JP2003019642A - ワーク位置検出装置 - Google Patents
ワーク位置検出装置Info
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- 238000005553 drilling Methods 0.000 description 2
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- Machine Tool Sensing Apparatuses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】ワーク位置検出時にタッチセンサの接触子と加
工基準面とが正常に接触されているか否かを判断するこ
とができるワーク位置検出装置を得る。 【解決手段】ワーク位置検出装置50は、ワークWの基
準面Mに接面される当接面75と、その当接面75に一
端が開口して当接面75の基準面Mへの接面により閉塞
され他端がエア供給源に接続されるエア通路77とを有
する接触子60と、接触子60のワークWへの当接を検
出するタッチセンサ80と、エア通路77内のエア圧を
検出するプレッシャスイッチ59とを有し、タッチセン
サ80が当接を検出しかつプレッシャスイッチ59が規
定圧以上のエア圧を検出した場合は当接面75が基準面
Mに正常に接面していると判断し、タッチセンサ80が
当接を検出しているがプレッシャスイッチ59が規定圧
に満たないエア圧を検出した場合は当接面75が基準面
Mに正常に接面していないと判断する。
工基準面とが正常に接触されているか否かを判断するこ
とができるワーク位置検出装置を得る。 【解決手段】ワーク位置検出装置50は、ワークWの基
準面Mに接面される当接面75と、その当接面75に一
端が開口して当接面75の基準面Mへの接面により閉塞
され他端がエア供給源に接続されるエア通路77とを有
する接触子60と、接触子60のワークWへの当接を検
出するタッチセンサ80と、エア通路77内のエア圧を
検出するプレッシャスイッチ59とを有し、タッチセン
サ80が当接を検出しかつプレッシャスイッチ59が規
定圧以上のエア圧を検出した場合は当接面75が基準面
Mに正常に接面していると判断し、タッチセンサ80が
当接を検出しているがプレッシャスイッチ59が規定圧
に満たないエア圧を検出した場合は当接面75が基準面
Mに正常に接面していないと判断する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ワークの基準位置
を検出するワーク位置検出装置に関する。
を検出するワーク位置検出装置に関する。
【0002】
【従来技術】特開平5−104409号公報には、ワー
クの基準位置を検出するワーク位置検出装置と、検出し
たワーク基準位置に基づいてワークを加工するワーク加
工機が示されている。図8は、該公報に示された技術を
示す説明図である。該公報によれば、ワーク位置検出装
置101は、ワークWに接触される接触子102と、接
触子102のワークWへの接触を検出するタッチセンサ
103を有しており、接触子102をワークWの加工基
準面Mに接触させることによってワークWの基準位置を
検出し、図示していないワーク加工機は、そのワーク基
準位置に基づいて図示していない加工ツールを移動させ
てワークWを加工する。
クの基準位置を検出するワーク位置検出装置と、検出し
たワーク基準位置に基づいてワークを加工するワーク加
工機が示されている。図8は、該公報に示された技術を
示す説明図である。該公報によれば、ワーク位置検出装
置101は、ワークWに接触される接触子102と、接
触子102のワークWへの接触を検出するタッチセンサ
103を有しており、接触子102をワークWの加工基
準面Mに接触させることによってワークWの基準位置を
検出し、図示していないワーク加工機は、そのワーク基
準位置に基づいて図示していない加工ツールを移動させ
てワークWを加工する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、接触子
102と加工基準面Mとの間に切り粉などの異物が介在
されて両者が正常に接触することができなかった場合、
ワークWの基準位置を誤検出するおそれがあった。
102と加工基準面Mとの間に切り粉などの異物が介在
されて両者が正常に接触することができなかった場合、
ワークWの基準位置を誤検出するおそれがあった。
【0004】従って、ワーク加工機がその誤検出したワ
ーク基準位置に基づいて加工した場合には、規格範囲外
の加工精度を有する製品が製造されるおそれがあった。
ーク基準位置に基づいて加工した場合には、規格範囲外
の加工精度を有する製品が製造されるおそれがあった。
【0005】本発明は、上述の点に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、ワーク位置検出時にタッチセンサ
の接触子と加工基準面とが正常に接触されているか否か
を判断することができるワーク位置検出装置を提供する
ことにある。
であり、その目的は、ワーク位置検出時にタッチセンサ
の接触子と加工基準面とが正常に接触されているか否か
を判断することができるワーク位置検出装置を提供する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する請求
項1に記載の発明によるワーク位置検出装置は、ワーク
の基準面に接面される当接面と、その当接面に一端が開
口して当接面の基準面への接面により閉塞され他端がエ
ア供給源に接続されるエア通路とを有する接触子と、接
触子のワークへの当接を検出するタッチセンサと、エア
通路内のエア圧を検出するプレッシャスイッチと、を有
することを特徴とする。
項1に記載の発明によるワーク位置検出装置は、ワーク
の基準面に接面される当接面と、その当接面に一端が開
口して当接面の基準面への接面により閉塞され他端がエ
ア供給源に接続されるエア通路とを有する接触子と、接
触子のワークへの当接を検出するタッチセンサと、エア
通路内のエア圧を検出するプレッシャスイッチと、を有
することを特徴とする。
【0007】請求項1の発明によれば、接触子の当接面
がワークの基準面に正常に接面した場合にはエア通路が
閉塞され、開口からのエアの噴出が停止されてエア通路
内のエア圧は規定圧以上となる。一方、切り粉などの異
物の介在により、当接面が基準面に正常に接面していな
い場合には、異物によって形成された間隙からエアが排
出されてエア通路内のエア圧は規定圧に満たない。
がワークの基準面に正常に接面した場合にはエア通路が
閉塞され、開口からのエアの噴出が停止されてエア通路
内のエア圧は規定圧以上となる。一方、切り粉などの異
物の介在により、当接面が基準面に正常に接面していな
い場合には、異物によって形成された間隙からエアが排
出されてエア通路内のエア圧は規定圧に満たない。
【0008】従って、タッチセンサが接触子のワークへ
の当接を検出しかつプレッシャスイッチが規定圧以上の
エア圧を検出した場合には、接触子の当接面がワークの
基準面に正常に接面していると判断することができる。
また、タッチセンサが接触子のワークへの当接を検出し
ているがプレッシャスイッチが規定圧に満たないエア圧
を検出した場合には、当接面が基準面に正常に接面して
いないと判断することができる。従って、タッチセンサ
の出力に基づいて検出したワーク位置をワークの基準位
置とするか否かを判断することができる。
の当接を検出しかつプレッシャスイッチが規定圧以上の
エア圧を検出した場合には、接触子の当接面がワークの
基準面に正常に接面していると判断することができる。
また、タッチセンサが接触子のワークへの当接を検出し
ているがプレッシャスイッチが規定圧に満たないエア圧
を検出した場合には、当接面が基準面に正常に接面して
いないと判断することができる。従って、タッチセンサ
の出力に基づいて検出したワーク位置をワークの基準位
置とするか否かを判断することができる。
【0009】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明によるワーク位置検出装置において、接触子が、
ワークに対して接近及び離間する方向に延在して同方向
に移動可能なロッドから構成され、タッチセンサがロッ
ドのロッド後端部に接触してロッドの軸方向への移動を
検出することを特徴とする。
の発明によるワーク位置検出装置において、接触子が、
ワークに対して接近及び離間する方向に延在して同方向
に移動可能なロッドから構成され、タッチセンサがロッ
ドのロッド後端部に接触してロッドの軸方向への移動を
検出することを特徴とする。
【0010】請求項2は、請求項1に記載の発明を具体
的に示したものであり、接触子は、ワークとの当接によ
り、ワークから離間する方向に移動する。従って、タッ
チセンサは、ロッドを介して接触子がワークに当接した
か否かを正確かつ容易に検出することができる。
的に示したものであり、接触子は、ワークとの当接によ
り、ワークから離間する方向に移動する。従って、タッ
チセンサは、ロッドを介して接触子がワークに当接した
か否かを正確かつ容易に検出することができる。
【0011】請求項3に記載の発明は、請求項1又は2
に記載の発明によるワーク位置検出装置において、タッ
チセンサの出力に基づいて検出したワークの基準位置を
基準としてワークを加工するワーク加工機に設けたこと
を特徴とする。
に記載の発明によるワーク位置検出装置において、タッ
チセンサの出力に基づいて検出したワークの基準位置を
基準としてワークを加工するワーク加工機に設けたこと
を特徴とする。
【0012】請求項3の発明によれば、当接面と基準面
との間に異物が介在されている場合には、その位置をワ
ークの基準位置としないので、誤検出した位置を基準と
したワークの加工を防止することができる。
との間に異物が介在されている場合には、その位置をワ
ークの基準位置としないので、誤検出した位置を基準と
したワークの加工を防止することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図に基づいて説明する。図1は、本実施の形態におけ
るワーク位置検出装置が適用されたワーク加工機を正面
より示す説明図、図2は、ワーク加工機の平面図であ
る。尚、以下の説明では、説明の便宜上、図1で矢印A
方向を前方向とし、図1で矢印B方向を後方向とする。
て図に基づいて説明する。図1は、本実施の形態におけ
るワーク位置検出装置が適用されたワーク加工機を正面
より示す説明図、図2は、ワーク加工機の平面図であ
る。尚、以下の説明では、説明の便宜上、図1で矢印A
方向を前方向とし、図1で矢印B方向を後方向とする。
【0014】ワーク加工機1は、図1及び図2に示すよ
うに、床面上で水平方向に延在する基台2を有してお
り、図1では左側に示される基台2の後部には、基台2
上に沿って延在するように第1ベッド10が設けられ、
第1移動テーブル11が前後方向に移動自在に設けられ
ている。
うに、床面上で水平方向に延在する基台2を有してお
り、図1では左側に示される基台2の後部には、基台2
上に沿って延在するように第1ベッド10が設けられ、
第1移動テーブル11が前後方向に移動自在に設けられ
ている。
【0015】第1移動テーブル11には、第1のサーボ
モータ12の回転速度と回転量に応じてその移動速度と
移動位置を変更する第1の移動機構が設けられており、
この第1移動テーブル11の上部には、加工ツール40
を保持し任意の回転数で回転させる加工ツール保持手段
としてスピンドル13が設けられている。スピンドル1
3は、加工ツール40の延長軸線Lが第1移動テーブル
11の移動方向に沿って延在するように加工ツール40
の基端を保持している。
モータ12の回転速度と回転量に応じてその移動速度と
移動位置を変更する第1の移動機構が設けられており、
この第1移動テーブル11の上部には、加工ツール40
を保持し任意の回転数で回転させる加工ツール保持手段
としてスピンドル13が設けられている。スピンドル1
3は、加工ツール40の延長軸線Lが第1移動テーブル
11の移動方向に沿って延在するように加工ツール40
の基端を保持している。
【0016】一方、基台2の前部には、第1ベッド10
と同一方向に沿って延在するように第2ベッド20が設
けられ、第2移動テーブル21が延在方向に移動自在に
設けられている。第2移動テーブル21には、第2のサ
ーボモータ22の回転速度と回転量に応じてその移動速
度と移動位置を変更する第2の移動機構が設けられてお
り、この第2移動テーブル21の上部には、第2移動テ
ーブル21が第1移動テーブル11に向かって接近移動
した際に、加工ツール40の先端を回転自在に支持する
回転支持部23が設けられている。
と同一方向に沿って延在するように第2ベッド20が設
けられ、第2移動テーブル21が延在方向に移動自在に
設けられている。第2移動テーブル21には、第2のサ
ーボモータ22の回転速度と回転量に応じてその移動速
度と移動位置を変更する第2の移動機構が設けられてお
り、この第2移動テーブル21の上部には、第2移動テ
ーブル21が第1移動テーブル11に向かって接近移動
した際に、加工ツール40の先端を回転自在に支持する
回転支持部23が設けられている。
【0017】第1ベッド10と第2ベッド20との間に
は、図2に示すように、第1ベッド10と第2ベッド2
0の延在方向と平面視で直交する方向に延在する第3ベ
ッド30が設けられ、第3テーブル31が、延在方向に
移動自在に設けられている。第3テーブル31には、図
示していないサーボモータによりその配置位置を変更す
ることができる第3の移動機構が設けられており、この
第3テーブル31の上部には、加工ツール40の延長軸
線L上にワークWを配置し保持するワーク保持手段32
が設けられている。
は、図2に示すように、第1ベッド10と第2ベッド2
0の延在方向と平面視で直交する方向に延在する第3ベ
ッド30が設けられ、第3テーブル31が、延在方向に
移動自在に設けられている。第3テーブル31には、図
示していないサーボモータによりその配置位置を変更す
ることができる第3の移動機構が設けられており、この
第3テーブル31の上部には、加工ツール40の延長軸
線L上にワークWを配置し保持するワーク保持手段32
が設けられている。
【0018】図3は、ワーク保持手段32、及びワーク
保持手段32に保持されたワークW、並びに加工ツール
40の一部を拡大して示す説明図である。ワーク保持手
段32は、ワークWの上面に接面する底面部34を有し
ており、底面部34の側方位置にはワークWの上部を挟
持してワークWを吊り下げ状態で保持する開閉式のアー
ム機構33が設けられている。
保持手段32に保持されたワークW、並びに加工ツール
40の一部を拡大して示す説明図である。ワーク保持手
段32は、ワークWの上面に接面する底面部34を有し
ており、底面部34の側方位置にはワークWの上部を挟
持してワークWを吊り下げ状態で保持する開閉式のアー
ム機構33が設けられている。
【0019】ワークWは、本実施の形態ではエンジンの
シリンダヘッドであり、シリンダ側が底面部34に接面
されカム室側が下方に配置された上下逆さまの状態でワ
ーク保持手段32に保持されている。そして、加工ツー
ル40の延長軸線L上にカムシャフト穴Wbの軸心が一
致するように配置されている。
シリンダヘッドであり、シリンダ側が底面部34に接面
されカム室側が下方に配置された上下逆さまの状態でワ
ーク保持手段32に保持されている。そして、加工ツー
ル40の延長軸線L上にカムシャフト穴Wbの軸心が一
致するように配置されている。
【0020】加工ツール40に対向するワークWの側壁
面Waには、ワーク加工時に基準となる加工基準面Mが
設けられている。加工基準面Mは、後述する図5に示さ
れるように、ワークWの一部を予め平面状に切削加工す
ることによって形成されている。
面Waには、ワーク加工時に基準となる加工基準面Mが
設けられている。加工基準面Mは、後述する図5に示さ
れるように、ワークWの一部を予め平面状に切削加工す
ることによって形成されている。
【0021】加工ツール40は、図3に示すように、先
端から基端側に移行するに従って段差を介して径が拡大
される段付き丸棒形状の軸部42を有しており、スピン
ドル13に保持され回転されることによって、ワークW
のカムシャフト穴Wbに切削加工を施す仕上用加工刃4
3と、側壁面Waからカムシャフト穴Wbと同軸上で深
さ方向に延在する穴部Wcを穿設する加工刃44が突設
されている。仕上用加工刃43は、中仕上用加工刃43
Aと上仕上用加工刃43Bの2種類が、互いに軸方向に
離間して対をなすように配置されており、加工刃44
は、加工ツール40の基端側に設けられている。
端から基端側に移行するに従って段差を介して径が拡大
される段付き丸棒形状の軸部42を有しており、スピン
ドル13に保持され回転されることによって、ワークW
のカムシャフト穴Wbに切削加工を施す仕上用加工刃4
3と、側壁面Waからカムシャフト穴Wbと同軸上で深
さ方向に延在する穴部Wcを穿設する加工刃44が突設
されている。仕上用加工刃43は、中仕上用加工刃43
Aと上仕上用加工刃43Bの2種類が、互いに軸方向に
離間して対をなすように配置されており、加工刃44
は、加工ツール40の基端側に設けられている。
【0022】上記構成を有するワーク加工機1には、ワ
ークWの位置を検出するワーク位置検出装置50が設け
られている。図4は、ワーク位置検出装置50を説明す
る図、図5は、図4のC−C線断面を示す図である。
ークWの位置を検出するワーク位置検出装置50が設け
られている。図4は、ワーク位置検出装置50を説明す
る図、図5は、図4のC−C線断面を示す図である。
【0023】ワーク位置検出装置50は、図4及び図5
に示すように、ベースプレート51が第1移動テーブル
11の一方の側面に沿うように固定されており、そのベ
ースプレート51にはブロック形状のハウジング53が
設けられている。ハウジング53には、図5に示すよう
に、第1移動テーブル11の移動方向に沿って延在する
ように支持孔54が貫通形成されている。支持孔54
は、一定の内径を有してハウジング53の前部に形成さ
れる前支持穴部54Aと、ハウジング53の後部に形成
される前支持穴部54Aよりも大径を有した後支持穴部
54Bによって構成されている。
に示すように、ベースプレート51が第1移動テーブル
11の一方の側面に沿うように固定されており、そのベ
ースプレート51にはブロック形状のハウジング53が
設けられている。ハウジング53には、図5に示すよう
に、第1移動テーブル11の移動方向に沿って延在する
ように支持孔54が貫通形成されている。支持孔54
は、一定の内径を有してハウジング53の前部に形成さ
れる前支持穴部54Aと、ハウジング53の後部に形成
される前支持穴部54Aよりも大径を有した後支持穴部
54Bによって構成されている。
【0024】また、ハウジング53には、前支持孔部5
4A内に一端が開口し、他端がハウジング53の側壁面
に開口するエア供給孔55が設けられており、エア供給
孔55には、一定エア圧のエアを供給するエア供給源に
接続されたエアホース56が接続されている。
4A内に一端が開口し、他端がハウジング53の側壁面
に開口するエア供給孔55が設けられており、エア供給
孔55には、一定エア圧のエアを供給するエア供給源に
接続されたエアホース56が接続されている。
【0025】そして、ハウジング53の支持孔54に
は、支持孔54内を同方向に延在すると共に前端で加工
ツール40に接近する方向に向かって折曲された略L字
形を有する接触子60が第1移動テーブル11の移動方
向に沿って移動自在に設けられている。
は、支持孔54内を同方向に延在すると共に前端で加工
ツール40に接近する方向に向かって折曲された略L字
形を有する接触子60が第1移動テーブル11の移動方
向に沿って移動自在に設けられている。
【0026】接触子60は、前端と後端がハウジング5
3から共に突出する長さを有して支持孔54内を軸方向
に移動可能な丸棒形状のロッド61を有している。ロッ
ド後端部61Aは、ハウジング53の後部に取付けられ
るキャップ部57のブッシュJによって摺動支持されて
おり、ロッド中央部61Bとの境界部分に形成された鍔
部62と、キャップ部57との間に介在されたスプリン
グ58によって、前方向に付勢されている。
3から共に突出する長さを有して支持孔54内を軸方向
に移動可能な丸棒形状のロッド61を有している。ロッ
ド後端部61Aは、ハウジング53の後部に取付けられ
るキャップ部57のブッシュJによって摺動支持されて
おり、ロッド中央部61Bとの境界部分に形成された鍔
部62と、キャップ部57との間に介在されたスプリン
グ58によって、前方向に付勢されている。
【0027】ロッド中央部61Bは、前支持穴部54A
に設けられたブッシュJによって支持穴54内を軸方向
に摺動自在に支持されており、ハウジング53のエア供
給孔55と対向する箇所には縮径部63が設けられてい
る。ロッド先端部61Cは、ロッド中央部61Bとの間
に段差を形成するように縮径された外径を有しており、
先端にはねじ部64が設けられ、アーム70が取り付け
られている。
に設けられたブッシュJによって支持穴54内を軸方向
に摺動自在に支持されており、ハウジング53のエア供
給孔55と対向する箇所には縮径部63が設けられてい
る。ロッド先端部61Cは、ロッド中央部61Bとの間
に段差を形成するように縮径された外径を有しており、
先端にはねじ部64が設けられ、アーム70が取り付け
られている。
【0028】アーム70は、基端にロッド先端部61C
を挿入可能な嵌合穴72を有しており、ねじ部64にナ
ット65を取り付けることによってロッド先端部61C
に結合される。また、プレートベース51の前端と対向
する箇所には、ベースプレート51に突設されたガイド
ロッド52が挿入案内されるガイド穴73が設けられて
おり、ロッド61を中心とした回転が防止されている。
を挿入可能な嵌合穴72を有しており、ねじ部64にナ
ット65を取り付けることによってロッド先端部61C
に結合される。また、プレートベース51の前端と対向
する箇所には、ベースプレート51に突設されたガイド
ロッド52が挿入案内されるガイド穴73が設けられて
おり、ロッド61を中心とした回転が防止されている。
【0029】また、アーム70には、ワークWと対向す
る箇所に、当接チップ74が取り付けられている。当接
チップ74は、円柱状の胴部を有しており、その端面に
はワークWの加工基準面Mに対向して接面する当接面7
5が設けられている。
る箇所に、当接チップ74が取り付けられている。当接
チップ74は、円柱状の胴部を有しており、その端面に
はワークWの加工基準面Mに対向して接面する当接面7
5が設けられている。
【0030】上記構成を有する接触子60には、当接面
75の中心に一端が開口して開口穴76を形成し、アー
ム70及びロッド先端部61C、ロッド中央部61B内
を貫通して他端が縮径部63に開口するエア通路77が
設けられており、エアホース56からエア供給孔55に
供給されたエアが当接面75の開口穴76から噴出され
るように構成されている。
75の中心に一端が開口して開口穴76を形成し、アー
ム70及びロッド先端部61C、ロッド中央部61B内
を貫通して他端が縮径部63に開口するエア通路77が
設けられており、エアホース56からエア供給孔55に
供給されたエアが当接面75の開口穴76から噴出され
るように構成されている。
【0031】また、接触子60の後方位置には、タッチ
センサ80が設けられている。タッチセンサ80は、ベ
ースプレート51に固定される筐体81と、筐体81か
らロッド61と同軸方向に突出し退避してロッド後端部
61Aの端面に常に当接する検出部82を有している。
そして、第1移動テーブル11の前方向への移動によ
り、接触子60がワークWに接近して当接し、スプリン
グ58の付勢力に抗して後方に移動されると、タッチセ
ンサ80は、その後方向への移動を検出してONの出力
信号を出力する。
センサ80が設けられている。タッチセンサ80は、ベ
ースプレート51に固定される筐体81と、筐体81か
らロッド61と同軸方向に突出し退避してロッド後端部
61Aの端面に常に当接する検出部82を有している。
そして、第1移動テーブル11の前方向への移動によ
り、接触子60がワークWに接近して当接し、スプリン
グ58の付勢力に抗して後方に移動されると、タッチセ
ンサ80は、その後方向への移動を検出してONの出力
信号を出力する。
【0032】また、特に図示していないが、エアホース
56にはエア通路77内のエア圧が規定値以上である場
合にONを出力し、規定値に満たない場合にOFFを出
力するプレッシャスイッチ59(図6参照)が設けられ
ている。
56にはエア通路77内のエア圧が規定値以上である場
合にONを出力し、規定値に満たない場合にOFFを出
力するプレッシャスイッチ59(図6参照)が設けられ
ている。
【0033】上記のワーク位置検出装置50を備えたワ
ーク加工機1は、制御部90を有している。制御部90
は、CPU、ROM、RAM等によって構成されてお
り、タッチセンサ80、プレッシャスイッチ59等の検
出部及び他の入力部が接続されている。また、制御部9
0には第1のサーボモータ12、第2のサーボモータ2
2等の駆動部96及び他の出力部が接続されている。
ーク加工機1は、制御部90を有している。制御部90
は、CPU、ROM、RAM等によって構成されてお
り、タッチセンサ80、プレッシャスイッチ59等の検
出部及び他の入力部が接続されている。また、制御部9
0には第1のサーボモータ12、第2のサーボモータ2
2等の駆動部96及び他の出力部が接続されている。
【0034】図6は、制御ブロック図であり、制御部9
0内には、ワーク基準位置検出手段91、接面確認判断
手段92、基準面位置設定手段93、基準面位置記憶手
段94、駆動部制御手段95が内部機構として構築され
ている。
0内には、ワーク基準位置検出手段91、接面確認判断
手段92、基準面位置設定手段93、基準面位置記憶手
段94、駆動部制御手段95が内部機構として構築され
ている。
【0035】ワーク基準位置検出手段91は、タッチセ
ンサ80の出力に基づき加工ツール40に対するワーク
Wの基準位置を検出する。接面確認判断手段92は、タ
ッチセンサ80とプレッシャスイッチ59の出力信号に
基づいて接触子60の当接面75がワークWの加工基準
面Mに正常に接面しているか否かを判断する。具体的に
は、タッチセンサ80とプレッシャスイッチ59の出力
信号が共にONの場合に、当接面75が加工基準面Mに
正常に接面していると判断し、タッチセンサ80の出力
信号がONであるが、プレッシャスイッチ59の出力信
号がOFFの場合に、当接面75が加工基準面Mに正常
に接面していないと判断する。
ンサ80の出力に基づき加工ツール40に対するワーク
Wの基準位置を検出する。接面確認判断手段92は、タ
ッチセンサ80とプレッシャスイッチ59の出力信号に
基づいて接触子60の当接面75がワークWの加工基準
面Mに正常に接面しているか否かを判断する。具体的に
は、タッチセンサ80とプレッシャスイッチ59の出力
信号が共にONの場合に、当接面75が加工基準面Mに
正常に接面していると判断し、タッチセンサ80の出力
信号がONであるが、プレッシャスイッチ59の出力信
号がOFFの場合に、当接面75が加工基準面Mに正常
に接面していないと判断する。
【0036】基準面位置設定手段93は、接面確認判断
手段92により当接面75が加工基準面Mに正常に接面
していると判断されたときは、ワークWの位置を正確に
検出していると判断して、ワーク基準位置検出手段91
により検出したワークWの基準位置をそのワークWの加
工基準面位置として設定する。また、当接面75が加工
基準面Mに正常に当接していないと判断されたときは、
ワークWの位置を正確に検出していないと判断して、所
定の演算処理により求めた位置をそのワークWの加工基
準面位置として設定する。
手段92により当接面75が加工基準面Mに正常に接面
していると判断されたときは、ワークWの位置を正確に
検出していると判断して、ワーク基準位置検出手段91
により検出したワークWの基準位置をそのワークWの加
工基準面位置として設定する。また、当接面75が加工
基準面Mに正常に当接していないと判断されたときは、
ワークWの位置を正確に検出していないと判断して、所
定の演算処理により求めた位置をそのワークWの加工基
準面位置として設定する。
【0037】基準面位置記憶手段94は、基準面位置設
定手段93が現在の第1移動テーブル11の位置を加工
基準面位置として設定した場合に、その位置のデータを
記憶するものである。駆動部制御手段95は、基準面位
置設定手段93によって設定された加工基準面位置から
予め設定された移動量だけ第1移動テーブル11を前方
向に移動させる指令を駆動部96に出力する。駆動部9
6は、駆動部制御手段95からの指令に従い、第1のサ
ーボモータ12を制御して第1移動テーブル11を移動
させる。
定手段93が現在の第1移動テーブル11の位置を加工
基準面位置として設定した場合に、その位置のデータを
記憶するものである。駆動部制御手段95は、基準面位
置設定手段93によって設定された加工基準面位置から
予め設定された移動量だけ第1移動テーブル11を前方
向に移動させる指令を駆動部96に出力する。駆動部9
6は、駆動部制御手段95からの指令に従い、第1のサ
ーボモータ12を制御して第1移動テーブル11を移動
させる。
【0038】ワーク加工機1は、制御部90によって制
御され、以下に説明するように動作する。図7は、その
制御フローチャートである。まず、ワーク保持手段32
にワークWが保持され、第3テーブル31により、図1
に示すように予め設定された位置に所定の姿勢状態に配
置されると、第1移動テーブル11が第1の移動機構に
よって前方向に移動されてワーク保持手段32に接近
し、加工ツール40をワークWのカムシャフト穴Wb内
に挿入する。加工ツール40の先端は、ワークWを貫通
して他方のワーク側壁面から突出する。また、第2移動
テーブル21は、後方向に移動されてワーク保持手段3
2に接近し、他方のワーク側壁面から突出している加工
ツール40の先端を支持する。
御され、以下に説明するように動作する。図7は、その
制御フローチャートである。まず、ワーク保持手段32
にワークWが保持され、第3テーブル31により、図1
に示すように予め設定された位置に所定の姿勢状態に配
置されると、第1移動テーブル11が第1の移動機構に
よって前方向に移動されてワーク保持手段32に接近
し、加工ツール40をワークWのカムシャフト穴Wb内
に挿入する。加工ツール40の先端は、ワークWを貫通
して他方のワーク側壁面から突出する。また、第2移動
テーブル21は、後方向に移動されてワーク保持手段3
2に接近し、他方のワーク側壁面から突出している加工
ツール40の先端を支持する。
【0039】そして、第2移動テーブルが後進端(後方
向B)まで移動した後、スピンドル13により加工ツー
ル40を回転させながら、第1移動テーブル11を前方
向に設定速度で送り移動させる。これにより、最初に加
工ツール40の中仕上用加工刃43Aがカムシャフト穴
Wbの後端部に当接し、第1移動テーブル11の移動に
応じて漸次前方に移行しながらカムシャフト穴Wbに中
仕上用の機械加工を施す。そして、中仕上用の機械加工
が終了すると、次いで上仕上用加工刃43Bがカムシャ
フト穴Wbの後端部に当接し、第1の移動テーブル11
の移動に応じて漸次カムシャフト穴Wbに上仕上用の機
械加工を施す。また、上仕上用の機械加工と並行して、
加工刃44により穴部Wcの穿設加工が開始され、第1
移動テーブル11の移動に応じて漸次その深さが増大さ
れる。
向B)まで移動した後、スピンドル13により加工ツー
ル40を回転させながら、第1移動テーブル11を前方
向に設定速度で送り移動させる。これにより、最初に加
工ツール40の中仕上用加工刃43Aがカムシャフト穴
Wbの後端部に当接し、第1移動テーブル11の移動に
応じて漸次前方に移行しながらカムシャフト穴Wbに中
仕上用の機械加工を施す。そして、中仕上用の機械加工
が終了すると、次いで上仕上用加工刃43Bがカムシャ
フト穴Wbの後端部に当接し、第1の移動テーブル11
の移動に応じて漸次カムシャフト穴Wbに上仕上用の機
械加工を施す。また、上仕上用の機械加工と並行して、
加工刃44により穴部Wcの穿設加工が開始され、第1
移動テーブル11の移動に応じて漸次その深さが増大さ
れる。
【0040】そして、図3に示すように上仕上用の機械
加工が終了した後も、第1移動テーブル11の前方向へ
の送り移動により、加工刃44による穴部Wcの穿設加
工が継続され、図5に示すように、ワーク位置検出装置
50の接触子60はワークWの加工基準面Mに漸次接近
し当接する。接触子60が加工基準面Mに当接すると、
ロッド61がスプリング58の付勢力に抗して軸方向に
押圧され、タッチセンサ80の出力信号がOFFからO
Nに切り替わる(S101でYES)。タッチセンサ8
0の出力信号がOFFからONに切り替わると、ワーク
基準位置検出手段91により、タッチセンサ80の出力
信号及び第1移動テーブル11の位置に基づいてワーク
Wの基準位置が検出される。
加工が終了した後も、第1移動テーブル11の前方向へ
の送り移動により、加工刃44による穴部Wcの穿設加
工が継続され、図5に示すように、ワーク位置検出装置
50の接触子60はワークWの加工基準面Mに漸次接近
し当接する。接触子60が加工基準面Mに当接すると、
ロッド61がスプリング58の付勢力に抗して軸方向に
押圧され、タッチセンサ80の出力信号がOFFからO
Nに切り替わる(S101でYES)。タッチセンサ8
0の出力信号がOFFからONに切り替わると、ワーク
基準位置検出手段91により、タッチセンサ80の出力
信号及び第1移動テーブル11の位置に基づいてワーク
Wの基準位置が検出される。
【0041】そして、間に切り粉などの異物が介在され
ずに接触子60の当接面75が加工基準面Mに正常に接
面した場合には、開口穴76が加工基準面Mによって閉
塞されて、開口穴76からのエアの噴出が停止され、エ
ア通路77のエア圧が上昇して規定圧以上となり、プレ
ッシャスイッチ59の出力信号がOFFからONに切り
替わる(S102でYES)。
ずに接触子60の当接面75が加工基準面Mに正常に接
面した場合には、開口穴76が加工基準面Mによって閉
塞されて、開口穴76からのエアの噴出が停止され、エ
ア通路77のエア圧が上昇して規定圧以上となり、プレ
ッシャスイッチ59の出力信号がOFFからONに切り
替わる(S102でYES)。
【0042】タッチセンサ80とプレッシャスイッチ5
9の出力信号が共にONすると、接面確認判断手段92
により当接面75が加工基準面Mに正常に接面してお
り、ワークWの基準位置が正確に検出されていると判断
され、基準面位置設定手段93によりその基準位置が加
工基準面位置として設定される(S103)。そして、
設定された加工基準面位置のデータは、駆動部制御手段
95に出力されると共に基準面位置記憶手段94によっ
て記憶される。
9の出力信号が共にONすると、接面確認判断手段92
により当接面75が加工基準面Mに正常に接面してお
り、ワークWの基準位置が正確に検出されていると判断
され、基準面位置設定手段93によりその基準位置が加
工基準面位置として設定される(S103)。そして、
設定された加工基準面位置のデータは、駆動部制御手段
95に出力されると共に基準面位置記憶手段94によっ
て記憶される。
【0043】駆動部制御手段95は、基準面位置設定手
段93によって設定された加工基準面位置から設定量だ
け第1移動テーブル11を前方向に移動させる指令を駆
動部96に出力して第1移動テーブル11を移動させる
(S104)。従って、加工刃44は、接触子60の当
接面75が加工基準面Mに当接する位置まで掘り進み、
そこから更に設定量だけ深さ方向に移動して、ワークW
の側壁面Waに、加工基準面Mから一定の位置に底面を
有した穴部Wcを形成する。
段93によって設定された加工基準面位置から設定量だ
け第1移動テーブル11を前方向に移動させる指令を駆
動部96に出力して第1移動テーブル11を移動させる
(S104)。従って、加工刃44は、接触子60の当
接面75が加工基準面Mに当接する位置まで掘り進み、
そこから更に設定量だけ深さ方向に移動して、ワークW
の側壁面Waに、加工基準面Mから一定の位置に底面を
有した穴部Wcを形成する。
【0044】一方、接触子60の当接面75と加工基準
面Mとの間に切り粉などの異物が噛み込んだ場合には、
間隙が形成され、開口穴からのエアの噴出が継続され
る。従って、エア通路77内の圧力は上昇せず、プレッ
シャスイッチ59の出力信号はOFFのままとなる(S
102でNO)。
面Mとの間に切り粉などの異物が噛み込んだ場合には、
間隙が形成され、開口穴からのエアの噴出が継続され
る。従って、エア通路77内の圧力は上昇せず、プレッ
シャスイッチ59の出力信号はOFFのままとなる(S
102でNO)。
【0045】タッチセンサ80の出力信号がONでプレ
ッシャスイッチ59の出力信号がOFFの場合、接面確
認判断手段92により当接面75が加工基準面Mに正常
に接面しておらず、ワークWの基準位置を正確に検出し
ていないと判断される。この場合、ワーク加工機1によ
る加工作業を一旦中止して作業員の手作業によって加工
基準面Mと当接面75との間に介在されている異物を取
り除き、再度、加工作業を行うことも可能であるが、サ
イクルタイムが長くなり、再び異物が介在されるおそれ
もある。従って、加工作業を中断することはせず、所定
のデータに基づいて加工を施す処理を実行する(S10
5)。
ッシャスイッチ59の出力信号がOFFの場合、接面確
認判断手段92により当接面75が加工基準面Mに正常
に接面しておらず、ワークWの基準位置を正確に検出し
ていないと判断される。この場合、ワーク加工機1によ
る加工作業を一旦中止して作業員の手作業によって加工
基準面Mと当接面75との間に介在されている異物を取
り除き、再度、加工作業を行うことも可能であるが、サ
イクルタイムが長くなり、再び異物が介在されるおそれ
もある。従って、加工作業を中断することはせず、所定
のデータに基づいて加工を施す処理を実行する(S10
5)。
【0046】基準面位置設定手段93は、接面確認判断
手段92から当接面75が加工基準面Mに正常に当接し
ていないとの判断を受けると、基準面位置記憶手段94
により記憶されている過去の他のワークで設定された加
工基準面位置のデータを読み出し、そのデータに基づい
て加工基準面位置を設定する。本実施の形態では、加工
基準面位置データの中から、直近のn回分のデータを抽
出してその平均値を算出し、その値を加工基準面位置と
して設定している。
手段92から当接面75が加工基準面Mに正常に当接し
ていないとの判断を受けると、基準面位置記憶手段94
により記憶されている過去の他のワークで設定された加
工基準面位置のデータを読み出し、そのデータに基づい
て加工基準面位置を設定する。本実施の形態では、加工
基準面位置データの中から、直近のn回分のデータを抽
出してその平均値を算出し、その値を加工基準面位置と
して設定している。
【0047】従って、真のワークの基準位置により近似
した位置を加工基準面位置として設定することができ
る。特に本実施の形態のように、シリンダヘッドなどの
ロット単位で生産されるワークの場合は、同一のロット
では各ワーク同士の寸法差が少ないことから、直近のデ
ータ数をロット数に応じたものに設定することによっ
て、真のワークの基準位置に更に近似した位置を加工基
準面位置として設定することができる。
した位置を加工基準面位置として設定することができ
る。特に本実施の形態のように、シリンダヘッドなどの
ロット単位で生産されるワークの場合は、同一のロット
では各ワーク同士の寸法差が少ないことから、直近のデ
ータ数をロット数に応じたものに設定することによっ
て、真のワークの基準位置に更に近似した位置を加工基
準面位置として設定することができる。
【0048】駆動部制御手段95は、過去の加工基準面
位置のデータに基づいて求められた加工基準面位置から
予め設定された移動量だけ第1移動テーブル11を前方
向に移動させる指令を駆動部96に出力し、第1移動テ
ーブル11を移動させ、加工刃44によってワークWの
側端面Waに穴部Wcを形成する(S104)。
位置のデータに基づいて求められた加工基準面位置から
予め設定された移動量だけ第1移動テーブル11を前方
向に移動させる指令を駆動部96に出力し、第1移動テ
ーブル11を移動させ、加工刃44によってワークWの
側端面Waに穴部Wcを形成する(S104)。
【0049】従って、異物の介在等により当接面75が
加工基準面Mに正常に接面せず、ワークWの位置を正確
に検出していないと判断された場合でも、加工作業を中
断することなく、より高い確率で規格範囲内の加工精度
を有した製品を製造することができる。
加工基準面Mに正常に接面せず、ワークWの位置を正確
に検出していないと判断された場合でも、加工作業を中
断することなく、より高い確率で規格範囲内の加工精度
を有した製品を製造することができる。
【0050】また、複数のワークに対して予め設定され
た回数以上連続して当接面75が加工基準面Mに正常に
当接していないと判断されたときには、ワーク加工機1
の運転を自動的に停止して、作業者によって接触子の当
接面を点検するようにしてもよい。
た回数以上連続して当接面75が加工基準面Mに正常に
当接していないと判断されたときには、ワーク加工機1
の運転を自動的に停止して、作業者によって接触子の当
接面を点検するようにしてもよい。
【0051】これにより、基準面位置記憶手段94内の
データを用いて算出し設定した加工基準面位置に基づく
ワーク加工の連続回数を設定回数以内に抑え、真のワー
クの基準位置からの遊離を未然に防ぎ、可能な限り真の
ワークの基準位置に近似した位置を加工基準面位置とし
て加工するようにできる。
データを用いて算出し設定した加工基準面位置に基づく
ワーク加工の連続回数を設定回数以内に抑え、真のワー
クの基準位置からの遊離を未然に防ぎ、可能な限り真の
ワークの基準位置に近似した位置を加工基準面位置とし
て加工するようにできる。
【0052】上述のワーク位置検出装置50によれば、
当接面75が加工基準面Mに正常に当接しているか否か
を検出することによって、ワークWの位置を正確に検出
しているか否かを判断することができる。
当接面75が加工基準面Mに正常に当接しているか否か
を検出することによって、ワークWの位置を正確に検出
しているか否かを判断することができる。
【0053】また、かかるワーク位置検出装置50をワ
ーク加工機1に用いた場合には、規格外製品の製造を防
止し、その発生率を低くすることができ、製品の製造コ
ストを低減することができる。また、ワークWの位置を
正確に検出していないと判断された場合に、過去の加工
基準面位置データに基づいて加工を行うことによって、
穴部Wcの加工精度を公差範囲内に収めることができ
る。そして、加工作業を中断する必要がないので、サイ
クルタイムの増大を防止でき、生産率を増大させること
ができる。
ーク加工機1に用いた場合には、規格外製品の製造を防
止し、その発生率を低くすることができ、製品の製造コ
ストを低減することができる。また、ワークWの位置を
正確に検出していないと判断された場合に、過去の加工
基準面位置データに基づいて加工を行うことによって、
穴部Wcの加工精度を公差範囲内に収めることができ
る。そして、加工作業を中断する必要がないので、サイ
クルタイムの増大を防止でき、生産率を増大させること
ができる。
【0054】また、上述のワーク位置検出装置50によ
れば、開口穴76からエアを噴出させているので、当接
面75への異物の付着を防止することができ、更に、加
工基準面Mに付着している異物を吹き飛ばして加工基準
面Mを露出させ、当接面75を加工基準面Mに確実に接
面させることができるという作用効果も有する。
れば、開口穴76からエアを噴出させているので、当接
面75への異物の付着を防止することができ、更に、加
工基準面Mに付着している異物を吹き飛ばして加工基準
面Mを露出させ、当接面75を加工基準面Mに確実に接
面させることができるという作用効果も有する。
【0055】尚、本発明は上述の実施の形態に限定され
るものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々
の変更が可能である。例えば、上述の実施の形態ではワ
ーク位置検出装置50をワークに穴加工を施すワーク加
工機に用いた場合を例に説明したが、他の切削や研削加
工を行うワーク加工機に用いても同様の作用効果を得る
ことができる。
るものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々
の変更が可能である。例えば、上述の実施の形態ではワ
ーク位置検出装置50をワークに穴加工を施すワーク加
工機に用いた場合を例に説明したが、他の切削や研削加
工を行うワーク加工機に用いても同様の作用効果を得る
ことができる。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るワー
ク位置検出装置によれば、接触子の当接面がワークの基
準面に正常に接面した場合にはエア通路が閉塞され、開
口からのエアの噴出が停止されてエア通路内のエア圧は
規定圧以上となる一方、切り粉などの異物の介在によ
り、当接面が基準面に正常に接面していない場合には、
異物によって形成された間隙からエアが排出されてエア
通路内のエア圧は規定圧に満たないことから、タッチセ
ンサが接触子のワークへの当接を検出しかつプレッシャ
スイッチが規定圧以上のエア圧を検出した場合には、当
接面が基準面に正常に接面していると判断でき、タッチ
センサが接触子のワークへの当接を検出しているがプレ
ッシャスイッチが規定圧に満たないエア圧を検出した場
合には、当接面が基準面に正常に接面していないと判断
することができる。
ク位置検出装置によれば、接触子の当接面がワークの基
準面に正常に接面した場合にはエア通路が閉塞され、開
口からのエアの噴出が停止されてエア通路内のエア圧は
規定圧以上となる一方、切り粉などの異物の介在によ
り、当接面が基準面に正常に接面していない場合には、
異物によって形成された間隙からエアが排出されてエア
通路内のエア圧は規定圧に満たないことから、タッチセ
ンサが接触子のワークへの当接を検出しかつプレッシャ
スイッチが規定圧以上のエア圧を検出した場合には、当
接面が基準面に正常に接面していると判断でき、タッチ
センサが接触子のワークへの当接を検出しているがプレ
ッシャスイッチが規定圧に満たないエア圧を検出した場
合には、当接面が基準面に正常に接面していないと判断
することができる。
【図1】本実施の形態におけるワーク位置検出装置が適
用されたワーク加工機を正面より示す説明図である。
用されたワーク加工機を正面より示す説明図である。
【図2】ワーク加工機の平面図である。
【図3】ワーク保持手段に保持されたワーク及び加工ツ
ールの一部を拡大して示す説明図である。
ールの一部を拡大して示す説明図である。
【図4】ワーク位置検出装置の構成を示す説明図であ
る。
る。
【図5】図4のC−C線断面を示す図である。
【図6】ワーク加工機の制御部を示す説明図である。
【図7】ワーク加工機のワーク加工制御を示すフローチ
ャートである。
ャートである。
【図8】従来技術を示す説明図である。
1 ワーク加工機
11 第1移動テーブル
13 スピンドル
40 加工ツール
50 ワーク位置検出装置
51 ベースプレート
53 ハウジング
54 支持孔
55 エア供給孔
59 プレッシャスイッチ
60 接触子
61 ロッド
75 当接面
77 エア通路
80 タッチセンサ
W ワーク
Wa 側壁面
Wb カムシャフト穴
Wc 穴部
M 加工基準面
L 加工ツールの延長軸線
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
Fターム(参考) 2F066 AA06 CC26 DD02 FF06 FF23
FF28 HH12 JJ16 LL02
3C029 EE06
Claims (3)
- 【請求項1】 ワークの基準面に接面される当接面と、
該当接面に一端が開口して前記当接面の前記基準面への
接面により閉塞され他端がエア供給源に接続されるエア
通路とを有する接触子と、 該接触子の前記ワークへの当接を検出するタッチセンサ
と、 前記エア通路内のエア圧を検出するプレッシャスイッチ
と、を有することを特徴とするワーク位置検出装置。 - 【請求項2】 前記接触子は、前記ワークに対して接近
及び離間する方向に延在して同方向に移動可能なロッド
から構成され、前記タッチセンサが前記ロッドのロッド
後端部に接触して前記ロッドの軸方向への移動を検出す
ることを特徴とする請求項1に記載のワーク位置検出装
置。 - 【請求項3】 前記タッチセンサの出力に基づいて検出
した前記ワークの基準位置を基準として前記ワークを加
工するワーク加工機に設けられたことを特徴とする請求
項1又は2に記載のワーク位置検出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001206694A JP2003019642A (ja) | 2001-07-06 | 2001-07-06 | ワーク位置検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001206694A JP2003019642A (ja) | 2001-07-06 | 2001-07-06 | ワーク位置検出装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003019642A true JP2003019642A (ja) | 2003-01-21 |
Family
ID=19042789
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001206694A Pending JP2003019642A (ja) | 2001-07-06 | 2001-07-06 | ワーク位置検出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003019642A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009233796A (ja) * | 2008-03-27 | 2009-10-15 | Citizen Machinery Co Ltd | ワーク検知装置及びワーク検知方法並びにワーク検知装置を備えた工作機械 |
| JP2010023155A (ja) * | 2008-07-17 | 2010-02-04 | Hitachi Car Eng Co Ltd | 工作機械 |
| CN102363273A (zh) * | 2011-10-11 | 2012-02-29 | 绍兴文理学院 | 一种数控圆锥轴承内外套圈自动生产线上的气压自动在线检测方法 |
-
2001
- 2001-07-06 JP JP2001206694A patent/JP2003019642A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009233796A (ja) * | 2008-03-27 | 2009-10-15 | Citizen Machinery Co Ltd | ワーク検知装置及びワーク検知方法並びにワーク検知装置を備えた工作機械 |
| JP2010023155A (ja) * | 2008-07-17 | 2010-02-04 | Hitachi Car Eng Co Ltd | 工作機械 |
| CN102363273A (zh) * | 2011-10-11 | 2012-02-29 | 绍兴文理学院 | 一种数控圆锥轴承内外套圈自动生产线上的气压自动在线检测方法 |
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