JP2003023264A - 屋外盤 - Google Patents

屋外盤

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JP2003023264A
JP2003023264A JP2001205548A JP2001205548A JP2003023264A JP 2003023264 A JP2003023264 A JP 2003023264A JP 2001205548 A JP2001205548 A JP 2001205548A JP 2001205548 A JP2001205548 A JP 2001205548A JP 2003023264 A JP2003023264 A JP 2003023264A
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JP
Japan
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outdoor
opening
tubular portion
hood
housing
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001205548A
Other languages
English (en)
Inventor
Kunio Suzuki
国夫 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Meidensha Corp, Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd filed Critical Meidensha Corp
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Publication of JP2003023264A publication Critical patent/JP2003023264A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 筐体に形成した開口部の密閉性が阻害される
のを防止する。 【解決手段】 筐体1に開口部2を形成するために筐体
1を絞り加工して筒部6とフランジ部7とを筐体1と一
体に形成し、筒部6の上面は雨水が流れるようにθだけ
傾斜させ、扉3を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は屋外盤に関し、扉を
設けた開口部の密閉性が担保されるようにしたものであ
る。
【0002】
【従来の技術】機器の制御装置は、筐体の内部に収容し
て屋外盤として屋外に設置されることがある。屋外盤の
制御装置は定期的に保守・点検することが必要であり、
外部から制御装置を点検あるいは監視操作するために、
筐体に開口部が設けられる。
【0003】開口部は仕様上の保護構造としては防雨形
に相当するが、台風や集中豪雨等の非常事態のときには
一種の冠水状態になることから、開口部が浸水発生要因
となり易く、今後の厳しい環境を考慮した効果的な対策
が必要である。
【0004】開口部からほこりやガスや雨水等の有害物
が浸入しないように、屋外盤としては密閉構造の開口部
を有する以下のものが用いられている。図3において、
1は筐体、2は開口部、3は開口部2を塞ぐ扉、4は蝶
番、5はハンドルである。図4,図5に示すように開口
部2には短い筒部6とフランジ部7とが形成され、フラ
ンジ部7にはパッキン8が貼着されている。そして、扉
3は、雨水が開口部2から浸入しないように盆状に形成
されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、筒部6の形
状が四角形であって四隅の水密溶接がやりにくいだけで
なくクラックやピンホール等の溶接欠陥が見つけにく
く、しかも筒部6の上面は水平面であるために雨水が溜
まり易いことから溶接部分は錆を生じ易いということも
あって、開口部2の密閉性が阻害される。
【0006】そこで本発明は、斯かる課題を解決した屋
外盤を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】斯かる目的を達成するた
めの請求項1に係る屋外盤の構成は、筐体の開口部の外
側に四角形の筒部を介してフランジ部を形成し、当該フ
ランジ部の外側に扉を設けた屋外盤において、前記筒部
及び前記フランジ部を前記筐体と一体に形成するととも
に、前記筒部の上面を前記開口部の右又は左へ傾斜させ
たことを特徴とし、請求項2に係る屋外盤の構成は、筐
体の開口部の外側に四角形の筒部を介してフランジ部を
形成し、当該フランジ部の外側に扉を設けた屋外盤にお
いて、前記筒部および前記フランジ部および前記扉を囲
繞するフードを前記筐体に設けたことを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明による屋外盤の実施
の形態を説明する。なお、この実施の形態は従来の屋外
盤の一部を改良したものなので、従来と同一部分には同
一符号を付して説明を省略し、異なる部分のみを説明す
る。
【0009】(a)実施の形態1 屋外盤における開口部の近傍の構造を図1に示す。図の
ように、筒部6及びフランジ部7が筐体1と一体に形成
されている。つまり、筒部6等が溶接結合することな
く、筐体1の一部を絞り加工させることによって一体に
形成されている。絞り加工するため筒部6の断面形状は
従来のように直線状ではなく図1(a)のように半円状
に形成されている。そして、筒部6の上面に雨水が溜ま
ることなく流下するように、図1(b)に示すように筒
部6の上面が左から右へ向かって低くなっており、θ=
1〜2°だけ傾斜した状態に設定されている。
【0010】斯かる屋外盤では、筒部6及びフランジ部
7が筐体1の一部を絞り加工することによって筐体1と
一体に形成されているので、従来のように溶接部分が存
在せず、溶接欠陥による密閉性の阻害が発生しない。ま
た、筒部6の上面が傾斜しているので雨水は流れ落ち、
筒部6の上面に溜まることはない。
【0011】(b)実施の形態2 次に、実施の形態2を図2に基づいて説明する。この実
施の形態は、従来の屋外盤に対してフード9を追加した
ものである。
【0012】図のように、従来と同様にして筒部6,フ
ランジ部7,扉3が設けられている。そして、筐体1の
外側には、これらの筒部6,フランジ部7,扉3を囲繞
するフード9が筐体1に結合して設けられている。即
ち、フード9は正方形の筒形状であり、その一端が筐体
1に溶接等により固着されている。
【0013】フード9の上面及びフード9の内部に雨水
が溜まるのを防止するため、フード9の上部板9a及び
下部板9bは斜めに傾斜して左が高く右が低くなってい
る。傾斜角度は実施の形態1と同様にθ=1〜2°であ
る。下部板9b上の雨水を排出するため、右側板9cの
下部には水抜孔10が形成されている。
【0014】斯かる屋外盤では、雨が降ってもフード9
が存在するので、雨が筒部6の上面までかかることはな
く、フード9の内側へ雨が浸入することはほとんどな
い。そして、フード9の上部板9aに落下した雨水は、
上部板9aが傾斜しているためフード9に沿って流れ落
ちる。フード9の下部板9b上に落下した雨水は下部板
9bが傾斜しているためにフード9に沿って流下し、水
抜孔10から排出される。
【0015】その他の構成,作用は従来と同じなので、
説明を省略する。
【0016】
【発明の効果】以上の説明からわかるように、請求項1
に係る屋外盤によればフランジ部及び筒部を筐体1と一
体に形成したので、溶接によって別の部材を結合する従
来の構成のように溶接結合ゆえに生じる溶接欠陥の問題
が解消される。また、筒部を傾斜させたので筒部の上面
に雨水が溜まることなく水はけが良い。以上のことか
ら、密閉性の阻害が生じない。
【0017】請求項2,3に係る屋外盤によれば扉等を
囲繞するフードを設けたので、風雨の場合でも筒部への
雨水の浸入が抑制される。また、下部板を傾斜させて水
抜孔を形成したので、雨水がフードの内部に残留しな
い。従って、密閉性の阻害が生じない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による屋外盤の実施の形態1に係り、
(a)は要部断面図、(b)は(a)のB−B矢視図。
【図2】本発明による屋外盤の実施の形態2に係り、
(a)は要部の構成図、(b)は(a)のC−C矢視
図。
【図3】屋外盤の正面図。
【図4】図3のA−A矢視図。
【図5】従来の屋外盤において扉を外したときの要部の
斜視図。
【符号の説明】
1…筐体 2…開口部 3…扉 6…筒部 7…フランジ部 9…フード 9a…上部板 9b…下部板 10…水抜孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4E360 AB03 AB12 AB33 AB64 BA04 BA08 BB02 BC02 BC03 BD03 EA12 EA18 ED23 ED27 FA07 FA08 GA29 GB93 GB94 GC02 5G016 AA04 CC02 CG24 5G361 AA06 AB09 AC01 AC05 AE01

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筐体の開口部の外側に四角形の筒部を介
    してフランジ部を形成し、当該フランジ部の外側に扉を
    設けた屋外盤において、 前記筒部及び前記フランジ部を前記筐体と一体に形成す
    るとともに、前記筒部の上面を前記開口部の右又は左へ
    傾斜させたことを特徴とする屋外盤。
  2. 【請求項2】 筐体の開口部の外側に四角形の筒部を介
    してフランジ部を形成し、当該フランジ部の外側に扉を
    設けた屋外盤において、 前記筒部および前記フランジ部および前記扉を囲繞する
    フードを前記筐体に設けたことを特徴とする屋外盤。
  3. 【請求項3】 前記フードの下部板を傾斜させ、前記下
    部板の上に溜まった水を排出する水抜孔を形成したこと
    を特徴とする請求項2に記載の屋外盤。
JP2001205548A 2001-07-06 2001-07-06 屋外盤 Pending JP2003023264A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007046175A1 (ja) * 2005-10-20 2007-04-26 Nabtesco Corporation ケース、ケースの組立方法及び光ファイバ固定装置
JP2014216491A (ja) * 2013-04-25 2014-11-17 株式会社デンソー 防水筐体
JP2015082625A (ja) * 2013-10-24 2015-04-27 河村電器産業株式会社 扉の発錆防止構造を備えたキャビネット
JP2018009580A (ja) * 2017-09-19 2018-01-18 アテリエ ビスク ソシエテ アノニムAtelier Busch SA ロータリベーン式真空ポンプ

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