JP2003022381A - Cm枠斡旋システム - Google Patents

Cm枠斡旋システム

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JP2003022381A
JP2003022381A JP2001204818A JP2001204818A JP2003022381A JP 2003022381 A JP2003022381 A JP 2003022381A JP 2001204818 A JP2001204818 A JP 2001204818A JP 2001204818 A JP2001204818 A JP 2001204818A JP 2003022381 A JP2003022381 A JP 2003022381A
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JP2001204818A
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Kazuhiro Sugimoto
和弘 杉本
Hideki Murao
英樹 村尾
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GENERATION CREATE Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 テレビやラジオにより放送されるCMは、そ
の放送時間割等の要件を明示したCM枠が仲介斡旋等に
より販売されて成り立つが、従来の仲介斡旋手続き及び
CM受注契約後の諸手続きを簡易迅速化することによ
り、CM放送に要する費用を軽減すれば、CM依頼主に
も放送者にも多くの利益を残せる一方、零細規模の依頼
にも対応でき、CM斡旋のビジネスチャンスを拡大す
る。 【解決手段】 前記CM枠をインターネット上の公開市
場で取引し、放送局のCM枠設定及び販売管理者または
同等機能を有する業者のホームページにCM枠の価格、
放送日時及び番組のタイトルを掲載し、購入申込者を募
集し、CM枠を販売する事務手続きの大半をホストコン
ピュータのサーバが昼夜の別なくほとんど無人で対応で
きるようにし、さらにCM内容の電子データを検索・閲
覧及び利用自在に格納するデータベースも備え、繰り返
し閲覧及び放送への利用に供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テレビやラジオに
よるスポットCM枠を始めとして、新聞、雑誌等の刊行
物やインターネットに掲載する広告に至るまで、全ての
情報伝播媒体に設定されたCM枠をインターネットの公
開市場で電子商取引するためのCM枠斡旋システムに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来のスポットCM枠の取引は、広告代
理店(以下、「代理店」と呼ぶ)の営業担当者が顧客と
相対取引する、言わば手作業による取引がなされてい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のスポットCM枠
の取引においては、担当者どうしの面談を交えた売買契
約等の作業は、ほとんどが手作業に近く、特に遠隔地や
零細規模のCM希望者からのCM枠を購入希望する潜在
需要があったとしても、購入申し込みと、その受け付け
作業そのものに手間及び時間等がかかってコストが割高
になりがちなため、CM枠の斡旋に関するビジネスの可
能性を狭めていた。
【0004】本発明は前記した課題を解決するために、
CM枠に関する空き枠情報を、インターネットのホーム
ページ上にリアルタイムで掲載し、CM依頼の申し込み
を広く受け付けることが出来るようにしたCM枠斡旋シ
ステムを提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1に係る発明は、情報伝播媒体に設定された
CM枠をコンピュータを用いて顧客に斡旋するCM枠斡
旋システムであり、販売中のCM枠に関する空き枠情報
をインターネットのホームページ上に掲載する空き枠情
報掲載手段と、前記空き枠情報掲載手段により掲載され
た前記CM枠に対して顧客の端末からのCM枠の購入申
し込みを受け付ける購入申込受付手段と、前記購入申込
受付手段により受け付けられた前記CM枠に関する情報
を売約済みに更新する更新手段を備えた。
【0006】このように、販売中のCM枠に関する空き
枠情報を、インターネットのホームページ上にリアルタ
イムで掲載していれば、CM依頼の申し込みを広く受け
付けることが出来る。そして、前記購入申込受付手段に
よりCM枠の購入申し込みが受け付けられたならば、更
新手段によって空き枠情報が売約済みに自動的に更新さ
れるので、顧客に対して、常にリアルタイムで空き枠情
報を提示できる。
【0007】さらに、顧客にとってはインターネットの
ホームページ上の簡単な操作により、CM枠の購入申し
込み手続きを完了できる。従ってCM枠の斡旋に関する
ビジネスの可能性が広がる。それだから、特に遠隔地や
零細規模の顧客からのCM枠購入の受け付け作業そのも
のに手間と時間とコストがかかっていたところを、簡易
迅速な作業に改善できる。
【0008】又、請求項2に係る発明は、前記顧客の依
頼により指定された映像及び/又は音声の電子データで
なるCMの広告内容を当該CM枠斡旋システムに参入す
る者がインターネット経由で検索自在であるように格納
するデータベースを備えた。
【0009】このようにしたので、前記顧客は完成され
たCM内容を電子データの形態に変換し、インターネッ
ト経由で検索自在に格納するデータベースに格納してお
けば、インターネットを介して電子納品できる。そし
て、当該CMの広告内容をインターネットに接続された
情報端末から容易に検索できるし、そのCMの広告内容
をダウンロードすることにより、前記顧客自身が確認の
ために閲覧できる。尚、当該発明の主な目的ではないも
ののダウンロードしたCMの広告内容を電子編集も可能
である。
【0010】又、請求項3に係る発明は、前記空き枠情
報掲載手段が少なくともCM料を明示した前記空き枠情
報を掲載するので、前記顧客は安心して取り引きでき
る。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明に係るCM枠斡旋システム
(以下、「本システム」ともいう)に関し、先ず第一の
実施形態を、主に図1〜図4を用いて説明する。尚、図
9、図10、図14及び図15を補助的に引用している
が、これらの引用図面は後述する第二の実施形態を主に
説明するための図5〜図15と一部共用し、そこから引
用しているため、第二の実施形態のところで詳しく説明
する。
【0012】図1は本システムの構成及び情報端末との
接続関係を示すブロック図である。図1に示すように本
システム10aは、CM枠斡旋業者(以下、「当業者」
と呼ぶ)のホストコンピュータ30を中核とするシステ
ムであり、インターネットを介して、顧客の情報端末T
と情報通信を自在にする接続が可能である。ホストコン
ピュータ30には空き枠情報掲載手段31と、購入申込
受付手段32と、更新手段33と、データベース34が
夫々の機能に応じたサーバ及び記憶装置等により構成さ
れ具備されている。
【0013】空き枠情報掲載手段31は、販売中で売約
前のCM枠に関する空き枠情報をインターネットのホー
ムページ上に掲載する。このCMの空き枠情報には少な
くともCM料を明示している他、後述する番組情報(図
10参照)等もリンクさせられる。
【0014】購入申込受付手段32は、顧客の情報端末
TからのCM枠の購入申し込みを無人で受け付け可能な
プログラムを備えたサーバである。そのプログラムには
販売担当者が顧客と交わすであろう所定の想定問答が用
意され、顧客の情報端末Tとの間でCM枠の売買契約が
なされる。
【0015】更新手段33は、CM枠の購入申し込みが
なされたことを受けて、当該CM枠に関する空き情報を
売約済みに更新するプログラムである。このように、C
M枠斡旋情報に関し、売り出し時点から売却済みまでの
結果がリアルタイムに更新されて空き枠情報掲載手段3
1を有効ならしめる。
【0016】データベース34は、顧客の依頼仕様によ
り指定された映像及び/又は音声の電子データでなるC
Mの内容をインターネット経由で検索自在に格納する。
大抵は顧客がCM制作会社等に希望通りに制作させたC
M素材を放送局に放送させるが、そのCM素材は何回も
反復利用されるので、そのCM素材の保管や運用の利便
性を高めるべく電子データにする。画像や音声のアナロ
グ情報をデジタルデータ式の電子データに変換すれば、
デジタルデータの特徴として、複写による劣化や経時劣
化がなく、15秒や30秒のCM時間に相当する映像及
び/又は音声の電子データをインターネット経由で通
信、検索及び保管を自在にし、コンピュータ関連機器で
周知の記憶装置に格納できる。
【0017】このように、顧客は完成されたCM素材を
電子データの形態に変換し、インターネット経由で当該
CM枠斡旋システムに参入する者に対して、検索自在で
あるように格納するデータベースに格納しておけば、そ
のCM素材はインターネットを介して電子納品できる。
そして、当該CM素材をインターネットに接続された情
報端末Tから容易に検索できるし、そのCM素材をダウ
ンロードすることにより、顧客自身が確認等のために閲
覧できる。
【0018】尚、当該発明の主な目的ではないもののダ
ウンロードしたCM素材を電子編集も可能である。さら
に、前記顧客の依頼仕様に基づいてCM素材即ち広告内
容の映像や音声を確認の上、その広告内容を情報伝播す
るのに最適な視聴者層を有する番組を選び、その番組の
合間に挿入されたCM枠の発注が簡易迅速にできる。
【0019】図2は本システム10aの実行手順を示す
フローチャートである。図2に示すように、先ずは空き
枠情報掲載手段31により空き枠情報を掲載するステッ
プ(S1)があり、この空き枠情報をインターネットの
ホームページ上で閲覧した顧客の情報端末TからCM枠
の購入申込みデータが送信されたら、その購入申込みデ
ータを購入申込受付手段32が受信するステップ(S
2)がある。このように、CM依頼の予約待ち状態であ
るCM枠に関する空き枠情報を、インターネットのホー
ムページ上でリアルタイムに掲載していれば、CM依頼
の申し込みを広く受け付けることが出来る。
【0020】そして、その受注した事実を自動的に公表
するために、更新手段33により売約済みの旨を表示す
るか又は売約済みのCM枠を抹消するなどし、二重販売
されないようにする。このように、CM枠の売買状況を
リアルタイムに反映させるべく、空き枠情報掲載手段3
1に働きかけてCM空き枠情報を更新するステップ(S
3)がある。
【0021】次に、顧客宛に契約結果を通知するステッ
プ(S4)がある。その際に、CMの放映日時や番組名
等も確認の意味で通知しても良い。但し、予めCM枠に
は放映日時や番組名及びCM料の情報が本来含まれた状
態で販売されるので、単に契約結果の通知だけでも用件
は足りる。
【0022】このように、顧客はインターネットのホー
ムページに対する簡単な操作により、CM枠購入の手続
きを完了できる。従ってCM枠の斡旋に関するビジネス
の可能性が広がる。それだから、従来は担当者どうしの
面談を交えた予約連絡等の作業のほとんどが手作業に近
く、特に遠隔地や零細規模の顧客からのCM依頼はその
予約受け付け作業そのものに手間と時間とコストがかか
っていたところを、簡易迅速な作業に改善できる。
【0023】そして、放送局からCM放送させるために
放送局へCM素材を送付するステップ(S5)があり、
しかるべき手続きの後にその放送局からCM放送するス
テップ(S6)がある。
【0024】図3、図9及び図15は、本システム10
a,10(図5参照)のホームページにおける各種画面
であり、図3は空き枠情報を示す画面、図9はCM枠の
営業案内する画面、図15はその要部拡大図であり、そ
こに示された番組に関連するCM枠が販売中であること
を表示している。又、図3は図9の画面中の指定箇所
(図示せず)を顧客がマウスクリックする等の方法によ
り切り換えて閲覧する。
【0025】ここで、あるCM枠が売買契約されると当
該CM枠に関しては売約済みとして、自動的に空き枠情
報すなわち商品目録から抹消される。CM枠を斡旋する
ための週間テレビ番組表(図15参照)から、当該CM
枠を媒介する番組の枠を、黒塗りか何色かに塗りつぶし
て情報抹消する他、図4に示すように当該CM枠に関し
ては売約済みと表示しても良い。
【0026】次に、本発明に係るCM枠斡旋システムに
関する第二の実施の形態を、図5〜図15に沿って説明
する。図5はそのCM枠斡旋システムの構成及び情報端
末との接続関係を示すブロック図である。図5に示すよ
うに、本システム10は、当業者のCM枠取引管理サー
バ(以下、単に「サーバ」ともいう)SVを中核とする
システムであり、顧客の情報端末Tとの間でインターネ
ットによる、CM枠の斡旋販売を行っている。そのため
に、「CM枠取引のジェネレーションクリエイト」とい
うホームページ500を開設している(図7参照)。
【0027】又、別の情報端末T(図では1個で代表)
により当業者は本システム10への管理的操作をする
他、当業者が放送設備等を備えていない組織形態、即ち
放送局ではない場合は、その別組織である放送局等にも
同様に情報端末Tが配設され、必要な情報通信を行って
おり、詳細は図14に沿って後述する。顧客は情報端末
Tでホームページ500にアクセスし、サーバSVに対
して必要な情報交換し、希望通りのCM枠が空いている
ことを(図9参照)画面上で確認した後にそのCM枠の
購入申し込みに及ぶ。
【0028】[ハードウェア]本システム10を詳細に
説明する。図5に示すように、サーバSVは、主制御装
置SV1、記憶装置SV2、入出力装置SV3及び通信
制御装置SV4などがバスSV5に接続される構成を有
する。
【0029】主制御装置SV1は、MPU(Micro Proc
essing Unit)及びRAM(RandomAccess Memory)など
から構成され、サーバSVを統括的に制御している。主
制御装置SV1には、WWWサーバプログラム、CM枠
選定プログラム、受注プログラム、顧客管理プログラ
ム、認証プログラム、受注契約確認プログラム、CM素
材手配プログラム、DB管理プログラム等が起動してい
る。尚、DBはデータベースの略である。
【0030】記憶装置SV2はハードディスクシステム
や光磁気ディスクシステム等から構成されている。記憶
装置SV2は、顧客DB100、CM枠DB200、受
注契約DB、ホームページデータ、CM素材DB、受注
履歴DB300及び受注候補DB等を検索自在に収納し
ている。入出力装置SV3には、キーボード、マウスや
表示システムなどが、I/Oシステムを介して接続され
ている。又、通信制御装置SV4は、モデムやDSU
(Digital Service Unit)等から構成され、インターネ
ットによる情報の送受信を実現する。
【0031】[プログラム]主制御装置SV1に起動し
ている各種プログラムを説明する。WWWサーバプログ
ラムは、HTTP(Hyper Text Transfer Protocol)に
よりインターネット上のサーバや顧客(情報端末T)と
の間で種々の情報を授受する基盤プログラムである。
【0032】CM枠選定プログラムは、顧客の情報端末
Tから発信される要求に基づいて注文の対象となるCM
枠を例えば月曜から金曜まで夕方7時〜9時の高視聴率
番組などと選定し、後述するように具体的かつ詳細な仕
様の設定ができる。あるいは予め分かっていることであ
れば直接に放送日時と番組名を特定し、その番組の合間
に放送されるCM枠を選定するようにしてもよい。尚、
以下の説明において、「番組名」を特定すれば、その番
組を放送する放送局もわかるものとするを前提してい
る。従って、放送地域を限定した場合に複数の地方放送
局をネットワーク接続する関係や、同一番組に対して放
送地域で異なるCM放送するような地域限定のCM枠に
関する説明は省略し、全国放送のみを例示している。
【0033】そして、図9と図15に沿って後述するよ
うに、予め放送局により設定されたCM枠を放送局別に
週毎の時間割表で提示し、顧客の注文を待つ。前記CM
枠の設定は放送日時の指定のみならず、放送地域や視聴
者層の特定に至るまで、その設定範囲及び検索方法はC
M枠DB200の充実により、如何様にも対応可能であ
り、このCM枠選定プログラムに関しても後述する。
【0034】受注プログラムは、顧客の情報端末Tから
の注文を受け付けるプログラムである。その受注プログ
ラムに関連して動作する、顧客管理プログラム、認証プ
ログラム、受注契約確認プログラム及びCM素材手配プ
ログラムがあり、後述する夫々の動作により、本システ
ム10を機能させる。
【0035】次に顧客管理プログラムは、課金手段(図
示せず)との関連により、代金回収の都合上、相当の厳
密性を備えており、本システム10に登録を済ませた顧
客はID番号とパスワードによる周知の認証プログラム
でセキュリティー管理されるが、電子商取引においては
周知技術なのでその説明は省略する。
【0036】そして受注契約確認プログラムは、CM枠
取引の顧客の要求仕様を十分に汲み取って、依頼事項を
顧客と当業者の間で取り交わすようにしたプログラムで
構成されている。
【0037】又、CM素材手配プログラムは、前記受注
契約確認プログラムのプログラムにより確定したCM枠
で放送するCM素材(以下、「コンテンツ」ともいう)
を、該当する放送局に通知しCM放送させるための情報
通信機能である。
【0038】DB管理プログラムは、各DBへのデータ
登録及び既登録済みデータの更新登録を行う機能であ
る。例えば、新規登録の顧客が行う顧客DB100への
データの登録はこのDB管理プログラムを介して行われ
る。又、後述するCM素材DBの新規格納及び検索利用
の支援も行う。
【0039】[DB]記憶装置SV2が有するDB等
を、図6を参照して説明する(適宜図5を参照)。ここ
で、図6の(a)は顧客DBの論理構成図であり、
(b)はCM枠DBの論理構成図であり、(c)は受注
履歴DBの論理構成図である。尚、受注履歴DB300
には受注候補データも含まれている。
【0040】図6(a)に示すように、顧客DB100
は、顧客コード、会社名、住所、担当者名、電話番号、
Eメイルアドレス、顧客ID、パスワードの項目(フィ
ールド)を有する。顧客IDをXYSHOUJI、パス
ワード683XY等と字数制限内で顧客に設定させるか
又は、当業者側で自動発番する。尚、これらのことは図
示せぬ銀行口座自動引き落とし等に直結した、課金手段
により代金決済するので、インターネット商取引の慣行
に従うものとする。
【0041】図6(b)に示すように、CM枠DB20
0はCM枠DBの論理構成図であり、そこには、CM枠
コード、番組名、番組放送日時、スポット名、CM放送
時間、及びCM単価の項目を有する。この項目は必要に
応じて増減することができる。このCM枠DB200
は、言わば「商品目録」である。
【0042】図6(c)に示すように、受注履歴DB3
00は受注履歴DBの論理構成図であり、そこには、顧
客コード、受注日、受注番号、ファイル名、単価
(円)、スポットNo.、CM素材、検索コード及び放
送日の項目を有する。この項目も必要に応じて増減する
ことがでる。この受注履歴DB300は、言わば「お客
様カルテ」である。図8に沿って後述する「2.過去に
注文したCM枠を再注文する」とあれば、この受注履歴
DB300が一覧され、最も近い情報を選択して、適宜
修正後に発注すれば簡単でしかも間違いも少ない。
【0043】図8は本システム10における、(a)は
仕様選定・注文入り口ページ520の画面図であり、
(b)は仕様選定ページ530の画面図である。顧客
は、情報端末Tから周知のマウスとキーボードで数回の
指示をすることにより、顧客の希望するCM枠の仕様を
入力し、どのような番組に媒介させるべきかを案内でき
るようになっている。
【0044】前記案内の具体的な方法として、「CMの
内容」が「適切な対象者の大勢に視聴される」組み合わ
せを予めプログラムされている。例えば、家庭料理の材
料であるカレー粉を販売促進する目的であれば、主婦を
対象とするのが効率的である。従って、図10に沿って
後述する主婦の視聴率が高い番組を選択して提案する。
しかも、そのような提案機能はサーバSV(図5参照)
に含まれているので、自動的に顧客対応できる。このよ
うにして、顧客はその情報端末T(図5参照)から本シ
ステム10と対話形式で手際良く商談成立できる。従っ
てCM枠を販売するのに余計な人手と時間を必要としな
い。
【0045】又、図6(c)の受注履歴DB300にお
けるCM素材が「承認済み」であれば、顧客がCM素材
制作会社に作らせる等して用意したCM素材が放送局等
の検閲機関による検閲に合格し承認されたことを意味
し、「送信済み」は顧客が用意したCM素材が前記検閲
機関宛てに送信され、承認されるのを待っている状態を
意味し、CM素材が「確認中」とあるのは前記検閲機関
で、承認待ちの状態を意味する。
【0046】[ホームページ]本システム10におけ
る、電子商取引の各ホームページを図7〜図12に沿っ
て説明する。ここで、図7(a)は電子商取引のホーム
ページ500の画面図であり、同図(b)は顧客登録ペ
ージ510の画面図である。図7(a)に示すようにホ
ームページ500は「CM枠取引のジェネレーションク
リエイト」という名前で開設されており、その画面の上
方に「はじめての方へのご案内」欄が設けられ、当該電
子商取引における、一通りの売買契約条件等が記載さ
れ、この画面中で「同意する」ボタンを顧客がマウスク
リックすることにより、本システム10との商談開始に
至る。又、「同意しない」とあれば、適当な検索エンジ
ン等のホームページにリンク設定されているので、ホー
ムページ500から離脱できる。
【0047】ホームページ500の画面の下方に「顧客
IDをお持ちの方」欄は、顧客IDを既に持っている顧
客が、顧客IDとパスワードを入力し、「認証」ボタン
をマウスクリックすることにより、図8(a)(b)へ
至り、本システム10との商談開始に至る。ここでも営
業担当者が商談を進める代りに自動的に顧客に応対する
サーバSVが顧客の要望を予め定められた項目別に確認
する作業を行う。尚、ホームページ500の画面の上方
に示した「はじめての方へのご案内」欄から新規参入し
た顧客の場合と違って、その段階を省略しても認証され
る顧客の場合は、その信頼関係の程度に応じた取引形
態、例えば後払い等の優遇がなされ、その区別は顧客D
B100により管理され、通常の商取引における判断基
準が適用されるべく、代金の支払い方法等を始めとする
各種取引条件等が記憶され、更新も自在である(図示せ
ず)。
【0048】又、図7(b)顧客登録ページ510に
は、所定の顧客登録情報を入力する。特に説明を必要と
しないが、図示しない課金手段とも関連するので、セキ
ュリティー保全を講ずる。所定事項を顧客が入力完了し
たら、「送信」をマウスクリックすることにより、図8
(a)CM仕様選定・注文入り口ページ520に進み、
「戻る」をマウスクリックすれば、図7(a)ホームペ
ージ500へ戻る。はじめての顧客でなくとも、顧客登
録情報を更新入力する手続き等にも用いる画面であり、
その具体的詳細は省略する。
【0049】又、図8は本システム10における、
(a)はCM仕様選定・注文入り口ページ520の画面
図であり、用途に応じて1.2.3.4.と4種類の選
択肢がある。その選択肢の2〜4に関しては後述する。
先ず、その画面において「1.新たにCM枠を選定す
る」をマウスクリックすることにより、(b)仕様選定
ページ530の画面図へと切り換わる。顧客は、情報端
末Tから周知のマウスとキーボードで数回の指示をする
ことにより、顧客の希望するCM枠の仕様を入力し、ど
のような番組に媒介させるべきかを案内できるようにな
っている。例えば以下の指定による。
【0050】(1)CM媒体はテレビかラジオかを選定
する。 (2)期間は長期か短期かを選定する。 (3)視聴率の高い人気番組に限るか、平均的な番組で
もよいのかを選定する。 (4)CM目的は商品販売か、何かのニュースに近い公
共案内等か、又は政府公報に見られるマナー教育等かを
選定する。 (5)CM素材をスポット名もしくはスポットNo.に
より選定する。 (6)対象層を限定するならば、例えば「主婦」、「学
生」又は「ビジネスマン」等の区別を選定する。
【0051】ここで、仕様選定ページ530の下欄の
「CM素材の確認」に示すように、例えば「スポット名
バーモントカレー初夏2,スポットNo.h134
2」というCM素材を放送する予定ならば、仕様選定ペ
ージ530の左下にある発注予定ボタンをマウスクリッ
クすることにより、図番が進んだ図12に示す発注確認
ページ540へと画面が切り替わる。この時、仕様選定
ページ530での顧客の意思表示内容は、発注確認ペー
ジ540の画面に既に反映されている。
【0052】この発注確認ページ540は、発注確認帳
票、確認の開始ボタン、再計算ボタン及びご注文ボタン
などから構成されている。前記発注確認帳票は番組名、
放映日時、単価、合計放映回数、金額、取消、CM素材
承認欄及び合計金額などの項目を有する。これらの項目
は必要に応じて増減することができる。この発注確認帳
票は既に仕様選定ページ530での顧客の意思表示内容
を見易く整理して表示されたCM枠取引の実態的内容で
あり、その仕様設定の方法については前述した通りであ
る。
【0053】前記発注確認帳票の記載内容に変更若しく
は取り消しが必要であれば、合計放映回数ボタン、取消
ボタンをマウスクリックすることにより、必要な訂正を
この画面上で行うことができる。例えば合計放映回数を
1回から5回へ増加したければ、該当ボタンにカーソル
を合わせて、数字を訂正する。その後、再計算ボタンを
押せば、合計金額が正しく再計算されて表示される。
又、取り消したければ、取消ボタンをマウスクリックす
ることにより、該当するCM枠の行全部を抹消する。そ
の後、再計算ボタンを押せば、合計金額が正しく再計算
されて表示される。
【0054】尚、CM素材(承認済)の欄をどのような
管理方法で利用するかは、本システム10の運用次第で
如何様にもプログラムを組んで対応できる。例えば、あ
るCM素材が一度放送された経歴を感知したことに応じ
て、「レ」チェックマークの表示が現れるようにDB管
理プログラム(図5参照)を構成すると良いし、或いは
そのCM素材が放送局等の検閲機関により承認されたこ
とを知った管理者や担当者が、手元の情報端末T(図5
参照)からその旨を手入力する等して、そのことに関す
る状況の変化を記録しておくメモ欄として用いても有効
である。
【0055】このようにして、CM素材の項目に「レ」
チェックマークが表示されている場合は、当該CM枠に
関しては、過去に放映された実績があるので、既にその
時点でCM素材の前記検閲機関における検閲承認が済ん
でおり、関係者が安心できることを意味し、逆に「レ」
チェックマークが表示されていない場合は、当該CM素
材が放映された実績が無いので、今回新規なCM素材に
よる検閲承認を前記検閲機関に対して事前に申し出てお
くことが望ましい。
【0056】尚、図12の発注確認ページ540から図
8(a)CM仕様選定・注文入り口ページ520等への
画面切り換えは、発注確認ページ540の「ご注文ボタ
ン」をマウスクリックすることにより、そうなる他、画
面切替ボタン等を別途に設けても良い。
【0057】又、通常考えられる、ケアレスミスを回避
するための、ダブルアクションによる意思決定のプロセ
スを設けることが望ましく、本システム10においては
確認の開始ボタンをマウスクリックすることにより、発
注確認ページ540中の発注確認帳票における1行目の
左端の項目をハイライト状態にする等のカーソルが表示
され、図示せぬキーボードのENTERキーを押して、
そのカーソルが一つ右側の項目へとずれ、順次確認作業
を進めて、最後は発注確認ページ540の最下行又は右
下にカーソルが到達すれば、一通りの確認を完了したと
見なす。
【0058】そして、発注確認ページ540の「ご注文
ボタン」をマウスクリックすることにより発注となる。
又、発注確認ページ540の下方に放映開始希望日の項
目もあるが、CM枠DB200(図6参照)があればそ
こからのデータを引用して、とりあえず自動的に表示
し、顧客が発注の都度それらを確認する。
【0059】又、顧客は自分が放送したいCM素材を予
め知っているのが普通だが、数十種類のCM素材を1社
が適宜に使い分けている場合は、多数あるうちのどれを
選んだのかを顧客自身で発注前に確認する必要があるの
で、図8(b)仕様選定ページ530中の「ダウンロー
ドボタン」をマウスクリックすれば、CM素材DBから
インターネット経由でそのCMコンテンツを顧客の情報
端末Tにダウンロードし、その内容をCM発注前にモニ
ターチェックできる。これはCM発注前でなくても、同
様の手順により顧客は適宜にモニターチェックできる。
【0060】しかし、前述した様に、図8(a)に示し
た仕様選定・注文入り口ページ520から、いきなり図
12に示した発注確認ページ540へと進められるよう
な、CM発注に慣れた顧客ばかりとは限らないので、そ
の途中で図9に示す「CM枠の営業案内する」画面、図
10に示す「番組情報」の画面及び図11に示す指定し
た「CMスポットを放映希望する」画面に適宜切り換え
て確認する事が出来る。
【0061】又、図8において(b)から(a)の画面
へは仕様選定ページ530の右下にある「戻る」ボタン
をマウスクリックして切り換える。そして、仕様選定・
注文入り口ページ520へと画面を切り換えてから、そ
の画面上で「1.新たにCM枠を選定する」をマウスク
リックすれば、図9に示すCM枠の営業案内する画面へ
と切り替わり、「2.過去に注文したCM枠を再注文す
る」をマウスクリックすれば、受注履歴DB300(図
6参照)が一覧され、「3.番組情報の確認」をマウス
クリックすれば、図10に示す番組情報の画面へ、
「4.CM素材の確認」をマウスクリックすることによ
り、図11に示す放送コンテンツ入力の画面に適宜切り
換えて確認する事が出来る。
【0062】図9において、番組表21はCMの画像や
音声を媒介する提供番組とその放送時間割を明記してお
り、詳細は後述する。クライアント名入力欄22は利用
者がそこにカーソルを合わせて、顧客名を入力する。パ
スワード入力欄23にも利用者がそこにカーソルを合わ
せて、周知の手続き方法により付与されたパスワードを
入力する。これは、本システム10を繰り返し利用し、
その利用方法に慣れた顧客に対し、図7に示した顧客登
録に関する手続きを省略しているので、顧客を認証する
段階が図9に示す営業案内画面上に必要となるからであ
る。
【0063】一方、図8(a)CM選定・注文入り口ペ
ージ520で「1.新たにCM枠を選定する」をマウス
クリックすれば、すぐに図9に示す営業案内画面が見開
きできるので、初めての顧客の場合、通常の利用形態と
してはこれを利用する。尚、図9における番組表21は
その要部拡大図を図15に示すように週間テレビ番組予
定表を構成しており、顧客はその画面上において希望す
るテレビ番組を表示する箇所をマウスクリックすること
により、図10に示す番組情報の画面を見開きし、CM
の目的に適した番組であるか否かを詳細に検討できる。
【0064】又、番組表21は5月15日〜5月31日
の最新情報で、某民間放送局のテレビ番組表のうち月曜
日〜金曜日の18時〜23時のみを抜粋して表示してい
るが、これは単に表示する画面の寸法制約によるので、
この寸法制約の範囲内で周知のスクロール手法等によ
り、放送局別に全範囲の情報を適宜に選択して表示でき
る。
【0065】ここで、赤枠24は15秒スポットCMの
単価(以下、「CM単価」と呼ぶ)が15万円であり、
その週に15枠の空きが残っている。同様に橙枠25は
20万円であり5枠の空き、黄枠26は30万円であり
20枠の空き、緑枠27は35万円であり10枠の空
き、青枠28は40万円であり5枠の空き、紫枠29は
45万円であり2枠の空きが残っている。尚、図9にお
ける空き枠表示は、番組に応じた単価の違いを色分けし
た旨を示しており、必ずしもスポットCM放送時刻やそ
の空き枠の数まで厳密に図解したものではない。
【0066】又、「スポット料金は、局側の指定する料
金に随時変更されます。」と脚注してあり、人気のある
枠を高く設定し、直前でも埋まっていない枠は割安な料
金設定するようにし、自由市場における競争価格原理
(以下、「市場原理」と呼ぶ)でCM枠の取引を円滑に
さばくようにもできる。
【0067】その際の価格設定方法として、基本的には
本システム10の管理者が前記市場原理を考慮して手動
設定する。通常は、前記管理者が経験上適正価格と判断
される価格に初期設定し、それをホームページに掲載
し、CM枠の売れ行き状況を見ながら適宜に修正し、リ
アルタイムに対応できるようにデータ更新し、ホームペ
ージに反映させる。又、手動設定のみならず、少ない商
品に買いが殺到すれば自動的に値上げし、逆に多い商品
に対して買う人が少なくて売れ残りそうであれば自動的
に値下げするような「市場価格設定プログラム」等を導
入して商品の価格を自動設定とし、CM単価の更新動作
を、所定時間毎に自動更新としても良い。
【0068】図9は、実施形態では表示画面がカラーの
ところを図面では白黒なので、例えば紫に色分けする代
わりに縦横網線を施した紫枠29はCM単価が45万円
の枠であり、例えば金曜日の21時00分から同53分
までの番組に含まれるCM枠がそれに該当する。この紫
枠29で示すCM単価が45万円の枠はその週に2枠の
空きが残っており、その空き2枠は人気番組の「たけし
の誰でもピカソ」(図15参照)の合間にスポット放送
される2枠に相当するので、すぐに予約注文で埋まり、
CM枠の売買契約が約定すると該当部の表示が無色無文
字に変わり、そのCM枠への重複予約や重複販売の不具
合は避けられる。
【0069】次に、黄色に色分けする代わりに右下がり
斜線で塗りつぶした黄枠26はCM単価が30万円の枠
であり、例えば土曜日の19時00分から20時53分
に放送される番組の「土曜スペシャル」(図15参照)
の合間にスポット放送されるCM枠がそれである。その
週に20枠の空きが残っているので、その空き20枠は
放送日時前に完売できればよいものの、もし「売れ残り
そうな気配」ならば、20万円の橙枠25へと適切に値
下げした表示に切り換えて、売れ行きの様子を見て、そ
れでも売れなければ15万円の赤枠24へと単価の表示
を切り換える。
【0070】逆に「買い注文が殺到しそうな気配」や
「売れ残りそうな気配」の状況を、例えばあるCM枠に
対して所定の単位時間内に寄せられる注文数から、サー
バSV(図5参照)やホストコンピュータ30(図1参
照),3(図14参照)が察知して適切に価格変動し、
番組表21の画面表示色等を切り換えるプログラムによ
り、図9に示した営業案内画面のみならず、CM枠DB
200(図6参照)に記録されているCM単価も価格変
動に対応できる内容とし、図12に示した発注確認の画
面に表示される金額も含めて連動させる等、本システム
10全体が統一的に制御されるようにしても良い。但
し、そのようにした場合の具体的プログラムの詳細な説
明は省略する。
【0071】尚、図9に脚注で示す、「スポット料金
は、局側の指定する料金に随時変更されます」とあるよ
うに、前述した価格に変更もあることを本システム10
の利用者である顧客に予告し了解を求めている。又、図
9ではCM単価の最低は15万円までしか表示がないも
のの、「売れ残りそうな気配」である場合は、表示され
ていない特約による枠埋め契約が補欠として用意され、
相当のCM放送されるようにすれば、無駄も少ない。
【0072】又、図9で示しているCM放送を営業案内
する画面に「各番組のタイトルをマウスクリックすると
先週の視聴率、番組平均視聴率、視聴者の年齢・性別・
職業等の属性による視聴率の違いまで明示した番組情報
を見る事ができ、CM枠の取り引きに精通されていない
方でも効果的なCM枠にスポットを申し込むことができ
ます。」と案内されており、それに従ってCM予約の申
込者が各番組のタイトル等の表示部をクリックすると、
図10及び図11の画面が現れる。尚、図9〜図11夫
々の画面を切り換えるための更なる具体的な説明は省略
する。
【0073】図10は番組情報の画面図、そして図10
に示すように例えば、5月15日(火)20:54〜2
1:53「開運!なんでも鑑定団」に関し、その番組に
対する各層別の視聴率を第三者の調査機関による客観情
報が開示される。それによれば、職業別なら主婦が35
%で、年齢別なら30〜39歳の人が39%とあるの
で、家庭料理の食材や小さい子供に与えるおやつ等をC
M放送すれば効果的だと推定できる。
【0074】図10に示した番組情報を食品会社のCM
宣伝担当者が見て、同画面下の「空き枠情報を見る」の
欄をクリックし、図9に戻して見てその番組表21によ
り空き枠であることを確認できたなら、図示せぬ「CM
スポットコンテンツ情報を見る」の欄をクリックする等
の画面切り換え方法により、図11に示す放送コンテン
ツ入力の画面へ切り換えて、放送を希望するCMスポッ
トコンテンツ情報を確認する。
【0075】ここで、図番を進めて図14により本発明
の実施の一形態を示す概念図に沿ってその概略のみを先
に説明し、図14の詳細は最後に説明する。図14に示
すように本発明に係るCM枠斡旋システムを「CMスポ
ットインタラクティブマーケットシステム」と名付けて
普及を促進している。これは図5に沿って説明したCM
枠斡旋システム10のことなので、図5の場合と同様に
「本システム10」と呼ぶ。図14において、民間放送
のTV(テレビ)やラジオ局(以下、「局」と呼ぶ)1
は周知のCM放送を行っており、クライアント又は広告
代理店(「顧客」と呼ぶ)2はホストコンピュータ3を
介してほとんどの情報交換を行っており、このホストコ
ンピュータ3は図5で説明したCM枠取り引き管理サー
バSVの大部分に該当する。
【0076】ここで図番が前後して、図11は指定した
「CMスポットを放映希望する」画面であり、図11に
示した画面でCMスポットコンテンツ情報の索引を表示
し確認する。これは図14に沿って後述するCM素材納
品(矢印13)の逆方向の情報確認についてホストコン
ピュータ3を介した経路(例えば図14の矢印12の逆
方向及び矢印16の経路)である。それが確認できたな
ら、顧客(クライアントや広告代理店)2は図11に示
した画面で「以上のCMスポットを放送希望する」の欄
をクリックし図9に示す番組表21へと切り換えて、そ
れにより空き枠であることを確認し、CM空き枠情報発
信及びCM了承済み(図14の矢印14)の情報を受
け、空き枠であることを再確認し、図12に示す発注確
認の画面へと切り換える。
【0077】顧客2は図11に示した画面でCMスポッ
トコンテンツ情報の索引を、15秒スポット、スポット
名「バーモントカレー初夏2」、「スポットNo.h1
342」。30秒スポット、スポット名「とんがりコー
ン野球編」、「スポットNo.h2356」と確認す
る。
【0078】それから図12に示す発注確認ページ54
0において、以下の事項を読み取る。番組名は「開運!
なんでも鑑定団」、放送日時は「20:54〜21:5
3」。「15秒スポットNo.3枠×1=40万円」、
「30秒スポットNo.2枠×1=45万円」。 5月15日(火)以降合計放送回数10回 1番組2本×10回=合計850万円。 以上のように確認できたならCM発注(図14の矢印1
5)とする。尚、図9では、当該番組を示す時間割の該
当部を、単純にCM単価40万円を意味する青表示にし
ているが、これは全体を分かりやすくする図解の都合に
よることであり、実施する場合は、図9の色分けを番組
別でなく、CM枠別としてさらに厳密にすべきである。
【0079】又、本システム10では15秒のCM内容
を30秒枠に2回繰り返す場合や、30秒のものは30
秒の枠に自動的に収められるようにもプログラムされて
いる。尚、図11に示した内容は、図12の該当部のそ
ばに別枠を設け、そこに並べて表示するのも親切である
(図示せず)。例えば15秒のCM内容を30秒の枠に
2回繰り返す場合や、2種類の15秒ものをつなげるよ
うに編集して30秒にする場合には、プログラム任せで
は編集の仕上がり品質の確認が不完全なので、そのよう
な場合をも想定した発注確認帳票を設定すれば良い(図
示せず)。
【0080】図12に示す発注確認ページ540におい
て、前述の事項までの読み取り確認ができたならば、同
図右下の「ご注文」の欄をクリックし、CM発注する。
このようにして、CM予約手続きを完了する。又、図1
2に示す発注確認ページ540にはCM放送日時連絡
(図14の矢印16)の内容である5/15(火)2
0:54〜21:53を予め表示しているが、これは局
1と顧客2がホストコンピュータ3を介して双方向通信
して間違い無ければそのままの表示で維持するが、変更
されていれば、該当部を点滅するか色変えするなどし
て、顧客2へその旨を告知する。
【0081】このようにしてCM申し込みの手続きを完
了したならば、CM素材センター4から局1へCM素材
納品(図14の矢印17)される。そして、図示しない
検閲手段があり、公序良俗違反等の不具合の有無を検閲
した結果と、CM受注の諾否を顧客2へ通知(例えば図
14の矢印14及び矢印16の経路)する。尚、既に放
送実績のあるCM素材ならば、図12のCM素材(承認
済)欄に「レ」チェック印が表示されているので、放送
直前に検閲で不合格になる心配が無く安心である。一方
「レ」チェック印が表示されていない場合は、CM制作
関係者に対して、検閲合格が必須要件である旨の注意を
促す目安になる。
【0082】その後、その予約が履行され、その代金8
50万円が顧客2に課金され、放送する(テレビ)局1
に支払われる。又、当業者が斡旋手数料を得る方法に関
しても、周知の電子商取引手段と同様なので、これらの
点に関する具体的かつ詳細な説明は省略する。
【0083】以下に標準的な申し込みの手順を図13に
沿って詳細に説明する。 [顧客の発注意思決定の手順]図13は本システム10
による、発注のフローチャートであり、これにより顧客
がCM枠を発注するまでの手順を説明する。ただし、顧
客が情報端末Tを、インターネットに接続してから本シ
ステム10のホームページにアクセスするまでと、発注
手続きを完了した後にネットワークとの接続を切るまで
の手順等は周知なので省略している。従って、図13の
S12〜S27のステップは、顧客の発注意思決定の手
順のみである。
【0084】先ず、ホームページ500にアクセスし、
はじめての方へのご案内に記載された代金支払方法等
(図示せず)の基本的な約束事に同意するか否かの判断
を行い(S12)、同意する場合はホームページ500
に設けてある同意ボタンをマウスクリックする。これに
よりCM仕様選定・注文入り口ページ520の画面が表
れて、顧客は本システム10と対話形式での疑似商談が
開始される。
【0085】又、顧客登録、顧客ID及びパスワードの
取り扱いに関しては、周知なので省略する。尚、同意し
ないボタンをマウスクリックすれば、本システム10の
ホームページ500との接続から切れて、適当な検索エ
ンジン画面等にリンク接続(図示せず)されて終了す
る。
【0086】次に、図8(a)のCM仕様選定・注文入
り口ページ520で、1番の見出しで「新たにCM枠を
選定する」、とマウスクリック又はキーボードで1を選
択すれば、図8(b)の仕様選定ページ530に移行し
て希望するCM枠を選択する。そして、前述したよう
に、顧客の事業内容に即したCM枠群の選択肢を提示し
た画面上で、例えば「テレビ」又は、「ラジオ」などの
区別を顧客が選択する。顧客は仕様選定フォームに沿っ
て、希望するCM枠を選定し(S13)、これらの仕様
をこの選択画面上で顧客が確認し、良ければ「選定」ボ
タンをマウスクリックする(S14)。
【0087】そして、CM素材の内容確認のためダウン
ロードが必要ならば(S15)、ダウンロードする(S
16)。そのCM素材を顧客が検討し(S17)、希望
にかなったものであれば(S18)、図12に示す発注
確認ページ540により、発注内容を画面上で確認し
(S19)、追加の有無を判断し(S20)、もし追加
が有れば、図8に示すCM仕様選定・注文入り口ページ
520又は仕様選定ページ530に戻り、顧客は仕様選
定フォームに沿って、希望するCM枠仕様を確定し(S
13)、追加する。
【0088】ここで、発注内容に修正が必要か否かを判
断し(S21)、必要なら発注確認ページ540又は仕
様選定ページ530に戻り、修正若しくは取り消し又
は、再入力する(S26)。そして、受注契約書の発行
が必要なら(S22)、その旨を要求する(S27)こ
とにより、発注確認ページ540のタイトルが「受注確
認書」と一部修正され、承認済みのCM素材を特定する
コマーシャル画面の一こま静止画像又は文字を同一紙面
に掲載して(図示せず)印刷可能とされた画像情報が、
顧客の情報端末Tから取り出せるようにしても良い(指
示ボタン等は図示せず)。ここで、当該受注確認書を印
刷するか否かは、顧客の判断次第であり、本システム1
0の主体的管理者である当業者には何ら影響はなく、当
該受注確認書が紙に印刷物されたか否かに拘り無く、そ
の受注内容の確認をシステム上で行っている。
【0089】前記一連の発注手順(S12)〜(S2
2)を経過するうちに、発注確認ページ540が何度も
表れて、その度に顧客2は発注内容を確認しているが、
顧客のCM枠発注の構想が熟し、いよいよ意思決定とな
れば、当該発注確認ページ540にある「ご注文」ボタ
ンをマウスクリックして発注する(S23)。以上のよ
うにして、顧客は本システム10を介して、簡単、正確
で確実に当業者へとCM枠を発注する。
【0090】尚、図13に示すフローチャートにおける
ステップ(S24)やステップ(S25)の判断によ
り、CM枠仕様の選定が顧客の希望に沿わなければ、C
M枠及びCM枠仕様の選定(S13)に戻って仕様決定
の作業をやり直すか、又は途中で止めることができる。
【0091】最後に、図14に示す概念図に沿って全体
の流れを説明する。CM素材センター4にはCM内容
(コンテンツ)の電子データを検索及び閲覧自在に格納
するデータベースも備え、関係者の依頼に応じて繰り返
し閲覧及び放送への利用に供する。図5で示したサーバ
SVには記憶装置SV2を含めてあるものの、その記憶
装置SV2のなかでもCM素材DBを外部の独立機関と
して位置付けたものがCM素材センター4と考えられ
る。
【0092】但し、インターネットに接続された各種サ
ーバがどこにあろうとも、コンテンツの情報通信は自在
なのだから、CM素材センター4の設置場所は大した問
題ではない。図14では説明の便宜上、局1とCM素材
センター4は離れた位置付けに記載しているが、同一の
場所であることも考えられる。このCM素材センター4
はインターネットに接続されたサーバとデータベース
(図示せず)で構成されており、これらを顧客2以外に
も複数が存在する取引先事業所の情報端末(図示せず)
と接続し、情報交換自在ならしめる技術は周知なので、
詳細な説明は省略する。
【0093】図14における各矢印11〜17で示した
ように、顧客2はCM申し込み(矢印11)の際、ホス
トコンピュータ3を介してCM素材センター4への受注
連絡(矢印12)の経路があるので、顧客2は自分の情
報端末(図示せず)の画面を図8(b)に示した仕様選
定ページ530に切り換えて、ダウンロードボタンをマ
ウスクリックすれば、閲覧希望しているCMの映像や音
声の内容を、情報端末の画面上でテレビ放映状態と同様
に視聴して確認できる。尚、ラジオCMに関する説明
は、テレビCMから画像を除去して音声のみに限定した
内容なので、その説明は省略する。
【0094】又、図14における各矢印は一方向でも実
際は双方向通信できる。そして、図10に示した画面で
番組情報を確認するが、この番組情報の入手経路は第三
者の調査機関によるので、図14における各矢印11〜
17のうちの何れかの経路上に存在しても良い。しか
し、番組情報はCM単価に関係するので、CM枠の生産
者である局1が掴んでいることが望ましい。
【0095】ここで、前述した一連のCM申し込み(矢
印11)〜CM素材納品(矢印17)の手続きは、必ず
しも順番が決まっているわけではなく、例えばCM素材
納品(矢印13)はCM枠を発注確認する前後のどちら
でも良いし、CM素材センター4を経由しなくても良
い。
【0096】尚、前述した第二の実施形態における作用
効果を具体的に説明すると以下の通りである。 1.インターネットのホームページが更新される毎に前
記取引条件と公開市場の状況が最新情報になるので、従
来の概念によれば人と店舗等で構成された市場まで出向
く必要も無く、かつ昼夜の別無く年中無休で、インター
ネットに接続された情報端末、例えばパソコンから、だ
れでも好きな時間に前記情報端末のある場所から前記市
場へ参入できるので、自由競争の困難な環境があったと
しても、その障害は軽減される。 2.前記CM枠の売り買いに際して、売り手と買い手と
の当事者双方にとって意思決定以外の事務作業が大幅に
減少し、その負担が軽減される。 3.当業者による従来のCM斡旋の方法の場合は損益分
岐点が高すぎて大口需要者のみに利用が限定されていた
CMだったところを、前述のように事務作業が軽減され
た経費削減効果により損益分岐点が下がり、中小零細規
模のCM依頼にも対応できるようになる。 4.現在のところ、放送局毎もしくは番組毎にCM用の
素材、すなわち映像や音声による内容をビデオテープ等
の記録媒体に複製して納品していたが、前記データベー
スに格納された前記素材が一括管理されるようにもでき
る。そうなれば、適宜に検索閲覧が自在であり、しかも
一度検閲に合格した前記素材は再検閲不要とする環境が
整備されたならば、前記複製する手間と時間及び前記記
録媒体を現物納品し保管する手間とスペースを省略する
ような運用も可能となる。従って、CM制作コストを下
げられる。さらに、必要とあれば、複数の前記素材を電
子編集することも容易である。例えば、二種類の15秒
スポットをつないで30秒スポットに編集する等。 5.前記CM枠を公開の市場で取引するのに仲介斡旋の
人手と店舗を必要とせず、公平かつ透明性を確保した取
引市場も実現し易くなる。従って、売り手と買い手の立
場が対等な取引であり、顧客にとっては好ましくない
「不人気番組」を「人気番組」と抱き合わせ販売で押し
売りされることも少なくなる。
【0097】以上、本発明においては、主にテレビ・ラ
ジオに設定されたCM枠の斡旋について説明したが、本
発明の技術思想によればテレビ・ラジオに限定すること
なく、新聞・雑誌等の刊行物やインターネットに掲載す
る広告に至るまで、全ての情報伝播媒体に設定されたC
M枠を取り引きできる。但し、通常考えられる大衆向け
の情報伝播媒体(マスメディア)の中で、最も情報量の
大きいのは動画を伝送できるテレビ(映画も同等)であ
る。しかも放送時間や民間放送局及び番組数の多さから
しても、テレビ番組に設定されたCM枠の数が圧倒的に
多い。従って、テレビに関するCM枠斡旋の実施形態で
本発明を説明すれば、その他の情報伝播媒体に設定され
たCM枠に関しては、単に顧客側の選択肢が増えるに過
ぎず、それらのCM枠を特定する方法は、本発明の技術
思想から容易に考えられるので、その詳細な説明は省略
する。
【0098】例えば、図8(b)仕様選定フォーム53
0における(1)CM媒体に・テレビ・ラジオと二者択
一のところを・刊行物・インターネットも追加して四者
択一若しくはそれ以下の分類まで選択出来るようにすれ
ば良い。そして、新聞、雑誌及び電車内の吊り広告等の
刊行物に設定されたCM枠を特定する方法はその発行
日、号数、ページ数等の掲載箇所及び枠名により、イン
ターネット掲載広告の場合はCMを媒介するホームペー
ジのアドレスとCM枠見本を本システム10のホームペ
ージ500の何れかの欄に掲載すれば足りる。
【0099】尚、インターネット掲載広告(CM)のC
M枠をインターネットにより販売するということは、新
聞の広告(CM)欄に、「このCM枠のCM料金は首都
圏内配達1回分、一行に付き十万円」等と、CM手段自
らがCM枠の斡旋している行為と似ている。前記「新聞
の広告(CM)欄によるCM枠の斡旋行為」と本発明の
本質的な違いは、売買契約の情報更新がリアルタイムで
ある点と、情報端末Tからの簡易迅速な手続きでCM枠
の売買契約が済む点である。従ってインターネットを用
いて、各種の情報伝播媒体に設定されたCM枠を斡旋す
るシステムであれば、情報伝播媒体の種類を問わず、全
て本発明に含まれるものと見なし得る。
【0100】そして、本発明はCM枠斡旋の専門業者の
みならず、放送局内の一部門により自ら設定したCM枠
を直売するように応用しても有効であるので、そのよう
な場合にも、本発明を実施したものと見なし得る。
【0101】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成したので以
下の効果を奏する。請求項1に係る発明によれば、販売
中のCM枠に関する空き枠情報を、インターネットのホ
ームページ上にリアルタイムで掲載していれば、CM依
頼の申し込みを広く受け付けることが出来る。そして、
前記購入申込受付手段によりCM枠の購入申し込みが受
け付けられたならば、更新手段によって空き枠情報が売
約済みに自動的に更新されるので、顧客に対して、常に
リアルタイムで空き枠情報を提示できる。
【0102】さらに、インターネットのホームページ上
の簡単な操作により、CM枠の購入申し込み手続きを完
了できる。従ってCM枠の斡旋に関するビジネスの可能
性が広がる。それだから、従来は担当者どうしの面談を
交えた売買契約等の事務作業のほとんどが手作業に近
く、特に遠隔地や零細規模の顧客からのCM枠購入申し
込みは、その購入申し込み受け付け作業そのものに手間
と時間とコストがかかっていたところを、簡易迅速な作
業に改善できる。
【0103】又、請求項2に係る発明によれば、前記顧
客は完成されたCM内容を電子データの形態に変換し、
インターネット経由で検索自在に格納するデータベース
に格納しておけば、インターネットを介して電子納品で
きる。そして、当該CMの広告内容をインターネットに
接続された情報端末から容易に検索できるし、そのCM
の広告内容をダウンロードすることにより、前記顧客自
身が確認のために閲覧できる。尚、当該発明の主な目的
ではないもののダウンロードしたCMの広告内容を電子
編集も可能である。
【0104】又、請求項3に係る発明によれば、前記顧
客は安心して取り引きできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第一の実施形態であるCM枠斡旋
システム10aの構成及び情報端末との接続関係を示す
ブロック図である。
【図2】図1のCM枠斡旋システム10aの実行手順を
示すフローチャートである。
【図3】図1と図5のCM枠斡旋システム10a,10
により、空き枠情報を示す画面図である。
【図4】図1と図5のCM枠斡旋システム10a,10
により、売約済情報を示す画面図である。
【図5】本発明に係る第二の実施形態であるCM枠斡旋
システム10の構成及び情報端末との接続関係を示すブ
ロック図である。
【図6】図5のCM枠斡旋システム10による、(a)
は顧客DBの論理構成図であり、(b)はCM枠DBの
論理構成図であり、(c)は受注履歴DBの論理構成図
である。
【図7】図5のCM枠斡旋システム10による、(a)
はCM枠取引用のホームページの画面図であり、(b)
は顧客登録ページの画面図である。
【図8】図5のCM枠斡旋システム10による、(a)
はCM仕様選定・注文入り口ページの画面図であり、
(b)は仕様選定ページの画面図である。
【図9】図1と図5のCM枠斡旋システム10a,10
により、CM枠の営業案内する画面図である。
【図10】図1と図5のCM枠斡旋システム10a,1
0による、番組情報の画面図である。
【図11】図5のCM枠斡旋システム10により、指定
したCMスポットを放映希望する画面図である。
【図12】図5のCM枠斡旋システム10による、発注
確認ページの画面図である。
【図13】図5のCM枠斡旋システム10による、発注
のフローチャートである。
【図14】本発明の実施の一形態を示す概念図である。
【図15】図9の要部拡大図である。
【符号の説明】
1, TV及びラジオ局 2, クライアント又はCM代理店 3,30,ホストコンピュータ 4, CM素材センター 10,10a,CM枠斡旋システム 11, CM申し込み 12, 受注連絡 13,17,CM素材納品 14, CM空き枠情報発信及びCM了承 15, CM発注 16, CM放映日時連絡 21, 番組表 31, 空き枠情報掲載手段 32, 購入申込受付手段 33, 更新手段 34, データベース 100,顧客DB 200,CM枠DB 300,受注履歴(受注候補)DB 500,ホームページ 520,仕様選定・注文入り口ページ 530,仕様選定ページ 540,発注確認ページ S1, 空き枠情報を掲載するステップ S2, 購入申込データを受信するステップ S3, 空き枠情報を更新するステップ S4, 顧客宛に契約結果を通知するステップ S5, 放送局へCM素材を送付するステップ S6, CM放送するステップ S13,CM枠の選定 S23,発注 SV1,主制御装置 SV2,記憶装置 T, 情報端末
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 村尾 英樹 東京都港区赤坂二丁目14番5号プラザミカ ド3F 株式会社ジェネレーション・クリ エイト内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】情報伝播媒体に設定されたCM枠をコンピ
    ュータを用いて顧客に斡旋するCM枠斡旋システムであ
    り、販売中のCM枠に関する空き枠情報をインターネッ
    トのホームページ上に掲載する空き枠情報掲載手段と、
    前記空き枠情報掲載手段により掲載された前記CM枠に
    対して顧客の端末からのCM枠の購入申し込みを受け付
    ける購入申込受付手段と、前記購入申込受付手段により
    受け付けられた前記CM枠に関する情報を売約済みに更
    新する更新手段と、を備えたことを特徴とするCM枠斡
    旋システム。
  2. 【請求項2】前記顧客の依頼により指定された映像及び
    /又は音声の電子データでなるCMの広告内容を当該C
    M枠斡旋システムに参入する者がインターネット経由で
    検索自在であるように格納するデータベースを備えたこ
    とを特徴とする請求項1に記載のCM枠斡旋システム。
  3. 【請求項3】前記空き枠情報掲載手段が少なくともCM
    料を明示した前記空き枠情報を掲載することを特徴とす
    る請求項1又は請求項2に記載のCM枠斡旋システム。
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