JP2003018203A - 伝送装置 - Google Patents

伝送装置

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JP2003018203A JP2001201655A JP2001201655A JP2003018203A JP 2003018203 A JP2003018203 A JP 2003018203A JP 2001201655 A JP2001201655 A JP 2001201655A JP 2001201655 A JP2001201655 A JP 2001201655A JP 2003018203 A JP2003018203 A JP 2003018203A
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Satoyuki Urahata
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回路規模を小型化し、高品質なAALの伝送
制御を効率よく行う。 【解決手段】 遅延吸収手段11は、ネットワークから
送られたバーストセルを格納して、バーストセルの遅延
ゆらぎと、冗長系の伝送路構成により生じるセル到着遅
延差とを吸収し、容量情報を生成する。状態遷移監視手
段12は、セルの状態遷移を監視する。セルゆらぎ吸収
手段13は、セルを格納して、セルのデセル化時に生じ
るセルゆらぎを吸収する。セル読み出し要求制御手段1
4は、容量情報、状態遷移及びセルゆらぎ吸収手段13
でのセルの読み出し周期の少なくとも1つにもとづい
て、遅延吸収手段11から固定速度のセルの読み出し要
求制御を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は伝送装置に関し、特
にATM(Asynchronous Transfer Mode) のディジタル
伝送を行う伝送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ATMはデータ、音声、動画などからな
るマルチメディア通信をそれぞれが必要とする速度や品
質に合わせて1つのネットワークで提供するコネクショ
ン型の通信方式であり、標準化されて開発が進んでい
る。
【0003】一方、ITU-T I.363 が規定するATMの機
能層の1つにAAL(ATMアダプテーション層:ATM
adaptation layer) がある。AALは伝送サービスの特
性に応じて、データのセル化、デセル化を行う機能層で
あり、AALのタイプの1つであるAAL1は、CBR
(固定速度:Constant Bit Rate)の音声・映像データを
対象にする。
【0004】ここで、AAL1の伝送装置は、CBR信
号を受信して必要な処理を施した後、再びCBR信号に
再生して送信する。この場合、受信したCBR信号は、
ATMネットワークを経由する間に通過するクロスコネ
クト装置や、セル損失・セル誤配等の原因によって、遅
延ゆらぎが発生している。このため、遅延ゆらぎを吸収
するCDV(セル遅延変動許容値:Cell Delay Variati
on) 吸収バッファが伝送装置には必要となる。
【0005】また、通常、伝送路は冗長系構成となって
おり、障害発生時には無瞬断切り替えを行ってデータを
保証している。この場合、0系から受信するセル及び1
系から受信するセルには、大きな遅延差が発生してい
る。したがって、障害発生時に無瞬断切り替えを行うた
めには、セル到着遅延差を吸収するためのセル到着遅延
差吸収バッファも伝送装置には必要である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
従来の伝送装置では、CDV吸収バッファの容量は数m
s、セル到着遅延差吸収バッファの容量は数十msであ
るため、非常に大きなメモリを2箇所に別々に配置して
おり、実装面積及び回路規模が増大するといった問題が
あった。
【0007】また、セルに付せられた有効なシーケンス
カウント値を受信できない場合には、セルが連続して廃
棄されるので、CDV吸収バッファにはアンダフローが
生じることになる。従来では、装置の初期化時やアンダ
フロー時、CDV吸収バッファからセルの効率のよい読
み出し制御が行われていなかったため、誤動作を生じる
場合があるといった問題があった。
【0008】さらに、保守用のセルが連続した場合や、
セル廃棄が連続するような状況では、回線障害ではない
のに、クロック情報であるRTS(Residual Time Stam
p)値が受信できなくなる。従来では、RTS値の取得異
常状態を検出して、通知する機能がなかったため、保守
性が低いといった問題があった。
【0009】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、回路規模を小型化し、高品質なAALの伝送
制御を効率よく行う伝送装置を提供することを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明では上記課題を解
決するために、図1のような、ディジタル伝送を行う伝
送装置10において、ネットワークから送られたバース
トセルを格納して、バーストセルの遅延ゆらぎと、冗長
系の伝送路構成により生じるセル到着遅延差とを吸収
し、容量情報を生成する遅延吸収手段11と、セルの状
態遷移を監視する状態遷移監視手段12と、セルを格納
して、セルのデセル化時に生じるセルゆらぎを吸収する
セルゆらぎ吸収手段13と、容量情報、状態遷移及びセ
ルゆらぎ吸収手段13でのセルの読み出し周期の少なく
とも1つにもとづいて、遅延吸収手段11から固定速度
のセルの読み出し要求制御を行うセル読み出し要求制御
手段14と、を有することを特徴とする伝送装置10が
提供される。
【0011】ここで、遅延吸収手段11は、ネットワー
クから送られたバーストセルを格納して、バーストセル
の遅延ゆらぎと、冗長系の伝送路構成により生じるセル
到着遅延差とを吸収し、容量情報を生成する。状態遷移
監視手段12は、セルの状態遷移を監視する。セルゆら
ぎ吸収手段13は、セルを格納して、セルのデセル化時
に生じるセルゆらぎを吸収する。セル読み出し要求制御
手段14は、容量情報、状態遷移及びセルゆらぎ吸収手
段13でのセルの読み出し周期の少なくとも1つにもと
づいて、遅延吸収手段11から固定速度のセルの読み出
し要求制御を行う。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は本発明の伝送装置の原理図
である。伝送装置10は、ATMのAAL1の機能を終
端して、ATMのディジタル伝送を行う。伝送装置10
は、例えば交換局に配置され、ATMネットワークから
受信したATMセルから、ビデオ信号等を含む情報セル
を抽出し、TV局内のビデオ装置に伝送したりする。
【0013】遅延吸収手段11は、ATMネットワーク
から送られたATMのバーストセルを格納する。そし
て、バーストセルの遅延ゆらぎと、0系と1系からなる
冗長系の伝送路構成により生じるセル到着遅延差とを吸
収する。そして、セルを現在どのくらい格納しているか
を示す容量情報を生成する。
【0014】状態遷移監視手段12は、セルの状態遷移
を監視する。なお、セルの状態遷移については図2で後
述する。セルゆらぎ吸収手段13は、セルを格納して、
セルのデセル化時に生じるセルゆらぎを吸収する。詳細
は図3で後述する。
【0015】セル読み出し要求制御手段14は、容量情
報、状態遷移及びセルゆらぎ吸収手段13でのセルの読
み出し周期の少なくとも1つにもとづいて、遅延吸収手
段11から固定速度(以下、CBR)のセルの読み出し
要求制御を行う。
【0016】次にセルの状態遷移について説明する。図
2は状態遷移を示す図である。セルの状態には、Start
、Out Of Sync 、 Sync 、Out Of Sequence 、Invalid
がある。また、セルには1つずつ番号が付けられてお
り、この番号のことをSC(シーケンスカウント値:Se
quence Count) と呼ぶ。
【0017】〔S1〕Startは初期化時の状態である。 〔S1a〕Start時、セルを受信した場合に、そのセル
が無効セルの場合はStartにとどまる。そして、その無
効セルは廃棄する。 〔S1b〕Start時、セルを受信した場合に、そのセル
が有効セルの場合はOut Of Sync へ遷移する(同期はま
だとれていない)。そして、そのセルは廃棄する。
【0018】〔S2a〕Out Of Syncで不連続SCを受
信した場合はOut Of Syncにとどまる。例えば、セルが
SC1で、次に受信したセルがSC4の場合、数字の並
びが正常でないから(2セル分欠落している)Out Of S
yncにとどまる。そして、そのセルは廃棄する。 〔S2b〕Out Of Sync時、無効SNを受信した場合
は、Startへ遷移する。そして、そのセルは廃棄する。
【0019】〔S2c〕Out Of Sync時、連続SCを受
信した場合はSyncへ遷移する。例えば、セルのSCが0
(以降、SC0というように表記する)で、次に受信し
たセルがSC1の場合、数字の並びが正常であるから
(同期がとれているから) Sync へ遷移する。そして、
そのセルは受け入れる。 〔S3a〕Syncで連続SCを受信した場合はSyncにとど
まる。そして、そのセルは受け入れる。
【0020】〔S3b〕Sync時、不連続SCを受信した
場合はOut Of Sequenceへ遷移する。そして、そのセル
は受け入れる。例えば、SC1、SC2、SC5、SC
3、SC4と受信すると、SC5のところでSC不連続
となるため、Out Of Sequence へ遷移する。ここで、S
C5が誤配であることがわかる。 〔S3c〕Sync時、無効SNを受信した場合は、Invali
dへ遷移する。そして、そのセルは受け入れる。
【0021】〔S4a〕Out Of Sequence時、無効SN
を受信した場合は、Startへ遷移する。そして、そのセ
ルは廃棄する。 〔S4b〕Out Of Sequence時、不連続SCを受信した
場合はOut Of Syncへ遷移する。そして、そのセルは廃
棄する。 〔S4c〕Out Of Sequence時、SN誤り推定(最後の
有効なセルより2大きいSC/セル受け入れ)、セル損
失(前のセルのSCと連続/ダミーセル挿入とセル受け
入れ)、セル誤配(最後の有効なセルと連続のSC/セ
ル廃棄)の場合はSyncへ遷移する。
【0022】〔S5a〕Invalid時、セル誤配、SN誤
り推定の場合はSyncへ遷移する。 〔S5b〕Invalid時、無効SNを受信した場合は、Sta
rtへ遷移する。そして、そのセルは廃棄する。 〔S5c〕Invalid時、不連続SCを受信した場合はOut
Of Syncへ遷移する。そして、そのセルは廃棄する。
【0023】次に伝送装置10の構成及び動作について
詳しく説明する。図3は伝送装置10の構成を示す図で
ある。遅延吸収バッファ11aは、遅延吸収手段11に
対応し、従来のCDV吸収バッファとセル到着遅延差吸
収バッファを1つにまとめたバッファである。遅延吸収
バッファ11aは、セル読み出し要求信号Rcにもとづ
いてCBR化されたATMセルC1を出力する。
【0024】また、遅延吸収バッファ11aは、自己の
バッファ容量状態を示す容量情報を出力し、アンダフロ
ーになった場合にはアンダフロー通知信号U1を出力す
る。OAM ( Operation And Maintenance )セル検出手
段15は、遅延吸収バッファ11aから出力されるAT
MセルC1から、保守用のセルであるOAMセル(VP/V
C-AIS セル、VP/VC-RDI セル、VP/VC-CCセルや装置内監
視セル等)を検出し、検出したOAMセルを保守制御側
へ、OAMセル以外のユーザATMセルをSN/SNP
処理手段12aへ送信する。
【0025】SN ( Sequence Number)/SNP(SN P
rotection )処理手段12aは、状態遷移監視手段12
を含み、ITU-T I.363.1 に示されたSAR-PDU ヘッダのS
NフィールドとSNPフィールドを用いたセルの有効・
無効判定やSCの連続性監視によるセル損失・誤配の判
定を行なって、状態遷移の監視を行ない、状態通知信号
を出力する。そして、ユーザATMセルを書き込みイネ
ーブルWNと共にデセル化バッファ13aへ出力する。
なお、ユーザATMセルの中の CSIビットからクロック
情報であるRTS値の取得も行なう。
【0026】また、セル損失の補完が必要な場合は、セ
ル補完信号をデセル化バッファ13aへ出力し、読み出
しトリガをOFF(セル読み出し要求制御手段14に対
して、セルの読み出し要求を禁止する)にする。通常運
用中は読み出しトリガはONである(セル読み出し要求
制御手段14に対して、セルの読み出し要求を許可す
る)。
【0027】デセル化バッファ13aは、セルゆらぎ吸
収手段13を含み、OAMセル検出手段15によるOA
Mセルの除去や、無効セル・誤配セルの廃棄などのデセ
ル化処理によって発生する数セル分の小さなゆらぎを吸
収して、CBR信号を出力する。また、網クロックから
RTS値にもとづいて再生したRTSクロックへのクロ
ック乗り換えを行う。なお、出力後のCBR信号は、例
えばビデオ装置等に送信される。
【0028】さらに、デセル化バッファ13aからは、
CBR信号の読み出し周期を知らせるための読み出し周
期信号と、アンダフロー時にはその旨を示すアンダフロ
ー通知信号U2とを出力する。
【0029】RTS制御手段16は、本発明のクロック
情報制御手段に対応し、セルゆらぎによって生じる受信
周期変動を吸収したRTS値を出力する。RTS値から
再生されたクロックは、CBR信号のクロックとして用
いられる。
【0030】ここで、遅延吸収バッファ11aから読み
出すATMセルC1をCBRに制御しても、セル廃棄に
よるゆらぎによってRTSの受信周期もゆらぐ。したが
って、RTS制御手段16は、内部に設置されたバッフ
ァにより、受信周期によるゆらぎを吸収する。なお、こ
の場合、従来回路のような数ms単位の大きなバッファ
は必要なく、実際にはわずか140μs程度ですむ。
【0031】また、RTS制御手段16は、有効セルを
受信できない場合には、RTS値を取得できないため、
装置内部で生成した自走RTSクロックへの切り替え指
示を行う。この場合、切り替え要求のトリガとして、状
態通知信号( Start、Out OfSync の少なくとも1つ)
あるいはアンダフロー通知信号U2のいずれかがアクテ
ィブの場合に、切り替え指示をONにする。さらに、R
TS値を受信できない場合には、警報信号K1で異常を
外部へ通知する。
【0032】AAL1状態通知手段17は、状態通知信
号により StartまたはOut Of Syncの状態が連続してい
ることを認識すると、警報信号K2でAAL1の状態遷
移の異常を外部へ通知する。
【0033】セル読み出し要求制御手段14は、遅延吸
収バッファ11aからの容量情報にもとづいて、デセル
化バッファ13aからCBR信号を読み出す速度(読み
出し周期信号により認識)に合わせたATMセルを、遅
延吸収バッファ11aから読み出すようにセル読み出し
要求信号Rcを作成する。
【0034】また、遅延吸収バッファ11aの初期化時
やAAL1異常検出時には、遅延吸収バッファ11aの
セル蓄積量が中心値を保持するようなセル読み出し要求
信号Rcを作成する。
【0035】ここで、セル読み出し要求制御手段14
は、状態遷移の異常が検出された場合、遅延吸収バッフ
ァ11aがアンダフローしないように、自走RTSクロ
ックでセルの読み出し要求を行う。
【0036】また、セル読み出し要求制御手段14は、
状態遷移の異常が検出され、かつ容量情報から容量が少
ないことを判断した場合、セルの読み出し要求を行わな
い。さらに、セル読み出し要求制御手段14には、外部
からセル読み出し要求モードの設定ができる。例えば、
セル蓄積量が中心値の近傍に至るまで、セルの読み出し
を行わない等のモードを外部から設定可能である。
【0037】次にセル読み出し要求制御手段14につい
て説明する。図4、図5はセル読み出し要求制御の動作
を示すタイムチャートである。なお、図中の容量監視と
は、デセル化バッファ13aの容量状態を表している。
【0038】本発明の運用中は、遅延吸収バッファ11
aで、0系、1系から伝送されてきたバースト的なAT
Mセルの遅延差が吸収されるとともに、ネットワーク上
で発生したCDVも吸収され、バッファ容量が中心値付
近になるように蓄積される。遅延吸収バッファ11aの
容量を中心値付近に保つ制御は、セル読み出し要求制御
手段14で行なわれており、その動作例を図に示してい
る。
【0039】また、図ではデセル化バッファ13aの容
量を5段、閾値を3としている。閾値が3とは、デセル
化バッファ13aに3セル分書き込んだらCBR信号の
読み出しを開始するということを意味する。このバッフ
ァ容量と閾値は、ネットワークの伝送周波数と、CBR
信号のクロック周波数及びオーバフロー/アンダフロー
に対するマージンにより決定される値であり、可変設定
できる。
【0040】〔S10〕リセット解除直後の遅延吸収バ
ッファ11a及びデセル化バッファ13aの容量は空で
ある。したがって、遅延吸収バッファ11aの容量情報
もLである。この容量情報は、遅延吸収バッファ11a
の蓄積量が中心値を超えたらH、中心値を下回ったらL
となる信号である。この信号がLの間は、遅延吸収バッ
ファ11aからのセル読み出し要求は行わず、遅延吸収
バッファ11aにセルが蓄積されるのを待つ。 〔S11〕容量情報がLからHに変化したら、セル読み
出し要求を開始し、デセル化バッファ13aが閾値を超
えるまでの間は連続でセル読み出し要求を行う。
【0041】図の例では、最初のセル読み出し要求に対
して、遅延吸収バッファ11aから読み出されたセル1
は、SN/SNP処理手段12aでまだSCの同期が取
れていないため廃棄され、状態遷移がStart からOut Of
Sync に遷移する。
【0042】次のセル2からはSN/SNP処理手段1
2aで、SCの同期が取れるためすべて受け入れられ
る。そしてデセル化バッファ13aの閾値3セルに達し
たら、デセル化バッファ13aはCBR信号の読み出し
を開始する。 〔S12〕セル読み出し要求制御手段14では、デセル
化バッファ13aから読み出されるCBR信号の周期
と、SN/SNP処理手段12aで有効と判定され、デ
セル化バッファ13aに書き込まれるセル数(実際に書
き込むのはペイロードのみ)の監視結果から、デセル化
バッファ13aの蓄積量を把握し、蓄積量が3になった
らセル読み出し要求を行ない、4以上になったらセル読
み出し要求を行なわない。これにより、遅延吸収バッフ
ァ11aから読み出されるセル間隔をCBRとすること
が可能である。
【0043】図6はセル読み出し要求制御の動作を示す
タイムチャートである。セル廃棄によって発生する、ゆ
らぎを吸収する場合であり、Fast−SNアルゴリズ
ムの場合を示している。 〔S20〕遅延吸収バッファ11aから読み出されたセ
ルが誤配セルであった場合、SN/SNP処理手段12
aの状態遷移は、SyncからOut Of Sequence に遷移する
が、この時点では誤配かどうかの判定がつかない。例え
ば、図ではセル5の次に受信したセル(誤配セル)は、
セル6を受信するまで誤配かどうかの判定はつかない。
Fast−SNアルゴリズムの場合では、この誤配セル
をデセル化バッファ13aに書き込む。 〔S21〕デセル化バッファ13aの容量は4セルにア
ップし、通常と変わらない。そして、次のセル6を受信
した時、前回のセルが誤配セルであったとの判定を下す
ことができる。Fast−SNアルゴリズムの場合で
は、このセル6を廃棄することになる。
【0044】このため、セル6はデセル化バッファ13
aに書き込まれないから、すぐに次のセルを遅延吸収バ
ッファ11aに要求する。このように、誤配セルを受信
した場合は、±1セルのゆらぎが発生するが、デセル化
バッファ13aで容易に吸収が可能である。 〔S22〕一方、遅延吸収バッファ11aからの読み出
しセルが、OAMセルの連続であった場合は、OAMセ
ル検出手段15でセルが廃棄される。図に示すように、
OAMセルの場合もすぐに次のセルを遅延吸収バッファ
11aに要求し、デセル化バッファ13aの容量が閾値
の3セルを超えるまで再要求を繰り返す。
【0045】図の例では4回の再要求を行うことで、そ
の後はCBRのセル間隔に復旧する。このように、OA
Mセルが連続した場合は、数セル分のゆらぎが発生する
ことになる。実際には、OAMセルが連続して発生する
のは障害時であり、通常運用では、数セル分のゆらぎに
耐えられるようにデセル化バッファ13aの容量を持っ
ていれば十分吸収できる。
【0046】次にRTS値の取得異常検出時の動作につ
いて説明する。図7はRTS値の取得異常検出時の動作
を示すタイムチャートである。図の読み出しタイミング
とは、RTS制御手段16からの読み出しタイミング、
書き込みタイミングとは、RTS制御手段16への書き
込みタイミングのことである。RTS取得状態は、Lで
正常、Hで取得異常を示す。
【0047】まず、RTS値から再生したCBR信号の
クロック周波数の1RTS周期内に、RTS制御手段1
6への書き込みタイミング(RTS値の受信タイミン
グ)があったかなかったかを監視し、ある場合はRTS
値の受信、ない場合はRTS値の未受信としてカウント
する。そのカウント数が保護回数分連続したらRTS値
の取得異常を検出する。図では例として、保護回数3段
の場合を示している。
【0048】図8はRTS値の取得異常解除時の動作を
示すタイムチャートである。本発明では、nRTS周期
内にn個のRTS値を取得できた場合に解除とする。す
なわち、ここではクロック保護回数分のRTS周期内
に、保護回数分のRTS値を受信したら解除とする。
【0049】これは、RTS異常の復旧時は、セルの受
信周期がCBRとならずに不安定なことが予想されるた
めに、1RTS周期内にRTS値を受信したかどうかと
いう方法では、解除に時間がかかる。このため、nRT
S周期内にn個の受信とすることで不安定な受信周期に
対応するものである。
【0050】図では保護回数2段の場合を示している。
保護回数2段の場合は、解除タイミングA、BとRTS
受信回数A、Bを持っており、監視周期の2RTS周期
に対してそれぞれ1RTSずつズレた周期を監視する。
【0051】そして、解除タイミング周期内にRTSの
受信タイミングがあったら、RTS受信回数をカウント
UPし、そのカウント数が保護回数に達したらRTS取
得異常を解除する。図では、Aの方が早くRTS受信2
回となったため解除タイミングAによって解除されてい
る。
【0052】次にAAL1異常時のセル読み出し要求制
御について説明する。図9、図10はセル読み出し要求
制御の動作を示すタイムチャートである。図は、SN/
SNP処理手段12aの状態遷移が Sync で通常の状態
から、無効SNを持つセルを連続して受信し、AAL1
異常を検出した例とする。
【0053】まず、AAL1異常の検出と同時に、セル
読み出し要求モードが遅延吸収バッファ11aのバッフ
ァ容量に追従するモードへと切り替わる。そして、容量
情報の参照タイミングで、容量情報がHであったら、セ
ル読み出し要求信号Rcを出力し、Lの時は出力しな
い。これにより、AAL1異常時に遅延吸収バッファ1
1aの容量が低下する(アンダフロー)ことを防ぐこと
が可能になる。
【0054】次にセル損失検出について説明する。デセ
ル化バッファ13aのバッファ制御に対しては、Rob
ust−SNまたはFast−SNの2つの制御があ
る。図11はRobust−SNの場合とFast−S
Nの場合における制御の違いを示す概念図である。例え
ば、セル損失検出において、図では入力セルに対して、
セルC3の直後にセルC7がきているので、この間に3
連続してセル損失が起きている。
【0055】このような場合、Robust−SNは、
デセル化バッファ13aからS31のようなCBR信号
を出力する制御である。また、Fast−SNは、デセ
ル化バッファ13aからS32のようなCBR信号を出
力する制御である。
【0056】図12はセル損失検出の動作を示すタイム
チャートである。Robust−SNの場合のタイムチ
ャートを示している。セルは、ヘッダとペイロードから
構成されており、ヘッダ内のSCは0〜7で巡回してい
る。なお、以降では、ペイロードのデータ番号をセルの
番号として表す。例えば、ペイロードD6のセルはセル
C6と表記する。
【0057】図に示す入力セルに対し、セルC6(ここ
までがSYNC)の次にセルC13(ここでOut Of Seq
uence)が現れ、その後にセルC14(これ以降でSY
NC)、有効空きセル…と続いている、したがって、セ
ルC6とセルC13の間で6個のセルが連続して損失し
ていることがわかる(セルC6の受信後、セルC13、
セルC14と続いたことにより、セルC6とセルC13
の間でのセル損失発生を認識している)。
【0058】損失情報出力は、図のような波形で出力さ
れ、これによりSC保持のSC6がセルC15のペイロ
ードの開始位置まで伸ばされる。SSC保持は、SC保
持をリタイミングした信号で、0〜7のSCをカウント
するSCRカウンタのカウント値と同一位相になってい
る。
【0059】シフトレジスタは、SSC保持とSCRカ
ウンタの信号から、入力セルのペイロードを所定の時間
シフトする。蓄積FFは、シフトレジスタからの出力を
図に示すような間隔でラッチする。そして、デセル化バ
ッファ13aへの書き込みタイミングは,蓄積FFのD
4、D5、D6を図のようなタイミングで書き込み、損
失情報出力が“H”の間は書き込みディセーブルとし、
その後、蓄積FFのD13、D14を図のようなタイミ
ングで書き込む。
【0060】図13はセル損失検出の動作を示すタイム
チャートである。Fast−SNの場合のタイムチャー
トを示している。入力セルからシフトレジスタの波形ま
では、図12と同様である。また、デセル化バッファ1
3aへの書き込みタイミングは,入力セルのペイロード
D5、D6、D13を図のようなタイミングで書き込
み、損失情報出力が“H”の間は書き込みディセーブル
とし、その後、シフトレジスタのD14と入力セルのペ
イロードD15以降を図のようなタイミングで書き込
む。
【0061】次にセル誤配検出について説明する。図1
4はセル誤配検出の動作を示すタイムチャートである。
Robust−SNの場合のタイムチャートを示してい
る。図に示す入力セルに対し、セルC3の次にSC7の
誤配セルが現れ、その後にセルC4、セルC5…と続い
ている。状態遷移は、SYNC→Out Of Sequence→S
YNCの順に図に示す位相で遷移する。SC保持は、図
に示すような位相であり、SSC保持は、SC保持をリ
タイミングした信号で、0〜7のSCをカウントするS
CRカウンタのカウント値と同一位相になっている。ま
た、SCRカウンタのカウント値4が、SSC保持の7
と4にまたがって伸びている。
【0062】シフトレジスタは、SSC保持とSCRカ
ウンタの信号から、入力セルを所定の時間シフトする。
蓄積FFは、シフトレジスタからの出力を図に示すよう
な間隔でラッチする。そして、デセル化バッファ13a
への書き込みタイミングは,蓄積FFのD1、D2、D
3を図のようなタイミングで書き込み、誤配の部分では
書き込みディセーブルとし、その後、蓄積FFのD4、
D5を図のようなタイミングで書き込む。
【0063】図15はセル誤配検出の動作を示すタイム
チャートである。Fast−SNの場合のタイムチャー
トを示している。入力セルからシフトレジスタの波形ま
では、図14と同様である。また、デセル化バッファ1
3aへの書き込みタイミングは,入力セルのペイロード
D2、D3及び誤配ペイロードを図のようなタイミング
で書き込み、そして図に示す区間を書き込みディセーブ
ルとし、その後、入力セルのペイロードD5、D6以降
を図のようなタイミングで書き込む。
【0064】次にSNエラー保護機能の誤り推定につい
て説明する。図16はSNエラー保護機能の誤り推定の
動作を示すタイムチャートである。Robust−SN
の場合のタイムチャートを示している。
【0065】図に示す入力セルに対し、セルC3の次に
SC7及びペイロードD4のセル(SNエラーセルと呼
ぶ)が現れ、その後にセルC5、セルC6…と続いてい
る(セルC3の受信後、SC7及びペイロードD4のセ
ル、セルC5と続いたことにより、SC7及びペイロー
ドD4のセルがSNエラーセルであることを認識してい
る)。
【0066】状態遷移は、SYNC→Out Of Sequence
→SYNCの順に図に示す位相で遷移する。SC保持
は、図に示すような位相であり、SSC保持は、SC保
持をリタイミングした信号で、0〜7のSCをカウント
するSCRカウンタのカウント値と同一位相になってい
る。シフトレジスタは、SSC保持とSCRカウンタの
信号から、入力セルを所定の時間シフトする。蓄積FF
は、シフトレジスタからの出力を図に示すような間隔で
ラッチする。そして、デセル化バッファ13aへの書き
込みタイミングは,蓄積FFのD1〜D6…を図のよう
な位相タイミングで書き込む。
【0067】図17はSNエラー保護機能の誤り推定の
動作を示すタイムチャートである。Fast−SNの場
合のタイムチャートを示している。入力セルからシフト
レジスタの波形までは、図16と同様である。また、デ
セル化バッファ13aへの書き込みタイミングは,入力
セルのペイロードD2〜D7…を図のような位相タイミ
ングで書き込む。
【0068】以上説明したように、本発明の伝送装置1
0は、1つの遅延吸収バッファ11aにより、バースト
セルの遅延ゆらぎ及びセル到着遅延差を吸収する構成と
したので、回路を小型化することが可能になる。
【0069】また、セル読み出し要求制御手段14によ
り、遅延吸収バッファ11aのバッファ容量を管理しな
がら、効率よくセルを読み出すことが可能になる。さら
に、RTS値の取得状態に異常が発生した場合には、そ
の異常を外部のオペレータに通知することができるの
で、保守の効率性を向上させることが可能になる。
【0070】なお、上記の説明では、受信したバースト
ATMセルに対する本発明の適用を中心に説明したが、
ATMセル以外の他のバースト信号に対しても適用可能
である。
【0071】(付記1) ディジタル伝送を行う伝送装
置において、ネットワークから送られたバーストセルを
格納して、前記バーストセルの遅延ゆらぎと、冗長系の
伝送路構成により生じるセル到着遅延差とを吸収し、容
量情報を生成する遅延吸収手段と、セルの状態遷移を監
視する状態遷移監視手段と、前記セルを格納して、前記
セルのデセル化時に生じるセルゆらぎを吸収するセルゆ
らぎ吸収手段と、前記容量情報、前記状態遷移及び前記
セルゆらぎ吸収手段での前記セルの読み出し周期の少な
くとも1つにもとづいて、前記遅延吸収手段から固定速
度の前記セルの読み出し要求制御を行うセル読み出し要
求制御手段と、を有することを特徴とする伝送装置。
【0072】(付記2) 前記セル読み出し要求制御手
段は、前記状態遷移の異常が検出された場合、自走クロ
ックで前記セルの読み出し要求を行うことを特徴とする
付記1記載の伝送装置。
【0073】(付記3) 前記セル読み出し要求制御手
段は、前記状態遷移の異常が検出され、かつ前記容量情
報から容量が少ないことを判断した場合、前記セルの読
み出し要求を行わないことを特徴とする付記1記載の伝
送装置。
【0074】(付記4) 前記セル読み出し要求制御手
段は、前記遅延吸収手段を初期化した後、または前記遅
延吸収手段のアンダフローが解除となった後は、前記遅
延吸収手段の容量が中心値に回復するまで、前記セルの
読み出し要求を行わないことを特徴とする付記1記載の
伝送装置。
【0075】(付記5) 前記ネットワークからクロッ
ク情報を受信し、前記セルゆらぎによって生じる前記ク
ロック情報の受信周期変動を吸収するクロック情報制御
手段をさらに有することを特徴とする付記1記載の伝送
装置。
【0076】(付記6) 前記クロック情報制御手段
は、前記クロック情報を受信できない場合は、自走クロ
ックに切り替えるための切り替え指示を行うことを特徴
とする付記5記載の伝送装置。
【0077】(付記7) 前記クロック情報制御手段
は、1クロック情報の周期内に1つ以上のクロック情報
を取得できない状態がN回連続した場合に、前記クロッ
ク情報の取得異常と判断して通知することを特徴とする
付記5記載の伝送装置。
【0078】(付記8) 前記クロック情報制御手段
は、nクロック情報周期内にn個のクロック情報を取得
できた場合に、前記クロック情報の取得異常通知の解除
を行うことを特徴とする付記5記載の伝送装置。
【0079】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の伝送装置
は、バーストセルの遅延ゆらぎ及びセル到着遅延差を吸
収して容量情報を生成する遅延吸収手段を設け、遅延吸
収手段の容量情報、セルの状態遷移及びセルゆらぎ吸収
手段でのセルの読み出し周期の少なくとも1つにもとづ
いて、遅延吸収手段から固定速度のセルの読み出し要求
制御を行う構成とした。これにより、従来のように非常
に大きなメモリを複数箇所に配置する必要がないために
回路規模を小型化でき、かつセルの効率のよい読み出し
要求制御を行うため、高品質な伝送制御を行うことが可
能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の伝送装置の原理図である。
【図2】状態遷移を示す図である。
【図3】伝送装置の構成を示す図である。
【図4】セル読み出し要求制御の動作を示すタイムチャ
ートである。
【図5】セル読み出し要求制御の動作を示すタイムチャ
ートである。
【図6】セル読み出し要求制御の動作を示すタイムチャ
ートである。
【図7】RTS値の取得異常検出時の動作を示すタイム
チャートである。
【図8】RTS値の取得異常解除時の動作を示すタイム
チャートである。
【図9】セル読み出し要求制御の動作を示すタイムチャ
ートである。
【図10】セル読み出し要求制御の動作を示すタイムチ
ャートである。
【図11】Robust−SNの場合とFast−SN
の場合における制御の違いを示す概念図である。
【図12】セル損失検出の動作を示すタイムチャートで
ある。
【図13】セル損失検出の動作を示すタイムチャートで
ある。
【図14】セル誤配検出の動作を示すタイムチャートで
ある。
【図15】セル誤配検出の動作を示すタイムチャートで
ある。
【図16】SNエラー保護機能の誤り推定の動作を示す
タイムチャートである。
【図17】SNエラー保護機能の誤り推定の動作を示す
タイムチャートである。
【符号の説明】
10 伝送装置 11 遅延吸収手段 12 状態遷移監視手段 13 セルゆらぎ吸収手段 14 セル読み出し要求制御手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加藤 隆行 神奈川県横浜市港北区新横浜2丁目3番9 号 富士通ディジタル・テクノロジ株式会 社内 (72)発明者 滝澤 雄二 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 渡辺 純司 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 上松 仁 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 平松 太一 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 エ ヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株 式会社内 (72)発明者 浦畑 智行 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 エ ヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株 式会社内 Fターム(参考) 5K030 HA10 JA06 KA03 KA21

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディジタル伝送を行う伝送装置におい
    て、 ネットワークから送られたバーストセルを格納して、前
    記バーストセルの遅延ゆらぎと、冗長系の伝送路構成に
    より生じるセル到着遅延差とを吸収し、容量情報を生成
    する遅延吸収手段と、 セルの状態遷移を監視する状態遷移監視手段と、 前記セルを格納して、前記セルのデセル化時に生じるセ
    ルゆらぎを吸収するセルゆらぎ吸収手段と、 前記容量情報、前記状態遷移及び前記セルゆらぎ吸収手
    段での前記セルの読み出し周期の少なくとも1つにもと
    づいて、前記遅延吸収手段から固定速度の前記セルの読
    み出し要求制御を行うセル読み出し要求制御手段と、 を有することを特徴とする伝送装置。
  2. 【請求項2】 前記セル読み出し要求制御手段は、前記
    状態遷移の異常が検出された場合、自走クロックで前記
    セルの読み出し要求を行うことを特徴とする請求項1記
    載の伝送装置。
  3. 【請求項3】 前記セル読み出し要求制御手段は、前記
    状態遷移の異常が検出され、かつ前記容量情報から容量
    が少ないことを判断した場合、前記セルの読み出し要求
    を行わないことを特徴とする請求項1記載の伝送装置。
  4. 【請求項4】 前記セル読み出し要求制御手段は、前記
    遅延吸収手段を初期化した後、または前記遅延吸収手段
    のアンダフローが解除となった後は、前記遅延吸収手段
    の容量が中心値に回復するまで、前記セルの読み出し要
    求を行わないことを特徴とする請求項1記載の伝送装
    置。
  5. 【請求項5】 前記ネットワークからクロック情報を受
    信し、前記セルゆらぎによって生じる前記クロック情報
    の受信周期変動を吸収するクロック情報制御手段をさら
    に有することを特徴とする請求項1記載の伝送装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2023037416A1 (ja) * 2021-09-07 2023-03-16 日本電信電話株式会社 遅延調整装置および冗長回線システム

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