JP2003020916A - バルブタイミング制御装置 - Google Patents

バルブタイミング制御装置

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JP2003020916A
JP2003020916A JP2001202020A JP2001202020A JP2003020916A JP 2003020916 A JP2003020916 A JP 2003020916A JP 2001202020 A JP2001202020 A JP 2001202020A JP 2001202020 A JP2001202020 A JP 2001202020A JP 2003020916 A JP2003020916 A JP 2003020916A
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Japan
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pressure chamber
passage
lock pin
side wall
hole
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JP2001202020A
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English (en)
Inventor
Keiji Tanno
野 啓 二 丹
Yasuo Suzuki
木 靖 雄 鈴
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Mikuni Corp
Original Assignee
Mikuni Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】バルブタイミング制御装置におけるロックピン
の微振動を防止する。 【解決手段】ベーンロータ20と、ベーンロータ20を
回動自在に収容するハウジングロータ30と、ベーンロ
ータ20とハウジングロータ30との相対的な回転移動
をロックし得るロックピン40と、進角圧力室AC及び
遅角圧力室RCの油圧を制御するOCV50とを備え、
ロックピン40は、進角圧力室ACに連通する第1流体
通路11と遅角圧力室RCとの圧力差により移動してロ
ック動作及びロックの解除動作を行なうように形成さ
れ、ロックピン40がロックの状態にあるときに、進角
圧力室ACと遅角圧力室RCとを連通させる連通路31
a,22a,23b,23,43,45,44,23
d,23c,22bを設けて、両圧力室及び第1流体通
路11との圧力変動がロックピン40に直接影響を及ぼ
さないようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関の燃焼室
を開閉する吸気バルブ又は排気バルブの少なくとも一方
の開閉タイミングを可変制御するバルブタイミング制御
装置に関し、特に、相対的に回転可能なハウジングロー
タとベーンロータとをロックするロックピンを備えたバ
ルブタイミング制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】内燃機関(以下、エンジンと称す)の運
転状態が低速領域あるいは高速領域等のいずれの領域に
ある場合でも、全域において出力を向上させ又有害な排
出ガス等をできるだけ低減させるべく、吸気カムシャフ
ト又は排気カムシャフトの中心角をクランク角に対して
可変として、吸気バルブ又は排気バルブの開閉タイミン
グ(開閉時期)を可変制御するバルブタイミング制御装
置が知られている。
【0003】この種のバルブタイミング制御装置として
は、例えば、特開平10−159515号公報に開示さ
れたものが知られている。この公報に開示されたバルブ
タイミング制御装置は、図8(a),(b)に示すよう
に、径方向に突出したベーン(羽根)1aを持ちカムシ
ャフト2と一体的に回転するように取り付けられたベー
ンロータ(羽根車)1、ベーンロータ1を回動自在に収
容して進角圧力室AC及び遅角圧力室RCを画定すると
共にスプロケット3に固着されてクランクシャフトに連
動させられるハウジングロータ4、ベーンロータ1とハ
ウジングロータ4との相対的な回転移動をロックするべ
くカムシャフト1の軸線方向に往復動自在に設けられた
ロックピン5、ロックピン5を突出させる向きに付勢す
るバネ6等を備えている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
構成においては、ロックピン5を付勢するバネ6が採用
されているため、その分だけコスト及び重量が増加し又
構造も複雑になり、さらに、ロックの解除後はバネ6を
圧縮させた状態を維持する必要があるため、バネ6の経
時劣化、常時油圧を利用することによるエネルギロス等
の問題がある。
【0005】そこで、低コスト化、軽量化、エネルギロ
スの解消等を図るべく、バネ6を取り除いて進角圧力室
ACと遅角圧力室RCとの圧力差を利用してロックピン
5を往復動させ、ロック動作及びロックの解除動作を行
なわせる構成が考えられる。しかしながら、単にバネ6
を取り除いただけでは、カム変動トルクにより進角圧力
室と遅角圧力室とに圧力変動が生じた場合、ロックピン
5がその往復動方向において微振動を生じ、このような
状態で長期間使用することによりロックピン5あるいは
案内穴が摩耗してロック動作又はロックの解除動作が確
実に行なわれないことが考えられる。
【0006】本発明は、上記の点に鑑みて成されたもの
であり、その目的とするところは、部品点数の削減等に
よる装置の低コスト化、軽量化、簡略化等を図りつつ、
ロックピンによるロック動作及びロックの解除動作を確
実に行なわせることのできるバルブタイミング制御装置
を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のバルブタイミン
グ制御装置は、カムシャフトに直結されかつハブ部及び
ハブ部から径方向外側に向けて突出するベーン部を有す
るベーンロータと、クランクシャフトに連動されかつベ
ーンロータを回動自在に収容すると共にベーン部と協働
して第1流体圧室及び第2流体圧室を画定するべく径方
向内側に向かって突出する突条部を有するハウジングロ
ータと、ベーンロータとハウジングロータとの相対的な
回転移動をロックし得るロックピンと、第1流体圧室に
連通する第1流体通路及び第2流体圧室に連通する第2
流体通路を介して第1流体圧室及び第2流体圧室の流体
圧を制御する制御手段とを備え、内燃機関の燃焼室を開
閉するバルブの開閉タイミングを可変制御するバルブタ
イミング制御装置であって、上記ロックピンは、第1流
体通路と第2流体圧室との圧力差により移動してロック
動作及びロックの解除動作を行なうように形成され、上
記ロックピンがロックの状態にあるときに、第1流体圧
室と第2流体圧室とを連通させる連通路を設けた、こと
を特徴としている。この構成によれば、ロックピンがロ
ックの状態にあるとき、連通路を介して第1流体圧室と
第2流体圧室とが連通されるため、両流体圧室及び第1
流体通路との圧力変動がロックピンに直接作用すること
は極力抑制あるいは防止される。したがって、ロックピ
ンはロック状態に確実に保持される。
【0008】上記構成において、ベーン部は、ロックピ
ンをカムシャフトの軸線方向において出没自在に案内す
る案内穴を有し、ハウジングロータの一方の側壁は、ロ
ックピンを受け入れる受入穴を有し、受入穴の底面は、
第1流体通路に連通するように形成された第1側壁通路
を有し、案内穴の底面は、ハウジングロータの他の側壁
に向けて貫通する貫通孔を有し、ハウジングロータの他
の側壁は、貫通孔を第2流体圧室に連通させる第2側壁
通路を有し、連通路は、第2側壁通路,貫通孔,案内
穴,及びロックピン内に形成されかつその外周面から第
1流体圧室に連通するように形成されたロックピン通路
とを含む、構成を採用することができる。この構成によ
れば、ロックピンが案内穴から突出して受入穴に入り込
んだロック状態で、両流体圧室間の圧力変動は、ロック
ピン内に形成されたロックピン通路を含む連通路を介し
て伝達あるいは吸収され、ロックピンへの影響が防止さ
れる。
【0009】上記構成において、ベーン部は、ロックピ
ンをカムシャフトの軸線方向において出没自在に案内す
る案内穴を有し、ハウジングロータの一方の側壁は、ロ
ックピンを受け入れる受入穴を有し、受入穴の底面は、
第1流体通路に連通するように形成された第1側壁通路
を有し、案内穴の底面は、ハウジングロータの他の側壁
に向けて貫通する貫通孔を有し、ハウジングロータの他
の側壁は、貫通孔を第2流体圧室に連通させる第2側壁
通路を有し、連通路は、第2側壁通路,貫通孔,案内
穴,及びロックの状態で案内穴の側面から第1流体圧室
に連通するように形成された側面通路とを含む、構成を
採用することができる。この構成によれば、ロックピン
が案内穴から突出して受入穴に入り込んだロック状態
で、両流体圧室間の圧力変動は、案内穴の側面に形成さ
れた側面通路を含む連通路を介して伝達あるいは吸収さ
れ、ロックピンへの影響が防止される。
【0010】上記構成において、第2側壁通路は、ベー
ンロータが最遅角位置近傍にあるときのみ、第2流体圧
室と連通するように形成された、構成を採用することが
できる。この構成によれば、ロック状態が解除され、ベ
ーンロータが進角方向に回動を開始した後は、ロックピ
ンを押し出す側へ流体圧が作用しないため、ロックピン
が流体圧によりハウジングロータの側壁に押し付けられ
た状態で摺動することが防止され、摩擦力による負荷
(エネルギロス)が低減され、又、摺動領域での摩耗等
が防止される。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、添付図面を参照しつつ説明する。図1ないし図3
は、本発明に係るバルブタイミング制御装置の一実施形
態を示すものであり、図1は全体の概略構成図、図2及
び図3は主要部分の構成を示す断面図である。この実施
形態に係るバルブタイミング制御装置は、図1ないし図
3に示すように、エンジンの燃焼室を開閉する吸気バル
ブを駆動するカムシャフト10とクランクシャフト(不
図示)とを連動させると共に同軸にて回転しかつ所定の
角度範囲にて相対的な回転移動が許容され得るベーンロ
ータ20及びハウジングロータ30と、ベーンロータ2
0及びハウジングロータ30の相対的な回転移動をロッ
クするロックピン40と、ベーンロータ20とハウジン
グロータ30との相対的な回転角度位置を流体圧すなわ
ち油圧にて制御する制御手段としてのオイルコントロー
ルバルブ(OCV)50等を、その基本構成として備え
ている。
【0012】オイルコントロールバルブ50には、エン
ジンのオイルパン51に溜まった潤滑油が、オイルスト
レーナ(不図示)、オイルポンプ52、オイルフィルタ
53等を介して加圧油として供給され、カムシャフト1
0の領域に形成されたオイル通路11,12に供給され
てさらに装置内に導かれ、又、装置内からオイル通路1
1,12を通り再びオイルコントロールバルブ50を経
て、オイルパン51にリターンされる。
【0013】尚、エンジンには、クランクシャフトの回
転角度を検出するクランク角センサ、カムシャフト10
の回転角度を検出するカム角センサ、冷却水の温度を検
出する水温センサ、吸気の圧力を検出する吸気圧セン
サ、吸気の流量を検出するエアフローセンサ等の種々の
検出センサが設けられており、これらのセンサから出力
される出力信号が、エンジンコントロールユニット(不
図示)により処理されて、エンジンの運転状態が判断さ
れ、予め設定された駆動マップに基づく制御信号が、エ
ンジンコントロールユニットからオイルコントロールバ
ルブ50に向けて出力され、その駆動が制御される。
【0014】ベーンロータ20は、図2に示すように、
回転の中央に位置するハブ部21と、ハブ部21から径
方向外側に向けて突出する4個のベーン部22とにより
形成されている。4個のベーン部22は、ハブ部の周方
向において略90°の角度を隔てて配置されており、さ
らにその一つにはロックピン40が配置されている。ロ
ックピン40は図1に示すように、カムシャフト10の
軸線方向に伸長する案内穴23内において出没自在に支
持されている。
【0015】また、ベーンロータ20は、図1に示すよ
うに、平坦に形成された前端面24及び後端面25を有
し、前端面24でかつハブ部21の領域には、円柱状の
前側凹部24aが形成されており、又、後端面25でか
つハブ部21の領域には、カムシャフト10の前端部1
0aから離隔するように形成された環状凹部25aが形
成されている。また、ハブ部21の中央には、カムシャ
フト10の軸線方向に貫通する貫通孔26が形成されて
いる。そして、ベーンロータ20は、図1に示すよう
に、オイル通路60aが形成された鍔付ボルト60を、
貫通孔26に通して締結することによりカムシャフト1
0に固着されている。これにより、ベーンロータ20は
カムシャフト10と一体的に回転するようになってい
る。
【0016】ハウジングロータ30は、図1及び図2に
示すように、ベーンロータ20を所定の角度範囲におい
て回動自在に収容するべく、ベーンロータ20の前端面
24と密接して相対的に摺動する前側壁31と、ベーン
ロータ20の後端面25と密接して相対的に摺動する後
側壁32と、径方向外側から囲繞する外周壁33とを有
するように形成され、又、ベーン部21と協働して第1
流体圧室としての進角圧力室AC及び第2流体圧室とし
ての遅角圧力室RCを画定するべく、径方向内側に向か
って突出する4個の突条部34とを有するように形成さ
れている。
【0017】後側壁32の外周部には、図1に示すよう
に、歯付タイミングプーリ35が固着され、歯付タイミ
ングプーリ35とクランクシャフトの歯付プーリ(不図
示)との間に掛けられたタイミングベルトにより、クラ
ンクシャフトの回転に連動して、ハウジングロータ30
が回転するようになっている。
【0018】上記構成において、図2に示すように、ベ
ーンロータ20を形成するハブ部21の外周面21a
は、突条部34の内周面34aと密接して摺動するよう
に嵌合されて、加圧油が洩れない程度のシール性を保持
しつつ相対的に回転移動し得るようになっている。一
方、図1に示すように、ベーンロータ20を形成するベ
ーン部22の外周端部は、外周壁33の内壁面との間に
所定の間隙を形成して非接触状態を維持しつつ相対的に
回転移動し得るように形成され、外周端部には、カムシ
ャフト10の軸線方向に伸長するシール部材36が板バ
ネ37により外側に向けて付勢された状態で保持されて
いる。また、ハウジングロータ30の前側壁31の中央
開口部には封止キャップ38が螺合により固着されて、
鍔付ボルト60の前端面との間に、オイル通路38aを
画定している。
【0019】ベーンロータ20の前端側において、ハブ
部21の前側凹部24aには、図1及び図2に示すよう
に、遅角圧力室RCに連通する4本のオイル通路27が
形成されている。そして、4本のオイル通路27、前側
凹部24a、オイル通路38a、オイル通路60a、オ
イル通路12により、遅角圧力室RCに連通する第2流
体通路としての遅角側オイル通路が形成されている。す
なわち、この遅角側オイル通路を介して、遅角圧力室R
Cに加圧油が導かれ又遅角圧力室RCから作動油が排出
される。
【0020】ベーンロータ20の後端側には、図1及び
図2に示すように、オイル通路11と環状凹部25aと
を連通するオイル通路25bが形成されている。ハウジ
ングロータ30の後側壁32には、図2に示すように、
径方向外側に伸長する溝状の4本の第1側壁通路として
のオイル通路32aが形成されている。そして、ロック
ピン40が配置されたベーン部22の領域には、ロック
の状態で突出したロックピン40を受け入れる受入穴3
2bが形成されており、その他のベーン部22には、進
角圧力室AC側に位置する突条部34の壁面34bに向
けて伸長する溝状のオイル通路32cが形成されてい
る。また、ロックピン40が配置されたベーン部22に
は、オイル通路32aの分岐部領域から壁面34bに向
かう溝状のオイル通路32dが形成されている。
【0021】上記オイル通路32d,32c,32a、
環状凹部25a、オイル通路25b、オイル通路11に
より、進角圧力室ACに連通する第1流体通路としての
進角側オイル通路が形成されている。すなわち、この進
角側オイル通路を介して、進角圧力室ACに加圧油が導
かれ又進角圧力室ACから作動油が排出される。
【0022】ロックピン40は、図4に示すように、ベ
ーン部22に嵌着されたブッシュ23´に形成された案
内穴23に対して出没自在に支持されている。そして、
ロックピン40の一端面41が受入穴32bの底面に対
向し、他端面42が案内穴23の底面23aに対向する
ようになっている。案内穴23の底面23aには、貫通
孔23bが形成され、さらにベーン部22には貫通孔2
2aが形成され、貫通孔23b,22aは前側壁31に
向けて貫通した状態となっている。前側壁31には、図
1、図2及び図4に示すように、周方向に伸長して溝状
に形成された第2側壁通路としてのオイル通路31aが
形成されている。オイル通路31aの長さは、ベーンロ
ータ20が最遅角位置近傍にあるときのみ、貫通孔23
b,22aすなわち案内穴23と遅角圧力室RCとを連
通させるように形成されている。
【0023】ロックピン40には、図4に示すように、
軸線上に形成された軸通路43、外周面に形成された環
状溝通路44、軸通路43と環状溝通路44とを連通さ
せる貫通孔45が形成されて、ロックピン通路を構成し
ている。また、ブッシュ23´には、環状溝通路23
c、案内孔23の側面から環状溝通路23cに連通する
貫通孔23dが形成され、ベーン部22には、環状溝通
路23cから進角圧力室ACに向けて開口する貫通孔2
2bが形成されている。そして、ロックピン40が突出
してロックの状態にあるとき、貫通孔22b、環状溝通
路23c、貫通孔23d、環状溝通路44、貫通孔4
5、軸通路43を介して、進角圧力室ACと案内穴23
とが連通されるようになっている。
【0024】すなわち、貫通孔22b、環状溝通路23
c、貫通孔23d、ロックピン通路(環状溝通路44、
貫通孔45、軸通路43)、案内穴23、貫通孔23
b,22a、オイル通路31a(第2側壁通路)等によ
り、ロックピン40がロックの状態にあるときに、進角
圧力室AC(第1流体圧室)と遅角圧力室RC(第2流
体圧室)とを連通する連通路が形成されている。
【0025】次に、上述の実施形態に係るバルブタイミ
ング制御装置の動作について、説明する。先ず、エンジ
ンが停止した状態では、図5(a)に示すように、ベー
ンロータ20はハウジングロータ30に対して最遅角位
置に位置付けられ、ロックピン40が突出して受入穴3
2bに嵌合したロック状態にある。ここで、エンジンが
始動されてアイドル運転状態にあるときは、図5(a)
に示す最遅角位置が保持される。これにより、エンジン
始動時あるいはアイドル運転時等の油圧の低い時、ベー
ンロータ20とハウジングロータ30との相対的な移動
によるガタツキ等が防止されて、アイドル運転時の安定
性及び燃費の向上が行なわれる。
【0026】続いて、エンジンが中負荷あるいは高負荷
低中速運転状態にあるときは、オイルコントロールバル
ブ50が駆動されて、オイル通路11に加圧油が供給さ
れる。すると、オイル通路32a、受入穴32bを介し
て、ロックピン40の一端面41に加圧油が作用し、図
4(b)に示すようにロックピン40は案内穴23に没
入する。これにより、ロックの状態が解除されると共
に、ロックピン40の一端面41に作用した加圧油が貫
通孔22bを介して進角圧力室ACに供給されること
で、ベーンロータ20を進角方向に回動させる最初の回
動力となる。そして、この回動力により、オイル通路3
2c,32dがオイル通路32aと連通し、ロックピン
40を配設したベーン部22以外のベーン部22に対し
ても加圧油による回動力が発生し、ベーンロータ20
は、ハウジングロータ30に対して、例えば図5(b)
に示すような最進角位置に移動させられる。つまり、ロ
ックの状態が解除されない限り、ベーンロータの回動力
は発生しないため、ロックの状態においてロックピンに
対する剪断力の発生が防止される。最進角位置において
は、図3に示すように、ベーン部22が突条部34の壁
面34cに当接して、進角側へのそれ以上の移動が規制
された状態となっている。また、このように、ロックの
状態が解除された作動領域においては、図4(b)に示
すように、ロックピン40により遅角圧力室RCと進角
圧力室ACとの連通が遮断されると共にロックピン40
の一端面41側のオイル通路32aが貫通孔23d、環
状溝通路23c、貫通孔22bを介して進角圧力室AC
と連通した状態にある。したがって、ロックピン40
は、進角圧力室AC内に供給される油圧により没入した
状態に保持される。
【0027】次に、エンジンが高負荷高速運転状態にあ
るときは、オイルコントロールバルブ50が駆動され
て、図6(a)に示すように、今度はオイル通路60a
に加圧油が供給され、オイル通路27を介して遅角圧力
室RCに加圧油が供給され始めると同時に進角圧力室A
C内の作動油が一部排出される。これにより、ベーンロ
ータ20は、ハウジングロータ30に対して、遅角側に
回転移動させられる。
【0028】また、エンジンが低温状態で運転されると
きあるいはエンジンが停止されるときは、オイルコント
ロールバルブ50が駆動されて、遅角圧力室RC側にさ
らに加圧油が供給され又進角圧力室AC内の作動油が排
出されることで、ベーンロータ20は、図6(b)に示
すように、ハウジングロータ30に対して最遅角位置に
位置付けられる。ここで、オイル通路31a及び貫通孔
22a,23bを介して、遅角圧力室RCの油圧が他端
面42に作用してロックピン40が突出しロックの状態
に位置付けられると、ロックピン通路(43,44,4
5)貫通孔23d、環状溝通路23c、貫通孔22bを
介して案内穴23と進角圧力室ACとが連通される。
【0029】すなわち、オイル通路31a、貫通孔22
a、貫通孔23b、案内穴23、ロックピン通路(軸通
路43,貫通孔45,環状溝通路44)、貫通孔23
d、環状溝通路23c、貫通孔22bまでの連通路によ
り遅角圧力室RCと進角圧力室ACとが連通される。こ
の連通は進角側オイル通路及び進角圧力室ACが大気圧
と同等な状態において行われるため、カム変動トルクに
より進角側オイル通路と遅角圧力室RC及び進角圧力室
ACと遅角圧力室RCとの間の圧力変動が生じても、上
記連通路を介して伝達あるいは減衰(吸収)され、ロッ
クピン40が圧力変動の影響を直接受けることは防止さ
れる。これにより、ロックピン40の微振動等が防止さ
れ、ロックの状態が確実に保持されることになる。
【0030】図7は、本発明に係るバルブタイミング制
御装置の他の実施形態を示すものであり、前述の実施形
態に対して進角圧力室ACと遅角圧力室RCとの連通路
のみを変更したものである。したがって、前述の実施形
態と同一の構成については同一の符号を付してその説明
を省略する。この実施形態においては、図7に示すよう
に、ベーン部22に嵌着されたブッシュ23´´の案内
孔23に出没自在に嵌合されたロックピン40´を有し
ている。ブッシュ23´´には、ロックピン40´が突
出して受入穴32bに嵌合したロックの状態で、他端面
42´側にある案内穴23を進角圧力室ACと連通させ
るように、環状溝通路23e、貫通孔23f、及び貫通
孔22cが形成されている。すなわち、貫通孔23f、
環状溝通路23e、及び貫通孔22cにより、ロックの
状態で、案内穴23の側面から進角圧力室ACに連通す
る側面通路が形成されている。
【0031】したがって、ロックの状態から、オイル通
路32aに加圧油が供給されると、先ず加圧油が受入穴
32bを介して一端面41´に作用し、図7(b)に示
すようにロックピン40´は案内穴23内に没入し、ロ
ックが解除される。そして、加圧油は貫通孔23d、環
状溝通路23c、貫通孔22bを介して進角圧力室AC
内に供給され、進角圧力室AC内の圧力の上昇に伴な
い、ベーンロータ20は進角側に移動する。尚、解除後
の動作は、前述の実施形態と同様であるため説明を省略
する。
【0032】一方、ベーンロータ20が進角した状態か
ら最遅角位置に移動する場合については、オイルコント
ロールバルブ50が駆動されて、遅角圧力室RC側にさ
らに加圧油が供給され又進角圧力室AC内の作動油が排
出されることで、ベーンロータ20は、図6(b)に示
すように、ハウジングロータ30に対して最遅角位置に
位置付けられる。ここで、オイル通路31a及び貫通孔
22a,23bを介して、遅角圧力室RCの油圧が他端
面42´に作用してロックピン40´が突出し、受入穴
32bに嵌合してロックの状態に位置付けられると、側
面通路(貫通孔23f,環状溝通路23e,貫通孔22
c)を介して案内穴23と進角圧力室ACとが連通され
る。
【0033】すなわち、オイル通路31a、貫通孔22
a、貫通孔23b、案内穴23、側面通路(貫通孔23
f,環状溝通路23e,貫通孔22c)までの連通路に
より、遅角圧力室RCと進角圧力室ACとが連通され
る。この連通は進角側オイル通路及び進角圧力室ACが
大気圧と同等な状態において行われるため、カム変動ト
ルクにより進角側オイル通路と遅角圧力室RC及び進角
圧力室ACと遅角圧力室RCとの間の圧力変動が生じて
も、上記連通路を介して伝達あるいは減衰(吸収)さ
れ、ロックピン40´が圧力変動の影響を直接受けるこ
とは防止される。これにより、ロックピン40´の微振
動等が防止され、ロックの状態が確実に保持されること
になる。
【0034】上記実施形態において、連通路としては、
ロックピン40にその一部を形成したもの、案内穴23
の側面にその一部を形成したものを示したが、これに限
定されるものではなく、ロックピンがロックの状態にあ
るときのみ、進角圧力室ACと遅角圧力室RCとを連通
させるものであれば、その他の構成をなす連通路を採用
することができる。また、案内穴23の底面23aに貫
通孔23bを有するという概念は、底面23aに設ける
場合に限るものではなく、他端面42に遅角圧力室RC
の圧力が作用するような構成であれば、底面23aの近
傍に位置する案内穴23の側面に貫通孔23bを形成し
た構成等をも含むものである。また、第1側壁通路とし
てのオイル通路32a、第2側壁通路としてのオイル通
路31a等は溝状に形成したが、これに限定されるもの
ではなく、完全な管状の通路として形成してもよい。さ
らに、連通路は、ロックピン40,40´の近傍に設け
たが、これに限定されるものではなく、両圧力室間の圧
力変動の影響がロックピンに伝わらないような構成であ
れば、ロックピンから離れた位置に設けてもよい。
【0035】
【発明の効果】以上述べたように、本発明のバルブタイ
ミング制御装置によれば、第1流体通路と第2流体圧室
との圧力差により移動してロック動作及びロックの解除
動作を行なうようにロックピンを形成し、ロックピンが
ロックの状態にあるときに、第1流体圧室と第2流体圧
室とを連通させる連通路を設けたことにより、カム変動
トルク等による両流体圧室及び第1流体通路との圧力変
動がロックピンに直接影響を及ぼすことはなく、ロック
ピンの微振動等を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るバルブタイミング制御装置の一実
施形態を示す概略構成図である。
【図2】ベーンロータがハウジングロータに対して最遅
角位置にある状態を示す断面図である。
【図3】ベーンロータがハウジングロータに対して最進
角位置にある状態を示す断面図である。
【図4】ロックピン及び連通路の詳細を示す拡大断面図
であり、(a)はロックの状態を示す断面図、(b)は
ロックが解除された状態を示す断面図である。
【図5】装置の動作を説明するための部分拡大断面図で
あり、(a)はベーンロータがハウジングロータに対し
て最遅角位置にある状態を示す断面図、(b)はベーン
ロータが最進角位置に移動した状態を示す断面図であ
る。
【図6】装置の動作を説明するための部分拡大断面図で
あり、(a)はベーンロータがハウジングロータに対し
て最進角位置にある状態を示す断面図、(b)はベーン
ロータが最遅角位置に移動した状態を示す断面図であ
る。
【図7】本発明に係るバルブタイミング制御装置の一部
を構成するロックピン及び連通路の他の実施形態を示す
拡大断面図であり、(a)はロックの状態を示す断面
図、(b)はロックが解除された状態を示す断面図であ
る。
【図8】従来のバルブタイミング制御装置を示すもので
あり、(a)はベーンロータとハウジングロータとの関
係を示す断面図、(b)はロックピンの領域における断
面図である。
【符号の説明】
AC 進角圧力室(第1流体圧室) RC 遅角圧力室(第2流体圧室) 10 カムシャフト 11 オイル通路(第1流体通路) 12 オイル通路(第2流体通路) 20 ベーンロータ 21 ハブ部 22 ベーン部 22a,22b,22c,23b,23d,23f 貫
通孔(連通路) 23 案内穴 23a 底面 23c,23e 環状溝通路(連通路) 24a 前側凹部(第2流体通路) 25a 環状凹部(第1流体通路) 25b オイル通路(第1流体通路) 27 オイル通路(第2流体通路) 30 ハウジングロータ 31 前側壁 31a オイル通路(第2側壁通路) 32 後側壁 32a オイル通路(第1側壁通路、第1流体通路) 32b 受入穴 32c,32d オイル通路(第1流体通路) 34 突条部 38a オイル通路(第2流体通路) 40,40´ ロックピン 43 軸通路(ロックピン通路、連通路) 44 環状溝通路(ロックピン通路、連通路) 45 貫通孔(ロックピン通路、連通路) 50 オイルコントロールバルブ(制御手段) 60 鍔付ボルト 60a オイル通路(第2流体通路)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3G018 AB02 BA01 CA20 DA73 DA74 DA84 DA85 FA01 FA07 GA14 GA18

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カムシャフトに直結されかつハブ部及び
    前記ハブ部から径方向外側に向けて突出するベーン部を
    有するベーンロータと、クランクシャフトに連動されか
    つ前記ベーンロータを回動自在に収容すると共に前記ベ
    ーン部と協働して第1流体圧室及び第2流体圧室を画定
    するべく径方向内側に向かって突出する突条部を有する
    ハウジングロータと、前記ベーンロータとハウジングロ
    ータとの相対的な回転移動をロックし得るロックピン
    と、前記第1流体圧室に連通する第1流体通路及び第2
    流体圧室に連通する第2流体通路を介して前記第1流体
    圧室及び第2流体圧室の流体圧を制御する制御手段とを
    備え、内燃機関の燃焼室を開閉するバルブの開閉タイミ
    ングを可変制御するバルブタイミング制御装置であっ
    て、 前記ロックピンは、前記第1流体通路と第2流体圧室と
    の圧力差により移動してロック動作及びロックの解除動
    作を行なうように形成され、 前記ロックピンがロックの状態にあるときに、前記第1
    流体圧室と第2流体圧室とを連通させる連通路を設け
    た、ことを特徴とするバルブタイミング制御装置。
  2. 【請求項2】 前記ベーン部は、前記ロックピンを前記
    カムシャフトの軸線方向において出没自在に案内する案
    内穴を有し、前記ハウジングロータの一方の側壁は、前
    記ロックピンを受け入れる受入穴を有し、前記受入穴の
    底面は、前記第1流体通路に連通するように形成された
    第1側壁通路を有し、前記案内穴の底面は、前記ハウジ
    ングロータの他の側壁に向けて貫通する貫通孔を有し、
    前記ハウジングロータの他の側壁は、前記貫通孔を前記
    第2流体圧室に連通させる第2側壁通路を有し、 前記連通路は、前記第2側壁通路、前記貫通孔、前記案
    内穴、及び前記ロックピン内に形成されかつその外周面
    から前記第1流体圧室に連通するように形成されたロッ
    クピン通路と、を含む、ことを特徴とする請求項1記載
    のバルブタイミング制御装置。
  3. 【請求項3】 前記ベーン部は、前記ロックピンを前記
    カムシャフトの軸線方向において出没自在に案内する案
    内穴を有し、前記ハウジングロータの一方の側壁は、前
    記ロックピンを受け入れる受入穴を有し、前記受入穴の
    底面は、前記第1流体通路に連通するように形成された
    第1側壁通路を有し、前記案内穴の底面は、前記ハウジ
    ングロータの他の側壁に向けて貫通する貫通孔を有し、
    前記ハウジングロータの他の側壁は、前記貫通孔を前記
    第2流体圧室に連通させる第2側壁通路を有し、 前記連通路は、前記第2側壁通路、前記貫通孔、前記案
    内穴、及びロックの状態で前記案内穴の側面から前記第
    1流体圧室に連通するように形成された側面通路と、を
    含む、ことを特徴とする請求項1記載のバルブタイミン
    グ制御装置。
  4. 【請求項4】 前記第2側壁通路は、前記ベーンロータ
    が最遅角位置近傍にあるときのみ、前記第2流体圧室と
    連通するように形成されている、ことを特徴とする請求
    項2又は3に記載のバルブタイミング制御装置。
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