JP2003022421A - 非接触型icカード用リーダライタ - Google Patents

非接触型icカード用リーダライタ

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JP2003022421A
JP2003022421A JP2001207003A JP2001207003A JP2003022421A JP 2003022421 A JP2003022421 A JP 2003022421A JP 2001207003 A JP2001207003 A JP 2001207003A JP 2001207003 A JP2001207003 A JP 2001207003A JP 2003022421 A JP2003022421 A JP 2003022421A
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reader
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response signal
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JP2001207003A
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Koichi Matsukawa
公一 松川
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Nippon Signal Co Ltd
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Nippon Signal Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 変復調方式が異なるICカードを、同じリー
ダライタに通しても、その変復調方式及び暗号のアルゴ
リズムを判別し、それに合致した読み書きが可能なリー
ダライタを提供すること。 【解決手段】 外部のコンピュータ50とのデータの通
信プロトコルを司る送受信装置1と、リーダライタ10
0全体の動作を制御する制御装置2と、制御装置2を動
作させる手順を記録したファームウェアと複数の複変調
方式を格納するメモリ装置3と、制御装置2からのデー
タを搬送波に乗せて変調する変調器4と、操作コマンド
を入力する入力装置5と、制御装置2からの情報を表示
する表示装置6と、制御装置2からの交流信号である電
力供給用信号と変調器4からの書き込みコマンドを電力
増幅する電力増幅器7と、ループアンテナ9から受信し
た搬送波から2値化データに変換する検波復調器8と、
異なる暗号アルゴリズムを論理処理するアルゴリズム論
理回路A11,B12,C13と、それらのアルゴリズ
ム論理回路の何れか1つを選択するデータセレクタ10
から構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、非接触型ICカー
ド用リーダライタに関し、さらに詳しくは、1種類のリ
ーダライタで、変復調方式や暗号アルゴリズムの異なる
ICカードを読み書きするリーダライタに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】近年、ICカードと呼ばれる新しい情報
記録媒体が、市場に広く出回っている。ICカードは、
クレジットカード、銀行カード、ポイントカード等のカ
ード状あるいはシート状の形状を備え、カード内にIC
(Integrated Circuit)が組み込まれているものを総称
した名称である。ICカードは大きく分けて接触型、非
接触型の2種類に分けられる。接触型とは、カード表面
に端子が設けられており、その端子とリーダライタ側の
端子とを接触させつつ、該端子を通じて信号のやり取り
を行うものである。現在、使い捨てタイプのICカード
はヨーロッパ等の国々ではテレホンカードとして広く流
通している。また、情報の書き換え可能なタイプを、マ
ネーカードとして使用する実験が各国で行われており、
金融関係で使用されるカードとして注目されている。ま
た、非接触型ICカードは、鉄道の乗降時に使用される
定期券として、現在の磁気カード方式に代わり採用する
ことが検討されている。さらに、官公庁では、省資源な
らびに環境問題に鑑み、ペーパーレス化を推進する意味
と、省力化を実現する一環として、IT(Information T
echnology)化が強力に推し進められており、特に、福祉
や公共施設の利用、各種証明書交付など、国、地方自治
体の幅広い行政サービスに効率的に使えるカードとし
て、ICカード化の動きが出てきている。特に、前記し
た非接触ICカードは、データのやり取りを電波で行う
ため、所有者の気づかない空間と時間の間の不正アクセ
スが危惧される。従って、ICカードが要求されるセキ
ュリティ水準は、電子決済等へのICカードの導入のた
めに、他のいかなる製品に比べても高いものである。一
般的には、米国標準のDES(Data Encryption Standar
d)若しくはそれを3回処理するトリプルDESという暗
号アルゴリズムが使用される例が多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、非接
触ICカードは、データのやり取りを電波で行うため、
利便性が高い反面、そのセキュリティ水準も高く要求さ
れる。つまり、ICカードとリーダライタ間、あるい
は、リーダライタとホスト間のセキュリティをいかに確
実に、しかも、速く処理するかが求められている。さら
に、現在、リーダライタとICカードとのインタフェー
スおよび制御は、ISO7816の規格に基づいて行わ
れており、また、非接触ICカードで使用される電波の
周波数と変復調方式は、ISO14443により規定さ
れている。しかしながら、民間、特に交通系で使用され
ようとしている非接触ICカードの規格は、ISO14
443タイプCであり、官公庁で使用される規格は、I
SO14443タイプBが予定され、その変復調方式と
暗号のアルゴリズムが異なるものである。そのため、シ
ステムを利用する使用者は、自己が有する特定種類のI
Cカードに合致した専用のリーダライタ以外を利用する
ことが出来ず、利便性に欠けるといった問題が発生す
る。本発明は、かかる課題に鑑み、変復調方式が異なる
ICカードを、同じリーダライタに通しても、その変復
調方式及び暗号のアルゴリズムを判別し、それに合致し
た読み書きが可能なリーダライタを提供することを目的
とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明はかかる課題を解
決するために、請求項1の発明は、ICカードのループ
アンテナを介して、所定の変復調方式に基づく搬送電力
の送信とデータの授受を非接触にて行う非接触型ICカ
ード用リーダライタにおいて、複数のコマンド信号を交
互に送信するポーリング送信手段と、該ポーリング送信
手段により送信されたコマンドに対する応答信号を検出
する応答信号検出手段と、異なる暗号アルゴリズムで構
成された複数のアルゴリズム論理回路と、該アルゴリズ
ム論理回路の何れか1つを選択するデータセレクタと、
を備えたことを特徴とする。また、請求項2の発明は、
前記ポーリング送信手段が、複数の異なる変復調方式の
コマンドを順次送信して、前記応答信号検出手段が、特
定のコマンドに対応する応答信号を受信した場合、該特
定のコマンドに対応する前記アルゴリズム論理回路を前
記データセレクタにて選択して駆動すると共に、前記特
定のコマンドに対応する変復調方式に基づき、前記非接
触型ICカードとのデータの授受を行うことも本発明の
有効な手段である。非接触型ICカードの無電池型は、
リーダライタにこのカードを近接させたときに非接触状
態でリーダライタからの搬送波を内部のループアンテナ
で受信し、それを整流して自らの電力として駆動するタ
イプである。従って、あくまでも最初のアクセスは、リ
ーダライタ側であり(これをリーダライタtalk first/
カードlistenと呼ぶ)、その後、リーダライタからの固
有の呼び出しコードを認識して初めて返信するものであ
る。ここで、1種類の変復調方式であれば、決められた
変復調方式でポーリング送信を行えばよいが、複数の異
なる変復調方式を持った非接触型ICカードが存在する
場合は、その種類に対応した変復調方式と暗号アルゴリ
ズムを用意する必要がある。そして、順次ポーリング信
号送信時に送信して、前記レスポンスの有無により変復
調方式と暗号アルゴリズムを認識する方法が考えられ
る。そこで、最も単純な構成として夫々に対応したアル
ゴリズムを処理する回路を複数用意し、それをハード的
に選択する方法がある。かかる発明によれば、リーダラ
イタ側に複数の変復調方式とアルゴリズムを用意して、
それに基づいて順次ポーリング送信するため、必ず所望
の複数の変復調方式とアルゴリズムがみつかり、確実に
ICカードとの通信を成立させることができる。
【0005】また、請求項3の発明は、ICカードのル
ープアンテナを介して、所定の変復調方式に基づく搬送
電力の送信とデータの授受を非接触にて行う非接触型I
Cカード用リーダライタにおいて、複数のコマンド信号
を交互に送信するポーリング送信手段と、該ポーリング
送信手段により送信されたコマンドに対する応答信号を
検出する応答信号検出手段と、異なる暗号アルゴリズム
で構成された複数のアルゴリズム論理回路を同一のチッ
プ内に形成した論理集積回路と、を備えたことを特徴と
する。また、請求項4の発明は、前記ポーリング送信手
段が、複数の異なる変復調方式のコマンドを順次送信し
て、前記応答信号検出手段が、特定のコマンドに対応す
る応答信号を受信した場合、該特定のコマンドに対応す
る前記アルゴリズム論理回路を前記論理集積回路内から
選択して駆動すると共に、前記特定のコマンドに対応す
る変復調方式に基づき、前記非接触型ICカードとのデ
ータの授受を行うことも本発明の有効な手段である。請
求項1,2は、ハードウェア構成として最も単純であ
り、また部品もユニバーサルな物を使用できる。しか
し、部品点数が増加して回路を小型に形成することが難
しい。そこで、複数の論理回路を1チップの論理集積回
路として構成すれば、前記問題は解決する。かかる技術
手段によれば、論理回路を1チップの論理集積回路とし
て構成するので、部品点数が減少し、回路を小型に構成
できる。
【0006】また、請求項5の発明は、前記論理集積回
路は、論理を手元でプログラムできるFPGA/PLD
若しくはゲートアレイによるセミカスタムLSIである
ことも本発明の有効な手段である。1チップの論理集積
回路を実現する手段は各種ある。論理を手元でプログラ
ムできるFPGA(Field Programmable Gate Array)/
PLD(Programmable LogicDevice)は、変更が容易であ
り、比較的短期間で構成できる。また、ゲートアレイ
は、前者に比べて時間は長くかかるが、量産化が可能で
あり、その結果部品コストの低減につながる。しかし、
変更が容易ではない。従って、どちらを使うかは置かれ
た状況により判断するのが好ましい。かかる技術手段に
よれば、論理集積回路をFPGA/PLD若しくはゲー
トアレイで構成するので、部品点数が減少し、回路を小
型に構成でき、しかもスケールメリットによるコストダ
ウンも可能である。また、請求項6の発明は、ICカー
ドのループアンテナを介して、所定の変復調方式に基づ
く搬送電力の送信とデータの授受を非接触にて行う非接
触型ICカード用リーダライタにおいて、複数のコマン
ド信号を交互に送信するポーリング送信手段と、該ポー
リング送信手段により送信されたコマンドに対する応答
信号を検出する応答信号検出手段と、異なる暗号アルゴ
リズムで構成された複数のアルゴリズム論理処理ソフト
ウェアを格納した不揮発性メモリと、を備えたことを特
徴とする。
【0007】また、請求項7の発明は、前記ポーリング
送信手段が、複数の異なる変復調方式のコマンドを順次
送信して、前記応答信号検出手段が、特定のコマンドに
対応する応答信号を受信した場合、該特定のコマンドに
対応する前記アルゴリズム論理処理ソフトウェアを、前
記不揮発性メモリから一旦他のメモリ内に記憶し、処理
すると共に、前記特定のコマンドに対応する変復調方式
に基づき、前記非接触型ICカードとのデータの授受を
行うことも本発明の有効な手段である。前記請求項1〜
5では、ハードウェアにより、暗号アルゴリズムを処理
する回路を形成する方法であった。しかし、ハードウェ
アの最大の欠点は、変更が容易にできない点である。そ
れを解決する方法として、ソフトウェアによる方法があ
る。ただし、そのソフトウェアを処理する制御回路(C
PU)の処理能力がある程度高い必要がある。そして、
ソフトウェアは一般にメモリに格納されて供給される。
そのメモリがROM(Read Only Memory)の場合、処理系
全体の速度を高めるために、一旦、制御回路(CPU)
内にある他のメモリ,例えば、RAM(Random Access Me
mory)やフラッシュ・メモリに記憶される。かかる技術
手段によれば、ROMから制御回路(CPU)内にある
他のメモリに一旦、記憶されるので、処理系全体の速度
を高めることができ、しかも、ハードウェアを削減する
ことができる。
【0008】また、請求項8の発明は、ICカードのル
ープアンテナを介して、所定の変復調方式に基づく搬送
電力の送信とデータの授受を非接触にて行う非接触型I
Cカード用リーダライタにおいて、複数のコマンド信号
を交互に送信するポーリング送信手段と、該ポーリング
送信手段により送信されたコマンドに対する応答信号を
検出する応答信号検出手段と、異なる暗号アルゴリズム
で構成された複数のアルゴリズム論理処理ソフトウェア
を回路内のメモリに格納した制御装置と、を備えたこと
を特徴とする。また、請求項9の発明は、前記ポーリン
グ送信手段が、複数の異なる変復調方式のコマンドを順
次送信して、前記応答信号検出手段が、特定のコマンド
に対応する応答信号を受信した場合、該特定のコマンド
に対応する前記アルゴリズム論理処理ソフトウェアを、
前記制御装置内のメモリから読み出し、処理すると共
に、前記特定のコマンドに対応する変復調方式に基づ
き、前記非接触型ICカードとのデータの授受を行うこ
とも本発明の有効な手段である。前記請求項7では、R
OMから制御回路(CPU)内にある他のメモリに一
旦、記憶しなければならないので、その処理時間が必要
となり、さらに処理速度を高く要求されるシステムには
使えない可能性がある。そこで、制御装置(CPU)を
制御するソフトウェアの一部としてアルゴリズム論理処
理ソフトウェアを、内部の処理速度の速いメモリに一緒
に格納する方法が考えられる。かかる技術手段によれ
ば、ソフトウェアの一部としてアルゴリズム論理処理ソ
フトウェアを一緒に格納するので、システムの処理速度
を更に速くすることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図に示した実施形
態を用いて詳細に説明する。但し、この実施形態に記載
される構成要素、種類、組み合わせ、形状、その相対配
置などは特定的な記載がない限り、この発明の範囲をそ
れのみに限定する主旨ではなく単なる説明例に過ぎな
い。図1は、本発明の第1の実施形態のICカード用リ
ーダライタの構成を示すブロック図である。このICカ
ード用リーダライタ100の構成は、外部にありリーダ
ライタ100に対してデータの授受を行ってシステム全
体を制御するコンピュータ50と、外部のコンピュータ
50とのデータの通信プロトコルを司る送受信装置1
と、リーダライタ100全体の動作を制御する制御装置
2と、制御装置2を動作させる手順を記録したファーム
ウェアと複数の変復調方式を格納するメモリ装置3と、
制御装置2からのデータを搬送波に乗せて変調する変調
器4と、操作コマンドを入力する入力装置5と、制御装
置2からの情報を表示する表示装置6と、制御装置2か
らの交流信号である電力供給用信号と変調器4からの書
き込みコマンドを電力増幅する電力増幅器7と、ループ
アンテナ9から受信した信号から2値化データに変換す
る検波復調器8と、図示しないICカードとの電力用搬
送波とデータの授受をするループアンテナ9と、異なる
暗号アルゴリズムを論理処理するアルゴリズム論理回路
A11,アルゴリズム論理回路B12,アルゴリズム論
理回路C13と、それらのアルゴリズム論理回路の何れ
か1つを選択するデータセレクタ10から構成されてい
る。なお、以下、図による説明のうち、制御装置2、メ
モリ装置3、変調器4、電力増幅器7が主としてポーリ
ング送信手段を構成している。また、検波復調器8、制
御装置2、メモリ装置3が主として応答信号検出手段を
構成している。
【0010】次に、本構成によるリーダライタ100の
動作を説明する前に、対を成すICカードの構成を先に
説明しておく。図5は、本発明の実施形態の非接触型I
Cカードの構成を示すブロック図である。実施形態の非
接触型ICカード200の構成は、前記リーダライタ1
00からの電力用搬送波によりデータの授受をするルー
プアンテナ20と、書き込みコマンド読み出しコマンド
を送受する送受信回路21と、ループアンテナ20から
の電力用搬送波を受け、それを整流して直流電力に変換
する電力生成回路22と、制御用ファームウェアとデー
タの一時記憶を司るメモリ装置23と、制御回路26か
らの搬送波に送信コマンドを乗せて変調する変調器24
と、送受信回路21からの搬送波データから2値化デー
タに変換する復調器25と、ICカード200の全体の
動作を制御する制御回路26から構成されている。次
に、図1と図5を併せて参照してそれぞれの動作につい
て説明する。リーダライタ100は、図示しない電源が
入れられると制御装置2のイニシャル動作後、メモリ装
置3に記憶されたプログラムに従い動作を開始する。ま
ず、制御装置2は、ICカード200に供給する電力供
給用信号と、ポーリング信号を交互に電力増幅器7から
送信する。その信号は、ループアンテナ9から電磁波と
して外部に放射される。例えば、ISO14443タイ
プBでは、中心搬送周波数13.56MHz±7KH
z、AM変調度10%、変調方式ASK(Amplitude Sh
ift Keying)、符号化方式はNRZ−L、通信速度が1
06kb/sで行われる。次に、ICカード200がリ
ーダライタ100に近接すると、ループアンテナ20が
電力供給用信号を受信し、電力生成回路22によりその
搬送波を整流して直流電力に変換して、カード内の全て
の回路に供給する。電力を供給されて制御回路26が駆
動すると、メモリ装置23に格納されたプログラムに従
って、制御を開始する。ICカード200は前記と同じ
規格に従えば、通信方式は、負荷変動方式、リーダライ
タとの通信関係は、リーダライタ100からの固有の呼
び出しコードを認識して初めて返信する、また、副搬送
波は中心搬送波の1/16の847.5KHz、変調方
式は位相変調、符号化方式はNRZ−L方式、通信速度
は106kb/sである。
【0011】次に、ICカード200の制御回路26
は、まず送受信回路21からコマンドを復調器25で復
調して2値化信号に変換し、そのコマンドを解析する。
その結果自分が呼び出されていることを認識すると、レ
スポンスを、変調器24により変調して送受信回路21
を介してループアンテナ20から送信する。このレスポ
ンスをリーダライタ100がループアンテナ9で受信し
て、検波復調器8で2値化コードに変換し、制御回路2
により解析してICカード200が規格に合致したカー
ドであると認識する。それにより、以後リーダライタ1
00とICカード200の間で通信が行われる。このと
き、データの秘匿のために、データをある決められたア
ルゴリズムに従って暗号化しておく。非接触型ICカー
ド200の無電池タイプは、リーダライタ100に、こ
のカードを近接して非接触状態でリーダライタ100か
らの搬送波を内部のループアンテナ20で受信し、それ
を整流して自らの電力として駆動するタイプである。従
って、あくまでも最初のアクセスは、リーダライタ10
0側であり(これをリーダライタtalk first/カードli
stenと呼ぶ)、その後、リーダライタ100からの固有
の呼び出しコードを認識して初めて返信するものであ
る。ここで、1種類の変復調方式であれば、決められた
変復調方式でポーリング送信を行えばよいが、複数の異
なる変復調方式を持った非接触型ICカードが存在する
場合は、その種類に対応した変復調方式を用意する必要
がある。また、変復調方式が異なると同時に、データを
秘匿する暗号アルゴリズムがそれぞれ異なる場合があ
る。その時は、順次ポーリング信号送信時に送信して、
そのレスポンスの有無により変復調方式を認識して、そ
の変復調方式に対応した暗号アルゴリズムを使用する方
法が考えられる。
【0012】図6は、本発明の実施形態の共通動作であ
るポーリング送信にについて説明するフローチャートで
ある。図1、5と併せて参照しながら説明する。以下、
全ての実施例では方式がB、Cの2種類の場合について
説明する。まず、リーダライタ100から方式Bのポー
リングを送信する(ポーリング送信手段)(ステップS
1)。次に、ICカード200からのレスポンスがある
か否かをチェックする(応答信号検出手段)(ステップ
S2)。これは前記で説明した通り、制御回路26は、
まず送受信回路21からコマンドを復調器25で復調し
て2値化信号に変換し、そのコマンドを解析する。その
結果、方式Bの自分が呼び出されていることを認識する
と、レスポンスを変調器24により変調して送受信回路
21を介してループアンテナ20から送信する。このレ
スポンスをリーダライタ100がループアンテナ9で受
信して、検波復調器8で2値化コードに変換し、制御装
置2により解析してICカード200が方式Bのカード
であると認識する。それにより、以後リーダライタ10
0とICカード200の間でポーリングが行われる(ス
テップS3)。もし、レスポンスがこない場合、次の方
式Cのポーリング送出に進む(ステップS4)。これ以
降は前記と同様に、ICカード200からのレスポンス
があるか否かをチェックし(ステップS5)、あれば方
式Cの処理をし(ステップS6)、レスポンスがなけれ
ば、ステップS1に戻る。これにより、リーダライタ1
00側に複数の変復調方式を用意して、それを順次ポー
リング送信するため、必ず所望の複数の変復調方式がみ
つかり、確実にICカード200との通信を成立させる
ことができる。前記の説明で、ループアンテナ9で受信
した信号が方式Bの場合、図1の制御装置2は、データ
セレクタ10により、アルゴリズム論理回路B12を選
択して、データをそのアルゴリズムに従って暗号化す
る。また、方式Cの場合、データセレクタ10により、
アルゴリズム論理回路C13が選択される。尚、前記暗
号アルゴリズムは、送信側の鍵と受信側の鍵が同じ共通
鍵暗号方式であるDES,あるいはトリプルDES、若
しくは送信側の鍵と受信側の鍵が異なる公開鍵暗号方式
であるRSA、あるいは楕円曲線上の演算を利用した暗
号技術のどれでも構わない。
【0013】図2は、本発明の第2の実施形態のICカ
ード用リーダライタの構成を示すブロック図である。同
じ構成要素には同じ参照番号が付せられているので、重
複する説明は省略する。図2が図1と異なる点は、アル
ゴリズム論理回路A11,アルゴリズム論理回路B1
2,アルゴリズム論理回路C13と、それらのアルゴリ
ズム論理回路の何れか1つを選択するデータセレクタ1
0の代わりに、それらを1チップ化して論理集積回路に
したアルゴリズム・エンジン14になった点である。な
お、以下、図による説明のうち、制御装置2、メモリ装
置3、変調器4、電力増幅器7が主としてポーリング送
信手段を構成している。また、検波復調器8、制御装置
2、メモリ装置3が主として応答信号検出手段を構成し
ている。また、アルゴリズム・エンジン14が主として
論理集積回路を構成している。前記図1は、ハードウェ
ア構成として最も単純であり、また部品もユニバーサル
な物を使用できる。しかし、部品点数が増加して回路を
小型に形成することが難しい。そこで、複数の論理回路
を1チップの論理集積回路として構成すれば、前記問題
は解決する。さらに、1チップの論理集積回路を実現す
る手段には、論理を手元でプログラムできるFPGA(F
ield Programmable Gate Array)/PLD(Programmable
Logic Device)がある。この手段は、変更が容易であ
り、比較的短期間で構成できる。また、論理回路をLS
I設計段階から組み込むゲートアレイの手段もあり、前
者に比べて時間は長くかかるが量産化が可能であり、そ
の結果部品コストの低減につながる。しかし、変更が容
易ではない。従って、どちらを使うかは置かれた状況に
より判断するのが好ましい。これにより、部品点数が減
少し、回路を小型に構成でき、更にスケールメリットに
よるコストダウンも可能である。尚、回路の動作は、図
1と同様であるが、1チップ化したことによりその処理
速度を高めることができる。
【0014】図3は、本発明の第3の実施形態のICカ
ード用リーダライタの構成を示すブロック図である。同
じ構成要素には同じ参照番号が付せられているので、重
複する説明は省略する。図3が図1、図2と異なる点
は、図1、図2は、ハードウェアにより、暗号アルゴリ
ズムを処理する回路を形成する方法であったが、アルゴ
リズム論理処理動作のソフトウェアをROMに記憶した
点である。なお、以下、図による説明のうち、制御装置
2、メモリ装置3、変調器4、電力増幅器7が主として
ポーリング送信手段を構成している。また、検波復調器
8、制御装置2、メモリ装置3が主として応答信号検出
手段を構成している。また、ROM15が主として不揮
発性メモリを構成している。前記図1、図2では、ハー
ドウェアにより、暗号アルゴリズムを処理する回路を形
成する方法であった。しかし、ハードウェアの最大の欠
点は、変更が容易にできない点である。特に、ゲートア
レイで一旦回路を形成した後、その回路を変更する場
合、かなりの時間とコストを要する。その解決策とし
て、ソフトウェアによる方法がある。ただし、そのソフ
トウェアを処理する制御装置(CPU)2の処理能力が
ある程度高い必要がある。そして、ソフトウェアは一般
にメモリに格納されて供給される。そのメモリがROM
(Read Only Memory)の場合、処理系全体の速度を高める
ために、一旦、制御装置(CPU)2内にある他のメモ
リ,例えば、RAM(Random Access Memory)やフラッシ
ュ・メモリに記憶される。これにより、処理系全体の速
度を高めることができ、しかも、ハードウェアを削減す
ることができる。
【0015】図4は、本発明の第4の実施形態のICカ
ード用リーダライタの構成を示すブロック図である。同
じ構成要素には同じ参照番号が付せられているので、重
複する説明は省略する。図4が図3と異なる点は、外付
けのROMの代わりに、制御装置(CPU)2内部のメ
モリ16を使用する点である。なお、以下、図による説
明のうち、制御装置2、メモリ装置3、変調器4、電力
増幅器7が主としてポーリング送信手段を構成してい
る。また、検波復調器8、制御装置2、メモリ装置3が
主として応答信号検出手段を構成している。前記図3で
は、ROM15から制御装置(CPU)2内にある他の
メモリに一旦、記憶しなければならないので、その処理
時間が必要となり、さらに処理速度を高く要求されるシ
ステムには使えない可能性がある。通常、制御装置(C
PU)2を制御するソフトウェアは、メモリ装置3に格
納されたソフトウェアを、一旦、制御装置(CPU)2
内部に移してから処理するのが一般的である。そこで、
制御ソフトウェアの一部としてアルゴリズム論理処理ソ
フトウェアを、内部の処理速度の速いメモリ16に一緒
に格納して、その環境で動作させればシステム全体の処
理速度を落とすことなく、アルゴリズムの処理を行うこ
とができる。これにより、システムの処理速度を更に速
くすることができる。以上のソフトウェアは、インター
ネットにより、暗号アルゴリズムをダウンロードして、
ソフトウェアのバージョンアップ等に対応できるように
してもよい。
【0016】
【発明の効果】以上記載のごとく本発明によれば、請求
項1、2は、リーダライタ側に複数の変復調方式とアル
ゴリズムを用意して、それに基づいて順次ポーリング送
信するため、必ず所望の複数の変復調方式とアルゴリズ
ムがみつかり、確実にICカードとの通信を成立させる
ことができる。請求項3、4は、論理回路を1チップの
論理集積回路として構成するので、部品点数が減少し、
回路を小型に構成できる。請求項5は、論理集積回路を
FPGA/PLD若しくはゲートアレイで構成するの
で、部品点数が減少し、回路を小型に構成でき、しかも
スケールメリットによるコストダウンも可能である。請
求項6、7は、ROMから制御回路(CPU)内にある
他のメモリに一旦、記憶されるので、処理系全体の速度
を高めることができ、しかも、ハードウェアを削減する
ことができる。請求項8、9は、ソフトウェアの一部と
してアルゴリズム論理処理ソフトウェアを一緒に格納す
るので、システムの処理速度を更に速くすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態のICカード用リーダ
ライタの構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第2の実施形態のICカード用リーダ
ライタの構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の第3の実施形態のICカード用リーダ
ライタの構成を示すブロック図である。
【図4】本発明の第4の実施形態のICカード用リーダ
ライタの構成を示すブロック図である。
【図5】本発明の実施形態の非接触型ICカードの構成
を示すブロック図である。
【図6】本発明のポーリング送出の動作を説明するフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
1 送受信装置、2 制御装置、3 メモリ装置、4
変調器、5 入力装置、6 表示装置、7 電力増幅
器、8 検波復調器、9 ループアンテナ、10データ
セレクタ、11,12,13 アルゴリズム論理回路、
50 コンピュータ、100 リーダライタ。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ICカードのループアンテナを介して、
    所定の変復調方式に基づく搬送電力の送信とデータの授
    受を非接触にて行う非接触型ICカード用リーダライタ
    において、 複数のコマンド信号を交互に送信するポーリング送信手
    段と、該ポーリング送信手段により送信されたコマンド
    に対する応答信号を検出する応答信号検出手段と、異な
    る暗号アルゴリズムで構成された複数のアルゴリズム論
    理回路と、該アルゴリズム論理回路の何れか1つを選択
    するデータセレクタと、を備えたことを特徴とする非接
    触型ICカード用リーダライタ。
  2. 【請求項2】 前記ポーリング送信手段が、複数の異な
    る変復調方式のコマンドを順次送信して、前記応答信号
    検出手段が、特定のコマンドに対応する応答信号を受信
    した場合、該特定のコマンドに対応する前記アルゴリズ
    ム論理回路を前記データセレクタにて選択して駆動する
    と共に、前記特定のコマンドに対応する変復調方式に基
    づき、前記非接触型ICカードとのデータの授受を行う
    ことを特徴とする請求項1記載の非接触型ICカード用
    リーダライタ。
  3. 【請求項3】 ICカードのループアンテナを介して、
    所定の変復調方式に基づく搬送電力の送信とデータの授
    受を非接触にて行う非接触型ICカード用リーダライタ
    において、 複数のコマンド信号を交互に送信するポーリング送信手
    段と、該ポーリング送信手段により送信されたコマンド
    に対する応答信号を検出する応答信号検出手段と、異な
    る暗号アルゴリズムで構成された複数のアルゴリズム論
    理回路を同一のチップ内に形成した論理集積回路と、を
    備えたことを特徴とする非接触型ICカード用リーダラ
    イタ。
  4. 【請求項4】 前記ポーリング送信手段が、複数の異な
    る変復調方式のコマンドを順次送信して、前記応答信号
    検出手段が、特定のコマンドに対応する応答信号を受信
    した場合、該特定のコマンドに対応する前記アルゴリズ
    ム論理回路を前記論理集積回路内から選択して駆動する
    と共に、前記特定のコマンドに対応する変復調方式に基
    づき、前記非接触型ICカードとのデータの授受を行う
    ことを特徴とする請求項3記載の非接触型ICカード用
    リーダライタ。
  5. 【請求項5】 前記論理集積回路は、論理を手元でプロ
    グラムできるFPGA/PLD若しくはゲートアレイに
    よるセミカスタムLSIであることを特徴とする請求項
    3、4記載の非接触型ICカード用リーダライタ。
  6. 【請求項6】 ICカードのループアンテナを介して、
    所定の変復調方式に基づく搬送電力の送信とデータの授
    受を非接触にて行う非接触型ICカード用リーダライタ
    において、 複数のコマンド信号を交互に送信するポーリング送信手
    段と、該ポーリング送信手段により送信されたコマンド
    に対する応答信号を検出する応答信号検出手段と、異な
    る暗号アルゴリズムで構成された複数のアルゴリズム論
    理処理ソフトウェアを格納した不揮発性メモリと、を備
    えたことを特徴とする非接触型ICカード用リーダライ
    タ。
  7. 【請求項7】 前記ポーリング送信手段が、複数の異な
    る変復調方式のコマンドを順次送信して、前記応答信号
    検出手段が、特定のコマンドに対応する応答信号を受信
    した場合、該特定のコマンドに対応する前記アルゴリズ
    ム論理処理ソフトウェアが格納された前記不揮発性メモ
    リから一旦他のメモリ内に記憶し、処理すると共に、前
    記特定のコマンドに対応する変復調方式に基づき、前記
    非接触型ICカードとのデータの授受を行うことを特徴
    とする請求項6記載の非接触型ICカード用リーダライ
    タ。
  8. 【請求項8】 ICカードのループアンテナを介して、
    所定の変復調方式に基づく搬送電力の送信とデータの授
    受を非接触にて行う非接触型ICカード用リーダライタ
    において、 複数のコマンド信号を交互に送信するポーリング送信手
    段と、該ポーリング送信手段により送信されたコマンド
    に対する応答信号を検出する応答信号検出手段と、異な
    る暗号アルゴリズムで構成された複数のアルゴリズム論
    理処理ソフトウェアを回路内のメモリに格納した制御装
    置と、を備えたことを特徴とする非接触型ICカード用
    リーダライタ。
  9. 【請求項9】 前記ポーリング送信手段が、複数の異な
    る変復調方式のコマンドを順次送信して、前記応答信号
    検出手段が、特定のコマンドに対応する応答信号を受信
    した場合、該特定のコマンドに対応する前記アルゴリズ
    ム論理処理ソフトウェアが格納された前記制御装置内の
    メモリから読み出し、処理すると共に、前記特定のコマ
    ンドに対応する変復調方式に基づき、前記非接触型IC
    カードとのデータの授受を行うことを特徴とする請求項
    8記載の非接触型ICカード用リーダライタ。
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