JP2003017432A - 閃光放射装置 - Google Patents

閃光放射装置

Info

Publication number
JP2003017432A
JP2003017432A JP2001199551A JP2001199551A JP2003017432A JP 2003017432 A JP2003017432 A JP 2003017432A JP 2001199551 A JP2001199551 A JP 2001199551A JP 2001199551 A JP2001199551 A JP 2001199551A JP 2003017432 A JP2003017432 A JP 2003017432A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flash
discharge lamp
space portion
soundproof plate
space
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001199551A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4099960B2 (ja
Inventor
Masaki Yoshioka
正樹 吉岡
Akinobu Nakajima
明信 中島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ushio Denki KK
Ushio Inc
Original Assignee
Ushio Denki KK
Ushio Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ushio Denki KK, Ushio Inc filed Critical Ushio Denki KK
Priority to JP2001199551A priority Critical patent/JP4099960B2/ja
Publication of JP2003017432A publication Critical patent/JP2003017432A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4099960B2 publication Critical patent/JP4099960B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Furnace Details (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 閃光放電ランプが配置されてなり、外部に対
する音圧の衝撃の音圧レベルが低く、半導体ウエハの加
熱処理に好適な閃光放射装置を提供すること。 【解決手段】 この閃光放射装置は、筐体の内部に配設
された防音板によってランプ配置用空間が区画されてこ
れに閃光放電ランプが配置されており、筐体に形成され
た光放射窓を介して閃光が放射される。防音板により閃
光放電ランプ配置空間から区画された空間部分内には、
少なくとも閃光放電ランプ駆動用の高電圧発生装置が配
置される。筐体には冷却風を流過させることができる。
防音板は、閃光放電ランプを包囲する包囲部分を有して
いてもよい。この閃光放射装置は、光放射窓を介して放
射される光が被処理物に照射される態様で使用され、例
えば半導体ウエハについて、閃光の照射による加熱処理
を行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、被処理物
に閃光を照射して加熱処理などの処理を行うために用い
られる閃光放射装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、被処理物に光を照射することによ
り当該被処理物について目的とする処理を行うための光
照射処理装置として種々のものが知られており、光源ラ
ンプとして閃光放電ランプを用いたものが例えば特開平
9−320131号公報に開示されている。この公報に
記載されている装置は、石英ガラスからなる光放射窓を
有する筐体の内部に、紫外線放射源を構成するキセノン
閃光放電ランプが反射ミラーと組合せられて設けられる
と共に、筐体には冷却風入口および冷却風出口が設けら
れて閃光放電ランプと光放射窓との間に冷却風が流通さ
れるよう構成されており、光放射窓を介して紫外線が照
射されることにより、紫外線硬化製接着剤によるディス
クの貼り合わせが行われる。
【0003】また、シリコン半導体ウエハを用いる半導
体装置の製造工程のうち、例えば半導体ウエハの表面に
不純物拡散層を形成する工程では、当該半導体ウエハの
表面層のみを例えば1000℃以上の所定の高温に、し
かも当該半導体ウエハの全面にわたって温度均一性が高
い状態で加熱することが必要である。そして、被処理物
の表面層のみを高温に加熱することは、閃光放電ランプ
よりの閃光を被処理物に照射する方法によって好適に達
成することができるが、閃光放電ランプは、通常、棒状
であるため、単独では半導体ウエハの全面を温度均一性
が高い状態に加熱することができない。
【0004】そこで、棒状の閃光放電ランプの複数を平
行に並んだ状態に配置してなる閃光放射装置を用いるこ
とが提案されているが、実際上、近年における大口径の
半導体ウエハに対処するためには、多数の閃光放電ラン
プを並べて一斉に駆動することが必要とされる。
【0005】然るに、閃光放電ランプにおいては、駆動
されたときに、バルブの内部で発生するプラズマから紫
外領域から遠赤外領域の広範な波長領域にわたる非常に
強力な光が放射され、そのためにバルブの周囲の極近傍
の空気が急激に熱膨張する結果、非常に大きな音圧の衝
撃が発生して大きな炸裂音が生ずる。このように、閃光
放電ランプによる閃光放射装置は、その動作により、周
囲に対する大きな音源または振動源となるのであり、例
えば、長さが360mm、電極間距離が280mmの閃
光放電ランプを5kJの入力エネルギーで駆動した場合
には、発生する音圧の衝撃の音圧レベルはフラット特性
で約90dBにも達する。そして、通常の閃光放電ラン
プ点灯装置においては、閃光放電ランプの数が少ないこ
ともあって、発生する炸裂音が問題視されることはほと
んどなかったのが実状である。しかし、入力エネルギー
が大きい閃光放電ランプの複数を一斉に駆動させる場合
には、この音圧の衝撃が問題となる場合があることが判
明した。
【0006】例えば、半導体ウエハによる半導体装置の
製造現場においては、閃光放射装置が設置されると、当
該閃光放射装置が音源または振動源となることが原因と
なって重要な問題が生ずることが判明した。すなわち、
半導体装置の製造における例えば回路パターンの露光工
程などにおいては、微小で高精度の加工工程、例えばサ
ブミクロンのオーダーの線幅の露光処理が必要とされて
いるが、加工されるべき半導体ウエハや加工用の装置に
振動が伝達されると、その影響によって加工精度が低下
する現象が発生する。そのため、実際の半導体装置の製
造現場においては、音圧レベルが70dBを超えるよう
な音源または振動源となるものは排除される必要があ
り、結局、閃光放電ランプによる閃光放射装置をそのま
ま使用することができない、という問題がある。
【0007】また、閃光放射装置においては、次のよう
な問題点もある。 (1)閃光放電ランプよりの大きな炸裂音は、それ自体
が非常に大きな音圧の衝撃であるために、当該閃光放射
装置に設けられた各種の装置や部材、並びに、光照射処
理すべき被処理物を振動させるため、所期の処理を好適
に達成することができず、また、操作者の身体に対して
も悪影響を与える。 (2)閃光放電ランプの駆動において、閃光放電ランプ
の内部および給電用リード線などの給電回路に瞬間的に
大電流が流れるため、強力な電磁界が発生する結果、ロ
ーレンツ力により給電用リード線などの回路部材が振動
して金属疲労による断線の原因となる。 (3)閃光放電ランプから紫外線および赤外線を含む光
が放射されるため、当該閃光放射装置内に配置される種
々の装置や部材が、紫外線や赤外線を吸収することによ
って劣化が生ずる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、以上のよう
な事情に基づいてなされたものであって、その目的は、
閃光放電ランプが配置されてなり、しかも外部に対する
音圧の衝撃の音圧レベルが低減された閃光放射装置を提
供することにある。本発明の他の目的は、特に半導体ウ
エハの加熱処理に好適に用いることのできる閃光放射装
置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の閃光放射装置
は、筐体と、この筐体の内部にランプ配置空間を区画す
るよう当該筐体に配設された防音板と、この防音板によ
るランプ配置用空間内に配置された閃光放電ランプとを
具えてなり、閃光放電ランプからの閃光が、筐体に形成
された光放射窓を介して放射されることを特徴とする。
【0010】以上において、防音板は、筐体の内部空間
を第1の空間部分と第2の空間部分とに仕切る仕切り板
を構成し、第1の空間部分により閃光放電ランプ配置空
間が形成されると共に、第2の空間部分内に、少なくと
も、当該閃光放電ランプを駆動するための高電圧発生装
置が配置されている構成とすることが好ましい。
【0011】また、筐体には、その第2の空間部分に通
ずる冷却風入口および冷却風出口が形成されている構成
とすることができる。この場合において、防音板には、
第1の空間部分と第2の空間部分とを連通させる冷却風
流通孔が形成されていることが好ましい。
【0012】また、防音板が、閃光放電ランプの周囲を
包囲する包囲部分を有する構成とすることができる。
【0013】更に、防音板の第1の空間部分に面する一
面において、少なくとも閃光放電ランプが支持されると
共に、防音板の第2の空間部分に面する他面において、
少なくとも高電圧発生装置が支持されている構成とする
ことができる。
【0014】また、防音板は金属板により形成されてい
ることが好ましい。そして、防音板の第1の空間部分に
面する一面が光反射面を形成していることが好ましい。
【0015】本発明の閃光放射装置は、筐体に形成され
た光放射窓を介して放射される光が被処理物に照射され
る態様で使用することができる。この場合において、被
処理物が半導体ウエハであり、閃光の照射によって加熱
処理を行うことができる。
【0016】
【作用】以上のような構成の閃光放射装置においては、
筐体内において防音板によって区画されたランプ配置用
空間内に閃光放電ランプが配置されるため、複数の閃光
放電ランプが同時に駆動される時にも、筐体の外部に放
射される音圧の衝撃の音圧レベルが低減されたものとな
り、その結果、当該閃光放射装置が音源または振動源と
なることによる弊害を有効に防止することができる。
【0017】また、防音板により、ランプ配置用空間か
ら区画された空間部分に対しても、これに伝播される音
圧の衝撃の音圧レベルが低減されるので、この空間部分
内に配置された高電圧発生装置などを、閃光放電ランプ
が駆動されたときの悪影響から防護することができる。
【0018】また、防音板を、筐体の内部空間を第1の
空間部分と第2の空間部分とに仕切る仕切り板を構成す
るよう設けた構成においては、当該防音板による効果を
確実なものとすることができる。
【0019】また、第2の空間部分に冷却風を流過させ
ることによって、第2の空間部分を直接に、また第1の
空間部分を間接に冷却することができるため、それらに
配置された閃光放電ランプおよびこれを駆動するための
高電圧発生装置などの熱による劣化を抑止することがで
きる。そして、この場合において、防音板に、第1の空
間部分と第2の空間部分とを連通する冷却風流通孔を形
成することにより、閃光放電ランプなどを一層高い効率
で冷却することができる。
【0020】また、防音板を、閃光放電ランプの周囲を
包囲する包囲部分を有する構成とした場合には、上記の
閃光放電ランプが音源となることによる弊害の防止効
果、すなわち音圧レベル低減化効果が一層確実なものと
なる。また、防音板によって光遮断効果が得られるた
め、第2の空間部分に、光および熱によって悪影響を受
ける部材や装置を配置することにより、それらの光や熱
による劣化を抑止することができる。
【0021】更に、防音板の第1の空間部分に面する一
面において、少なくとも閃光放電ランプを支持すると共
に、防音板の第2の空間部分に面する他面において、少
なくとも、当該閃光放電ランプを駆動するための高電圧
発生装置を支持する構成によれば、当該防音板が閃光放
電ランプおよび高電圧発生装置を支持するための共通の
支持板として利用されるため、無駄な部材が省略されて
少ない部品点数によって合理的な構成を達成することが
でき、当該閃光放射装置の製造および例えば閃光放電ラ
ンプの交換などの保守に便利となる。
【0022】上記の防音板を金属板により形成する場合
には、更に、十分な電磁界遮蔽効果が得られるため、電
磁界によって悪影響を受ける部材や装置を第2の空間部
分内に配置することにより、それらの誤動作を防止する
ことができる。また、防音板における第1の空間部分に
面する一面に光反射面を形成しておくことにより、当該
閃光放射装置における閃光の放射効率を向上させること
ができると共に、防音板における望ましくない昇温を抑
制することができる。
【0023】本発明の閃光放射装置は、上記のような効
果が得られることから、被処理物の閃光による光照射処
理に好適であり、外部に対する音源として音圧レベルが
70dB以下のものとすることができるため、特に半導
体ウエハによる半導体装置の製造工程における加熱処理
に好適に用いることができる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て詳細に説明する。図1は、本発明の第1の実施例に係
る閃光放射装置の構成を概略的に示す説明図である。こ
の例の閃光放射装置10は、下面板12A、上面板12
B、並びに、開閉可能な前面板12Cを有する外周側壁
板よりなる、全体が直方体の形状に構成された筐体12
を備えてなり、水平方向に延びる下面板12Aには、こ
れに形成された開口が石英ガラス板によって塞がれるこ
とにより、光放射窓14が設けられている。この筐体1
2の材料としては、例えばアルミニウム板またはステン
レス鋼板が用いられる。
【0025】筐体12には、当該筐体12の内部空間を
上下に仕切る仕切り板を構成する、例えばアルミニウム
製厚板よりなる防音板16が水平方向に延びるよう設け
られており、これにより、下部の第1の空間部分18と
上部の第2の空間部分20とが形成されている。
【0026】第1の空間部分18はランプ配置用空間と
され、このランプ配置用空間内に位置するよう、各々直
線状に伸びる棒状の閃光放電ランプ22の多数が、防音
板16の下面に装着された例えばセラミック製のランプ
保持部材(図示せず)に保持されることにより、水平面
内において互いに平行に並んだ状態(図1においては紙
面に垂直な方向に並んだ状態)に配置されている。閃光
放電ランプ22は、特に制限されるものではないが、通
常、一対の電極が透明ガラスよりなるバルブ内に配置さ
れてなり、キセノンなどの発光ガスが封入されてなるも
のが用いられる。図1において、28は、閃光放電ラン
プ22を点灯駆動するために必要なトリガ電圧印加回路
を含む高電圧発生装置であって、トリガ電圧印加回路
は、内部トリガ方式および外部トリガ方式のいずれであ
ってもよい。
【0027】また、第1の空間部分18には、閃光放電
ランプ22の各々に対応して凹状溝若しくは樋状溝を有
する、例えばアルミニウム製のリフレクタ24が防音板
16と閃光放電ランプ22との間に配置されており、防
音板16の下面に適宜の支持部材(図示せず)によって
支持されている。
【0028】このリフレクタ24は、すべての閃光放電
ランプ22に対応する樋状溝を有する一体型のものであ
ることが好ましいが、閃光放電ランプ22の各々に対応
する単一の樋状溝を有するリフレクタ要素の集合体、あ
るいは閃光放電ランプ22の複数に対応する複数の樋状
溝を有するリフレクタ要素の集合体であってもよい。こ
こに、リフレクタ24は、閃光放電ランプ22の電極間
領域を完全にカバーするものであることが好ましい。
【0029】更に、第1の空間部分18は、閃光放電ラ
ンプ22およびリフレクタ24の他に、当該第1の空間
部分18に配置することが必要な装置や部材(以下、
「必須の配置部品」という。)が、防音板16の下面に
支持されることによって配置される。必須の配置部品の
具体例としては、例えば、ランプ保持部、電極リード保
持部、外部トリガ方式が採用されている場合のトリガ端
子部などがある。
【0030】一方、第2の空間部分20は、必須の配置
部品以外の装置や部材(以下、「要防護部品」とい
う。)の配置用空間とされ、防音板16がそれらの支持
板として用いられる。要防護部品の具体例としては、閃
光放電ランプ22を点灯駆動するために必要なトリガ電
圧印加回路を含む高電圧発生装置28、第2の空間部分
20における冷却風の流過状態を監視するための圧力セ
ンサー30、筐体12の前面板12Cが開かれたときに
作動して警報を発するインターロックスイッチ32、そ
の他がある。
【0031】これらの要防護部品は、許容される場合に
は、防音板16の上面を利用して直接に、あるいは適宜
の支持部材を介して間接的に、支持される。しかし、イ
ンターロックスイッチ32のセンサ部は、開閉する前面
板12Cに装着される必要があるので、防音板16上に
装着されないが、そのための配線部などは、例えば防音
板16の上面に配置することができる。
【0032】また、筐体12の上面板12Bには、絶縁
性のリード線中継部材40が配置されており、これを介
して、各種のリード線が外部から第2の空間部分20内
に導入され、一部のものは、更に防音板16を通過して
第1の空間部分18内に導入されている。
【0033】更に、筐体12の上面板12Bには、冷却
風入口42および冷却風出口44が第2の空間部分20
に連通する状態で設けられると共に、冷却風入口42お
よび冷却風出口44の一方または両方に冷却風供給装置
(図示せず)が接続されており、冷却風入口44から流
入された冷却風が第2の空間部分20を流過して冷却風
出口44から排出される構成とされている。
【0034】以上において、防音板16は、第1の空間
部分18と第2の空間部分20とを完全に遮断するもの
である必要はなく、例えば、閃光放電ランプ22に直接
対向する中央領域以外の周縁領域において、貫通孔より
なる冷却風流通孔が形成されていてもよい。この場合に
は、当該冷却風流通孔は、特に筐体12の外周側壁板に
接する領域または接近した領域に形成されることが好ま
しい。
【0035】また、防音板16の第1の空間部分18に
面する表面、あるいはランプ配置用空間の内面となる表
面には、光反射面を形成しておくことが好ましい。
【0036】上記の構成による閃光放射装置において
は、駆動信号が加えられると、高電圧発生装置28から
の高電圧が印加されることにより、複数の閃光放電ラン
プ22が同時に駆動されて一斉に閃光を放射する。この
閃光放電ランプ22からの閃光は、直接、あるいはリフ
レクタ24によって反射され、光放射窓14を介して筐
体12の下方に放射される。従って、当該光放射窓14
の下方位置に、適宜の支持部材に支持された被処理物を
配置しておくことにより、この被処理物に閃光が照射さ
れて目的とする処理が行われる。
【0037】例えば、閃光放電ランプ22が並んでいる
平面に平行な状態に被処理物である半導体ウエハが配置
され、この状態で、閃光放電ランプ22が同時に駆動さ
れて放射される閃光が当該半導体ウエハに照射され、こ
れにより、所期の加熱処理が行われる。
【0038】以上において、防音板16の第1の空間部
分18に面する表面またはランプ配置用空間の内面とな
る表面に光反射面が形成されている場合には、当該防音
板16に入射した光がその光反射面によって反射される
ため、当該閃光放射装置における閃光放射率を向上させ
ることができる。
【0039】そして、冷却風入口42および冷却風出口
44を介して第2の空間部分20に冷却風が流過される
ことにより、当該第2の空間部分20内に配置された要
防護部品が直接的に冷却されるため、閃光放電ランプ2
2から放出される熱によって劣化することが防止され、
従ってその本来の使用寿命が全うされる。また、第1の
空間部分18においても、防音板16を介して間接的に
冷却されるため、閃光放電ランプ22およびリフレクタ
24を含む必須の配置部品が過熱状態となることが防止
され、特に閃光放電ランプ22を長い使用寿命で用いる
ことができる。
【0040】而して、閃光放電ランプ22が駆動された
時には、個々の閃光放電ランプ22からの炸裂音が発せ
られて音圧の衝撃が発生するが、当該閃光放電ランプ2
2が配置されている第1の空間部分18は防音板16に
よって区画されているため、第1の空間部分18からの
音圧の衝撃が当該防音板16によって大きく減衰され、
外部および当該第2の空間部分20に伝播される音圧の
衝撃の音圧レベルは大幅に低下したものとなる。
【0041】従って、当該閃光放射装置が外部に対して
大きな音圧レベルの音源を構成することが回避されるの
で、そのような音源の共存が禁止されるような環境にお
いても、弊害を伴わずに当該閃光放射装置を使用するこ
とができる。また、第2の空間部分20内に配置された
要防護部品に伝達される振動が軽減され、要防護部品の
各々が閃光放電ランプ22の駆動に伴う振動によって劣
化することが抑制され、それらの本来の使用寿命が全う
されると共に、付近の作業者にも悪影響を与えることが
ない。
【0042】また、防音板16は、閃光放電ランプ22
からの閃光を遮断するため、当該閃光による紫外線や赤
外線によって第2の空間部分20における要防護部品が
劣化することが防止され、従って、高電圧発生装置2
8、圧力センサー30、インターロックスイッチ32お
よびその他の各電気回路や部品または部材の構成に用い
られている高分子材料や合成樹脂製品の紫外線および赤
外線による劣化が防止され、それらの要防護部品に長い
使用寿命が得られる。
【0043】更に、閃光放電ランプ22の動作に伴って
大きな電磁界が発生するが、防音板16を金属板によっ
て構成しておくことにより、当該防音板16によって電
磁遮蔽効果が確実に発揮され、第2の空間部分20にお
ける要防護部品が電磁界が原因となって誤動作が生じた
り、劣化することが防止される。
【0044】具体的に説明すると、例えば、第2の空間
部分20に冷却風が流過される構成では、要防護部品の
一つとして圧力センサー30が第2の空間部分20に配
置されるが、第2の空間部分20には、防音板16によ
って音圧の衝撃が大幅に緩和され状態で伝播されるた
め、振動や衝撃を受けるとその動作状態が変化したり損
傷が生じやすいダイアフラム型圧力センサーであって
も、圧力センサー30として問題なく使用することがで
きる。
【0045】また、インターロックスイッチ32におい
ては、合成樹脂製の部分が多く存在するが、閃光による
紫外線や赤外線が遮断されて照射されないので、短期間
の内に劣化することがない。更に、高電圧発生装置28
においては、防音板16が電磁界遮蔽効果を有すること
により、電磁界の作用による誤動作が生ずることが防止
される。
【0046】以上において、防音板16は、防音、防
振、遮光、電磁界シールド、ランプ冷却風流通孔の機能
の一部または全部を兼ね備えることが可能であり、種々
の材質から選ばれたものを用いることができるが、実際
には金属板を用いることが好ましく、例えば、厚さが5
mm以上のアルミニウム板を挙げることができる。特に
閃光放電ランプに流れる大電流による電磁界を低減させ
る効果を得る場合には、アルミニウム板に薄い鉄板を重
ね合わせた積重構造板や、鉄、ニッケル、それらの合金
(例えばパーマロイなど)よりなる板によって、防音板
16を構成することができる。一方、防音、防振、ラン
プ冷却風流通孔の機能を優先させる場合には、例えばセ
ラミックやガラスからなる防音板であっても、閃光放電
ランプ22からの音圧の衝撃を反射して第2の空間部分
20に対する音圧レベルを大幅に低下させることができ
る。
【0047】また、上記の構成においては、第1の空間
部分18内に配置される必須の配置部品の全部、あるい
は必須の配置部品の一部を除く全部、具体的には、少な
くとも閃光放電ランプ22を含む部材が、防音板16の
第1の空間部分18に面する一面において支持されると
共に、第2の空間部分20内に配置される要防護部品の
一部を除く全部、具体的には、少なくとも高電圧発生装
置28を含む部材が、防音板16の第2の空間部分20
に面する他面において支持されている。すなわち、防音
板16が、必須の配置部品および要防護部品の主要な部
材を搭載するための共通の支持板として機能を有するも
のとされており、これにより、構成が簡単であり、しか
も装置全体の組立て、保守などの作業が簡単なものとな
る利点が得られる。
【0048】また、防音板16に冷却風流通孔が形成さ
れている構成においては、当該冷却風流通孔を介して、
第2の空間部分20に導入された冷却風の一部が第1の
空間部分18に導入されることとなるため、第1の空間
部分18内に配置されている閃光放電ランプ22、リフ
レクタ24などの必須の配置部品が十分に冷却されるこ
ととなり、従ってそれらの必須の配置部品の熱による劣
化が抑制されて十分に長い使用寿命を得ることができ
る。
【0049】図2は、本発明の第2の実施例に係る閃光
放射装置の構成を示す説明図であって、この例において
は、防音板16は、図1の例に示したような第1の空間
部分18と第2の空間部分20とを完全に仕切る仕切板
を構成するのではなく、その両側の筐体12の外周側壁
板の内周に隣接する部分に冷却風流通孔46が形成され
ると共に、閃光放電ランプ22の集合体の周囲を包囲す
る包囲壁48を有する構成とされており、これによりラ
ンプ配置用空間Sが形成され、このランプ配置用空間S
内に、閃光放電ランプ22が並んで配置される。ここ
に、包囲壁48は、防音板16と一体のものとして形成
してもよいし、防音板16とは別の部材として構成され
たものであってもよい。
【0050】このような構成によれば、ランプ配置用空
間Sは、防音板16と包囲壁48とによってその上面お
よび外周の全周が包囲あるいは遮蔽されて下方の光放射
方向にのみ開口する状態となるため、閃光放電ランプ2
2が駆動されたときの音圧の衝撃、閃光による紫外線お
よび赤外線の放射、並びに電磁界の放射が高い効率でラ
ンプ配置用空間Sに閉じ込められるようになり、従っ
て、防音板16より上方の第2の空間部分20に配置さ
れた要防護部品を、それらによる悪影響から確実に防護
することができる。
【0051】また、その結果として、当該閃光放射装置
が外部に対して大きな音圧レベルの音源を構成すること
が防止される。更に、この構成においては、包囲壁48
を含む防音板16の内面に光反射面を形成しておくこと
により、包囲壁48が存在しない場合には利用されない
光を有効に光放射窓14を介して放射させることがで
き、当該閃光放射装置における閃光放射率を一層高いも
のとすることができる。
【0052】以上、本発明の好適な例について具体的に
説明したが、本発明においては、種々の変更を加えるこ
とが可能である。例えば、各部の部材や部分が過熱状態
となるおそれがない場合、例えば、1回閃光放電ランプ
の駆動に要する入力エネルギーが大きくても、繰り返し
駆動する場合の時間間隔が大きくて十分な冷却が期待さ
れる場合などにおいては、第1の空間部分において冷却
風が流過されることは必須のことではなく、この場合に
は、冷却風入口および冷却風出口は形成されない構成と
なる。また、防音板以外のものが支持のために使用され
ることが禁止されるものではなく、例えば筐体の内面
を、必須の配置部品や要防護部品などの支持のために利
用することができる。
【0053】〔実験例〕図1の構成に従い、下記の仕様
による実験用の閃光放射装置を作製した。すなわち、厚
さ2mmのアルミニウム平板により、縦37cm、横7
7cm、高さ37cmの直方体形状の筐体(12)を用
意し、厚さ5mmのアルミニウム板よりなる防音板(1
6)を配置することにより、筐体の内部空間を、高さ2
4cmの第1の空間部分(18)と高さ7.2cmの第
2の空間部分(20)とに仕切った。そして、長さ36
0mm、外径13mm、内径10.5mmの直管状バル
ブを具え、電極間距離280mmの閃光放電ランプ(2
2)の合計21本を、第1の空間部分によるランプ配置
用空間内に、隣接するものとの離間距離が12.7mm
となる状態で平行に並べて配置して閃光放射装置を作製
した。
【0054】この実験用閃光放射装置を用い、すべての
閃光放電ランプをその各々に5kJの発光エネルギーを
投入することにより一斉に駆動させ、そのときの音圧の
衝撃の音圧レベルを測定したところ、第2の空間部分内
においては約75dB、筐体の外部においては約68d
Bであった。
【0055】なお、当該閃光放電ランプは、その1本を
いわゆる「裸」の状態で上記と同一条件で駆動した場合
に、発生する音圧の衝撃の音圧レベルが約90dBのも
のであり、筐体を用いずに上記と同様の態様で21本を
並べて配置したままのいわゆる裸の状態での音圧レベル
は約103dBであった。また、上記の閃光放射装置と
同様の筐体を用い、防音板を設置せずに、筐体の上面板
の下面に同様にして21本の閃光放電ランプを配置して
なる対照用の閃光放射装置では、筐体の外部における音
圧レベルは約80dBであった。
【0056】以上の結果から、防音板を備えた閃光放射
装置によれば、外部に対する音源として音圧レベルが小
さいものとなり、第2の空間部分における音圧レベルも
防音板によって大幅に低下することが明らかである。そ
の結果、本発明の閃光放射装置は、外部に対する音源と
しては音圧レベルが小さいものであって、音圧レベルを
70dB以下とすることが容易であり、従って、例えば
半導体装置の製造現場において、閃光による半導体ウエ
ハの熱処理装置の加熱源として、弊害を伴うことなし
に、好適に用いることができる。
【0057】
【発明の効果】本発明の閃光放射装置によれば、筐体内
に設けられた防音板により、筐体の外部に放射される音
圧レベルが低減されたものとなり、その結果、当該閃光
放射装置が音源または振動源となることによる弊害を有
効に防止することができる。また、防音板により、ラン
プ配置用空間から区画された空間部分に対しても、これ
に伝播される音圧の衝撃の音圧レベルが低減されるの
で、この空間部分内に配置された高電圧発生装置など
を、閃光放電ランプが駆動されたときの悪影響から防護
することができる。
【0058】また、防音板を、筐体の内部空間を第1の
空間部分と第2の空間部分とに仕切る仕切り板を構成す
るよう設けた構成においては、当該防音板による効果を
確実なものとすることができる。
【0059】また、第2の空間部分に冷却風を流過させ
ることにより、第2の空間部分を直接に、また第1の空
間部分を間接に冷却することができるため、それらに配
置された閃光放電ランプおよびこれを駆動するための高
電圧発生装置などの熱による劣化を抑止することができ
る。
【0060】また、防音板を、閃光放電ランプの周囲を
包囲する包囲部分を有する構成とした場合には、上記の
閃光放電ランプが音源となることによる弊害の防止効
果、すなわち音圧レベル低減化効果が一層確実なものと
なる。また、防音板によって光遮断効果が得られるた
め、第2の空間部分に、光および熱によって悪影響を受
ける部材や装置を配置することにより、それらの熱によ
る劣化を抑止することができる。
【0061】更に、防音板を、第1の空間部分内に配置
される必須の配置部品、並びに、第2の空間部分内に配
置される要防護部品の両方の共通の支持板として利用す
ることにより、無駄な部材が省略されて少ない部品点数
によって合理的な構成を達成することができ、当該閃光
放射装置の製造および保守に便利となる。
【0062】上記の防音板を金属板により形成する場合
には、更に、十分な電磁界遮蔽効果が得られるため、電
磁界によって悪影響を受ける部材や装置を第2の空間部
分内に配置することにより、それらの熱による劣化を抑
止することができる。また、防音板における第1の空間
部分に面する一面に光反射面を形成しておくことによ
り、当該閃光放射装置における閃光の放射効率を向上さ
せることができる。
【0063】本発明の閃光放射装置は、上記のような効
果が得られることから、被処理物の閃光による光照射処
理に好適であり、外部に対する音源として音圧レベルが
70dB以下のものとすることができるため、特に半導
体ウエハによる半導体装置の製造工程における加熱処理
に好適に用いることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係る閃光放射装置の構
成を示す説明図である。
【図2】本発明の第2の実施例に係る閃光放射装置の構
成を示す説明図である。
【符号の説明】
10 閃光放射装置 12 筐体 12A 下面板 12B 上面板 12C 前面板 14 光放射窓 16 防音板 18 第1の空間部分 20 第2の空間部分 22 閃光放電ランプ 24 リフレクタ 28 高電圧発生装置 30 圧力センサー 32 インターロックスイッチ 40 リード線中継部材 42 冷却風入口 44 冷却風出口 46 冷却風流通孔 48 包囲壁 S ランプ配置用空間

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筐体と、この筐体の内部にランプ配置空
    間を区画するよう当該筐体に配設された防音板と、この
    防音板によるランプ配置用空間内に配置された閃光放電
    ランプとを具えてなり、 閃光放電ランプからの閃光が、筐体に形成された光放射
    窓を介して放射されることを特徴とする閃光放射装置。
  2. 【請求項2】 防音板は、筐体の内部空間を第1の空間
    部分と第2の空間部分とに仕切る仕切り板を構成し、第
    1の空間部分により閃光放電ランプ配置空間が形成され
    ると共に、第2の空間部分内に、少なくとも、当該閃光
    放電ランプを駆動するための高電圧発生装置が配置され
    ていることを特徴とする請求項1に記載の閃光放射装
    置。
  3. 【請求項3】 筐体には、その第2の空間部分に通ずる
    冷却風入口および冷却風出口が形成されていることを特
    徴とする請求項2に記載の閃光放射装置。
  4. 【請求項4】 防音板には、第1の空間部分と第2の空
    間部分とを連通させる冷却風流通孔が形成されているこ
    とを特徴とする請求項3に記載の閃光放射装置。
  5. 【請求項5】 防音板が、閃光放電ランプの周囲を包囲
    する包囲部分を有することを特徴とする請求項1〜請求
    項4のいずれかに記載の閃光放射装置。
  6. 【請求項6】 防音板の第1の空間部分に面する一面に
    おいて、少なくとも閃光放電ランプが支持されると共
    に、防音板の第2の空間部分に面する他面において、少
    なくとも、当該閃光放電ランプを駆動するための高電圧
    発生装置が支持されていることを特徴とする請求項2〜
    請求項5のいずれかに記載の閃光放射装置。
  7. 【請求項7】 防音板が金属板により形成されているこ
    とを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれかに記載の
    閃光放射装置。
  8. 【請求項8】 防音板の第1の空間部分に面する一面が
    光反射面を形成していることを特徴とする請求項1〜請
    求項7のいずれかに記載の閃光放射装置。
  9. 【請求項9】 筐体に形成された光放射窓を介して放射
    される光が被処理物に照射されることを特徴とする請求
    項1〜請求項8のいずれかに記載の閃光放射装置。
  10. 【請求項10】 被処理物が半導体ウエハであり、閃光
    の照射によって加熱処理が行われることを特徴とする請
    求項9に記載の閃光放射装置。
JP2001199551A 2001-06-29 2001-06-29 閃光放射装置 Expired - Lifetime JP4099960B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001199551A JP4099960B2 (ja) 2001-06-29 2001-06-29 閃光放射装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001199551A JP4099960B2 (ja) 2001-06-29 2001-06-29 閃光放射装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003017432A true JP2003017432A (ja) 2003-01-17
JP4099960B2 JP4099960B2 (ja) 2008-06-11

Family

ID=19036832

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001199551A Expired - Lifetime JP4099960B2 (ja) 2001-06-29 2001-06-29 閃光放射装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4099960B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005252102A (ja) * 2004-03-05 2005-09-15 Ushio Inc フラッシュランプ装置
JP2005332916A (ja) * 2004-05-19 2005-12-02 Ushio Inc 光加熱装置
JP2006147841A (ja) * 2004-11-19 2006-06-08 Ushio Inc フラッシュランプ発光装置
CN104848162A (zh) * 2014-02-19 2015-08-19 睿励科学仪器(上海)有限公司 一种用于高热量光源的风冷装置

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55169552U (ja) * 1979-05-25 1980-12-05
JPS56130779A (en) * 1980-03-17 1981-10-13 Ricoh Co Ltd Flash fixing device
JPS60202461A (ja) * 1984-03-27 1985-10-12 Fuji Xerox Co Ltd フラツシユ定着装置
JPS6120076A (ja) * 1984-07-09 1986-01-28 Fuji Xerox Co Ltd フラツシユ定着装置
JPS61114464U (ja) * 1984-12-28 1986-07-19
JP2002252174A (ja) * 2000-12-08 2002-09-06 Sony Corp 半導体薄膜の形成方法、半導体装置及び電気光学装置の製造方法、これらの方法の実施に使用する装置、並びに半導体装置及び電気光学装置

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55169552U (ja) * 1979-05-25 1980-12-05
JPS56130779A (en) * 1980-03-17 1981-10-13 Ricoh Co Ltd Flash fixing device
JPS60202461A (ja) * 1984-03-27 1985-10-12 Fuji Xerox Co Ltd フラツシユ定着装置
JPS6120076A (ja) * 1984-07-09 1986-01-28 Fuji Xerox Co Ltd フラツシユ定着装置
JPS61114464U (ja) * 1984-12-28 1986-07-19
JP2002252174A (ja) * 2000-12-08 2002-09-06 Sony Corp 半導体薄膜の形成方法、半導体装置及び電気光学装置の製造方法、これらの方法の実施に使用する装置、並びに半導体装置及び電気光学装置

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005252102A (ja) * 2004-03-05 2005-09-15 Ushio Inc フラッシュランプ装置
JP4622270B2 (ja) * 2004-03-05 2011-02-02 ウシオ電機株式会社 フラッシュランプ装置
JP2005332916A (ja) * 2004-05-19 2005-12-02 Ushio Inc 光加熱装置
JP2006147841A (ja) * 2004-11-19 2006-06-08 Ushio Inc フラッシュランプ発光装置
JP4720154B2 (ja) * 2004-11-19 2011-07-13 ウシオ電機株式会社 フラッシュランプ発光装置
CN104848162A (zh) * 2014-02-19 2015-08-19 睿励科学仪器(上海)有限公司 一种用于高热量光源的风冷装置
CN104848162B (zh) * 2014-02-19 2017-01-11 睿励科学仪器(上海)有限公司 一种用于高热量光源的风冷装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP4099960B2 (ja) 2008-06-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4630182A (en) Illuminating system
US7686461B2 (en) Integral ballast-igniter-lamp unit for a high intensity discharge lamp
JP5591305B2 (ja) 紫外線発光モジュール及び紫外線照射装置
KR20020006538A (ko) 고휘도 마이크로파 램프
JP4961685B2 (ja) 光照射装置
JP2002260595A (ja) 紫外線ランプシステムおよび方法
US6093918A (en) Cooling device for microwave ovens with halogen lamp
KR20220046629A (ko) 휴대용 탈모 장치
GB2336240A (en) Apparatus for emitting light
JP2003017432A (ja) 閃光放射装置
JP5136949B2 (ja) 光照射装置
KR20120003364A (ko) 광 조사 장치
KR20070035957A (ko) 엑시머 램프 및 자외선 조사장치
US3337763A (en) Flash lamp mounting apparatus
JP2015184577A (ja) 偏光光照射装置
JP5434657B2 (ja) 光源装置
JP3744223B2 (ja) 光源装置
JP4965488B2 (ja) 紫外線照射装置
JP6457786B2 (ja) Uv照射用灯具およびuv照射装置
KR100831210B1 (ko) 무전극 조명기기가 적용된 가로등
JP2003066197A (ja) 閃光放射装置
JPS63121833A (ja) 照明光源装置
JP5597951B2 (ja) 紫外線照射装置
TW202348932A (zh) 光照射裝置
KR100430014B1 (ko) 무전극 램프의 공진기 보호장치

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040420

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050621

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071002

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071130

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080226

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080310

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110328

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4099960

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120328

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130328

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130328

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140328

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term