JP2003021401A - 壁貫通型燃焼器具 - Google Patents
壁貫通型燃焼器具Info
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- JP2003021401A JP2003021401A JP2001208372A JP2001208372A JP2003021401A JP 2003021401 A JP2003021401 A JP 2003021401A JP 2001208372 A JP2001208372 A JP 2001208372A JP 2001208372 A JP2001208372 A JP 2001208372A JP 2003021401 A JP2003021401 A JP 2003021401A
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Abstract
な給湯を実行できる燃焼器具を提供する。 【解決手段】 壁貫通型燃焼器具100は、屋内と屋外
との間の壁に設けられる貫通穴内に設置される燃焼器具
であって、バーナーの上部に配設する熱交換器120
と、熱交換器の上部に配設する排気室300と、バーナ
ーにガスを供給するガス配管と、給水接続管170と熱
交換器120とを連絡する給水配管70と、給湯接続管
と熱交換器とを連絡する給湯配管80とを有し、給水配
管70は給水接続管に連結するフロントカバーに平行す
る立ち上がり配管70aと立ち上がり配管と熱交換器の
下部を連結する略Z字型配管70bとを有し、給湯配管
80は熱交換器120の上部に接続し熱交換器に略水平
に延びる水平配管80aと水平配管と給湯接続管とを連
結するフロントカバーに平行する直立配管80bとを有
し、結露水を管に沿って器具外に流出させる。
Description
燃焼器具、特に屋内と屋外との間の壁に設けた貫通穴内
に設置する壁貫通型燃焼器具に関する。
浴室面積を広くとれないといった制約のある場所におい
て、少しでも大きな浴槽を設置できるように開発された
ものであり、浴室内に設置されていた燃焼器具を壁内部
に設置することによって、浴槽設置スペースを確保する
ようにしたものである。
明図である。浴室1内には浴槽2が設置され、壁貫通型
燃焼器具10は、浴室1の壁3に設けられた貫通穴4内
に設置される。壁貫通型燃焼器具10は、ケーシング5
内に熱交換器等の必要な装置が収容され、ケーシング5
の浴室1側に露出するフロントカバー7の下部に、給水
管、給湯管ガスの供給管等が接続される各種のニップル
6が配設される。また、この壁貫通型燃焼器具は、浴室
の壁のほかに、台所、脱衣所等の壁にも設置可能であ
る。
0を説明する。壁貫通型燃焼器具10は給水管11から
供給した水を、熱交換器13にて加熱し、給湯管15を
通して浴槽に供給する構成となっている。熱交換器13
はガス管17から電磁弁18を介してバーナー19に供
給されるガスにより水を加熱している。この器具におい
て、湯温制御などは制御装置16で制御されている。
よび給湯管15は管内に通水されケーシング5内の温度
が冷却されたとき、管11、15の表面に結露現象がお
こる。そして、管表面の水滴は給水管11、または給湯
管15の下部にある部材、例えば制御装置16、電磁弁
18などの上に落下する。しかし、これらの部材は内部
に配設される電子機器が濡れると正常な制御、作動がで
きなくなってしまう不都合が発生した。
種の給湯用の燃焼器具にあって、装置の構造を改良する
ことによって、結露水による機器への損傷を回避させ、
確実な給湯を実行する燃焼器具を提供するものである。
具は、屋内と屋外との間の壁に設けられる貫通穴内に設
置される燃焼器具であって、バーナーと、バーナーの上
方に配設する熱交換器と、熱交換器の上方に配設する排
気室と、バーナーにガスを供給するガス配管と、給水接
続管と熱交換器とを連絡する給水配管と、給湯接続管と
熱交換器とを連絡する給湯配管と、電力供給手段と、各
機器に制御指令を出力する制御手段と、屋内側の開口部
を着脱自在に覆うフロントカバーを有し各機器を収容す
るケーシングとを備えている。そして、給水配管は給水
接続管に連結するフロントカバーに平行する立ち上がり
配管と立ち上がり配管と熱交換器の下部を連結する略Z
字型配管とを有し、前記給湯配管は熱交換器の上部に接
続し熱交換器に略水平に延びる水平配管と水平配管と給
湯接続管とを連結するフロントカバーに平行する直立配
管とを有し、少なくとも給水管の立ち上がり配管をフロ
ントカバーに形成する膨出部の内側に配設した構成を基
本的に具備する。
に干渉しないケーシング内上部に配置し、制御手段は給
湯配管の直立配管とフロントカバーとの間に配設した構
成を備える。
参照して説明する。図3は、本発明の壁貫通型燃焼器具
を浴室用に形成した実施の形態を、ケーシングを透視し
て示す側面説明図、図4は正面説明図である。全体を符
号100で示す壁貫通型燃焼器具は、箱形のケーシング
110を有し、ケーシング内には熱交換器120が設け
られ、熱交換器120の下部には、ガスバーナー130
が取付けられる。熱交換器120の外周には、過熱を防
止する温度ヒューズ122が巻き付けられ、また、バイ
メタルスイッチ124が設けられている。また、熱交換
器120には、寒冷時の水管の凍結を予防するためのヒ
ータ126も付設される。
が設けられる。排気室300は、本体310、排気ガイ
ド320、排気トップ340を有する。熱交換器120
に対向してフロントカバー200側に配設される電動フ
ァン140は、ケーシング110内の空気を強制的に排
気する。さらに、燃焼で発生した高温の燃焼ガスを熱交
換器120で熱交換した後、排ガスとして排気トップ3
40から排出するものである。
45を配設する。トランス145は、家庭用の交流電源
を交換し、各種の制御弁等に電力を供給する。
0の浴室側に対向する前面は、フロントカバー200で
覆われ、フロントカバー200は、ビス202によりケ
ーシング110側に固定される。
ー部204を介して屋内側に突出する膨出部210が形
成される。この膨出部の内側には、浴室内の配管に接続
されるガス接続管160、給水接続管170、給湯接続
管180がそれぞれ鉛直方向に向けて配管される。ガス
接続管160に供給されるガスは、ガス比例弁電磁弁ユ
ニット134により流量を制御され、バーナー130へ
供給される。
膨出部210の内側の配管70の立ち上がり部に設けら
れる給水量センサ172により供給量が検出され、ま
た、給水サーミスタ174により給水の温度が検出さ
れ、そのデータは制御装置150側へ送られる。制御装
置150は、トランス145とフロントカバー200と
の間に配設されている。制御装置150は外気温サーミ
スタ132を含む各種のセンサからのデータを基に、ガ
ス比例弁電磁弁ユニット134や電動ファン140及び
各種の水制御弁に指令を出力し、壁貫通型燃焼器具10
0全体の制御を行う。
水接続管170から供給される水を熱交換器120に導
く。そして、熱交換器120で加熱された湯水は、配管
80を介して給湯接続管180に供給される。給湯接続
管180には、浴室内に設けられるカランやシャワーノ
ズルへの配管が接続される。
00の配管構造を説明する。給水配管70は給水接続管
170に連結して熱交換器120下部に連絡している。
給水管70は給水接続管170から垂直に立ちあがる立
ち上がり部70aと、立ち上がり部70aと熱交換器1
20の下部とを連結する略Z字型に折曲するZ字型部7
0bを有し、この部分はフロントカバー200の膨出部
210内に収容される。
結され、熱交換器120の延長線に略水平に延びる水平
部80aと水平部から約直角に曲折しフロントカバー2
00に平行した直立部80bを有し、接続管185を介
して給湯接続管180に連結している。
下部に電磁弁ユニット134を配設している。また、ト
ランス145は熱交換器120とフロントカバー200
との間であって給湯配管80の水平部80aに干渉しな
い位置に配設する。制御装置150はトランス145と
フロントカバー200との間に配設する。このとき、給
湯配管80の直立部80bをトランス145と制御装置
150との間に配置させている。
表面に露結した水滴は略Z字型部70bに導かれて立ち
あがり部70aから器外に滴下する。また、給湯配管8
0に露結した水滴は直立部80bに導かれて落下する。
このとき、トランス145は水平部80aに併設してい
るので、例えこの部分に露結した水滴が滴下しても影響
を受けることが無い。また、直立部80bはトランス1
45と制御装置150の間に配管されているので滴下す
る水がトランス145や制御装置150に影響すること
が無い。
は、上述したように、フロントカバー200の浴室側へ
突出する膨出部210の内側に少なくとも立ち上がり部
70aを含む給水管70を収容しているので、燃焼器具
の長さ寸法を短くすることができる。また、電磁弁ユニ
ット134は給水管70の下部に配置しているが、Z字
型管70bが管表面の結露水を立ち上がり管70aに導
水しているので電磁弁ユニット134上へ滴下すること
がない。さらに、トランス145、制御装置150を器
具の上部に配置すると共に、給湯配管80をトランス1
45、制御装置150に影響しないように配管している
ので、結露水の滴下による作動不良や制御不良の発生が
ない。
具を説明したが、台所用・洗面用などの燃焼器具であっ
ても同様である。しかし、台所や洗面用の燃焼器具の場
合は、図5に示すように、ケーシング250のフロント
カバー260は膨出部を形成する必要が無い。すなわ
ち、フロントカバー260は水平面となっている。この
構成により、台所や洗面用の燃焼器具は製造が簡略化さ
れる。
本発明の燃焼装置は結露水の滴下による機器への損傷が
回避され、確実な給湯が実行できる。
Claims (2)
- 【請求項1】 屋内と屋外との間の壁に設けられる貫通
穴内に設置される壁貫通型燃焼器具であって、 バーナーと、バーナーの上部に配設する熱交換器と、熱
交換器の上部に配設する排気室と、バーナーにガスを供
給するガス配管と、給水接続管と熱交換器とを連絡する
給水配管と、給湯接続管と熱交換器とを連絡する給湯配
管と、電力供給手段と、各機器に制御指令を出力する制
御手段と、屋内側の開口部を着脱自在に覆うフロントカ
バーを備え各機器を収容するケーシングとを備え、 前記給水配管は給水接続管に連結するフロントカバーに
平行する立ち上がり配管と立ち上がり配管と熱交換器の
下部を連結する略Z字型配管とを有し、前記給湯配管は
熱交換器の上部に接続し熱交換器に略水平に延びる水平
配管と水平配管と給湯接続管とを連結するフロントカバ
ーに平行する直立配管とを有し、 前記フロントカバーは屋内側に位置する膨出部を有する
形状に形成されると共に、少なくとも給水配管の立ち上
がり配管を膨出部の内側に配設してなる壁貫通型燃焼器
具。 - 【請求項2】 前記電力供給手段は給湯配管の水平配管
に干渉しないケーシング内上部に配置し、制御手段は給
湯配管の直立配管とフロントカバーとの間に配設してな
る請求項1記載の壁貫通型燃焼器具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001208372A JP2003021401A (ja) | 2001-07-09 | 2001-07-09 | 壁貫通型燃焼器具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001208372A JP2003021401A (ja) | 2001-07-09 | 2001-07-09 | 壁貫通型燃焼器具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003021401A true JP2003021401A (ja) | 2003-01-24 |
Family
ID=19044208
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001208372A Pending JP2003021401A (ja) | 2001-07-09 | 2001-07-09 | 壁貫通型燃焼器具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003021401A (ja) |
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2001
- 2001-07-09 JP JP2001208372A patent/JP2003021401A/ja active Pending
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