JP2003019128A - イメージング・システムを較正するシステム及び方法、並びに記憶媒体 - Google Patents

イメージング・システムを較正するシステム及び方法、並びに記憶媒体

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JP2003019128A
JP2003019128A JP2002125438A JP2002125438A JP2003019128A JP 2003019128 A JP2003019128 A JP 2003019128A JP 2002125438 A JP2002125438 A JP 2002125438A JP 2002125438 A JP2002125438 A JP 2002125438A JP 2003019128 A JP2003019128 A JP 2003019128A
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JP2002125438A
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Erwan Kerrien
エーワン・ケリエン
Eric Maurincomme
エリック・モーリンコム
Regis Vaillant
リージス・バイヤン
Laurent Launay
ローラン・ロネ
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GE Medical Systems Global Technology Co LLC
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    • A61B6/58Testing, adjusting or calibrating thereof
    • A61B6/582Calibration
    • A61B6/583Calibration using calibration phantoms

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 イメージング・システムを較正するためのシ
ステム及び方法を提供する。 【解決手段】 撮像できる様々な種類の像に関係する固
有のパラメータを、放射線放出装置(11)の所定の角
度位置及び放射線受取り装置(12)の所定の角度位置
において較正する。固有のパラメータは、特定のアンギ
ュレーションについての歪みの場を設定するために2次
元ファントムを用いて推定する。任意のアンギュレーシ
ョンについての歪みの場は、それぞれ一コントロール点
について設定された複数の歪みの場の多項式補間によっ
て計算する。コントロール点は、較正を行う必要のある
イメージング・システムの回転軸について特定のアンギ
ュレーションによって定義される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、歪みの補正、特
に、例えば放射線医学の分野におけるような2次元放射
線像中の歪みを補正するために画像処理シーケンスを較
正する分野に関する。
【0002】
【発明の背景】放射線システムは、X線管のようなX線
ビームを放出する手段又はX線装置と、固体検出器又は
シンチレータ及びビデオカメラ(例えば、CCD型ビデ
オカメラ)のようなX線ビームを受取る手段とを有する
ことが知られている。このようにX線ビーム放出手段及
びX線ビーム受取り手段は、一般的に様々な入射角で撮
像するために1つ以上の軸を備えた可動システムによっ
て支持されている。X線ビーム受取り手段は画像処理手
段に接続され、この画像処理手段はX線ビーム受取り手
段によって得られた一連の2次元像から3次元像を作成
する。患者が特定の処置を受けている最中に3次元像と
2次元像との間の対応性を取ること、例えば、血管撮影
の場の中にカテーテルを配置する場合に2次元像だけで
なく3次元像においてもカテーテルの動きを追跡できる
ことが望ましい。放射線システムは、X線ビーム放出手
段及びX線ビーム受取り手段の支持部の変形、センサの
不正確さ、受信器の欠陥などの、放射線システムの様々
な素子についての不完全さを検討するために、試運転時
に較正し、その後は定期的に較正する。構成によって
は、放射線システムはより短い間隔で、例えば一週間に
一度の割合で較正されており、従って、システムが固定
化され且つかなりの実行コストが生じる。
【0003】
【発明の概要】本発明の一実施形態では、特に、全ての
歪み形状について得られた像の正確さ及びシステムの円
錐ジオメトリイの固有のパラメータの正確さを改善する
ように較正するためのシステムと方法と記憶媒体とを提
供する。
【0004】本発明の一実施形態では、特に、経済的で
あって、イメージング・システムの寿命全体にわたって
定期的に実行される保守較正動作の時間の長さを短縮す
る、較正のためのシステムと方法と記憶媒体とを提供す
る。
【0005】較正のためのシステムと方法と記憶媒体
は、本発明の一面によれば、高エネルギ・ビームを放出
する手段と、調査対象の部材を通過した後の高エネルギ
・ビームを受け取る手段と、この高エネルギ・ビーム受
取り手段を制御する手段と、前記部材を支持する手段
と、画像編集手段とを有しているイメージング・システ
ムに使用するためのものである。撮像できる様々な種類
の像に関係する固有のパラメータは、システムの所定の
構成(コンフィギュレーション)において較正される。
これらの固有のパラメータは、特定の構成についての歪
みの場を設定するために2次元ファントムを使用して推
定される。任意の構成についての歪みの場は、独立であ
ると仮定したそれぞれの原因から生じる複数の歪みの場
を組み合わせることによって計算される。
【0006】本発明の特定の実施形態を添付の図面に示
してある。
【0007】
【発明の詳しい説明】本発明の一実施形態では、地球の
電磁場に起因する歪みの場D0 は、各回転軸に沿ってイ
メージング装置の中心位置において撮像したファントム
の像から決定される。歪みの場D0 はアンギュレーショ
ン(angulation)と無関係である。歪みの場D0 は、地球
の電磁場の変動を考慮に入れるために頻繁に計算し直さ
れる。対照的に、他の歪みはよりゆっくりと生じ、より
低い頻度で、例えば一年毎に、再計算することができ
る。
【0008】本発明の一実施形態では、撮像できる様々
な種類の像に関係する固有のパラメータが、放射線放出
手段の所定の角度位置及び放射線受取り手段の所定の角
度位置において較正される。固有のパラメータは、特定
のアンギュレーションについての歪みの場を設定するた
めに2次元ファントムを用いて推定される。任意のアン
ギュレーションについての歪みの場は、それぞれ一コン
トロール点について設定された複数の歪みの場の多項式
補間によって計算される。コントロール点は、較正を行
う必要のあるイメージング・システムの各々の回転軸に
ついて特定のアンギュレーションによって定義される。
【0009】好ましくは、これらのコントロール点は、
それらが考察中の機械の採りうる配向(オリエンテーシ
ョン)の場を完全に且つ規則的にカバーするように定義
される。回転が一つの軸の周りに180°を超えて起こ
り得る場合、特定のアンギュレーションとして−90
°、0°及び90°を採るのが充分であり、ここで、0
°は両限界点に対して中央位置である。
【0010】好ましくは、補間関数は双二次(biquadrat
ic)又は双三次(bicubic)型の補間関数である。
【0011】歪みの場がアンギュレーションの関数とし
て決定されるように、補間パラメータu,vとアンギュ
レーションとの間には、xを一点の座標であるして、u
(x)=ax5 +bx3 +cxの型の関係を設定するこ
とができ、補間関数は補間パラメータu,vの関数とし
て歪みを決定する。関数u(x)は、u(x)=α(A
+β)x5 +χ(A+δ)x3 +ε(A+Φ)xの型で
あり、ここで、Aはイメージング・システムの種類の従
属定数であり、またα、β、χ、δ、ε及びΦは実験的
に決定される定数である。より具体的に述べると、関数
u(x)は、u(x)=(A−1.5)x5 +(2.5
−2A)x3 +Axの型である。ここで、0≦A≦(1
5/8)とすることができる。
【0012】好ましくは、補間パラメータは、イメージ
ング・システムの位置を定義する各角度について使用さ
れる。Aは各角度について計算する。(n+1)2 個の
コントロール点があり、ここでnの最小値は、双二次補
間では2であり、双三次補間では3である。
【0013】本発明の一実施形態では、走査の変更を用
いる場合、高エネルギ・ビームを受け取る手段の走査方
向を逆にすることによる像の反転に起因する歪みの場D
I が、撮像した後に反転したファントムの像を、逆の走
査で撮ったファントムの像と比較することによって決定
される。
【0014】本発明の一実施形態では、解像度の変更が
用いられる場合、高エネルギ・ビームを受け取る手段の
解像度の変更に起因する歪みの場DR が、第1の解像度
で撮ったファントムの像を、第1の解像度とは異なる第
2の解像度で撮ったファントムの像と比較することによ
って決定される。
【0015】本発明の一実施形態では、収集マトリクス
の変更が用いられる場合、例えば、512×512画素
の収集マトリクスから1024×1024画素の収集マ
トリクスへ変更するとき、高エネルギ・ビームを受け取
る手段の収集マトリクスの変更に起因する歪みの場DM
が、第1の収集マトリクスを用いて撮ったファントムの
像を、第1の収集マトリクスとは異なる第2の収集マト
リクスを用いて撮ったファントムの像と比較することに
よって決定される。
【0016】本発明の一実施形態では、2次元ファント
ムはグリッド(格子状の模様)を有する。
【0017】本発明の一実施形態では、較正はイメージ
ング・システムの設置時に実行される。これは、円錐ジ
オメトリイのパラメータ及び定数Aのパラメータについ
ての較正であってよい。
【0018】更に、放出手段の位置及び受取り手段の位
置がどうであっても収集ジオメトリイ及び歪みの場を決
定するために、イメージング・システム、X線ビーム受
取り手段及び支持手段に対する調査対象の部材の位置に
関係する外的なパラメータを較正することが可能であ
る。外的なパラメータは、放出手段の所定の位置につい
て、3次元ファントムを用いて較正される。同じファン
トムを2種類のパラメータを較正するのに役立てること
ができる。
【0019】固有のパラメータを計算するための所定の
位置は、放出手段と受取り手段との間の距離、解像度及
び像マトリクスを考慮に入れる。
【0020】本発明の一実施形態では、放出手段と受取
り手段との間の3つの異なる値の距離についてファント
ムの少なくとも3つの像を撮る。
【0021】本発明の一実施形態では、イメージング・
システムの位置(姿勢)がセンサによって測定される。
【0022】本発明の一実施形態では、較正は所定の時
間間隔で実行される。本発明は様々な種類のイメージン
グ・システムにおける、特に2次元又は3次元像に関す
る放射線システムにおける歪みを補正する。
【0023】別の用途は、2次元像においてより信頼性
のある測定を行うことができるようにするために幾何学
的に正しい像を単に得ることである。これはまた、とり
わけ、像の拡大率を推測することを可能にする円錐ジオ
メトリイの固有のパラメータを推定するのに有効であ
り、この像の拡大率は、2D/3Dの整合に役立つと共
に、また像において(従って、画素単位で)行われる測
定をメートル法(従って、ミリメータの単位)による測
定へ変更することを可能にする。
【0024】撮像するときのシステムの構成がどの様で
あっても、放射線像に存在する歪みの場を推定すること
が望ましい。この歪みの場を推定することができると云
う利点は、この知識を利用して歪みに関して像を補正す
ることが可能になると云うことである。そこで、放射線
像は幾何学的に正しい像になり、これは、2D/3D整
合法において円錐投影モデルを使用することを可能にす
ると共に、また2D像においてより信頼性のある測定を
行うことが出来るようにする。
【0025】システムの採りうる構成が多数ある場合
は、特別な方法が必要である。この方法の一般的な原理
は、基準の歪みの場D0 に対して差分歪みを求めること
である。この差分歪みは主に、システムの構成を変更す
るときの4つの原因による。その4つの原因は、 1)カメラ走査方向の変更、 2)収集マトリクスの変更、 3)視野の大きさの変更、及び 4)放出器及び受取器を支承する弓形部の空間的配向の
変更 である。
【0026】システムの一構成は、カメラ走査状態(例
えば、標準、水平逆方向、垂直逆方向、又は水平及び垂
直共に逆方向)、収集マトリクスの大きさ(例えば、2
56、512又は1024画素)、視野の大きさ(例え
ば、11cm、16cm、22cm、又は30cm)、
並びに弓形部の空間内での配向(これは2つの角度で与
えられ、例えば、解剖学的角度)のデータで定義するこ
とができる。
【0027】基準の構成は、カメラ走査方向(例えば、
標準)、収集マトリクスの大きさ(例えば、512画
素)、視野の大きさ(例えば、22cm)、並びに弓形
部の空間内での配向(例えば、前額面の場合、解剖学的
位置は前額位置に対応し、解剖学的角度はRAO/LA
O=0度及びCRA/CAU=0度である。側頭面の場
合、好ましくは、輪郭位置をとり、解剖学的角度はRA
O/LAO=90度及びCRA/CAU=0度であ
る。)を固定することによって定義される。
【0028】歪みの場D0 は基準構成で収集された2次
元グリッド・ファントムの像から推定される。
【0029】グリッド・ファントムの設計によって、歪
みの場は全てのノード(結節点)における歪みのデータ
に相当する、すなわち、グリッド像において検出された
ノード位置と像に何ら歪みが含まれていなかった場合に
おける理論的なノード位置との間の、像の行及び列に沿
ったオフセットを与える2次元ベクトルに相当する。
【0030】差分歪みの場は2つの歪みの場の間の、ノ
ード毎の、差であり、従って、それ自身が歪みの場であ
る。
【0031】ここで、「o」は像に歪みの場を適用する
ことを表すとする。例えば、Iが像であり且つDが歪み
の場であるとすると、像I’=DoIは、歪みの場Dに
よって歪みを生じた像Iを表す。同様に、別の場D’の
場合、像I”=D’oI’は、歪みの場D’によって歪
みを生じた像を表す。従って、I”=D’oDoI=
(D’oD)oI が得られる。従って、歪みの場D”
=(D’oD)は、像I”を得るためにIに適用しなけ
ればならない歪みの場である。ここで、D’は、場Dと
場D”との間の差分歪みの場であると云うことができ
る。
【0032】歪みの変動の4つの原因(基準構成に対す
る、カメラ走査方向の変更、収集マトリクスの変更、視
野の変更、及び/又は弓形部の配向の変更)は独立であ
ると仮定することができる。従って、特定のシステムの
構成について収集された像において考察される任意の歪
みの場Dは、基準の場D0 、次いでカメラ走査の変更に
起因する差分の場DI 、次いで収集マトリクスの変更に
起因する差分の場DM、次いで視野の大きさの変更に起
因する差分の場DF 、次いで弓形部の配向の変更に起因
する差分の場DA を相次いで適用することを含むと記述
することができる。すなわち、 D=DA o DF o DM o DI o D0 と記述することができる。
【0033】この方法は、システムの全ての可能な構成
について、これらの差分の場を求めることを可能にす
る。
【0034】歪みの変動の最初の3つの原因(カメラ反
転、収集マトリクス、視野)に関して、これらのパラメ
ータが取り得る値の数は非常に小さい(現在のシステム
では5より小さい)。それらの独立性を考えると、それ
らの1つの変更に起因する差分歪みの場を推定すること
は、他のパラメータの値に関係なく可能である。特に、
他のパラメータについては基準構成のために定義された
値を使用することが可能である。例えば、カメラ反転変
更の場合、3つの較正用構成を次のように定義すること
ができる。
【0035】I1 :カメラの走査を水平方向に逆にする
ことを除いて、全てのパラメータが基準構成の場合と同
じである構成、 I2 :カメラの走査を垂直方向に逆にすることを除い
て、全てのパラメータが基準構成の場合と同じである構
成、 I3 :カメラの走査を水平及び垂直方向に逆にすること
を除いて、全てのパラメータが基準構成の場合と同じで
ある構成。
【0036】歪みの場D1 、D2 及びD3 が、構成
1 、I2 及びI3 においてそれぞれグリッド像を収集
することによって推定される。次いで、差分歪みの場D
I1、DI2及びDI3が、D1 、D2 及びD3 をD0 とそれ
ぞれ比較することによって決定される。この比較はグリ
ッドの各ノードについて差分歪みベクトルを設定するこ
とを意味する。
【0037】特定の構成についての歪みDを求めるため
には、カメラ走査の状態を次のように観察することで充
分である。
【0038】カメラ走査を逆方向にすることが無い場
合、歪みDI はゼロであり、カメラ走査を水平逆方向に
行う場合、DI =DI1であり、カメラ走査を垂直逆方向
に行う場合、DI =DI2であり、カメラ走査を垂直及び
水平逆方向に行う場合、DI =DI3である。
【0039】同様な手順が、収集マトリクスの変更及び
視野の大きさの変更に対応する差分歪みの場を設定する
ために実行される。
【0040】歪みの場は、カメラ反転、収集マトリクス
及び視野が一定に保持されている場合でも、弓形部の配
向が変更されると変化する。これは、輝度増幅器内で生
成された電子が局部的な電磁場の作用によって変更され
た経路に遭遇することにより歪みが部分的に現れること
に起因する。この電子経路の変更は局部的な電磁場の方
向と電子の経路との間の角度に依存する。輝度増幅器の
配向が変更されると、局部的な電磁場と電子の経路との
間のそれぞれの角度も変更され、それにつれて歪みも変
動する。
【0041】最初の3つのパラメータと異なり、弓形部
の配向は連続した値(従って、無限の潜在的な値)をと
る。従って、各々の配向について差分歪みの場を推定す
ることは先験的に可能ではない。この推定は有限数の位
置、いわゆるコントロール位置について行って、これか
ら、任意の他の位置についての差分の場を、較正の際で
はなく必要なときに、双二次補間によって推測する。
【0042】図1において、放射線システムは、ほぼ水
平な基部2と、該基部2の一端部4に取り付けられたほ
ぼ垂直の支持部3とを持つL字形のスタンド1を有す
る。基部2は、反対側の端部5に、支持部3に平行な回
転軸を持っており、この回転軸を中心にしてスタンドは
回転することができる。支持アーム6が第1の端部によ
って支持部3の頂部7に、軸8を中心に回転するように
取り付けられている。支持アーム6は銃剣の形状を有し
ていてよい。C字形の円状のアーム9が、支持アーム6
の別の端部10によって保持されている。C字形のアー
ム9は、支持アーム6の端部10に対して軸13の周り
を回転するように摺動することができる。
【0043】C字形のアーム9は、互いに向かい合うよ
うに直径上の対向位置にX線管11と放射線検出器12
とを支持する。検出器12は平面状検出面を持つ。X線
ビームの方向は、X線管11の焦点と検出器12の平面
状検出面の中心とを結ぶ直線によって決定される。スタ
ンド1と支持アーム6とC字形アーム9との3つの回転
軸は点14で交差する。中央の位置で、これらの3つの
軸は相互に直角である。
【0044】患者を受けるように設計されたテーブル1
5が、休止位置において軸8と整列した長さ方向の配向
を持つ。
【0045】例えば、放射線システムの異なる位置につ
いて一組の血管像が収集される。次いで、この一組の2
次元像から3次元像を再構成することができる。この3
次元像の2次元図を対話型で作成することができる。
【0046】図2は、放射線システムの表示画面上で観
察できるような較正用グリッドの像の一例を示す。グリ
ッドは、X線管11とX線検出器12との間のX線ビー
ムの経路にX線撮影対象物の代わりに配置される。グリ
ッドは、X線に対して不透明又は比較的不透明な材料、
例えば、鉛又は銅で作られた四角形のメッシュを有す
る。ここで、グリッドの像は、グリッドの忠実な再生で
はないことに留意されたい。グリッドの中心部が適切に
再生されている場合、縁部は歪みを持っており、これら
の歪みを計算することが要求される。グリッドの所与の
点において、歪みは、方向と大きさとを持つベクトルに
よって特徴付けることができる。
【0047】歪みの原因のうち、検出器の故障のような
幾つかの原因は放射線装置の軸の周りのアンギュレーシ
ョンとは無関係であり、他の原因はアンギュレーション
に依存することが分かる。理想的な較正には、各々の軸
に沿った任意のアンギュレーションについて、より一般
的に云えばシステムの任意の構成について、像の場の全
ての各点において歪みを計算することが必要になり、こ
れは膨大な計算資源を必要とする。
【0048】満足のいく較正が比較的速く且つ妥当な費
用で得られることが要求される。歪みの場の計算は少数
の、いわゆるコントロール・アンギュレーションについ
て行われ、これから、他のアンギュレーションについて
の歪みの場が推測される。計算を簡単化するために、X
線管11及び検出器12のそれぞれの空間位置が、放射
線装置の回転軸に関してではなく、2つの軸に関して、
好ましくは、相互に直交し且つアイソセンタを通過し、
X線ビームに対して直角である(換言すれば、軸13に
平行な平面を定める)2つの軸に関して、検討される。
上記2つの軸から形成されるマーカの第3の軸が、X線
ビームの方向である。この第3の軸の周りのX線管11
及び検出器12のそれぞれの回転は歪みについて何の影
響も持っていない。上記2つの軸に対するアンギュレー
ションはθ及びΦと呼ばれる。
【0049】像を撮ることは、像内の2次元歪みの場に
よって乱される円錐投影として幾何学的にモデル化する
ことができる。
【0050】像の検出器12は周囲の電磁場に感応し易
く、これは円錐投影モデルに関して像の歪みを導入す
る。従って、投影関数は、円錐投影と歪み関数との組合
せと見なされる。円錐投影と歪み関数は共に、装置の現
在の状態に依存する。歪みはそれ自身において像平面の
関数である。 歪みはかなり規則的であると仮定する。
像内に散在する多数の点にわたって歪みを計算すること
によって正確に歪みを推定することが可能であり、他の
点における歪みの値は補間によって推測される。
【0051】歪みを較正するために用いられるファント
ムはグリッドで構成される。グリッドの各々の交点はノ
ードと呼ばれる。各ノードの位置はその像において決定
される。各ノードにおける歪みは、像におけるその位置
とグリッドの理想的なモデルにおいて持つはずのその位
置との間の距離として定義される。歪みが補正されたと
き、円錐投影仮説が適用可能である。後者は、対象物が
像平面に向かって表現される3次元空間のホモグラフィ
ック関数である。その結果、3×4マトリクスを或る乗
法定数以内に推定する。従って、推定のために11個の
パラメータ、すなわち、像シーケンスをモデル化する5
個の固有のパラメータと、X線放出−受取り装置の位置
及び空間内の撮像される対象物の位置を与える6個の外
的なパラメータを有する。円錐投影は、内部にヘリック
ス(螺旋)に配列された鉛球を担持した、X線に透明な
プラスチックの円筒で構成された別のファントムを用い
て推定される。このヘリックスにより、像内に約30個
の視覚可能な点を持つことが可能になる。これらの点の
検出、及びそれらの点とヘリックスの完全なモデルの点
との整合により、円錐投影のパラメータを決定すること
が可能になる。
【0052】次いで、撮像を行うシステムの構成を先験
的に知ることによって、妥当な正確さで、グリッドを用
いて歪み関数を、またヘリックスを用いて円錐投影を決
定することが可能になる。近似によって、地球の磁場は
局部的に一様であり、数日の期間内には殆ど変化しない
と考えられる。また、地球の磁場は均一であると考えら
れ、これにより、検討するサンプル又はコントロール位
置を少くすること、従って、検討するグリッドの像の数
を少くすることが可能になる。
【0053】配向を定義する各々の軸について、3つの
又は4つものコントロール・アンギュレーションが有用
であることが分かる。従って、9個の又は16個ものコ
ントロール位置がアンギュレーションによって定義さ
れ、それらから双二次型の又は双三次型の補間が生じ
る。当該アンギュレーションは、2つの軸の各々に関す
る「機械」アンギュレーションであるか、或いは、好ま
しくは、「機械」角度とは異なるが、その関数として表
すことのできる2つの角度(θ,Φ)を持つ解剖学的ア
ンギュレーションであってよい。
【0054】コントロール位置は、パラメータ空間内で
位置の密度を最適化するために、等間隔であり且つ原点
に関して対称になるように選択される。従って、双二次
補間の場合、一組の点に正の値θ0 及びΦ0 を与えて、
これにより空間内にコントロール点(θ,Φ)、すなわ
ち、(0,0)、(−θ0 ,0)、(θ0 ,0)、
(0,−Φ0 )、(0,Φ0 )、(−θ0 ,−Φ0 )、
(−θ0 ,Φ0 )、(θ0,−Φ0 )及び(θ0
Φ0 )を定義する。これよりも多い数のコントロール点
を設けることができる。
【0055】満足のいく正確さを得るためには、補外、
すなわち、−θ0 とθ0 との間及び−Φ0 とΦ0 との間
の区間の外に位置するアンギュレーションについて歪み
値を作成することは、避けた方がよい。従って、可能な
アンギュレーションの全て又はその大きな範囲に対応す
るθ0 及びΦ0 の値は、一組の推定が補間によって行わ
れるように選ばれ、θ0 及びΦ0 は90°以下に留ま
る。
【0056】二次補間の原理は次のとおりである。平面
内の3つのいわゆるコントロール点Pi =(xi
i )は二次曲線によって接続することができる。
【0057】
【数1】
【0058】ここで、Mは二次補間の特性マトリクスで
あり、
【0059】
【数2】
【0060】また、uは0と1の間で変わる補間の補間
パラメータである。
【0061】双二次補間の場合、平面内の一点の経路の
パラメータは2つの補間パラメータu及びvによって設
定され、次のように表される。
【0062】
【数3】
【0063】より多数の点に対して一般化することが可
能である。補間関数は複数のコントロール点を補間パラ
メータu及びvによって経路の任意の点において接続す
る。更に詳しく述べると、これらの点は、システム角度
の関数として定義された解剖学的角度に結び付けられ
る。u及びvは、u=(θ−θmin)/(θmax
θmin) の形の解剖学的角度の換算された座標と考える
ことができる。しかしながら、u=f((θ−θmin
/(θmax−θmin)) 及びv=g((Φ−Φmin)/
(Φmax−Φmin)) とすることが好ましい。ここで、
f及びgは、f(1)=1及びf’(1)=0のよう
な、不均一増加関数であり、これは(ax5 +bx 3
cx)の型の多項式関数になる。
【0064】更に詳しく述べると、放射線装置の種類に
依存し且つ同じシリーズのシステムについて同じである
定数Aを含む関数を用いると、歪み関数は f(x)=α(A+β)x5 +χ(A+δ)x3 +ε
(A+Φ)x の型に書かれる。
【0065】良好な近似は次の関数 f(x)=(A−1.5)x5 +(2.5−2A)x3
+Ax によって与えられる。ここで、Aは0と15/8との間
にある。A=1.25の値は、歪みの適当な推定を得る
ことが可能になると云う点で特別な利益がある。例え
ば、16の視野では、平均誤差は約0.8画素であり、
最大誤差は1.95画素である。22の視野では、平均
誤差は約0.75画素であり、最大誤差は1.65画素
である。30の視野では、平均誤差は約0.6画素であ
り、最大誤差は1.42画素である。
【0066】より一般的には、N個のコントロール点が
定義され、従って、N個の配向An(ここで、1≦n≦
N)が定義される。各々の配向An はn番目のコントロ
ール点の座標角度(θn ,Φn )によって定義される。
システムのN個の構成が次のように定義される。すなわ
ち、 ・カメラの走査は基準構成の場合と同じ(例えば、標準
走査)、 ・収集マトリクスは基準構成の場合と同じ(例えば、マ
トリクス512)、 ・視野の大きさは基準構成の場合と同じ(例えば、22
cmの視野)、 ・配向はコントロール点に対応する配向:An
(θn,Φn)である。
【0067】グリッド像はそれらのN個の構成について
収集され、それらから、N個の差分歪みの場DAn(ここ
で、1≦n≦N)が、N個の構成についての考察された
歪みの場を、基準構成の場合の歪みの場と比較すること
によって定義される。
【0068】補間によって、基準構成と同じであって、
配向のみが異なっている構成について差分歪みが求めら
れる。すなわち、DA はこの構成についての差分歪みで
ある。矩形が双二次補間の場合は9個のコントロール点
によって、また双三次補間の場合は16個のコントロー
ル点によって形成され、これらの点は座標の点(θ,
Φ)を囲み且つ配向空間内で決定される。これらの9
(又は16)個の点は一般に特異ではなく、選ばれた補
間の連続性により、その結果が一組の保持された点に依
存しないことが保証される。というのは、それが点
(θ,Φ)を適切に囲んでいるからである。従って、9
(又は16)個の差分歪みの場を保持する。
【0069】差分歪みの場は、グリッドの全てのノード
についての歪みを与える一組の2次元ベクトルである。
【0070】現在の配向(θ,Φ)が与えられている
と、補間によって、差分歪みdの値がグリッドの各々の
ノードについて求められる。従って、差分歪みの場DA
は現在の配向(θ,Φ)について決定される。
【0071】図3は、Aを0と1.875との間で変え
ることによって関数f(x,A)により得られる形状が
異なることを示す。
【0072】歪みの推定を完了するために、例えば定数
Aを適応させることによって、各軸に沿って異なる補間
関数を考慮することが可能である。定数Aは、9個の像
からなる、較正によるデータに応じて、自動推定するこ
とができる。
【0073】本発明の特定の実施形態では、2つの歪み
の場、すなわち、放射線システムの場所における地球の
電磁場に関係する場D0 、及び放射線システムの様々な
アンギュレーションに関係する場DV を推定することが
必要である。従って、地球の電磁場の変化が比較的速い
ので、歪みの場D0 の較正は毎週又は毎月行い、また歪
みの場DV の較正は、この歪みのドリフトが比較的ゆっ
くりしているので、より長い間隔で、例えば6ヶ月毎に
又は一年毎に行うことができる。
【0074】また、検出器のビデオ走査を逆にすること
による像の反転に関係する反転歪みの場DI を計算する
ことも可能である。これは、検出器が完全でないので、
走査の反転により、特に2つのX線管及び2つの検出器
を備えた二重平面放射線システムを用いて、神経放射線
用途において、理解するのに有用な歪みが作成されるか
らである。その場合、X線管を右から左へ且つ検出器を
左から右へ動かしながら、撮像を機械的に反転させるこ
とは可能ではない。歪みの場DI は、標準の走査によっ
て得られ、次いで反転した像を、同じグリッドの逆の走
査によって得られた像と比較することによって、推定さ
れる。
【0075】更に、像の場の変化を考慮することによっ
て歪みの推定を改善することが可能である。次いで、検
出器の解像度を調節することに関係する歪みの場DR
推定される。
【0076】このようにして、完全な較正が、装置の受
取りの際及び試運転の開始の際に実行される。次いで、
部分的な較正が短い時間間隔で実行され、完全な較正が
長い時間間隔で実行される。部分的な較正は、地球の電
磁場に関係した歪みの場D0を計算し直すことのみであ
ってよい。
【0077】完全な較正は図4に示されるように次のス
テップを含むことができる。
【0078】ステップ16: 保守担当員によって高エ
ネルギ・ビームの経路内にグリッドを設置し、 ステップ17: コントロール点(0,0)、(−
θ0 ,0)、(θ0 ,0)、(0,−Φ0 )、(0,Φ
0 )、(−θ0 ,−Φ0 )、(−θ0 ,Φ0 )、
(θ0 ,−Φ0 )及び(θ0 ,Φ0 )についてグリッド
の9個の像を撮り、 ステップ18: コントロール点に対応する歪みの場を
計算し、 ステップ19: 歪みの場D0 及びDV を計算する。
【0079】ステップ17及び18は、完全な較正の時
間の長さを短縮するために、同時に部分的に実行し得
る。他の歪みの場DI 及びDR は特定のステップが必要
であり、例えば、場DI の場合、逆の走査においてコン
トロール点(0,0)についてグリッドの像を撮り、標
準の走査におけるコントロール点(0,0)についての
グリッドの像を反転して、比較を行い、また、場DR
場合は、異なる解像度でコントロール点(0,0)につ
いてのグリッドの像を撮って、比較を行う。
【0080】部分的な較正は次のステップを含み得る。
【0081】a)保守担当員によって高エネルギ・ビー
ムの経路にグリッドを設置し、 b)コントロール点(0,0)についてグリッドの像を
撮り、 c)歪みの場D0 及びDV を計算する。
【0082】次いで、歪みの場D0 と歪みの場DV 、D
I 、DR 及びDF を組み合わせることができる。これら
の歪みの場は、含まれている歪みの像を補正することが
望ましいときに任意のアンギュレーション(θ,Φ)に
ついての補間された歪みの場を得るために、部分的な較
正の際に変更されない。
【0083】ここで、所与の機械の構成について歪みの
場Dを推定する際に生じる最初の問題を再検討してみる
こととする。
【0084】基準構成と調査対象の構成(現在の構成)
との間のカメラ走査の変更に対応する差分歪みの場DI
は、知られている。
【0085】基準構成と現在の構成との間の収集マトリ
クスの変更に対応する差分歪みの場DM は、知られてい
る。
【0086】基準構成と現在の構成との間の視野の大き
さの変更に対応する差分歪みの場D F は、知られてい
る。
【0087】基準構成と現在の構成との間の弓形部の配
向の変更に対応する差分歪みの場D A は、知られている
(補間による)。
【0088】従って、これらから現在のシステムの構成
についての歪みの場を D=DA o DF o DM o DI o D0 に従って推測することができる。
【0089】本発明の実施形態では、経済的な較正が、
保守の観点からはイメージング・システムの非稼働時間
を短縮して、また高い正確さで利用できる。本発明の較
正は、一部がイメージング・システムの設置の際に実行
されて、その後に実行する必要はなく、また2次元像と
3次元像との対応性を見いだすのに特に適しており、限
られた数のビュー(投影データ)から3次元再構成を行
うことが可能になる。放射線医学において外部マーカの
使用を停止することができ、また患者が来る前に較正を
実行しておいて、これにより患者に対して放射線検査を
行う時間を短縮できると云う利点がある。また、2次元
像における様々な測定を正確さを向上して行うことが可
能である。
【0090】当業者には、特許請求の範囲に記載された
発明の範囲内で構造や処理ステップや機能に様々な変更
をなし得よう。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施形態の方法を実行するために使用するこ
とのできる、3つの軸を備えた放射線システムの斜視図
である。
【図2】放射線システムに付設された像表示手段上で観
察されるような較正グリッドの図である。
【図3】幾つかのパラメータ設定のための関数u(x)
の曲線を示すグラフである。
【図4】一実施形態の方法の幾つかのステップを示すフ
ローチャートである。
【符号の説明】
1 L字形のスタンド 2 基部 3 支持部 4 端部 5 端部 6 支持アーム 7 頂部 8 軸 9 C字形のアーム 10 端部 11 X線管 12 放射線検出器 13 軸 14 3つの軸の交差点 15 テーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/40 H04N 1/40 101Z (72)発明者 エーワン・ケリエン フランス、5400・ナンシー、リュ・パスト ゥル、30番 (72)発明者 エリック・モーリンコム フランス、78460・シュブルーズ、アレ・ デ・ベルゲ・ド・イーベット、2番 (72)発明者 リージス・バイヤン フランス、91140・ヴィルボン・スュル・ イベット、リュ・ド・ルツェルン、23番 (72)発明者 ローラン・ロネ フランス、78470・エステー・レーミ・ レ・シュブルーズ、インパス・ド・サル ジ、11番 Fターム(参考) 4C093 AA08 CA05 CA36 EA02 EB02 EB12 EB13 EC16 FA30 FA55 FC12 FD07 FD08 FF02 GA01 GA05 5B057 AA08 CA02 CA08 CA12 CA16 CB02 CB08 CB12 CB16 CC01 CD12 CH08 5C077 LL02 MP01 PP59 PQ12 RR19

Claims (35)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)高エネルギ・ビームを放出する手
    段と、(b)調査対象の部材を通過した後の高エネルギ
    ・ビームを受け取る手段と、(c)前記受け取る手段を
    制御する手段と、(d)前記部材を支持する手段と、
    (e)像を編集する手段と有するイメージング・システ
    ムを較正する方法であって、 前記システムの所定の構成において撮像できる様々な種
    類の像に関係する固有のパラメータを較正するステップ
    を有し、これらの固有のパラメータは、特定の構成につ
    いての歪みの場を設定するために2次元ファントムを使
    用して推定され、任意の構成についての歪みの場は、独
    立であると仮定したそれぞれの原因から生じる複数の歪
    みの場を組み合わせることによって計算される、イメー
    ジング・システムを較正する方法。
  2. 【請求項2】 各々の回転軸に沿った前記イメージング
    ・システムの中心位置において撮像したファントムの像
    から地球の電磁場に起因する歪みの場D0 を決定するス
    テップを含み、該歪みの場D0 は前記システムのアンギ
    ュレーションに無関係である、請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記放出する手段及び前記受け取る手段
    の所定の角度位置について、撮像できる様々な種類の像
    に関係する固有のパラメータを較正するステップを含
    み、該固有のパラメータは、特定のアンギュレーション
    についての歪みの場を設定するために2次元ファントム
    を用いて推定され、任意のアンギュレーションについて
    の歪みの場は、それぞれ一コントロール点について設定
    された複数の歪みの場の多項式補間によって計算され、
    前記コントロール点は、較正を必要とする前記イメージ
    ング・システムの各々の回転軸について特定のアンギュ
    レーションによって定義される、請求項1に記載の方
    法。
  4. 【請求項4】 前記放出する手段及び前記受け取る手段
    の所定の角度位置について、撮像できる様々な種類の像
    に関係する固有のパラメータを較正するステップを含
    み、該固有のパラメータは、特定のアンギュレーション
    についての歪みの場を設定するために2次元ファントム
    を用いて推定され、任意のアンギュレーションについて
    の歪みの場は、それぞれ一コントロール点について設定
    された複数の歪みの場の多項式補間によって計算され、
    前記コントロール点は、較正を必要とする前記イメージ
    ング・システムの各々の回転軸について特定のアンギュ
    レーションによって定義される、請求項2に記載の方
    法。
  5. 【請求項5】 前記コントロール点は角度位置の各限界
    に近接している、請求項3に記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記コントロール点は角度位置の各限界
    に近接している、請求項4に記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記補間関数は双二次又は双三次型の補
    間関数である、請求項3に記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記補間関数は双二次又は双三次型の補
    間関数である、請求項4に記載の方法。
  9. 【請求項9】 前記補間関数は双二次又は双三次型の補
    間関数である、請求項5に記載の方法。
  10. 【請求項10】 前記補間関数は双二次又は双三次型の
    補間関数である、請求項6に記載の方法。
  11. 【請求項11】 歪みの場がアンギュレーションの関数
    として決定されるように、xを一点の座標であるとし
    て、補間パラメータu,vとアンギュレーションとの間
    に、u(x)=ax5 +bx3 +cxの型の関係を設定
    するステップを含み、補間関数が補間パラメータu,v
    の関数として歪みを決定する、請求項1に記載の方法。
  12. 【請求項12】 前記関数u(x)は、u(x)=α
    (A+β)x5 +χ(A+δ)x3 +ε(A+Φ)xの
    型であり、ここで、Aはイメージング・システムの種類
    の従属定数であり、またα、β、χ、δ、ε及びΦは実
    験的に決定される定数である、請求項11に記載の方
    法。
  13. 【請求項13】 走査の変更が用いられる場合、撮像し
    た後に反転したファントムの像を、逆の走査で撮ったフ
    ァントムの像と比較することによって、前記高エネルギ
    ・ビームを受け取る手段の走査方向を逆にすることによ
    る像の反転に起因する歪みの場DI を決定するステップ
    を含む、請求項1に記載の方法。
  14. 【請求項14】 解像度の変更が用いられる場合、第1
    の解像度で撮ったファントムの像を、前記第1の解像度
    とは異なる第2の解像度で撮ったファントムの像と比較
    することによって、前記高エネルギ・ビームを受け取る
    手段の解像度の変更に起因する歪みの場DR を決定する
    ステップを含む、請求項1に記載の方法。
  15. 【請求項15】 収集マトリクスの変更が用いられる場
    合、第1の収集マトリクスを用いて撮ったファントムの
    像を、前記第1の収集マトリクスとは異なる第2の収集
    マトリクスを用いて撮ったファントムの像と比較するこ
    とによって、前記高エネルギ・ビームを受け取る手段の
    収集マトリクスの変更に起因する歪みの場DM を決定す
    るステップを含む、請求項1に記載の方法。
  16. 【請求項16】 (a)高エネルギ・ビームを放出する
    手段と、(b)調査対象の部材を通過した後の高エネル
    ギ・ビームを受け取る手段と、(c)前記受け取る手段
    を制御する手段と、(d)前記部材を支持する手段と、
    (e)像を編集する手段と有するイメージング・システ
    ムを較正するためのプロセスを実行する命令を記憶して
    いる媒体であって、前記命令は、前記システムの所定の
    構成において撮像できる様々な種類の像に関係する固有
    のパラメータを有し、これらの固有のパラメータは、特
    定の構成についての歪みの場を設定するために2次元フ
    ァントムを使用して推定され、任意の構成についての歪
    みの場は、独立であると仮定したそれぞれの原因から生
    じる複数の歪みの場を組み合わせることによって計算さ
    れること、を特徴とする媒体。
  17. 【請求項17】前記命令は、各々の回転軸に沿った前記
    イメージング・システムの中心位置において撮像したフ
    ァントムの像から地球の電磁場に起因する歪みの場D0
    を決定するステップを含み、該歪みの場D0 は前記シ
    ステムのアンギュレーションに無関係である、請求項1
    6に記載の媒体。
  18. 【請求項18】 前記命令は、前記放出する手段及び前
    記受け取る手段の所定の角度位置について、撮像できる
    様々な種類の像に関係する固有のパラメータを較正する
    ステップを含み、該固有のパラメータは、特定のアンギ
    ュレーションについての歪みの場を設定するために2次
    元ファントムを用いて推定され、任意のアンギュレーシ
    ョンについての歪みの場は、それぞれ一コントロール点
    について設定された複数の歪みの場の多項式補間によっ
    て計算され、前記コントロール点は、較正を必要とする
    前記イメージング・システムの各々の回転軸について特
    定のアンギュレーションによって定義される、請求項1
    6記載の媒体。
  19. 【請求項19】 前記コントロール点は角度位置の各限
    界に近接している、請求項18に記載の媒体。
  20. 【請求項20】 前記補間関数は双二次又は双三次型の
    補間関数である、請求項18に記載の媒体。
  21. 【請求項21】 前記命令は、歪みの場がアンギュレー
    ションの関数として決定されるように、xを一点の座標
    であるとして、補間パラメータu,vとアンギュレーシ
    ョンとの間に、u(x)=ax5 +bx3 +cxの型の
    関係を設定するステップを含み、補間関数が補間パラメ
    ータu,vの関数として歪みを決定する、請求項16に
    記載の媒体。
  22. 【請求項22】 前記関数u(x)は、u(x)=α
    (A+β)x5 +χ(A+δ)x3 +ε(A+Φ)xの
    型であり、ここで、Aはイメージング・システムの種類
    の従属定数であり、またα、β、χ、δ、ε及びΦは実
    験的に決定される定数である、請求項16に記載の媒
    体。
  23. 【請求項23】 前記命令は、走査の変更が用いられる
    場合、撮像した後に反転したファントムの像を、逆の走
    査で撮ったファントムの像と比較することによって、前
    記高エネルギ・ビームを受け取る手段の走査方向を逆に
    することによる像の反転に起因する歪みの場DI を決定
    するステップを含む、請求項16に記載の媒体。
  24. 【請求項24】 前記命令は、解像度の変更が用いられ
    る場合、第1の解像度で撮ったファントムの像を、前記
    第1の解像度とは異なる第2の解像度で撮ったファント
    ムの像と比較することによって、前記高エネルギ・ビー
    ムを受け取る手段の解像度の変更に起因する歪みの場D
    R を決定するステップを含む、請求項16に記載の媒
    体。
  25. 【請求項25】 前記命令は、収集マトリクスの変更が
    用いられる場合、第1の収集マトリクスを用いて撮った
    ファントムの像を、前記第1の収集マトリクスとは異な
    る第2の収集マトリクスを用いて撮ったファントムの像
    と比較することによって、前記高エネルギ・ビームを受
    け取る手段の収集マトリクスの変更に起因する歪みの場
    M を決定するステップを含む、請求項16に記載の方
    法。
  26. 【請求項26】 (a)高エネルギ・ビームを放出する
    手段(11)と、 (b)調査対象の部材を通過した後の高エネルギ・ビー
    ムを受け取る手段(12)と、 (c)前記受け取る手段を制御する手段と、 (d)像を編集する手段と、 (e)イメージング・システムの所定の構成において撮
    像できる様々な種類の像に関係する固有のパラメータを
    較正する手段と、を有し、 前記固有のパラメータは、特定の構成についての歪みの
    場を設定するために2次元ファントムを使用して推定さ
    れ、任意の構成についての歪みの場は、独立であると仮
    定したそれぞれの原因から生じる複数の歪みの場を組み
    合わせることによって計算されること、を特徴とする、
    イメージング・システム。
  27. 【請求項27】 前記較正する手段は、各々の回転軸に
    沿ったイメージング・システムの中心位置において撮像
    したファントムの像から地球の電磁場に起因する歪みの
    場D0 を決定し、該歪みの場D0 はシステムのアンギュ
    レーションに無関係である、請求項26に記載のイメー
    ジング・システム。
  28. 【請求項28】 前記較正する手段は、撮像できる様々
    な種類の像に関係する固有のパラメータを較正し、該固
    有のパラメータは、特定のアンギュレーションについて
    の歪みの場を設定するために2次元ファントムを用いて
    推定され、任意のアンギュレーションについての歪みの
    場は、それぞれ一コントロール点について設定された複
    数の歪みの場の多項式補間によって計算され、前記コン
    トロール点は、較正を必要とする前記イメージング・シ
    ステムの各々の回転軸について特定のアンギュレーショ
    ンによって定義される、請求項26記載のイメージング
    ・システム。
  29. 【請求項29】 前記コントロール点は角度位置の各限
    界に近接している、請求項28に記載のイメージング・
    システム。
  30. 【請求項30】 前記補間関数は双二次又は双三次型の
    補間関数である、請求項28に記載のイメージング・シ
    ステム。
  31. 【請求項31】 前記システムは、歪みの場がアンギュ
    レーションの関数として決定されるように、xを一点の
    座標であるとして、補間パラメータu,vとアンギュレ
    ーションとの間に、u(x)=ax5 +bx3 +cxの
    型の関係を設定し、補間関数が補間パラメータu,vの
    関数として歪みを決定する、請求項26に記載のイメー
    ジング・システム。
  32. 【請求項32】 前記関数u(x)は、u(x)=α
    (A+β)x5 +χ(A+δ)x3 +ε(A+Φ)xの
    型であり、ここで、Aはイメージング・システムの種類
    の従属定数であり、またα、β、χ、δ、ε及びΦは実
    験的に決定される定数である、請求項26に記載のイメ
    ージング・システム。
  33. 【請求項33】 前記システムは、走査の変更が用いら
    れる場合、撮像した後に反転したファントムの像を、逆
    の走査で撮ったファントムの像と比較することによっ
    て、前記高エネルギ・ビームを受け取る手段の走査方向
    を逆にすることによる像の反転に起因する歪みの場DI
    を決定する、請求項26に記載のイメージング・システ
    ム。
  34. 【請求項34】 前記システムは、解像度の変更が用い
    られる場合、第1の解像度で撮ったファントムの像を、
    前記第1の解像度とは異なる第2の解像度で撮ったファ
    ントムの像と比較することによって、前記高エネルギ・
    ビームを受け取る手段の解像度の変更に起因する歪みの
    場DR を決定する、請求項26に記載のイメージング・
    システム。
  35. 【請求項35】 前記システムは、収集マトリクスの変
    更が用いられる場合、第1の収集マトリクスを用いて撮
    ったファントムの像を、前記第1の収集マトリクスとは
    異なる第2の収集マトリクスを用いて撮ったファントム
    の像と比較することによって、前記高エネルギ・ビーム
    を受け取る手段の収集マトリクスの変更に起因する歪み
    の場DM を決定する、請求項26に記載の方法。
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