JP2003021984A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2003021984A
JP2003021984A JP2002103629A JP2002103629A JP2003021984A JP 2003021984 A JP2003021984 A JP 2003021984A JP 2002103629 A JP2002103629 A JP 2002103629A JP 2002103629 A JP2002103629 A JP 2002103629A JP 2003021984 A JP2003021984 A JP 2003021984A
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feeding
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剛 森山
Masatoshi Yaginuma
雅利 柳沼
Kiyoshi Okamoto
清志 岡本
Mitsushige Murata
光繁 村田
Norifumi Miyake
範書 三宅
Yasuo Fukatsu
康男 深津
Manabu Yamauchi
学 山内
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インサータからのシートとプリンタ部からの
シートが混載されたシート束に対して後処理を行う場合
に生じる不具合を防止する。 【解決手段】 複写装置1000は、プリンタ部300
にて画像が形成されたシートの先頭頁、最終頁、また
は、途中頁に、通常の記録紙とは異なるシートを挿入す
る為のインサータ900を有する。この複写装置の制御
部において、インサータ900のトレイに積載されたシ
ートの画像の向きとイメージリーダ部200より入力さ
れた画像の向きとを揃える処理を行い、処理された画像
をシート上に形成し、インサータ900からのシート及
びプリンタ部300にて画像が形成されたシートをフィ
ニッシャ500内の処理トレイに積載する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表紙等の特殊なシ
ートと画像形成されたシートからなるシート束を出力可
能にする画像形成装置及び画像形成システム等に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、記録紙の先頭頁、最終頁、また
は、途中頁に、通常の記録紙とは別のシート(以下、特
殊シート)を挿入する表紙モード、合紙モード等のモー
ドを備えた複写装置等の画像形成装置がある。これらの
モードを設定することで、例えば、色の違う用紙やカラ
ーコピー紙を表紙として挿入したり、任意の枚数毎に仕
切り紙として挿入することが出来る。更に、フィニッシ
ャ等のシート処理装置が接続された複写装置において
は、これら特殊シート及び記録紙が混載したシート束に
対してステイプル等の処理を施し、製本化することも可
能である。
【0003】特殊シートの供給方法としては、複写装置
本体側に設けられた特別のカセットから供給する方法が
知られている。このような方法の場合、該シートを挿入
するタイミングになると、特別カセットから特殊シート
を給送し、画像が形成されるシートと同じ搬送路を介し
て機外へと排出する。即ち、特殊シートは、定着部等が
配置された画像形成部を介して機外へと排出される。
【0004】しかしながら、複写装置機本体側に設けら
れたカセットから特殊シートを供給する場合において、
カラー印刷原稿等のシートが特殊シートとして用いられ
た場合、該シートは、定着部を通過するので、その際
に、熱圧を受けてしまい該シートの画像品位が低下して
しまう可能性がある。また、最近では、カラーコピー紙
が特殊シートとして用いられる場合が多くなり、これを
本体側のカセットから供給すると、カラーコピー紙表面
に付着したオイル等が原因で給紙機構の搬送能力が低下
し、シートの搬送に影響を及ぼす可能性がある。
【0005】また一方では、表紙等の特殊なシートを供
給する為の給紙部をフィニッシャ等のシート処理装置側
に設け、該給紙部から特殊シートを供給する方法が提案
されている。このことに関しては、特開昭60−180
894号公報、特開昭60−191932号公報、特開
昭60−204564号公報などに記載されている。
【0006】このように、画像形成装置または、フィニ
ッシャ等のシート処理装置に、特殊シート用の積載ユニ
ットを設けて、ユーザにより、当該積載ユニットに特殊
シートがセットされたことに応じて、当該積載ユニット
からのシートと、画像形成部で画像が形成されたシート
とを、1つのシート束として揃えることが提案されてい
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記積
載ユニットに表紙等の特殊シートをセットするのは、ユ
ーザ自身である。従って、特殊シートと画像形成部で画
像形成されたシートからなるシート束を出力させようと
ユーザが望む場合、ユーザは、画像形成部にてどのよう
にシート上に画像が形成され、画像形成された当該シー
トがどのような排出形態で画像形成部から排出され、ま
た、上記積載ユニット上のシートはどのように給送され
排出されるのか等、装置内部の構成を、十分理解して、
当該積載ユニットに特殊シートをセットしなければ、特
殊シートと画像形成部で画像形成されたシートからなる
出力結果が、例えば、頁順序や、各ページ同士の画像の
向きが揃わなくなる等の不具合が生じる虞がある。この
ような場合、ユーザは、いちいち出力結果を頁毎に確認
していき、正しい出力結果となるようユーザ自身の手で
直さなければならない。また、このような状態で、当該
シート束に対して例えば、ステイプル処理等の綴じ処理
を行ってしまったら、綴じ位置が揃ってないまま当該シ
ート束は綴じ処理されてしまうので、もうこの出力結果
は使い物にならず、再度、当該出力結果で使用した特殊
シートと同一のデータをユーザが作成し直し、改めて上
述した作業、処理を行わなければならない。また、表紙
等の特殊なシートと、画像形成部で画像が形成されたシ
ートからなるシート束を出力可能にする装置を提案する
にあたり、装置全体の構成が大型化したり、複雑化して
しまうことを防止し、生産性を向上させたりするような
ことまでは考えられていなかった。
【0008】従って、表紙等の特殊なシートと、画像形
成されたシートからなるシート束を出力可能にするにあ
たり、ユーザによる誤操作を防止し、ユーザに対する操
作性を向上させるとともに、生産性を向上させ、装置全
体が大型化、複雑化することなく、頁順序及び画像の向
きが整った、画像形成面から見てシートの左側が綴じ位
置となる出力結果を得ることができるようにすることが
望まれる。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するた
め、本発明は、画像を入力する入力手段と、シートを積
載する第1の積載手段と、画像をシート上に形成する画
像形成手段と、前記第1の積載手段から給送されたシー
トと前記画像形成手段により画像が形成されたシートを
積載する第2の積載手段と、前記第1の積載手段から搬
送されたシートの画像の向きと、前記画像形成手段によ
り画像が形成されたシートの画像の向きとを揃えて前記
第2の積載手段に積載するために、前記入力手段によっ
て入力された画像に対して画像処理を行う処理手段とを
有することを特徴とする画像形成装置を提供するもので
ある。
【0010】また、本発明は、原稿を積載する第1の積
載手段と、前記第1の積載手段により積載された原稿の
画像を読み取る読取手段と、シート上に画像を形成する
画像形成手段と、シートを積載する第2の積載手段と、
前記第2の積載手段から給送されたシートと前記画像形
成手段により画像が形成されたシートとを積載する第3
の積載手段とを有する画像形成装置であって、前記画像
形成手段は、前記第1の積載手段に対する原稿の積載方
向と同一方向で前記第2の積載手段に対するシートの積
載が行なわれた場合、前記第2の積載手段から給送され
るシートの画像の向きに揃えるように、前記読取手段が
より読み取った画像に基づいて、シート上に画像を形成
することを特徴とする画像形成装置を提供するものであ
る。
【0011】また、本発明は、原稿を積載する第1の積
載手段と、読み取り面が上向きに載置された原稿を前記
第1の積載手段から給送し、読み取り面が下向きになる
ように原稿を反転させて読み取り位置へ搬送する第1の
給送手段と、読み取り位置に搬送された原稿の画像を読
み取る読取手段と、前記読取手段が読み取った画像に基
づいてシートに画像を形成し、シートの画像形成面が下
向きになるように排出する画像形成手段と、シートを積
載する第2の積載手段と、第1面が上向きに載置された
シートを前記第2の積載手段から給送し、前記第1面が
下向きになるようにシートを反転させる第2の給送手段
と、前記第2の給送手段から給送されたシートと、前記
画像形成手段によって画像が形成され搬送されたシート
とを積載する第3の積載手段と、前記第2の積載手段か
ら搬送されたシートの前記第1面を下向きに前記第3の
積載手段へ排出し、前記画像形成手段によって画像が形
成されたシートの画像形成面を下向きに前記第3の積載
手段へ排出する排出手段とを有することを特徴とする画
像形成装置を提供するものである。
【0012】また、本発明は、原稿を積載する第1の積
載手段と、読み取り面が上向きに載置された原稿を前記
第1の積載手段から給送し、読み取り面が下向きになる
ように原稿を反転させて読み取り位置へ搬送する第1の
給送手段と、読み取り位置に搬送された原稿の画像を読
み取る読取手段と、前記読取手段が読み取った画像に基
づいてシートに画像を形成する画像形成手段と、前記画
像形成手段によって画像が形成されたシートの画像形成
面が下向きになるように反転する反転手段と、シートを
積載する第2の積載手段と、第1面が上向きに載置され
たシートを前記第2の積載手段から給送し、前記第1面
が下向きになるようにシートを反転させる第2の給送手
段と、前記第2の給送手段から給送されたシートと、前
記画像形成手段によって画像が形成され搬送されたシー
トとを積載する第3の積載手段と、前記第2の積載手段
から搬送されたシートの前記第1面を下向きに前記第3
の積載手段へ排出し、前記画像形成手段によって画像が
形成されたシートの画像形成面を下向きに前記第3の積
載手段へ排出する排出手段とを有することを特徴とする
画像形成装置を提供するものである。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施形態である
画像形成システム全体の内部構造を示す断面図である。
複写装置1000は、原稿給送部100、イメージリー
ダ部200及びプリンタ部300、折り処理部400、
フィニッシャ500、インサータ900を有する。
【0014】図1を参照して、原稿給送部100のトレ
イ1001上には、ユーザから見て正立状態で、且つ、
フェイスアップ状態(画像が形成されている面が上向き
の状態)で先頭頁が最上部になるように原稿がセットさ
れているものとし、原稿の綴じ位置は、画像形成面から
見て原稿の左端部に位置するものとする。トレイ100
1上にセットされた原稿は、原稿給送部100により先
頭頁から順に1枚ずつ左方向(図の矢印方向)、即ち、
綴じ位置側を先端にして搬送される。そして、更に該原
稿は、湾曲したパスを介して反転されプラテンガラス1
02上を左方向から右方向へ搬送され、その後排紙トレ
イ112上に排出される。尚、この際、スキャナユニッ
ト104は、所定の位置に保持された状態にあり、該ス
キャナユニット104上を原稿が左から右へと通過する
ことにより原稿の読取処理が行われる。上述した読み取
り方法を原稿流し読みモードとする。原稿がプラテンガ
ラス102上を通過する際、該原稿は、スキャナユニッ
ト104のランプ103により照射され、その原稿から
の反射光がミラー105,106,107、レンズ10
8を介してイメージセンサ109に導かれる。
【0015】このように、原稿を流し読取り位置を左か
ら右へ通過するように搬送することによって、原稿の搬
送方向に対して直交する方向を主走査方向とし、搬送方
向を副走査方向とする原稿読取り走査が行われる。すな
わち、原稿が流し読取り位置を通過する際に主走査方向
に原稿画像を1ライン毎にイメージセンサ部109で読
み取りながら、原稿を副走査方向に搬送することによっ
て原稿画像全体の読取りが行われ、光学的に読み取られ
た画像はイメージセンサ部109によって画像データに
変換されて出力される。イメージセンサ部109から出
力された画像データは、所定の処理が施された後に露光
制御部110にビデオ信号として入力される。
【0016】尚、原稿給送部100により搬送した原稿
をプラテンガラス102上に一旦停止させ、その状態で
スキャナユニット104を左から右へと移動させること
により原稿の読取処理を行うことも出来る。この読み取
り方法を原稿固定読みモードとする。原稿給送部100
を使用しないで原稿の読み取りを行わせる場合、ユーザ
は、原稿給送部100を持ち上げ、プラテンガラス10
2上に原稿をセットする。この場合も、上述した原稿固
定読みが行なわれる。
【0017】また、原稿流し読みモードにて画像形成処
理を行った場合、原稿固定読みモードにて画像形成処理
を行う場合よりも生産性をより向上させることが出来
る。一方、原稿固定読みモードにて画像形成処理を行っ
た場合、原稿流し読みモードの場合よりも画質をより向
上させることが出来る。そこで、本形態では、どちらの
モードも実行可能にし、ユーザの意志を反映するよう、
ユーザが所望するモードを選択出来るようにする。
【0018】イメージセンサ109により読み取られた
原稿の画像データは、所定の画像処理が施されて露光制
御部110へ送られる。露光制御部110は、画像信号
に応じたレーザ光を出力する。該レーザ光は、ポリゴン
ミラー110aにより走査されながら感光ドラム111
上に照射される。感光ドラム111上には走査されたレ
ーザ光に応じた静電潜像が形成される。
【0019】感光ドラム111上に形成された静電潜像
は、現像器113により現像され、トナー像として可視
化される。一方、記録紙は、カセット114、115、
手差し給紙部125、両面搬送パス124の何れかから
転写部116へ搬送される。そして、可視化されたトナ
ー像が転写部116において記録紙に転写される。転写
後の記録紙は、定着部117にて定着処理が施される。
【0020】そして、定着部117を通過した記録紙を
フラッパ121により一旦パス122に導き、記録紙の
後端がフラッパ121を抜けた後に、スイッチバックさ
せ、フラッパ121により排出ローラ118へ搬送す
る。そして、排出ローラ118により該記録紙をプリン
タ部300から排出する。これによりトナー像が形成さ
れた面を下向きの状態(フェイスダウン)でプリンタ部
300から排出できる。これを反転排紙と称する。
【0021】上述したようにフェイスダウンで記録紙を
機外に排出することにより、先頭頁から順に画像形成処
理を行う場合、例えば、原稿給送部100を使用して画
像形成処理を行う場合や、コンピュータからの画像デー
タに対する画像形成処理を行う場合に頁順序を揃えるこ
とが出来る。これにより、コピー機能の他に、プリンタ
機能、ファクシミリ機能等を有する複合機能を有す画像
形成装置を提供する場合に、如何なる機能においても全
て先頭頁からの画像形成処理が可能となる。
【0022】尚、手差し給紙部125から搬送するOH
Pシート等の硬いシートに対して画像形成処理を行う場
合は、パス122に該シートを導くことなく、トナー像
が形成された面を上向きの状態(フェイスアップ)で排
出ローラ118によりプリンタ部300から排出する。
【0023】また、シートの両面に画像形成処理を行う
場合は、シートを定着部117からまっすぐ排出ローラ
118方向へと導き、シートの後端がフラッパ121を
抜けた直後にシートをスイッチバックし、フラッパ12
1により両面搬送パスへと導く。
【0024】次に、原稿固定読みの場合と原稿流し読み
の場合の夫々の場合における画像形成処理方法について
図2を参照しながら説明を行う。ユーザは、原稿固定読
みモード、及び原稿流し読みモードのうちの所望する読
み取りモードを、操作部1上の操作パネルを介して選択
することが可能である。図7(c)を参照して、図7
(c)は、操作部1の表示パネルに表示される読取モー
ド指定メニュー画面であって、該画面上において、ユー
ザにより「高速モード」が選択されたことに応じて、画
像形成装置は原稿流し読みモードを実行し、一方、「高
画質モード」が選択されたことに応じて、原稿固定読み
モードを実行する。尚、通常は、特にユーザからの指定
が無い限り、原稿給送部100の原稿トレイ1001上
にセットされた原稿を原稿流し読みモードにより読み取
る。
【0025】原稿固定読みの場合の処理について図2
(a)を用いて説明する。先ず、図中の(1)、(2)
を参照して、スキャナユニット104を左から右へ走査
することにより原稿の画像を走査する。即ち、原稿画像
に対して、主走査方向をSy、副走査方向をSxとする読み
取り走査が行なわれ、イメージセンサ109により原稿
の画像が読み取られる。そして、図中の(3)を参照し
て、イメージセンサ109により読み取られた画像に関
しては、主走査方向Syに読み取った画像を露光制御部1
10で順次レーザ光に変換し、該レーザ光をポリゴンミ
ラー110aで走査(図の矢印方向に走査)することに
より感光ドラム111上に静電潜像を形成する。このよ
うにして形成された静電潜像をトナー像として可視化し
て、シート上に該トナー像を形成すると、シート上に
は、鏡像ではない正像画像(非鏡像画像)が形成され
る。尚、原稿固定読みの場合は、オリジナル原稿の画像
と180度向きが異なる画像がシート上に形成される。
Doは、画像形成されたシートの搬送方向を示す。
【0026】一方、原稿流し読みの場合の処理について
図2(b)を用いて説明する。図中の(1)は、原稿ト
レイ1001に対する原稿のセット状態を示す図であ
り、ユーザは読取面を上向きに先頭頁が最上部になるよ
うに原稿束を原稿給送部100の原稿トレイ1001に
セットする。Dfは、原稿給送方向であり、トレイ100
1上にセットされた原稿は、原稿給送部100により先
頭頁から順に1枚ずつ左方向に搬送され、湾曲したパス
を介して反転され、プラテンガラス102上を左方向か
ら右方向へと搬送される。
【0027】プラテンガラス102上では、図中の
(2)を参照して、原稿がその読取面をプラテンガラス
102上面に対向しながらDf方向に搬送される。原稿が
流し読取り位置を通過する際には、流し読取り位置に保
持されたスキャナユニット(即ち、イメージセンサ10
9)により、原稿の読取面の画像が主走査方向Syに読み
取られる。そして、原稿の読取面の画像を主走査方向Sy
に読み取りながら原稿をDf方向に搬送することで、副走
査方向Sxの読取が行われる。このようにして、原稿画像
に対して、主走査方向をSy、副走査方向Sxとする読み取
り走査が行なわれ、イメージセンサ109により画像が
読み取られる。原稿流し読みの時は、原稿が左から右に
向けて搬送されるので、副走査方向に関しては、原稿固
定読み時の副走査方向と逆の方向となる。従って、イメ
ージセンサ109により読み取られた画像は、原稿画像
に対して鏡像画像となるので、当該鏡像画像を正像画像
(鏡像でない画像)に修正(補正)する必要がある。そ
こで、原稿流し読みの場合は、イメージセンサ109に
て読み取った画像を正像画像に補正する為の鏡像処理を
行う。鏡像処理では、主走査方向を逆方向に入れ替える
処理として、主走査方向の一方の向きに対して読み取っ
た画像を、その主走査方向の一方の向きに対して逆向き
に反転させるよう処理する(図中の(3)参照)。
【0028】即ち、本形態の鏡像処理とは、図2(b)
に示すように、原稿流し読みモードにより読み取った画
像データの主走査方向のデータを入れ替える処理を行う
ことであって、これにより、原稿固定読みモード時のプ
リント出力画像と180度回転させた画像を出力する為
の処理である。
【0029】尚、読み取った画像データの主走査方向の
データを入れ替える処理として、メモリに格納された画
像データを、主走査方向に関しては格納順とは逆順に、
副走査方向に関しては格納された順に該データを読み出
すようにする。また、原稿固定読みモードにおけるシー
ト上に形成される画像の向きと、原稿流し読みモードに
おけるシート上に形成される画像の向きは、180度向
きが異なり(図2(a)の(3)及び図2(b)の
(4)参照)、原稿流し読みモードにおいては、原稿ト
レイ1001上にセットされるオリジナル原稿の画像の
向きと同一方向の画像がシート上に形成される(図2
(b)の(1)及び(4)参照)。
【0030】イメージセンサ109で読み取った画像
は、上述した鏡像処理により、正像画像に変換され、感
光ドラム111上には、鏡像処理後の静電潜像が形成さ
れる。このようにして形成された静電潜像をトナー像と
して可視化して、シート上に該トナー像を形成すると、
シート上には、鏡像ではない正像画像が形成される(図
中の(4)参照)。更に、画像形成された当該シートを
反転排出することにより、トナー像が形成された面を下
に向けた状態で機外(プリンタ部300)から排出する
ことが出来る。そして、該反転排紙により排出されたシ
ートの後端側を後述するフィニッシャ500のステイプ
ラ601で綴じれば(図中の(5)参照)、画像形成面
からシートを見て、シートの左側を綴じ位置とすること
が出来る(図中の(6)参照)。
【0031】尚、副走査方向を逆方向に入れ替えること
により鏡像処理を行うことも出来るが、この場合、原稿
1頁分の画像の読取処理が終了しないと鏡像処理を行え
ないことや、反転排紙後の後端綴じにより画像に対して
シートの左端側を綴じることを考慮すると(即ち、生産
性やシートの整合性を考慮すると)、主走査方向の入れ
替えることによる鏡像処理が好ましい。
【0032】図1を参照して、プリンタ部300では、
右側から給送される、給紙部(カセット114、カセッ
ト115、手差しトレイ125等)からのシートに対し
て画像形成し、画像形成された当該シートを左側へと搬
送し、画像形成面が下向きとなるよう、パス122内に
て、シートの表裏を反転し、画像形成面が下向きの状態
のまま当該シートを、排出ローラ118によりプリンタ
部300本体から排出する。
【0033】排出ローラ118によりプリンタ部300
から排出されたシートは折り処理部400へ送り込まれ
る。折り処理部400では、シートをZ形に折りたたむ
ように折り処理が行われる。例えば、A3サイズやB4
サイズのシートで且つ折り処理の指定が操作部よりなさ
れている場合は、プリンタ部300より排出されたシー
トに対して折り処理が行なわれる。一方それ以外の場合
は、プリンタ部300から排出されたシートに対して折
り処理を行うこと無く、そのままフィニッシャ500へ
と送り込む。
【0034】該フィニッシャ500上には、インサータ
900が設けられている。インサータ900は、記録紙
の先頭頁、最終頁、または、途中頁に、通常の記録紙と
は別のシートを挿入する為のものであり、プリンタ部3
00にて画像が形成されたシートとシートの間に合紙や
表紙用のシートを挿入する為のものである。フィニッシ
ャ本体500では、プリンタ部300から搬送されたシ
ートやインサータ900からのシートを含んだシート束
に対する製本処理や綴じ処理、穴あけ処理等の処理が行
われる。
【0035】図3は、複写装置1000のブロック図で
ある。CPU回路部150は、CPU(不図示)を有
し、ROM151に格納された制御プログラム及び操作
部1の設定に従い、原稿給送制御部101、イメージリ
ーダ制御部201、画像信号制御部202、プリンタ制
御部301、折り処理制御部401、フィニッシャ制御
部501、外部I/F209を制御する。そして、原稿
給送制御部101は原稿給送部100を、イメージリー
ダ制御部201はイメージリーダ部200を、プリンタ
制御部301はプリンタ部300を、折り処理制御部4
01は折り処理部400を、フィニッシャ制御部501
はフィニッシャ500を制御する。操作部1は、画像形
成に関する各種機能を設定する為の複数のキー、設定状
態を表示する為の表示部等を有し、ユーザによる各キー
の操作に対応するキー信号をCPU回路部150に出力
すると共に、CPU回路部150からの信号に基づき対
応する情報を表示部に表示する。
【0036】RAM152は、制御データを一時的に保
持する為の領域や、制御に伴う演算の作業領域として用
いられる。外部I/F209は、複写装置1000と外
部のコンピュータ210とのインタフェースであり、コ
ンピュータ210からのプリントデータをビットマップ
画像に展開し、画像データとして画像信号制御部202
へ出力する。また、イメージリーダ制御部201から画
像信号制御部202へは、イメージセンサ109で読み
取った原稿の画像が出力される。プリンタ制御部301
は、画像信号制御部202からの画像データを露光制御
部110へ出力する。
【0037】図4は、画像信号制御部202の詳細な説
明を行う為のブロック図である。画像信号制御部202
は、イメージリーダ制御部201からのアナログ画像信
号をデジタル信号に変換し、このデジタル信号に各種処
理を施す画像処理部203を有す。画像処理部203で
は、シェーディング補正、濃度補正、操作部1からの設
定に基づいた編集処理(拡大、縮小の変倍処理等)等の
各処理が行なわれ、この処理後の信号はビデオデータと
してラインメモリ204に格納される。また、製本モー
ドが選択されたときには、読み込んだ原稿頁数、外部I
/F209を介して入力された画像データ頁数に基づき
画像形成すべきシートへの画像割付処理を行う。
【0038】ラインメモリ204は、上述した鏡像処
理、即ち、主走査方向のデータを入れ替える処理を行う
為のメモリである。原稿流し読みモードの場合、当該メ
モリ204上で、主走査方向の一方の向きに対して読み
取った1ライン分のビデオデータがその主走査方向の一
方の向きに対して逆向きに入れ替えられる。ラインメモ
リ204から出力されたビデオデータはページメモリに
205に格納される。
【0039】ページメモリ205は、所定サイズの原稿
の1頁分の記憶容量を有し、ビデオデータは、ラインメ
モリ204から出力された順にページメモリ205に格
納される。原稿固定読みモードの場合は、この格納され
たビデオデータは格納された順に読み出される。また、
ページメモリ205は、コンピュータ210から外部I
/F209を介して入力されたデータを格納する。
【0040】ページメモリ205から読み出されたビデ
オデータは、直接プリンタ制御部301に送出され、ま
た、必要に応じて一旦ハードディスク206に格納され
た後にプリンタ制御部301に送出される。このハード
ディスク206は、頁順を入れ替える処理、即ち、電子
ソート等に使用される。プリンタ部300は、プリンタ
制御部301に入力された画像データに基づいた画像を
シート上に形成する。
【0041】本形態では、原稿流し読みモードにおい
て、主走査方向に読み取った画像を示す画像データを順
にメモリに格納し、メモリから当該画像データを主走査
方向に関し格納順と逆順に読み出すことにより、鏡像処
理を行う。つまり、主走査方向の一方の向きに対して読
み取った画像をその主走査方向の一方の向きに対して逆
向きに反転させることにより、鏡像処理が行われる。
【0042】以下に、ページメモリ205上で鏡像処理
を行う場合について説明する。画像データは、原稿画像
読取走査により読み取った順にページメモリ205に格
納される。原稿固定読みモードの場合、当該メモリ20
5に格納された画像データは、格納された順番で当該メ
モリから読み出される。一方、原稿流し読みモードの場
合、当該メモリ205に格納された画像データは、主走
査方向に関しては格納時とは逆順に、副走査方向に関し
ては格納された順に読み出される。
【0043】尚、当該鏡像処理に関し、メモリに格納す
る時点で、主走査方向を逆転させておき、読み出す時点
では、常に決まった方向に読み出しても実現できること
は言うまでもない。
【0044】次に、折り処理部400及びフィニッシャ
500の構成について、図5を参照しながら説明する。
図5は、図1の折り処理部400及びフィニッシャ50
0の構成を示す図である。
【0045】折り処理部400は、プリンタ部300か
ら排出されたシートを導入し、フィニッシャ500側に
導く為の搬送パス402を有する。搬送パス402上に
は、搬送ローラ対403及び404が設けられている。
また、搬送ローラ対404の近傍に設けられた切替フラ
ッパ410は、搬送ローラ対403により搬送されたシ
ートを折りパス420またはフィニッシャ側500に導
く為のものである。
【0046】折り処理を行う場合、切替フラッパ410
を折りパス420側に切り替え、シートを折りパス42
0に導く。折りパス420に導かれたシートは、折りロ
ーラ421まで搬送され、Z型に折り畳まれる。一方、
折り処理を行わない場合は、切替フラッパ410をフィ
ニッシャ側500に切り換え、プリンタ部300から排
出されたシートを搬送パス402を介して、直接送り込
む。
【0047】フィニッシャ500の構成について説明す
る。フィニッシャ500は、折り処理部400を介して
搬送されたプリンタ部300からのシートを順に取り込
み、取り込んだ複数のシートを整合して1つのシート束
として束ねる処理、束ねたシート束の後端側をステイプ
ルするステイプル処理(綴じ処理)や、取り込んだシー
トの後端付近に穿孔するパンチ処理や、ソート処理、ノ
ンソート処理、製本処理等のシート加工処理(以下、シ
ート後処理と称す)を、画像形成装置の操作部1にて設
定された動作モードに基づいて実行する。
【0048】図5に示すように、フィニッシャ500
は、折り処理部400を介して搬送されたプリンタ部3
00からのシートを装置内部に取り込む為の入口ローラ
対502を有する。入口ローラ対502の下流には、シ
ートをフィニッシャパス552または、第1製本パス5
53に導く為の切替フラッパ551が設けられている。
【0049】フィニッシャパス552に導かれたシート
は、搬送ローラ対503を介し、バッファローラ505
に向けて搬送される。尚、搬送ローラ対503とバッフ
ァローラ505は正逆転可能となるように構成されてい
る。
【0050】入口ローラ対502と搬送ローラ対503
の間には、入り口センサ531が設けられている。尚、
入り口センサ531の上流近傍において、フィニッシャ
パス552から第2製本パス554が分岐している。以
下、この分岐点を分岐Aとする。
【0051】分岐Aは、入口ローラ対502側から搬送
ローラ対503側にシートを搬送する為の搬送路への分
岐を成すが、搬送ローラ対503を逆方向に回転させ、
シートを搬送ローラ対503側から入り口センサ531
側に搬送する際には、第2製本パス554側にのみ搬送
するようワンウェイ機構を有する分岐と成す。
【0052】搬送ローラ対503とバッファローラ50
5の間には、パンチユニット550が設けられており、
パンチユニットは必要に応じて動作させ、搬送ローラ対
503を介して搬送されたシートの後端付近に穴あけ
(穿孔)処理を行う。
【0053】バッファローラ505は、搬送ローラ対5
03を介して搬送されたシートを所定枚数巻き付けるこ
とが可能なローラであり、該ローラ505の回転中に押
下コロ512,513,514によりシートが巻き付け
られる。バッファローラ505に巻き付けられたシート
は、バッファローラ505が回転する方向へ搬送され
る。
【0054】押下コロ513と押下コロ514との間に
は、切替フラッパ510が設けられており、押下コロ5
14の下流側には、切替フラッパ511が設けられてい
る。切替フラッパ510は、バッファローラ505に巻
き付けられたシートをバッファローラ505から剥離し
てノンソートパス521または、ソートパス522に導
く為のものである。
【0055】切替フラッパ511は、バッファローラ5
05に巻き付けられたシートをバッファローラ505か
ら剥離してソートパス522に導く為のものである。ま
た、バッファローラ505に巻き付けられたシートを巻
き付けられた状態でバッファパス523に導く為のもの
でもある。
【0056】切換フラッパ510によりノンソートパス
521に導かれたシートは、排出ローラ対509を介し
て、サンプルトレイ701上に排出される。また、ノン
ソートパス521の途中には、ジャム検出などの為の排
紙センサ533が設けられている。
【0057】一方、切換フラッパ510によりソートパ
ス522に導かれたシートは、搬送ローラ対506、5
07を介して中間トレイ(以下処理トレイ)630上に
積載される。処理トレイ630上に束状に積載されたシ
ート群は、操作部1からの設定に応じて、整合処理やス
テイプル処理が行なわれ、その後、排出ローラ680
a、680bによりスタックトレイ700上に当該シー
ト束が束排出される。スタックトレイ700は、上下方
向に自走可能に構成されている。
【0058】尚、上述したステイプル処理は、ステイプ
ラ601により行われる。また、上述したように、プリ
ンタ部300にて画像形成されたシートは、画像形成面
を下にした状態で画像形成装置本体から排出され、フィ
ニッシャ500内に導かれ、そのままの状態で、シート
排出方向に上がり傾斜している処理トレイ630上に積
載される。そして、処理トレイ630上に積載された、
画像形成面が下向きの状態の当該シートの後端側に、ス
テイプラ601により綴じ処理を行う。これにより、先
頭頁からの処理が可能になると共に、頁順序及び画像の
向きが整った、画像形成面から見てシートの左側が綴じ
位置となる出力結果が得ることが出来る。なお且つ、シ
ートの後端側を綴じることが可能になるよう構成したの
で、当該ステイプラを、画像形成装置本体側に設けるこ
とができ、フィニッシャ500の大型化、複雑化を防止
することが出来る。
【0059】第1製本パス553または第2製本パス5
54からのシートは、製本入り口センサ817を通過
し、搬送ローラ対813を介して、収納ガイド820に
収納される。尚、搬送ローラ813により搬送されるシ
ートは、該シートの先端が可動式のシート位置決め部材
823に接するまで搬送される。また、搬送ローラ81
3の上流側には、製本入り口センサ817が配置されて
いる。また、搬送ローラ813の下流側、即ち、収納ガ
イド820の途中位置には、2対のステイプラ818が
設けられており、ステイプラ818と対向する位置には
アンビル819が設けられている。該ステイプラ818
はアンビル819と協働して、シート束の中央を綴じる
ように構成されている。
【0060】ステイプラ818の下流側には、折りロー
ラ対826が設けられており、折りローラ対826の対
向位置には、突き出し部材825が設けられている。こ
の突き出し部材825を収納ガイド820に収納された
シート束に向けて突出すことにより、該シート束は、折
りローラ対826間に押し出され、折りローラ対826
により折り畳まれる。そして、排紙ローラ827を介し
て、排出トレイ832に排出される。排紙ローラ827
の下流側には、製本排紙センサ830が配置されてい
る。
【0061】また、ステイプラ818で綴じられたシー
ト束を折り畳む場合は、ステイプル処理終了後に、シー
ト束のステイプル位置が折りローラ対826の中央位置
(ニップ点)にくるように、位置決め部材823を、ス
テイプル処理時の場所から所定距離降下させる。これに
よりステイプル処理を施した位置を中心にしてシート束
を折り畳むことが出来る。
【0062】次に、フィニッシャ500の上部に設けら
れたインサータ900に関する説明を行う。インサータ
900は、トレイ901にセットされたシートをプリン
タ部300を通さずにサンプルトレイ701、スタック
トレイ700、トレイ832のいずれかに給送する為の
ものである。
【0063】これによって、複写装置機本体側に設けら
れたカセットから特殊シートを供給するような従来の方
法において、カラー印刷原稿等のシートが特殊シートと
して用いられた場合に、定着部を通過することが原因
で、当該シートが熱圧を受けてしまい当該シートの画像
品位が低下してしまったり、カラーコピー紙が特殊シー
トとして用いられた場合に、カラーコピー紙表面に付着
したオイル等が原因で給紙機構の搬送能力が低下し、シ
ートの搬送に影響を及ぼしてしまったりすることを防止
している。
【0064】尚、本形態では、インサータ900のトレ
イ901にはユーザによりフェイスアップの状態(表面
が上の状態)で表紙(または、合紙)用のシートがセッ
トされるものとする。ユーザによりトレイ901上に積
載されたシート束は、1枚づつ最上部のシートから順次
分離され、フィニッシャパス552、または、製本パス
553へ搬送される。以下にインサータ900の構成を
説明する。
【0065】トレイ901に積載されたシート束は、給
紙ローラ902により、搬送ローラ903及び分離ベル
ト904で構成される分離部に搬送される。そして、搬
送ローラ903及び分離ベルト904により最上部のシ
ートから1枚づつ分離される。そして、分離されたシー
トは分離部に近接する引き抜きローラ対905により搬
送パス908へ搬送され、搬送ローラ対906を介して
入口ローラ対502へ搬送される。
【0066】尚、給紙ローラ902と搬送ローラ903
の間には、シートがセットされたか否かを検知する為の
用紙セットセンサ910が設けられている。また、引き
抜きローラ対905の近傍には、引き抜きローラ対90
5によりシートが搬送されたか否かを検出する給紙セン
サ907が設けられている。また、インサータ900か
らのシートを搬送する為の搬送パス908は、入り口ロ
ーラ対502の上流側近傍で、プリンタ部300からの
シートを搬送する為の搬送パス402と合流する。
【0067】次に、フィニッシャ500を駆動制御する
為フィニッシャ制御部501の構成について図6を参照
しながら説明する。図6は、図3のフィニッシャ制御部
501の構成を示すブロック図である。
【0068】フィニッシャ制御部501は、図に示すよ
うに、CPU611、ROM612、RAM613等で
構成されるCPU回路部610を有する。CPU回路部
610は、通信IC614を介して複写装置本体側に設
けられたCPU回路部150と通信してデータ変換を行
い、CPU回路部150からの指示に基づき、ROM6
12に格納されている各種プログラム(後述する図23
〜図30のフローチャートの処理等を実行する為のプロ
グラムを含む)を実行してフィニッシャ500の駆動制
御を行う。
【0069】フィニッシャ500の駆動制御を行う際
は、CPU回路部150に各種センサからの検出信号が
入力される。各種センサとしては、入口センサ531、
製本入口センサ817、製本排紙センサ830、給紙セ
ンサ907、用紙セットセンサ910(図5参照)、用
紙幅検知センサ912等がある。上記用紙セットセンサ
910は、インサータ900のトレイ901上に、表紙
等のシートがセットされているか否かを検出する為のセ
ンサである。
【0070】CPU回路部610には、ドライバ520
が接続されており、ドライバ520は、CPU回路部6
10からの信号に基づいて、モータ、ソレノイド、クラ
ッチを駆動する。尚、これ以外に、不図示のセンサから
の信号がCPU回路510に取り込まれているが、この
説明は省略する。
【0071】ここで、各種のモータとしては、入口ロー
ラ対502、搬送ローラ対503、搬送ローラ対906
の駆動源である入口モータM1と、バッファローラ50
5の駆動源であるバッファモータM2と、搬送ローラ対
506、排出ローラ対507、排出ローラ対509の駆
動源である排紙モータM3と、排出ローラ680a、6
80bの駆動源である束排出モータM4と、搬送ローラ
対813の駆動源である搬送モータM10、シート位置
決め部材823の駆動源である位置決めモータM11
と、突出し部材825、折りローラ対826、折り排紙
ローラ対827の駆動源である折りモータM12、イン
サータ900の給紙ローラ902、搬送ローラ903、
分離ベルト904、引き抜きローラ対905の駆動源で
ある給紙モータM20である。この他にも、ドライバ回
路520は、不図示のモータ、ソレノイドを駆動してい
るが、詳しい説明は省略する。
【0072】入口モータM1、バッファモータM2、排
紙モータM3は、ステッピングモータからなり、励磁パ
ルスレートを制御することによって各モータにて駆動さ
れるローラ対を等速で回転させたり、独自の速度で回転
させることが出来る。また、入口モータM1、バッファ
モータM2はドライバ520により正逆の夫々の回転方
向に駆動可能である。
【0073】搬送モータM10及び位置決めモータM1
1は、ステッピングモータからなり、折りモータM12
はDCモータからなる。尚、搬送モータM10は、入口
モータM1と速度同期してシート搬送が可能なように構
成されている。給紙モータM20は、ステッピングモー
タからなり、入口モータM1と速度同期してシート搬送
が可能なように構成されている。
【0074】ソレノイドとしては、切換フラッパ510
の切り換えを行うソレノイドSL1と、切替フラッパ5
11の切り換えを行うソレノイドSL2、切替フラッパ
551の切り替えを行うソレノイドSL10、インサー
タ900の給紙シャッタ(不図示)を駆動させるソレノ
イドSL20、インサータ900の給紙ローラ902を
昇降駆動させるソレノイドSL21がある。
【0075】クラッチとしては、折りモータM12の駆
動を突出し部材825に伝達する為のクラッチCL1、
給紙モータM20の駆動を給紙ローラ902に伝達する
為のクラッチCL10がある。
【0076】次に、操作部1を用いて後処理モードの選
択操作例について図7を参照しながら説明する。図7は
図1の画像形成装置における操作部1の後処理モード選
択に関する画面例を示す図である。
【0077】本形態の画像形成装置では、後処理モード
として、ノンソートモード、ソートモード、ステイプル
ソートモード(綴じモード)、製本モード等の各種の動
作モードを選択可能であると共に、プリンタ部300で
画像形成されたシートに、特殊シート(カラー紙や厚紙
等)を表紙等として挿入する為のインサータモード(ま
たは手差しモード)を選択可能であり、ユーザは所望す
る動作モードを操作部1にて選択できる。
【0078】図7を参照して、動作モードの設定方法に
関する説明を行う。図7(a)及び図7(b)及び図7
(c)は、複写装置本体1000の操作部1の表示パネ
ルに表示される画面を示したものである。該画面は、タ
ッチパネルとなっており、それぞれ表示される機能の枠
内を触れることにより、その機能が実行される。
【0079】例えば、後処理モードを設定する際には、
図7(a)に示す後処理選択メニュー画面が操作部1に
表示される。ユーザは、図7(a)に示す画面におい
て、ノンソートモード、ソートモード、ステイプルソー
トモード(綴じモード)、製本モード等の動作モードを
選択することが出来る。
【0080】また、例えば、表紙挿入の設定の際には、
図7(b)に示す表紙指定メニュー画面が操作部1に表
示される。ユーザは、この画面上の、「インサータ」キ
ーまたは「手差し」キーを用いて、表紙の挿入を、イン
サータ900から行うか、手差し給紙部125から行う
かを設定出来る。尚、インサータ900からシートを供
給する場合、そのシートには、既に画像形成処理が施さ
れている。また、該画面上において、表紙モードの他
に、合紙モードを設定出来るようにしてもよい。これに
より、インサータ900または手差し給紙部125から
表紙用、合紙用のシートを記録紙の先頭頁、最終頁、途
中頁に挿入させることが出来る。
【0081】図7(c)に示す画面は、画像形成装置が
原稿流し読みモードの他に、原稿固定読みモードにて画
像形成処理可能な場合に、ユーザからの指示に応じて、
操作部1の表示パネルに表示される読取モード指定メニ
ュー画面である。該画面上において、ユーザにより「高
速モード」が選択されたことに応じて、画像形成装置は
原稿流し読みモードを実行し、一方、「高画質モード」
が選択されたことに応じて、原稿固定読みモードを実行
する。尚、通常は、特にユーザからの指定が無い限り、
原稿給送部100の原稿トレイ1001上にセットされ
た原稿を流し読みモードにより読み取る。
【0082】次に、インサータ900及びプリンタ部3
00からフィニッシャ500内の処理トレイ630への
シート搬送について図8乃至図13を参照しながら説明
する。図8乃至図13は、インサータ900及びプリン
タ部300から夫々シートが搬送され、フィニッシャ5
00の処理トレイ630上にインサータ900からのシ
ートとプリンタ部300からのシートが収納される際の
シートの流れを説明する為の図である。
【0083】本形態では、インサータ900から搬送さ
れるシートを表紙用のシートとし、インサータ900か
らのシート1枚とプリンタ部300から搬送されるシー
ト2枚の計3枚を1部として、処理トレイに収納するも
のとする。
【0084】プリンタ部300にて画像が形成されたシ
ートにシート束Cのシートを表紙として挿入する場合
は、図8(b)に示すように、シート束Cがユーザによ
りインサータ900のトレイ901にセットされる。
尚、このとき、インサータ900のトレイ901上に
は、シート束Cがフェイスアップ(画像が形成されてい
る面が上向き)の状態で、かつ、綴じ位置が左側にな
る、即ち正立状態になるようユーザによりセットされる
(図8(a)参照)。トレイ901にセットされたシー
トは、図に示す矢印方向(右側方向)に給送される。即
ち、図1と図8を参照して、原稿トレイ1001上にセ
ットされる原稿の給送方向(左側方向)とは逆方向に、
インサータ900のトレイ901上のシートを給送す
る。また、原稿トレイ1001上の原稿の画像の向きと
インサータ900のトレイ901上のシートの画像の向
きは同一方向である。
【0085】このように、原稿トレイ1001上の原
稿、及びインサータ900のトレイ901上のシート
を、画像形成装置本体とフィニッシャ500等で構成さ
れる画像形成システムの中心側に向かって、夫々給送す
るように構成することで、システム全体をコンパクトに
することが出来る。なお且つ、原稿トレイ1001に対
する原稿のセット方向と、インサータトレイ901に対
するシートのセット方向を統一することができ、ユーザ
は、画像形成面を上向きに、最上部が先頭頁に、画像形
成面から見てシートの左側が綴じ位置となるように、原
稿トレイ1001上に原稿を、インサータトレイ901
上に表紙(または合紙)用のシートを、夫々セットする
ことが出来るので、ユーザに対する操作性を向上させ、
誤操作が生じることを防止することが出来る。
【0086】ユーザにより、操作部1の操作パネル上で
「インサータ」が選択される共に、シート束Cがトレイ
901にセットされ、操作部1上のスタートキー(不図
示)が押下されることに応じて、図9に示すように、イ
ンサータ900内の分離部(搬送ローラ903及び分離
ベルト904)において、シート束Cの最上部のシート
(以下、シートC1とする)から順次分離され搬送パス
908へと搬送される。尚、この際、切替フラッパ55
1は、図のように、フィニッシャパス552側に切り替
わっている。
【0087】搬送パス908に搬送されたシート束Cの
最上部のシートC1は、バッファローラ505側に搬送
される。尚、図9に示すように、シートC1は、画像が
形成された面が下向きの状態(フェイスダウン)でバッ
ファローラ505へと搬送される。
【0088】また、搬送パス906から入口ローラ対5
02を介して搬送されたシートC1の先端が入り口セン
サ531を通過したことに応じて、プリンタ部300か
らフィニッシャ500内部へシートの搬送が開始され
る。尚、プリンタ部300からフィニッシャ500内部
に搬送されるシートを、シートP1、シートP2とし
(図10乃至図13を参照)、シートP1に引き続いて
シートP2が搬送されるものとする。
【0089】次に、図10を参照して、切替フラッパ5
10、511は、共に、ソートパス522側に切り替わ
っており、バッファローラ505に搬送されたシートC
1は、ソートパス522へと導かれる。尚、この際、シ
ートC1に引き続いて、プリンタ部300からのシート
P1がフィニッシャ500内部に搬送される。また、図
に示すように、シートP1は、画像が形成された面を下
向きにしてフィニッシャ500へと導かれる。以下にそ
の詳細を説明する。
【0090】本形態では、原稿給送部100にセットさ
れた原稿の読取処理をイメージリーダ部200にて行
い、読み取った原稿の画像をシート上に形成するようプ
リンタ部300にて画像形成処理を行う。原稿の読取方
法に関しては、原稿流し読みを行う。
【0091】上述したように、原稿流し読みの場合は、
シート上に正像画像が形成されるよう読み取った画像に
対する鏡像処理(即ち、読み取った画像データの主走査
方向のデータを入れ替える処理)を行う。そして、鏡像
処理が行なわれた画像をシート上に形成する。また、画
像が形成されたシートをプリンタ部300から排出する
際は、画像が形成された面が下向きの状態(フェイスダ
ウン)になるよう反転排紙を行う。従って、図10乃至
図13に示すように、プリンタ部300からのシートP
1及びシートP2は、画像が形成された面が下向きの状
態で、フィニッシャ500へと送り込まれる。
【0092】ソートパス522に搬送されたシートC1
は、図11を参照して、処理トレイ630へ搬送され
る。一方、シートC1に後続して搬送されたプリンタ部
300からのシートP1は、フィニッシャパス552を
介して、バッファローラ505に搬送され、ソートパス
522へと導かれる。また、この際、シートP1に引き
続いて、プリンタ部300からフィニッシャ500内部
へシートP2の搬送が開始される。尚、2部目を出力す
る場合は、この時点で、トレイ901上に積載されたシ
ートC1に後続するシート(この場合、シートC2)の
分離がインサータ900の分離部にて行われる。
【0093】次に、図12を参照して、シートC1は、
画像が形成された面が下向きで、且つ、綴じ位置がステ
イプラ601側の状態で処理トレイ630に収納され
る。また、シートC1に後続するシートP1は、シート
C1と同様に、処理トレイ630に向けて搬送される。
また、シートP1に後続するシートP2は、フィニッシ
ャ500本体に導かれバッファローラ505へ向けて搬
送される。これらシートP1及びシートP2は処理トレ
イ630へ順次搬送され収納される。
【0094】尚、2部目を出力する場合は、この際に、
2部目の表紙用としてのシートC2が、シートP2に後
続して搬送パス908へと搬送されるが、シートP2が
処理トレイ630へ搬送されている間は、搬送ローラ対
906の手前付近で、一旦停止する。そして、先行する
1部目のシートP2が処理トレイ630へ収納されたこ
とに応じて、シートC2の搬送が再開される。このよう
に、現在処理中のジョブの次のジョブで使用される表紙
用のシート(シートC2)を、インサータ900から予
め給送しておき、フィニッシャ500内のパス内で待機
させておくことで、複数部出力する場合の生産性を向上
させる。
【0095】次に、図13を参照して、シートP1は、
画像形成面が下向きの状態を保持したまま、既に処理ト
レイ630に収納されているシートC1の上に、積み重
ねられて収納される。シートP1に後続するシートP2
も、画像形成面が下向きの状態を保持したまま、シート
P1の上に積み重ねられて収納される(図13(a)参
照)。尚、シートP1及びシートP2に形成された画像
は、正像画像となるよう鏡像処理が施されている。ま
た、プリンタ部300からフィニッシャ500へシート
が搬送される場合は、プリンタ部300側で反転排紙さ
れるので、シートC1と同様、シートP1及びシートP
2は、画像が形成された面が下向き(フェイスダウン)
で、且つ、綴じ位置がステイプラ601側の状態で処理
トレイ630に収納される。
【0096】後処理として、これら複数のシートからな
るシート束に対して綴じ処理を行う場合は、シートP2
(即ち、1ジョブ分のシート束のうちの最終頁のシー
ト)が処理トレイ630に収納されたことに応じて、ス
テイプラ601により綴じ処理を行う。ステイプラ60
1は、例えば、図13(a)を参照して、処理トレイ6
30上に下向きの状態で積載された、シートC1、シー
トP1、シートP2からなるシート束の後端側に、綴じ
処理を行う。ステイプラ601にて綴じ処理が行なわれ
たシート束を、図13(a)に示す矢印方向から見る
と、図13(b)に示すような状態になる。このように
インサータからのシートとプリンタ部300にて画像形
成されたシートからなるシート束に対してステイプル処
理を行った場合、頁順序及び、各シート上の画像の向
き、及び綴じ位置を揃えることができ、画像形成面から
見てシートの左側が綴じ位置となる出力結果を得ること
が出来る。従って、インサータ900からのシートとプ
リンタ部300にて画像が形成されたシートを混載する
場合において、先頭頁処理と後処理を両立することが出
来る。なお且つ、画像形成装置が複写機能の他にファク
シミリ機能やプリンタ機能を有するような場合、如何な
る機能においても先頭頁からの処理が可能になると共
に、インサータ900からのシートを挿入した状態で後
処理(例えば、ステイプル処理)を実行することが出来
る。また、インサータ900を有する装置(例えば、フ
ィニッシャ)を利用可能にする為に、画像形成装置本体
側の構成が複雑化してしまう等の不具合が生じることを
防止し、画像形成装置本体の構成、機能等を最大限に活
かしつつ、インサータ900を利用出来る。
【0097】以上説明したように、本形態では、インサ
ータ900のトレイ901にセットされたシートの画像
の向きとイメージリータ部200より入力された画像の
向きとを揃える処理として、入力された画像の鏡像処理
を行い、鏡像処理された画像をシート上に形成し、イン
サータ900からのシート及び画像が形成された該シー
トを処理トレイに630(または、後述する収納ガイド
820)に積載する。
【0098】これによりインサータ900からのシート
とプリンタ部300からのシートを処理トレイ630
(または、後述する収納ガイド820)に混載する場合
に、インサータ900からのシートの画像の向きとプリ
ンタ部300からのシートの画像の向きとを一致させる
ことが出来る。従って、後処理時のシートの位置合わせ
が容易となり、インサータ900からのシートとプリン
タ部300からのシートが混載されたシート束に対して
後処理を行う場合に生じる不具合を防止できる。
【0099】また、処理トレイ630へのシートの搬送
に関しては、インサータ900にセットされたシートを
反転して処理トレイ630に搬送し、同様に、プリンタ
部300により画像が形成されたシートも反転して処理
トレイ630へ搬送し、インサータ900からのシート
の搬送をプリンタ部300からのシートの搬送に先立っ
て行う。これにより、インサータ900からのシートと
プリンタ部300にて画像が形成されたシートを混載す
る場合において、先頭頁処理と後処理を両立することが
出来る。例えば、処理トレイ630に積載されたこれら
複数のシートからなるシート束に対してステイプラ60
1にてステイプル処理を行った場合は、図13(b)に
示すように、各シートの画像の向き及び綴じ位置を一致
させることが出来る。
【0100】また、原稿給送部100のトレイ1001
にセットする原稿のセット方向(トレイ1001に対す
る原稿の積載方向)と、インサータ900のトレイ90
1にセットするシートのセット方向(トレイ901に対
するシートの積載方向)は、同一方向であり(図1及び
図8参照)、ユーザからみて、正立状態で且つ、フェイ
スアップ(画像が形成された面が上向き)の状態で、各
トレイに夫々をセットすることが出来る。従って、表紙
モード、合紙モードを使用する上で、ユーザの誤操作を
防止し、ユーザに対する操作性を向上させることが出来
る。
【0101】また、本形態では、図1を参照して、原稿
給送部100のトレイ1001に積載された原稿の給送
方向(右から左)と、インサータ900のトレイ901
に積載されたシートの給送方向(左から右)とが逆方向
で、各トレイは夫々装置の外側に向くように構成してい
るので、装置を小型化にすると共に、インサータ900
に対するシートのセット性を向上させることが出来る。
【0102】このように、本形態では、表紙等の特殊な
シートと、画像形成されたシートからなるシート束を出
力可能にするにあたり、ユーザによる誤操作を防止し、
ユーザに対する操作性の向上の為に、原稿トレイ100
1に対する原稿のセット方向と、インサータトレイ90
1に対するシートのセット方向を統一すると共に、画像
形成面を上向きに、且つ、最上部が先頭頁に、且つ、画
像形成面から見てシートの左側が綴じ位置となるよう、
原稿及びインサータ用のシートを夫々のトレイにセット
可能に構成する。また、画像形成装置及びインサータ9
00を有す装置(例えば、フィニッシャ500)等から
なる画像形成システム全体をコンパクトにする為に、原
稿用のトレイ1001、インサータ用のシートの為のト
レイ901とを夫々装置の外側に向くように構成する共
に(図1参照)、原稿トレイ1001上の原稿、及び、
インサータ900のトレイ901上のシートを、夫々、
画像形成システムの中心側に向かって給送するように構
成する(図1及び図8参照)。また、システム全体が大
型化、複雑化することなく、インサータからのシートと
画像形成装置からのシートを一つの束に纏め上げ、頁順
序及び画像の向きが整った、画像形成面から見てシート
の左側が綴じ位置となる出力結果を得ることができ、な
お且つ、生産性を向上させると共に、画像形成装置本体
の構成、機能等を最大限に活かす為に、画像形成装置本
体側からフィニッシャ500内へのシートの搬送に先立
って、インサータからのシートの搬送を開始し、インサ
ータからのシートを画像形成面が下向きとなるよう反転
し(図9等参照)、インサータ900からの当該シート
を画像形成面が下向きの状態を保持して処理トレイ63
0に積載する(図12等参照)。また、一方、画像形成
装置側においては、原稿トレイ1001にセットされた
原稿束の最上部の原稿から、つまり、先頭頁から順番に
読み取り処理を行い、原稿読取時には、原稿画像が鏡像
画像となるように読取処理を行い、そして、読み取った
原稿画像に関し主走査方向を反転することにより鏡像補
正処理を行い、鏡像補正した画像を、画像形成装置本体
の右側から給送されるシート上に形成して、当該シート
を左側に給送し、画像形成面(この場合、シートの表
面、即ち、シートの第1面)が下向きとなるように、装
置本体のパス122上で当該シートの表裏を反転し、画
像形成面が下向きの状態の当該シートを画像形成装置本
体から排出する(図1及び図2(b)参照)。そして、
画像形成装置にて画像形成され、フィニッシャ500内
に導かれた当該シートを、インサータからのシートが既
に積載されている処理トレイ630上に、画像形成面が
下向きの状態を保持して積載する(図12等参照)。そ
して、処理トレイ630上に画像形成面が下向きの状態
で積載された、インサータからのシート及び画像形成装
置本体からのシートからなる一連のシート束の後端側
に、画像形成装置本体のシート排出口側に設けられたス
テイプラ601による綴じ処理を行う(図13参照)。
そして、綴じ処理された当該シート束を、シート搬送方
向の最も下流側(即ち、処理トレイ630の左側)に設
けられているスタックトレイ700に、束排出する。
【0103】尚、本形態では、イメージリーダ部200
より原稿の画像が入力された場合について説明したが、
図3を参照して、コンピュータ210等の外部装置から
画像データが入力された場合にも、本発明を適用でき
る。この場合も、インサータ900のトレイ901にセ
ットされたシートの画像の向き及び綴じ位置を考慮し
て、必要に応じて、入力されたコンピュータ210から
の画像に対する鏡像処理や回転処理を行い、処理した画
像をシート上に形成して、当該シートの表裏を反転し、
当該シートをフィニッシャ500へと排出する。これに
より、インサータ900からのシートとプリンタ部30
0からのシートを混載する場合において、複写機能やプ
リンタ機能等の如何なる機能においても、先頭頁からの
処理及び、インサータ900からのシートを挿入した状
態での後処理(例えば、ステイプル処理)とを両立する
ことが出来る。そして、処理トレイ630に収納された
複数のシート、即ち、インサータ900からのシート及
びプリンタ部300にて画像形成されたシートからなる
シート束に対してステイプル処理等の後処理を行った際
には、各シートの頁順序及び画像の向きが整った、画像
形成面から見てシートの左側が綴じ位置となる出力結果
を得ることが出来る。
【0104】また、図8乃至図13では、表紙モードと
して、プリンタ部300からのシートの先頭頁にインサ
ータ900からのシートを挿入する場合について説明し
たが、合紙モードとして、プリンタ部300からのシー
トとシートの間に、インサータ900からのシートを合
紙用の仕切り紙として挿入する場合でも本発明を適用で
きる。
【0105】次に、図14を用いて、製本処理について
説明する。この処理は、図7に示した操作部1の表示パ
ネルにおいて、ユーザにより設定された動作モードが製
本モードの場合に行なわれる。図14は、図1に示す複
写装置1000における製本モード時の画像形成処理を
説明する為の図である。
【0106】製本モードが指定され、操作部1の不図示
のスタートキーが押下されることに応じて、原稿給送部
100のトレイ1001にセットされた原稿を先頭頁か
ら順次読み取り、読み取った原稿の画像を、ラインメモ
リ204、ページメモリ205を介して、画像信号制御
部202内のハードディスク206に順次記憶すると共
に、読み取った原稿の枚数をカウントする。原稿の読取
処理が終了したら、読み取った原稿画像を次の(1)式
により分類し、画像形成順序、画像形成位置を決定す
る。
【0107】M=n×4−k・・・(1) (Mは原稿枚数を示す。nは1以上の整数であり、読み
取った原稿の画像を形成する際に使用するシートの枚数
を示す。kは0、1,2,3の何れかの値とする)。
【0108】読み取り原稿枚数が8枚の場合を例にし
て、製本モード時における画像形成処理を説明すると、
図14(a)に示すように、ハードディスク206に
は、8頁分の原稿画像データ(R1、R2、R3、R
4、R5、R6、R7、R8)が、読み取った順番で記
憶されている。
【0109】そして、各画像データ(R1からR8)に
対して、画像形成順序、画像形成位置が決定される。こ
れにより、図14(b)に示すように、1頁目のシート
P1の第1面(表面)には、その左半分にR4の画像が
形成され、右半分には、R5の画像が形成される。尚、
シート上に形成される画像は、上述したように鏡像処理
が行われた後の画像である。
【0110】R4及びR5の画像が形成された該シート
P1は、両面搬送パス124を介して、再度転写部11
6に給送される。そして、該シートP1の第2面(裏
面)には、その左半分にR6の画像が形成され、右半分
にR3の画像が形成される。両面に画像が形成されたシ
ートP1は、そのままの状態で(即ち、第2面を上にし
た状態で)プリンタ部300から排出され、フィニッシ
ャ500の第1製本パス553に搬送される。
【0111】プリンタ部300からフィニッシャ500
へシートP1が搬送される際は、図14(C)に示すよ
うに、R6の画像及びR3が形成されている第2面を上
向きに、且つ、R6の画像を先頭にして図中の矢印方向
(左側方向)に搬送される。尚、図に示すように、R6
の画像が形成された部分の裏側箇所には、R5の画像が
形成され、R3の画像が形成された部分の裏側箇所に
は、R4が形成されている。
【0112】上述した処理に引き続いて、2頁目のシー
トP2の第1面(表面)には、その左半分にR2の画像
が、右半分にはR7の画像が形成される(図14(b)
参照)。尚、シート上に形成される画像は、上述したよ
うに鏡像処理が行われた後の画像である。
【0113】R2及びR7の画像が形成された該シート
P2は、両面搬送パス124を介して、再度転写部11
6に給送される。そして、該シートP2の第2面(裏
面)には、その左半分にR8の画像が形成され、右半分
にR1の画像が形成される。両面に画像が形成されたシ
ートP2は、そのままの状態で(即ち、第2面を上にし
た状態で)プリンタ部300フィニッシャ500の第1
製本パス553に搬送される。
【0114】プリンタ部300からフィニッシャ500
へシートP2が搬送される際は、図14(C)に示すよ
うに、R8の画像及びR1が形成されている第2面を上
向きに、且つ、R8の画像を先頭にして図中の矢印方向
(左側方向)に搬送される。尚、図に示すように、R8
の画像が形成された部分の裏側箇所には、R7の画像が
形成され、R1の画像が形成された部分の裏側箇所に
は、R2の画像が形成されている。
【0115】シートP1及びシートP2は、フィニッシ
ャ500の第1製本パス553を介して収納ガイド82
0内に順次導かれて収納される。収納ガイド820内に
おいては、図14(d)に示すように、シートP1が突
出し部材825側に、シートP1に後続するシートP2
が、折りローラ対826側に夫々収納されるよう構成さ
れている。また、各シートP1、P2の第1面(表面)
が、突出し部材825側に向けられるよう収納される。
尚、各シートP1、P2の収納ガイド820内の位置決
めは、位置決め部材823により行われる。
【0116】次に、該製本モード時のインサータ900
及びプリンタ部300からフィニッシャ500内の収納
ガイド820へのシート搬送について図15乃至図22
を参照しながら説明する。図15乃至図21は、製本モ
ード時のインサータ900及びプリンタ部300からフ
ィニッシャ500内の収納ガイド820へのシートの流
れを説明する為の図である。図22は、図5に示したフ
ィニッシャ500において、綴じ処理及び折り処理を行
い製本化する例を示す図である。
【0117】シートC1を表紙として画像形成後のシー
トに挿入して製本化する場合は、図15(b)に示すよう
に、シートC1がインサータ900のトレイ901にセ
ットされる。該シートC1は、ユーザによりセットされ
るものであり、図15(a)に示すように、画像R及び
画像Fが形成されている面を上向きにしてトレイ901
にセットされ、画像Fを先頭にして給送される。
【0118】即ち、シートC1は、ユーザからみて正立
状態で且つフェイスアップの状態でセットされ、該シー
トのセット状態(トレイ901に対するシートの積載方
向)は、原稿給送部100における原稿のセット状態
(トレイ1001に対する原稿の積載方向)と同じであ
る。従って、インサータ900にシートをセットする際
の操作性を向上させることができる。
【0119】ユーザにより、操作部1の操作パネル上で
「製本」及び「インサータ」が選択されると共に、シー
トC1を含むシート束がトレイ901にセットされ、操
作部1の不図示のスタートキーが押下されることに応じ
て、図16に示すように、その最上部のシートC1の給
紙が開始される。尚、この際、切替フラッパ551はフ
ィニッシャパス552側に切り替えられる。シートC1
は、搬送パス908から入口ローラ対を経てフィニッシ
ャパス552に導かれる。そして、該シートC1の先端
が入口センサ531により検出されると、プリンタ部3
00からのシート(図17に示すシートP1)の給送が
開始される。
【0120】次に、図17を参照して、切替フラッパ5
10は、ノンソートパス521側に切り替えられてい
る。そして、シートC1がバッファローラ505を介し
てノンソートパス521側に導かれると共に、プリンタ
部300から搬送されたシートP1がフィニッシャ内に
導かれる。
【0121】シートC1がノンソートパス521側に導
かれて、該シートの後端が入口センサ531を通過する
位置まで搬送されると、図17に示すように、シートC
1の搬送を一旦停止する。尚、シートC1を停止させる
位置は、少なくとも入口ローラ対502からの駆動を受
けない位置とする。
【0122】一方、プリンタ部300からのシートP1
は、フィニッシャ500内に導かれており、シートC1
の搬送が停止された状態で、該シートP1は、図18に
示すように、切替フラッパ551により第1製本パス5
53に導かれて収納ガイド820内に収納される。ま
た、シートP1に引き続きシートP2が第1製本パス5
53へと導かれる。
【0123】本形態では、インサータ900からのシー
トC1とプリンタ部300からのシートP1、及びP2
の計3枚を一部として製本化する場合について例を挙げ
ているが、2部目を出力する場合は、この時点で、イン
サータ900のトレイ901にセットされたシート束か
らシートC1に後続するシートC2を分離して搬送す
る。尚、インサータ900の分離部にて分離されたシー
トC2は、搬送ローラ対906の手前位置まで搬送され
て、シートP1、シートP2、シートC1がすべて収納
ガイド820に収納されるまでその場所(搬送ローラ対
906の手前位置)で待機される。
【0124】シートP1及びシートP2が収納ガイド8
20に収納されたことに応じて、シートC1の搬送を再
開する。詳しくは、図19に示すように、シートC1
が、収納トレイ820側へ反転給送され、分岐A、第2
製本パス554を介して、収納ガイド820内へ導かれ
る。尚、シートP1及びシートP2は、図14(d)に
示す状態で収納ガイド820に収納されている。このよ
うに、画像形成装置本体から排出される1ジョブ分のシ
ートの全てが収納ガイド820に収納された時点で、イ
ンサータ900からのシートの搬送を再開する。
【0125】また、この際、シートC1は、反転給送
(即ち、スイッチバック搬送)されているので、図20
に示すように、画像R側を先頭にして搬送され、既に収
納ガイド820に収納されているシートP1及びシート
P2からなるシート束の上に重ね合わされて収納され
る。
【0126】尚、2部目を出力する場合は、シートC1
が収納ガイド820に収納されたことに応じて、シート
C1に後続するシートC2を、バッファローラ505側
へ搬送するようシートC2の搬送を再開する。また、例
えば、シートC2が所定サイズと異なるサイズであるよ
うな不適切なシートである場合、図21に示すように、
そのままサンプルトレイ701に排出する。尚、このよ
うな場合、図18に示す状態において、シートC2の搬
送を停止させること無く、そのままバッファローラ50
5を介しサンプルトレイ701上にシートC2を排出さ
せる。
【0127】収納ガイド820にシートC1が収納され
た後は、図22(a)を参照して、シートC1及びシー
トP1、P2からなるシート束に対して突出し部材82
5を突出し、該シート束を折りローラ対826に向けて
押出す。折りローラ対826側に押出されたシート束
は、折りローラ対826により中央部(画像面の画像境
界部分)で折り畳まれ、サドル排出トレイ832に排出
される。
【0128】尚、突出し部材825を、図22(a)に
示す矢印方向に、つまり、フィニッシャ内部から機外方
向(シート排出方向側)に向かって、突出すようにフィ
ニッシャ500を構成することで、装置内部側に向かっ
てシート束を折り畳むような構成よりも、フィニッシャ
500をコンパクトにすることができ、装置の構成が複
雑化することを防止出来る。
【0129】このようにして折り畳まれたシート束は、
図22(b)に示すように、表紙頁にシートC1の画像
Fが、最終頁にシートC1の画像Rが配置される。ま
た、シートP1、P2の各画像が頁順に配置されること
になり、これらシートC1、シートP1、P2の各画像
の向きが一致する。
【0130】このように、複数のシートからなるシート
束に対して製本処理を行う場合において、インサータ9
00からのシートの給紙制御、プリンタ部300からの
シートの搬送制御により、インサータ900を使用する
モードで且つ、製本モードにおいてシート束を折り畳ん
だ際に、インサータ900からのシート(この場合、シ
ートC1)の画像(画像F及び画像R)が、先頭頁と最
終頁に夫々配置され、プリンタ部300からの複数のシ
ート(この場合、シートP1、P2)の画像が頁順に配
置されると共に、各画像の向きが互いに一致した出力結
果を得ることが出来る。
【0131】尚、収納ガイド820にシートC1が収納
された状態で、ステイプラ818により、シートC1及
びシートP1、P2からなるシート束をその中央部で綴
じることも出来る。この場合、図22(b)に示すよう
に、製本化されたシート束の左端部が綴じ位置となる。
【0132】次に、フィニッシャ500の駆動制御に関
する処理(制御手順)について図23乃至図30を参照
しながら説明する。これらの制御手順は、画像形成装置
本体側のCPU回路部150からの指示に応じて、フィ
ニッシャ制御部内のCPU回路部610により実行され
る。また、これらの制御手順を実行する為のプログラム
は、ROM612に格納されている。
【0133】図23は、フィニッシャ500に対する動
作モードの判別処理に関するフローチャートである。該
処理は、CPU回路部150からの指示に基づいて、フ
ィニッシャ制御部501内のCPU回路部610により
実行される。
【0134】まず、フィニッシャ500に対する動作開
始を指示する為のフィニッシャスタート信号がフィニッ
シャ制御部501に入力されたか否か調べる(ステップ
S2301)。ステップS2301の処理は、操作部1
においてユーザにより複写開始を指示する為のスタート
キーが押下され、CPU回路部150からフィニッシャ
制御部501に対してフィニッシャスタート信号が入力
されるまで繰り返される。
【0135】ステップS2301において、フィニッシ
ャ制御部501にフィニッシャスタート信号が入力され
たと判断すると、入口モータM1の駆動を開始する(ス
テップS2302)。次に、通信IC614からのデー
タに基づいて、インサータ900に対する給紙要求があ
るか否かを判定する(ステップS2303)。インサー
タ900に対する給紙要求コマンドは、図7(b)に示
した操作部1の表示パネルに表示される設定画面におい
て、ユーザにより「インサータ」が選択された場合に、
フィニッシャ制御部501に送出される。
【0136】ステップS2303において、インサータ
900に対する給紙要求があると判定した場合は、イン
サータ前給紙処理を行う(ステップS2304)。尚、
ステップS2304のインサータ前給紙処理に関する詳
細な説明は、図29を用いて後述する。
【0137】ステップS2303においてインサータ9
00に対する給紙要求が無いと判定した場合、または、
ステップS2304においてインサータ前給紙処理が完
了した場合は、フィニッシャのCPU回路部610から
通信IC614を介して、複写装置本体1000のCP
U回路部150に給紙信号(画像形成動作の許可を促す
為の信号)を出力する(ステップS2305)。該給紙
信号を受けたCPU回路部150では、画像形成処理を
開始する。
【0138】次に、CPU回路部150から通信IC6
14を介して受信した後処理モードデータに基づき、操
作部1にて設定された動作モードが製本モードであるか
否かを判定する(ステップS2306)。尚、動作モー
ドの設定に関しては、図7(a)に示した操作部1の表
示パネルに表示される動作モード設定画面において、ユ
ーザにより行われる。
【0139】ステップS2306において、設定された
動作モードが製本モードであると判定した場合、製本処
理を行う(ステップS2307)。尚、ステップS23
07の製本処理に関する詳細な説明は、図28を用いて
後述する。ステップS2307の製本処理が完了したら
ステップS1に戻る。
【0140】ステップS2306において、設定された
動作モードが製本モードではないと判定した場合は、設
定された動作モードがノンソートモード、ソートモー
ド、ステイプルソートモードのいずれかのモードである
かを判定する(ステップS2308)。
【0141】ステップS2308において、設定された
動作モードがノンソートモードであると判定した場合
は、ノンソート処理を行う(ステップS2309)。
尚、ステップS2309のノンソート処理に関する詳細
な説明は、図25を用いて後述する。
【0142】ステップS2308において、設定された
動作モードがソートモードであると判定した場合は、ソ
ート処理を行う(ステップS2310)。尚、ステップ
S2310のソート処理に関する詳細な説明は、図26
を用いて後述する。
【0143】ステップS2308において、設定された
動作モードがステイプルソートモードであると判定した
場合は、ステイプルソート処理を行う(ステップS23
11)。尚、ステップS2311のステイプルソート処
理に関する詳細な説明は、図27を用いて後述する。
【0144】ステップS2309においてノンソート処
理が完了した場合、または、ステップS2310におい
てソート処理が完了した場合、または、ステップS23
11においてステイプルソート処理が完了した場合は、
入口モータM1の駆動を停止し(ステップS231
2)、ステップS2301に戻り、フィニッシャスター
ト信号の入力を待つ。
【0145】尚、ステップS2307、ステップS23
09、ステップS2310、ステップS2311の何れ
かの処理を行う場合でも、ステップS2303におい
て、インサータ900に対する給紙要求があると判定し
た場合には、まず始めにステップS2304のインサー
タ前給紙処理を行う。
【0146】次に、図24を用いて、上述したステップ
S2304のインサータ前給紙処理に関する詳細な説明
を行う。図24は、図23のステップS2304のイン
サータ前給紙処理の詳細を説明する為のフローチャート
である。この処理は、図23のステップS2303にお
いて、インサータ900に対する給紙要求があると判定
した場合に行なわれる処理であり、フィニッシャ制御部
501内のCPU回路部610により行われる。
【0147】インサータ前給紙処理では、まず、給紙前
チェックを行う(ステップS2400)。ステップS2
400においては、インサータ900のトレイ901上
にシートが有るか否かの確認、操作部1からのシート指
定データ等に関する情報の確認を行い、複写装置本体1
000のCPU回路部150に画像形成禁止信号を送
る。
【0148】ステップS2400にて給紙前チェックを
行い、インサータ900からシートを給紙する為の給紙
条件が成立していることを確認したら、分離前処理を行
う(ステップS2401)。分離前処理としては、ま
ず、インサータ900の給紙シャッタ(不図示)を開く
ようシャッタソレノイドSL20(図6参照)をオンす
る。次に、給紙ローラ902を降下させ、トレイ901
のシートの上に着地させるようピックアップソレノイド
SL21をオンする。また、給紙モータM20の駆動力
を給紙ローラ902に伝達するようクラッチCL10を
オンする。
【0149】ステップS2401の処理が完了したら所
定時間後に給紙モータM20の駆動を開始し、インサー
タ900内の分離ローラ903及び分離ベルト904及
び引き抜きローラ対905を回転させる(ステップS2
402)。ステップS2402の処理により、シート束
(本形態では、シート束C)の最上部のシート(本形態
では、シートC1とする)が分離され、搬送パス908
に向けて搬送される。
【0150】次に、第1搬送処理を行う(ステップS2
403)。ステップS2403の処理では、給紙センサ
907によりシートC1の搬送状況を監視し、該シート
C1の先端が、給紙センサ907により検出されると、
クラッチCL10をオフし、給紙モータM20に設けら
れているクロックセンサからのクロックのカウント動作
を開始する。そして、カウントした値が所定値(以下、
N1とする)に達したら、給紙モータM20の駆動を停
止させる。尚、該カウント動作は、給紙センサ907に
よりシートC1の後端を検出するまで行われる。
【0151】ステップS2403の処理は、引き抜きロ
ーラ対905を介して搬送されたインサータ900から
のシートを搬送ローラ対906の手前位置(図18参
照)で一旦停止させる為のステップである。
【0152】複写装置本体1000側のCPU回路部1
50からインサータ900に対するシートC1の再給紙
要求があるか否か調べる(ステップS2404)。ステ
ップS2404の処理は、複写装置本体1000のCP
U回路部150からフィニッシャ制御部501のCPU
回路部610にシートC1の再給紙要求が発せられるま
で繰り返される。
【0153】ステップS2404において、シートC1
の再給紙要求があった場合は、第2搬送処理を行う(ス
テップS2405)。ステップS2405の処理では、
搬送ローラ対906の手前位置で停止しているシートC
1を入口ローラ対502側へ導く為に給紙モータM20
の駆動を再開し、それと共に、バッファモータM2及
び、排紙モータM3を駆動させる。そして、給紙センサ
907によりシートC1の後端を検出したら、ステップ
S2403の処理にて開始したカウント動作を終了し、
カウント開始からカウント終了までにカウントした値に
基づいて、シートC1の搬送方向長さを算出する。
【0154】次に、ステップS2405にて算出したシ
ートC1の搬送方向長さと、上述したステップS240
0にて取得した指定サイズデータに基づいて、インサー
タ900からのシートC1が適正サイズであるか否かチ
ェックする(ステップS2406)。
【0155】ステップS2406にて、インサータ90
0からのシートC1が適正サイズではないと判断した場
合は、切替フラッパ510をノンソートパス521側に
切り換え、該シートC1をノンソートパス521を介し
てサンプルトレイ701上に排出する。また、それと共
に、適正サイズではないシートがインサータ900から
搬送された旨を複写装置本体1000のCPU回路部1
50に伝える(ステップS2407)。そして、インサ
ータ停止処理を行い(ステップS2412)、この処理
を終了して、上述した図23のステップS2305へと
移行する。
【0156】上述したステップS2412では、ステッ
プS2400にてCPU回路部150に送出した画像形
成信号禁止信号の解除を行うと共に、給紙モータM20
の駆動を停止させる。また、用紙セットセンサ910に
よりインサータ900のトレイ901にシートがあるか
否かを検出する。尚、シートがまだトレイ901にある
場合は、シャッタソレノイドSL20をオンしつづけ
る。
【0157】一方、ステップS2406において、イン
サータ900からのシートC1が適正サイズであると判
断した場合は、操作部1にて設定された動作モードの判
別を行う(ステップS2408)。
【0158】ステップS2408において、判別した動
作モードがノンソートモードの場合は、ノンソート前給
紙処理を実行する(ステップS2409)。ステップS
2409の処理では、インサータ900からのシートC
1をサンプルトレイ701上に排出する。ステップS2
409の処理が終了したら、ステップS2412に移行
する。
【0159】また、ステップS2408において、判別
した動作モードがソートモード或いはステイプルモード
の場合は、スタック前給紙処理を実行し(ステップS2
410)、ステップS2412に移行する。
【0160】ステップS2410の処理では、切り換え
フラッパ510及び511をソートパス522側に切り
替え、該シートC1を処理トレイ630へと導く。尚、
インサータ900からのシートC1は、画像が形成され
た面が下向きの状態で、処理トレイ630上に積載され
る。処理トレイ630上においては、シートの整合処理
が行なわれる。また、ステイプラ601を用いて、該ト
レイに積載された複数のシートからなるシート束に対し
て綴じ処理を行うことで製本処理が可能となる。
【0161】また、ステップS2408において、判別
した動作モードが製本モードの場合は、製本前給紙処理
を実行する(ステップS2411)。ステップS241
1の処理では、切替フラッパ510をノンソートパス5
21側に切り換え、シートC1の先端がノンソートパス
521に達する位置までシートC1を搬送する(図17
参照)。そして、シートC1の後端が搬送ローラ対50
3を過ぎたことを検知したことに応じて、バッファモー
タM2、排紙モータM3の駆動を停止させ、シートC1
をノンソートパス521内で待機させる。尚、製本モー
ドにおいて、本形態では、インサータ900からのシー
トC1をノンソートパス521内で一旦待機させている
が、インサータ900からのシートC1を一旦停止させ
る位置は、シートC1の後端が搬送ローラ対503を抜
けて、搬送ローラ対503による搬送力を受けない位置
とする。ステップS2411の処理を実行したら、ステ
ップS2412に移行する。
【0162】図24に示したインサータ前給紙処理は、
プリンタ部300からフィニッシャ500へのシートの
搬送に先立ってインサータ900からフィニッシャ50
0へのシートの搬送を行う為の処理である。特に、表紙
モード時には、ステップS2406等の処理により、表
紙サイズを事前に知ることが出来、インサータ900か
らのシートのサイズとプリンタ部300からのシートの
サイズとの不一致におけるシステムダウンを最小限に抑
えることが出来る。
【0163】次に、図25のフローチャートを用いて、
図23のステップS2309のノンソート処理について
説明する。該処理は、図23のステップS2308にお
いて、動作モードがノンソートモードであると判別した
場合に行われる処理である。
【0164】ノンソート処理では、まず、サンプルトレ
イ701上にシートを排出する為に切替フラッパ510
を駆動し(図5参照)、ノンソートパス521側に切替
フラッパ510を切り替える(ステップS2501)。
尚、この際、切替フラッパ551は、フィニッシャパス
552側に切り替えられている。
【0165】次に、フィニッシャ500に対するフィニ
ッシャスタート信号がオン状態になったか否かを判定す
る(ステップS2502)。ステップS2502の処理
は、プリンタ部300からフィニッシャ500へシート
の搬送が行われるか否かを確認する為の処理である。ス
テップS2502において、フィニッシャスタート信号
がオン状態になったと判定した場合は、入口センサ53
1がオン状態になった否かをチェックする(ステップS
2503)。
【0166】ステップS2503は、プリンタ部300
からフィニッシャ500内へシートが搬送されたか否を
検出する為のステップである。尚、入口センサ531の
配置位置にプリンタ部300から搬送されたシートの先
端が達したら、該センサ531はオン状態になる。ま
た、入口センサ531は、シートが完全に該センサ53
1を通過するまで、即ち、シートの後端が該センサ53
1を抜けるまでオン状態となる。
【0167】ステップS2503において、入口センサ
531がオン状態ではないと判定した場合は、ステップ
S2502へ戻る。一方、ステップS2503におい
て、入口センサ531がオン状態になったと判定した場
合は、フィニッシャ500内に搬送されたシートの先端
が当該パスセンサ531まで到達したと判断し、バッフ
ァモータM2、排紙モータM3を起動し、ステップS2
504に進み、シートがパスセンサ533を通過するの
を待ち、パスセンサ533がオフ状態になったら、シー
トがパスセンサ533を通過したと判断し、ステップS
2502に戻る。
【0168】そして、ステップS2502において、フ
ィニッシャスタート信号がオフ状態になったと判定した
場合は、プリンタ部300からのシートが全てサンプル
トレイ701上に排出されたか否かチェックする(ステ
ップS2505)。ステップS2505において、プリ
ンタ部300からのシートが全てサンプルトレイ701
上に排出されていないと判定した場合は、ステップS2
502に戻る。
【0169】ステップS2505において、プリンタ部
300からのシートが全てサンプルトレイ701上に排
出されたと判定した場合は、切替フラッパ510の駆動
を停止させ、バッファモータM2、排紙モータM3の駆
動も停止させ、(ステップS2506)、この処理を終
了する。該処理終了後は、図23に示したステップS2
312に移行する。
【0170】次に、図26のフローチャートを用いて、
図23のステップS2310のソート処理について説明
する。該処理は、図23のステップS2308におい
て、動作モードがソートモードであると判別した場合に
行われる処理である。
【0171】ソート処理では、まず、処理トレイ630
上にシートを搬送する為に切替フラッパ511を駆動し
(図5参照)、ソートパス522側に切替フラッパ51
1を切り替える(ステップS2601)。尚、この際、
切替フラッパ551は、フィニッシャパス552側に切
り替えられている。
【0172】次に、フィニッシャ500に対するフィニ
ッシャスタート信号がオン状態になったか否かを判定す
る(ステップS2602)。ステップS2602の処理
は、プリンタ部300からフィニッシャ500へシート
の搬送が行われるか否かを確認する為の処理である。ス
テップS2602において、フィニッシャスタート信号
がオン状態になったと判定した場合は、入口センサ53
1がオン状態になった否かをチェックする(ステップS
2603)。
【0173】ステップS2603は、プリンタ部300
からフィニッシャ500内へシートが搬送されたか否を
検出する為のステップである。尚、入口センサ531の
配置位置にプリンタ部300から搬送されたシートの先
端が達したら、該センサ531はオン状態になる。ま
た、入口センサ531は、シートが完全に該センサ53
1を通過するまで、即ち、シートの後端が該センサ53
1を抜けるまでオン状態となる。
【0174】ステップS2603において、入口センサ
531がオン状態ではないと判定した場合は、ステップ
S2602へ戻る。一方、ステップS2603におい
て、入口センサ531がオン状態になったと判定した場
合は、ソート紙シーケンスを起動する(ステップS26
04)。
【0175】ステップS2604のソート紙シーケンス
としては、CPU回路部610のCPU611によりマ
ルチタスク処理が行なわれれ、バッファモータM2の起
動及び停止、排紙モータM3の加減速制御が行われる。
また、これらの処理を行うことで、処理トレイ630へ
搬送すべきシートとそれに後続するシートとのシート間
隔を調節し、更に、処理トレイ630にシートが収納さ
れる度に、該トレイ630に設けられた整合部材(不図
示)によりシートに対して整合処理を行う。そして、処
理トレイ630において、束積載が完了したことに応じ
て、スタックトレイ700への束排出処理を行う。
【0176】ステップS2604の処理を実行したら、
入口センサ531がオフ状態になるまで待機し(ステッ
プS2605)、オフ状態になったらステップS260
2に戻る。
【0177】そして、ステップS2602において、フ
ィニッシャスタート信号がオフ状態になったと判定した
場合は、ステップS2604にて束排出処理すべきシー
ト束が全てスタックトレイ700上に排出されたか否か
チェックする(ステップS2606)。
【0178】ステップS2606において、束排出処理
すべきシート束が全てサンプルトレイ700上に排出さ
れていないと判定した場合は、ステップS2602に戻
る。一方、束排出処理すべきシート束が全てサンプルト
レイ701上に排出されたと判定した場合は、切替フラ
ッパ511の駆動を停止させ(ステップS2607)、
この処理を終了する。該処理終了後は、図23に示した
ステップS2312に移行する。
【0179】次に、図27のフローチャートを用いて、
図23のステップS2311のステイプルソート処理に
ついて説明する。該処理は、図23のステップS230
8において、動作モードがステイプルソートモードであ
ると判別した場合に行われる処理である。
【0180】ステイプルソート処理では、まず、処理ト
レイ630上にシートを搬送する為に切替フラッパ51
1を駆動し(図5参照)、ソートパス522側に切替フ
ラッパ511を切り替える(ステップS2701)。
尚、この際、切替フラッパ551は、フィニッシャパス
552側に切り替えられている。
【0181】次に、フィニッシャ500に対するフィニ
ッシャスタート信号がオン状態になったか否かを判定す
る(ステップS2702)。ステップS2702の処理
は、プリンタ部300からフィニッシャ500へシート
の搬送が行われるか否かを確認する為の処理である。ス
テップS2702において、フィニッシャスタート信号
がオン状態になったと判定した場合は、入口センサ53
1がオン状態になった否かをチェックする(ステップS
2703)。
【0182】ステップS2703は、プリンタ部300
からフィニッシャ500内へシートが搬送されたか否を
検出する為のステップである。尚、入口センサ531の
配置位置にプリンタ部300から搬送されたシートの先
端が達したら、該センサ531はオン状態になる。ま
た、入口センサ531は、シートが完全に該センサ53
1を通過するまで、即ち、シートの後端が該センサ53
1を抜けるまでオン状態となる。
【0183】ステップS2703において、入口センサ
531がオン状態ではないと判定した場合は、ステップ
S2702へ戻る。一方、ステップS2603におい
て、入口センサ531がオン状態になったと判定した場
合は、ステイプルソート紙シーケンスを起動する(ステ
ップS2704)。
【0184】ステップS2704のステイプルソート紙
シーケンスとしては、CPU回路部610のCPU61
1によりマルチタスク処理が行なわれ、バッファモータ
M2の起動及び停止、排紙モータM3の加減速制御が行
われる。また、これらの処理を行うことで、処理トレイ
630へ搬送すべきシートとそれに後続するシートとの
シート間隔を調節し、更に、処理トレイ630にシート
が収納される度に、該トレイ630に設けられた整合部
材(不図示)によりシートに対して整合処理を行う。そ
して、処理トレイ630において、束積載が完了したこ
とに応じて、ステイプラ601によりシート束に対する
ステイプル処理を行い、スタックトレイ700への束排
出処理を行う。
【0185】ステップS2704の処理を実行したら、
入口センサ531がオフ状態になるまで待機し(ステッ
プS2705)、オフ状態になったらステップS270
2に戻る。
【0186】そして、ステップS2702において、フ
ィニッシャスタート信号がオフ状態になったと判定した
場合は、ステップS2704にて束排出処理すべきシー
ト束が全てスタックトレイ700上に排出されたか否か
チェックする(ステップS2706)。
【0187】ステップS2706において、束排出処理
すべきシート束が全てサンプルトレイ700上に排出さ
れていないと判定した場合は、ステップS2702に戻
る。一方、束排出処理すべきシート束が全てサンプルト
レイ701上に排出されたと判定した場合は、切替フラ
ッパ511の駆動を停止させ(ステップS2707)、
この処理を終了する。該処理終了後は、図23に示した
ステップS2312に移行する。
【0188】次に、図28のフローチャートを用いて、
図23のステップS2307の製本処理について説明す
る。該処理は、図23のステップS2306において、
動作モードが製本モードであると判別した場合に行われ
る処理である。
【0189】製本処理では、まず、プリンタ部300か
らフィニッシャ500へ搬送されるシートのサイズが製
本に適するサイズであるか否かをサイズ情報に基づき判
定する(ステップS2801)。ステップS2801に
おいて、シートのサイズが製本に適するサイズではない
と判定した場合は、この処理を終了して、図23のステ
ップS2301に戻る。
【0190】一方、ステップS2801において、シー
トのサイズが製本に適したサイズであると判定した場合
は、製本初期動作を行う(ステップS2802)。ステ
ップS2802の製本初期動作では、搬送モータM10
を駆動して製本ローラ対813を回転させ、シートの搬
送を可能な状態にする。また、それと共に、切換ソレノ
イドSL10を駆動させ切替フラッパ551を第1製本
パス553側へ切り替え、プリンタ部300からのシー
トが収納ガイド820へ導かれるようにする。また、幅
寄せ部材(不図示)をシート幅に対して所定量余裕を持
たせた幅になるよう位置決めすると共に、シート位置決
め部材823からステイプラ818のステイプル位置ま
での距離が、シート搬送方向長さの1/2となるよう位
置決めモータM11を所定ステップ数分回転させる。
【0191】ついで、製本入口センサ817からの信号
により、収納ガイド820内にプリンタ部300からの
シートが搬送されたか否かを判定し(ステップS280
3)、シートが収納ガイド820内に搬送されていない
場合は、ステップS2802に戻る。
【0192】一方、ステップS2803において、収納
ガイド820内にプリンタ部300からのシートが搬送
されたと判定した場合は、所定時間経過後に幅寄せ部材
(不図示)を動作させ、収納ガイド820に収納された
該シートに対するシート幅方向の整合動作を行う(ステ
ップS2804)。
【0193】次に、ステップS2804にて処理された
シートが、1つの束として製本処理すべきシートの最終
紙であるか否かを判定し(ステップS2805)、該シ
ートが1ジョブ分のシートの最終紙でなければ、ステッ
プS2802に戻る。一方、ステップS2805におい
て、該シートが最終紙であると判定した場合は、プリン
タ部300からフィニッシャ500へのシートの搬送を
行わないようCPU回路部150に画像形成禁止信号を
出力する(ステップS2806)。
【0194】次に、図7(b)に示す操作部1の画面に
おいて、ユーザによりインサータ900からの給紙が指
定されているか否かを判定し(ステップS2807)、
インサータ900からの給紙が指定されていると判定し
た場合は、インサータ給紙処理を行う(ステップS28
08)。尚、ステップS2808のインサータ給紙処理
については、図29のフローチャートを用いて後述す
る。
【0195】一方、ステップS2807において、イン
サータ900からの給紙が指定されていないと判定した
場合は、収納ガイド820内にて整合されたシート束に
対してステイプラ818を用いてステイプル処理を実行
する(ステップS2809)。
【0196】ステップS2809の処理を実行したら、
束搬送処理を実行する(ステップS2810)。ステッ
プS2810の束搬送処理では、ステイプラ818のス
テイプル位置と折りローラ対826のニップ位置との距
離分だけ該シート束を移送する為に、位置決めモータM
1を駆動してシート位置決め部材823を下降させると
共に、再度搬送モータM10を駆動して、搬送ローラ対
813を回転させる。
【0197】ステップS2810の処理を実行したら、
折り制御処理を実行する(ステップS2811)。ステ
ップS2811の折り制御処理では、クラッチCL1を
駆動させると共に、折りモータM12を駆動させて、突
出し部材825を折りローラ対826に向けて移動させ
る(図22(a)に示す矢印方向)。
【0198】折り制御処理により、シート束の中心(即
ち、シート上におけるステイプル位置)が、折りローラ
対826のニップ点に案内され、該シート束は折りロー
ラ対826により2つ折りされる。尚、突出し部材82
5は、カム機構により往復動作が可能となるように構成
されており、該突出し部材825が一往復したことをセ
ンサ(不図示)により検知すると、クラッチCL1の駆
動を停止させる。
【0199】ステップS2811の処理を実行したら、
製本排紙センサ830からの検出信号に基づいて、2つ
折りされた該シート束が排出トレイ832へ排出された
か否かをチェックする(ステップS2812)。尚、製
本排紙センサ830は、2つ折りされたシートの後端検
知を行う。ステップS2812は、シート束が排出トレ
イ832へ排出されたことを確認するまで繰り返され
る。
【0200】一方、ステップS2812において、シー
ト束が排出トレイ832へ排出されたと判定した場合
は、折りモータM12の駆動を停止させ(ステップS2
813)、該シート束は、製本処理すべき最後のシート
束であるか否かを判定する(ステップS2814)。
【0201】ステップS2814において、製本処理す
べき最後のシート束であると判定した場合は、製本モー
ドの終了処理を行う(ステップS2815)。ステップ
S2815の製本モードの終了処理では、上述した幅寄
せ部材及びシート位置決め部材823をそれぞれ所定の
待機位置に移動させる。また、切替フラッパ551をフ
ィニッシャパス552側に切替える。そして、製本モー
ドを終了する。ステップS2815の処理を実行した
ら、図23に示したフローチャートのステップS230
1に戻る。
【0202】一方、ステップS2814において、製本
処理すべき最後のシート束ではないと判定した場合は、
画像形成禁止信号の解除を行い、その旨をCPU回路部
150に伝え(ステップS2816)、ステップS28
02に戻る。
【0203】次に、図29のフローチャートを用いて、
図28のステップS2808のインサータ給紙処理につ
いて説明する。該処理は、図28のステップS2807
において、インサータ900からの給紙が指定されてい
ると判定した場合に行われる処理であり、インサータ9
00からのシートを収納ガイド820に導く為の処理で
ある。
【0204】本形態では、該インサータ給紙処理に先立
って、図24に示すインサータ前給紙処理を実行してい
る。図24のインサータ前給紙処理のステップS241
1の製本前給紙処理により、インサータ900からのシ
ートC1は、既にノンソートパス521内で待機してい
る(図17参照)。
【0205】インサータ給紙処理では、まず、ノンソー
トパス521内で待機しているインサータ900からの
シートの反転搬送(スイッチバック搬送)を開始する
(ステップS2900)。ステップS2900の反転搬
送では、ノンソートパス521内で待機しているインサ
ータ900からのシートC1を、図19に示すように、
第2製本パス554へ導く為に、入口モータM1及びバ
ッファモータM2の回転方向を逆転方向に設定して、こ
れらのモータの駆動を開始させる。また、同時に、搬送
モータM10の駆動も開始する。これによって、シート
C1は、図19に示すように、ローラ503を介して第
2製本パス554内に導かれる。
【0206】次に、ノンソートパス521側から第2製
本パス554側へ搬送されるインサータ900からのシ
ートC1の後端が、入口センサ531により検出された
か否かを判定する(ステップS2901)。ステップS
2901は、入口センサ531によりシートC1の後端
を検出するまで繰り返される。
【0207】ステップS2901において、入口センサ
531によりインサータ900からのシートC1の後端
が検出されると、フィニッシャ駆動停止処理を行う(ス
テップS2902)。ステップS2902のフィニッシ
ャ駆動停止処理では、入口モータM1及びバッファモー
タM2の駆動を停止させる。即ち、ステップS2901
において、インサータ900からのシートC1の後端が
検出されるまでは、該シートC1の搬送を続ける。
【0208】次に、現在処理中のシート束が製本処理す
べき最後のシート束であるか否かを確認し(ステップS
2903)、最後のシート束ではないと判定した場合
は、上述したインサータ前給紙処理を起動する為の起動
コマンドを発行する(ステップS2904)。尚、該起
動コマンドが発行されると、上述した製本処理と並行し
て、インサータ前給紙処理が行われる。
【0209】次いで、製本入口センサ817からの検出
信号により、収納ガイド820内にインサータ900か
らのシートC1が搬送されたか否かを判定する(ステッ
プS2905)。ステップS2905は、収納ガイド8
20内にインサータ900からのシートC1が搬送され
るまで繰り返される。尚、製本入口センサ817はシー
トの後端検知を行う。また、ステップS2903におい
て、現在処理中のシート束が製本処理すべき最後のシー
ト束であると判定した場合は、ステップS2905へ移
行する。
【0210】ステップS2905において、収納ガイド
820内にインサータ900からのシートC1が搬送さ
れたと判定した場合は、所定時間経過後に幅寄せ部材
(不図示)を動作させ、収納ガイド820に収納された
該シートに対するシート幅方向の整合動作を行う(ステ
ップS2906)。そして、この処理を終了し、図28
のステップS2809に移行する。
【0211】上述した形態では、インサータ900を使
用する際に、原稿流し読みモードにて画像形成処理を行
う場合について説明したが、複写装置1000が、原稿
固定読みモードにて画像形成可能な場合でもインサータ
900からのシート上の画像の向きと画像形成装置本体
から排出されるシート上の画像の向きとを一致させるこ
とが可能である。図2の(c)等を用いて以下に説明す
る。
【0212】原稿固定読みモードの場合における出力画
像の向きは、通常、図2(a)の(3)に示したように
なる。即ち、原稿給送部100の原稿トレイ1001上
にセットされた原稿画像の向きと180度回転して画像
形成された用紙がプリンタ300から出力される。
【0213】これに対し、原稿固定読みモードでかつ、
インサータ900からの表紙モード(即ち、インサータ
900を使用するモード)が指定された場合の画像形成
処理について図2(c)を用いて説明する。
【0214】図2(c)−(1)は原稿給送部100の
原稿トレイ1001に載置された原稿の状態を示してお
り、原稿は、同図、矢印の方向の方向にまず給送され、
その後、湾曲したパスを介して反転され、プラテンガラ
ス102上の読み取り位置に送られる。
【0215】図2(c)−(2)は、プラテンガラス1
02上の原稿の状態を示しており、図2(a)の場合と
同様に、スキャナユニット104を左から右へ走査する
ことにより、主走査方向をSy、副走査方向をSxとす
る読み取り走査が行われる。
【0216】図2(c)−(3)はイメージセンサ10
9の読み取られた画像データを示し、座標(0,0)を
起点に順次画像データがページメモリ205に格納され
ている。原稿画像の読み取りが終了した時点で、図2
(c)−(4)に示すように主走査方向、副走査方向の
画像データの格納順を反転させ、読取画像を180度回
転した画像データに変換する、180度変換処理を行
う。
【0217】180度変換処理で変換された画像データ
は、図2(b)−(3)の鏡像処理後画像データと同一
の状態になり、最終的(シート上に当該画像を形成する
際)には、図2(c)−(6)に示す通り図2(b)−
(4)の場合と同じ出力画像が得られる。即ち、原稿固
定読みモードであっても、インサータを使用するモード
等であれば、オリジナル原稿の画像の向きと同一方向の
画像をシート上に形成するよう制御する。
【0218】そして、画像形成された当該シートを、画
像形成面が下向きとなるよう反転し、画像形成装置本体
より排出する(図2(c)−(6)参照)。そして、こ
の場合でも、先程と同様、シートの後端側が綴じ位置と
なる(図2(c)−(7)参照)。当該シートとインサ
ータ900からの表紙用のシートとを混載する場合の動
作は、原稿流し読みモードの場合と同じである。これに
よって、原稿流し読みモードに限らず、原稿固定読みモ
ードの場合であっても、インサータからのシートと画像
形成されたシートとを1つの束として纏め上げることが
でき、頁順序、画像の向きが揃った、画像形成面から見
てシートの左側が綴じ位置となる出力結果を得ることが
出来る(図2(c)−(8)参照)。
【0219】次に、上述したような、原稿流し読みモー
ド、原稿固定読みモードのうちの何れかのモードでも複
写装置1000にて画像形成処理が可能な場合におい
て、処理判定、即ち、画像処理、及び、反転排紙制御処
理の切替に関する説明を、図30のフローチャートを用
いて説明する。尚、当該処理は、CPU回路部150
(或いは、CPU回路部610)により実行され、当該
処理を実行する為のプログラムは、ROM151(或い
は、ROM612)に格納されている。
【0220】まず、原稿給送装置100を使用するモー
ド(ADFモード)か否かを判定する(ステップ300
1)。当該ステップでは、原稿給送装置100のトレイ
1001上に原稿がセットされた状態で操作部1のスタ
ートキーが押下されたか否かを判定し、原稿給送装置1
00のトレイ1001上に原稿がセットされている場合
はADFモード(原稿給送モード)であると判断する。
【0221】次に、読取モードの判定を行い(ステップ
3002)、高速モードが選択されている場合は、原稿
流し読みモードでの読取を行い(ステップ3003)、
前述の鏡像処理(読み取った画像データの主走査方向の
データを入れ替える処理)を行う(ステップ300
4)。
【0222】尚、ステップS3002では、図7(c)
に示す操作部1の操作パネル上で、ユーザにより、「高
速モード」が設定されたか、「高画質モード」が設定さ
れたかに基づいて、読取モードの判定を行う。
【0223】また、ステップ3002で高画質モードが
選択された場合は、原稿固定読みモードを選択する(ス
テップ3005)。そして、ステップS3005の処理
に引き続き、インサータを使った表紙モードが選択され
ているか否かの判定を行う(ステップ3006)。ステ
ップS3006にて、インサータを使用するモードが選
択されていると判断した場合は、上記鏡像補正処理は行
わず(即ち、鏡像補正処理を禁止して)、図2(c)を
用いて説明した、読取画像の180度回転処理を行う
(ステップ3007)。
【0224】尚、ステップS3006では、図7(b)
に示す操作部1の操作パネル上で、ユーザにより、「イ
ンサータ」が設定されたか否かに基づいた判定を行う。
【0225】ステップ3004にて鏡像処理を実行し、
鏡像補正された画像をシート上に形成した場合、或い
は、ステップS3007にて読取画像の180度回転処
理を実行し、回転処理された画像をシート上に形成した
ことに応じて、画像形成面を下向きにする為の上述した
反転排紙処理を行う(ステップ3008)。
【0226】尚、ステップ3001でADFモードが選
択されていない場合、及び、ステップ3006でインサ
ータを使用しないモードが選択されていると判定した場
合は、ステップS3009に進む。ステップS3009
では、1ジョブ分の原稿枚数を判定する。ステップS3
009にて、原稿枚数が1枚より多い場合(即ち、2枚
以上)、或いは、ステップ3006でインサータを使用
するモードが選択されていると判定した場合は、前述の
ステップ3007に移行し、180度回転処理を実行す
る。また、ステップ3009で原稿枚数が1枚と判定さ
れた場合は、図2(a)に示すような、通常の処理を行
う(ステップ3010)。
【0227】尚、原稿の読取り順序に関し、選択された
読取モードに関係なく、上述した形態と同様に、先頭頁
から順番に原稿を読み取る。また、インサータを使用す
るモードが選択されている場合において、インサータ9
00からのシート給送動作、画像形成装置本体からのシ
ート搬送動作、インサータ900からのシートと画像形
成装置本体からのシートとの混載動作、及び、ステイプ
ル処理等の後処理動作等は、原稿流し読みモードの場合
と同じ(図23乃至図29等参照)であるのでここでは
説明を省略する。
【0228】このように、原稿読取モードが、原稿流し
読みモードか原稿固定読みモードかを判別すると共に、
処理すべきジョブが、インサータ900を使用するモー
ドか否かを判別し、これらの判別結果等に応じて、画像
データの鏡像処理または、画像データの回転処理を行
い、オリジナル原稿と同一のデータをシート上に形成
し、画像形成面が下向きとなる様、当該シートの表裏を
反転し、画像形成装置本体より排出し、フィニッシャ5
00内に当該シートを送り込むように構成することで、
原稿読取モードが、原稿流し読みモード、及び原稿固定
読みモードの何れかの読取モードであっても、インサー
タからのシートと画像形成装置からのシートを一つの束
に纏め上げ、頁順序及び画像の向きが整った、画像形成
面から見てシートの左側が綴じ位置となる出力結果をユ
ーザは得ることができる。なお且つ、インサータ900
を使用する場合でも、ユーザは、生産性を重視するか高
画質を重視するかを、ユーザ自身の意志を反映して選択
することができる。
【0229】尚、上述した実施形態の機能を実現するソ
フトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、
システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは
装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒
体に格納されたプログラムコードを読出し実行すること
によっても、達成されることは言うまでもない。
【0230】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0231】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク,ハードディス
ク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD
−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMな
どを用いることができる。
【0232】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0233】さらに、記憶媒体から読出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。
【0234】なお、実施形態では印刷機構部分にレーザ
ビームによる電子写真方式を採用した例を説明したが、
これに限らず如何なる印刷方式(例えばLEDプリン
タ、熱転写プリンタ、インクジェットプリンタ等)を採
用しても良いのは勿論である。
【0235】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の本
発明によれば、画像を入力し、第1の積載手段から搬送
されたシートの画像の向きと、画像形成手段により画像
が形成されたシートの画像の向きとを揃えて第2の積載
手段に積載するために、入力手段によって入力された画
像に対して画像処理を行い、処理された画像をシート上
に形成し、第1の積載手段から給送されたシートと画像
形成手段により画像が形成されたシートを第2の積載手
段に積載することで、画像形成手段を介さずに、第1の
積載手段に積載されたシートを第2の積載手段に積載す
ることができるので、第1の積載手段から供給されるシ
ートの画像品位が低下することを防止すると共に、画像
形成すべきシートを給送する為の給紙機構の搬送能力が
低下することを防ぐことが出来る。また、第1の積載手
段からのシートと画像形成手段からのシートとを第2の
積載手段に混載する場合に、第1の積載手段からのシー
トの画像の向きと、画像形成手段からのシートの画像の
向きとを一致させることが容易となり、綴じ処理等の後
処理を行う場合に生じる不具合を防止することが出来
る。
【0236】また、請求項8記載の本発明によれば、原
稿を積載する第1の積載手段と、第1の積載手段により
積載された原稿の画像を読み取る読取手段と、シート上
に画像を形成する画像形成手段と、シートを積載する第
2の積載手段と、第2の積載手段から給送されたシート
と前記画像形成手段により画像が形成されたシートとを
積載する第3の積載手段とを有する画像形成装置であっ
て、前記画像形成手段は、第1の積載手段に対する原稿
の積載方向と同一方向で第2の積載手段に対するシート
の積載が行なわれた場合、第2の積載手段から給送され
るシートの画像の向きに揃えるように、読取手段が読み
取った画像に基づいて、シート上に画像を形成すること
により、請求項1記載の発明と同様な効果が得られると
ともに、なお且つ、第2の積載手段からのシートと画像
形成手段からのシートとを混載させる場合におけるユー
ザによる誤操作を防止でき、ユーザに対する操作性が向
上する。
【0237】また、請求項11記載の本発明によれば、
原稿を積載する第1の積載手段と、読み取り面が上向き
に載置された原稿を第1の積載手段から給送し、読み取
り面が下向きになるように原稿を反転させて読み取り位
置へ搬送する第1の給送手段と、読み取り位置に搬送さ
れた原稿の画像を読み取る読取手段と、読取手段が読み
取った画像に基づいてシートに画像を形成し、シートの
画像形成面が下向きになるように排出する画像形成手段
と、シートを積載する第2の積載手段と、第1面が上向
きに載置されたシートを第2の積載手段から給送し、第
1面が下向きになるようにシートを反転させる第2の給
送手段と、第2の給送手段から給送されたシートと、画
像形成手段によって画像が形成され搬送されたシートと
を積載する第3の積載手段と、第2の積載手段から搬送
されたシートの第1面を下向きに第3の積載手段へ排出
し、画像形成手段によって画像が形成されたシートの画
像形成面を下向きに前記第3の積載手段へ排出する排出
手段とを有することで、表紙等の特殊なシートと、画像
形成されたシートからなるシート束を出力する際に、画
像形成手段によって画像が形成されたシートの画像形成
面の向きと、第2の積載手段から搬送されたシートの第
1面の向きとが揃った状態のシート束を得ることができ
る。
【0238】また、請求項17記載の本発明によれば、
原稿を積載する第1の積載手段と、読み取り面が上向き
に載置された原稿を第1の積載手段から給送し、読み取
り面が下向きになるように原稿を反転させて読み取り位
置へ搬送する第1の給送手段と、読み取り位置に搬送さ
れた原稿の画像を読み取る読取手段と、読取手段が読み
取った画像に基づいてシートに画像を形成する画像形成
手段と、画像形成手段によって画像が形成されたシート
の画像形成面が下向きになるように反転する反転手段
と、シートを積載する第2の積載手段と、第1面が上向
きに載置されたシートを第2の積載手段から給送し、第
1面が下向きになるようにシートを反転させる第2の給
送手段と、第2の給送手段から給送されたシートと、画
像形成手段によって画像が形成され搬送されたシートと
を積載する第3の積載手段と、第2の積載手段から搬送
されたシートの第1面を下向きに第3の積載手段へ排出
し、画像形成手段によって画像が形成されたシートの画
像形成面を下向きに第3の積載手段へ排出する排出手段
とを有することで、請求項11記載の発明と同様な効果
が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】複写装置の一例を示す断面図である。
【図2】原稿固定読みの場合と原稿流し読みの場合の夫
々の場合における画像形成処理方法に関する説明を行う
為の図である。
【図3】複写装置のブロック図である。
【図4】画像信号制御部の詳細な説明を行う為のブロッ
ク図である。
【図5】折り処理部及びフィニッシャの構成を示す図で
ある。
【図6】フィニッシャ制御部の構成を示すブロック図で
ある。
【図7】操作部の表示パネルを示す図である。
【図8】処理トレイ上にインサータからのシートとプリ
ンタ部からのシートが収納される際のシートの流れを説
明する為の図である。
【図9】処理トレイ上にインサータからのシートとプリ
ンタ部からのシートが収納される際のシートの流れを説
明する為の図である。
【図10】処理トレイ上にインサータからのシートとプ
リンタ部からのシートが収納される際のシートの流れを
説明する為の図である。
【図11】処理トレイ上にインサータからのシートとプ
リンタ部からのシートが収納される際のシートの流れを
説明する為の図である。
【図12】処理トレイ上にインサータからのシートとプ
リンタ部からのシートが収納される際のシートの流れを
説明する為の図である。
【図13】処理トレイ上にインサータからのシートとプ
リンタ部からのシートが収納される際のシートの流れを
説明する為の図である。
【図14】製本処理について説明する為の図である。
【図15】製本モード時のインサータ及びプリンタ部か
らフィニッシャ内の収納ガイドへのシートの流れを説明
する為の図である。
【図16】製本モード時のインサータ及びプリンタ部か
らフィニッシャ内の収納ガイドへのシートの流れを説明
する為の図である。
【図17】製本モード時のインサータ及びプリンタ部か
らフィニッシャ内の収納ガイドへのシートの流れを説明
する為の図である。
【図18】製本モード時のインサータ及びプリンタ部か
らフィニッシャ内の収納ガイドへのシートの流れを説明
する為の図である。
【図19】製本モード時のインサータ及びプリンタ部か
らフィニッシャ内の収納ガイドへのシートの流れを説明
する為の図である。
【図20】製本モード時のインサータ及びプリンタ部か
らフィニッシャ内の収納ガイドへのシートの流れを説明
する為の図である。
【図21】製本モード時のインサータ及びプリンタ部か
らフィニッシャ内の収納ガイドへのシートの流れを説明
する為の図である。
【図22】製本モード時のインサータ及びプリンタ部か
らフィニッシャ内の収納ガイドへのシートの流れを説明
する為の図である。
【図23】動作モード判別処理のフローチャートを示す
図である。
【図24】インサータ前給紙処理のフローチャートを示
す図である。
【図25】ノンソート処理のフローチャートを示す図で
ある。
【図26】ソート処理のフローチャートを示す図であ
る。
【図27】ステイプルソート処理のフローチャートを示
す図である。
【図28】製本処理のフローチャートを示す図である。
【図29】インサータ給紙処理のフローチャートを示す
図である。
【図30】原稿流し読みモード、原稿固定読みモードの
うちの何れかのモードでも読取可能な場合における、画
像形成処理に関する処理のフローチャートを示す図であ
る。
【符号の説明】
1000 複写装置 100 原稿給送部 200 イメージリーダ部 300 プリンタ部 400 折り処理部 500 フィニッシャ 601 ステイプラ 630 処理トレイ 820 収納ガイド 900 インサータ 150 CPU回路部 151 ROM 152 RAM
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/00 108 H04N 1/00 108M 5C076 1/387 1/387 G03G 21/00 382 (72)発明者 柳沼 雅利 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 (72)発明者 岡本 清志 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 (72)発明者 村田 光繁 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 (72)発明者 三宅 範書 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 (72)発明者 深津 康男 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 (72)発明者 山内 学 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 Fターム(参考) 2H027 DC10 ED12 ED16 ED17 ED19 EE07 EF09 FA04 FA05 FA22 FA27 FD08 2H072 AA16 AA23 AA32 AB01 AB12 AB13 CA01 CB01 GA08 2H076 BA20 BA35 BA42 BA85 3F053 BA03 BA12 BA14 BA19 BA29 LA01 LB02 LB03 5C062 AA05 AB17 AB22 AB30 AB32 AB35 AC15 AC24 BA04 5C076 AA19 AA24 AA37 AA40 BA02 BA03 BA04 BA05 BA08

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像を入力する入力手段と、 シートを積載する第1の積載手段と、 画像をシート上に形成する画像形成手段と、 前記第1の積載手段から給送されたシートと前記画像形
    成手段により画像が形成されたシートを積載する第2の
    積載手段と、 前記第1の積載手段から搬送されたシートの画像の向き
    と、前記画像形成手段により画像が形成されたシートの
    画像の向きとを揃えて前記第2の積載手段に積載するた
    めに、前記入力手段によって入力された画像に対して画
    像処理を行う処理手段と、 を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記処理手段は、前記入力手段により入
    力された画像に対する鏡像処理を行うことを特徴とする
    請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記画像形成手段により画像が形成され
    たシートを反転して前記第2の積載手段へ搬送する第1
    の搬送手段と、 前記第1の積載手段に積載されたシートを反転して前記
    第2積載手段へ搬送する第2の搬送手段とを有し、 前記第1の搬送手段によるシートの搬送に先立って、前
    記第2の搬送手段によるシートの搬送を開始することを
    特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記第2の搬送手段により搬送された前
    記第1の積載手段からのシートのサイズを検知する検知
    手段を有し、 前記検知手段によって検知された前記第1の積載手段か
    らのシートのサイズが、適正サイズではない場合、前記
    第2の積載手段以外へ搬送することを特徴とする請求項
    3記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記第2の積載手段により積載されたシ
    ートに対する後処理を行う後処理手段を有することを特
    徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 原稿を積載する第3の積載手段を有し、 前記入力手段は、前記第3の積載手段に積載された原稿
    の画像を入力し、 前記第1の積載手段に積載されるシート及び前記第3の
    積載手段に積載される原稿は、ユーザにより積載される
    ものであって、前記第1の積載手段に対するシートの積
    載方向と前記第3の積載手段に対する原稿の積載方向は
    同一方向であることを特徴とする請求項1記載の画像形
    成装置。
  7. 【請求項7】 原稿を積載する第3の積載手段を有し、 前記入力手段は、前記第3の積載手段により積載された
    原稿の画像の読取処理を行う読取手段を含み、 前記読取手段により読み取るべき原稿を前記第3の積載
    手段から給送する第1の給送手段と、 前記第1の積載手段から前記第2の搬送手段へシートを
    給送する第2の給送手段とを有し、 前記第2の給送手段によるシートの給送方向は、前記第
    1の給送手段によるシートの給送方向と逆方向であるこ
    とを特徴とする請求項3記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 原稿を積載する第1の積載手段と、 前記第1の積載手段により積載された原稿の画像を読み
    取る読取手段と、 シート上に画像を形成する画像形成手段と、 シートを積載する第2の積載手段と、 前記第2の積載手段から給送されたシートと前記画像形
    成手段により画像が形成されたシートとを積載する第3
    の積載手段とを有する画像形成装置であって、 前記画像形成手段は、前記第1の積載手段に対する原稿
    の積載方向と同一方向で前記第2の積載手段に対するシ
    ートの積載が行なわれた場合、前記第2の積載手段から
    給送されるシートの画像の向きに揃えるように、前記読
    取手段が読み取った画像に基づいて、シート上に画像を
    形成することを特徴とする画像形成装置。
  9. 【請求項9】 前記画像形成手段により画像が形成され
    たシートを反転して前記第3の積載手段へ搬送する第1
    の搬送手段と、 前記第2の積載手段に積載されたシートを反転して前記
    第3の積載手段へ搬送する第2の搬送手段と、 前記第1の搬送手段によるシートの搬送に先立って、前
    記第2の搬送手段によるシートの搬送を開始するよう制
    御する制御手段を有することを特徴とする請求項8記載
    の画像形成装置。
  10. 【請求項10】 前記第1の積載手段に積載される原稿
    及び前記第2の積載手段に積載されるシートは、ユーザ
    により積載されるものであって、正立状態で、且つ、画
    像が形成された面が上向きの状態で積載されることを特
    徴とする請求項8記載の画像形成装置。
  11. 【請求項11】 原稿を積載する第1の積載手段と、 読み取り面が上向きに載置された原稿を前記第1の積載
    手段から給送し、読み取り面が下向きになるように原稿
    を反転させて読み取り位置へ搬送する第1の給送手段
    と、 読み取り位置に搬送された原稿の画像を読み取る読取手
    段と、 前記読取手段が読み取った画像に基づいてシートに画像
    を形成し、シートの画像形成面が下向きになるように排
    出する画像形成手段と、 シートを積載する第2の積載手段と、第1面が上向きに
    載置されたシートを前記第2の積載手段から給送し、前
    記第1面が下向きになるようにシートを反転させる第2
    の給送手段と、 前記第2の給送手段から給送されたシートと、前記画像
    形成手段によって画像が形成され搬送されたシートとを
    積載する第3の積載手段と、 前記第2の積載手段から搬送されたシートの前記第1面
    を下向きに前記第3の積載手段へ排出し、前記画像形成
    手段によって画像が形成されたシートの画像形成面を下
    向きに前記第3の積載手段へ排出する排出手段と、 を有することを特徴とする画像形成装置。
  12. 【請求項12】 前記第1の給送手段は、原稿を給送す
    る給送方向と、原稿を反転させてから搬送する搬送方向
    とが逆向きであることを特徴とする請求項11記載の画
    像形成装置。
  13. 【請求項13】 前記第2の給送手段は、シートを給送
    する給送方向と、シートを反転させてから搬送する搬送
    方向とが逆向きであることを特徴とする請求項11記載
    の画像形成装置。
  14. 【請求項14】 前記第1の給送手段は、原稿を給送す
    る給送方向と、原稿を反転させてから搬送する搬送方向
    とが逆向きであることを特徴とする請求項13記載の画
    像形成装置。
  15. 【請求項15】 前記第1の積載手段の傾斜方向は、前
    記第2の積載手段の傾斜方向と逆向きであることを特徴
    とする請求項14記載の画像形成装置。
  16. 【請求項16】 前記第2の給送手段が前記第2の積載
    手段からシートを給送するシート給送方向と、前記第1
    の給送手段が前記第1の積載手段から原稿を給送する原
    稿給送方向とが逆向きであることを特徴とする請求項1
    1記載の画像形成装置。
  17. 【請求項17】 原稿を積載する第1の積載手段と、 読み取り面が上向きに載置された原稿を前記第1の積載
    手段から給送し、読み取り面が下向きになるように原稿
    を反転させて読み取り位置へ搬送する第1の給送手段
    と、 読み取り位置に搬送された原稿の画像を読み取る読取手
    段と、 前記読取手段が読み取った画像に基づいてシートに画像
    を形成する画像形成手段と、 前記画像形成手段によって画像が形成されたシートの画
    像形成面が下向きになるように反転する反転手段と、 シートを積載する第2の積載手段と、 第1面が上向きに載置されたシートを前記第2の積載手
    段から給送し、前記第1面が下向きになるようにシート
    を反転させる第2の給送手段と、 前記第2の給送手段から給送されたシートと、前記画像
    形成手段によって画像が形成され搬送されたシートとを
    積載する第3の積載手段と、 前記第2の積載手段から搬送されたシートの前記第1面
    を下向きに前記第3の積載手段へ排出し、前記画像形成
    手段によって画像が形成されたシートの画像形成面を下
    向きに前記第3の積載手段へ排出する排出手段と、 を有することを特徴とする画像形成装置。
  18. 【請求項18】 前記第1の給送手段は、原稿を給送す
    る給送方向と、原稿を反転させてから搬送する搬送方向
    とが逆向きであることを特徴とする請求項17記載の画
    像形成装置。
  19. 【請求項19】 前記第2の給送手段は、シートを給送
    する給送方向と、シートを反転させてから搬送する搬送
    方向とが逆向きであることを特徴とする請求項17記載
    の画像形成装置。
  20. 【請求項20】 前記第1の給送手段は、原稿を給送す
    る給送方向と、原稿を反転させてから搬送する搬送方向
    とが逆向きであることを特徴とする請求項19記載の画
    像形成装置。
  21. 【請求項21】 前記第1の積載手段の傾斜方向は、前
    記第2の積載手段の傾斜方向と逆向きであることを特徴
    とする請求項20記載の画像形成装置。
  22. 【請求項22】 前記第2の給送手段が前記第2の積載
    手段からシートを給送するシート給送方向と、前記第1
    の給送手段が前記第1の積載手段から原稿を給送する原
    稿給送方向とが逆向きであることを特徴とする請求項1
    7記載の画像形成装置。
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