JP2003018697A - ヘッドホン装置 - Google Patents

ヘッドホン装置

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JP2003018697A
JP2003018697A JP2001195578A JP2001195578A JP2003018697A JP 2003018697 A JP2003018697 A JP 2003018697A JP 2001195578 A JP2001195578 A JP 2001195578A JP 2001195578 A JP2001195578 A JP 2001195578A JP 2003018697 A JP2003018697 A JP 2003018697A
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JP
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headphone
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output unit
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JP2001195578A
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Akihiro Kimura
晋太 木村
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Animo Ltd
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Animo Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】安価で簡単にヴェルボトナル法による語学学習
又は失語症のリハビリテーション等を行うことができる
ようにするためのヘッドホン装置を提供する。 【解決手段】ヘッドホン本体4a及び4bと、特定の言
語にかかる音声の韻律を表す周波数成分を主に通過させ
るフィルタと、音源装置2からの音声信号をフィルタ経
由でヘッドホン本体に出力するか否かの切り替えを行う
ためのスイッチ3a及び3bとを含むフィルタ部3と、
ヘッドホン本体4a及び4bとフィルタ部3、並びにフ
ィルタ部3と音源装置2とを接続するためのケーブル5
a及び5bとをを有する。音源装置2については特別な
ものではなく、通常のものを使用できるため、安価で且
つ簡単に語学学習及び失語症のリハビリテーションを行
うことができるようになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、音声再生装置に関
し、より詳しくは語学学習用又は失語症のリハビリテー
ション等のためのヘッドホン装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、外国語学習(特にヒアリン
グ)や失語症のリハビリテーションのために様々な専用
機器が開発されてきた。また、外国語学習のための録音
テープ等も作成され、広く販売されてきた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これらの専用
機器や録音テープ等は値段が高いという欠点があった。
【0004】従って、本発明の目的は、安価で簡単にヴ
ェルボトナル法による語学学習又は失語症のリハビリテ
ーション等を行うことができるようにするためのヘッド
ホン装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の態様にか
かるヘッドホン装置(例えばイヤホン、ヘッドホン)
は、音出力部(例えばヘッドホン本体)と、特定の言語
にかかる音声の韻律を表す周波数成分のみを通過させる
フィルタと、音源装置(例えばラジオ、テレビ、録音テ
ープ再生装置、半導体メモリ型音声再生装置、ディスク
型音声再生装置など)からの音声信号をフィルタ経由で
音出力部に出力するか否かの切り替えを行うためのスイ
ッチとを含むフィルタ装置と、音出力部とフィルタ装置
とを接続するための接続部(例えばケーブル)とを有す
る。
【0006】本発明の第2の態様にかかるヘッドホン装
置は、音出力部と、特定の言語にかかる音素の特徴を表
す周波数成分を濾過するフィルタと、音源装置からの音
声信号をフィルタ経由で音出力部に出力するか否かの切
り替えを行うためのスイッチとを含むフィルタ装置と、
音出力部とフィルタ装置とを接続するための接続部とを
有する。
【0007】本ヘッドホン装置は、語学の学習(特にヒ
アリング)のためのヴェルボトナル法という学習方法に
おいて用いることができる。また、失語症のリハビリテ
ーションにおいては話しことばの持つ抑揚や不連続刺激
における各音の特徴の違いを聞き分ける訓練に用いるこ
とができる。また、音源装置とは別のヘッドホン装置に
上記のようなフィルタ装置を設けることにより、広く使
われている音源装置をそのまま用いることができるよう
になるため、安価で簡単にヴェルボトナル法による語学
学習又は失語症のリハビリテーションを行うことができ
るようになる。
【0008】
【発明の実施の形態】図1に本発明における一実施の形
態にかかる音声再生装置の概要を示す。図1は、本実施
の形態にかかるヘッドホン装置1と音源装置2が接続さ
れた状態を示す。このヘッドホン装置1は、音出力部を
含むヘッドホン本体4a及び4bと、本実施の形態の主
要な機能を実施するフィルタ部3と、ヘッドホン本体4
a及び4bとフィルタ部3を結ぶケーブル5aと、フィ
ルタ部3とプラグ6とを結ぶケーブル5bと、音源装置
2にケーブル5bを接続するためのプラグ6とを含む。
【0009】音源装置2は、カセットテープの再生装
置、CD(Compact Disk)やMD(Mini Disk)やDV
D(Digital Versatile Disk)等のディスク型再生装
置、各種半導体メモリ媒体や内蔵半導体メモリを用いる
半導体メモリ型再生装置、テレビ受信機、ラジオ受信
機、及びそれらの組み合わせに係る機器等である。場合
によっては音声出力可能なコンピュータであってもよ
い。本実施の形態において、音源装置2は通常販売され
ている各種音声再生装置である。
【0010】ヘッドホン本体4a及び4bは、耳を外か
ら覆う形であってもよいし、耳に差し込む形又は耳に引
っ掛ける形のものであってもよい。ヘッドホン本体4a
及び4b並びにプラグ6については、従来のものと何ら
変らないので、これ以上述べない。
【0011】フィルタ部3には、本実施の形態にかかる
フィルタ機能をオンにするためのオン・ボタン3bと、
オフにして通常の音声を出力するためのオフ・ボタン3
bとが含まれる。なお、フィルタ部3には、別の機能を
持たせることも可能である。例えば、音源装置2の再生
を開始させたり、停止させたり、さらに早送り、巻き戻
し、などである。
【0012】次に図2を用いて本実施の形態にかかるヘ
ッドホン装置1の回路図を示す。プラグ6に対応する端
子14にはフィルタ11とスイッチ12の端子12aと
が接続されている。フィルタ11は、スイッチ12の端
子12bに接続されている。ヘッドホン本体4a又は4
bに対応する音出力部13は、スイッチ12の端子12
cに接続されている。例えば、フィルタ部3のオン・ボ
タン3bが押されると、スイッチ12の端子12bと端
子12cとが接続され、オフ・ボタン3aが押される
と、スイッチ12の端子12aと端子12cとが接続さ
れるようになっている。
【0013】なお、音声をステレオで再生するためヘッ
ドホン本体4aとヘッドホン本体4bとを別々に取り扱
う必要がある場合には、図2に示した回路をそれぞれに
設ける必要がある。
【0014】フィルタ11の特性を、例えば図3に示
す。図3において横軸は周波数、縦軸は音の強さをそれ
ぞれ表す。本実施の形態においてフィルタ11は、30
0HzまでのAの部分と3KHz以上のBの部分につい
ては通過させ、それ以外の周波数帯域については濾過す
るような特性を有する。特に、Aの部分は特定の言語を
話す人間の音声の高さやタイミングといった韻律を表す
周波数帯である。一方、300Hzから3KHzまでの
A及びB以外の周波数帯域は、特定の言語にかかる音素
の特徴を表す周波数成分である。300Hz及び3KH
zについては、おおよその値を示したものであって、対
象とする言語により変更される場合もある。また、Aの
部分のみ通過させ、Bの部分についても濾過するような
フィルタが用いられる場合もある。
【0015】ヴェルボトナル法と呼ばれる語学学習、特
にヒアリングの練習方法においては、図3に示されるよ
うな周波数特性に従ってフィルタリングされた音声によ
り、音声の高さやタイミングといった韻律等のヒアリン
グ練習が有効とされている。また、失語症のリハビリテ
ーションにおいても、不連続刺激における各音の特徴の
違いを聞き分ける訓練で有効とされている。また、図3
のAの部分のみを通過させるようなフィルタリングであ
っても、話しことばの持つ抑揚を訓練することができる
ようになる。
【0016】以上のように、図2に示すような回路の場
合、オフ・ボタン3aが押されてスイッチ12の端子1
2aと端子12cが接続されるような状態においては、
音源装置2から出力された音声信号がヘッドホン装置1
の周波数特性に従って音出力部13から音声として出力
される。一方、オン・ボタン3bが押されてスイッチ1
2の端子12bと端子12cが接続されるような状態に
おいては、音源装置3から出力された音声信号がフィル
タ11の図3に示されたような周波数特性に従ってフィ
ルタリングされて、音出力部13から音声信号として出
力される。
【0017】また、このようなヘッドホン装置1を用意
するだけで新たに高価な音源装置2を購入することな
く、既存の音源装置2を用いてヴェルボトナル法による
語学学習や、失語症のリハビリテーション等を安価に且
つ簡単に行えるようになる。また、専用のコンテンツ
(音声情報)を作成する必要がないという点において
も、安価で且つ簡単なヴェルボトナル法による語学学習
又は失語症のリハビリテーションなどを可能にする。
【0018】なお、本発明はこの実施の形態に限定され
るものではない。例えば、据え置き型のスピーカとアン
プ装置との間に、ケーブル5b、フィルタ部3及びケー
ブル5aでなるフィルタ機能付きケーブルを接続するこ
とにより同様の効果を奏することができる。また、音源
装置2からスピーカに無線(例えばブルートゥース(Bl
uetooth:近距離無線通信の規格。http://www.bluetoot
h.comを参照のこと)で音声信号を送信するような場合
には、スピーカ側の無線音声信号受信機にフィルタ11
及びスイッチ12を接続するような構成であってもよ
い。
【0019】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、安価で簡
単にヴェルボトナル法による語学学習又は失語症のリハ
ビリテーション等を行うことができるようにするための
ヘッドホン装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る模式図を示す。
【図2】本発明の一実施の形態に係る回路図である。
【図3】フィルタの周波数特性を示す図である。
【符号の説明】
1 ヘッドホン装置 2 音源装置 3 フィルタ
部 3a,3b ボタン 4a及び4b ヘッドホン本体 5a,5b ケーブル 11 フィルタ 12 スイッチ 13 音出力部 14,12a,12b,12c 端子

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】音出力部と、 特定の言語にかかる音声の韻律を表す周波数成分のみを
    通過させるフィルタと、音源装置からの音声信号を前記
    フィルタ経由で前記音出力部に出力するか否かの切り替
    えを行うためのスイッチとを含むフィルタ装置と、 前記音出力部と前記フィルタ装置とを接続するための接
    続部と、 を有するヘッドホン装置。
  2. 【請求項2】音出力部と、 特定の言語にかかる音素の特徴を表す周波数成分を濾過
    するフィルタと、音源装置からの音声信号を前記フィル
    タ経由で前記音出力部に出力するか否かの切り替えを行
    うためのスイッチとを含むフィルタ装置と、 前記音出力部と前記フィルタ装置とを接続するための接
    続部と、 を有するヘッドホン装置。
JP2001195578A 2001-06-27 2001-06-27 ヘッドホン装置 Withdrawn JP2003018697A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4832530B2 (ja) * 2006-03-08 2011-12-07 ソニー エリクソン モバイル コミュニケーションズ, エービー 周囲音を出力するヘッドセット

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4832530B2 (ja) * 2006-03-08 2011-12-07 ソニー エリクソン モバイル コミュニケーションズ, エービー 周囲音を出力するヘッドセット

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