JP2003019956A - 簡易検測車およびその軌道狂い測定方法 - Google Patents

簡易検測車およびその軌道狂い測定方法

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JP2003019956A JP2001205802A JP2001205802A JP2003019956A JP 2003019956 A JP2003019956 A JP 2003019956A JP 2001205802 A JP2001205802 A JP 2001205802A JP 2001205802 A JP2001205802 A JP 2001205802A JP 2003019956 A JP2003019956 A JP 2003019956A
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displacement
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Tetsuo Yamada
徹夫 山田
Shinichi Fukuhara
信一 福原
Masahiro Yamada
雅弘 山田
Hideo Hirokawa
英夫 廣川
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Hitachi Electronics Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】簡易検測車において測定したレールの変位、高
低差等の軌道狂いの測定値を温度センサを使用すること
なく温度補正をして測定誤差を低減することができる簡
易検測車に関する。 【解決手段】この発明は、測定車輪の測定位置を所定の
固定した位置として変位量を測定してその測定値と基準
レールにおいて測定した基準レールの変位量の測定値と
の差を温度に応じて多数測定してそのそれぞれ差を第1
の測定値に対応して補正値としてメモリに記憶してお
き、簡易検測車を測定対象となる左右のレールに設置す
る前にそのときの温度計測に換えて、メモリに記憶され
た第1の測定値に対応する変位量検出機構からストッパ
により停止した位置における測定値を得て、この測定値
に基づいてメモリを参照してその測定値に対応する補正
値を得て、この補正値でそのとき実際に簡易検測車で測
定したときの左右のレールを変位量の測定値を補正する
ものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、簡易検測車およ
び軌道狂い測定方法に関し、詳しくは、簡易検測車にお
いて測定したレールの変位、高低差等の軌道狂いの測定
値を温度センサを使用することなく温度補正をして測定
誤差を低減することができるような簡易検測車に関す
る。
【0002】
【従来の技術】軌道を構成する左右のレールは、種々の
要因により基準位置に対して変位していわゆる軌道狂い
を生ずる。軌道狂いには、左右のレールの高低狂いと通
りの狂いや、両レールの軌間狂い、水準面に対する傾斜
角の狂いなどの各種がある。この高低と通りの狂い量
は、10mの測定弦(単に10m弦という)により測定
するものと規定されており、これに対して主要線区にお
いては、大型の軌道検測車により営業列車と同一の高速
度で走行中に、10m弦の両軌道狂い量が測定されてい
る。しかし大型軌道検測車は支線区や側線などの測定に
は不向きであるため、これに代わり手押しで低速度で走
行し、各軌道狂い量を測定する簡易な軌道検測車がこの
出願人により、特開平7−223539号、特開平9−
188246号、特開平10−170251号等として
特許出願されている。この簡易型軌道検測車(簡易検測
車)は、小型軽量とするために直径の小さい車輪と、長
さの短い台車を使用し、規定の測定弦長10mの1/8
の1.25m弦を構成して、その測定データをデータ処
理により10m弦のデータに変換することが特徴であ
る。
【0003】図4は、上記の簡易検測車10の要部の斜
視図を示し、以下この発明に関係する要点を説明する。
簡易検測車10は、左右のレールRL,RLに対応
する基準梁1および回動梁2と、 これらの中心部をスプ
リング31によりスプリング31が挿着された筒部分
(首部)が進退して弾性的に結合する結合梁3とにより
H型のフレームが構成され、両梁1,2の両端部には、
レールの踏面に接触する走行車輪(高低測定車輪)41
と、頭部の内側面(以下単に頭側面という)に接触する
案内車輪(通り測定車輪)42よりなる走行車輪部4
A,4Bが、測定弦長Lを1.25mとしてそれぞれ配
設され、両梁1,2の中心部には、高低変位測定車輪
(あるいは高低変位検出車輪)51と通り変位測定車輪
(あるいは通り変位検出車輪)52よりなる変位検出部
5Aと5Bがそれぞれ配設されている。また簡易検測車
10にはデータ処理装置6が搭載されている。なお、簡
易検測車10は、スプリング31を圧縮してスプリング
31が挿着された筒部分(首部)を後退させて結合梁3
を収縮して左右のレールRL,RL レールにセット
される。
【0004】図5において、(a)は走行車輪部4A,
4Bの直角断面と平面図を示し、両梁1,2の側面に固
定した支持具43,44に対して、走行車輪41を水平
に、支持具44の下部に案内車輪42を垂直にそれぞれ
軸支して構成される。案内車輪42には、軌道の曲線部
や分岐部を円滑に通過するために、平面図に示すように
複数の補助ローラー421が円弧状に付加されている。
【0005】図5(b)は変位検出部5A,5Bの直角
断面を示し、両梁1,2の側面に垂直に固定した軸受け
511と、これを貫通する昇降ロッド512、その下部
に圧縮状態でスプリング513を嵌挿して固定した支持
具514、および支持具514に水平に軸支された高低
変位測定車輪51を有し、高低変位測定車輪51は、ス
プリング513により押圧されてレールRLの踏面Tに
接触し、その高低変位に追従して昇降し、この変位量
は、支持具514の上面を反射面とし、軸受け511な
どに取り付けた光センサ515(レールの高低を測定す
る光学変位量センサ、いわゆる高低センサ)により検出
される。また両梁1,2の底面に固定した支持板521
と、これに水平に固定した軸受け522、これを貫通す
る左右移動ロッド523、その先端に圧縮状態でスプリ
ング524を嵌挿して固定されたL型支持具525、お
よび、L型支持具525の下部に垂直に軸支された通り
変位測定車輪52を有し、通り変位測定車輪52は、ス
プリング524に押圧されてレールRLの頭側面Sに接
触し、その左右変位に追従して左右移動し、この変位量
は、L型支持具525の垂直面を反射面とし、軸受け5
22などに取り付けた光センサ526(レールの通りを
測定する光学変位量センサ,いわゆる通りセンサ)によ
り検出される。
【0006】左右にある両光センサ515,526の検
出信号はデータ処理装置6に入力して、1.25m弦の
高低狂い量と通り狂い量が算出され、ついで両狂い量の
データは10m弦に変換され、これらの1.25m弦
と、10m弦の左右のレールの高低と通り狂い量の各デ
ータは、図示しない距離パルスをカウントして距離カウ
ントをする距離計から出力される位置座標が付加されて
データ処理装置6に記憶されかつプリンタによりプリン
トされている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】1.25m弦で測定し
たデータを10m弦の測定データに変換する場合に測定
誤差が問題になる。特に、前記のように変位量測定の光
センサで軌道の変位を測定する場合には光センサの測定
特性が温度に影響されることから、測定誤差が大きくな
る。しかも、簡易検測車では、昼の空き時間や夜間にお
いて軌道の変位量測定が行われるので、昼夜の温度差で
の測定誤差が問題になる。そこで、簡易検測車に温度セ
ンサを搭載して個々の測定データについてデータ処理装
置6で温度補正をすることを考えられるが、温度センサ
の検出特性の問題とデータ処理装置6の入出力インタフ
ェース回路が増加する問題、そしてデータ処理ロードが
増加する問題がある。この発明の目的は、このような従
来技術の問題点を解決するものであって、簡易検測車に
おいて測定したレールの変位、高低差等の軌道狂いの測
定値を温度センサを使用することなく温度補正をして測
定誤差を低減することができる簡易検測車およびその軌
道狂い測定方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るためのこの発明の簡易検測車の特徴は、第1および第
2の変位量検出機構の少なくともいずれかに設けられ所
定の位置で高低変位測定車輪あるいは通り変位測定車輪
を停止させるストッパと、ストッパにより停止した位置
において得られる第1および第2の変位量検出機構の少
なくとも一方の変位量検出機構の第1の測定値に対応し
て基準レールに簡易検測車を設置して測定した基準レー
ルについての一方の変位量検出機構から得られる変位量
の第2の測定値の所定の基準温度のときの測定値との差
を温度に応じて多数測定して得られる基準温度の測定値
とのそれぞれの差を第1の測定値に対応して補正値とし
て記憶するメモリとを有し、簡易検測車を測定対象とな
る左右のレールに設置する前にそのときの温度に応じた
第1の測定値に対応する測定値を一方の変位量検出機構
から得てこれに基づいてメモリを参照してその測定値に
対応する補正値を得て、この補正値により左右のレール
を簡易検測車で測定したときの一方の変位量検出機構か
ら得られた変位量の測定値を補正するものである。ま
た、この発明の簡易検測車における軌道狂い測定方法の
特徴は、高低変位測定車輪および通り変位測定車輪のい
ずれかの測定車輪を所定の位置で停止させてその位置で
の変位量を第1の測定値として得て、この第1の測定値
に対応して基準レールに簡易検測車を設置して測定した
基準レールについての一方の変位量検出機構から得られ
る変位量の第2の測定値の所定の基準温度のときの測定
値との差を温度に応じて多数測定し、それぞれの差を第
1の測定値に対応して補正値として記憶手段に記憶し、
簡易検測車を測定対象となる左右のレールに設置する前
に第1の測定値を得た一方の変位量検出機構から所定の
位置におけるそのときの温度に応じた測定値を第1の測
定値として得て、この測定値に基づいて記憶手段を参照
してその測定値に対応する補正値を得て、この補正値で
左右のレールを簡易検測車で測定したときの変位量検出
機構から得られた変位量の測定値を補正するものであ
る。
【0009】
【発明の実施の形態】このように、測定車輪の測定位置
を所定の固定したストッパ位置として変位量を測定して
その測定値(第1の測定値)し、この測定値に対応して
基準レールに簡易検測車を設置して測定した基準レール
についての一方の変位量検出機構から得られる変位量の
測定値(第2の測定値)の所定の基準温度のときの測定
値との差を温度に応じて多数測定してそのそれぞれ差を
第1の測定値に対応して補正値Δdとしてメモリ(ある
いは記憶手段)に記憶しておく。そして、簡易検測車を
測定対象となる左右のレールに設置する前にそのときの
温度計測に換えて、メモリ(あるいは記憶手段)に記憶
された第1の測定値に対応する変位量検出機構からスト
ッパにより停止した所定の位置における測定値を得て、
この測定値に基づいてメモリ(あるいは記憶手段)を参
照してその測定値に対応する補正値Δdを得る。そし
て、この補正値でそのとき実際に簡易検測車で測定した
ときの左右のレールを変位量の測定値を補正する。これ
により、変位量検出機構が温度センサの役割を果たすこ
とになり、温度センサでそのときの温度を計測すること
なく、変位量測定値を補正して精度の高い変位量を得る
ことができる。その結果、簡易検測車において測定した
レールの変位、高低差等の軌道狂いの測定値を温度セン
サを搭載することなく温度補正することができ、その測
定誤差を低減できる。なお、基準レールは、変形のない
軌道上の1地点であるか、較正器として設定されたレー
ルであって、そのレール長さ、レール間隔が測定され既
知のものである。さらには重量に対してあるいは特定の
簡易検測車を載置したときにそのレールのたわみ量等も
分かっているものが好ましい。
【0010】
【実施例】図1は、この発明の簡易検測車を適用した一
実施例のブロック図であり、図2は、その温度補正値測
定状態の説明図、図3は、温度補正特性のグラフ図であ
る。なお、図4、図5と同一あるいは同等の構成要素は
同一の符号で示し、その説明を割愛する。図1における
簡易検測車10aでは、図5(b)の直角断面に対応す
る変位検出部5A,5Bにおいて、さらに支持板521
にストッパー521sが設けられ、昇降ロッド512に
もストッパ512sが設けられている。ストッパ521
sは、支持板521の天井から下に垂れ下がっていて、
先端側には左右移動ロッド523の先端に当接する突起
521aが形成されている。ストッパ521sは、左右
の光センサ526(通りセンサ)に対応してそれぞれ設
けられていて、左右移動ロッド523の先端が突起52
1aに当接することにより通り変位測定車輪52は停止
する。図示するように、左右移動ロッド523の先端が
ストッパ521sの突起521aに当接する位置は、通
り変位測定車輪52がレールRL(RL,RL)の
頭側面Sに当接する測定位置を越えた位置にある。スト
ッパ512sは、昇降ロッド512の後部に設けられた
ストッパであり、左右の光センサ515(高低センサ)
に対応してそれぞれ設けられている。昇降ロッド512
のストッパ512sが軸受け511に当接することで高
低変位測定車輪51は停止する。図示するように、昇降
ロッド512のストッパ512sが軸受け511に当接
する位置は、高低変位測定車輪51がレールRL(RL
,RL)の踏面Tに当接する測定位置より下側の位
置(測定位置を越えた位置)にある。もちろん、このス
トッパもストッパ521sと同様に支持板521の天井
からあるいは両梁1,2の側面の支持板から垂れ下がる
形で設けられていてもよい。
【0011】さらに、簡易検測車10aのデータ処理装
置6aには、MPU60とメモリ61、キーボード6
2、CRTディスプレイ63、インタフェース64等に
より構成され、これらがバス65により相互に接続され
ている。そして、メモリ61には、軌道変位量測定プロ
グラム61aと、10m弦データ変換プログラム61
b、温度検出プログラム61c、温度補正プログラム6
1d、補正値テーブル61e、パラメータ領域61f等
が格納されている。また、インタフェース64を介して
接続されたHDD(ハードディスク装置)等の外部記憶
装置66には各種の測定データファイルが格納されてい
る。また、インタフェース64には、光センサ515
(高低センサ)と光センサ526(通りセンサ)とが接
続され、各光センサから得られる変位量の測定データが
入力される。
【0012】軌道変位量測定プログラム61aは、MP
U60により実行されて、これの実行によりMPU60
は、左右の光センサ526,526と左右の光センサ5
15,515とによりそれぞれ測定されたデータをイン
タフェース64を介して読込み、メモリ61の作業領域
に記憶する。そして、10m弦データ変換プログラム6
1bをコールする。10m弦データ変換プログラム61
bは、MPU60により実行されてこれの実行によりM
PU60は、複数の各測定データ、例えば、1.25m
弦で前後5mの範囲(10m弦の円弧上の7ポイント
分)の測定データを離散値として扱い、所定の伝達関数
Hにより測定データを変換して10m弦の測定データと
して、その測定位置のデータととも外部記憶装置66に
記憶する。そして、温度補正プログラム61dをコール
する。ここで、伝達関数Hは、10m弦の測定データを
算出する関数であって、現在の測定値算出点をh8の位
置とすると、 Hh8=h1+2h2+3h3+4h4+5h5+6h6+7h7
+8h8+7h9++6h10+5h11+4h12+3h13+
2h14+h15 となる。すなわち、測定値算出点をh8の8×h8の測定
データに対して10m弦の円弧上の位置h8の7ポイン
ト手前のh1+h2+h3+h4+h5+h6+h7の1.25
m弦上の各測定点のデータに係数1、2…、7を順次掛
け、さらに位置h8の7ポイント後ろh9+h10+h11+
h12+h13+h14+h15の1.25m弦上の各測定点の
データに係数7、6…、1を順次掛けて、それぞれ値を
加算した値として得られる。このとき、10m弦上の円
弧上に1.25mの弦を採ることになるので、各測定点
のピッチは、10m弦上の円弧上において0.625m
になる。その一般式は、Hhn+8=hn+1+2hn+2+3hn
+3+4hn+4+5hn+5+6hn+6+7hn+7+8hn+8+
7hn+9+6hn+10+5hn+11+4hn+12+3hn+13+
2hn+14+hn+15となる。ただし、nは整数値である。
なお、測定位置のデータは、従来技術で説明したよう
に、図示しない距離カウントの距離計が出力する位置座
標により得るが、この測定位置データについては公知で
あり、発明に直接関係していないので割愛する。
【0013】温度検出プログラム61cは、キーボード
62から入力される特定の機能キー入力によりMPU6
0により実行されて、これの実行によりMPU60は、
左右の光センサ515,515,光センサ526,52
6により測定されたそれぞれの変位量をインタフェース
64を介して読込み、メモリ61の作業領域にそのとき
の測定位置座標とともにそれを記憶し、それぞれの測定
データから補正値テーブル61eを参照して測定値に対
応する補正値Δd1,Δd2を左右のぞれぞれの光センサ
対応に得てメモリ61のパラメータ領域61fにそれぞ
れ記憶する。なお、キーボード62からの特定の機能キ
ー入力は、簡易検測車10aがレールにセットされてい
な状態で行われる。このときには、圧縮されたスプリン
グ524、513の付勢により、図2に示すように、左
右移動ロッド523,523は、ストッパ521sの突
起521aに当接され、その位置で停止している。そこ
で、左右の光センサ526,526により測定された通
りの変位量は、通り変位測定車輪52がストッパ521
sの位置で停止されたときの変位量になる。同様に、左
右に設けられた昇降ロッド512,512は、その後部
に設けられたストッパに当接してその位置で停止してい
る。そこで、左右の光センサ515,515により測定
されたレール高低の変位量は、高低変位測定車輪51が
ストッパ512sの位置で停止されたときの変位量であ
る。なお、以上のプログラム処理は、単なる変位量の測
定であるのでフローチャートでの処理は割愛する。
【0014】ところで、簡易検測車10aは、図4にお
いて説明したように、スプリング31を圧縮してスプリ
ング31が挿着された筒部分(首部)を後退させて左右
のレールRL,RLレールにセットされて、光セン
サ515(高低センサ)と光センサ526(通りセン
サ)の各測定輪51、52が図1あるいは図5の状態で
レールに接触する。そして、簡易検測車10aが左右の
レールRL,RLレールにセットされていないとき
にはスプリング31によりスプリング31が挿着された
筒部分(首部)が前進して左右の左右移動ロッド52
3,523は、ストッパ521s,521sの突起52
1aに当接されて図2の状態になり、左右の昇降ロッド
512,512もそれぞれの左右のストッパ512s,
512sにより移動が阻止されて図2の状態になる。こ
れらのストッパ521s、ストッパ512sの位置でそ
れぞれの測定車輪51、52が停止して変位量が測定さ
れ、そのそれぞれ変位量で検索される補正値テーブル6
1eが検索される。分かりやすく説明するために、図3
は、そのテーブルの内容をグラフとしてに示すものであ
る。なお、実際のデータは、連続的なものではなく、所
定の温度間隔、例えば、1°Cごとの各測定値に対応し
て採取された補正値との対として記憶されたデータであ
る。
【0015】図3(a)は、補正値テーブル61eの内
容を示すものであり、横軸に温度を採り、縦軸に変位量
[mm]であって、温度に対するストッパ521sによ
る停止位置での左側の通りセンサについての変位量測定
値と、同じ温度におけるレールの変位量を基準レールに
ついて求めたものである。なお、ここで、以下の各測定
値は10m弦に変換した値である。▲点で示す折れ線グ
ラフAは、ストッパ521sによる停止位置(開放状
態)の通り光センサ526についての変位量測定特性で
あり、*で示す点で示す折れ線グラフBは、基準レール
位置での変位量測定特性である。そして、これらグラフ
Aにおいて、25°Cの値を基準として他の温度におけ
る測定値との差が補正値Δd1である。図では、32°
Cのときの補正値Δd1が示してある。このΔd1が+値
のときには、レールの測定値から減算することになり、
Δd1が−値のときには、逆にレールの測定値に加算す
ることになる。そこで、この特性グラフにおける補正値
Δd1を折れ線グラフAの測定値に対応して加算、減算
のための正負の符号を含めて左右の光センサごとに測定
値を検索項目としてテーブル化した左右のもの、2つが
補正値テーブル61eとして記憶されている。このテー
ブルは、光センサ526の測定値について温度1°Cご
とに補正値Δd2に変換する、いわゆる変換テーブルで
あり、温度1°Cごとに検索される測定値については、
光センサ526から得られる測定値のうち最も近い数値
が選択される。そこで、このテーブルには、測定温度に
ついてのデータは記憶されていない。温度に換わるもの
として光センサ526から得られる測定値がある。その
テーブルのデータ(特性グラフ)は、左右の光センサ対
応に設けられているが、図では左側のみの特性を示して
ある。右側の補正値Δd1については補正値テーブル6
1eにおいて右側の特性グラフに対応したデータテーブ
ルから得る。
【0016】図3(b)は、温度に対するストッパによ
る停止位置での左側の高低センサについての変位量測定
値とそのときのレールの変位量を基準レールについて求
めたものである。◆点で示す折れ線グラフCは、図3
(a)と同様なストッパ512sによる停止位置(開放
状態)の高低センサ515についての変位量測定特性で
あり、▲で示す点で示す折れ線グラフDは、基準レール
位置での変位量測定特性である。そして、これらグラフ
の差が補正値Δd2である。図では、32°Cのときの
補正値Δd2が示してある。このΔd2が+値のときに
は、レールの測定値から減算することになり、Δd2が
−値のときには、レールの測定値に加算することにな
る。そこで、この特性グラフにおける補正値Δd2を折
れ線グラフCの測定値に対応して加算、減算のための正
負の符号を含めて左右の光センサ515ごとに測定値を
検索項目としてテーブル化した左右のもの、2つが補正
値テーブル61eとして記憶されている。なお、前記と
同様に、このテーブルも光センサ515から得られた測
定値を1°Cごとに補正値Δd2に変換する変換テーブ
ルであって、温度についてのデータは記憶されていな
い。この特性グラフも左右の光センサ対応に設けられて
いるが、先と同様に左側のみの特性を示してある。右側
の補正値Δd2については補正値テーブル61eにおい
て右側の特性グラフに対応したデータテーブルから得
る。
【0017】温度補正プログラム61dは、軌道変位量
測定プログラム61aの実行後にMPU60により実行
されて、これの実行によりMPU60は、パラメータ領
域61fに記憶された左右の光センサに対応した右側の
補正値Δd1,Δd2と左側のの補正値Δd1,Δd2に基
づいて、外部記憶装置66に記憶された左右それぞれの
光センサ515,515,光センサ526,526によ
り測定された測定データを対応する補正値Δd1,Δd2
で補正して外部記憶装置66に記憶し直す。なお、この
プログラム処理も補正処理だけであるのでフローチャー
トでの処理は割愛する。
【0018】ところで、以上の実施例では、光センサ5
26(通りセンサ)と光センサ515(高低センサ)と
のそれぞれにストッパを設けて補正値Δd1,Δd2を左
右の光センサに対応してそれぞれに得て、それぞれに補
正している。しかし、これは、多少精度が落ちるが、い
ずれか一方の補正値で左右の光センサの検出データを補
正してもよい。さらに、補正値テーブル61eのデータ
を温度に対応して補正値Δd1,Δd2を検索するような
第1のテーブルを各光センサに対応して4個設けてお
き、1つの測定車輪についてのストッパ位置での測定値
と温度との関係の第2のテーブルをさらに1個設けてお
く。このことで各光センサに対応して補正値を得ること
もできる。これは、第2のテーブルの検索対象となる測
定値に対応する測定値を、それに対応する光センサで測
定して得て、第2のテーブルからそのときの温度を得
る。さらに、この温度から4つの第1のテーブルを参照
してそれぞれに検索して左右の光センサに対応する補正
値Δd1,Δd2を得る。このような場合には、ストッパ
は、いずれか1の光センサに対応して設けられていれば
よい。なお、第1のテーブルの1つに温度をパラメータ
として加えて記憶しておけば、それを検索して温度が得
られるので第2のテーブルは不要になる。
【0019】以上説明してきたが、実施例では、ストッ
パ521s、ストッパ512sをそれぞれの光センサに
対応して設け、検測車10aをレールにセットしたとき
の定常状態の測定位置に対してこの位置を越えた位置で
測定車輪を停止させるようにしている。簡易しかし、こ
れは、定常状態の測定時にストッパ521s、ストッパ
512sが邪魔しないように、例えば、ストップ位置か
ら退避するようにストッパを設ければ、ストッパによる
停止位置はどのような位置にあってもよく、所定の位置
で測定車輪が停止すればよい。なお、ここでの簡易検測
車とは、規定の測定弦長10mよりn分の1(ただしn
は2以上の整数)小さい弦の検測車であって、その1/
8の1.25m弦に限定されるものではなく、例えば、
これの倍の2.5m弦の検測車等を含むものである。そ
れらは、10m弦への演算処理が必要になる。
【0020】
【発明の効果】以上の説明により明らかなように、この
発明にあっては、測定車輪の測定位置を所定の固定した
位置として変位量を測定してその測定値と基準レールに
おいて測定した基準レールの変位量の測定値との差を温
度に応じて多数測定してそのそれぞれ差を第1の測定値
に対応して補正値としてメモリ(あるいは記憶手段)に
記憶しておき、簡易検測車を測定対象となる左右のレー
ルに設置する前にそのときの温度計測に換えて、メモリ
(あるいは記憶手段)に記憶された第1の測定値に対応
する変位量検出機構からストッパにより停止した位置に
おける測定値を得て、この測定値に基づいてメモリ(あ
るいは記憶手段)を参照してその測定値に対応する補正
値を得て、この補正値でそのとき実際に簡易検測車で測
定したときの左右のレールを変位量の測定値を補正す
る。これにより、変位量検出機構が温度センサの役割を
果たすことになり、温度センサでそのときの温度を計測
することなく、変位量測定値を補正して精度の高い変位
量を得ることができる。その結果、簡易検測車において
測定したレールの変位、高低差等の軌道狂いの測定値を
温度センサを搭載することなく温度補正することがで
き、その測定誤差を低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、この発明の簡易検測車を適用した一実
施例のブロック図である。
【図2】図2は、その温度補正値測定状態の説明図であ
る。
【図3】図3は、温度補正特性のグラフ図であり、
(a)は、左側の光センサで基準レールの通りを測定し
た場合の補正値の説明図、(b)は、左側の光センサで
基準レールの高低を測定した場合の補正値の説明図であ
る。
【図4】図4は、簡易検測車の要部の斜視図である。
【図5】図5は図4の部分詳細図で、(a)は従来の走
行車輪部の直角断面と平面図、(b)は従来の変位検出
部の直角断面図である。
【符号の説明】
1…基準梁、2…回動梁、3…結合梁、4A,4B…従
来の走行車輪部、4A’,4B’…この発明の走行車輪
部、41…走行車輪、42…案内車輪、43、44…支
持具、5A,5B…従来の変位検出部、5A’,5B’
…この発明の変位検出部、51…高低変位測定車輪、5
11…軸受け、512…昇降ロッド、513…スプリン
グ、514…支持具、515…光センサ、52…通り変
位測定車輪、521…支持板、522…軸受け、523
…左右移動ロッド、524…スプリング、525…L型
支持具、526…光センサ、6,6a…データ処理装
置、10,10a…簡易検測車、60…MPU、61…
メモリ、61a…軌道変位量測定プログラム、61b…
10m弦データ変換プログラム、61c…温度検出プロ
グラム、61d…温度補正プログラム、61e…補正値
テーブル、61f…パラメータ領域、62…キーボー
ド、63…CRTディスプレイ、64…インタフェー
ス、65…バス、66…外部記憶装置、RL…レール、
T…レールの踏面、S…レールの頭側面。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山田 雅弘 東京都渋谷区東3丁目16番3号 日立電子 エンジニアリング株式会社内 (72)発明者 廣川 英夫 東京都渋谷区東3丁目16番3号 日立電子 エンジニアリング株式会社内 Fターム(参考) 2D057 AB01 2F065 AA09 BB11 CC35 EE01

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両進行方向左右のレールに対応してその
    踏面と頭側面のそれぞれに接触する走行車輪と案内車輪
    と、スプリングにより押圧されて前記踏面に接触して昇
    降する高低変位測定車輪とこの測定車輪の変位量を検出
    する光センサとからなる第1の変位量検出機構と、スプ
    リングにより前記頭側面に接触して前記左右のレールに
    対応する左右方向に移動する通り変位測定車輪とこの測
    定車輪の変位量を検出する光センサとからなる第2の変
    位量検出機構と、を有する簡易検測車において、前記第
    1および第2の変位量検出機構の少なくともいずれかに
    設けられ所定の位置で前記高低変位測定車輪あるいは前
    記通り変位測定車輪を停止させるストッパと、前記スト
    ッパにより停止した位置において得られる前記第1およ
    び第2の変位量検出機構の少なくとも一方の変位量検出
    機構の第1の測定値に対応して基準レールに前記簡易検
    測車を設置して測定した前記基準レールについての前記
    一方の変位量検出機構から得られる変位量の第2の測定
    値の所定の基準温度のときの測定値との差を温度に応じ
    て多数測定して得られる前記基準温度の測定値とのそれ
    ぞれの差を前記第1の測定値に対応して補正値として記
    憶するメモリとを有し、前記簡易検測車を測定対象とな
    る前記左右のレールに設置する前にそのときの温度に応
    じた前記第1の測定値に対応する測定値を前記一方の変
    位量検出機構から得てこれに基づいて前記メモリを参照
    してその測定値に対応する前記補正値を得て、この補正
    値により前記左右のレールを前記簡易検測車で測定した
    ときの前記一方の変位量検出機構から得られた変位量の
    測定値を補正することを特徴とする簡易検測車。
  2. 【請求項2】前記所定の位置は、前記高低変位測定車輪
    あるいは前記通り変位測定車輪の測定位置を越えた位置
    であり、前記基準温度は25°Cであり、前記走行車輪
    は、10m/n(ただしnは2以上の整数)の測定弦を
    構成するものであり、さらに、前記10m/nの測定弦
    の測定値を10mの測弦の測定値に変換する変換手段を
    有し、前記第1の測定値および前記第2の測定値は前記
    変換手段により10mの測弦に変換した値であり、前記
    補正値は、10mの測弦に変換した値であり、前記左右
    のレールを前記簡易検測車で測定したときの前記一方の
    変位量検出機構から得られた変位量の測定値を10mの
    測弦に変換した値が前記補正値により補正される請求項
    1記載の簡易検測車。
  3. 【請求項3】前記所定の位置は、前記高低変位測定車輪
    あるいは前記通り変位測定車輪の測定位置を越えた位置
    であり、前記基準温度は25°Cであり、前記走行車輪
    は、1.25mの測定弦を構成するものであり、さら
    に、前記1.25mの測定弦の測定値を10mの測弦の
    測定値に変換する変換手段を有し、前記第1の測定値お
    よび前記第2の測定値は前記変換手段により10mの測
    弦に変換した値であり、前記補正値は、10mの測弦に
    変換した値であり、前記左右のレールを前記簡易検測車
    で測定したときの前記一方の変位量検出機構から得られ
    た変位量の測定値を10mの測弦に変換した値が前記補
    正値により補正される請求項1記載の簡易検測車。
  4. 【請求項4】前記メモリには前記第1の測定値に対応し
    て補正値を記憶するテーブルが設けられ、前記第1およ
    び第2の変位量検出機構は、前記左右のレールに対応し
    てそれぞれ設けられていて、前記ストッパはそれぞれの
    変位量検出機構にそれぞれ設けられ、前記テーブルは、
    それぞれの前記第1および第2の変位量検出機構に対応
    して設けられている請求項2記載の簡易検測車。
  5. 【請求項5】前記メモリには温度に対応して補正値を記
    憶する第1のテーブルと前記第1の測定値に対応してそ
    の測定値を得たときの温度が記憶された第2のテーブル
    が設けられ、前記第1および前記第2の変位量検出機構
    は、前記左右のレールに対応してそれぞれ設けられてい
    て、前記ストッパはそれぞれの変位量検出機構にそれぞ
    れ設けられ、前記第1のテーブルは、それぞれの前記第
    1および前記第2の変位量検出機構に対応して設けら
    れ、前記簡易検測車を測定対象となる前記左右のレール
    に設置する前にそのときの温度に応じた前記第1の測定
    値に対応する測定値を得て、これにより前記第2のテー
    ブルを検索してその測定値に対応する温度を求め、この
    求めた温度に対応して前記第1のテーブルから前記補正
    値を得る請求項2記載の簡易検測車。
  6. 【請求項6】車両進行方向左右のレールに対応してその
    踏面と頭側面のそれぞれに接触する走行車輪と案内車輪
    と、スプリングにより押圧されて前記踏面に接触して昇
    降する高低変位測定車輪とこの測定車輪の変位量を検出
    する光センサとからなる第1の変位量検出機構と、スプ
    リングにより前記頭側面に接触して前記左右のレールに
    対応する左右方向に移動する通り変位測定車輪とこの測
    定車輪の変位量を検出する光センサとからなる第2の変
    位量検出機構と、を有する簡易検測車における軌道狂い
    測定方法において、前記高低変位測定車輪および前記通
    り変位測定車輪のいずれかの測定車輪を所定の位置で停
    止させてその位置での変位量を第1の測定値として得
    て、この第1の測定値に対応して基準レールに前記簡易
    検測車を設置して測定した前記基準レールについての前
    記一方の変位量検出機構から得られる変位量の第2の測
    定値の所定の基準温度のときの測定値との差を温度に応
    じて多数測定し、それぞれの差を前記第1の測定値に対
    応して補正値として記憶手段に記憶し、前記簡易検測車
    を測定対象となる前記左右のレールに設置する前に前記
    第1の測定値を得た前記一方の変位量検出機構から前記
    所定の位置におけるそのときの温度に応じた測定値を前
    記第1の測定値として得て、この測定値に基づいて前記
    記憶手段を参照してその測定値に対応する補正値を得
    て、この補正値で前記左右のレールを前記簡易検測車で
    測定したときの前記変位量検出機構から得られた変位量
    の測定値を補正することを特徴とする簡易検測車の軌道
    狂い測定方法。
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