JP2003022522A - 情報記録媒体用基板の製造方法 - Google Patents
情報記録媒体用基板の製造方法Info
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Abstract
止することができる情報記録媒体用基板の製造方法を提
供する。 【解決手段】 端面の長さL1を有する情報記録媒体用
基板の端面を研磨する際に、隣り合う情報記録媒体用基
板の端面のコーナ部間の距離L2を(L2)/2(L
1)≦1.10とする。
Description
板の製造方法に関し、より詳しくはハードディスクドラ
イブ(以下、「HDD」という)に代表される情報記録
装置に使用される情報記録媒体用基板の製造方法に関す
る。
しては、アルミニウム基板が広く使用されてきたが、磁
気ディスクの小型・薄板化、及び高密度記録化に伴い、
アルミニウム基板に比べ、基板表面の平坦性及び基板強
度に優れたガラス基板に徐々に置き換わりつつある。こ
のガラス基板は、円盤加工工程→内外周端面面取り工程
→外周端面研磨工程→内周端面研磨工程→主表面粗研磨
工程→主表面第1精密研磨工程→主表面第2精密研磨工
程→化学強化工程を経て、図6に示すような形状に作製
される(特願2001−151397号の段落番号00
04〜0007)。
研磨工程では、図7に示すように、ガラス基板の外周端
面及び内周端面を研磨している。
ペーサ102は、交互に積層されている。スペーサ10
2はガラス基板101の記録面に傷がつかないようにす
るため及びガラス基板101が所定の反りを有するよう
にするために設けられている。ガラス基板101の外周
端面及び内周端面の研磨は、ガラス基板101とスペー
サ102に対して高速回転させたブラシ103,104
を押し当てて、この押し当てた部分に粒径1.2μmの
酸化セリウムの研磨液を供給しながら実行される。
周端面研磨工程及び内周端面研磨工程で使用されるスペ
ーサの厚みが厚いと、ブラシの毛先がガラス基板の記録
面を研磨するようになり、記録面の周辺部が中央部に比
べてだれてしまう、即ち、削られすぎてしまうというい
わゆるロールオフが生じる。図8は、ガラス基板の横断
面図であり、(A)は正常なガラス基板の断面を示し、
(B)はロールオフが生じたガラス基板の断面を示す。
浮上量がその記録面上の中央部と周辺部とで大きく異な
ってしまい、ヘッドの走行安定性や読み取り及び書き込
みの正確度が低下し、エラー発生が多くなるという問題
が生じる。
ものであって、記録面における顕著なロールオフの発生
を防止することができる情報記録媒体用基板の製造方法
を提供することを目的とする。
めに、請求項1の情報記録媒体用基板の製造方法は、端
部が長さL1を有する端面と前記端面のコーナ部で屈折
して続く面取面とで構成される情報記録媒体用基板をス
ペーサーを介在させて複数重ね合わせて、前記情報記録
媒体用基板の端面に回転するブラシを押しあてて研磨す
る情報記録媒体用基板の製造方法において、前記情報記
録媒体用基板の端面のコーナ部と、前記スペーサーを介
して隣り合う他の情報記録媒体用基板の端面のコーナ部
であって、前記情報記録媒体用基板の端面のコーナ部か
ら最も近いものとの間の距離L2を(L2)/2(L
1)≦1.10とすることを特徴とする。
によれば、端面の長さL1を有する情報記録媒体用基板
の端面を研磨する際に、隣り合う情報記録媒体用基板の
端面のコーナ部間の距離L2を(L2)/2(L1)≦
1.10とするので、記録面における顕著なロールオフ
の発生を防止することができる。
は、請求項1記載の情報記録媒体用基板の製造方法にお
いて、前記距離L2を(L2)/2(L1)≦0.71
とすることを特徴とする。
によれば、距離L2を(L2)/2(L1)≦0.71
とするので、ロールオフの値を小さくすることができ、
記録面における顕著なロールオフの発生をより防止する
ことができる。
は、請求項1又は2記載の情報記録媒体用基板の製造方
法において、前記距離L2を(L2)/2(L1)≧
0.39とすることを特徴とする。
によれば、距離L2を(L2)/2(L1)≧0.39
とするので、面取面の削り残しを防止することができ
る。
は、請求項1乃至3のいずれか1項記載の情報記録媒体
用基板の製造方法において、前記距離L2を0.71≧
(L2)/2(L1)≧0.57とすることを特徴とす
る。
によれば、距離L2を0.71≧(L2)/2(L1)
≧0.57とするので、短時間で端面研磨が実行され、
記録面における顕著なロールオフの発生を防止すること
ができると共に面取面の削り残しを防止することができ
る。
は、請求項1乃至4のいずれか1項記載の情報記録媒体
用基板の製造方法において、前記情報記録媒体用基板の
端面の研磨には、酸化セリウムを主成分とする研磨剤を
使用することを特徴とする。
は、請求項1乃至5のいずれか1項記載の情報記録媒体
用基板の製造方法において、前記ブラシは樹脂製の毛を
有することを特徴とする。
によれば、ブラシは樹脂製の毛を有するので、毛先が記
録面まで達することができ、面取面の削り残しを防止す
ることができる。
は、請求項6記載の情報記録媒体用基板の製造方法にお
いて、前記樹脂製の毛がナイロンであることを特徴とす
る。
ロンである。
によれば、樹脂製の毛がナイロンであるので、植毛に腰
があり耐水性があるという効果を奏する。
く鋭意検討を行った結果、端部が長さL1を有する端面
と該端面のコーナ部で屈折して続く面取面とで構成され
る情報記録媒体用基板をスペーサーを介在させて複数重
ね合わせて、これらの情報記録媒体用基板の端面に回転
するブラシを押しあてて研磨する際に、情報記録媒体用
基板の端面のコーナ部と、スペーサーを介して隣り合う
他の情報記録媒体用基板の端面のコーナ部であって、情
報記録媒体用基板の端面のコーナ部から最も近いものと
の間の距離L2を(L2)/2(L1)≦1.10とし
たとき、記録面における顕著なロールオフの発生を防止
することができることを見出した。
れたものである。
媒体用基板の製造方法を図面を参照しながら説明する。
録媒体用基板の製造手順を示す工程図であり、本情報記
録媒体用基板は、円盤加工工程P1→内外周端面面取り
工程P2→外周端面研磨工程P3→内周端面研磨工程P
4→主表面粗研磨工程P5→主表面第1精密研磨工程P
6→主表面第2精密研磨工程P7→化学強化工程P8を
経て作製される。
トガラスを母材とするガラス素板をガラスカッター又は
コアドリルで、所定の大きさのディスク状に切り出し
て、比較的粗いダイヤモンド砥石で研削加工することに
より、ディスク状のガラス基板を作成する(円盤加工工
程P1)。
作成されたガラス基板の外周端面及び内周端面に所定の
面取り加工を行い(内外周端面面取り工程P2)、平均
粒径3μmの遊離酸化セリウム砥粒を主成分とする研磨
剤を用いて内外周端面の表面粗さをRaで約0.1μ
m、Rmaxで約1.1μmとなるようにブラシ研磨を
行う(外周端面研磨工程P3及び内周端面研磨工程P
4)。
厚み揃えや平坦度及びうねりの改善のために、粒度#1
000(平均粒径9〜10μm)のアルミナ砥粒研磨剤
を用いてガラス基板の主表面両面の粗研磨を行い(主表
面粗研磨工程P5)、この工程P5で残留した傷や歪み
を除去するためにガラス基板の主表面を平均粒径1.2
μmの酸化セリウム研磨剤を用いてポリシャ(硬質布)
により研磨する(主表面第1精密研磨工程P6)。
程P6で研磨されたガラス基板の主表面を、更に、平均
粒径0.8μmの酸化セリウム研磨剤を用いてポリシャ
(軟質布)により研磨し(主表面第2精密研磨工程P
7)、この工程P7で研磨されたガラス基板を硝酸カリ
ウム60質量%及び硝酸ナトリウム40質量%からなる
溶融塩中に480度で2時間漬け、ガラス基板中にカリ
ウムイオン及びナトリウムイオンを含有させてガラス基
板を強化して(化学強化工程P8)、ガラス基板の製造
を終了する。
端面研磨工程P4について詳細に説明する。
す模式図である。
1.15mmのガラス基板を300枚重ねたガラスワー
クであり、符号3及び符号4は、ガラスワーク1,2の
外周端面を研磨するブラシであり、樹脂製の毛が植毛さ
れている。ガラスワーク1,2は、ガラス基板とスペー
サとが交互に積層されてできたものであり、スペーサは
各ガラス基板の記録面に傷がつかないようにするため及
びガラス基板を所定の反りにするために設けられてい
る。ブラシ3,4は、毛の長さが5〜16mmであり、
毛径φが0.1〜0.3mmであり、その材質は6−6
ナイロンである。
端面を研磨するときには、ブラシ3,4をガラスワーク
1,2の外周端面に密着させて、この密着部分に粒径
1.2μmの酸化セリウムの研磨剤を供給しながら、ブ
ラシ3,4を垂直上下方向に20〜30mm揺動させる
と共に400〜700rpmで反時計回転させ、同時に
ガラスワーク1,2も40〜60rpmで反時計回転さ
せて、研磨を実行している。
す模式図である。
周端面研磨工程P3で外周端面が研磨されたものであ
り、符号5はガラスワーク1の内周端面を研磨するブラ
シであり、樹脂製の毛を有している。ブラシ5は、毛の
長さが5〜7mmであり、毛径φが0.1〜0.3mm
であり、その材質は6−6ナイロンである。
磨するときには、ブラシ5をガラスワーク1の内周端面
に密着させて、この密着部分に粒径1.2μmの酸化セ
リウムの研磨剤を供給しながら、ブラシ5を垂直上下方
向に10〜15mm揺動させる共に4000〜5000
rpmで反時計回転させ、同時にガラスワーク1,2も
40〜60rpmで反時計回転させて、研磨を実行して
いる。
うな実験を行った。
磨工程P4において、表1に示すガラス基板の重ね合わ
せ条件を満たすように、(1)0.3mm、(2)0.
15mm、(3)0.1mmの3種類の毛径φのブラシ
を用いて、それぞれ積層されたガラス基板の端面研磨を
実行した。
ータを図4に示す。
10,12の厚みを示し、パラメータdはスペーサ11
の厚みを示し、パラメータL1はガラス基板の端面の長
さを示し、パラメータL2はガラス基板10の接点aか
らガラス基板12の接点bまでの距離を示し、パラメー
タL3はガラス基板10,12の面取幅を示す。
パラメータL1,L2,L3の具体的な数値を以下の表
1のように定める。ここで、L2/2L1のパラメータ
は、表1のパラメータL1,L2から算出される。ま
た、表1のガラスの重ね合わせ条件は、以下の表2〜表
4に記載されたガラスの重ね合わせ条件に対応するもの
である。
を用いて、端面研磨を実行したときのガラス基板の加工
時間、ロールオフの値、面取角度、記録面のダメージの
歩留、及び面取面の削り残しの位置を表2に示す。
は、図4で示すように、ガラス基板の形状によって一義
的に定まる端面の長さL1と、ガラス基板の形状によっ
て一義的に定まる面取幅L3及び隣り合うガラス基板に
介在するように設けられたスペーサの厚みdによって定
まる距離L2との二者で定められる。従って、このパラ
メータは単にスペーサの厚みdによって定まるものでは
ない。
をアルミナ固定砥粒325番と500番を用いて研磨し
たときに、該ガラス基板の端面及び面取面を50倍の顕
微鏡で観察して、滑面を呈するに至るまでに要する時間
である。
板の記録面の外周又は内周近傍におけるダレの大きさで
ある。
記録面におけるキズの有無を検査して求めた値である。
この検査は約20μmの異物及びキズを検出するもので
あり、1枚のガラス基板の1個でも異物及びキズがある
ものを不合格として、100枚のサンプルを測定した。
い部分にできる削り残しの位置を示し、具体的には、図
4の接点cから接点a方向に測定された距離を示す。
においても同様である。
ータの値が0.57より小さいときには(比較例A1〜
A3)、毛径φに対して面取幅L3やスペーサの厚みd
の値が小さく、ブラシの毛先が面取面に十分に当たらな
いため、面取面の削り残しが生じる。
の付着を生じさせ、また、その部分が磁気記録媒体製造
の種々の工程でガラス基板を収納する樹脂製カセットの
表面を削り、微小かつ微量ではあるが発塵の問題を引き
起こす。
0.57より小さいときには(比較例A1〜A3)、端
部形状において40nmを超えるロールオフが生じるこ
とはない。尚、40nmを超えるロールオフが生じる
と、ヘッドの走行安定性や読み取り及び書き込みの正確
度が低下し、エラー発生が多くなるという問題が生じ
る。
0.57以上、1.10以下のときには(実施例A1〜
A5)、面取面の削り残しが生じることはなく、端部形
状において40nmを超えるロールオフが生じることも
ない。
1.10より大きいときには(比較例A4〜A7)、毛
径φに対して面取幅L3やスペーサの厚みdの値が大き
いため、面取面の削り残しが生じることはないが、端部
形状において40nmを超えるロールオフが生じる。
シを用いて、端面研磨を実行したときのガラス基板の加
工時間、ロールオフの値、面取角度、記録面のダメージ
の歩留、及び面取面の削り残しの位置を表3に示す。
ータの値が0.44より小さいときには(比較例B1〜
B2)、毛径φに対して面取幅L3やスペーサの厚みd
の値が小さく、ブラシの毛先が面取面に十分に当たらな
いため、面取面の削り残しが生じるが、端部形状におい
て40nmを超えるロールオフが生じることはない。
0.44以上、1.10以下のときには(実施例B1〜
B6)、面取面の削り残しが生じることはなく、端部形
状において40nmを超えるロールオフが生じることも
ない。
1.10より大きいときには(比較例B3〜B6)、毛
径φに対して面取幅L3やスペーサの厚みdの値が大き
いため、面取面の削り残しが生じることはないが、端部
形状において40nmを超えるロールオフが生じる。
シを用いて、端面研磨を実行したときのガラス基板の加
工時間、ロールオフの値、面取角度、記録面のダメージ
の歩留、及び面取面の削り残しの位置を表4に示す。
ータの値が0.39より小さいときには(比較例C
1)、毛径φに対して面取幅L3やスペーサの厚みdの
値が小さく、ブラシの毛先が面取面に十分に当たらない
ため、面取面の削り残しが生じるが、端部形状において
40nmを超えるロールオフが生じることはない。
0.39以上、1.00以下のときには(実施例C1〜
C6)、面取面の削り残しが生じることはなく、端部形
状において40nmを超えるロールオフが生じることも
ない。
1.00より大きいときには(実施例C2〜C6)、毛
径φに対して面取幅L3やスペーサの厚みdの値が大き
いため、面取面の削り残しが生じることはないが、端部
形状において40nmを超えるロールオフが生じる。
きいブラシほど、加工時間が短いことがわかる。
0nm及び40nm以下の範囲と、面取面の削り残しの
生じない範囲とをまとめたものを図5に示す。
いても、L2/2L1のパラメータの値を1.00以下
に設定すれば、ロールオフの値を40nm以下にするこ
とができ、L2/2L1のパラメータの値を0.64以
下に設定すれば、ロールオフの値を10nm以下にする
ことができる。また、いずれの毛径のブラシを用いて
も、L2/2L1のパラメータの値を0.57以上に設
定すれば、面取面の削り残しを生じないようにすること
ができる。
0.3mm及び0.15mmの毛径φのブラシを使用し
て、ガラス基板の端面研磨をしたときに、L2/2L1
のパラメータの値を1.10以下にすると、端部形状に
おいて40nmを超えるロールオフが生じることがない
ので、記録面における顕著なロールオフの発生を防止す
ることができる。
以下にすると、端部形状において10nmを超えるロー
ルオフが生じることはないので、さらに記録面における
顕著なロールオフの発生を防止することができる。
て、ガラス基板の端面研磨をしたときに、L2/2L1
のパラメータの値を0.39以上とすると、面取面の削
り残しを防止することができる。
ガラス基板の端面研磨をしたときに、L2/2L1のパ
ラメータの値を0.57以上、0.71以下とすると、
短時間で端面研磨が実行され、記録面における顕著なロ
ールオフの発生を防止することができると共に面取面の
削り残しを防止することができる。
情報記録媒体用基板の製造方法によれば、端面の長さL
1を有する情報記録媒体用基板の端面を研磨する際に、
隣り合う情報記録媒体用基板の端面のコーナ部間の距離
L2を(L2)/2(L1)≦1.10とするので、記
録面における顕著なロールオフの発生を防止することが
できる。
によれば、距離L2を(L2)/2(L1)≦0.71
とするので、ロールオフの値を小さくすることができ、
記録面における顕著なロールオフの発生をより防止する
ことができる。
によれば、距離L2を(L2)/2(L1)≧0.39
とするので、面取面の削り残しを防止することができ
る。
によれば、距離L2を0.71≧(L2)/2(L1)
≧0.57とするので、短時間で端面研磨が実行され、
記録面における顕著なロールオフの発生を防止すること
ができると共に面取面の削り残しを防止することができ
る。
によれば、ブラシは樹脂製の毛を有するので、毛先が記
録面まで達することができ、面取面の削り残しを防止す
ることができる。
によれば、樹脂製の毛がナイロンであるので、植毛に腰
があり耐水性があるという効果を奏する。
の製造手順を示す工程図である。
る。
る。
を説明する図である。
けるロールオフが10nm及び40nm以下の範囲と、
面取面の削り残しが生じない範囲とを示す図であり、
(A)はブラシの毛径が0.3mmの場合であり、
(B)はブラシの毛径が0.15mmの場合であり、
(C)はブラシの毛径が0.1mmの場合である。
る。
模式図である。
ガラス基板の断面を示し、(B)はロールオフが生じた
ガラス基板の断面を示す。
Claims (7)
- 【請求項1】 端部が長さL1を有する端面と前記端面
のコーナ部で屈折して続く面取面とで構成される情報記
録媒体用基板をスペーサーを介在させて複数重ね合わせ
て、前記情報記録媒体用基板の端面に回転するブラシを
押しあてて研磨する情報記録媒体用基板の製造方法にお
いて、 前記情報記録媒体用基板の端面のコーナ部と、前記スペ
ーサーを介して隣り合う他の情報記録媒体用基板の端面
のコーナ部であって、前記情報記録媒体用基板の端面の
コーナ部から最も近いものとの間の距離L2を(L2)
/2(L1)≦1.10とすることを特徴とする情報記
録媒体用基板の製造方法。 - 【請求項2】 前記距離L2を(L2)/2(L1)≦
0.71とすることを特徴とする請求項1記載の情報記
録媒体用基板の製造方法。 - 【請求項3】 前記距離L2を(L2)/2(L1)≧
0.39とすることを特徴とする請求項1又は2記載の
情報記録媒体用基板の製造方法。 - 【請求項4】 前記距離L2を0.71≧(L2)/2
(L1)≧0.57とすることを特徴とする請求項1乃
至3のいずれか1項記載の情報記録媒体用基板の製造方
法。 - 【請求項5】 前記情報記録媒体用基板の端面の研磨に
は、酸化セリウムを主成分とする研磨剤を使用すること
を特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項記載の情報
記録媒体用基板の製造方法。 - 【請求項6】 前記ブラシは樹脂製の毛を有することを
特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項記載の情報記
録媒体用基板の製造方法。 - 【請求項7】 前記樹脂製の毛がナイロンであることを
特徴とする請求項6記載の情報記録媒体用基板の製造方
法。
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