JP2003023468A - ディジタル変調器 - Google Patents

ディジタル変調器

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JP2003023468A JP2001208861A JP2001208861A JP2003023468A JP 2003023468 A JP2003023468 A JP 2003023468A JP 2001208861 A JP2001208861 A JP 2001208861A JP 2001208861 A JP2001208861 A JP 2001208861A JP 2003023468 A JP2003023468 A JP 2003023468A
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Shohei Murakami
昌平 村上
Kazuyuki Hori
一行 堀
Toshiaki Kurokawa
敏晃 黒河
Masamitsu Nishikido
正光 錦戸
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Abstract

(57)【要約】 【課題】スペースダイアグラム上での信号軌跡が原点付
近を通過する変調の際、非線形増幅器への入力信号の包
絡線変動を小さくし、非線形増幅によるスペクトラムの
広がりを押さえる変調器を回路規模の増大を押さえて実
現する。 【解決手段】従来の変調器の信号点配置器1と直交変調
器4との間に、スペースダイアグラム上の信号軌跡が原
点付近を通過することに伴う搬送波の包絡線変動を押さ
えるために、スペースダイアグラム上での信号の位置情
報を検出する位置検出器2と位置検出器からの情報によ
り、スペースダイアグラム上での信号軌跡を変更する閾
値制限I,Q変換器3を備える。 【効果】位相遷移前の信号点の情報を確保する装置が不
用となり、回路規模の増大を押さえつつ、非線形増幅器
への入力信号の包絡線変動を小さくし、非線形増幅によ
るスペクトラムの広がりを押さえる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディジタル変調
器、更に詳しく言えば、優れた電力効率を持つC級増幅
器に代表される非線形増幅器を用いた移動体通信用等に
使用されるディジタル変調器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、移動体通信システムでの伝送効率
のよい変調方式として、QPSK変調方式が知られてい
る。このQPSK変調器の構成は、図2に示すように、
入力された直列信号をスペースダイアグラム上のI信
号、Q信号に配置して出力する信号点配置器21と、中
間周波数帯の互いに直交する搬送波でI信号、Q信号を
直交変調する直交変調器22で構成されている。
【0003】また、QPSK変調では、図3のスペース
ダイアグラムに示すように、遷移パターン31の際にス
ペースダイアグラム上の信号軌跡が原点を通過し、搬送
波の振幅が零まで落ち込むために、信号波形の包絡線の
変動が大きくなる。
【0004】一方、移動体通信システムにおいては端末
の小型化、長寿命化のために、送信用の増幅器は消費電
力が少なく、電力効率が優れているものが必要とされて
いる。電力効率が優れている増幅器としては、C級増幅
器がよく知られている。しかしながら、C級増幅器に代
表される非線形増幅器の振幅特性は、図4に示すように
入力レベルの高い領域で出力レベルが飽和する飽和領域
41を持つという特性に加え、入力レベルの低い領域に
おいても不感帯42により出力信号が歪むという特性を持
っている。
【0005】従って、図4に示す特性を持つ非線形増幅
器をQPSK変調された信号の増幅に用いた場合、搬送
波の包絡線変動が大きいために、送信信号は非線形増幅
器の不感帯、飽和領域の影響により大きく歪むことにな
り、スペクトラムが広がるという問題が起こる。
【0006】上記問題を解決する第1の従来技術とし
て、QPSK変調を改良した、π/4シフトQPSK変調
が知られている。上記π/4シフトQPSK変調は、図5
のスペースダイアグラムの点線で示すように、各シンボ
ル間の位相遷移を{+π/4、-π/4、+3π/4、-3π/4}と
することにより、スペースダイアグラム上での信号遷移
軌跡が原点を通過しないようにしており、変調信号を非
線形増幅器により増幅する際のスペクトラムの広がりは
QPSK変調に比べ小さくなる。
【0007】上記π/4シフトQPSK変調器の構成図
は図2のQPSK変調器と同一であるが、π/4シフトQ
PSK変調の場合、信号点配置器21が各シンボル間の
位相遷移が{+π/4、-π/4、+3π/4、-3π/4}とな
るようにスペースダイアグラム上のI信号、Q信号を配
置している。
【0008】しかし、図5の点線で示す遷移51のよう
に、π/4シフトQPSK変調においても±3π/4の位相
遷移の際には、スペースダイアグラム上での信号軌跡が
原点付近を通過するために、搬送波の包絡線に大きな変
動を与えることになり、非線形増幅を行った際には、ス
ペクトラムの広がりが発生してしまうという問題があ
る。
【0009】第2の従来技術として、π/4シフトQPS
K変調での±3π/4の位相遷移時に起こる搬送波の包
絡線変動を押さえ、かつ原点を通過する遷移パターンを
持つm相PSK変調においても、その遷移パターン時の搬送
波の包絡線変動を押さえることができる変調器が公開特
許公報特開平8−288970号に記載されている。
【0010】上記m相PSK変調を行う変調器の構成は、図
6に示すように、入力された直列信号を並列信号に変換
し、スペースダイアグラム上のI信号、Q信号に配置し
て出力するとともに位相遷移前の信号点の情報と位相遷
移後の信号点の情報より位相遷移に関する位相情報を検
出し、この位相遷移情報も出力する信号点配置器61
と、上記位相遷移情報によりI信号、Q信号に付加する
信号を発生する挿入信号発生器62と、中間周波数の搬
送波でI信号、Q信号を直交変調する直交変調器63で
構成されている。
【0011】上記m相PSK変調器では、信号点配置器61で
検出された位相遷移情報より、スペースダイアグラム上
での信号軌跡が原点付近を通過する位相遷移の際に、挿
入信号発生器62でスペースダイアグラム上の信号軌跡
が原点付近を回避するような信号を生成し、これをI信
号、Q信号に加えることにより、原点付近の回避を行っ
ている。
【0012】図6の変調器では、信号点配置器61で検
出された位相遷移情報をもとに、スペースダイアグラム
上での信号軌跡が原点付近を通過しないように処理を施
しているため、信号点配置器61内には、位相遷移後の
信号点の情報だけでなく、位相遷移前の信号点の情報も
確保しておく必要がある。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、QPS
K変調に代表されるスペースダイアグラム上での信号軌
跡が原点を通過するような遷移パターンを持つ変調方式
では、搬送波の振幅が零まで落ち込み、包絡線に大きな
変動を与えることになる。従って、その変調信号の増幅
に図4の振幅特性を持つ非線形増幅器を用いた場合、不
感帯、飽和領域の影響により送信信号に大きな歪みを与
え、スペクトルが広がるという問題が起こる。
【0014】また、上記問題を解決する第1の従来技術
であるπ/4シフトQPSKでも、±3π/4の位相遷移の
際に、スペースダイアグラム上での信号軌跡が原点付近
を通過するために、QPSK変調ほどではないが、搬送
波の包絡線に大きな変動を与えることになる。
【0015】一方、上記第2の従来技術であるm相PSK変
調器は、位相遷移情報をもとに、スペースダイアグラム
上での信号軌跡が原点付近を通過しないように処理を施
しているために、位相遷移情報によりスペースダイアグ
ラム上での信号軌跡の原点回避を行うには、位相遷移前
の信号点の情報を確保しておく手段が必要となり、回路
規模が大きくなるという問題がある。
【0016】本発明の主な目的は、スペースダイアグラ
ム上での信号軌跡が原点付近を通過する変調の際、非線
形増幅器への入力信号の包絡線変動を小さくし、非線形
増幅によるスペクトラムの広がりを押さえる変調器を回
路規模の増大を押さえて実現することである。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の変調器は、入力された直列信号をスペース
ダイアグラム上の同相成分と直交成分をあらわすI信
号、Q信号に配置して出力する信号点配置器と、中間周
波数帯の互いに直交する搬送波を用いて上記I信号、Q
信号を直交変調する直交変調器との間に、スペースダイ
アグラム上での信号の位置情報を検出する位置検出器と
位置検出器からの情報により、信号軌跡を変更する閾値
制限I、Q変換器を備える。
【0018】また、本発明の変調器の好ましい実施形態
では、上記閾値制限I,Q変換器は、スペースダイアグ
ラム上のI信号、Q信号の自乗和を計算してスペースダ
イアグラム上での信号の位置情報を得るように構成され
る。さらに、本発明の変調器の他の好ましい実施形態で
は、上記閾値制限I、Q変換器は、スペースダイアグラ
ム上での信号の位置情報をスペースダイアグラム上のI
信号、Q信号それぞれから得るように構成される。
【0019】
【発明の実施の形態】<実施例1>本発明による変調器
の第1の実施例を図1、図7、図8を用いて説明する。
【0020】図1は本発明によるディジタル変調器の第1
の実施例の構成を示すブロック図である。入力された直
列信号をスペースダイアグラム上の同相成分と直交成分
をあらわすI信号、Q信号に配置して出力する信号点配
置器1と、中間周波数帯の互いに直交する搬送波を用い
て上記I信号、Q信号を直交変調する直交変調器4と、
信号点配置器1と直交変調器4の間に、スペースダイア
グラム上での信号の位置情報を検出する位置検出器2と
位置検出器2からの情報により、信号軌跡を変更する閾
値制限I、Q変換部器3を備える。信号点配置器1及び
直交変調器4は、それぞれ図2の従来のQPSK変調器の
信号点配置器21及び直交変調器24と同様の構成、機
能をもつ。位置検出器2及び閾値制限I、Q変換器3の
構成、動作を以下に説明する。
【0021】図7は位置検出器2の構成を示すブロック
図である。位置検出器2では信号点配置器1からI信
号、Q信号を受け取り、受け取ったI信号、Q信号のシ
ンボル間のサンプルレートをオーバーサンプル部71に
より上げる。電力計算部72で送信信号の電力値Vを求
め、閾値発生部73により発生された閾値Vthとの比較
を行い、比較値を閾値制限I,Q変換器3へ出力する。こ
のとき送信電力値Vが閾値Vthに比べ小さい場合には正の
値が、逆に送信電力値Vが閾値Vthに比べ大きい場合には
負の値が出力される。
【0022】図8は閾値制限I,Q変換器3の構成を示す
ブロック図である。閾値制限I,Q変換器3では、比較値
検出部81で位置検出器2からの入力値が正の場合 (Vth
>V)にはその値をそのまま出力し、負の場合 (Vth≦V)
には零を出力する。角度検出部82では、信号点配置
器1からのI信号、Q信号より位置検出器2への入力信号
のスペースダイアグラム上での角度θを式(1)とI信
号、Q信号の値より求め、 θ=tan-1(I/Q) (1) 比較値検出部81からの入力信号に式(2−1)、(2−
2)に示すようにsinθ、cosθを掛けて出力する。
【0023】 I'=(Vth-V)・sinθ Q'=(Vth-V)・cosθ… (Vth>V) (2-1) I'=0・sinθ Q'=0・cosθ … (Vth≦V) (2-2) 角度検出部82からのI'信号及びQ'信号は、それぞれ
加算器84及び85で信号点配置器1からのI信号及び
Q信号に加えられ、波形整形フィルタ83に出力され
る。波形整形フィルタ83は、閾値制限I,Q変換によ
り発生した送信信号の歪みを押さえ、直交変調器4に送
信信号を出力する。
【0024】図9は、実施例1をQPSK変調に適用した
場合の閾値制限I,Q変換後のスペースダイアグラムを
示す。図9より、I信号、Q信号の自乗和が閾値の値に
なるように、スペースダイアグラム上の信号軌跡が変換
されていることがわかる。 <実施例2>本発明による変調器の第2の実施例を図1、
図10、図11を用いて説明する。第2の実施例の構成
は図1に示した第1の実施例と同様の構成であり、位置検
出器2及び閾値制限I,Q変換器3の構成が、第1の実施例
のものと異なる。図10は第2の実施例における位置検出
器2の構成を示すブロック図である。位置検出器2は、信
号点配置器1からのI信号、Q信号を受け取り、受け取
ったI信号、Q信号のシンボル間のサンプル数をオーバ
ーサンプル部101により上げる。I信号と閾値発生器
102により発生された閾値Vthとの比較、Q信号と閾
値発生部102により発生された閾値Vthとの比較を行
い、それぞれの比較値を閾値制限I,Q変換器3に出力す
る。このときI、Q信号値が閾値Vthに比べ小さい場合
には正の値が、逆にI,Q信号値が閾値に比べ大きい場
合には負の値が出力される。
【0025】図11は第2の実施例における閾値制限I,
Q変換器3の構成を示すブロック図である。閾値制限I,
Q変換器3は、比較値検出部111で、位置検出器2から
の入力の値がI,Q信号ともに正の場合にはその値をそ
のまま出力し、それ以外は零を出力する。次に、角度検
出部112では、信号点配置器1からのI及びQ信号よ
り位置検出器102への入力値のスペースダイアグラム
上での角度θを本発明の実施例1と同様にして求め、角
度が0≦θ≦π/4、7π/4<θ<2πの場合は、I信号に比
較値検出部111からの入力値を加え、π/4<θ<3π/4
の場合は、Q信号に比較値検出部111からの入力値を
加え、3π/4≦θ<5π/4の場合は、I信号から比較値検
出部111からの入力値を引き、5π/4≦θ≦7π/4の場
合は、Q信号から比較値検出部111からの入力値を引
き、波形整形フィルタ113に出力する。波形整形フィ
ルタ113は実施例1の波形整形フィルタ83と同一であ
る。
【0026】図12は、実施例2をQPSK変調に適用し
た場合の閾値制限I,Q変換後のスペースダイアグラム
を示す。点線は遷移を示す。図12より、I信号及びQ
信号それぞれの値が閾値の値になるように、スペースダ
イアグラム上の信号軌跡が変換されていることがわか
る。 <実施例3>本発明の第3の実施例を図13を用いて説
明する。図13は本発明による変調器と非線形増幅器と
から構成される送信機の構成を示す。変調器131は上
記第1ないし第3の実施例で説明したいずれの変調器で
もよい。非線形増幅器132は、変調器131の出力信
号電力増幅し、送信信号の帯域制限を行う送信フィルタ
133を介して無線信号として送信するためのアンテナ
134へ供給する。非線形増幅器132は図4に示した
ような不感帯と飽和領域を持つ従来知られていえる増幅
器が使用できる。 <実施例4>図14は本発明による基地局の無線回路部
の一実施例の構成を示す。本実施例は、基地局の送信部
に本発明のディジタル変調器を使用したもので、図にお
いて、変調器131、非線形増幅器132及び送信フィ
ルタ133の構成は図13に示したものと同様である。
更に基地局を構成するため、アンテナ134と送信フィ
ルタ13との間に送受分派着145が設けられ、アンテ
ナ134からの受信信号を処理する受信部が付加され
る。受信部は受信信号の帯域制限を行う受信フィルタ1
43、フィルタ143の出力信号を増幅する受信増幅器
142及び受信増幅器142の出力である受信信号を位
相検波して復調する復調器141とから構成される。
【0027】
【発明の効果】図15はQPSK変調信号の直交変調後の
波形(a)と本発明のディジタル変調器による閾値制限I,
Q変換を行った信号の直交変調後の波形(b)を計算機シ
ュミレーションによって求めたものを示す。図14より閾
値制限I,Q変換を行ったことにより、搬送波の包絡線
の変動が小さくなっていることがわかる。
【0028】図16は、QPSK変調信号を図4に示す飽
和特性を持つ非線形増幅器で増幅した波形のスペクトラ
ム(a)と、閾値制限I,Q変換を行った波形を図4に示す
飽和特性を持つ非線形増幅器で増幅した波形のスペクト
ラム(b)を示す。
【0029】上述のように、本発明の変調器では、スペ
ースダイアグラム上の信号軌跡が原点付近を通過する変
調方式において、スペースダイアグラム上での信号の位
置情報を検出して、スペースダイアグラム上の信号軌跡
が原点付近を通過しないように処理を施すことにより、
位相遷移前の信号点の情報を確保する装置が不用とな
り、回路規模の増大を押さえつつ、非線形増幅器への入
力信号の包絡線変動を小さくし、非線形増幅によるスペ
クトラムの広がりを押さえる効果が得られる。
【0030】また、図9に示すような閾値制限I、Q変
換を行うことにより、信号の位相に歪みが発生すること
になるが、図16より非線形増幅後のスペクトラムで
は、閾値制限I,Q変換を行い、スペースダイアグラム
上の信号軌跡が原点を通過することを避ける本方式の方
が、従来のスペースダイアグラム上の信号軌跡が原点付
近を通過する変調方式に比べて、優れていることがわか
る。よって、本発明では、非線形増幅器の非線形性が強
い場合には、位相歪みによる変調特性の劣化は起きる
が、それ以上にスペクトラムの広がりを押さえる効果が
得られる。実施例では、QPSKを例に説明したが、本
発明の変調器はQPSKだけでなく、スペースダイアグ
ラム上の信号軌跡が原点付近を通過する変調方式であれ
ば、効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による変調器の第1の実施例の構成図で
ある。
【図2】従来のQPSK変調器の構成図である。
【図3】図2のQPSK変調器におけるスペースダイア
グラムである。
【図4】非線形増幅器の振幅特性図である。
【図5】従来知られているπ/4 QPSK変調での位相
遷移図である。
【図6】従来知られている変調器の構成図である。
【図7】本発明の第1の実施例における位置検出器の構
成図である。
【図8】本発明の第1の実施例における閾値制限I,Q
変換器の構成図である。
【図9】本発明の第1の実施例をQPSKに適用した場
合の閾値制限I,Q変換後のスペースダイアグラムであ
る。
【図10】本発明の第2の実施例における位置検出器の
構成図である。
【図11】本発明の第2の実施例における閾値制限I,
Q変換器の構成図である。
【図12】本発明の第2の実施例をQPSK変調に適用
した場合の閾値制限I,Q変換後のスペースダイアグラ
ムである。
【図13】本発明の第3の実施例における送信機の構成
図である。
【図14】本発明の第4の実施例における基地局の構成
図である。
【図15】本発明による実施例の動作を示す時間波形図
である。
【図16】本発明での動作を示す非線形増幅後の波形の
スペクトル図である。
【符号の説明】
1:信号点配置器 2:位相検出器 3:変調器の閾値制限I,Q変換器 4:変調器の直交変調器 21:信号点配置器 22:直交変調器 31:位相遷移パターン 41:非線形増幅器の飽和領域 42:非線形増幅器の不感帯 51:π/4シフトQPSKでの原点付近を通過する位相遷
移パターン 61:信号点配置器 62:挿入信号発信器 63:直交変調器 71:オーバーサンプル部 72:電力計算部 73:閾値発生部 81:比較値検出部 82:角度検出部 83:波形整形フィルタ 101:オーバーサンプル部 102:閾値発生部 111:比較値検出部 112:角度検出部 113:波形整形フィルタ 131:変調器 132:非線形増幅器 133:送信フィルタ 134:アンテナ 141:復調器 142:受信増幅器 143:受信フィルタ 145:送受分波器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 黒河 敏晃 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町216番地 株 式会社日立製作所通信事業部内 (72)発明者 錦戸 正光 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町216番地 株 式会社日立製作所通信事業部内 Fターム(参考) 5K004 AA05 AA08 FE00 FF02 FF05 JE00 JF01 JF03 JF04

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力された直列信号をスペースダイアグラ
    ム上の同相成分と直交成分をあらわすI信号、Q信号に
    配置して出力する信号点配置器と、中間周波数帯の互い
    に直交する搬送波を用いて上記I信号、Q信号を直交変
    調する直交変調器との間に、スペースダイアグラム上で
    の信号の位置情報を検出する位置検出器と位置検出器か
    らの情報により信号軌跡を変更する閾値制限I,Q変換
    器を備えることを特徴とするディジタル変調器。
  2. 【請求項2】請求項1の変調器において、上記位置検出
    器が上記スペースダイアグラム上での信号の位置情報を
    I信号、Q信号の自乗和を計算して求める手段をもつこ
    とを特徴とするディジタル変調器。
  3. 【請求項3】請求項1の変調器において、上記位置検出
    器が上記スペースダイアグラム上での信号の位置情報を
    I信号、Q信号それぞれから求める手段をもつことを特
    徴とするディジタル変調器。
  4. 【請求項4】入力された直列信号をスペースダイアグラ
    ム上のI信号、Q信号に配置し、I信号、Q信号を直交
    変調する変調器と、不感帯と飽和領域を持つ非線形増幅
    器とから構成される送信機において、前記変調器が請求
    項1、2又は3に記載の変調器であることを特徴とする
    送信機。
  5. 【請求項5】請求項4記載の送信機を備えたことを特徴
    とする基地局。
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