JP2003022420A - 非接触型icカード用リーダライタ - Google Patents

非接触型icカード用リーダライタ

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JP2003022420A
JP2003022420A JP2001207002A JP2001207002A JP2003022420A JP 2003022420 A JP2003022420 A JP 2003022420A JP 2001207002 A JP2001207002 A JP 2001207002A JP 2001207002 A JP2001207002 A JP 2001207002A JP 2003022420 A JP2003022420 A JP 2003022420A
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card
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writer
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Koichi Matsukawa
公一 松川
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Nippon Signal Co Ltd
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Nippon Signal Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 変復調方式が異なるICカードを、同じリー
ダライタに通しても、その変復調方式を判別し、それに
合致した読み書きが可能で、S/Nを改善したリーダラ
イタを提供すること。 【解決手段】 外部のコンピュータ50とのデータの通
信プロトコルを司る送受信装置1と、リーダライタ10
0全体の動作を制御する制御装置2と、制御装置2を動
作させる手順を記録したファームウェアと複数の複変調
方式を格納するメモリ装置3と、制御装置2からのデー
タを搬送波に乗せて変調する変調器4と、操作コマンド
を入力する入力装置5と、制御装置2からの情報を表示
する表示装置6と、制御装置2からの交流信号である電
力供給用信号と変調器4からの書き込みコマンドを電力
増幅する電力増幅器7と、ループアンテナ9から受信し
た搬送波から2値化データに変換する検波復調器8と、
図示しないICカードとの電力用搬送波とデータの授受
をするループアンテナ9と、全周波数帯域フィルタ10
から構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、非接触型ICカー
ド用リーダライタに関し、さらに詳しくは、1種類のリ
ーダライタで、変復調方式の異なるICカードを読み書
きするリーダライタの受信回路部に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ICカードと呼ばれる新しい情報
記録媒体が、市場に広く出回っている。ICカードは、
クレジットカード、銀行カード、ポイントカード等のカ
ード状あるいはシート状の形状を備え、カード内にIC
(Integrated Circuit)が組み込まれているものを総称
した名称である。ICカードは大きく分けて接触型、非
接触型の2種類に分けられる。接触型とは、カード表面
に端子が設けられており、その端子とリーダライタ側の
端子とを接触させつつ、該端子を通じて信号のやり取り
を行うものである。現在、使い捨てタイプのICカード
はヨーロッパ等の国々ではテレホンカードとして広く流
通している。また、情報の書き換え可能なタイプを、マ
ネーカードとして使用する実験が各国で行われており、
金融関係で使用されるカードとして注目されている。ま
た、非接触型ICカードは、鉄道の乗降時に使用される
定期券として、現在の磁気カード方式に代わり採用する
ことが検討されている。さらに、官公庁では、省資源な
らびに環境問題に鑑み、ペーパーレス化を推進する意味
と、省力化を実現する一環として、IT(Information T
echnology)化が強力に推し進められており、特に、福祉
や公共施設の利用、各種証明書交付など、国、地方自治
体の幅広い行政サービスに効率的に使えるカードとし
て、ICカード化の動きが出てきている。特に、前記し
た非接触ICカードは、データのやり取りを電波で行う
ため、改札口通過の際に、一々定期券を取り出す必要が
なく、定期入れや鞄等の中からでも情報交換できるた
め、利便性が大きく向上するものと期待され、従来の記
録媒体に代わるものとして注目されている。また、特に
荷物、部品を移動しながら非接触で管理できるので、物
流方面や交通課金システムへの応用も期待されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、非接
触ICカードは、データのやり取りを電波で行うため、
利便性が高い反面、その信頼性も高く要求される。つま
り、外来ノイズによるデータの誤認識や、異なるタイプ
のICカードによる操作性の悪化を極力抑えなければな
らない。また、ICカードそのものの開発と相まって、
非接触ICカードに情報を記録したり、情報の読み取り
を行うリーダライタの開発が一体で進められなければな
らない。その一つの方向として、ISOによる国際的な
規格化が進められている。現在、リーダライタとICカ
ードとのインタフェースおよび制御は、ISO7816
の規格に基づいて行われており、また、非接触ICカー
ドで使用される電波の周波数と変復調方式は、ISO1
4443により規定されている。しかしながら、民間、
特に交通系で使用されようとしている非接触ICカード
の規格は、ISO14443タイプCであり、官公庁で
使用される規格は、ISO14443タイプBが予定さ
れ、その変復調方式が異なるものである。そのため、シ
ステムを利用する使用者は、自己が有する特定種類のI
Cカードに合致した専用のリーダライタ以外を利用する
ことが出来ず、利便性に欠けるといった問題が発生す
る。本発明は、かかる課題に鑑み、変復調方式が異なる
ICカードを、同じリーダライタに通しても、その変復
調方式を判別し、それに合致した読み書きが可能なリー
ダライタを提供することを目的とする。また、他の目的
は、受信回路のS/Nを改善して、エラーレイトの少な
いリーダライタを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明はかかる課題を解
決するために、請求項1の発明は、ICカードのループ
アンテナを介して、所定の変復調方式に基づく搬送電力
の送信とデータの授受を非接触にて行う非接触型ICカ
ード用リーダライタにおいて、複数のコマンド信号を交
互に送信するポーリング送信手段と、該ポーリング送信
手段により送信されたコマンドに対する応答信号を検出
する応答信号検出手段と、を備え、前記ポーリング送信
手段は、複数の異なる変復調方式のコマンドを順次送信
し、前記応答信号検出手段は、前記複数の異なる変復調
方式により発生する側帯波周波数帯域の全てを通過可能
とする第1のフィルタを備え、特定のコマンドに対応す
る応答信号を受信した場合、該特定のコマンドに対応す
る変復調方式に基づき、前記非接触型ICカードとのデ
ータの授受を行うことを特徴とする。非接触型ICカー
ドの無電池型は、リーダライタにこのカードを近接させ
たときに非接触状態でリーダライタからの搬送波を内部
のループアンテナで受信し、それを整流して自らの電力
として駆動するタイプである。従って、あくまでも最初
のアクセスは、リーダライタ側であり(これをリーダラ
イタtalk first/カードlistenと呼ぶ)、その後、リー
ダライタからの固有の呼び出しコードを認識して初めて
返信するものである。ここで、1種類の変復調方式であ
れば、決められた変復調方式でポーリング送信を行えば
よいが、複数の異なる変復調方式を持った非接触型IC
カードが存在する場合は、その種類に対応した変復調方
式を用意する必要がある。また、アンテナから入力され
る信号には、周波数スペクトラムとして側帯波による周
波数成分も含まれる。そのため、その周波数帯域のみを
通過させるフィルタを備えておくのが好ましい。そし
て、順次ポーリング信号送信時に送信して、前記フィル
タを通過したレスポンスの有無により変復調方式を認識
する方法が考えられる。かかる発明によれば、リーダラ
イタ側に複数の変復調方式を用意して、それを順次ポー
リング送信するため、必ず所望の複数の変復調方式がみ
つかり、しかも、フィルタにより帯域制限して信号のS
/Nを改善し、確実にICカードとの通信を成立させる
ことができる。
【0005】また、請求項2の発明は、ICカードのル
ープアンテナを介して、所定の変復調方式に基づく搬送
電力の送信とデータの授受を非接触にて行う非接触型I
Cカード用リーダライタにおいて、複数のコマンド信号
を交互に送信するポーリング送信手段と、該ポーリング
送信手段により送信されたコマンドに対する応答信号を
検出する応答信号検出手段と、を備え、前記ポーリング
送信手段は、複数の異なる変復調方式のコマンドを順次
送信し、前記応答信号検出手段は、前記複数の異なる変
復調方式により発生する側帯波周波数帯域の全てを通過
可能とする第2のフィルタと、前記複数の異なる変復調
方式のそれぞれに対応する側帯波周波数帯域を通過可能
とする複数の第3のフィルタと、前記第2のフィルタ若
しくは前記第3のフィルタの何れか1つを選択する第1
のフィルタ選択手段を備えたことを特徴とする。また、
請求項3の発明は、前記第1のフィルタ選択手段は、前
記応答信号検出手段がコマンドに対する応答信号を受信
する場合は、前記第2のフィルタを選択し、その結果、
特定のコマンドに対応する応答信号を受信した場合、該
特定のコマンドに対応する前記第3のフィルタを選択す
ることも本発明の有効な手段である。請求項1では、対
象となるカードの全周波数帯域のフィルタを使用した
が、さらにS/Nを向上させる方法として、複数のフィ
ルタを選択する方法がある。つまり、ポーリング送信手
段により送信されたコマンドに対する応答信号を検出す
るまでは、ICカードがどのタイプのものか判断できな
い。従って、その間は全ての周波数帯域をカバーするフ
ィルタを通し、ICカードのタイプが判明した後は、そ
のタイプに対応する周波数帯域をもつフィルタのみ選択
する。かかる発明によれば、データ受信時は、そのカー
ドに合致した周波数帯域をもつフィルタのみ選択するの
で、さらにS/Nを向上させることができる。
【0006】また、請求項4の発明は、ICカードのル
ープアンテナを介して、所定の変復調方式に基づく搬送
電力の送信とデータの授受を非接触にて行う非接触型I
Cカード用リーダライタにおいて、複数のコマンド信号
を交互に送信するポーリング送信手段と、該ポーリング
送信手段により送信されたコマンドに対する応答信号を
検出する応答信号検出手段と、を備え、前記ポーリング
送信手段は、複数の異なる変復調方式のコマンドを順次
送信し、前記応答信号検出手段は、前記複数の異なる変
復調方式により発生する側帯波周波数帯域の全てを通過
可能とする第4のフィルタと、前記複数の異なる変復調
方式が持つ通信速度を通過帯域とする複数の第5のフィ
ルタと、前記第4のフィルタ若しくは前記第5のフィル
タの何れか1つを選択するフィルタ選択手段を備えたこ
とを特徴とする。また、請求項5の発明は、前記第2の
フィルタ選択手段は、前記応答信号検出手段が、コマン
ドに対する応答信号を受信する場合は、前記第4のフィ
ルタを選択し、その結果、特定のコマンドに対応する応
答信号を受信した場合、該特定のコマンドが持つ通信速
度に対応する前記第5のフィルタを選択することも本発
明の有効な手段である。ポーリング送信手段により送信
されたコマンドに対する応答信号を検出するまでは、I
Cカードがどのタイプのものか判断できないばかりか、
そのタイプの中でも通信速度が各種あり、どの通信速度
か判断できない。従って、その間は全ての周波数帯域を
カバーするフィルタを通し、ICカードのタイプが判明
した後は、そのタイプが持つ通信速度を通過帯域とする
フィルタのみ選択する。かかる発明によれば、データ受
信時は、そのカードに合致した通信速度をもつフィルタ
のみ選択するので、さらにS/Nを向上させることがで
きる。
【0007】また、請求項6の発明は、ICカードのル
ープアンテナを介して、所定の変復調方式に基づく搬送
電力の送信とデータの授受を非接触にて行う非接触型I
Cカード用リーダライタにおいて、複数のコマンド信号
を交互に送信するポーリング送信手段と、該ポーリング
送信手段により送信されたコマンドに対する応答信号を
検出する応答信号検出手段と、を備え、前記ポーリング
送信手段は、複数の異なる変復調方式のコマンドを順次
送信し、前記応答信号検出手段は、前記複数の異なる変
復調方式のそれぞれに対応する側帯波周波数帯域を通過
可能とする複数の第6のフィルタと、前記複数の第6の
フィルタの少なくとも1つを選択する第3のフィルタ選
択手段を備えたことを特徴とする。
【0008】また、請求項7の発明は、前記第3のフィ
ルタ選択手段は、前記応答信号検出手段が、コマンドに
対する応答信号を受信する場合は、前記複数の第6のフ
ィルタの全てを選択し、その結果、特定のコマンドに対
応する応答信号を受信した場合、該特定のコマンドに対
応する側帯波周波数帯域を持つ前記第6のフィルタを選
択することも本発明の有効な手段である。前記請求項1
〜5では、全周波数帯域をカバーするフィルタが必要で
あった。しかし、ハードウェアのコストを考えた場合、
できるだけ少ないほうが好ましい。そこで、異なる変復
調方式のそれぞれに対応する側帯波周波数帯域を通過可
能とする複数のフィルタとそれらを自由に選択できる選
択回路を用意する。そして、全周波数帯域をカバーする
場合は、全てのフィルタを選択し、ICカードのタイプ
が判明した後は、そのタイプに対応した通過帯域のフィ
ルタのみ選択するようにすれば、前記と同じ作用を奏す
ることができる。かかる発明によれば、全周波数帯域を
カバーするフィルタを必要としないので、ハードウェア
のコストダウンが可能となる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図に示した実施形
態を用いて詳細に説明する。但し、この実施形態に記載
される構成要素、種類、組み合わせ、形状、その相対配
置などは特定的な記載がない限り、この発明の範囲をそ
れのみに限定する主旨ではなく単なる説明例に過ぎな
い。図1は、本発明の第1の実施形態のICカード用リ
ーダライタの構成を示すブロック図である。このICカ
ード用リーダライタ100の構成は、外部にありリーダ
ライタ100に対してデータの授受を行ってシステム全
体を制御するコンピュータ50と、外部のコンピュータ
50とのデータの通信プロトコルを司る送受信装置1
と、リーダライタ100全体の動作を制御する制御装置
2と、制御装置2を動作させる手順を記録したファーム
ウェアと複数の複変調方式を格納するメモリ装置3と、
制御装置2からのデータを搬送波に乗せて変調する変調
器4と、操作コマンドを入力する入力装置5と、制御装
置2からの情報を表示する表示装置6と、制御装置2か
らの交流信号である電力供給用信号と変調器4からの書
き込みコマンドを電力増幅する電力増幅器7と、ループ
アンテナ9から受信した搬送波を検波する検波器24
と、その出力信号から特定の周波数帯域のみを通過させ
るフィルタ10と、その出力信号から2値化データに変
換する復調器8と、図示しないICカードとの電力用搬
送波とデータの授受をするループアンテナ9から構成さ
れている。なお、以下、図による説明のうち、制御装置
2、メモリ装置3、変調器4、電力増幅器7が主として
ポーリング送信手段を構成している。また、検波器2
4、復調器8、制御装置2、メモリ装置3が主として応
答信号検出手段を構成している。また、フィルタ10が
主として第1のフィルタを構成している。
【0010】次に、本構成によるリーダライタ100の
動作を説明する前に、対を成すICカードの構成を先に
説明しておく。図5は、本発明の実施形態の非接触型I
Cカードの構成を示すブロック図である。実施形態の非
接触型ICカード200の構成は、前記リーダライタ1
00からの電力用搬送波によりデータの授受をするルー
プアンテナ30と、書き込みコマンド読み出しコマンド
を送受する送受信回路31と、ループアンテナ30から
の電力用搬送波を受け、それを整流して直流電力に変換
する電力生成回路32と、制御用ファームウェアとデー
タの一時記憶を司るメモリ装置33と、制御回路36か
らの搬送波に送信コマンドを乗せて変調する変調器34
と、送受信回路31からの搬送波データから2値化デー
タに変換する復調器35と、ICカード200の全体の
動作を制御する制御回路36から構成されている。次
に、図1と図5を併せて参照してそれぞれの動作につい
て説明する。リーダライタ100は、図示しない電源が
入れられると制御装置2のイニシャル動作後、メモリ装
置3に記憶されたプログラムに従い動作を開始する。ま
ず、制御装置2は、ICカード200に供給する電力供
給用信号と、ポーリング信号を交互に電力増幅器7から
送信する。その信号は、ループアンテナ9から電磁波と
して外部に放射される。例えば、ISO14443タイ
プBでは、中心搬送周波数13.56MHz±7KH
z、AM変調度10%、変調方式ASK(Amplitude Sh
ift Keying)、符号化方式はNRZ−L、通信速度が1
06kb/sで行われる。次に、ICカード200がリ
ーダライタ100に近接すると、ループアンテナ20が
電力供給用信号を受信し、電力生成回路32によりその
搬送波を整流して直流電力に変換して、カード内の全て
の回路に供給する。電力を供給されて制御回路36が駆
動すると、メモリ装置33に格納されたプログラムに従
って、制御を開始する。ICカード200は前記と同じ
規格に従えば、通信方式は、負荷変動方式、リーダライ
タとの通信関係は、リーダライタ100からの固有の呼
び出しコードを認識して初めて返信する、また、副搬送
波は中心搬送波の1/16の847.5KHz、変調方
式は負荷変調、符号化方式はNRZ−L方式、通信速度
は106kb/sである。
【0011】次に、ICカード200の制御回路36
は、まず送受信回路31からコマンドを復調器35で復
調して2値化信号に変換し、そのコマンドを解析する。
その結果自分が呼び出されていることを認識すると、レ
スポンスを変調器34により変調して送受信回路31を
介してループアンテナ30から送信する。このレスポン
スをリーダライタ100がループアンテナ9で受信し
て、検波器24で検波され、フィルタ10により周波数
帯域を規制され、復調器8で2値化コードに変換し、制
御装置2により解析してICカード200が規格に合致
したカードであると認識する。それにより、以後リーダ
ライタ100とICカード200の間で通信が行われ
る。非接触型ICカード200の無電池タイプは、リー
ダライタ100に、このカードを近接して非接触状態で
リーダライタ100からの搬送波を内部のループアンテ
ナ30で受信し、それを整流して自らの電力として駆動
するタイプである。従って、あくまでも最初のアクセス
は、リーダライタ100側であり(これをリーダライタ
talk first/カードlistenと呼ぶ)、その後、リーダラ
イタ100からの固有の呼び出しコードを認識して初め
て返信するものである。ここで、1種類の変復調方式で
あれば、決められた変復調方式でポーリング送信を行え
ばよいが、複数の異なる変復調方式を持った非接触型I
Cカードが存在する場合は、その種類に対応した変復調
方式を用意する必要がある。そして、順次ポーリング信
号送信時に送信して、そのレスポンスの有無により変復
調方式を認識する方法が考えられる。
【0012】図6は、本発明の実施形態の共通動作であ
るポーリング送信にについて説明するフローチャートで
ある。図1、5と併せて参照しながら説明する。以下、
全ての実施例では方式がB、Cの2種類の場合について
説明する。まず、リーダライタ100から方式Bのポー
リングを送信する(ポーリング送信手段)(ステップS
1)。次に、ICカード200からのレスポンスがある
か否かをチェックする(応答信号検出手段)(ステップ
S2)。これは前記で説明した通り、制御回路36は、
まず送受信回路31からコマンドを復調器35で復調し
て2値化信号に変換し、そのコマンドを解析する。その
結果、方式Bの自分が呼び出されていることを認識する
と、レスポンスを変調器34により変調して送受信回路
31を介してループアンテナ30から送信する。このレ
スポンスをリーダライタ100がループアンテナ9で受
信して、復調器8で2値化コードに変換し、制御装置2
により解析してICカード200が方式Bのカードであ
ると認識する。それにより、以後リーダライタ100と
ICカード200の間でポーリングが行われる(ステッ
プS3)。もし、レスポンスがこない場合、次の方式C
のポーリング送出に進む(ステップS4)。これ以降は
前記と同様に、ICカード200からのレスポンスがあ
るか否かをチェックし(ステップS5)、あれば方式C
の処理をし(ステップS6)、レスポンスがなければ、
ステップS1に戻る。これにより、リーダライタ100
側に複数の変復調方式を用意して、それを順次ポーリン
グ送信するため、必ず所望の複数の変復調方式がみつか
り、確実にICカード200との通信を成立させること
ができる。前記の説明で、ループアンテナ9で受信した
信号は、方式Bの場合、サブキャリア(キャリア周波数
の1/16)の周波数847KHzで位相変調され、そ
のスペクトラムには、図7(b)のようにキャリア周波
数13.56MHzを基準として847KHzの両側帯
波が発生する。また、方式Cの場合、通信速度212b
psの理論値で負荷変調されるため、そのスペクトラム
には、図7(a)のようにキャリア周波数13.56M
Hzを基準として106KHzと212KHzのほぼ中
間に両側帯波が発生する。従って、フィルタ10の通過
周波数特性として、図7(c)のように側帯波の212
KHzから847KHzまでをカバーする特性のフィル
タが必要となる。これにより、方式Bの847KHzサ
ブキャリア信号成分と、方式Cの212KHz信号成分
のどちらも受信できる帯域特性の検波、復調回路を持つ
リーダライタを提供できる。
【0013】図2は、本発明の第2の実施形態のICカ
ード用リーダライタの構成を示すブロック図である。同
じ構成要素には同じ参照番号が付せられているので、重
複する説明は省略する。図2が図1と異なる点は、複数
のフィルタとフィルタ選択回路を設けた点である。な
お、以下、図による説明のうち、制御装置2、メモリ装
置3、変調器4、電力増幅器7が主としてポーリング送
信手段を構成している。また、検波器24、復調器8、
制御装置2、メモリ装置3が主として応答信号検出手段
を構成している。また、フィルタ12が主として第2の
フィルタを構成している。また、フィルタ13,14が
主として第3のフィルタを構成している。また、フィル
タ選択回路A11が主としてフィルタ選択手段を構成し
ている。フィルタ12(F1)は、図7(c)のように
側帯波の212KHzから847KHzまでをカバーす
る特性のフィルタである。また、フィルタ13(F2)
は、図7(d)のように側帯波212KHzを通過させ
るバンドパスフィルタである。また、フィルタ14(F
3)は、図7(e)のように側帯波847KHzを通過
させるバンドパスフィルタである。次に、図2と図7を
併せて参照しながら、その動作について説明する。ま
ず、ポーリング受信時は、制御装置2は、フィルタ選択
回路A11により、フィルタ12(F1)を選択して全
周波数帯域の信号を通過させる。そして、復調器8で2
値化コードに変換し、制御装置2により解析してICカ
ード200が方式Bのカードであると認識すると、制御
装置2はフィルタ選択回路A11により、フィルタ14
(F3)を選択する。それにより、847KHzの方式
Bの信号を選択的に通過させる。また、制御装置2によ
り解析してICカード200が方式Cのカードであると
認識すると、制御装置2はフィルタ選択回路A11によ
り、フィルタ13(F2)を選択する。それにより、2
12KHzの方式Cの信号を選択的に通過させる。この
ようにして、カードの方式によりフィルタを切替えて使
用するため、不要なノイズを除去して、S/Nの良いリ
ーダライタを提供できる。
【0014】図3は、本発明の第3の実施形態のICカ
ード用リーダライタの構成を示すブロック図である。同
じ構成要素には同じ参照番号が付せられているので、重
複する説明は省略する。図3が図2と異なる点は、更に
フィルタ18(F7)を追加した点である。なお、以
下、図による説明のうち、制御装置2、メモリ装置3、
変調器4、電力増幅器7が主としてポーリング送信手段
を構成している。また、検波器24、復調器8、制御装
置2、メモリ装置3が主として応答信号検出手段を構成
している。また、フィルタ15が主として第4のフィル
タを構成している。また、フィルタ16,17,18が
主として第5のフィルタを構成している。また、フィル
タ選択回路B22が主としてフィルタ選択手段を構成し
ている。フィルタ15(F4)は、図7(f)のように
側帯波の212KHzから847KHzまでをカバーす
る特性のフィルタである。また、フィルタ16(F5)
は、図7(g)のように側帯波212KHzを通過させ
るバンドパスフィルタである。また、フィルタ17(F
6)は、図7(i)のように側帯波847KHzを通過
させるバンドパスフィルタである。また、フィルタ18
(F7)は、図7(h)のように側帯波424KHzを
通過させるバンドパスフィルタである。次に、図3と図
7を併せて参照しながら、その動作について説明する。
まず、ポーリング受信時は、制御装置2は、フィルタ選
択回路B22により、フィルタ15(F4)を選択して
全周波数帯域の信号を通過させる。そして、検波復調器
8で2値化コードに変換し、制御装置2により解析して
ICカード200が方式Bのカードであると認識する
と、制御装置2はフィルタ選択回路B22により、フィ
ルタ17(F6)を選択する。それにより、847KH
zの方式Bの信号を選択的に通過させる。また、制御装
置2により解析してICカード200が方式Cのカード
であると認識すると同時に通信速度を認識し、212k
bpsであれば、制御装置2はフィルタ選択回路B22
により、フィルタ16(F5)を選択し、424kbp
sであれば、フィルタ18(F7)を選択し、847k
bpsであれば、フィルタ17(F6)を選択する。そ
れにより、各通信速度に応じて周波数帯域を選択するこ
とができ、不要なノイズを除去して、S/Nの良いリー
ダライタを提供できる。
【0015】図4は、本発明の第4の実施形態のICカ
ード用リーダライタの構成を示すブロック図である。同
じ構成要素には同じ参照番号が付せられているので、重
複する説明は省略する。図4が図3と異なる点は、全周
波数帯域のフィルタを除去した点である。なお、以下、
図による説明のうち、制御装置2、メモリ装置3、変調
器4、電力増幅器7が主としてポーリング送信手段を構
成している。また、検波器24、復調器8、制御装置
2、メモリ装置3が主として応答信号検出手段を構成し
ている。また、フィルタ19,20,21が主として第
6のフィルタを構成している。また、フィルタ選択回路
C23が主としてフィルタ選択手段を構成している。フ
ィルタ19(F8)は、図7(g)のように側帯波21
2KHzを通過させるバンドパスフィルタである。ま
た、フィルタ20(F9)は、図7(h)のように側帯
波424KHzを通過させるバンドパスフィルタであ
る。また、フィルタ21(F10)は、図7(i)のよ
うに側帯波847KHzを通過させるバンドパスフィル
タである。次に、図4と図7を併せて参照しながら、そ
の動作について説明する。図1〜3までは、まず全周波
数帯域のフィルタを通過させて、カードの方式を認識し
て、その後、決定した方式に対応するフィルタを選択し
ていた。そのため、必ず全周波数帯域のフィルタが必要
であった。しかし、フィルタはコスト的にも高価であ
り、ハードウェア全体のコストを高くしていた。そこ
で、各周波数帯域のフィルタをフィルタ選択回路により
複数同時に選択して、その特性を重畳することにより、
全周波数帯域をカバーするフィルタを構成する。まず、
応答信号受信時は、制御装置2は、フィルタ選択回路C
23により、フィルタ19(F8)、フィルタ20(F
9)、フィルタ21(F10)全てを選択して全周波数
帯域の信号を通過させる。そして、検波復調器8で2値
化コードに変換し、制御装置2により解析してICカー
ド200の方式を認識して、前記図1〜3と同様の動作
を行う。これにより、全周波数帯域のフィルタが不要に
なり、ハードウェアをコストダウンすることができる。
【0016】
【発明の効果】以上記載のごとく本発明によれば、請求
項1は、リーダライタ側に複数の変復調方式を用意し
て、それを順次ポーリング送信するため、必ず所望の複
数の変復調方式がみつかり、しかも、フィルタにより帯
域制限して信号のS/Nを改善し、確実にICカードと
の通信を成立させることができる。請求項2、3は、デ
ータ受信時は、そのカードに合致した周波数帯域をもつ
フィルタのみ選択するので、さらにS/Nを向上させる
ことができる。請求項4、5は、データ受信時は、その
カードに合致した通信速度をもつフィルタのみ選択する
ので、さらにS/Nを向上させることができる。請求項
6、7は、全周波数帯域をカバーするフィルタを必要と
しないので、ハードウェアのコストダウンが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態のICカード用リーダ
ライタの構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第2の実施形態のICカード用リーダ
ライタの構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の第3の実施形態のICカード用リーダ
ライタの構成を示すブロック図である。
【図4】本発明の第4の実施形態のICカード用リーダ
ライタの構成を示すブロック図である。
【図5】本発明の実施形態の非接触型ICカードの構成
を示すブロック図である。
【図6】本発明のポーリング送出の動作を説明するフロ
ーチャートである。
【図7】本発明のフィルタの周波数特性を表す図であ
る。
【符号の説明】
1 送受信装置、 2 制御装置、 3 メモリ装置、
4 変調器、 5入力装置、 6 表示装置、 7
電力増幅器、 8 検波復調器、 9 ループアンテ
ナ、 10 フィルタ、 50 コンピュータ、 10
0 リーダライタ。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ICカードのループアンテナを介して、
    所定の変復調方式に基づく搬送電力の送信とデータの授
    受を非接触にて行う非接触型ICカード用リーダライタ
    において、 複数のコマンド信号を交互に送信するポーリング送信手
    段と、該ポーリング送信手段により送信されたコマンド
    に対する応答信号を検出する応答信号検出手段と、を備
    え、 前記ポーリング送信手段は、複数の異なる変復調方式の
    コマンドを順次送信し、前記応答信号検出手段は、前記
    複数の異なる変復調方式により発生する側帯波周波数帯
    域の全てを通過可能とする第1のフィルタを備え、特定
    のコマンドに対応する応答信号を受信した場合、該特定
    のコマンドに対応する変復調方式に基づき、前記非接触
    型ICカードとのデータの授受を行うことを特徴とする
    非接触型ICカード用リーダライタ。
  2. 【請求項2】 ICカードのループアンテナを介して、
    所定の変復調方式に基づく搬送電力の送信とデータの授
    受を非接触にて行う非接触型ICカード用リーダライタ
    において、 複数のコマンド信号を交互に送信するポーリング送信手
    段と、該ポーリング送信手段により送信されたコマンド
    に対する応答信号を検出する応答信号検出手段と、を備
    え、 前記ポーリング送信手段は、複数の異なる変復調方式の
    コマンドを順次送信し、前記応答信号検出手段は、前記
    複数の異なる変復調方式により発生する側帯波周波数帯
    域の全てを通過可能とする第2のフィルタと、前記複数
    の異なる変復調方式のそれぞれに対応する側帯波周波数
    帯域を通過可能とする複数の第3のフィルタと、前記第
    2のフィルタ若しくは前記第3のフィルタの何れか1つ
    を選択する第1のフィルタ選択手段を備えたことを特徴
    とする非接触型ICカード用リーダライタ。
  3. 【請求項3】 前記第1のフィルタ選択手段は、前記応
    答信号検出手段がコマンドに対する応答信号を受信する
    場合は、前記第2のフィルタを選択し、その結果、特定
    のコマンドに対応する応答信号を受信した場合、該特定
    のコマンドに対応する前記第3のフィルタを選択するこ
    とを特徴とする請求項2記載の非接触型ICカード用リ
    ーダライタ。
  4. 【請求項4】 ICカードのループアンテナを介して、
    所定の変復調方式に基づく搬送電力の送信とデータの授
    受を非接触にて行う非接触型ICカード用リーダライタ
    において、 複数のコマンド信号を交互に送信するポーリング送信手
    段と、該ポーリング送信手段により送信されたコマンド
    に対する応答信号を検出する応答信号検出手段と、を備
    え、 前記ポーリング送信手段は、複数の異なる変復調方式の
    コマンドを順次送信し、前記応答信号検出手段は、前記
    複数の異なる変復調方式により発生する側帯波周波数帯
    域の全てを通過可能とする第4のフィルタと、前記複数
    の異なる変復調方式が持つ通信速度を通過帯域とする複
    数の第5のフィルタと、前記第4のフィルタ若しくは前
    記第5のフィルタの何れか1つを選択する第2のフィル
    タ選択手段を備えたことを特徴とする非接触型ICカー
    ド用リーダライタ。
  5. 【請求項5】 前記第2のフィルタ選択手段は、前記応
    答信号検出手段が、コマンドに対する応答信号を受信す
    る場合は、前記第4のフィルタを選択し、その結果、特
    定のコマンドに対応する応答信号を受信した場合、該特
    定のコマンドが持つ通信速度に対応する前記第5のフィ
    ルタを選択することを特徴とする請求項4記載の非接触
    型ICカード用リーダライタ。
  6. 【請求項6】 ICカードのループアンテナを介して、
    所定の変復調方式に基づく搬送電力の送信とデータの授
    受を非接触にて行う非接触型ICカード用リーダライタ
    において、 複数のコマンド信号を交互に送信するポーリング送信手
    段と、該ポーリング送信手段により送信されたコマンド
    に対する応答信号を検出する応答信号検出手段と、を備
    え、 前記ポーリング送信手段は、複数の異なる変復調方式の
    コマンドを順次送信し、前記応答信号検出手段は、前記
    複数の異なる変復調方式のそれぞれに対応する側帯波周
    波数帯域を通過可能とする複数の第6のフィルタと、前
    記複数の第6のフィルタの少なくとも1つを選択する第
    3のフィルタ選択手段を備えたことを特徴とする非接触
    型ICカード用リーダライタ。
  7. 【請求項7】 前記第3のフィルタ選択手段は、前記応
    答信号検出手段が、コマンドに対する応答信号を受信す
    る場合は、前記複数の第6のフィルタの全てを選択し、
    その結果、特定のコマンドに対応する応答信号を受信し
    た場合、該特定のコマンドに対応する側帯波周波数帯域
    を持つ前記第6のフィルタを選択することを特徴とする
    請求項6記載の非接触型ICカード用リーダライタ。
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