JP2003021672A - 航法衛星システム受信機 - Google Patents

航法衛星システム受信機

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JP2003021672A
JP2003021672A JP2001206492A JP2001206492A JP2003021672A JP 2003021672 A JP2003021672 A JP 2003021672A JP 2001206492 A JP2001206492 A JP 2001206492A JP 2001206492 A JP2001206492 A JP 2001206492A JP 2003021672 A JP2003021672 A JP 2003021672A
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satellite
navigation satellite
ephemeris
difference
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JP2001206492A
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Kenichi Koike
謙一 小池
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 衛星航法システム受信機の感度を向上させた
場合に誤検出が生じたときでも、測位精度の低下を防止
する。 【解決手段】 GPS衛星の送信信号を受信するアンテ
ナ11と、受信された信号を復調して送信GPS衛星を特
定し、航法メッセージを取得する検波部12と、取得され
たエフェメリスデータの有効性を判定するエフェメリス
判定部15と、検波部12で取得された衛星からの伝搬時間
とエフェメリスデータとからGPS受信機の位置を算出
する測位部16とを備えている。エフェメリス判定部15に
より、前記エフェメリスデータが無効と判定された場
合、測位部16は前記エフェメリスデータを測位計算に用
いない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、地球の上空を周回
している複数の航法衛星から地球上に放射される電波を
受信することにより、利用者の移動局の現在位置を検出
する航法衛星システム受信機に関し、特に航法衛星シス
テム受信機の感度を向上させた場合において航法衛星の
誤追尾を防止することのできる航法衛星システム受信機
に関する。
【0002】
【従来の技術】航法衛星からの電波を受信して測位を行
うシステムの代表であるGPSは、複数のGPS衛星か
らの電波をGPS受信機で同時に受信して、GPS衛星
の航法メッセージ(軌道情報や時刻情報)を取得するこ
とによって、地球上におけるGPS受信機の絶対位置を
算出することが可能なシステムである。この他にも、ロ
シアが開発したGLONASSなど様々な測位システム
が運用されている。この明細書では、このような測位シ
ステムの受信機を航法衛星システム受信機と呼び、以
下、最も代表的なGPS受信機を例に説明する。
【0003】GPS衛星は、高度約2万キロメートル、
傾斜角約55度、軌道間隔60度の6軌道を回る周回衛
星で、各軌道に衛星を4個づつ投入し24個の衛星で運
用するとされていて、現在は27個の衛星が作動してい
る。GPS衛星からは、測位用として1575.42M
Hz(L1帯)と1227.6MHz(L2帯)の2波
の電波が、GPS衛星毎に異なるPRN符号(疑似雑音
符号)で位相変調され、送信されている。PRN符号は
2種類あり、一般に開放されているC/A(Clear and
Acquisition)コードとP(Precision)コードとに分類
される。C/Aコードのチップ率(PRN符号の周波
数)は1.023Mbpsであり、そのコード長は1m
secである。
【0004】すなわち、GPS衛星は各固有のPRN符
号で搬送波を変調した信号を送信しており、地上の各G
PS受信機は受信したいGPS衛星のPRN符号のモデ
ルを保有している。そして、GPS受信機がGPS衛星
から信号を受信したときは、そのGPS衛星とGPS受
信機が保有しているPRN符号の相関値を求めることに
より、そのGPS受信機が求めるGPS衛星の送信信号
であるか否かを判定する。GPS受信機で用いられるP
RN符号の相関値は、位相差0の自己相関(受信信号の
PRN符号とGPS受信機のPRN符号とが同一の場合
の相関)の場合にピークが現れ、位相差が1チップ(P
RN符号の単位、PRN符号は1023チップで同じパ
ターンを繰り返す)以上ある場合または他のPRN符号
との相互相関の場合は非常に小さな値となる。
【0005】GPS衛星の送信信号を受信するために
は、各GPS衛星に割り当てられたPRN符号と同じ符
号の位相を合わせて相関値を計算し、その相関値のピー
クから送信信号の検出を行う。ピークを検出したことで
特定のGPS衛星の送信信号を受信したと判定すると、
その後は、その位相を保持しながら各GPS衛星の軌道
情報を収集する。GPS衛星の軌道情報は、50bp
s、300ビットを1つのフレームとして送信され、サ
ブフレームと呼ばれる。サブフレームは、5つの種類に
分けられ、その5種類は順番に送信される。この5つの
サブフレームはまとめられてメインフレームと呼ばれ、
1つのメインフレームを送信するためには30秒程度必
要とする。
【0006】さらに、メインフレームは25種類に分け
られ、メインフレーム番号とサブフレーム番号とによ
り、そこに格納されているデータを判別することができ
る。サブフレーム1〜3には、常にそのGPS衛星固有
のデータが格納されており、サブフレーム番号に関係な
く繰り返し送信される。そのGPS衛星の詳細軌道情報
であるエフェメリスデータは、サブフレーム1〜3に格
納されている。サブフレーム4〜5は、各GPS衛星共
通のデータが格納されており、その内容はメインフレー
ム番号と、サブフレーム番号で規定されている。概略軌
道情報のアルマナックデータはここに格納されている。
【0007】エフェメリスデータは、送信するGPS衛
星自身の詳細な位置情報であり、当該GPS衛星の送信
信号を受信しなければエフェメリスデータを得ることが
できない。GPS受信機で位置を算出するためには、少
なくとも3個以上のGPS衛星を同時に受信して、さら
にGPS衛星のエフェメリスデータを収集する必要があ
る。エフェメリスデータ収集後はそれを記憶手段(図示
せず)に記憶してそのGPS衛星の位置を算出し、GP
S受信機からGPS衛星までの距離をその伝搬時間から
求め、球の連立方程式を解くことにより求めることがで
きる。
【0008】従来、この種のGPS受信機としては図9
のブロック図に示すようなものがあった。このGPS受
信機は、GPS衛星の送信信号を受信するアンテナ51
と、アンテナ51で受信された信号を復調して送信GPS
衛星を特定し、航法メッセージを取得する検波部52と、
検波部52で取得された送信GPS衛星からの伝搬時間と
送信GPS衛星の位置とからGPS受信機の位置を算出
する測位部53とを備えている。
【0009】次に、上記従来のGPS受信機の動作を説
明する。GPS受信機は、その検波部52において、GP
S衛星の送信信号を受信してその受信信号がどのGPS
衛星のものかを特定する処理を実行する。以下、主に検
波部52におけるGPS衛星を特定する処理について説明
する。
【0010】GPS受信機における検波部52は、前述し
たPRN符号の特徴を活かし、受信信号のPRN符号と
GPS受信機が保有する受信したいGPS衛星のPRN
符号とその位相を合わせて相関値を計算し、その値があ
る一定のしきい値を超えたか否かを判定する。そして、
しきい値を超えた場合は受信したいGPS衛星のPRN
符号を受信したとみなして追尾処理を行い、GPS衛星
から送られるデータ(航法メッセージ)を受信する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】図10は、自己相関時
のPRN符号位相のシフト量(横軸)と相関値(縦軸)
の関係を一例として示したものである。また、図11は
相互相関時のPRN符号位相のシフト量(横軸)と相関
値(縦軸)の関係を一例として示したものである。GP
S受信機の感度を向上させるためにしきい値を低くする
と、図10に示すように本来受信したい衛星であっても
実際とは異なるPRN符号位相において誤検出をしてし
まったり、図11に示すように本来受信したいGPS衛
星とは異なるGPS衛星のPRN符号を誤検出してしま
うという問題点があった。
【0012】その上、エフェメリスデータにはそのGP
S衛星の衛星番号を特定する情報は含まれておらず、本
来受信したいGPS衛星とは異なるGPS衛星のエフェ
メリスデータを誤って収集してしまった場合でも、GP
S受信機側ではその誤りを判別することはできない。
【0013】本発明は、上記の問題を解決するために考
えられたもので、GPS受信機の感度を向上させた場合
において相関値を取った際に誤検出が生じたときでも、
測位精度の低下を防止できるGPS受信機を提供するも
のである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の航法衛星システ
ム受信機は、航法衛星の送信信号を受信するアンテナの
受信信号を復調して前記航法衛星を特定し、航法メッセ
ージを取得する検波部と、前記検波部で取得された航法
メッセージ中のエフェメリスデータの有効性を判定する
エフェメリス判定部と、前記検波部で取得された航法衛
星からの伝搬時間と前記エフェメリスデータとから航法
衛星システム受信機の位置を算出する測位部とを備え、
前記エフェメリス判定部により前記エフェメリスデータ
が無効と判定された場合、前記測位部は前記エフェメリ
スデータを測位計算に用いないことを特徴とする。この
構成により、受信したエフェメリスデータを無効と判定
した場合には、そのエフェメリスデータを測位計算に用
いないことによって測位精度の低下を防止することとな
る。
【0015】また、前記エフェメリス判定部は、前記航
法衛星を常時監視しているセンター局から、受信可能な
航法衛星の衛星番号の情報を受信する衛星情報受信手段
と、前記検波部で受信と判定された航法衛星の衛星番号
と前記衛星情報受信手段で受信された衛星番号とを比較
する衛星番号比較手段とを備え、前記受信と判定された
衛星番号と前記受信可能な衛星番号とが一致しない場合
に前記エフェメリスデータを無効と判定することを特徴
とする。この構成により、受信と判定された衛星番号と
受信可能な衛星番号とが一致しない場合に、エフェメリ
スデータを測位計算に用いないことによって測位精度の
低下を防止することとなる。
【0016】さらに、前記エフェメリス判定部は、前記
検波部で取得されたエフェメリスデータから前記送信信
号の搬送波のドップラーシフトを予測するドップラーシ
フト予測手段と、前記搬送波を追尾することによって検
出されたドップラーシフトと前記ドップラーシフト予測
手段で予測されたドップラーシフトとを比較するドップ
ラーシフト比較手段とを備え、前記予測されたドップラ
ーシフトと検出されたドップラーシフトとの差がしきい
値以上の場合に前記エフェメリスデータを無効と判定す
ることを特徴とする。この構成により、予測されたドッ
プラーシフトと検出されたドップラーシフトとの差がし
きい値以上の場合に、エフェメリスデータを測位計算に
用いないことによって測位精度の低下を防止することと
なる。
【0017】そして、前記エフェメリス判定部は、前記
検波部で取得されたエフェメリスデータから前記航法衛
星と前記航法衛星システム受信機との間の距離の変化を
予測する距離予測手段と、前記航法衛星と前記航法衛星
システム受信機との間の距離の変化を監視する距離監視
手段と、前記距離予測手段で予測された距離の変化と前
記距離監視手段で監視している距離の変化とを比較する
距離比較手段とを備え、前記予測された距離の変化と監
視している距離の変化との差がしきい値以上の場合に前
記エフェメリスデータを無効と判定することを特徴とす
る。この構成により、航法衛星と航法衛星システム受信
機との間の予測された距離の変化と監視している距離の
変化との差がしきい値以上の場合に、エフェメリスデー
タを測位計算に用いないことによって測位精度の低下を
防止することとなる。
【0018】また、前記エフェメリス判定部は、前記航
法衛星システム受信機の概略位置から前記航法衛星まで
の距離を前記航法衛星ごとに算出し、前記概略位置から
基準とした航法衛星までの距離と前記概略位置から他の
航法衛星までの距離との差を求める第1の距離差算出手
段と、基準とした航法衛星の送信信号の送信時刻と他の
航法衛星の送信信号の送信時刻との差から、前記概略位
置から基準とした航法衛星までの距離と前記概略位置か
ら他の航法衛星までの距離との差を求める第2の距離差
算出手段と、前記第1の距離差算出手段で算出された距
離の差と前記第2の距離差算出手段で算出された距離の
差とを比較する距離差比較手段とを備え、前記距離差比
較手段で比較された距離の差同士の差がしきい値以上の
場合に前記エフェメリスデータを無効と判定することを
特徴とする。この構成により、前記第1の距離差算出手
段で算出された距離の差と前記第2の距離差算出手段で
算出された距離の差同士の差がしきい値以上の場合に、
エフェメリスデータを測位計算に用いないことによって
測位精度の低下を防止することとなる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しながら詳細に説明する。
【0020】(第1の実施の形態)本発明の第1の実施
の形態のGPS受信機では、GPS受信機内の検波部で
受信と判定されたGPS衛星の衛星番号と、センター局
から送られた受信可能なGPS衛星の衛星番号とを比較
し、比較の結果、受信不可能と判定したGPS衛星のエ
フェメリスデータを測位計算に用いないようにした。
【0021】図1は、本発明の第1の実施の形態のGP
S受信機の構成を示すブロック図である。このGPS受
信機は、GPS衛星の送信信号を受信するアンテナ11
と、アンテナ11で受信された信号を復調して送信GPS
衛星を特定し、航法メッセージを取得する検波部12と、
検波部12で取得された航法メッセージ中のエフェメリス
データの有効性を判定するエフェメリス判定部15と、検
波部12で取得されたGPS衛星からの伝搬時間とエフェ
メリスデータとからGPS受信機の位置を算出する測位
部16とを備えている。そして、エフェメリス判定部15に
より前記エフェメリスデータが無効と判定された場合、
測位部16はその受信データを測位計算に用いないように
構成されている。
【0022】エフェメリス判定部15は、GPS衛星を
常時監視しているセンター局(DGPSの地上固定局)
から受信可能な衛星番号の情報を受信する衛星情報受信
手段13と、検波部12で受信と判定されたGPS衛星の衛
星番号と衛星情報受信手段13で受信されたGPS衛星の
衛星番号とを比較する衛星番号比較手段14とを備えてい
る。そして、前述したような誤検出から生じる測位精度
の低下を防ぐため、下記に詳述するように検波部12で受
信と判定されたGPS衛星が受信可能なGPS衛星か否
かを判定する。
【0023】エフェメリス判定部15における処理を図2
に示すフローチャートに従って説明する。まずステップ
101にて、GPS衛星を常時監視しているセンター局か
ら受信可能なGPS衛星の衛星番号情報を受信する。D
GPS情報等を生成するセンター局においては、常にG
PS衛星を監視しているため、受信可能なGPS衛星か
否かを判定することは可能である。
【0024】次にステップ102にて、センター局から受
信した情報をもとに、検波部12で受信と判定されたGP
S衛星の衛星番号が受信可能なGPS衛星の衛星番号と
一致するか否かを判定する。ここで、受信と判定された
GPS衛星の衛星番号が受信可能なGPS衛星の衛星番
号と一致するとは、受信可能なGPS衛星の衛星番号の
中に受信と判定されたGPS衛星の衛星番号が存在する
という意味である。
【0025】この判定の結果、受信と判定されたGPS
衛星の衛星番号が受信可能なGPS衛星の衛星番号と不
一致ならステップ103にて測位部16に使用不可信号を発
信し、このエフェメリスデータを測位計算に用いないよ
うにする。ステップ102での判定の結果、受信と判定さ
れたGPS衛星の衛星番号が受信可能なGPS衛星の衛
星番号と一致し、受信可能と判定されれば処理を終了す
る。このように処理することによって、誤検出したエフ
ェメリスデータを用いずに測位計算を行うことができ
る。
【0026】このように、本発明の第1の実施の形態に
よれば、検波部12で受信と判定されたGPS衛星の衛星
番号と、衛星番号受信手段13で受信したGPS衛星の衛
星番号とをエフェメリス判定部15で比較し、受信不可能
と判定されたGPS衛星のエフェメリスデータを測位計
算に用いないので、誤ったエフェメリスデータを用いる
ことによる測位精度の低下を招くことなく測位計算を行
うことができる。
【0027】(第2の実施の形態)本発明の第2の実施
の形態のGPS受信機では、GPS衛星の送信信号の搬
送波のドップラーシフトの予測値と実際の値との差が所
定のしきい値以上である場合、GPS衛星から受信した
エフェメリスデータを無効と判定し、測位計算に用いな
いようにした。
【0028】図3は、本発明の第2の実施の形態のGP
S受信機の構成を示すブロック図である。このGPS受
信機は、アンテナ21と、検波部22と、エフェメリス判定
部25と、測位部26とを備えている。そして、エフェメリ
ス判定部25により前記エフェメリスデータが無効と判定
された場合、測位部26はその受信データを測位計算に用
いないように構成されている。
【0029】ここで、エフェメリス判定部25が、検波部
22で取得されたエフェメリスデータから送信信号の搬送
波のドップラーシフトを予測するドップラーシフト予測
手段23と、前記搬送波を追尾することによって検出され
たドップラーシフトとドップラーシフト予測手段23で予
測されたドップラーシフトとを比較するドップラーシフ
ト比較手段24とを備えており、ドップラーシフトの比較
結果を基にエフェメリスデータの有効性を判定する点以
外の各部分の構成および機能は前述した第1の実施の形
態における同名の部分の構成および機能と同様である。
【0030】エフェメリス判定部25における処理を図4
に示すフローチャートに従って説明する。まずステップ
201にて、検波部22で取得されたエフェメリスデータか
らドップラーシフトを予測する。GPS衛星とGPS受
信機との間の相対速度はGPS衛星の移動速度が支配的
であり、GPS受信機の速度は無視できると考えられ
る。したがって、GPS受信機の概略位置が判明してい
れば、エフェメリスデータからドップラーシフトを予測
することは可能である。次にステップ202にて、搬送波
を追尾することによって得られたドップラーシフトの実
測値と予測値の差D1を計算する。次いでステップ203に
て、D1の絶対値と第1のしきい値とを比較する。ここ
で、第1のしきい値としては、GPS受信機の移動速度
があり得ない値のときのドップラーシフト(例えば1k
Hz)とする。
【0031】ドップラーシフトはGPS受信機の移動速
度が300km/hのとき500Hzであるため、ドッ
プラーシフトの差が1kHz以上であれば、その値はG
PS受信機の移動速度によるものではないことは明らか
であり、取得されたエフェメリスデータが有効でないこ
とがわかる。そこで、D1の絶対値が第1のしきい値よ
り小さければ処理を終了し、D1の絶対値が第1のしき
い値以上であればステップ204にて測位部26に使用不可
信号を発信して、このエフェメリスデータを測位計算に
用いないようにする。このように処理することにより、
誤検出したエフェメリスデータを用いずに測位計算を行
うことができる。ここで、第1のしきい値としては、G
PS受信機の移動速度があり得ない値のときのドップラ
ーシフト(例えば1kHz)とする。ここで、第1のし
きい値としては、GPS受信機の移動速度があり得ない
値のときのドップラーシフト(例えば1kHz)とす
る。
【0032】このように、本発明の第2の実施の形態に
よれば、ドップラーシフト予測手段23で予測された搬送
波のドップラーシフトと搬送波を追尾することによって
検出されたドップラーシフトの実際の値とをドップラー
シフト比較手段24で比較し、その差が第1のしきい値以
上の場合、エフェメリスデータを無効にし、測位計算に
用いないようにしたので、誤ったエフェメリスデータを
用いることによる測位精度の低下を招くことなく測位計
算を行うことができる。
【0033】(第3の実施の形態)本発明の第3の実施
の形態のGPS受信機では、GPS衛星とGPS受信機
との間の距離の変化の予測値と実際の値との差が所定の
しきい値以上である場合、GPS衛星から受信したエフ
ェメリスデータを無効と判定し、測位計算に用いないよ
うにした。
【0034】図5は、本発明の第3の実施の形態のGP
S受信機の構成を示すブロック図である。このGPS受
信機は、アンテナ31と、検波部32と、エフェメリス判定
部36と、測位部37とを備えている。そして、エフェメリ
ス判定部36により前記エフェメリスデータが無効と判定
された場合、測位部37はその受信データを測位計算に用
いないように構成されている。
【0035】ここで、エフェメリス判定部36が、検波部
32で取得されたエフェメリスデータからGPS衛星とG
PS受信機との間の距離の変化を予測する距離予測手段
33と、GPS衛星とGPS受信機との間の距離の変化を
監視する距離監視手段34と、距離予測手段33で予測され
た距離の変化と距離監視手段34で監視している距離の変
化とを比較する距離比較手段35とを備え、GPS衛星と
GPS受信機との間の距離の変化の予測値と監視値との
比較結果を基にエフェメリスデータの有効性を判定する
点以外の各部分の構成および機能は前述した第1の実施
の形態における同名の部分の構成および機能と同様であ
る。
【0036】エフェメリス判定部36における処理を図6
に示すフローチャートに従って説明する。まずステップ
301にて、検波部32で取得されたエフェメリスデータか
らGPS衛星とGPS受信機との間の距離の変化を予測
する。GPS衛星とGPS受信機との間の相対速度はG
PS衛星の移動速度が支配的であり、受信機の速度は無
視できると考えられるから、GPS受信機の概略位置が
判明していれば、エフェメリスデータからGPS衛星と
GPS受信機との間の距離の変化を予測することは可能
である。次にステップ302にて、GPS衛星とGPS受
信機との間の距離の変化を監視しておく。次いでステッ
プ303にて、監視しているGPS衛星とGPS受信機と
の間の距離の変化と予測値との差D2を計算する。
【0037】次にステップ304にて、D2の絶対値と第2
のしきい値とを比較する。ここで、第2のしきい値とし
ては、受信機の移動速度としてあり得ない値(例えば1
50m/s、すなわち540km/h)とする。距離の
変化の差が150m/s以上であれば、その値は受信機
の移動速度によるものでないことは明らかであり、取得
されたエフェメリスデータが有効でないことが分かる。
そこで、D2の絶対値が第2のしきい値より小さければ
処理を終了し、D2の絶対値が第2のしきい値以上なら
ステップ305にて測位部37に使用不可信号を発信して、
このエフェメリスデータを測位計算に用いないようにす
る。このように処理することにより、誤検出したエフェ
メリスデータを用いずに測位計算を行うことができる。
【0038】このように、本発明の第3の実施の形態に
よれば、距離予測手段33で予測されたGPS衛星とGP
S受信機との間の距離の変化と距離監視手段34で監視し
ているGPS衛星とGPS受信機との間の距離の変化と
を距離比較手段35で比較し、その差が第2のしきい値以
上の場合、エフェメリスデータを無効と判定し、測位計
算に用いないようにしたので、誤ったエフェメリスデー
タを用いることによる測位精度の低下を招くことなく測
位計算を行うことができる。
【0039】(第4の実施の形態)本発明の第4の実施
の形態のGPS受信機では、GPS受信機の概略位置か
ら基準としたGPS衛星までの距離とGPS受信機の概
略位置から他のGPS衛星までの距離との差を求め、基
準としたGPS衛星の送信信号の送信時刻と他のGPS
衛星の送信信号の送信時刻との差から、GPS受信機の
概略位置から基準としたGPS衛星までの距離とGPS
受信機の概略位置から他のGPS衛星までの距離との差
を求め、距離の差同士の差がしきい値以上の場合に、G
PS衛星から受信したエフェメリスデータを無効と判定
し、測位計算に用いないようにした。
【0040】図7は、本発明の第4の実施の形態のGP
S受信機の構成を示すブロック図である。このGPS受
信機は、アンテナ41と、検波部42と、エフェメリス判定
部46と、測位部47とを備えている。そして、エフェメリ
ス判定部46により前記エフェメリスデータが無効と判定
された場合、測位部47はその受信データを測位計算に用
いないように構成されている。
【0041】ここで、エフェメリス判定部46が、GPS
受信機の概略位置からGPS衛星までの距離をGPS衛
星ごとに算出し、GPS受信機の概略位置から基準とし
たGPS衛星までの距離とGPS受信機の概略位置から
他のGPS衛星までの距離との差を求める第1の距離差
算出手段43と、基準としたGPS衛星の送信信号の送信
時刻と他のGPS衛星の送信信号の送信時刻との差か
ら、GPS受信機の概略位置から基準としたGPS衛星
までの距離とGPS受信機の概略位置から他のGPS衛
星までの距離との差を求める第2の距離差算出手段44
と、第1の距離差算出手段43で算出された距離の差と第
2の距離差算出手段44で算出された距離の差とを比較す
る距離差比較手段45とを備え、第1の距離差算出手段43
で算出された距離の差と第2の距離差算出手段44で算出
された距離の差との差異を基にエフェメリスデータの有
効性を判定する点以外の各部分の構成および機能は前述
した第1の実施の形態における同名の部分の構成および
機能と同様である。
【0042】エフェメリス判定部46における処理を図8
に示すフローチャートに従って説明する。まずステップ
401にて、GPS受信機の概略位置からGPS衛星まで
の距離をGPS衛星ごとに算出する。
【0043】次にステップ402にて、GPS受信機の概
略位置から基準としたGPS衛星までの距離とGPS受
信機の概略位置から他のGPS衛星までの距離との差A
をGPS衛星ごとに算出する。次いでステップ403に
て、各GPS衛星の送信信号の送信時刻を検波部42から
取得する。次にステップ404にて、基準としたGPS衛
星の送信信号の送信時刻と他のGPS衛星の送信信号の
送信時刻との差から、GPS受信機の概略位置から基準
としたGPS衛星までの距離とGPS受信機の概略位置
から他のGPS衛星までの距離との差BをGPS衛星ご
とに算出する。
【0044】次にステップ405にて、GPS衛星ごとに
AとBの差D3を算出する。次いでステップ406にて、D
3の絶対値と第3のしきい値とを比較する。ここで、第
3のしきい値としては、高度約2万キロメートルという
GPS衛星の位置から考えてあり得ない値(例えば10
00km)とする。そして、D3の絶対値が第3のしき
い値より小さければ処理を終了し、D3の絶対値が第3
のしきい値以上であればステップ407にて測位部47に使
用不可信号を発信して、このエフェメリスデータを測位
計算に用いないようにする。このように処理することに
より、誤検出したエフェメリスデータを用いずに測位計
算を行うことができる。
【0045】このように、本発明の第4の実施の形態に
よれば、距離差算出手段43で算出された距離差の値と時
刻差算出手段44で算出された距離差の値とを距離差比較
手段45で比較し、その差が第3のしきい値以上の場合、
エフェメリスデータを無効と判定し、測位計算に用いな
いようにしたので、誤ったエフェメリスデータを用いる
ことによる測位精度の低下を招くことなく測位計算を行
うことができる。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、受信し
たエフェメリスデータを無効と判定した場合には受信デ
ータを測位計算に用いないように構成したことにより、
誤ったエフェメリスデータを用いることによる測位精度
の低下を招くことなく測位計算を行うことができるとい
う優れた効果を有する衛星航法システム受信機を提供す
ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態におけるGPS受信
機の構成を示すブロック図、
【図2】第1の実施の形態におけるエフェメリス判定部
における処理を示すフローチャート、
【図3】本発明の第2の実施の形態におけるGPS受信
機の構成を示すブロック図、
【図4】第2の実施の形態におけるエフェメリス判定部
における処理を示すフローチャート、
【図5】本発明の第3の実施の形態におけるGPS受信
機の構成を示すブロック図、
【図6】第3の実施の形態におけるエフェメリス判定部
における処理を示すフローチャート、
【図7】本発明の第4の実施の形態におけるGPS受信
機の構成を示すブロック図、
【図8】第4の実施の形態におけるエフェメリス判定部
における処理を示すフローチャート、
【図9】従来のGPS受信機の構成を示すブロック図、
【図10】自己相関時の擬似雑音符号位相のシフト量と
相関値との関係を示す図、
【図11】相互相関時の擬似雑音符号位相のシフト量と
相関値との関係を示す図である。
【符号の説明】
11、21、31、41 アンテナ 12、22、32、42 検波部 13 衛星番号受信手段 14 衛星番号比較手段 15、25、36、46 エフェメリス判定部 16、26、37、47 測位部 23 ドップラーシフト予測手段 24 ドップラーシフト比較手段 33 距離予測手段 34 距離監視手段 35 距離比較手段 43 第1の距離差算出手段 44 第2の距離差算出手段 45 距離差比較手段

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 航法衛星の送信信号を受信するアンテナ
    の受信信号を復調して前記航法衛星を特定し、航法メッ
    セージを取得する検波部と、前記検波部で取得された航
    法メッセージ中のエフェメリスデータの有効性を判定す
    るエフェメリス判定部と、前記検波部で取得された航法
    衛星からの伝搬時間と前記エフェメリスデータとから航
    法衛星システム受信機の位置を算出する測位部とを備
    え、前記エフェメリス判定部により前記エフェメリスデ
    ータが無効と判定された場合、前記測位部は前記エフェ
    メリスデータを測位計算に用いないことを特徴とする航
    法衛星システム受信機。
  2. 【請求項2】 前記エフェメリス判定部は、前記航法衛
    星を常時監視しているセンター局から、受信可能な航法
    衛星の衛星番号の情報を受信する衛星情報受信手段と、
    前記検波部で受信と判定された航法衛星の衛星番号と前
    記衛星情報受信手段で受信された衛星番号とを比較する
    衛星番号比較手段とを備え、前記受信と判定された衛星
    番号と前記受信可能な衛星番号とが一致しない場合に前
    記エフェメリスデータを無効と判定することを特徴とす
    る請求項1記載の航法衛星システム受信機。
  3. 【請求項3】 前記エフェメリス判定部は、前記検波部
    で取得されたエフェメリスデータから前記送信信号の搬
    送波のドップラーシフトを予測するドップラーシフト予
    測手段と、前記搬送波を追尾することによって検出され
    たドップラーシフトと前記ドップラーシフト予測手段で
    予測されたドップラーシフトとを比較するドップラーシ
    フト比較手段とを備え、前記予測されたドップラーシフ
    トと検出されたドップラーシフトとの差がしきい値以上
    の場合に前記エフェメリスデータを無効と判定すること
    を特徴とする請求項1記載の航法衛星システム受信機。
  4. 【請求項4】 前記エフェメリス判定部は、前記検波部
    で取得されたエフェメリスデータから前記航法衛星と前
    記航法衛星システム受信機との間の距離の変化を予測す
    る距離予測手段と、前記航法衛星と前記航法衛星システ
    ム受信機との間の距離の変化を監視する距離監視手段
    と、前記距離予測手段で予測された距離の変化と前記距
    離監視手段で監視している距離の変化とを比較する距離
    比較手段とを備え、前記予測された距離の変化と監視し
    ている距離の変化との差がしきい値以上の場合に前記エ
    フェメリスデータを無効と判定することを特徴とする請
    求項1記載の航法衛星システム受信機。
  5. 【請求項5】 前記エフェメリス判定部は、前記航法衛
    星システム受信機の概略位置から前記航法衛星までの距
    離を前記航法衛星ごとに算出し、前記概略位置から基準
    とした航法衛星までの距離と前記概略位置から他の航法
    衛星までの距離との差を求める第1の距離差算出手段
    と、基準とした航法衛星の送信信号の送信時刻と他の航
    法衛星の送信信号の送信時刻との差から、前記概略位置
    から基準とした航法衛星までの距離と前記概略位置から
    他の航法衛星までの距離との差を求める第2の距離差算
    出手段と、前記第1の距離差算出手段で算出された距離
    の差と前記第2の距離差算出手段で算出された距離の差
    とを比較する距離差比較手段とを備え、前記距離差比較
    手段で比較された距離の差同士の差がしきい値以上の場
    合に前記エフェメリスデータを無効と判定することを特
    徴とする請求項1記載の航法衛星システム受信機。
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