JP2003016851A - 環境調和型フレキシブルフラットケーブル - Google Patents

環境調和型フレキシブルフラットケーブル

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JP2003016851A
JP2003016851A JP2001203624A JP2001203624A JP2003016851A JP 2003016851 A JP2003016851 A JP 2003016851A JP 2001203624 A JP2001203624 A JP 2001203624A JP 2001203624 A JP2001203624 A JP 2001203624A JP 2003016851 A JP2003016851 A JP 2003016851A
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flat cable
flexible flat
flame retardant
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JP2001203624A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Yamanobe
寛 山野辺
Takao Ichikawa
貴朗 市川
Masato Ito
真人 伊藤
Tsutomu Komori
勉 小森
Katsuo Endo
勝雄 遠藤
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Hitachi Cable Ltd
Original Assignee
Hitachi Cable Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 耐屈曲性を犠牲にすることなく従来と同等の
難燃性等を発揮できる新規な環境調和型フレキシブルフ
ラットケーブルの提供。 【解決手段】 接着層4を備えた一対のプラスチックフ
ィルム3,3によって導体2をその上下から挟んで一体
化したフレキシブルフラットケーブル1において、上記
接着層4を接着剤にノンハロゲン系難燃剤を添加したも
ので形成すると共に、上記プラスチックフィルム3を自
己消火性を有するもので形成する。これによって、有害
なダイオキシンの発生を防止できると共に優れた難燃性
及び耐屈曲性等を発揮できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種AV機器やO
A機器等の電気・電子機器に多用されるフラットケーブ
ルに係り、特に環境調和型のフレキシブルフラットケー
ブルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、多くの電気・電子機器の回路間の
ジャンパ線(固定配線)等として用いられているフレキ
シブルフラットケーブルは、数本から十数本の導体を絶
縁性の接着剤付きプラスチックフィルム(ポリエチレン
テレフタレート等)で挟んで一体被覆した多芯の帯状電
線であり、特に優れた柔軟性(耐屈曲性)を有すること
から、近年では、AV機器やOA機器等の可動部配線材
であるフレキシブルプリント配線板(FPC)の代替品
として適用されるケースが増えてきている。
【0003】例えば、導体として純Snや半田めっき平
角導体(TPC等純Cu系)を用いた厚さ0.1〜0.
3mmのフレキシブルフラットケーブルにあっては、低
価格化を狙った音楽用CDプレーヤーやパソコン、カー
ナビゲーションのCD−ROMの光ピックアップ配線等
として使用される例が急増しており、最近では、さらに
導体厚み22μm×0.5mmピッチ高精細品の開発,
量産化が進み、DVD(デジタル多用途ディスク)の光
ピックアップ配線等といった最新の電子機器への適用も
進んでいる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このフレキ
シブルフラットケーブルのプラスチックフィルムに用い
られる接着層(ポリエステル系)には、機器の過熱事故
等による燃焼抑止のために従来より臭素系や塩素系とい
ったハロゲン系の難燃剤が添加されているが、このハロ
ゲン系の難燃剤は、これを焼却処分等した際に有害なダ
イオキシンの発生源となる可能性がある。
【0005】そのため、近年では環境保護の観点からこ
れらハロゲン系の難燃剤に代えてノンハロゲン系の難燃
剤、例えば水酸化物系や無機(赤リン)リン系,あるい
は有機リン系等の難燃剤の適用が検討されてきている。
【0006】しかしながら、これらノンハロゲン系の難
燃剤は、従来のハロゲン系難燃剤に比較して難燃性が劣
ってしまい、特に水酸化アルミニウム等の水酸化物系難
燃剤の難燃性にあってはその傾向が顕著である。
【0007】そのため、このノンハロゲン系難燃剤によ
ってハロゲン系難燃剤と同等の難燃性を得るためには、
従来よりも多量に添加する必要があり、その結果、プラ
スチックフィルムの接着層の厚さが厚くなってフレキシ
ブルフラットケーブルの長所である耐屈曲性が大きく犠
牲になってしまうことになる。
【0008】例えば、厚み25μmのポリエチレンテレ
フタレートフィルムのポリエステル系接着剤に水酸化物
系難燃剤を添加した場合、従来の接着層厚み35μmの
ハロゲン系難燃剤を用いたものと同等の難燃性(難燃性
の規格:UL94VW−1)を得るためには、その厚み
が50μm以上必要となり、これによって耐屈曲性が著
しく損なわれてしまう。
【0009】そこで、本発明はこのような課題を有効に
解決するために案出されたものであり、その目的は、耐
屈曲性を犠牲にすることなく従来と同等の難燃性等を発
揮できる新規な環境調和型フレキシブルフラットケーブ
ルを提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、請求項1〜3に示すように、片面に接着層
を備えた一対のプラスチックフィルムによって単数もし
くは複数の導体をその上下から挟んで一体化したフレキ
シブルフラットケーブルにおいて、上記接着層を接着剤
にノンハロゲン系難燃剤、例えば水酸化物難燃剤を添加
したもので形成すると共に、上記プラスチックフィルム
を自己消火性を有するもの、例えば、ポリフェリレンサ
ルファイド又はポリエーテルイミド、あるいはアラミド
のいずれか、またはこれらを複合したもので形成したも
のである。
【0011】すなわち、本発明のフレキシブルフラット
ケーブルは、プラスチックフィルムの接着層として従来
のハロゲン系難燃剤を添加したものに代えてノンハロゲ
ン系難燃剤を添加したものを用いると共に、そのプラス
チックフィルムを自己消火性を有するものを用いたもの
である。
【0012】これによって、焼却時等における有害なダ
イオキシンの発生を未然に回避することができることは
勿論、接着層の難燃性が従来よりも劣っていてもプラス
チックフィルム自体が自己消火性を有することから、ケ
ーブル全体として優れた難燃性を発揮することができ
る。
【0013】また、請求項4に示すように、上記接着層
の厚み(T)と導体の厚み(t)との比(T/t)を
0.5≦T/t≦1.0とすれば、難燃性等を犠牲にす
ることなく、ケーブルの厚肉化による耐屈曲性の悪化を
確実に防止することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、本発明を実施する好適一形
態を添付図面を参照しながら説明する。
【0015】図1は本発明に係る環境調和型フレキシブ
ルフラットケーブル1(以下,FFCと略す)の実施の
一形態を示したものである。
【0016】図示するように、このFFC1は、数本か
ら十数本の純Sn或いは半田めっき平角導体2,2…を
並列に並べ、これを一対の接着層付きプラスチックフィ
ルム3,3で挟み込んでその接着層4中に等間隔に埋設
するように一体化したものである。
【0017】そして、このFFC1にあっては、このプ
ラスチックフィルム3,3がそれぞれ、自己消火性を有
する材料、具体的には、ポリフェリレンサルファイド又
はポリエーテルイミド、あるいはアラミドのいずれか、
またはこれらを複合したものからなっていると共に、接
着層4がポリエステル系等の接着剤にノンハロゲン系難
燃剤、例えば水酸化アルミニウム等の水酸化物難燃剤を
添加したものから形成したものである。
【0018】すなわち、前述したように接着層4に添加
される難燃剤として、従来のハロゲン系難燃剤に代えて
ノンハロゲン系難燃剤を用いることにより接着層4自体
の難燃性は従来よりもやや劣ってしまうことは免れない
が、この接着層4を備えるプラスチックフィルム3とし
て自己消火性を有する材料を用いることにより、プラス
チックフィルム3自体の難燃性が向上し、結果としてF
FC1全体からみれば、その難燃性は従来と同等以上の
性能を発揮することが可能となる。
【0019】この結果、難燃性を向上させるために接着
層4中に無理に多くのノンハロゲン系難燃剤を添加する
必要がなくなるため、接着層4の厚さを従来と同等ある
いはそれ以下に維持することが可能となり、接着層4の
厚さの増大による耐屈曲性の低下も確実に回避すること
ができる。
【0020】具体的には、図2に示すように、接着層4
の厚み(T)と導体2の厚み(t)との比(T/t)を
0.5≦T/t≦1.0、より望ましくは0.5≦T/
t≦0.6とすれば、ケーブルの厚肉化が防止され、優
れた耐屈曲性を維持することができる。また、難燃剤と
して水酸化物等のノンハロゲン系のものを用いることに
より、焼却時等にダイオキシン等の有害成分を発生する
ことがなく、環境負荷を低減できることはいうまでもな
い。
【0021】尚、このような特性を有する本発明のFF
C1の製造方法としては従来と同様に、例えば、連続し
て繰り出される導体2,2…の上下から順次接着剤付き
プラスチックフィルム3,3で挟み込むようにして熱ロ
ールにより熱圧着(150℃程度)することで容易に製
造することができる。また、ノンハロゲン系の難燃剤と
しては、水酸化物系の他に、無機(赤リン)リン系,あ
るいは有機リン系等の難燃剤を適用することも可能であ
る。
【0022】
【実施例】次に、本発明の実施例を比較例と共に説明す
る。
【0023】1,難燃性等の評価 (実施例(本発明品))先ず、厚さ25μmのプラスチ
ックフィルムの片面に、難燃剤入り接着層(厚さ35μ
m)を備えた接着層付きプラスチックフィルムを一組用
意し、この接着層付きフィルムを用いて、Snめっき平
角TPC線からなる導体(厚み35μm×幅0.7m
m,めっき厚み1.5μm)を1.0mmのピッチで挟
み込んで一体化した14芯のFFCを形成した後、この
FFCの特性(難燃性,高温放置,高温・高湿度保持,
ヒートサイクル,塩水噴霧,振動)を評価し、その結果
を以下の表1に示した。
【0024】ここで、本実施の形態にあっては、プラス
チックフィルムとして自己消火性を有する材料である、
ポリフェリレンサルファイド(PPS),ポリエーテル
イミド(PEI),アラミドを用いると共に、接着層に
添加される難燃剤としてノンハロゲン系難燃剤である水
酸化アルミニウムを用いた。また、難燃性の評価方法と
しては、一般的な難燃性の規格:UL94VW−1に従
って行った。 (比較例(従来品))プラスチックフィルムとしてポリ
エチレンテレフタレート(PET)を用いると共に、そ
の接着層に添加される難燃剤としてハロゲン系難燃剤で
ある臭素系難燃剤を使用した他は、実施例と同様な構成
をしたFFCを形成し、このFFCの特性を実施例1と
同様な観点で評価し、その結果を同じく以下の表1右欄
に示した。
【0025】
【表1】
【0026】この結果、表1からも分かるように、本発
明に係る実施例のFFCにあっては、いずれも良好であ
り、従来品である比較例のFFCと同等の特性を発揮す
るのが分かる。しかも、本実施例のFFCにあっては、
ハロゲン系の難燃剤を使用していないため、前述したよ
うに焼却時にダイオキシンなどの有害成分を発生しない
分、従来例よりも優れたメリットを発揮する。尚、本実
施例及び比較例で用いたそれぞれのプラスチックフィル
ムの特性(縦弾性係数(GPa),引張強さ(MP
a),伸び(%))については、表4に示すようにそれ
ぞれ異なるため、FFCの使用箇所や目的に応じて適宜
最適なものが選択される。
【0027】2,耐屈曲性評価 (実施例1)以下の表2の実施例1の欄に示すように、
プラスチックフィルムとしてPPSを用いると共に、そ
の接着層に添加される難燃剤としてノンハロゲン系難燃
剤である水酸化アルミニウムを使用した他は、上記難燃
性等の評価の実施例と同様な構成をしたFFCを形成
し、その耐屈曲特性(屈曲寿命比)を従来品である同表
右欄の比較例1のFFCを1として評価した。
【0028】ここで、屈曲寿命評価方法としては、図3
に示すように、上記の如く得られたFFCを一組用い、
室温下(23℃)でそれぞれをU字形に曲げて(曲げ半
径3.5mm)その片端末をサンプル固定治具7を用い
て固定板6に固定すると共に、他方の端末を駆動板5に
固定した後、一定のストローク(25mm)で上下に往
復運動させて(1500回/分)その導体が断線するま
での回数を計測する方法で行った。尚、断線の検出は固
定板6側に固定された端末に断線検知装置の端子8を接
続し、モニタ用の導体通電電流が10-6秒以上停止もし
くは導体抵抗が初期から10%アップした回数で判断し
た。 (実施例2)以下の表2の実施例2の欄に示すように、
プラスチックフィルムとしてPEIを用いた他は、実施
例1と同様な構成をしたFFCを形成し、その耐屈曲特
性を同じく従来品である比較例1のFFCを1として評
価した。 (実施例3)以下の表2の実施例3の欄に示すように、
プラスチックフィルムとしてアラミドを用いた他は、実
施例1と同様な構成をしたFFCを形成し、その耐屈曲
特性を同じく従来品である比較例1のFFCを1として
評価した。 (実施例4)以下の表3の実施例4の欄に示すように、
接着層の厚みを導体の厚み(35μm)に対して約0.
6となる厚さ(20μm)とした他は、実施例1と同様
な構成をしたFFCを形成し、その耐屈曲特性を同じく
従来品である比較例1のFFCを1として評価した。 (実施例5)以下の表3の実施例5の欄に示すように、
接着層の厚みを導体の厚み(35μm)に対して約0.
6となる厚さ(20μm)とした他は、実施例2と同様
な構成をしたFFCを形成し、その耐屈曲特性を同じく
従来品である比較例1のFFCを1として評価した。 (実施例6)以下の表3の実施例6の欄に示すように、
接着層の厚みを導体の厚み(35μm)に対して約0.
6となる厚さ(20μm)とした他は、実施例3と同様
な構成をしたFFCを形成し、その耐屈曲特性を同じく
従来品である比較例1のFFCを1として評価した。 (比較例1)以下の表2及び3に示すように、上記難燃
性等の評価で使用した比較例(従来品)と同様な構成を
したFFCをそのまま使用し、その耐屈曲特性(屈曲寿
命)を1とした。 (比較例2)以下の表2及び3に示すように、接着層の
厚みを導体の厚み(35μm)に対して約1.4倍(5
0μm)とすると共に、その接着剤に添加される難燃剤
としてノンハロゲン系難燃剤である水酸化アルミニウム
を用いた他は、比較例1と同様な構成をしたFFCを作
成し、その耐屈曲特性を比較例1のFFCを1として評
価した。
【0029】
【表2】
【0030】
【表3】
【0031】
【表4】
【0032】この結果、表2からも分かるように、本発
明に係る実施例1のFFCにあっては、従来品である比
較例1のFFCと同等以上の耐屈曲性を発揮することが
できた。また、実施例2及び3のFFCの場合は、比較
例1に比べてやや劣るものの、その屈曲寿命比はいずれ
も0.5以上であり、繰り返し過酷な屈曲を受けるよう
な箇所以外のFFCとして用いる場合には、必要十分な
耐屈曲性を有していることがわかる。
【0033】一方、接着層の厚さを従来よりも薄くした
実施例3〜5にあっては、表4からも分かるように、屈
曲寿命比がいずれも比較例を上回り、優れた耐屈曲性を
発揮することができた。
【0034】これに対し、難燃剤としてノンハロゲン系
難燃剤を用いたが、その接着層の厚みを従来品の約1.
4倍とした比較例2にあっては、屈曲寿命比が比較例1
を大きく下回ってしまい(0.2)、実用化には不適で
あることがわかった。
【0035】そして、これらの実施例の結果から、難燃
剤としてノンハロゲン系難燃剤を用いると共に、プラス
チックフィルムを自己消火性を有するもので形成し、さ
らにその接着層の厚み(T)と導体の厚み(t)との比
(T/t)を0.5≦T/t≦1.0とすることによ
り、従来品と同等以上の特性が得られると共に、FFC
として不可欠な優れた耐屈曲性が得られることが分か
る。
【0036】
【発明の効果】以上要するに本発明によれば、ハロゲン
系難燃剤を用いないため、焼却時に有害なダイオキシン
を発生することがなくなり、環境に与える悪影響を大幅
に軽減することができる。しかも、FFCに要求される
難燃性等のケーブル特性を殆ど犠牲にすることなく、F
FCとして不可欠な優れた耐屈曲性を維持することがで
きる、等といった優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る環境調和型フレキシブルフラット
ケーブルの実施の一形態を示す斜視図である。
【図2】図1中A部を示す部分拡大図である。
【図3】本実施例で採用した屈曲寿命評価方法を示す説
明図である。
【符号の説明】
1 環境調和型フレキシブルフラットケーブル(FF
C) 2 導体 3 プラスチックフィルム 4 接着層 5 駆動板 6 固定板 7 サンプル固定治具 8 断線検知装置の端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊藤 真人 茨城県日立市川尻町4丁目10番1号 日立 電線ファインテック株式会社内 (72)発明者 小森 勉 茨城県日立市川尻町4丁目10番1号 日立 電線ファインテック株式会社内 (72)発明者 遠藤 勝雄 茨城県日立市日高町5丁目1番1号 日立 電線株式会社日高工場内 Fターム(参考) 5G311 CA01 CB01 CD03

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 片面に接着層を備えた一組のプラスチッ
    クフィルムによって単数もしくは複数の導体をその上下
    から挟んで一体化したフレキシブルフラットケーブルに
    おいて、上記接着層を接着剤にノンハロゲン系難燃剤を
    添加したもので形成すると共に、上記プラスチックフィ
    ルムを自己消火性を有するもので形成したことを特徴と
    する環境調和型フレキシブルフラットケーブル。
  2. 【請求項2】 上記自己消火性を有するプラスチックフ
    ィルムが、ポリフェリレンサルファイド又はポリエーテ
    ルイミド、あるいはアラミドのいずれか、またはこれら
    を複合したものであることを特徴とする請求項1に記載
    の環境調和型フレキシブルフラットケーブル。
  3. 【請求項3】 上記ノンハロゲン系難燃剤が、水酸化物
    難燃剤であることを特徴とする請求項1又は2に記載の
    環境調和型フレキシブルフラットケーブル。
  4. 【請求項4】 上記接着層の厚み(T)と導体の厚み
    (t)との比(T/t)を0.5≦T/t≦1.0とし
    たことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の環
    境調和型フレキシブルフラットケーブル。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017076473A (ja) * 2015-10-13 2017-04-20 古河電気工業株式会社 フラットケーブル、これを用いた回転コネクタ、及びフラットケーブルの製造方法
JP2018032486A (ja) * 2016-08-23 2018-03-01 古河電気工業株式会社 フラットケーブル、これを用いた回転コネクタ、及びフラットケーブルの製造方法

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