JP2003021664A - 半導体デバイス自動検査装置 - Google Patents
半導体デバイス自動検査装置Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ケーブルが接続された半導体デバイスを高精
度で効率良く検査することができる半導体デバイス自動
検査装置を提供する。 【解決手段】 半導体デバイス18を保持するトレイ2
0と、該トレイ20を検査エリア22に、半導体デバイ
ス18を保持した状態で順次搬送する搬送装置24と、
前記トレイ20に保持状態のコネクタ16に自動結合さ
れる検査用コネクタ26と、プローブ28と、前記トレ
イ20を該プローブ28に向けて移送することによりデ
バイス本体14の端子14A及び前記プローブ28の端
子28Aを相互に接近させる移送装置30と、前記検査
用コネクタ26から入力信号を入力して前記プローブ2
8から出力信号を得ることにより前記半導体デバイス1
8を検査する検査器32と、を含んで半導体デバイス自
動検査装置10を構成した。
度で効率良く検査することができる半導体デバイス自動
検査装置を提供する。 【解決手段】 半導体デバイス18を保持するトレイ2
0と、該トレイ20を検査エリア22に、半導体デバイ
ス18を保持した状態で順次搬送する搬送装置24と、
前記トレイ20に保持状態のコネクタ16に自動結合さ
れる検査用コネクタ26と、プローブ28と、前記トレ
イ20を該プローブ28に向けて移送することによりデ
バイス本体14の端子14A及び前記プローブ28の端
子28Aを相互に接近させる移送装置30と、前記検査
用コネクタ26から入力信号を入力して前記プローブ2
8から出力信号を得ることにより前記半導体デバイス1
8を検査する検査器32と、を含んで半導体デバイス自
動検査装置10を構成した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ケーブルを有する
半導体デバイスの各種特性を検査する半導体デバイス自
動検査装置及び半導体デバイス自動検査方法に関する。
半導体デバイスの各種特性を検査する半導体デバイス自
動検査装置及び半導体デバイス自動検査方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば図9に示される半導体デバ
イス100のような、ケーブルが接続された半導体デバ
イスが知られている。
イス100のような、ケーブルが接続された半導体デバ
イスが知られている。
【0003】半導体デバイス100は、ケーブル102
の一端にデバイス本体104が接続され、他端にコネク
タ106が接続された構成で、コネクタ106及びケー
ブル102から入力された入力信号をデバイス本体10
4内にて変換、増幅等して、デバイス本体104の端子
104Aより信号を出力するものである。
の一端にデバイス本体104が接続され、他端にコネク
タ106が接続された構成で、コネクタ106及びケー
ブル102から入力された入力信号をデバイス本体10
4内にて変換、増幅等して、デバイス本体104の端子
104Aより信号を出力するものである。
【0004】又、逆に端子104Aより入力した信号を
変換等してコネクタ106から出力するものもある。ケ
ーブル102は一般に光ファイバや導電線であり、デバ
イス本体104内にはそれら信号を処理するための図示
しない半導体回路が設けられている。
変換等してコネクタ106から出力するものもある。ケ
ーブル102は一般に光ファイバや導電線であり、デバ
イス本体104内にはそれら信号を処理するための図示
しない半導体回路が設けられている。
【0005】ケーブルが接続されたこのような半導体デ
バイスを、デバイスパッケージ完成品状態で各種特性を
検査する方法としては、一般的な(ケーブルが接続され
ていない)半導体パッケージと同様に検査用のプローブ
をデバイス本体104の端子104Aに接触させて検査
する方法がある。
バイスを、デバイスパッケージ完成品状態で各種特性を
検査する方法としては、一般的な(ケーブルが接続され
ていない)半導体パッケージと同様に検査用のプローブ
をデバイス本体104の端子104Aに接触させて検査
する方法がある。
【0006】図9は、半導体デバイス100の下から基
板状のプローブ108の端子を接触させて検査を行った
図である。
板状のプローブ108の端子を接触させて検査を行った
図である。
【0007】図10は、半導体デバイス100の上から
ピン状のプローブ110の端子を接触させて検査を行っ
た図である。
ピン状のプローブ110の端子を接触させて検査を行っ
た図である。
【0008】いずれの場合においても、検査器112の
一方のポート112Aからコネクタ106及びケーブル
102を介してデバイス本体104に入力信号を入力
し、該デバイス本体104の端子104Aに接触したプ
ローブ108又は110から検査器112の他方のポー
ト112Bに出力信号を出力し、これら入出力信号を検
査器112内にて比較することで、半導体デバイス10
0の諸特性を検査することができる。
一方のポート112Aからコネクタ106及びケーブル
102を介してデバイス本体104に入力信号を入力
し、該デバイス本体104の端子104Aに接触したプ
ローブ108又は110から検査器112の他方のポー
ト112Bに出力信号を出力し、これら入出力信号を検
査器112内にて比較することで、半導体デバイス10
0の諸特性を検査することができる。
【0009】検査器112のポート112A及び112
Bを入れ替えることで、その逆の検査も可能である。
Bを入れ替えることで、その逆の検査も可能である。
【0010】精度の良い検査をするためには、デバイス
本体の端子とプローブの端子とを正確に接触させる必要
がある。しかし、端子の間隔が微小であるため、デバイ
ス本体とプローブとを人手により接触させると、双方の
端子が誤接触して正確な検査結果が得られないことがあ
るという問題点があった。
本体の端子とプローブの端子とを正確に接触させる必要
がある。しかし、端子の間隔が微小であるため、デバイ
ス本体とプローブとを人手により接触させると、双方の
端子が誤接触して正確な検査結果が得られないことがあ
るという問題点があった。
【0011】このため、半導体デバイスの検査の自動化
が求められていた。
が求められていた。
【0012】又、近年、ケーブルが接続された半導体デ
バイスの生産量が増加しており、生産性という面でも検
査の自動化が求められていた。
バイスの生産量が増加しており、生産性という面でも検
査の自動化が求められていた。
【0013】半導体デバイスの検査を自動化するために
は半導体デバイスを自動搬送する必要がある。
は半導体デバイスを自動搬送する必要がある。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかし、半導体デバイ
スにケーブルが接続されているために、可撓性のケーブ
ルが搬送中に不規則に変形し、ケーブルとデバイス本体
との接続部に過度の応力が発生して、半導体デバイスの
検査結果に影響を与えたり、半導体デバイスを破損させ
てしまうことがあるという問題があった。このため、ケ
ーブルが接続された半導体デバイスを自動搬送して自動
検査を行うことは困難であった。
スにケーブルが接続されているために、可撓性のケーブ
ルが搬送中に不規則に変形し、ケーブルとデバイス本体
との接続部に過度の応力が発生して、半導体デバイスの
検査結果に影響を与えたり、半導体デバイスを破損させ
てしまうことがあるという問題があった。このため、ケ
ーブルが接続された半導体デバイスを自動搬送して自動
検査を行うことは困難であった。
【0015】本発明は、以上の問題点に鑑みてなされた
ものであって、ケーブルが接続された半導体デバイス
を、高精度で自動的に検査することができる半導体デバ
イス自動検査装置及び半導体デバイス自動検査方法を提
供することを目的とする。
ものであって、ケーブルが接続された半導体デバイス
を、高精度で自動的に検査することができる半導体デバ
イス自動検査装置及び半導体デバイス自動検査方法を提
供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は、ケーブル、そ
の一端に接続されたデバイス本体、及び前記ケーブルの
他端に接続されたコネクタを有する半導体デバイスを保
持するとともに、保持状態で前記コネクタが相手コネク
タに直接的又は間接的に結合可能とされ、且つ、前記デ
バイス本体の端子が外部端子に当接又は近接可能とされ
たトレイと、前記トレイを検査エリアに、前記半導体デ
バイスを保持した状態で順次搬送する搬送装置と、前記
検査エリアに配置され、前記トレイに保持状態の前記コ
ネクタに自動結合される検査用コネクタと、前記検査エ
リアに配置され、前記トレイに保持状態の前記デバイス
本体の端子に当接又は近接して前記デバイス本体に信号
を入出力可能である端子を備えたプローブと、前記検査
エリアにおいて前記プローブ及び前記トレイの少なくと
も一方を他方に向けて移送することにより前記トレイに
保持状態の前記デバイス本体の端子及び前記プローブの
端子を相互に接近させる移送装置と、前記検査用コネク
タ及び前記プローブの一方から入力信号を入力して他方
から出力信号を得ることにより前記半導体デバイスを検
査する検査器と、を含んでなることを特徴とする半導体
デバイス自動検査装置により、上記目的を達成するもの
である。
の一端に接続されたデバイス本体、及び前記ケーブルの
他端に接続されたコネクタを有する半導体デバイスを保
持するとともに、保持状態で前記コネクタが相手コネク
タに直接的又は間接的に結合可能とされ、且つ、前記デ
バイス本体の端子が外部端子に当接又は近接可能とされ
たトレイと、前記トレイを検査エリアに、前記半導体デ
バイスを保持した状態で順次搬送する搬送装置と、前記
検査エリアに配置され、前記トレイに保持状態の前記コ
ネクタに自動結合される検査用コネクタと、前記検査エ
リアに配置され、前記トレイに保持状態の前記デバイス
本体の端子に当接又は近接して前記デバイス本体に信号
を入出力可能である端子を備えたプローブと、前記検査
エリアにおいて前記プローブ及び前記トレイの少なくと
も一方を他方に向けて移送することにより前記トレイに
保持状態の前記デバイス本体の端子及び前記プローブの
端子を相互に接近させる移送装置と、前記検査用コネク
タ及び前記プローブの一方から入力信号を入力して他方
から出力信号を得ることにより前記半導体デバイスを検
査する検査器と、を含んでなることを特徴とする半導体
デバイス自動検査装置により、上記目的を達成するもの
である。
【0017】又、前記プローブの端子と前記デバイス本
体の端子とが当接又は近接した状態で、前記デバイス本
体の端子を前記プローブの方向に加圧する加圧装置を設
けてもよい。
体の端子とが当接又は近接した状態で、前記デバイス本
体の端子を前記プローブの方向に加圧する加圧装置を設
けてもよい。
【0018】更に、前記検査エリアで前記トレイに保持
状態の前記デバイス本体の保持姿勢を検出可能とされた
画像認識装置と、制御手段とを設け、前記制御手段が前
記検査エリアにおける前記デバイス本体の基準保持姿勢
を記憶する基準保持姿勢記憶部と、前記基準保持姿勢及
び前記画像認識装置により検出される保持姿勢の誤差を
算出する保持姿勢誤差算出部とを備え、前記保持姿勢の
誤差を補正しつつ、前記デバイス本体の端子と前記プロ
ーブの端子とが相互に接近するように前記移送装置を制
御してもよい。
状態の前記デバイス本体の保持姿勢を検出可能とされた
画像認識装置と、制御手段とを設け、前記制御手段が前
記検査エリアにおける前記デバイス本体の基準保持姿勢
を記憶する基準保持姿勢記憶部と、前記基準保持姿勢及
び前記画像認識装置により検出される保持姿勢の誤差を
算出する保持姿勢誤差算出部とを備え、前記保持姿勢の
誤差を補正しつつ、前記デバイス本体の端子と前記プロ
ーブの端子とが相互に接近するように前記移送装置を制
御してもよい。
【0019】更に又、前記画像認識装置が前記プローブ
の端子の位置及び前記プローブの端子に当接又は近接し
た前記デバイス本体の端子の位置を検出可能とし、前記
制御手段が前記画像認識装置により検出される前記プロ
ーブの端子の位置及び前記デバイス本体の端子の位置か
ら双方の端子の位置ずれ量を算出する位置ずれ量算出部
と、前記位置ずれ量の所定の許容値を記憶した許容値記
憶部とを備え、算出した位置ずれ量が前記許容値を超え
る場合、前記位置ずれ量を補正しつつ前記デバイス本体
の端子が前記プローブの端子に再当接又は再近接するよ
うに、前記移送装置を制御してもよい。
の端子の位置及び前記プローブの端子に当接又は近接し
た前記デバイス本体の端子の位置を検出可能とし、前記
制御手段が前記画像認識装置により検出される前記プロ
ーブの端子の位置及び前記デバイス本体の端子の位置か
ら双方の端子の位置ずれ量を算出する位置ずれ量算出部
と、前記位置ずれ量の所定の許容値を記憶した許容値記
憶部とを備え、算出した位置ずれ量が前記許容値を超え
る場合、前記位置ずれ量を補正しつつ前記デバイス本体
の端子が前記プローブの端子に再当接又は再近接するよ
うに、前記移送装置を制御してもよい。
【0020】又、前記トレイを複数重ねて格納可能とさ
れ、選択的に任意のトレイを隣接する他のトレイから離
間させて支持可能であるトレイ選択機構及び前記トレイ
選択機構に支持状態のトレイを前記搬送装置に排出する
排出装置を有してなるトレイ格納部を備えてもよい。
れ、選択的に任意のトレイを隣接する他のトレイから離
間させて支持可能であるトレイ選択機構及び前記トレイ
選択機構に支持状態のトレイを前記搬送装置に排出する
排出装置を有してなるトレイ格納部を備えてもよい。
【0021】更に、前記検査エリアよりも搬送方向後方
の前処理エリアで、前記トレイに保持状態の前記デバイ
ス本体に接近・離間可能とされ、前記デバイス本体を所
定の温度に保温する保温処理、前記デバイス本体から異
物を除去する異物除去処理及び前記デバイス本体から静
電気を除去する除電処理の少なくとも一つの処理を行う
前処理装置を設けてもよい。
の前処理エリアで、前記トレイに保持状態の前記デバイ
ス本体に接近・離間可能とされ、前記デバイス本体を所
定の温度に保温する保温処理、前記デバイス本体から異
物を除去する異物除去処理及び前記デバイス本体から静
電気を除去する除電処理の少なくとも一つの処理を行う
前処理装置を設けてもよい。
【0022】又、本発明は、ケーブルの一端にデバイス
本体が接続され、他端にコネクタが接続された半導体デ
バイスを、前記コネクタが相手コネクタに直接的又は間
接的に結合可能、且つ、前記デバイス本体の端子が外部
端子に当接又は近接可能であるようにトレイに保持し
て、前記トレイを、前記半導体デバイスを保持した状態
で検査エリアに順次搬送し、前記検査エリアにおいて検
査用コネクタを前記コネクタに、前記トレイに保持状態
で自動結合すると共に、プローブ及び前記トレイの少な
くとも一方を他方に向けて移送して前記トレイに保持状
態の前記デバイス本体の端子及び前記プローブの端子を
相互に接近させることにより前記デバイス本体の端子を
プローブの端子に当接又は近接させて、前記検査用コネ
クタ及び前記プローブの一方から入力信号を入力して他
方から出力信号を得ることにより、前記半導体デバイス
を自動的、且つ、連続的に検査することを特徴とする半
導体デバイス自動検査方法により上記目的を達成するも
のである。
本体が接続され、他端にコネクタが接続された半導体デ
バイスを、前記コネクタが相手コネクタに直接的又は間
接的に結合可能、且つ、前記デバイス本体の端子が外部
端子に当接又は近接可能であるようにトレイに保持し
て、前記トレイを、前記半導体デバイスを保持した状態
で検査エリアに順次搬送し、前記検査エリアにおいて検
査用コネクタを前記コネクタに、前記トレイに保持状態
で自動結合すると共に、プローブ及び前記トレイの少な
くとも一方を他方に向けて移送して前記トレイに保持状
態の前記デバイス本体の端子及び前記プローブの端子を
相互に接近させることにより前記デバイス本体の端子を
プローブの端子に当接又は近接させて、前記検査用コネ
クタ及び前記プローブの一方から入力信号を入力して他
方から出力信号を得ることにより、前記半導体デバイス
を自動的、且つ、連続的に検査することを特徴とする半
導体デバイス自動検査方法により上記目的を達成するも
のである。
【0023】本発明によれば、ケーブルが接続された半
導体デバイスを自動的に検査することができる。
導体デバイスを自動的に検査することができる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。
を参照して詳細に説明する。
【0025】本実施の形態にかかる半導体デバイス自動
検査装置10は、図1〜図3に示されるように、ケーブ
ル12、その一端に接続されたデバイス本体14、及び
前記ケーブル12の他端に接続されたコネクタ16を有
する半導体デバイス18を保持するとともに、保持状態
で前記コネクタ16が相手コネクタに直接的又は間接的
に結合可能とされ、且つ、前記デバイス本体14の端子
14Aが外部端子に当接又は近接可能とされたトレイ2
0と、該トレイ20を検査エリア22に、前記半導体デ
バイス18を保持した状態で順次搬送する搬送装置24
と、該検査エリア22に配置され、前記トレイ20に保
持状態の前記コネクタ16に自動結合される検査用コネ
クタ26と、前記検査エリア22に配置され、前記トレ
イ20に保持状態の前記デバイス本体14の端子14A
に当接又は近接して該デバイス本体14に信号を入出力
可能である端子28Aを備えたプローブ28と、前記検
査エリア22において前記トレイ20を該プローブ28
に向けて移送することにより該トレイ20に保持状態の
前記デバイス本体14の端子14A及び前記プローブ2
8の端子28Aを相互に接近させる移送装置30と、前
記検査用コネクタ26から入力信号を入力して前記プロ
ーブ28から出力信号を得ることにより前記半導体デバ
イス18を検査する検査器32と、を含んで構成されて
いることを特徴としている。
検査装置10は、図1〜図3に示されるように、ケーブ
ル12、その一端に接続されたデバイス本体14、及び
前記ケーブル12の他端に接続されたコネクタ16を有
する半導体デバイス18を保持するとともに、保持状態
で前記コネクタ16が相手コネクタに直接的又は間接的
に結合可能とされ、且つ、前記デバイス本体14の端子
14Aが外部端子に当接又は近接可能とされたトレイ2
0と、該トレイ20を検査エリア22に、前記半導体デ
バイス18を保持した状態で順次搬送する搬送装置24
と、該検査エリア22に配置され、前記トレイ20に保
持状態の前記コネクタ16に自動結合される検査用コネ
クタ26と、前記検査エリア22に配置され、前記トレ
イ20に保持状態の前記デバイス本体14の端子14A
に当接又は近接して該デバイス本体14に信号を入出力
可能である端子28Aを備えたプローブ28と、前記検
査エリア22において前記トレイ20を該プローブ28
に向けて移送することにより該トレイ20に保持状態の
前記デバイス本体14の端子14A及び前記プローブ2
8の端子28Aを相互に接近させる移送装置30と、前
記検査用コネクタ26から入力信号を入力して前記プロ
ーブ28から出力信号を得ることにより前記半導体デバ
イス18を検査する検査器32と、を含んで構成されて
いることを特徴としている。
【0026】前記トレイ20は、略長方形のケーブル保
持部20Aの長手方向一端からデバイス本体保持部20
Bが突出した形状とされている。該デバイス本体保持部
20Bにおいて前記トレイ20は、前記デバイス本体1
4と前記ケーブル12との接続方向が自身の長手方向に
沿うように該デバイス本体14を保持している。尚、図
4に示されるように、該デバイス本体14は前記デバイ
ス本体保持部20Bにねじ33で着脱自在に締結されて
いる。
持部20Aの長手方向一端からデバイス本体保持部20
Bが突出した形状とされている。該デバイス本体保持部
20Bにおいて前記トレイ20は、前記デバイス本体1
4と前記ケーブル12との接続方向が自身の長手方向に
沿うように該デバイス本体14を保持している。尚、図
4に示されるように、該デバイス本体14は前記デバイ
ス本体保持部20Bにねじ33で着脱自在に締結されて
いる。
【0027】図5に示されるように、前記ケーブル保持
部20Aの長手方向他端近傍には、前記コネクタ16に
結合される中継コネクタ(コネクタ保持部)20Cが設
けられている。該中継コネクタ20Cにおいて前記トレ
イ20は、前記コネクタ16と前記ケーブル12との接
続方向が自身の長手方向に沿うように該コネクタ16を
保持している。尚、該コネクタ保持部20Cは複数種類
(本実施の形態では2種類)設けられ、これらコネクタ
保持部20Cに選択的に前記コネクタ16が結合可能と
されている。
部20Aの長手方向他端近傍には、前記コネクタ16に
結合される中継コネクタ(コネクタ保持部)20Cが設
けられている。該中継コネクタ20Cにおいて前記トレ
イ20は、前記コネクタ16と前記ケーブル12との接
続方向が自身の長手方向に沿うように該コネクタ16を
保持している。尚、該コネクタ保持部20Cは複数種類
(本実施の形態では2種類)設けられ、これらコネクタ
保持部20Cに選択的に前記コネクタ16が結合可能と
されている。
【0028】更に、前記トレイ20は前記ケーブル保持
部20Aの長手方向中央部において、前記ケーブル12
を円環状に屈曲させた状態で保持している。
部20Aの長手方向中央部において、前記ケーブル12
を円環状に屈曲させた状態で保持している。
【0029】又、前記トレイ20は、前記ケーブル保持
部20A、前記デバイス本体保持部20Bを取囲む側壁
部20Dと、この側壁部20Dの一端側を閉塞する底面
部20Eとを有し、複数重ねられることにより前記側壁
部20Dの内部が外部から隔離可能とされている。
部20A、前記デバイス本体保持部20Bを取囲む側壁
部20Dと、この側壁部20Dの一端側を閉塞する底面
部20Eとを有し、複数重ねられることにより前記側壁
部20Dの内部が外部から隔離可能とされている。
【0030】該底板20Eは、前記デバイス本体保持部
20Bの前記デバイス本体14と当接する部分の(長手
方向と垂直な)幅方向両側が切り欠かれている。これに
より該デバイス本体14の端子14Aは前記トレイ20
に保持状態で下方、側方、上方に開放され、外部端子に
当接又は近接可能とされている。
20Bの前記デバイス本体14と当接する部分の(長手
方向と垂直な)幅方向両側が切り欠かれている。これに
より該デバイス本体14の端子14Aは前記トレイ20
に保持状態で下方、側方、上方に開放され、外部端子に
当接又は近接可能とされている。
【0031】更に、前記トレイ20の長手方向の両端、
且つ、上端近傍には水平方向に突出する長方形板状体の
フランジ部20Fが設けられ、これらフランジ部20F
には各々切欠き20Gが設けられている。
且つ、上端近傍には水平方向に突出する長方形板状体の
フランジ部20Fが設けられ、これらフランジ部20F
には各々切欠き20Gが設けられている。
【0032】尚、前記トレイ20の材質は、導電性の樹
脂とされている。
脂とされている。
【0033】該トレイ20はトレイ格納部34に複数重
ねて格納可能とされている。
ねて格納可能とされている。
【0034】該トレイ格納部34は、選択的に任意のト
レイ20を隣接する他のトレイ20から離間させて支持
可能であるトレイ選択機構36及び該トレイ選択機構3
6に支持状態のトレイ20を前記搬送装置24に排出す
る排出装置38とを有している。
レイ20を隣接する他のトレイ20から離間させて支持
可能であるトレイ選択機構36及び該トレイ選択機構3
6に支持状態のトレイ20を前記搬送装置24に排出す
る排出装置38とを有している。
【0035】又、前記トレイ格納部34は、前記トレイ
20を下方から支持する支持台34Aと、この支持台3
4Aを下方から支持しつつ昇降させるアクチュエータ3
4Bと、前記トレイ20を上下方向に案内する上側ガイ
ド34C及び下側ガイド34Dとを含んで構成されてい
る。
20を下方から支持する支持台34Aと、この支持台3
4Aを下方から支持しつつ昇降させるアクチュエータ3
4Bと、前記トレイ20を上下方向に案内する上側ガイ
ド34C及び下側ガイド34Dとを含んで構成されてい
る。
【0036】これら上側ガイド34C及び下側ガイド3
4Dは、前記トレイ20のフランジ部20Fにおける前
記切欠き20Gと係合するように配置された上下方向の
棒状部材で、各々前記トレイ20を長手方向両側から挟
むように一対設置されている。
4Dは、前記トレイ20のフランジ部20Fにおける前
記切欠き20Gと係合するように配置された上下方向の
棒状部材で、各々前記トレイ20を長手方向両側から挟
むように一対設置されている。
【0037】又、前記上側ガイド34Cの下端と下側ガ
イド34Dの上端とは、前記トレイ20の1個分の高さ
よりも若干大きな隙間を有して離間し、この隙間は前記
トレイ格納部34における隙間部34Eを構成してい
る。
イド34Dの上端とは、前記トレイ20の1個分の高さ
よりも若干大きな隙間を有して離間し、この隙間は前記
トレイ格納部34における隙間部34Eを構成してい
る。
【0038】即ち、前記トレイ格納部34は、前記上側
ガイド34C及び下側ガイド34Dで前記トレイ20を
上下方向に案内して昇降させると共に、前記隙間部34
Eに位置するトレイ20のみが、前記上側ガイド34C
及び下側ガイド34Dから解放されるようにされてい
る。
ガイド34C及び下側ガイド34Dで前記トレイ20を
上下方向に案内して昇降させると共に、前記隙間部34
Eに位置するトレイ20のみが、前記上側ガイド34C
及び下側ガイド34Dから解放されるようにされてい
る。
【0039】前記トレイ選択機構36は、上側サポート
36Aと、下側サポート36Bとを有して構成されてい
る。
36Aと、下側サポート36Bとを有して構成されてい
る。
【0040】前記上側サポート36Aは、図5に示され
るように、先端が棒状体をコ字形に曲折した形状で、前
記トレイ20を長手方向両側から挟むように前記隙間部
34Eの上方近傍に水平方向に一対配置されるととも
に、アクチュエータ36Cに駆動されて前記トレイ20
側に突出・引き込み自在とされている。
るように、先端が棒状体をコ字形に曲折した形状で、前
記トレイ20を長手方向両側から挟むように前記隙間部
34Eの上方近傍に水平方向に一対配置されるととも
に、アクチュエータ36Cに駆動されて前記トレイ20
側に突出・引き込み自在とされている。
【0041】又、該上側サポート36Aは、突出状態で
前記トレイ20のフランジ部20Fに下方から当接し
て、該トレイ20を支持可能とされ、且つ、引き込み状
態で該トレイ20から離間するようにされている。
前記トレイ20のフランジ部20Fに下方から当接し
て、該トレイ20を支持可能とされ、且つ、引き込み状
態で該トレイ20から離間するようにされている。
【0042】前記下側サポート36Bは、前記上側サポ
ート36Aと等しい形状で該上側サポート36Aから、
前記トレイ20の1個分の高さよりも若干大きく下方に
離間して一対配置されている。該下側サポート36Bも
前記上側サポート36Aと同様に、アクチュエータ(図
示省略)により前記トレイ20側に突出・引込み自在と
され、突出状態で前記トレイ20を支持可能とされてい
る。
ート36Aと等しい形状で該上側サポート36Aから、
前記トレイ20の1個分の高さよりも若干大きく下方に
離間して一対配置されている。該下側サポート36Bも
前記上側サポート36Aと同様に、アクチュエータ(図
示省略)により前記トレイ20側に突出・引込み自在と
され、突出状態で前記トレイ20を支持可能とされてい
る。
【0043】該下側サポート36Bに支持されるトレイ
に隣接する上側の他のトレイ20が前記上側サポート3
6Aに支持され、下側の他のトレイ20が更に下降する
ことにより、該下側サポート36Bに支持されるトレイ
20が他のトレイ20から選択的に離間するようにされ
ている。
に隣接する上側の他のトレイ20が前記上側サポート3
6Aに支持され、下側の他のトレイ20が更に下降する
ことにより、該下側サポート36Bに支持されるトレイ
20が他のトレイ20から選択的に離間するようにされ
ている。
【0044】前記排出装置38は、前記トレイ格納部3
4における前記隙間部34Eの近傍、且つ、前記搬送装
置24から離反する側に配置され、前記下側サポート3
6Bに支持される前記トレイ20を前記搬送装置24側
に略水平方向に押し出すためのアクチュエータ38Aを
備えている。
4における前記隙間部34Eの近傍、且つ、前記搬送装
置24から離反する側に配置され、前記下側サポート3
6Bに支持される前記トレイ20を前記搬送装置24側
に略水平方向に押し出すためのアクチュエータ38Aを
備えている。
【0045】前記搬送装置24は、第1、第2及び第3
の3つのベルトコンベア24A、24B及び24Cを有
して構成されている。
の3つのベルトコンベア24A、24B及び24Cを有
して構成されている。
【0046】これら第1、第2及び第3のベルトコンベ
ア24A、24B及び24Cは、この順で並設され、そ
れぞれ一対のベルト上に前記トレイ20を載置して該ト
レイ20を搬送するようにされている。
ア24A、24B及び24Cは、この順で並設され、そ
れぞれ一対のベルト上に前記トレイ20を載置して該ト
レイ20を搬送するようにされている。
【0047】前記第1のベルトコンベア24Aは搬送方
向の一端が前記トレイ格納部34に近接し、他端が前記
検査エリア22よりも搬送方向後方の前処理エリア40
に延在されている。
向の一端が前記トレイ格納部34に近接し、他端が前記
検査エリア22よりも搬送方向後方の前処理エリア40
に延在されている。
【0048】該前処理エリア40には、前記トレイ20
に保持状態の前記デバイス本体14に接近・離間可能と
され、該デバイス本体を所定の温度に保温する保温処
理、該デバイス本体から異物を除去する異物除去処理及
び該デバイス本体から静電気を除去する除電処理を行う
前処理装置42が設けられている。
に保持状態の前記デバイス本体14に接近・離間可能と
され、該デバイス本体を所定の温度に保温する保温処
理、該デバイス本体から異物を除去する異物除去処理及
び該デバイス本体から静電気を除去する除電処理を行う
前処理装置42が設けられている。
【0049】更に該第1のベルトコンベア24Aには、
前記トレイ20を保持・解放自在のクランプ44が設け
られている。該クランプ44が前記トレイ20を保持し
た状態で、該トレイ20に保持状態の前記デバイス本体
14が前記前処理装置42の下方(又は上方)に位置す
るようにされている。
前記トレイ20を保持・解放自在のクランプ44が設け
られている。該クランプ44が前記トレイ20を保持し
た状態で、該トレイ20に保持状態の前記デバイス本体
14が前記前処理装置42の下方(又は上方)に位置す
るようにされている。
【0050】中間の前記第2のベルトコンベア24Bは
搬送方向の中央部が前記検査エリア22に位置するよう
に配置され、搬送方向両端部の下方に配置された上下方
向のアクチュエータ46A及び46Bにより昇降自在と
されている。
搬送方向の中央部が前記検査エリア22に位置するよう
に配置され、搬送方向両端部の下方に配置された上下方
向のアクチュエータ46A及び46Bにより昇降自在と
されている。
【0051】これらアクチュエータ46A、46B及び
後述するプローブ微動機構48が前記移送装置30を構
成している。
後述するプローブ微動機構48が前記移送装置30を構
成している。
【0052】又、該第2のベルトコンベア24Bは上昇
位置における上面が、第1及び第3のベルトコンベア2
4A及び24Cの上面と合致するようにされている。
位置における上面が、第1及び第3のベルトコンベア2
4A及び24Cの上面と合致するようにされている。
【0053】更に該第2のベルトコンベア24Bには、
前記トレイ20を保持・解放自在のクランプ50が設け
られている。該クランプ50に保持されつつ前記トレイ
20は前記第2のベルトコンベア24Bと共に、昇降自
在とされている。
前記トレイ20を保持・解放自在のクランプ50が設け
られている。該クランプ50に保持されつつ前記トレイ
20は前記第2のベルトコンベア24Bと共に、昇降自
在とされている。
【0054】前記検査用コネクタ26は、アクチュエー
タ26Aにより下降位置の前記トレイ20に接近・離間
自在とされ、これにより前記中継コネクタ20Cに自動
結合可能とされている。
タ26Aにより下降位置の前記トレイ20に接近・離間
自在とされ、これにより前記中継コネクタ20Cに自動
結合可能とされている。
【0055】前記プローブ28は、前記第2のベルトコ
ンベア24Bを挟んで前記検査用コネクタ26の反対側
に設置されている。
ンベア24Bを挟んで前記検査用コネクタ26の反対側
に設置されている。
【0056】該プローブ28は前記端子28Aが上面側
に設けられ、該端子28Aにおいて下降位置の前記トレ
イ20に保持状態の前記デバイス本体14の端子14A
に当接可能とされている。
に設けられ、該端子28Aにおいて下降位置の前記トレ
イ20に保持状態の前記デバイス本体14の端子14A
に当接可能とされている。
【0057】又、該プローブ28は前記プローブ微動機
構48に駆動されて水平なX−Y方向及び鉛直なθ軸廻
りに微動可能とされている。図6に示されるように、該
プローブ微動機構48はX方向の微動のためのモータ4
8A、Y方向の微動のためのモータ48B及びθ方向の
微動のためのモータ48Cを有し、これらモータを適宜
駆動することにより、前記プローブ28を精密に微動す
ることができるようにされている。
構48に駆動されて水平なX−Y方向及び鉛直なθ軸廻
りに微動可能とされている。図6に示されるように、該
プローブ微動機構48はX方向の微動のためのモータ4
8A、Y方向の微動のためのモータ48B及びθ方向の
微動のためのモータ48Cを有し、これらモータを適宜
駆動することにより、前記プローブ28を精密に微動す
ることができるようにされている。
【0058】該プローブ28の近傍には、前記プローブ
28の端子28Aと前記デバイス本体14の端子14A
とが当接又は近接した状態で、該デバイス本体14の端
子14Aを前記プローブ28の方向に加圧する加圧装置
52が設けられている。
28の端子28Aと前記デバイス本体14の端子14A
とが当接又は近接した状態で、該デバイス本体14の端
子14Aを前記プローブ28の方向に加圧する加圧装置
52が設けられている。
【0059】図7に示されるように、該加圧装置52
は、前記デバイス本体14の端子14Aに当接するパッ
ド52Aと、該パッド52Aを上下方向一定範囲で摺動
自在に支持する基部52Bと、該基部52Bに設けら
れ、前記パッド52Aを下方に付勢する圧縮コイルばね
52Cと、前記基部52Bを支持しつつ上下方向に駆動
するヘッド部52Dと、該ヘッド部52Dを先端におい
て支持しつつ水平方向に回転駆動して前記プローブ28
に接近・離間させるアーム52Eと、を有して構成され
ている。
は、前記デバイス本体14の端子14Aに当接するパッ
ド52Aと、該パッド52Aを上下方向一定範囲で摺動
自在に支持する基部52Bと、該基部52Bに設けら
れ、前記パッド52Aを下方に付勢する圧縮コイルばね
52Cと、前記基部52Bを支持しつつ上下方向に駆動
するヘッド部52Dと、該ヘッド部52Dを先端におい
て支持しつつ水平方向に回転駆動して前記プローブ28
に接近・離間させるアーム52Eと、を有して構成され
ている。
【0060】更に、前記プローブ28の上方には、CC
Dカメラを有してなり、前記トレイ20に保持状態の前
記デバイス本体14の保持姿勢を検出可能とされた画像
認識装置54が設けられている。
Dカメラを有してなり、前記トレイ20に保持状態の前
記デバイス本体14の保持姿勢を検出可能とされた画像
認識装置54が設けられている。
【0061】該画像認識装置54は、前記第2のベルト
コンベア24Bの上昇位置及び下降位置のいずれの位置
においても前記デバイス本体14近傍の画像を検出可能
であるような焦点調節機構を備え、前記プローブ28の
端子28Aの位置及び該プローブ28の端子28Aに当
接又は近接した前記デバイス本体14の端子14Aの位
置を検出可能とされている。該画像認識装置54には制
御手段56が結線されている。
コンベア24Bの上昇位置及び下降位置のいずれの位置
においても前記デバイス本体14近傍の画像を検出可能
であるような焦点調節機構を備え、前記プローブ28の
端子28Aの位置及び該プローブ28の端子28Aに当
接又は近接した前記デバイス本体14の端子14Aの位
置を検出可能とされている。該画像認識装置54には制
御手段56が結線されている。
【0062】該制御手段56は前記検査エリア22にお
ける前記デバイス本体14の基準保持姿勢を記憶する基
準保持姿勢記憶部56Aと、該基準保持姿勢及び前記画
像認識装置54により検出される保持姿勢の誤差を算出
する保持姿勢誤差算出部56Bとを備え、該保持姿勢の
誤差を補正しつつ、前記デバイス本体14の端子14A
と前記プローブ28の端子28Aとが相互に接近するよ
うに前記プローブ微動機構48を制御するようにされて
いる。
ける前記デバイス本体14の基準保持姿勢を記憶する基
準保持姿勢記憶部56Aと、該基準保持姿勢及び前記画
像認識装置54により検出される保持姿勢の誤差を算出
する保持姿勢誤差算出部56Bとを備え、該保持姿勢の
誤差を補正しつつ、前記デバイス本体14の端子14A
と前記プローブ28の端子28Aとが相互に接近するよ
うに前記プローブ微動機構48を制御するようにされて
いる。
【0063】又、前記制御手段56は、前記画像認識装
置54により検出される前記プローブ28の端子28の
位置及び前記デバイス本体14の端子14の位置から双
方の端子の位置ずれ量を算出する位置ずれ量算出部56
Cと、該位置ずれ量の所定の許容値を記憶した許容値記
憶部56Dとを備え、算出した位置ずれ量が前記許容値
を超える場合、該位置ずれ量を補正しつつ前記デバイス
本体の端子が前記プローブの端子に再当接又は再近接す
るように、前記移送装置30を制御するようにされてい
る。
置54により検出される前記プローブ28の端子28の
位置及び前記デバイス本体14の端子14の位置から双
方の端子の位置ずれ量を算出する位置ずれ量算出部56
Cと、該位置ずれ量の所定の許容値を記憶した許容値記
憶部56Dとを備え、算出した位置ずれ量が前記許容値
を超える場合、該位置ずれ量を補正しつつ前記デバイス
本体の端子が前記プローブの端子に再当接又は再近接す
るように、前記移送装置30を制御するようにされてい
る。
【0064】前記検査器32は、前記検査用コネクタ2
6及び前記プローブ28に結線されている。
6及び前記プローブ28に結線されている。
【0065】前記第3のベルトコンベア24Cは、検査
済みのトレイ20を検査済みトレイ格納部58に搬送す
るようにされている。
済みのトレイ20を検査済みトレイ格納部58に搬送す
るようにされている。
【0066】該検査済みトレイ格納部58は前記トレイ
格納部34と同様に、前記トレイ20を複数重ねて格納
可能とされている。又、該検査済みトレイ格納部58
は、前記第3のベルトコンベア24C上に載置されたト
レイ20を自身に排入する排入装置60を有している。
格納部34と同様に、前記トレイ20を複数重ねて格納
可能とされている。又、該検査済みトレイ格納部58
は、前記第3のベルトコンベア24C上に載置されたト
レイ20を自身に排入する排入装置60を有している。
【0067】尚、アクチュエータ等の電気部品には中央
制御装置62が結線され、この中央制御装置62には入
力部64及び表示部66が結線されている。
制御装置62が結線され、この中央制御装置62には入
力部64及び表示部66が結線されている。
【0068】次に、前記半導体デバイス自動検査装置1
0の作用について説明する。
0の作用について説明する。
【0069】前記半導体デバイス検査装置10は、前記
半導体デバイス18を前記トレイ20に保持して、該ト
レイ20を、前記半導体デバイス18を保持した状態で
前記検査エリア22に順次搬送し、該検査エリア22に
おいて前記検査用コネクタ26を前記コネクタ16に、
前記トレイ20に保持状態で自動結合すると共に前記ト
レイ20を前記プローブ28に向けて移送して該トレイ
20に保持状態の前記デバイス本体14の端子14A及
び前記プローブ28の端子28Aを相互に接近させるこ
とにより前記デバイス本体14の端子14Aを前記プロ
ーブ28の端子28Aに当接させて、前記検査用コネク
タ26から入力信号を入力して前記プローブ28から出
力信号を得ることにより、前記半導体デバイス18を自
動的、且つ、連続的に検査することを特徴とする半導体
デバイス自動検査方法を実行するものである。
半導体デバイス18を前記トレイ20に保持して、該ト
レイ20を、前記半導体デバイス18を保持した状態で
前記検査エリア22に順次搬送し、該検査エリア22に
おいて前記検査用コネクタ26を前記コネクタ16に、
前記トレイ20に保持状態で自動結合すると共に前記ト
レイ20を前記プローブ28に向けて移送して該トレイ
20に保持状態の前記デバイス本体14の端子14A及
び前記プローブ28の端子28Aを相互に接近させるこ
とにより前記デバイス本体14の端子14Aを前記プロ
ーブ28の端子28Aに当接させて、前記検査用コネク
タ26から入力信号を入力して前記プローブ28から出
力信号を得ることにより、前記半導体デバイス18を自
動的、且つ、連続的に検査することを特徴とする半導体
デバイス自動検査方法を実行するものである。
【0070】まず、オペレータが前記コネクタ16を前
記トレイ20の前記中継コネクタ20Cに結合し、前記
ケーブル12を円環状に巻きつつ、前記デバイス本体1
4を前記デバイス本体保持部20Bに載置し、前記ねじ
33で締結する。この作業は精密さが必要とされず、容
易である。
記トレイ20の前記中継コネクタ20Cに結合し、前記
ケーブル12を円環状に巻きつつ、前記デバイス本体1
4を前記デバイス本体保持部20Bに載置し、前記ねじ
33で締結する。この作業は精密さが必要とされず、容
易である。
【0071】該トレイ20は、前記デバイス本体14及
び前記ケーブル12の接続方向が自身の長手方向に沿う
ように前記半導体デバイス18を保持するので、前記ケ
ーブル12と前記デバイス本体14との接続部に過度の
応力が発生することがない。
び前記ケーブル12の接続方向が自身の長手方向に沿う
ように前記半導体デバイス18を保持するので、前記ケ
ーブル12と前記デバイス本体14との接続部に過度の
応力が発生することがない。
【0072】同様に、複数の前記トレイ20に前記デバ
イス本体14を保持させ、これらトレイ20を上下に重
ねて前記トレイ格納部34に格納する。
イス本体14を保持させ、これらトレイ20を上下に重
ねて前記トレイ格納部34に格納する。
【0073】これにより、これらトレイ20の内部は外
部と遮蔽され、内部の前記ケーブル12、コネクタ16
及び半導体デバイス18への埃等の付着が防止される。
尚、該半導体デバイス18の端子14Aは側方に開放さ
れている。
部と遮蔽され、内部の前記ケーブル12、コネクタ16
及び半導体デバイス18への埃等の付着が防止される。
尚、該半導体デバイス18の端子14Aは側方に開放さ
れている。
【0074】次に、オペレータがこれら重ねて格納した
トレイ20における前記切欠き20Gに、前記トレイ格
納部34の前記上側ガイド34Cを手動で係合させる。
これにより重ねられたトレイ20の転倒が防止される。
トレイ20における前記切欠き20Gに、前記トレイ格
納部34の前記上側ガイド34Cを手動で係合させる。
これにより重ねられたトレイ20の転倒が防止される。
【0075】以上の準備が完了したらオペレータが前記
入力部64を操作し、格納したトレイのうち検査の対象
とするトレイを選択する。格納したトレイの全てを選択
して全数検査してもよく、一部を選択して抽出検査して
もよい。これにより、前記半導体デバイス検査装置10
は前記中央制御装置62の制御の下で以下説明するよう
に自動的に検査処理を実行する。
入力部64を操作し、格納したトレイのうち検査の対象
とするトレイを選択する。格納したトレイの全てを選択
して全数検査してもよく、一部を選択して抽出検査して
もよい。これにより、前記半導体デバイス検査装置10
は前記中央制御装置62の制御の下で以下説明するよう
に自動的に検査処理を実行する。
【0076】尚、前記第2のベルトコンベア24Bは予
め上昇位置とされている。
め上昇位置とされている。
【0077】前記中央制御装置62は、検査するトレイ
(以後「検査トレイ」という)20のフランジ部20F
と、該検査トレイ20に隣接する上側のトレイ20のフ
ランジ部20Fとが各々前記トレイ選択機構36の上側
サポート36Aよりも下側、上側に位置するように、前
記アクチュエータ34Bを駆動し、前記支持台34Aを
上昇又は下降させ、該上側サポート36Aを前記トレイ
22の方向に突出させる。
(以後「検査トレイ」という)20のフランジ部20F
と、該検査トレイ20に隣接する上側のトレイ20のフ
ランジ部20Fとが各々前記トレイ選択機構36の上側
サポート36Aよりも下側、上側に位置するように、前
記アクチュエータ34Bを駆動し、前記支持台34Aを
上昇又は下降させ、該上側サポート36Aを前記トレイ
22の方向に突出させる。
【0078】この状態で前記支持台34Aを若干下降さ
せると、前記検査トレイ20に隣接する上側のトレイ2
0は、前記フランジ部20Fにおいて前記上側サポート
36Aに当接して支持される。
せると、前記検査トレイ20に隣接する上側のトレイ2
0は、前記フランジ部20Fにおいて前記上側サポート
36Aに当接して支持される。
【0079】前記検査トレイ20は下降して、該検査ト
レイ20に隣接する上側のトレイ20から離間する。
レイ20に隣接する上側のトレイ20から離間する。
【0080】次に、該検査トレイ20のフランジ部20
Fと、該検査トレイ20に隣接する下側のトレイ20の
フランジ部20Fとが各々下側サポート36Bよりも上
側、下側に位置するように、前記支持台34Aを下降さ
せて該下側サポート36Bを前記トレイ20の方向に突
出させる。
Fと、該検査トレイ20に隣接する下側のトレイ20の
フランジ部20Fとが各々下側サポート36Bよりも上
側、下側に位置するように、前記支持台34Aを下降さ
せて該下側サポート36Bを前記トレイ20の方向に突
出させる。
【0081】この状態で前記支持台34Aを更に下降さ
せると、前記検査トレイ20は前記フランジ部20Fに
おいて前記下側サポート36Bに支持されて前記隙間部
34Eに留まり、該検査トレイ20に隣接する下側のト
レイ20から離間する。即ち、前記検査トレイ20は隣
接する上下双方のトレイから離間したこととなる。
せると、前記検査トレイ20は前記フランジ部20Fに
おいて前記下側サポート36Bに支持されて前記隙間部
34Eに留まり、該検査トレイ20に隣接する下側のト
レイ20から離間する。即ち、前記検査トレイ20は隣
接する上下双方のトレイから離間したこととなる。
【0082】次に該検査トレイ20側に前記排出装置3
8のアクチュエータ38Aを突出させると、該検査トレ
イ20は前記下側サポート36B上を摺動しながら前記
トレイ格納部34から排出されて、前記第1のベルトコ
ンベア24A上に載置される。
8のアクチュエータ38Aを突出させると、該検査トレ
イ20は前記下側サポート36B上を摺動しながら前記
トレイ格納部34から排出されて、前記第1のベルトコ
ンベア24A上に載置される。
【0083】該第1のベルトコンベア24Aは載置され
た前記検査トレイ20を前記前処理エリア40に搬送す
ると、該検査トレイ20に保持状態の前記デバイス本体
14は前記前処理装置42の下方に配置される。前記ク
ランプ44は該検査トレイ20を該前処理エリア40に
保持する。
た前記検査トレイ20を前記前処理エリア40に搬送す
ると、該検査トレイ20に保持状態の前記デバイス本体
14は前記前処理装置42の下方に配置される。前記ク
ランプ44は該検査トレイ20を該前処理エリア40に
保持する。
【0084】前記前処理装置42は、前記デバイス本体
14をエアブローして埃等の異物を除去すると共に、静
電気を除去し、更に該デバイス本体14を冷却又は加熱
して一定温度に保温する。前記トレイ20の材質が導電
性の樹脂とされているので、以後、前記デバイス本体1
4に静電気が再帯電することはない。
14をエアブローして埃等の異物を除去すると共に、静
電気を除去し、更に該デバイス本体14を冷却又は加熱
して一定温度に保温する。前記トレイ20の材質が導電
性の樹脂とされているので、以後、前記デバイス本体1
4に静電気が再帯電することはない。
【0085】これら一連の前処理が終了したら、前記ク
ランプ44は該検査トレイ20を解放し、前記第1のベ
ルトコンベア24Aは該検査トレイ20を前記第2のベ
ルトコンベア24B側に搬送する。
ランプ44は該検査トレイ20を解放し、前記第1のベ
ルトコンベア24Aは該検査トレイ20を前記第2のベ
ルトコンベア24B側に搬送する。
【0086】尚、上記手順と同様の手順で、次に検査す
るトレイを前記前処理エリア40に搬送して前処理を行
い検査のために待機させておく。
るトレイを前記前処理エリア40に搬送して前処理を行
い検査のために待機させておく。
【0087】該第2のベルトコンベア24Bは、該検査
トレイ20を前記検査エリア22に搬送する。これによ
り該検査トレイ20に保持状態の前記デバイス本体14
は前記画像認識装置54の下方に配置される。前記クラ
ンプ50は該検査トレイ20を該検査エリア22に保持
する。
トレイ20を前記検査エリア22に搬送する。これによ
り該検査トレイ20に保持状態の前記デバイス本体14
は前記画像認識装置54の下方に配置される。前記クラ
ンプ50は該検査トレイ20を該検査エリア22に保持
する。
【0088】該画像認識装置54は、前記検査トレイ2
0における前記デバイス本体14の保持姿勢を撮像して
検出する。
0における前記デバイス本体14の保持姿勢を撮像して
検出する。
【0089】前記制御手段56は、前記画像認識装置5
4により撮像された実際の保持姿勢と、自身が前記基準
保持姿勢記憶部56Aにおいて記憶する基準保持姿勢と
を比較して前記保持姿勢誤差算出部56Bにおいて保持
姿勢の誤差を算出し、この算出した誤差を補正して前記
デバイス本体14の端子14Aが前記プローブ28の端
子28A上に下降・当接するように、前記プローブ微動
機構48を制御・駆動し、前記プローブ28の位置調整
を行う。
4により撮像された実際の保持姿勢と、自身が前記基準
保持姿勢記憶部56Aにおいて記憶する基準保持姿勢と
を比較して前記保持姿勢誤差算出部56Bにおいて保持
姿勢の誤差を算出し、この算出した誤差を補正して前記
デバイス本体14の端子14Aが前記プローブ28の端
子28A上に下降・当接するように、前記プローブ微動
機構48を制御・駆動し、前記プローブ28の位置調整
を行う。
【0090】又、前記制御手段56は、前記デバイス本
体14の前記端子14Aの曲がり等の異状を検出可能で
あることは明らかであり、所定の曲がり量以上を検出し
た場合、オペレータに警報を発してもよい。
体14の前記端子14Aの曲がり等の異状を検出可能で
あることは明らかであり、所定の曲がり量以上を検出し
た場合、オペレータに警報を発してもよい。
【0091】次に、前記制御手段56が前記アクチュエ
ータ46A及び46Bを駆動して、前記第2のベルトコ
ンベア24Bと共に、前記検査トレイ20を下降させる
と、該検査トレイ20に保持状態の前記デバイス本体1
4の端子14Aが前記プローブ28の端子28A上に当
接する。
ータ46A及び46Bを駆動して、前記第2のベルトコ
ンベア24Bと共に、前記検査トレイ20を下降させる
と、該検査トレイ20に保持状態の前記デバイス本体1
4の端子14Aが前記プローブ28の端子28A上に当
接する。
【0092】前記プローブ28の端子28Aに前記デバ
イス本体14の端子14Aを当接させると、前記画像認
識装置54は前記デバイス本体14の端子14Aの位置
及び前記プローブ28の端子28Aの位置を検出する。
イス本体14の端子14Aを当接させると、前記画像認
識装置54は前記デバイス本体14の端子14Aの位置
及び前記プローブ28の端子28Aの位置を検出する。
【0093】前記制御手段56は、該画像認識装置54
による検出結果から前記デバイス本体14の端子14A
の位置と前記プローブ28の端子28Aとの位置ずれ量
を前記位置ずれ量算出部56Cにおいて算出し、該位置
ずれ量が前記許容値記憶部56Dの所定の許容値を超え
る場合、該位置ずれ量を補正しつつ前記デバイス本体1
4の端子14Aが前記プローブ28の端子28Aに当接
するように、前記プローブ微動機構48を制御する。
による検出結果から前記デバイス本体14の端子14A
の位置と前記プローブ28の端子28Aとの位置ずれ量
を前記位置ずれ量算出部56Cにおいて算出し、該位置
ずれ量が前記許容値記憶部56Dの所定の許容値を超え
る場合、該位置ずれ量を補正しつつ前記デバイス本体1
4の端子14Aが前記プローブ28の端子28Aに当接
するように、前記プローブ微動機構48を制御する。
【0094】このように、前記デバイス本体14の端子
14Aの位置及び前記プローブ28の端子28Aとの位
置ずれ量を実測して、許容値を超える位置ずれが補正さ
れるので、双方の端子が誤接触状態で前記半導体デバイ
ス18の検査が実行されることがない。
14Aの位置及び前記プローブ28の端子28Aとの位
置ずれ量を実測して、許容値を超える位置ずれが補正さ
れるので、双方の端子が誤接触状態で前記半導体デバイ
ス18の検査が実行されることがない。
【0095】双方の端子が正確に接触した状態で、前記
加圧装置52のパッド52Aを該デバイス本体14の端
子14Aの上方から下降させて、該端子14Aを前記プ
ローブ28の方向に加圧する。
加圧装置52のパッド52Aを該デバイス本体14の端
子14Aの上方から下降させて、該端子14Aを前記プ
ローブ28の方向に加圧する。
【0096】この際、前記パッド52Aが前記端子14
Aに当接してから、前記基部52Bが更に下降する量を
適宜制御することにより、前記圧縮コイルばね52Cの
短縮量を調節することができ、加圧力を適宜な値に制御
することができる。
Aに当接してから、前記基部52Bが更に下降する量を
適宜制御することにより、前記圧縮コイルばね52Cの
短縮量を調節することができ、加圧力を適宜な値に制御
することができる。
【0097】以上により、前記デバイス本体14の端子
14Aは前記プローブ28の端子28A上に精密に当接
して、適宜な加圧力で加圧される。
14Aは前記プローブ28の端子28A上に精密に当接
して、適宜な加圧力で加圧される。
【0098】次に、図示しないブローにより前記検査用
コネクタ26及び前記中継コネクタ20Cに付着した埃
等の異物を除去してから、前記アクチュエータ26Aを
駆動して前記検査用コネクタ26を前記中継コネクタ2
0Cに結合する。
コネクタ26及び前記中継コネクタ20Cに付着した埃
等の異物を除去してから、前記アクチュエータ26Aを
駆動して前記検査用コネクタ26を前記中継コネクタ2
0Cに結合する。
【0099】この状態で前記検査器32が前記検査用コ
ネクタ26に入力信号を入力すると、この入力信号は、
前記中継コネクタ20C、前記コネクタ16及び前記ケ
ーブル12を介して前記デバイス本体14に入力されて
変換され、前記端子14Aから出力信号として出力され
る。
ネクタ26に入力信号を入力すると、この入力信号は、
前記中継コネクタ20C、前記コネクタ16及び前記ケ
ーブル12を介して前記デバイス本体14に入力されて
変換され、前記端子14Aから出力信号として出力され
る。
【0100】この出力信号は、前記プローブ28を介し
て前記検査器32に出力され、該検査器32が前記半導
体デバイス18の各種特性を検査する。
て前記検査器32に出力され、該検査器32が前記半導
体デバイス18の各種特性を検査する。
【0101】前記半導体デバイス18の検査結果に異常
がある場合、前記加圧装置52のパッド52Aを一旦上
昇させて、前記デバイス本体14の端子14Aから離間
させた後、再び下降させて該端子14Aを再加圧させて
から、前記検査器32が前記半導体デバイス18を再検
査する。
がある場合、前記加圧装置52のパッド52Aを一旦上
昇させて、前記デバイス本体14の端子14Aから離間
させた後、再び下降させて該端子14Aを再加圧させて
から、前記検査器32が前記半導体デバイス18を再検
査する。
【0102】これら一連の検査処理が終了すると、前記
加圧装置52はパッド52Aを前記デバイス本体14の
端子14Aから離間し、前記アクチュエータ46A及び
46Bに駆動されて前記第2のベルトコンベア24Bが
上昇する。
加圧装置52はパッド52Aを前記デバイス本体14の
端子14Aから離間し、前記アクチュエータ46A及び
46Bに駆動されて前記第2のベルトコンベア24Bが
上昇する。
【0103】更に、前記クランプ50は前記検査トレイ
20を解放し、前記第2のベルトコンベア24Bは該検
査トレイ20を前記第3のベルトコンベア24C側に搬
送する。
20を解放し、前記第2のベルトコンベア24Bは該検
査トレイ20を前記第3のベルトコンベア24C側に搬
送する。
【0104】尚、前記前処理エリア40で待機中の次に
検査するトレイを、上記手順と同様の手順で前記検査エ
リア22に搬送して連続して検査処理を行う。
検査するトレイを、上記手順と同様の手順で前記検査エ
リア22に搬送して連続して検査処理を行う。
【0105】前記第3のベルトコンベア24Cは、検査
済みのトレイ20を検査済みトレイ格納部58に搬送す
る。該検査済みトレイ格納部58は前記トレイ格納部3
4と同様の要領で、前記トレイ20を複数重ねて格納す
る。
済みのトレイ20を検査済みトレイ格納部58に搬送す
る。該検査済みトレイ格納部58は前記トレイ格納部3
4と同様の要領で、前記トレイ20を複数重ねて格納す
る。
【0106】以上の手順で、前記トレイ格納部34から
前記検査済みトレイ格納部58に前記トレイ20を搬送
して、前記半導体デバイス18の検査を順次実行する。
前記検査済みトレイ格納部58に前記トレイ20を搬送
して、前記半導体デバイス18の検査を順次実行する。
【0107】一連の検査が終了したら、オペレーターが
前記検査済みトレイ格納部58から前記トレイ20を重
ねた状態で取外す。検査の結果は、重ねられた各トレイ
20の順序に対応づけられて、前記表示部66に表示さ
れる。
前記検査済みトレイ格納部58から前記トレイ20を重
ねた状態で取外す。検査の結果は、重ねられた各トレイ
20の順序に対応づけられて、前記表示部66に表示さ
れる。
【0108】以後同様に、前記トレイ格納部34に複数
のトレイ20を重ねて格納し、前記半導体デバイス18
の自動検査を繰り返す。
のトレイ20を重ねて格納し、前記半導体デバイス18
の自動検査を繰り返す。
【0109】このように、前記半導体デバイス18を前
記トレイ20にセットして、前記トレイ格納部34に重
ねて格納するという、比較的容易で精密さを要求されな
い作業のみをオペレータが行い、その後の検査は人手に
よらず、自動的に行われるので前記半導体デバイス自動
検査装置10は半導体デバイスの高精度な検査を実現す
ることができる。
記トレイ20にセットして、前記トレイ格納部34に重
ねて格納するという、比較的容易で精密さを要求されな
い作業のみをオペレータが行い、その後の検査は人手に
よらず、自動的に行われるので前記半導体デバイス自動
検査装置10は半導体デバイスの高精度な検査を実現す
ることができる。
【0110】特に、自動的な検査が行われる間、前記半
導体デバイス18は前記トレイ20に保持状態で搬送さ
れると共に、保持状態で前処理及び検査処理が行われる
ので、該半導体デバイス18が前記ケーブル12を有し
ているにも拘らず、該半導体デバイス18の搬送が容易
であり、該半導体デバイス18の破損、検査ミス等の問
題が発生することがない。
導体デバイス18は前記トレイ20に保持状態で搬送さ
れると共に、保持状態で前処理及び検査処理が行われる
ので、該半導体デバイス18が前記ケーブル12を有し
ているにも拘らず、該半導体デバイス18の搬送が容易
であり、該半導体デバイス18の破損、検査ミス等の問
題が発生することがない。
【0111】即ち、前記半導体デバイス自動検査装置1
0は信頼性が高い。
0は信頼性が高い。
【0112】又、前記トレイ20は重ねられた状態で内
部が外部から遮蔽されるので前記半導体デバイス18へ
の埃等の異物の付着が制限されるとともに、前記デバイ
ス本体14に対する異物除去等の前処理、及び前記中継
コネクタ20Cに対するブロー等が行われるので異物等
の影響を最小限に抑えた検査を実現することができる。
部が外部から遮蔽されるので前記半導体デバイス18へ
の埃等の異物の付着が制限されるとともに、前記デバイ
ス本体14に対する異物除去等の前処理、及び前記中継
コネクタ20Cに対するブロー等が行われるので異物等
の影響を最小限に抑えた検査を実現することができる。
【0113】更に、前記画像認識装置54が前記トレイ
20に保持状態のデバイス本体14の保持姿勢を検出
し、前記制御手段56が該保持姿勢を補正して該デバイ
ス本体14の端子14A及び前記プローブ28の端子2
8Aを当接させるので、人手により検査する場合のよう
にデバイス本体の端子とプローブの端子とが誤接触する
ことがない。
20に保持状態のデバイス本体14の保持姿勢を検出
し、前記制御手段56が該保持姿勢を補正して該デバイ
ス本体14の端子14A及び前記プローブ28の端子2
8Aを当接させるので、人手により検査する場合のよう
にデバイス本体の端子とプローブの端子とが誤接触する
ことがない。
【0114】更に又、前記画像認識装置54が前記デバ
イス本体14の端子14A及び前記プローブ28の端子
28Aの当接状態の位置ずれ検出して、該制御手段56
が該保持姿勢を補正するので、デバイス本体の端子とプ
ローブの端子との誤接触が2段階でチェックされ、検査
の信頼性が更に高められている。
イス本体14の端子14A及び前記プローブ28の端子
28Aの当接状態の位置ずれ検出して、該制御手段56
が該保持姿勢を補正するので、デバイス本体の端子とプ
ローブの端子との誤接触が2段階でチェックされ、検査
の信頼性が更に高められている。
【0115】又、前記加圧装置52はデバイス本体の端
子をプローブに適宜な加圧力で加圧することができるの
で、この点でも前記半導体デバイス自動検査装置10は
高精度な検査を実現でき信頼性が高い。
子をプローブに適宜な加圧力で加圧することができるの
で、この点でも前記半導体デバイス自動検査装置10は
高精度な検査を実現でき信頼性が高い。
【0116】又、前記トレイ格納部34から前記検査済
みトレイ格納部58に前記トレイ20を連続して搬送す
ることにより、前記半導体デバイス18の検査が自動的
に順次実行されるので、前記半導体デバイス自動検査装
置10は効率が良い。
みトレイ格納部58に前記トレイ20を連続して搬送す
ることにより、前記半導体デバイス18の検査が自動的
に順次実行されるので、前記半導体デバイス自動検査装
置10は効率が良い。
【0117】尚、本実施の形態において前記移送装置3
0は、前記トレイ20を前記第2のベルトコンベア24
Bと共に下降させることにより、前記デバイス本体14
の端子14Aを前記プローブ28の端子28Aに当接さ
せているが、本発明はこれに限定されるものではなく、
プローブとトレイとを相互に接近させることができる移
送装置であればよく、例えばプローブを上昇させること
により双方の端子が当接する移送装置としてもよい。更
に、プローブ、トレイ双方を移動させて相互に接近させ
る移送装置としてもよい。
0は、前記トレイ20を前記第2のベルトコンベア24
Bと共に下降させることにより、前記デバイス本体14
の端子14Aを前記プローブ28の端子28Aに当接さ
せているが、本発明はこれに限定されるものではなく、
プローブとトレイとを相互に接近させることができる移
送装置であればよく、例えばプローブを上昇させること
により双方の端子が当接する移送装置としてもよい。更
に、プローブ、トレイ双方を移動させて相互に接近させ
る移送装置としてもよい。
【0118】トレイを一定の位置に保持しつつプローブ
を昇降させて双方の端子を当接させる移送装置とすれ
ば、当接状態の双方の端子及び当接前のデバイス本体の
保持姿勢を検出する画像認識装置の焦点も一定とするこ
とができるため、画像認識装置の焦点調節機構を省くこ
とができ、低コストな画像認識装置とすることができ
る。
を昇降させて双方の端子を当接させる移送装置とすれ
ば、当接状態の双方の端子及び当接前のデバイス本体の
保持姿勢を検出する画像認識装置の焦点も一定とするこ
とができるため、画像認識装置の焦点調節機構を省くこ
とができ、低コストな画像認識装置とすることができ
る。
【0119】又、本実施の形態において前記プローブ微
動機構48がプローブを微動させて双方の端子の位置ず
れを補正しているが、本発明はこれに限定されるもので
はなく、例えば図8に示される他の実施形態のように、
トレイ微動機構60を設け、トレイを微動させて双方の
端子の位置ずれを補正してもよい。
動機構48がプローブを微動させて双方の端子の位置ず
れを補正しているが、本発明はこれに限定されるもので
はなく、例えば図8に示される他の実施形態のように、
トレイ微動機構60を設け、トレイを微動させて双方の
端子の位置ずれを補正してもよい。
【0120】該トレイ微動機構60はX方向の微動のた
めのモータ60A、Y方向の微動のためのモータ60B
及びθ方向の微動のためのモータ60Cを有し、これら
モータを適宜駆動することにより、ベルトコンベアと共
にトレイを精密に微動することができるようにされてい
る。
めのモータ60A、Y方向の微動のためのモータ60B
及びθ方向の微動のためのモータ60Cを有し、これら
モータを適宜駆動することにより、ベルトコンベアと共
にトレイを精密に微動することができるようにされてい
る。
【0121】又、本実施の形態において前記画像認識装
置54が前記トレイ20に保持状態の前記デバイス本体
14の保持姿勢を検出して、保持姿勢の誤差を補正しつ
つ、前記デバイス本体14の端子14Aが前記プローブ
28の端子28Aに当接するようにされているが、本発
明はこれに限定されるものではなく、半導体デバイス、
プローブの種類により、特に精密な移送が要求されない
場合には、保持姿勢の誤差の補正することなく、デバイ
ス本体の端子とプローブの端子とを当接させる半導体デ
バイス自動検査装置としてもよい。
置54が前記トレイ20に保持状態の前記デバイス本体
14の保持姿勢を検出して、保持姿勢の誤差を補正しつ
つ、前記デバイス本体14の端子14Aが前記プローブ
28の端子28Aに当接するようにされているが、本発
明はこれに限定されるものではなく、半導体デバイス、
プローブの種類により、特に精密な移送が要求されない
場合には、保持姿勢の誤差の補正することなく、デバイ
ス本体の端子とプローブの端子とを当接させる半導体デ
バイス自動検査装置としてもよい。
【0122】同様に、特に精密な移送が要求されない場
合には、デバイス本体の端子とプローブの端子との位置
ずれを実測・補正することなく、デバイス本体の端子と
プローブの端子とを当接させて検査を実行する半導体デ
バイス自動検査装置としてもよい。
合には、デバイス本体の端子とプローブの端子との位置
ずれを実測・補正することなく、デバイス本体の端子と
プローブの端子とを当接させて検査を実行する半導体デ
バイス自動検査装置としてもよい。
【0123】又、本実施の形態において前記加圧装置5
2がデバイス本体の端子をプローブに適宜な加圧力で加
圧するようにされているが、本発明はこれに限定される
ものではなく、半導体デバイス、プローブの種類によ
り、検査の際の加圧力が問題とされない場合には加圧装
置を設けることなく、移送装置によるトレイの移送のみ
でデバイス本体の端子部とプローブとを当接させる半導
体デバイス自動検査装置としてもよい。
2がデバイス本体の端子をプローブに適宜な加圧力で加
圧するようにされているが、本発明はこれに限定される
ものではなく、半導体デバイス、プローブの種類によ
り、検査の際の加圧力が問題とされない場合には加圧装
置を設けることなく、移送装置によるトレイの移送のみ
でデバイス本体の端子部とプローブとを当接させる半導
体デバイス自動検査装置としてもよい。
【0124】更に、半導体デバイス、プローブの種類に
より端子部とプローブとが非接触で検査可能である場合
には、検査用着脱移送装置の移送によりデバイス本体の
端子とプローブの端子とを近接させて検査を実行する半
導体デバイス自動検査装置としてもよい。
より端子部とプローブとが非接触で検査可能である場合
には、検査用着脱移送装置の移送によりデバイス本体の
端子とプローブの端子とを近接させて検査を実行する半
導体デバイス自動検査装置としてもよい。
【0125】又、本実施の形態において前記前処理装置
42は、保温処理、異物除去処理及び除電処理を実行可
能とされているが、本発明はこれに限定されるものでは
なく、半導体デバイス、プローブの種類により、上記処
理のうち、一又は二の処理のみを実行可能である前処理
装置としてもよい。
42は、保温処理、異物除去処理及び除電処理を実行可
能とされているが、本発明はこれに限定されるものでは
なく、半導体デバイス、プローブの種類により、上記処
理のうち、一又は二の処理のみを実行可能である前処理
装置としてもよい。
【0126】更に、半導体デバイス、プローブの種類に
より、検査の際のデバイス本体の埃の付着、帯電、温度
等が問題とされない場合には前処理装置を設けることな
く、前処理工程なしで直接検査を実行する半導体デバイ
ス自動検査装置としてもよい。
より、検査の際のデバイス本体の埃の付着、帯電、温度
等が問題とされない場合には前処理装置を設けることな
く、前処理工程なしで直接検査を実行する半導体デバイ
ス自動検査装置としてもよい。
【0127】又、本実施の形態において前記検査器32
は前記検査用コネクタ26から入力信号を入力し、前記
プローブ28から出力信号を得ることにより半導体デバ
イスを検査するようにされているが、本発明はこれに限
定されるものではなく、前記プローブ28から入力信号
を入力し、前記検査用コネクタ26から出力信号を得る
検査器としてもよい。
は前記検査用コネクタ26から入力信号を入力し、前記
プローブ28から出力信号を得ることにより半導体デバ
イスを検査するようにされているが、本発明はこれに限
定されるものではなく、前記プローブ28から入力信号
を入力し、前記検査用コネクタ26から出力信号を得る
検査器としてもよい。
【0128】又、本実施の形態において前記搬送装置2
4は前記第1、第2及び第3の3つのベルトコンベア2
4A,24B及び24Cを有して前記トレイ格納部34
から前記検査済みトレイ格納部58に前記トレイ20を
搬送するようにされているが、本発明はこれに限定され
るものではなく、例えば前処理を行わない場合には前記
第2のベルトコンベア24Bのみを有し、トレイ格納部
から前記検査済みトレイ格納部にトレイを搬送する搬送
装置としてもよい。
4は前記第1、第2及び第3の3つのベルトコンベア2
4A,24B及び24Cを有して前記トレイ格納部34
から前記検査済みトレイ格納部58に前記トレイ20を
搬送するようにされているが、本発明はこれに限定され
るものではなく、例えば前処理を行わない場合には前記
第2のベルトコンベア24Bのみを有し、トレイ格納部
から前記検査済みトレイ格納部にトレイを搬送する搬送
装置としてもよい。
【0129】尚、前処理を行う場合には、前処理済みの
トレイを検査エリアの後方に待機させることにより検査
効率を向上させることができるので、2以上のベルトコ
ンベアを配設するとよい。
トレイを検査エリアの後方に待機させることにより検査
効率を向上させることができるので、2以上のベルトコ
ンベアを配設するとよい。
【0130】更に、本実施の形態において前記搬送装置
24は前記トレイ格納部34から前記検査済みトレイ格
納部58へ一方向に前記トレイ20を搬送するようにさ
れているが、本発明はこれに限定されるものではなく、
例えば、前記トレイ20を双方向に搬送可能とされ、検
査済みのトレイ20を前記格納部34に返却する搬送装
置として搬送装置としてもよい。
24は前記トレイ格納部34から前記検査済みトレイ格
納部58へ一方向に前記トレイ20を搬送するようにさ
れているが、本発明はこれに限定されるものではなく、
例えば、前記トレイ20を双方向に搬送可能とされ、検
査済みのトレイ20を前記格納部34に返却する搬送装
置として搬送装置としてもよい。
【0131】又、本実施の形態において前記トレイ20
はケーブル保持部20Aからデバイス本体保持部20B
が突出した形状とされているが、本発明はこれに限定さ
れるものではなく、ケーブル、コネクタ及びデバイス本
体を一定の形態で保持できるトレイであればよく、例え
ば略直方体のトレイとしてもよく、側壁、底板に開口部
が設けられたトレイとしてもよい。
はケーブル保持部20Aからデバイス本体保持部20B
が突出した形状とされているが、本発明はこれに限定さ
れるものではなく、ケーブル、コネクタ及びデバイス本
体を一定の形態で保持できるトレイであればよく、例え
ば略直方体のトレイとしてもよく、側壁、底板に開口部
が設けられたトレイとしてもよい。
【0132】又、本実施の形態において検査トレイのみ
を、トレイ格納部→検査エリア→検査済みトレイ格納部
の順で搬送して半導体デバイスの自動検査を実行してい
るが、本発明はこれに限定されるものではなく、例え
ば、トレイ格納部のトレイを全てトレイ格納部→検査エ
リア→検査済みトレイ格納部の順で搬送し、検査エリア
で一部のトレイの検査処理を実行し、他のトレイが検査
エリアで検査処理されることなく検査済みトレイ格納部
に搬送されるようにしてもよい。
を、トレイ格納部→検査エリア→検査済みトレイ格納部
の順で搬送して半導体デバイスの自動検査を実行してい
るが、本発明はこれに限定されるものではなく、例え
ば、トレイ格納部のトレイを全てトレイ格納部→検査エ
リア→検査済みトレイ格納部の順で搬送し、検査エリア
で一部のトレイの検査処理を実行し、他のトレイが検査
エリアで検査処理されることなく検査済みトレイ格納部
に搬送されるようにしてもよい。
【0133】
【発明の効果】以上に説明したとおり、本発明によれば
ケーブルが接続された半導体デバイスを、高精度で効率
良く自動的に検査することが可能となるという優れた効
果がもたらされる。
ケーブルが接続された半導体デバイスを、高精度で効率
良く自動的に検査することが可能となるという優れた効
果がもたらされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の係る半導体デバイス自動
検査装置の概要を示す平面図
検査装置の概要を示す平面図
【図2】同正面図
【図3】同側図
【図4】同半導体デバイス自動検査装置のトレイのデバ
イス本体保持部周辺の構造を拡大して示す斜視図
イス本体保持部周辺の構造を拡大して示す斜視図
【図5】同トレイの中継用コネクタ周辺の構造を拡大し
て示す斜視図
て示す斜視図
【図6】本発明の実施の形態に係る半導体デバイス自動
検査装置のプローブ微動機構の概要を示す正面図
検査装置のプローブ微動機構の概要を示す正面図
【図7】本発明の実施の形態に係る半導体デバイス自動
検査装置の加圧装置の概要を示す斜視図
検査装置の加圧装置の概要を示す斜視図
【図8】本発明の他の実施の形態に係るトレイ微動機構
の概要を示す正面図
の概要を示す正面図
【図9】従来の半導体デバイスの検査方法を示す斜視図
【図10】従来の半導体デバイスの検査方法を示す斜視
図
図
10・・・半導体デバイス自動検査装置
12、102・・・ケーブル
14、104・・・デバイス本体
16、106・・・コネクタ
18、100・・・半導体デバイス
20・・・トレイ
22・・・検査エリア
24・・・搬送装置
26・・・検査用コネクタ
28、108、110・・・プローブ
30・・・移送装置
32・・・検査器
34・・・トレイ格納部
36・・・トレイ選択機構
38・・・排出装置
42・・・前処理装置
52・・・加圧装置
54・・・画像認識装置
56・・・制御手段
56A・・・基準保持姿勢記憶部
56B・・・保持姿勢誤差算出部
56C・・・位置ずれ量算出部
56D・・・許容値記憶部
フロントページの続き
(72)発明者 山本 勇二
東京都調布市国領町8丁目2番地の1 ジ
ューキ株式会社内
(72)発明者 田内 司
東京都調布市国領町8丁目2番地の1 ジ
ューキ株式会社内
(72)発明者 吉平 光宏
東京都調布市国領町8丁目2番地の1 ジ
ューキ株式会社内
Fターム(参考) 2G003 AA00 AD09 AG03 AG08 AG10
AG11 AG12 AG20 AH04 AH07
2G011 AA15 AC14 AE02 AF07
2G132 AA00 AE01 AE02 AJ00 AL03
AL09 AL11
Claims (7)
- 【請求項1】ケーブル、その一端に接続されたデバイス
本体、及び前記ケーブルの他端に接続されたコネクタを
有する半導体デバイスを保持するとともに、保持状態で
前記コネクタが相手コネクタに直接的又は間接的に結合
可能とされ、且つ、前記デバイス本体の端子が外部端子
に当接又は近接可能とされたトレイと、前記トレイを検
査エリアに、前記半導体デバイスを保持した状態で順次
搬送する搬送装置と、前記検査エリアに配置され、前記
トレイに保持状態の前記コネクタに自動結合される検査
用コネクタと、前記検査エリアに配置され、前記トレイ
に保持状態の前記デバイス本体の端子に当接又は近接し
て前記デバイス本体に信号を入出力可能である端子を備
えたプローブと、前記検査エリアにおいて前記プローブ
及び前記トレイの少なくとも一方を他方に向けて移送す
ることにより前記トレイに保持状態の前記デバイス本体
の端子及び前記プローブの端子を相互に接近させる移送
装置と、前記検査用コネクタ及び前記プローブの一方か
ら入力信号を入力して他方から出力信号を得ることによ
り前記半導体デバイスを検査する検査器と、を含んでな
ることを特徴とする半導体デバイス自動検査装置。 - 【請求項2】請求項1において、 前記プローブの端子と前記デバイス本体の端子とが当接
又は近接した状態で、前記デバイス本体の端子を前記プ
ローブの方向に加圧する加圧装置が設けられたことを特
徴とする半導体デバイス自動検査装置。 - 【請求項3】請求項1又は2において、 前記検査エリアで前記トレイに保持状態の前記デバイス
本体の保持姿勢を検出可能とされた画像認識装置と、制
御手段と、が設けられ、前記制御手段は前記検査エリア
における前記デバイス本体の基準保持姿勢を記憶する基
準保持姿勢記憶部と、前記基準保持姿勢及び前記画像認
識装置により検出される保持姿勢の誤差を算出する保持
姿勢誤差算出部とを備え、前記保持姿勢の誤差を補正し
つつ、前記デバイス本体の端子と前記プローブの端子と
が相互に接近するように前記移送装置を制御するように
されたことを特徴とする半導体デバイス自動検査装置。 - 【請求項4】請求項3において、 前記画像認識装置は、前記プローブの端子の位置及び前
記プローブの端子に当接又は近接した前記デバイス本体
の端子の位置を検出可能とされ、前記制御手段は、前記
画像認識装置により検出される前記プローブの端子の位
置及び前記デバイス本体の端子の位置から双方の端子の
位置ずれ量を算出する位置ずれ量算出部と、前記位置ず
れ量の所定の許容値を記憶した許容値記憶部とを備え、
算出した位置ずれ量が前記許容値を超える場合、前記位
置ずれ量を補正しつつ前記デバイス本体の端子が前記プ
ローブの端子に再当接又は再近接するように、前記移送
装置を制御するようにされたことを特徴とする半導体デ
バイス自動検査装置。 - 【請求項5】請求項1乃至4のいずれかにおいて、 前記トレイを複数重ねて格納可能とされ、選択的に任意
のトレイを隣接する他のトレイから離間させて支持可能
であるトレイ選択機構及び前記トレイ選択機構に支持状
態のトレイを前記搬送装置に排出する排出装置を有して
なるトレイ格納部が備えられたことを特徴とする半導体
デバイス自動検査装置。 - 【請求項6】請求項1乃至5のいずれかにおいて、 前記検査エリアよりも搬送方向後方の前処理エリアで、
前記トレイに保持状態の前記デバイス本体に接近・離間
可能とされ、前記デバイス本体を所定の温度に保温する
保温処理、前記デバイス本体から異物を除去する異物除
去処理及び前記デバイス本体から静電気を除去する除電
処理の少なくとも一つの処理を行う前処理装置が設けら
れたことを特徴とする半導体デバイス自動検査装置。 - 【請求項7】ケーブルの一端にデバイス本体が接続さ
れ、他端にコネクタが接続された半導体デバイスを、前
記コネクタが相手コネクタに直接的又は間接的に結合可
能、且つ、前記デバイス本体の端子が外部端子に当接又
は近接可能であるようにトレイに保持して、前記トレイ
を、前記半導体デバイスを保持した状態で検査エリアに
順次搬送し、前記検査エリアにおいて検査用コネクタを
前記コネクタに、前記トレイに保持状態で自動結合する
と共に、プローブ及び前記トレイの少なくとも一方を他
方に向けて移送して前記トレイに保持状態の前記デバイ
ス本体の端子及び前記プローブの端子を相互に接近させ
ることにより前記デバイス本体の端子をプローブの端子
に当接又は近接させて、前記検査用コネクタ及び前記プ
ローブの一方から入力信号を入力して他方から出力信号
を得ることにより、前記半導体デバイスを自動的、且
つ、連続的に検査することを特徴とする半導体デバイス
自動検査方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001206553A JP2003021664A (ja) | 2001-07-06 | 2001-07-06 | 半導体デバイス自動検査装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001206553A JP2003021664A (ja) | 2001-07-06 | 2001-07-06 | 半導体デバイス自動検査装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003021664A true JP2003021664A (ja) | 2003-01-24 |
Family
ID=19042667
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001206553A Pending JP2003021664A (ja) | 2001-07-06 | 2001-07-06 | 半導体デバイス自動検査装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003021664A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012212737A (ja) * | 2011-03-30 | 2012-11-01 | Tdk Corp | 電子回路モジュール部品及びその製造方法 |
CN117233654A (zh) * | 2023-11-15 | 2023-12-15 | 四川华体照明科技股份有限公司 | 一种led模组检测装置及检测方法 |
-
2001
- 2001-07-06 JP JP2001206553A patent/JP2003021664A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012212737A (ja) * | 2011-03-30 | 2012-11-01 | Tdk Corp | 電子回路モジュール部品及びその製造方法 |
CN117233654A (zh) * | 2023-11-15 | 2023-12-15 | 四川华体照明科技股份有限公司 | 一种led模组检测装置及检测方法 |
CN117233654B (zh) * | 2023-11-15 | 2024-01-23 | 四川华体照明科技股份有限公司 | 一种led模组检测装置及检测方法 |
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