JP2003023478A - 携帯電話および制御方法 - Google Patents

携帯電話および制御方法

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JP2003023478A
JP2003023478A JP2001208149A JP2001208149A JP2003023478A JP 2003023478 A JP2003023478 A JP 2003023478A JP 2001208149 A JP2001208149 A JP 2001208149A JP 2001208149 A JP2001208149 A JP 2001208149A JP 2003023478 A JP2003023478 A JP 2003023478A
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Shigeru Sakamoto
茂 坂本
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インターネットを介して取得したコンテンツ
を印刷出力することが可能で、取得された画像に対して
既存のリソースを用いて加工を施すことを可能とする携
帯電話を提供する。 【解決手段】 印刷機と接続され、該印刷機への印刷出
力が可能な携帯電話であって、画像を入力する画像入力
手段と、前記画像入力手段により入力した画像に合成す
る情報を取得する情報取得手段と、前記画像入力手段に
より入力された画像を前記情報取得手段により取得され
た情報に基づいて加工し、該加工された画像を出力する
ことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像などのコンテ
ンツを印刷可能な携帯電話に関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在、携帯電話の用途は単なる電話とし
てのそれにとどまらず、iモードに代表されるコンテン
ツサービスにより、あらゆるマルチメディア情報を獲得
する手段として広がりを見せている。携帯電話がこの様
な情報端末としての地位を固めていくに伴い、これまで
のホストコンピュータが有していた様々な機能が携帯電
話にも求められてきている。かかる機能の1つとして注
目されているのが印刷機能である。
【0003】携帯電話と印刷装置とを組み合わせること
により携帯電話に印刷機能を持たせたものとしては、例
えば、特開平11-32156号公報が挙げられる。か
かる従来例では、デジタルカメラと携帯電話を一体化
し、デジタルカメラから得られた画像、或いは通信によ
って取得した画像をドックインタイプのプリンタから出
力するシステムについて述べられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の携帯電話では、以下に述べるような欠点があった。 (1)画像以外のコンテンツに対する印刷仕様がないた
め、取得された画像に対して文字を合成したり、テンプ
レートを貼り付けたりといった加工を施し、付加価値の
高い画像を生成・印刷することができない。 (2)インターネットを介して取得したコンテンツを印
刷出力することができない。
【0005】本発明は上記課題に鑑みてなされたもの
で、インターネットを介して取得したコンテンツを印刷
出力することが可能で、取得された画像に対して既存の
リソースを用いて加工を施すことを可能とする携帯電話
を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め、例えば本発明の携帯電話は以下の構成を備える。す
なわち、印刷機と接続され、該印刷機への印刷出力が可
能な携帯電話であって、画像を入力する画像入力手段
と、前記画像入力手段により入力した画像に合成する情
報を取得する情報取得手段と、前記画像入力手段により
入力された画像を前記情報取得手段により取得された情
報に基づいて加工し、該加工された画像を出力すること
を特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の好
適な実施形態を詳細に説明する。 (第1の実施形態)図1に概略の構成を示す。同図は一
般的な携帯電話の構成から本発明に関連ある部分を主に
抽出して描いてあり、図示されていなくとも、携帯電話
の機能を実現する上で必要な要素は全て含まれているも
のとする。
【0008】同図において101はCPUであり、機能
の全てを制御する。102はROMであり、101のC
PUを動作させる為に必要なプログラムが格納されてい
る。103はRAMであり、あらゆる一時的な情報を格
納するとともに、本実施形態においては、後述する画像
或いは文字・音声データなどを蓄える為のフレームバッ
ファーとして機能する。104は画像入力部であり、1
05のI/Fを通じて106の画像ソースを読み込んで
フレームバッファー(RAM103)に格納する。ここ
に106の画像ソースは、特に何らかの入力媒体に限定
されるものではなく、例えばデジタルカメラなどのデジ
タル画像入力機器や、インターネットに接続されたサー
バを介して入手可能なあらゆるデジタル画像データなど
を含んでいる。
【0009】これらソースの素性の違いは全て105の
I/Fによって吸収され、104の画像入力部は、プロ
グラムに応じてCPU101の制御のもとに画像データ
を統一された内部フォーマットに準じて適切な変換を行
いながらメモリーへ格納する。112のテンキーはI/
F111を通してCPUバスに接続されており、入力さ
れた文字データは103のRAMに格納される(尚、テ
ンキー112は、携帯電話に装備されている一般的なも
のであり、本発明の為に特別に考慮されたものである必
要はない)。
【0010】116は音声文字化部であり、送話機のマ
イクロフォン119から入力された音声は、118のサ
ンプラーでサンプリング及びA/D変換されて116へ
入力される。116は一般的にはDSPなどの信号処理
ハードウエアとソフトウエアとの組み合わせによって構
成され、入力された音声信号を音声認識し、それを文字
コードに逐次変換していく動作を行う。変換された文字
コードはI/F115を介して103のRAMに格納さ
れる。117のI/Fは、サンプラー118のデジタル
音声出力を通常の携帯電話の送信系へつなぐための役割
を持っている。またLCD114はVRAM120の情
報を表示するものであり、VRAMはI/F113を介
してCPUバスに接続されている。
【0011】最後に110の画像合成部は、印刷指示を
受けた後、RAM103に格納された画像と文字を合成
しながらラスタライズし、107の画像出力部に送る。
画像出力部107では、受け取ったラスターデータをプ
リンタ109が用いる内部コマンドに変換しながらI/
F108を通じてプリンタに出力する。こうして、画像
と文字が合成された印刷物が得られる。
【0012】次に、本実施形態の動作について、図2乃
至図5のフローチャートを用いて詳細に説明すると同時
に必要に応じて図1の構成要素との対比を行っていく。
【0013】図2は本願発明の第1の実施形態にかかる
携帯電話における全体処理フローを示す図である。ま
ず、ステップS201において画像の入力処理が行わ
れ、入力された画像に対して、文字合成処理を行うか否
かの選択を操作者が指示する。操作者からの指示を受
け、文字合成処理を行う場合には、ステップS203に
進み(ステップS202)、ステップS201で入力さ
れた画像に合成する文字等の入力処理(情報入力処理)
を行う。情報入力処理が完了後、ステップS204に進
み、ステップS201で入力された画像とステップS2
03で入力された文字等との合成を行い、合成後の画像
について印刷処理を行う。
【0014】一方、ステップS202において文字合成
処理を行わない場合には、ステップS204において合
成処理を行わず、ステップS201で入力された画像の
印刷処理のみを行う(後述)。
【0015】ステップS204で合成・印刷処理が終了
後は、ステップS205において次の操作待ち状態とな
り、画像入力処理が指示された場合にはステップS20
1へ、情報入力処理が指示された場合にはステップS2
03へ、合成・印刷処理が指示された場合にはステップ
S204へそれぞれ戻り、処理を継続する。
【0016】また、終了が選択された場合にはすべての
処理を終了する。
【0017】図3は、図2のステップS201に示した
画像入力処理の詳細を示すフローチャートである。
【0018】まず、S301において取り込むべき画像
ソースの入力指示の有無を監視する。画像ソースとして
は複数の選択肢があり(例えば、インターネットからの
ダウンロードであるか、デジタルカメラなどのデジタル
画像入力機器からの入力であるかなど)、操作者は各画
像ソースに対応したモードのうちどれか一つを選択した
うえで画像の入力指示をする。例えばLCD114に表
示されたメニュー画面から画像選択モードを選択し、そ
こに表示された選択可能なモード(例えばインターネッ
トモード、デジタルカメラモードなど)からキー操作に
より所望のモードを選択するなどの方法を用いることが
できる。
【0019】次にS302では、ステップS301で選
択されたモードに対応した画像が実際に取り込まれRA
M103へ格納されると同時に取り込まれた画像をLC
D114に表示する。
【0020】ステップS303では、再び画像入力モー
ドおよびモードの選択指示並びに画像入力指示の有無を
監視する。すなわち操作者がステップS302で取り込
まれた画像とは異なるモードの画像を要求する場合に
は、操作者は再度画像入力モードを選択し、そこに表示
された選択可能なモードからキー操作により所望のモー
ドを選択する。この場合、ステップS303で「YE
S」に進みステップS302に戻り、ステップS303
で選択されたモードに対応した画像が取り込まれ、LC
D114に表示する。
【0021】一方、ステップS303で画像入力モード
の選択指示等がない場合にはステップS304に進み、
画像選択指示の有無を確認する。すなわち、操作者はス
テップS302で取り込まれた画像をLCD114を介
して確認し、該画像のうち印刷出力を希望する画像を選
択する。例えばサムネール画像などの比較的データ量が
少ないサンプルを複数読み込んでおき、それらをLCD
114に表示させて、そこから必要な画像を選択する。
【0022】ステップS304で画像選択指示があった
場合には、ステップS305に進み、選択された画像を
RAM103の所定の領域に格納する。RAM103へ
の格納形式は任意であるが一般的にはシステムが持つメ
モリー容量などに応じてその内部フォーマットが制限さ
れる。例えば容量が十分ある場合はJPEGファイルを
全て展開してしまい、その結果を格納する事が可能であ
ろうし、そうでない場合はJPEGファイルをそのまま
格納してしまっても良い。
【0023】一方、ステップS304で画像選択指示が
ない場合には、ステップS303に戻り、画像入力モー
ドの選択指示等の有無を確認し、さらにステップS30
4で画像選択指示の有無を確認する。すなわち、ステッ
プS302で読み込まれた画像に対して、操作者が別の
モードの画像の読み込みを指示するか、読み込まれた画
像のうち別の画像選択を指示するか、いずれかの指示を
待つ。
【0024】ステップS305で画像の格納が終了した
ら、LCD114上に終了確認メッセージが表示され、
操作者が「OK」を選択したら、画像入力処理S201
は終了する。一方、「NO」を選択した場合には、再び
ステップS303に戻り、画像入力モードの選択指示等
および画像選択指示を待つ状態となる。なお、ステップ
S305での画像格納を複数回繰り返す場合には、新し
い画像の格納は、前に格納された画像を壊さないように
RAM103上の空いた位置に対して行われる。また、
ステップS305での画像格納処理は、RAM103の
空き容量が十分でない時には上書きさせることが可能で
ある。上書きするか否かは、現在の空き容量に応じて動
的に行っても良いし(所定容量以上になったら、最初に
格納した画像から逐次上書きするようにしてもよい
し)、始めから行うようにしても良い。
【0025】図4は図2のステップS203に示した情
報入力処理の詳細を示すフローチャートである。
【0026】ステップS400で情報入力指示の有無を
確認し、情報入力指示があった場合、ステップS401
で情報入力方法の確認を行う。情報入力方法は、LCD
114に表示されたメニュー画面からキー操作により所
望のものを選択する。本実施形態では、メニュー画面に
「テンキー入力」と「マイク入力」の2種類が用意さ
れ、操作者が「テンキー入力」を選択した場合には、ス
テップS402に進み、LCD114に表示されたテン
キー入力領域にテンキー112により入力された文字の
文字コードの取得を開始する。かかる文字コードの取得
は操作者からの終了指示があるまで、テンキー入力領域
に操作者により入力されたすべての文字コードの取得を
継続し(ステップS403)、操作者からの終了指示が
あった場合には、ステップS404に進み、文字コード
の取得を終了し(ステップS404)、RAM103に
取得した文字コードを格納する(ステップS409)。
【0027】一方、操作者が「マイク入力」を選択した
場合には、ステップS405に進み、マイクから入力さ
れた音声の取得を開始する。操作者はLCD114に表
示された指示に従い、送話機のマイクロフォン119に
発声する。入力された音声信号は、サンプラー118で
逐次デジタル化され、時間軸方向にサンプリングされた
デジタル信号として音声文字化部116へ出力される。
ステップS406では、音声文字化部116の動作によ
って、入力されたデジタル信号が音声認識され、文字コ
ードに変換される。かかる処理は、操作者からの終了指
示があるまで、操作者によりマイクから入力されたすべ
ての音声の文字化を継続し(ステップS407)、操作
者からの終了指示があった場合には、ステップS408
に進み、音声の取得を終了し(ステップS408)、文
字コードに変換された音声をRAM103へ逐次格納し
ていく。
【0028】ステップS407の終了指示の有無の判断
は、例えばテンキーから終了する旨の信号が入力された
り、或いは一定時間以上、音声入力が途絶えた場合に真
となり、音声の取得を終了する。
【0029】ステップS409においてRAM103に
格納された文字コードは、図3のステップS305で格
納された画像と合成され、LCD114に表示される
(ステップS410)。ステップS410では、あらか
じめ用意されているテンプレートが複数存在する場合に
は、まず最初にどのテンプレートを用いるのかを選択す
る。テンプレート選択の方法としては、例えばあらかじ
めROM102に任意の画像例を格納しておき、それら
をLCD114へ表示する事によりユーザーに所望のレ
イアウトを選ばせるという方法を用いる。
【0030】テンプレートが確定したら、RAM103
に格納された画像と文字コードをテンプレートに指示さ
れたレイアウトに従い合成してLCD114に表示す
る。この合成処理は、画像合成部110において行わ
れ、その出力はCPUバスを介してI/F113に渡さ
れ、VRAM120に格納される。
【0031】画像合成部110における合成処理は、R
AM103に格納された画像データをラスタライズして
順次出力すると共に、文字コードを読み込みそれを展開
処理して所定の位置にラスタライズする。画像合成部1
10は、ハード的に構成されていても良いし、同等の処
理を行うソフトウエアで構成されていても良い。
【0032】画像と文字の合成処理が完了すると、S4
11で再入力指示の有無が確認される。これは、LCD
114に表示された出力に対して、操作者が再入力を指
示した場合にはステップS401に戻り、再度情報入力
処理が実施される(ここでは、無条件に情報入力方法の
確認から処理を続行する様になっているが、これは一例
である。例えば他の処理例として、文字入力からやり直
すのか、テンプレート選択からやり直すのかを、ユーザ
ーに問い合わせて決定してから、戻りの分岐先を変える
様なことも当然可能である)。
【0033】一方、再入力が指示されない場合には、S
412に進み印刷指示の有無が確認される。印刷指示が
ない場合には、ステップS411に戻り、操作者からの
「再入力」の指示か「印刷」の指示を待つ。
【0034】ステップS412で印刷指示が確認された
場合には、情報入力処理は終了する。
【0035】図5は図2のステップS204に示した合
成・印刷処理の詳細を示すフローチャートである。
【0036】ステップS501では、ステップS305
でRAM103に格納された画像データを読み込み、ス
テップS502では、ステップS409でRAM103
に格納された文字コードを読み込む。
【0037】次にステップS503では、ステップS5
01で読み込まれた画像データとステップS502で読
み込まれた文字コードをステップS410で選択された
テンプレートの指示に従って、展開処理される。ここで
行われる展開処理は、画像合成部110において行われ
るが、その処理過程はプリンタが必要とするデータの種
類に依存する為、S410で述べたものと同じである場
合もあるし、異なる場合もある。具体的には、プリンタ
がラスタライズされたデジタル信号系列をその入力信号
として用いる場合には、S410での処理と同等である
のに対し、プリンタが欲する入力が例えばPostSc
riptに代表される様なページ記述言語である場合に
は、ラスタライズする代わりに、所望のレイアウトに沿
ってスクリプトを生成する処理となる。なお、プリンタ
がラスタライズされたデジタル信号系列をその入力信号
として用いる場合であっても、ステップS410におい
てLCD114の小さい画面に出力する場合と、プリン
タに出力する場合とでは解像度が異なる。なお、これら
の処理は、接続されるプリンタに応じて動的に変更して
も良いし、固定的に構成しても良い。
【0038】画像合成部110で生成された展開データ
は、画像出力部107において更にプリンタ固有のデー
タへ変換される。この変換は例えばラスターデータ入力
タイプのプリンタであれば、輝度→濃度変換処理や、そ
れらを更にプリンタの内部コマンドへ置き換える作業が
含まれるであろうし、PDL対応のプリンタであれば、
新たな変換は何も必要ないかもしれない。いずれにせ
よ、画像出力部は必要な変換を行い、かつプリンタとI
/F108を介して通信し、同期を取りながら、データ
を出力する(ステップS504)。
【0039】読み込まれた画像が複数ある場合には、印
刷処理が終了するとステップS505において、続けて
印刷を行うか否かのメッセージが表示される。ここで操
作者が「YES」を入力すると、ステップS504に戻
り再び処理を継続する(或いは、印刷処理が始まった
後、印刷動作と並列にこれらの処理を行っても良い)。
ステップS506で「NO」が選択されると合成・印刷
処理が終了する。
【0040】なお、図2のステップS202において、
文字合成処理を行わない場合には、上述のステップS5
02の処理は省略され、ステップS501で読み込まれ
た画像がステップS503において展開処理され、ステ
ップS504でプリンタに送信される。
【0041】以上説明したように、本発明によれば、プ
リンタに接続可能な携帯電話において、画像入力部と、
音声文字化部とを装備し、更に画像入力部を用いて獲得
したあらゆる画像(インターネットからのダウンロード
の画像やデジタルカメラからの画像等)と、テンキーか
ら入力された文字を合成して出力する画像出力部を備え
る事により、特別な機構を必要とせず、携帯電話が通常
備えているリソースを用いて簡単に文字・画像合成印刷
が行えるので、低コストで付加価値の高い印刷物を得ら
れるという効果がある。以上で第1の実施形態の説明を
終わる。 (第2の実施形態)本発明の第2の実施形態について説
明する。図6及び図7は、それぞれ本実施形態の概略構
成、及び動作フローを表す図面である。両図面におい
て、第1の実施形態で説明した構成要素と同一の機能を
有するものには、図1及び図4に示した符号と同じ符号
を付してある。ここでは、同一要素に関する説明は省
き、本実施形態に特有の機能について詳しく説明する。
【0042】本実施形態と第1の実施形態との大きな違
いは、音声データの扱い方にある。第1の実施形態で
は、音声データを文字化して出力したのに対し、本実施
形態では音声データを記号的な画像に置き換えて出力す
る。出力された記号的画像は、後でスキャナーと再生ア
ルゴリズムによって構成される再生系を通すことで、音
声に変換されて出力可能である。
【0043】図6において、これらの処理を行う要素
は、音声符号化部601と、音声符号画像化部602で
ある。音声符号化部601は、サンプラー118に接続
されており、デジタル音声信号系列を受け取って符号化
する。符号化のアルゴリズムは一般的に用いられている
圧縮処理と、誤り訂正符号化によって実現される。圧縮
処理に可逆処理を用いるか或いは非可逆処理を用いるか
は、任意であり、要求される音声データの質、データ量
とのトレードオフで決定すれば良い。また、どの様な誤
り訂正符号を用いるか、想定される誤り率をどの程度見
積もるのかは、記録系―再生系を含めた伝送系のS/N
等を実験的に求めて決定すれば良い。
【0044】音声符号化部301で符号化された出力
は、I/F115を介してRAM103に逐次的に格納
されていく。一方、音声符号画像化部302はCPUバ
スに接続されており、画像を印刷する際にRAM103
に格納された音声符号を読み出しながら、定めれた画像
化アルゴリズムに従って画素毎のデータに変換してい
く。画像化アルゴリズムとしては、例えば符号を一次元
或いは二次元のバーコードに変換して、ビットマップ化
する方法や、或いは電子透かし技術として知られている
様に符号を空間的に拡散させて画素を変調し、不可視化
する部などを用いる事が可能である。前者の場合は、例
えば取り込んだ画像が印刷されている領域と重ならない
部分にバーコードが生成され、後者の場合は、画像が印
刷されている領域全体に渡って不可視化された符号が埋
め込まれる形式になる。何れの場合でも出力された印刷
物を適当な方法でスキャンし、解析する事によって音声
データを復元できることは勿論である。
【0045】次に実際の動作について、図7のフローチ
ャートを参照して詳細に説明する。ステップS401か
らステップS405までの処理は、第1実施形態と同じ
である。ステップS401でマイク入力を選択した場合
は、ステップS406を経てステップS405、ステッ
プS701、ステップS407、ステップ408で構成
される処理に制御が移る。ここではステップS405で
取得開始された音声が、S701の音声符号化処理によ
って符号化され、その結果がRAM103へ格納され
る。音声符号化処理は、前述した音声符号化部301が
動作する事によって行われる。S407における終了判
断は、音声として記録可能な容量を超えるか、またはテ
ンキーでユーザーが入力を終了したことを通知した時に
真となる。これ以降の処理は、第1実施形態と同じであ
るのでここでの説明は省略する。以上で、第2実施形態
の説明を終わる。
【0046】
【他の実施形態】なお、本発明は、複数の機器(例えば
ホストコンピュータ、インタフェイス機器、リーダ、プ
リンタなど)から構成されるシステムに適用しても、一
つの機器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ
装置など)に適用してもよい。
【0047】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体(または記録媒体)を、システムあるい
は装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュ
ータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納された
プログラムコードを読み出し実行することによっても、
達成されることは言うまでもない。この場合、記憶媒体
から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施
形態の機能を実現することになり、そのプログラムコー
ドを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実
行することにより、前述した実施形態の機能が実現され
るだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、
コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステ
ム(OS)などが実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。
【0048】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示
に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備
わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。
【0049】本発明を上記記憶媒体に適用する場合、そ
の記憶媒体には、先に説明したフローチャートに対応す
るプログラムコードが格納されることになる。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
インターネットを介して取得したコンテンツを印刷出力
することが可能で、取得された画像に対して既存のリソ
ースを用いて加工を施すことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態にかかる携帯電話のシ
ステム構成を示す図である。
【図2】本発明の第1の実施形態にかかる携帯電話の動
作を示すフローチャートである。
【図3】本発明の第1の実施形態にかかる携帯電話の動
作を示すフローチャートである。
【図4】本発明の第1の実施形態にかかる携帯電話の動
作を示すフローチャートである。
【図5】本発明の第1の実施形態にかかる携帯電話の動
作を示すフローチャートである。
【図6】本発明の第2の実施形態にかかる携帯電話のシ
ステム構成を示す図である。
【図7】本発明の第2の実施形態にかかる携帯電話の動
作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
101 CPU 102 ROM 103 RAM 104 画像入力部 107 画像出力部 110 画像合成部 112 テンキー 114 LCD 116 音声文字化部 118 サンプラー 119 マイクロフォン 120 VRAM

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷機と接続され、該印刷機への印刷出
    力が可能な携帯電話であって、 画像を入力する画像入力手段と、 前記画像入力手段により入力した画像に合成する情報を
    取得する情報取得手段と、 前記画像入力手段により入力された画像を前記情報取得
    手段により取得された情報に基づいて加工し、該加工さ
    れた画像を出力することを特徴とする携帯電話。
  2. 【請求項2】 前記情報取得手段により取得された情報
    は、テンキーから入力された文字情報であることを特徴
    とする請求項1に記載の携帯電話。
  3. 【請求項3】 前記情報取得手段により取得された情報
    は、音声入力された音声を音声認識することで、文字に
    変換された文字情報であることを特徴とする請求項1に
    記載の携帯電話。
  4. 【請求項4】 前記情報取得手段により取得された情報
    は、音声入力された音声を音声認識することで、音声符
    号へ変換された情報であることを特徴とする請求項1に
    記載の携帯電話。
  5. 【請求項5】 前記画像入力手段は、インターネットを
    介して所望の画像をダウンロードする手段をさらに備え
    ることを特徴とする請求項1に記載の携帯電話。
  6. 【請求項6】 前記画像入力手段は、デジタル画像入力
    機器と接続し、画像を伝送入力する手段を更に備えるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の携帯電話。
  7. 【請求項7】 前記音声符号をバーコード化して、前記
    画像入力手段により入力された画像のエリア外に合成す
    ることを特徴とする請求項4に記載の携帯電話。
  8. 【請求項8】 前記音声符号を空間的に変調して不可視
    化し、前記画像入力手段により入力された画像の領域内
    に合成することを特徴とする請求項4に記載の携帯電
    話。
  9. 【請求項9】 印刷機と接続され、該印刷機への印刷出
    力が可能な携帯電話における制御方法であって、 画像を入力する画像入力工程と、 前記画像入力工程により入力した画像に合成する情報を
    取得する情報取得工程と、 前記画像入力工程により入力された画像を前記情報取得
    工程により取得された情報に基づいて加工し、該加工さ
    れた画像を出力することを特徴とする携帯電話における
    制御方法。
  10. 【請求項10】 前記情報取得工程により取得された情
    報は、テンキーから入力された文字情報であることを特
    徴とする請求項9に記載の携帯電話における制御方法。
  11. 【請求項11】 前記情報取得工程により取得された情
    報は、音声入力された音声を音声認識することで、文字
    に変換された文字情報であることを特徴とする請求項9
    に記載の携帯電話における制御方法。
  12. 【請求項12】 前記情報取得工程により取得された情
    報は、音声入力された音声を音声認識することで、音声
    符号へ変換された情報であることを特徴とする請求項9
    に記載の携帯電話における制御方法。
  13. 【請求項13】 前記画像入力工程は、インターネット
    を介して所望の画像をダウンロードする工程をさらに備
    えることを特徴とする請求項9に記載の携帯電話におけ
    る制御方法。
  14. 【請求項14】 前記画像入力工程は、デジタル画像入
    力機器と接続し、画像を伝送入力する工程を更に備える
    ことを特徴とする請求項9に記載の携帯電話における制
    御方法。
  15. 【請求項15】 前記音声符号をバーコード化して、前
    記画像入力工程により入力された画像のエリア外に合成
    することを特徴とする請求項12に記載の携帯電話。
  16. 【請求項16】 前記音声符号を空間的に変調して不可
    視化し、前記画像入力工程により入力された画像の領域
    内に合成することを特徴とする請求項12に記載の携帯
    電話における制御方法。
  17. 【請求項17】 請求項9乃至16のいずれか1つに記
    載の制御方法を携帯電話によって実現させるための制御
    プログラムを格納した記憶媒体。
  18. 【請求項18】 請求項9乃至16のいずれか1つに記
    載の制御方法を携帯電話によって実現させるための制御
    プログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016184287A (ja) * 2015-03-26 2016-10-20 株式会社アイ・エム・エス 画像提供システムおよびこのシステムに使用する携帯端末用プログラム

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