
課金対象となり、局地無線通話網上の端末が課金されな
いサービスも提供可能となる。
【0085】本発明を応用した別のサービスとして、百
貨店においてIP網に接続した無線LANの電波圏で各
階を覆い、無線LANに接続するPHS網の基地局を任
意の場所へ設置できるようにすることができる。PHS
網の基地局を例えば喫煙所、休憩コーナーなどへ設置
し、PHS端末ユーザがIP網接続による通話環境を自
由に利用できるようにする。百貨店ではIP網接続によ
る通話サービスを百貨店利用客へのサービスとして無料
で提供するという形態も考えられる。
【0086】
【発明の効果】本発明の電話システムは上記のように構
成したので、以下に示すような効果がある。
【0087】1.PHS網の基幹網として無線LANを
接続することで、従来LANケーブルの届く範囲でしか
PHS網の基地局を設置できなかったLAN自営PHS
網において、LANケーブルの届かない屋外などへ設置
することを可能とした。
【0088】2.PHS網の基地局自身に通話機能を持
たせてミキシング機能をサポートし、トランスポータビ
リティの高いハンディな形状とすれば、繁華街などの地
域屋外無線LANと接続することで臨時PHS網が構築
できグループ間通話が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電話システムの一実施の形態を示す構
成図である。
【図2】本発明の電話システムのグローバル展開の形態
を示す構成図である。
【図3】基地局がPHS網に登録されている端末を管理
するリストを説明する図である。
【図4】交換機が電話システムに登録されている端末の
所在を管理するリストを説明する図である。
【図5】交換機が電話システムに登録されている基地局
のIPアドレスを参照するリストを説明する図である。
【図6】本発明の電話システムのローカル交換処理を説
明するためのシーケンス図である。
【図7】本発明の電話システムの広域の交換処理を説明
するためのシーケンス図である。
【図8】本発明の実施の形態を実現する局地無線通話網
基地局の機能ブロックを説明する。
【符号の説明】
3 第1の局地無線通話網基地局 6 第1の屋外無線LAN 7,8 端末 9 第1の局地無線通話網 10 広域IP網 11 IP網交換機 20 第2の局地無線通話網基地局 21 第2の屋外無線LAN 22,23 端末 24 第2の局地無線通話網
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04Q 7/30

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1つの基地局と少なくとも1つの端末と
    から構成されるPHS(パーソナル・ハンディフォン・
    システム)網を用いて、前記PHS網内外との間で通信
    を行う電話システムであって、前記基地局は無線LAN
    を介して前記PHS網外との間の通信の中継を行うよう
    構成されている電話システム。
  2. 【請求項2】 前記PHS網の基地局は、自PHS網内
    で呼が成立している複数の端末が前記基地局を経由し
    て、呼が成立しているそれぞれの接続相手の端末へ向け
    送信する音声をミキシングして自PHS網外への送信音
    声とするよう構成されている請求項1に記載の電話シス
    テム。
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