JP2003023061A - 貼合装置 - Google Patents

貼合装置

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JP2003023061A
JP2003023061A JP2001207813A JP2001207813A JP2003023061A JP 2003023061 A JP2003023061 A JP 2003023061A JP 2001207813 A JP2001207813 A JP 2001207813A JP 2001207813 A JP2001207813 A JP 2001207813A JP 2003023061 A JP2003023061 A JP 2003023061A
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pressing
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JP2001207813A
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Takuya Hayasaka
拓哉 早坂
Keiichiro Higuchi
計一郎 樋口
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Lintec Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 薄型電子部品等の第1の部材とシート材等の
第2の部材とを貼り合わせる際に、前記未貼合部分の表
面すなわち非貼合面と保持体との接触を回避し、前記非
貼合面に対する傷付きを防止する。 【解決手段】 被着体Eを保持するテーブル14と、こ
のテーブル14に相対移動可能に設けられるとともに、
シート材Sを保持するシート材保持手段15と、テーブ
ル14及びシート材保持手段15の相対移動によって被
着体E1に重ね合わされたシート材Sに所定の押圧力を
付与する押圧部材17とを備えて貼合装置10が構成さ
れている。前記シート材保持手段15は、シート材Sの
未貼合部分N1における表面S2側を非接触状態で保持
する保持体23を備えている。従って、シート材保持手
段15の移動に伴って、保持体23がシート材Sの表面
S2上を非接触状態でその面方向にシフト可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は貼合装置に係り、更
に詳しくは、所定の第1及び第2の部材を貼合する際
に、当該第2の部材への傷付きを防止することのできる
貼合装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、薄型半導体ウェハ及び記録基
板等の薄型電子部品に例示される被着体の貼合面に、裏
面側が粘着面となるフィルム等のシート材を貼り合わせ
る貼合装置が知られている。この貼合装置は、被着体を
保持するテーブルと、このテーブルに相対移動可能に設
けられるとともに、シート材の未貼合部分をその非貼合
面となる表面側から吸着保持する保持体と、これらテー
ブルと保持体の相対移動により被着体に重ね合わされた
シート材の表面側から所定の押圧力を付与するローラと
を備えて構成されている。このような貼合装置は、シー
ト材の貼合時に、前記保持体がシート材に対して徐々に
移動することにより、その未貼合部分が前記保持体の外
側に次第にはみ出し、当該はみ出し部分を前記ローラで
被着体側に押圧することで当該被着体にシート材を次第
に貼り合わせるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記貼
合装置にあっては、シート材の貼合時に、その未貼付部
分の表面と前記保持体とが面接触しながら相対移動する
ことになるため、保持体やシート材の材質によっては、
被着体に貼合されたシート材の表面に傷付き易くなると
いう不都合がある。
【0004】
【発明の目的】本発明は、このような不都合に着目して
案出されたものであり、その目的は、薄型電子部品等の
第1の部材とシート材等の第2の部材とを貼り合わせる
際に、前記未貼合部分の表面すなわち非貼合面と保持体
との接触を回避し、前記非貼合面に対する傷付きを防止
することができる貼合装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、所定の第1の部材を保持する第1保持手
段と、この第1保持手段に相対移動可能に設けられると
ともに、前記第1の部材に貼合される第2の部材の未貼
合部分をその非貼合面側から保持する保持体を含む第2
保持手段と、前記第1及び第2保持手段の相対移動によ
り前記第1の部材に重ね合わされた前記第2の部材に所
定の押圧力を付与する押圧部材とを備え、前記未貼合部
分を前記保持体に対して移動させながら当該保持体の外
側に位置する前記第2の部材のはみ出し部分を前記押圧
部材で前記第1の部材に押圧することにより、前記第1
及び第2の部材を次第に貼り合わせる貼合装置であっ
て、前記第2保持手段は、前記第1及び第2の部材の貼
合の際に、前記非貼合面が前記保持体に略非接触となる
状態で前記未貼合部分を保持可能に設けられる、という
構成を採っている。このような構成によれば、第1及び
第2の部材の貼合の際に、第2の部材の非貼合面が保持
体に非接触となる状態で、第2の部材の未貼合部分が保
持体に保持されるため、未貼合部分が保持体に相対移動
したときに、それらの接触を回避することができ、第2
の部材の非貼合面に傷付きを防止できる。
【0006】また、本発明は、所定の第1の部材を保持
する第1保持手段と、この第1保持手段に相対移動可能
に設けられるとともに、前記第1の部材に貼合される第
2の部材の未貼合部分を保持する第2保持手段と、前記
第1及び第2保持手段の相対移動により前記第1の部材
に重ね合わされた前記第2の部材に所定の押圧力を付与
する押圧部材とを備え、前記未貼合部分を前記第2保持
手段に対して移動させながら当該第2保持手段の外側に
位置する前記第2の部材のはみ出し部分を前記押圧部材
で前記第1の部材に押圧することにより、前記第1及び
第2の部材を次第に貼り合わせる貼合装置であって、前
記第2保持手段は、前記第1及び第2の部材の貼合時に
前記第2の部材をその貼合面側から支持するガイド部材
を備える、という構成を採ることもできる。このように
構成することで、第2の部材の非貼合面への傷の付着を
防止できる他、保持体と第2の部材の非貼合面との間に
十分広い隙間を確保することができ、当該非貼合面への
傷付きをより確実に防止することができる。
【0007】ここにおいて、前記第2保持手段は、前記
第1の部材に貼合される第2の部材の未貼合部分をその
非貼合面側から保持可能な保持体を含み、前記保持体及
びガイド部材は、前記第2の部材の未貼合部分に向かっ
てそれぞれ空気を吐出可能に設けられ、前記第1及び第
2の部材の貼合時には、前記未貼合部分が前記保持体及
びガイド部材に非接触となる状態で保持される、という
構成を併用することも可能である。これにより、第2の
部材の未貼合部分における貼合面及びガイド部材をも非
接触とした状態で、第2の保持手段で前記未貼合部分を
保持することができ、当該未貼合部分とガイド部材との
相対移動をよりスムースに行うことができる。
【0008】更に、前記ガイド部材は、その表面が剥離
処理される、という構成を採ることによって、粘着剤等
が塗布された第2の部材の貼合面がガイド部材の表面に
接触したときであっても、前記未貼合部分とガイド部材
との相対移動をスムースに行うことができる。
【0009】また、前記第1保持手段及び/又は第2保
持手段は、前記第1及び/又は第2の部材の位置決め手
段を更に備える、という構成を併用することもでき、こ
れによって、前記第1及び第2の部材の貼合をより正確
に行うことができる。
【0010】更に、前記第1の部材としては、厚みが4
0μm〜120μmとなる記録基板を適用することがで
きる。
【0011】
【発明の実施の形態】 以下、本発明の実施例について
図面を参照しながら説明する。
【0012】[第1実施例]図1には、第1実施例に係
る貼合装置10を概念的に表した要部断面図が示されて
いる。この図において、貼合装置10は、厚みが40μ
m〜100μm程度の極薄型半導体ウェハ及び薄型記録
基板等の薄型電子部品に例示される第1の部材としての
被着体Eの表面E1に、第2の部材としてのシート材S
を押圧しながら貼合する装置である。本実施例におい
て、被着体Eは、円盤状の薄型記録基板であり、また、
シート材Sは、前記被着体Eと略同一の平面形状を備え
るとともに、裏面側が粘着面S1となるフィルムであ
る。このため、粘着面S1の略全領域がシート材S側の
貼合面となり、シート材Sの表面S2が非貼合面すなわ
ち押圧面となる。
【0013】前記貼合装置10は、被着体Eを保持する
第1保持手段としてのテーブル14と、このテーブル1
4に相対移動可能に設けられるとともに、シート材Sを
保持する第2保持手段としてのシート材保持手段15
と、当該シート材保持手段15に一体的に設けられると
ともに、テーブル14及びシート材保持手段15の相対
移動によって被着体E1に重ね合わされたシート材Sに
所定の押圧力を付与する押圧部材17とを備えて構成さ
れている。
【0014】前記テーブル14は、その載置面19に被
着体Eの裏面E2を載せた状態で図示しない吸着孔によ
り吸引して吸着保持可能に設けられている。また、テー
ブル14の載置面19には、図示しない位置決め手段が
設けられており、被着体Eを略一定位置で位置決めでき
るようになっている。ここで、位置決め手段としては、
被着体Eを略一定位置で位置決めできる限りにおいて種
々の構造を採用することができる。本実施例では、例え
ば、前記被着体Eの外側を囲むように載置面19上の複
数箇所に突設された位置決め部材が、それぞれ径方向に
移動可能となる構成が採用されている。このような構成
にあっては、各位置決め部材の内側に被着体Eを挿入し
た状態で、各位置決め部材を内方に移動させて前記被着
体Eの外周部分に接触させることで、被着体Eが定位置
に位置決めされることとなる。
【0015】前記シート材保持手段15は、前記テーブ
ル14に対して図1中左右方向に水平移動可能に設けら
れるとともに、同図中右端側を支点として、同図中左端
側の押圧部材17を上下方向に回転変位可能に設けられ
ている。このシート材保持手段15は、シート材Sの未
貼合部分N1における表面S2側を非接触状態で保持す
る保持体23と、シート材Sが保持体23に保持されて
いるか否かを確認するためのセンサ26とを備えて構成
されている。
【0016】前記保持体23は、前記未貼合部分N1に
対向する保持面28と、この保持面28に複数設けられ
た排気穴29と、これら排気穴29に連なるとともに、
図示しないコンプレッサー等に繋がる配管31に接続さ
れる通気路32とを備えている。この保持体23は、図
2に示されるように、通気路32から皿型部材30に向
かって空気を吐出することにより、排気穴29からシー
ト材Sの未貼合部分N1と保持面28との間に向かって
空気が流れ、これによって、皿型部材30の凹部30A
に負圧が発生してシート材Sが前記保持面28に対して
非接触状態で保持されるようになっている。ここで、シ
ート材Sは、その図2中左端縁側が前記押圧部材17の
最下端側に相対するように、保持体23の左側にはみ出
した状態で保持体23に保持されるようになっている。
この際、シート材Sの位置決めは、ここでは図示省略し
ているが、テーブル14側の前記位置決め手段と実質的
に同一となる保持体23側の位置決め手段によって行わ
れる。
【0017】前記押圧部材17は、保持体23の図1中
左方で回転可能に支持されたローラ40によって構成さ
れており、前記シート材保持手段15と共に移動できる
ようになっている。ローラ40は、その軸線方向長さが
シート材Sの直径よりもやや長く設定されるとともに、
外周下端部分が保持体23の図1、2中左端側からはみ
出したシート材Sのはみ出し部分N2に接触可能となる
高さ位置に設定されている。なお、このローラ40の外
周面は、シート材Sの表面S2の傷付きを防止可能な弾
性材料や鏡面仕上げされた鋼材によって形成される。前
記ローラ40は、図3ないし図5に示されるように、シ
ート材保持手段15の移動によってテーブル14上の被
着体Eに重ね合わされたシート材S上を図4,5中左端
側から右端側に向かって転動することで、当該転動方向
に沿ってシート材Sに押圧力を付与するようになってい
る。このため、その押圧位置Pが、図4,5中左端側か
ら右端側に向かって次第に移動することとなる。
【0018】次に、前記貼合装置10によるシート材S
の貼り付け手順について図3〜図5を用いて説明する。
【0019】図3に示されるように、テーブル14に被
着体Eを保持させるともに、保持体23に粘着面S1を
下向きにしたシート材Sを保持させる。この状態から、
シート材保持手段15が押圧部材17と共に、テーブル
14の上方位置に向かって略水平方向に移動し、図3中
二点鎖線で示されるように、被着体Eの表面E1とシー
ト材Sの粘着面S1とが略対面する。そして、保持体2
3の同図中右側を支点として、保持体23の同図中左側
となる押圧部材17側を下方に傾け、図4に示されるよ
うに、当該押圧部材17の下方に位置するシート材Sの
はみ出し部分N2を被着体Eの左端側に接近させる。
【0020】そして、ローラ40の外周面下端部分がシ
ート材Sの図4中左端側に接触することにより、当該左
端側は、ローラ40によって押圧力が付与されて被着体
Eの左端側に貼合される。そして、図4に示される保持
体23の傾斜姿勢を維持したまま、シート材保持手段1
5が押圧部材17と共に図4中右方(矢印A方向)に移
動する。このとき、シート材Sは、保持体23の図4中
左方に位置するはみ出し部分N2が押圧部材17によっ
て被着体E側に押圧されているため、シート材保持手段
15の移動に伴って、保持体23がシート材Sの表面S
2上を非接触状態でその面方向にシフトする(図5)。
この結果、シート材保持手段15が移動すると、保持体
23によるシート材Sの保持領域が次第に減少しなが
ら、シート材Sの表面S2上に非接触状態で付与される
押圧力の押圧位置Pが図5中左端側から右端側に向かっ
て次第に移動し、シート材Sと被着体Eとの間の空気を
図5中右側に逃がしながら、略一定の押圧力で、これら
シート材S及び被着体Eが同図中右側に向かって徐々に
貼り合わされる。
【0021】シート材Sが被着体Eに貼り合わされた後
は、保持体23の傾斜姿勢が解除され、シート材保持手
段15及び押圧部材17が、テーブル14から右方に水
平移動して図3中実線で示される初期位置に戻るととも
に、シート材Sが貼り合わされた被着体Eがテーブル1
4から取り除かれ、次の被着体Eをテーブル14に保持
させる一方、シート材Sを保持体23に保持させ、前述
の動作が繰り返し行われる。
【0022】従って、このような第1実施例によれば、
シート材Sを被着体Eに貼合する際に、保持体23がシ
ート材Sの表面S2上を非接触状態でその面方向にシフ
トするようになっているため、被着体Eに貼合されたシ
ート材Sの表面S2に傷が付くことを防止できるという
効果を得る。
【0023】次に、本発明の第2実施例について説明す
る。なお、以下の説明において、前記第1実施例と同一
若しくは同等の構成部分については同一符号を用いるも
のとし、説明を省略若しくは簡略にする。
【0024】[第2実施例]この第2実施例は、前記シ
ート材保持手段15と構成の相違するシート材保持手段
47を採用したところに特徴を有する。すなわち、第2
実施例におけるシート材保持手段47は、図6に示され
るように、シート材Sの表面S2側を吸着可能に設けら
れた保持体49と、保持体49の吸着面51の下方に位
置するとともに、当該保持体49と一体的に設けられる
板状のガイド部材50とを備えて構成されており、その
他の構成は、第1実施例と実質的に同一となっている。
【0025】ガイド部材50は、吸着面51との間に隙
間を形成した状態でシート材Sを粘着面S1側から支持
可能に設けられており、前記第1実施例のように保持体
49がシート材Sに対して面方向にシフトしたときに、
シート材Sの未貼合部分N1における粘着面S1をガイ
ドしながら相対移動可能に設けられている。この相対移
動は、粘着面S1にガイド部材50が接触しながら行わ
れるが、ガイド部材50の上面側には、シート材Sをガ
イド部材50に対して滑り易くするための剥離処理すな
わち剥離コーティングが施されている。この剥離コーテ
ィングとしては、例えば、株式会社トシカ製のトシカル
S−UNA310CRが用いられる。
【0026】このように構成されたシート材保持手段4
7は、保持体49によりシート材Sを吸着保持した状態
でシート材Sの位置決めをし、当該シート材Sを被着体
Eに貼合する際には、図7に示されるように、保持体4
9によるシート材Sの吸着保持が解除され、その表面S
2と保持体49とを非接触状態にしてシート材Sがガイ
ド部材50の上面に載った状態となる。そして、第1実
施例と略同様の手順でシート材Sを被着体Eに貼り合わ
せる。この際、ローラ40の移動と共に保持体49及び
ガイド部材50が一体的に図7中右方に移動することに
なるが、このときには、シート材Sの表面S2が保持体
49に対して略非接触となる状態で、粘着面S1がガイ
ド部材50の上面を滑りながら相対移動する。
【0027】従って、このような第2実施例によって
も、シート材Sを被着体Eに貼り合わせる際における表
面S2の傷付きが防止される。
【0028】なお、前記第2実施例において、シート材
Sの貼合時に保持体49及びガイド部材50からそれら
の間に位置するシート材Sの未貼合部分N1に向かって
クリーンな空気を吐出可能な構成とし、保持体49及び
ガイド部材50の双方に非接触となる状態でシート材S
を保持することもできる。このようにすれば、シート材
S及び被着体Eの貼合時において、シート材保持手段4
7とシート材Sとの相対移動をよりスムースに行うこと
ができる。
【0029】また、前記第1及び第2実施例において
は、シート材S上を転動するローラ40を用いてシート
材Sを押圧したが、本発明はこれに限らず、シート材S
の表面S2に向かって圧縮空気を吐出可能となる構造の
部材を用い、当該部材をシート材Sの表面S2に接触さ
せないでシート材Sを押圧可能な構成にするとよい。こ
れによれば、シート材Sの表面S2への傷付きを一層防
止することができる。
【0030】更に、本発明における装置各部の構成は図
示構成例に限定されるものではなく、実質的に同様の作
用を奏する限りにおいて、種々の変更が可能である。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
前記第1及び第2の部材の貼合の際に、前記非貼合面が
前記保持体に略非接触状態で前記未貼合部分を保持可能
に前記第2保持手段を設けたから、未貼合部分が保持体
に相対移動したときに、それらの接触を回避することが
でき、第2の部材の非貼合面に傷が付くことを防止でき
る。
【0032】また、本発明において、前記第1及び第2
の部材の貼合時に前記第2の部材をその貼合面側から支
持するガイド部材が前記第2保持手段に設けられた構成
によれば、保持体と第2の部材の非貼合面との間に十分
広い隙間を確保することができ、当該非貼合面への傷付
きをより確実に防止することができる。
【0033】更に、前記保持体及びガイド部材を前記未
貼合部分に向かってそれぞれ空気を吐出可能とし、前記
第1及び第2の部材の貼合時に、前記未貼合部分が前記
保持体及びガイド部材に非接触となる状態で保持される
構成とすることにより、前記未貼合部分とガイド部材と
の相対移動をよりスムースに行うことができる。
【0034】また、前記ガイド部材の表面を剥離処理し
たから、粘着剤等が付着した第2の部材の貼合面がガイ
ド部材の表面に接触したときであっても、前記未貼合部
分とガイド部材との相対移動をスムースに行うことがで
きる。
【0035】更に、前記第1及び/又は第2の部材の位
置決め手段を更に備えたから、当該第1及び第2の部材
の貼合をより正確に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例に係る貼合装置を概念的に表した要
部断面図。
【図2】図1の部分拡大図。
【図3】貼合前の状態を示す図1と同様の断面図。
【図4】貼合開始時の状態を示す図1と同様の断面図。
【図5】貼合途中の状態を示す図1と同様の断面図。
【図6】第2実施例に係る貼合装置を概念的に表した要
部断面図。
【図7】貼合途中の状態を示す図6と同様の断面図。
【符号の説明】
10 貼合装置 14 テーブル(第1保持手段) 15 シート材保持手段(第2保持手段) 17 押圧部材 23 保持体 40 ローラ(押圧部材) 47 シート材保持手段 49 保持体 50 ガイド部材 E 被着体(第1の部材) N1 未貼合部分 N2 はみ出し部分 S シート材(第2の部材) S1 粘着面(貼合面) S2 表面(非貼合面)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の第1の部材を保持する第1保持手
    段と、この第1保持手段に相対移動可能に設けられると
    ともに、前記第1の部材に貼合される第2の部材の未貼
    合部分をその非貼合面側から保持する保持体を含む第2
    保持手段と、前記第1及び第2保持手段の相対移動によ
    り前記第1の部材に重ね合わされた前記第2の部材に所
    定の押圧力を付与する押圧部材とを備え、 前記未貼合部分を前記保持体に対して移動させながら当
    該保持体の外側に位置する前記第2の部材のはみ出し部
    分を前記押圧部材で前記第1の部材に押圧することによ
    り、前記第1及び第2の部材を次第に貼り合わせる貼合
    装置であって、 前記第2保持手段は、前記第1及び第2の部材の貼合の
    際に、前記非貼合面が前記保持体に略非接触となる状態
    で前記未貼合部分を保持可能に設けられていることを特
    徴とする貼合装置。
  2. 【請求項2】 所定の第1の部材を保持する第1保持手
    段と、この第1保持手段に相対移動可能に設けられると
    ともに、前記第1の部材に貼合される第2の部材の未貼
    合部分を保持する第2保持手段と、前記第1及び第2保
    持手段の相対移動により前記第1の部材に重ね合わされ
    た前記第2の部材に所定の押圧力を付与する押圧部材と
    を備え、 前記未貼合部分を前記第2保持手段に対して移動させな
    がら当該第2保持手段の外側に位置する前記第2の部材
    のはみ出し部分を前記押圧部材で前記第1の部材に押圧
    することにより、前記第1及び第2の部材を次第に貼り
    合わせる貼合装置であって、 前記第2保持手段は、前記第1及び第2の部材の貼合時
    に前記第2の部材をその貼合面側から支持するガイド部
    材を備えたことを特徴とする貼合装置。
  3. 【請求項3】 前記第2保持手段は、前記第1の部材に
    貼合される第2の部材の未貼合部分をその非貼合面側か
    ら保持可能な保持体を含み、 前記保持体及びガイド部材は、前記第2の部材の未貼合
    部分に向かってそれぞれ空気を吐出可能に設けられ、前
    記第1及び第2の部材の貼合時には、前記未貼合部分が
    前記保持体及びガイド部材に非接触となる状態で保持さ
    れることを特徴とする請求項2記載の貼合装置。
  4. 【請求項4】 前記ガイド部材は、その表面が剥離処理
    されていることを特徴とする請求項2又は3記載の貼合
    装置。
  5. 【請求項5】 前記第1保持手段及び/又は第2保持手
    段は、前記第1及び/又は第2の部材の位置決め手段を
    更に備えたことを特徴とする請求項1〜4の何れかに記
    載の貼合装置。
  6. 【請求項6】 前記第1の部材は、厚みが40μm〜1
    20μmとなる記録基板であることを特徴とする請求項
    1〜5の何れかに記載の貼合装置。
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